JPH0727080A - スクロール式機械 - Google Patents

スクロール式機械

Info

Publication number
JPH0727080A
JPH0727080A JP6129669A JP12966994A JPH0727080A JP H0727080 A JPH0727080 A JP H0727080A JP 6129669 A JP6129669 A JP 6129669A JP 12966994 A JP12966994 A JP 12966994A JP H0727080 A JPH0727080 A JP H0727080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scroll
contaminant
annular
lubricating oil
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6129669A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3547483B2 (ja
Inventor
Gary K Fain
ケント フェィン ガリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Copeland Corp LLC
Original Assignee
Copeland Corp LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Copeland Corp LLC filed Critical Copeland Corp LLC
Publication of JPH0727080A publication Critical patent/JPH0727080A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3547483B2 publication Critical patent/JP3547483B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0215Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/02Lubrication; Lubricant separation
    • F04C29/028Means for improving or restricting lubricant flow

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械各部に送られる潤滑油から極く微細な夾
雑汚染物までも分離除去して、摩耗防止により機械寿命
を向上させる。 【構成】 駆動軸32に主潤滑油ポンプとして機能する
同心の穴38を設けてあるスクロール式機械において、
下部軸受箱20に取付け固定した環状部材204によ
り、油溜まりとポンプ間の流路中に段部を形成した。こ
の段部は汲み上げられて行く潤滑油中に、汚染物を分離
することとする環状の渦を生じさせる。この渦の形成促
進のためには、駆動軸と共に回転するインペラ230
を、上記穴内に設置する。汚染物貯溜用の環状チャンバ
250とそれに連らなる複数のオリフィスを、環状部材
と下部軸受箱間に形成した。チャンバは磁石206を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スクロール式圧縮機
等のスクロール式機械に関するものである。特にこの発
明は汚染物捕捉器、油ポンプ及び油スクリーンを含む、
スクロール式機械用の改良された潤滑油ポンプ機構に係
る。
【0002】
【従来の技術】流体圧縮用或は膨張用のスクロール式機
械は通常、各別の軸線まわりで生成されたインボリュー
ト形の、直立し互いにかみ合わされている2個の螺旋翼
ないしスクロールを備えている。各スクロールはその端
板上に設けられ、他方のスクロールの端板に接するかほ
ぼ接するように配置されている翼先を有する。各スクロ
ールはまた、他方のスクロールの翼側面に対し可動の線
接触或はほぼ線接触をして両スクロール間に複数の可動
流体ポケットを形成する翼側面を、有する。両スクロー
ル間の相対的な旋回運動によって流体ポケットは、流体
圧縮のためにはスクロールの放射方向の外端位置から内
端位置まで移動せしめられ、流体膨張のためにはスクロ
ールの放射方向の内端位置から外端位置まで移動せしめ
られる。一方のスクロールのみを旋回動させることも、
両スクロールを互いに偏心的に回転動させることも、可
能である。
【0003】非旋回スクロールを有する仕様の通常のス
クロール式機械は、非旋回スクロールとかみ合う旋回ス
クロール、この旋回スクロールに加わる軸線方向の荷重
を支えるスラスト軸受、及びこのスラスト軸受を含む種
々の機械運動部分を潤滑するための潤滑油供給機構を有
する。したがってスクロール式機械の分野では、改良さ
れた潤滑方法及び潤滑装置が絶えず要求されて来てい
る。
【0004】スクロール式圧縮機では普通、クランク軸
の下端部内に形成した大径の穴を主潤滑油ポンプとして
機能させる。この大径の穴ないし主ポンプは、主ポンプ
の外周位置からクランク軸の上端にまで延びている比較
的小径の穴と連通させてあって、潤滑を必要とする様々
な機械構成要素の全てに潤滑油を供給する。クランク軸
の下端部、したがって大径穴は圧縮機の外殻底部の潤滑
油溜まり中に臨ませてあり、主ポンプに対し潤滑油が連
続して与えられる。
【0005】主ポンプが油溜まりから潤滑油を吸込むと
き、この潤滑油にはごみ等の断片、金属切削粉、その他
の形の汚染物が含まれていることが多い。したがって主
ポンプは圧縮機を通して、潤滑油だけでなくそれに含ま
れる汚染物も循環させることになる。汲み上げられる油
を清浄化するためにスクリーン及びフィルタを用いる試
みがなされているが、これらのスクリーン及びフィルタ
は比較的大径(>0.005インチ=0.13mm)の
汚染物のみを除去可能である。より小寸法の粒子、特に
極く微細な粒子(直径0.001インチ=0.025m
m以下)は、潤滑油と共にスクロール式圧縮機の軸受及
びスラスト受け面を通過して循環せしめられて様々な機
械要素に摩耗を生じさせる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって実質的に全
ての懸濁汚染物を除去可能である潤滑油浄化機構を設け
ることができれば、それは極く望ましいことである。そ
してそうできれば潤滑ポンプ機構がスクロール式機械を
通して清浄な潤滑油を分配供給し、摩耗を減らして機械
寿命を向上させることになる。この発明は、そのような
潤滑油浄化機構を備えたスクロール式機械を提供しよう
とするものである。
【0007】
【発明の要約】この発明は一面側に第1の螺旋翼を有す
る第1のスクロール部材、一面側に第2の螺旋翼を有す
る第2のスクロール部材であって、該第2の螺旋翼を上
記第1の螺旋翼に対し、第2のスクロール部材に対し上
記第1のスクロール部材が相対的に旋回せしめられるに
つれて容積を変更して行く可動の流体ポケットが両螺旋
翼間に形成されるようにかみ合わされている第2のスク
ロール部材、及び上記した両スクロール部材間に相対的
な旋回を生じさせるための駆動手段、を備えるスクロー
ル式機械に係る。このスクロール式機械はまた、可動の
機械構成要素に対し油溜まりから潤滑油を供給するため
の油供給手段を含む。
【0008】この発明に係るスクロール式機械は、上記
した油供給手段によって汚染物分離力を与えられて潤滑
油から夾雑汚染物を除去する汚染物除去手段を備える。
すなわち油供給手段によって油溜まりから汲み上げられ
て行く潤滑油の流路を段付けされたものに形成して、汲
み上げられて行く潤滑油中に環状の渦を生じさせる。こ
の渦に捕捉される汚染物粒子は外向きの加速力を受けて
放射方向の外向きに、次いで渦から下向きに汚染物捕捉
領域へと、移動する。渦の形成を促進しその強度を高め
るためには、油供給手段によって駆動を受けるインペラ
を設ける。上記した潤滑油流路の段付けは流路の始端部
に貫通する開口を有する環状部材を固定設置し、この環
状部材の出口端を流路の段部に形成することで、行え
る。この環状部材には該部材中で潤滑油の渦流が生じる
ことを防止するため、エーロフォイル形状の複数の翼を
設けるのがよい。また上記インペラは、機械駆動軸ない
しクランク軸に主油ポンプとして機能する同心的な穴を
設ける構造において、該穴内に配置し駆動軸と共に回転
するように該駆動軸に取付けて設けることができる。
【0009】分離除去された夾雑汚染物を機械中に保持
貯溜しておくために、この発明は環状のものであるのが
好ましいチャンバを備えた汚染物保持手段を設ける。上
記した汚染物捕捉領域へと達した分離汚染物は、重力の
作用で上記チャンバ中へと導くこととされる。そのため
の汚染物落下通路は、特定の場合に潤滑油中に混入する
こととなる液状物のフラッシング(蒸発気化)現象によ
って汚染物がチャンバから吹き出され油溜まり中に戻る
ことを防止するように、複数の漏斗状オリフィスによっ
て形成するのがよい。汚染金属微粒子を保持勾束してお
くために、チャンバ内に環状の磁石を配置しておくのが
好ましい。チャンバの容積は、スクロール式機械の通常
の稼働寿命の間に送られて来る汚染物を貯溜可能である
大きさに設計される。
【0010】この発明に従った汚染物の分離除去機構
は、極く微細な夾雑汚染物の除去に特に有効である。比
較的大寸法の汚染物を除去するため、スクリーン又はフ
ィルタを付加することもできる。
【0011】この発明によればスクロール式機械の可動
部に潤滑油と共に送られる汚染物の量が極減され、摩耗
が防止されて機械寿命が大きく向上する。この発明の他
の特徴と長所は、添付図面を参照して行う以下の説明か
ら明瞭に理解できる。
【0012】
【実施例】この発明は数多くの異なった型式のスクロー
ル式機械において実施できるが、例示上の目的からして
スクロール式圧縮機において実施した例について述べ
る。図面の全体にわたり同一の符号は、同一の部分或は
対応する部分を指すのに用いられている。図1にはこの
発明に従った潤滑機構を組込んであるスクロール式圧縮
機10を、縦断面図で示してある。圧縮機10はほぼ円
筒状の密閉外殻12を備え、この外殻12の上端にはキ
ャップ14を溶着固定してある。キャップ14には冷媒
吐出管接手16が設けられており、この吐出管接手16
には通常の吐出弁(図示せず)を内蔵させてもよい。円
筒状外殻12に取付けられた他の機械要素には、キャッ
プ14とほぼ同一の点で外殻12に対し周端部を溶着し
てある横向きの仕切り壁18、本技術分野で周知である
方法により多数の点で外殻12に対し周端部を溶着して
ある下部軸受箱20、及び吸入ガス入口管接手22が含
まれる。
【0013】下部軸受箱20は外殻12内で主軸受箱2
4、モータ固定子26、下部軸受28及び非旋回スクロ
ール部材30を位置決め支持している。上端に偏心した
クランクピン34を有するクランク軸32を、下部軸受
箱20中の下部軸受28と主軸受箱24中の上部軸受3
6とに回転自在に支承させて設けてある。クランク軸3
2はその下端部に通常の比較的大径の油ポンプ用同心穴
38を有し、この穴38は、クランク軸32の上端まで
延びるより小径の穴40に連通させてある。円筒状外殻
12内の下端部分には通例のように潤滑油を収容してあ
り、クランク軸32下端のポンプ穴38は穴40と協力
して潤滑油を、潤滑を必要とする様々な圧縮機部分の全
てに対し後述のように給油する。
【0014】クランク軸32は、内部を貫通するモータ
巻線42を有するモータ固定子26とクランク軸32に
圧嵌めされ下部釣合い重り46及び上部釣合い重り48
を有するモータ回転子44とを備える電動モータによっ
て、回転駆動される。
【0015】主軸受箱24は、軸受ケーシング50と上
部軸受箱52を含んでいる。軸受ケーシング50はほぼ
円筒状の中心穴部54を有し、この中心穴部54内でク
ランク軸32の上端部が軸受36によって回転可能に支
持されている。軸受ケーシング50上には中心穴部54
の外周縁付近で直立する環状突部56を設けてあり、こ
の環状突部56は精密に機械加工された放射方向外向き
の面58、精密に機械加工された放射方向内向きの面5
9、及び上方向きの位置決め面60を有する。周方向で
間欠配置した複数個の支持アーム62を、中心穴部54
からほぼ放射方向外向きに延出させてあり、該支持アー
ム62は下部軸受箱20に対し係合支持させるものに形
成されている、軸線方向延出部分を備えている。各支持
アーム62における該軸線方向延出部分の端には、下部
軸受箱20に対し係合させる段部64を設けてある。段
部64は下部軸受箱20のつき合せ部に設けられた、対
応する凹溝に嵌まって下部軸受箱20に対し軸受ケーシ
ング50を放射方向で位置決めするものに、設計されて
いる。
【0016】主軸受箱24の上部軸受箱52はほぼカッ
プ状のものに形成されており、一体形成された上部環状
ガイドリング部66、このリング部66の下方に配置さ
れた環状の軸線方向スラスト受け面68、及びこの軸線
方向スラスト受け面68の下方で該受け面68の放射方
向外側を取り巻くように位置させてある第2の支持座面
70を有する。軸線方向スラスト受け面68は旋回スク
ロール部材72を軸線方向で可動に支持するのに役立
ち、支持座面70はオルダム接手74用の支持体となっ
ている。上部軸受箱52の下端は、放射方向内向きの面
76及び軸線方向下向きの面78をそれぞれ形成する環
状凹溝を含み、面76,78は、軸受ケーシング50の
面58,60と係合して該軸受ケーシング50と上部軸
受箱52とを互いに軸線方向及び放射方向で位置決めす
るものに形成されている。なおクランク軸32の上端に
取付けられている上部釣合い重り48の回転運動を許容
する空所80も、設けられている。この空所80を設け
ることにより上部釣合い重り48を旋回スクロール部材
72の至近位置に配置でき、該釣合い重りの全体として
みた寸法を減らすことができる。
【0017】上部軸受箱52に一体形成した環状ガイド
リング66は、非旋回スクロール部材30における放射
方向外向きのフランジ部84を取り巻くように配置され
ており、該フランジ部84に対し係合して非旋回スクロ
ール部材30を放射方向及び軸線方向で位置決めするも
のに形成されている放射方向外向きの面88を有する。
【0018】非旋回スクロール部材30は中心に配置の
吐出通路94を有し、この吐出通路94は上向きに開口
した溝96に対し連通し、溝96は仕切り壁18中の開
口98を介して、キャップ14と仕切り壁18とにより
区画形成されている吐出消音室100に対し連通してい
る。非旋回スクロール部材30はまたその上面に、同心
配置の平行する両内側壁を有する環状凹溝102を備え
ていて、この環状凹溝102内には環状の浮動シール1
04を上下動可能に密封配置してある。この浮動シール
104は凹溝102の底部を吸入圧力のガス及び吐出圧
力のガスから隔離して、該底部を通路(図示せず)によ
り中間圧力の流体源に対し連通させ得ることとする。こ
れによって非旋回スクロール部材30は旋回スクロール
部材72に向けて軸線方向で、非旋回スクロール部材3
0の中心部に加わる吐出圧力に基因する力と凹溝102
の底に加わる中間流体圧力に基因する力とによって移動
付勢を受ける。この軸線方向での圧力付勢及びスクロー
ル部材30を軸線方向で制限された範囲内で可動に支持
するための種々の技術手段は、本願出願人が所有する米
国特許No.4,877,382に詳細に記載されてお
り、ここに同特許を引用してその記載を加入する。
【0019】両スクロール部材30,72間の相対回転
は上述した米国特許No.4,877,382に開示さ
れている型式の通常のオルダム接手74によって阻止で
きるが、また本願出願人の出願に係る特願平3−254
406号(特開平4−234502号公報参照)に開示
されている型式のオルダム接手も用いることができる。
【0020】図示の圧縮機はガス入口22を介して導入
される吸入ガスが一部、外殻12内へと逃げてモータの
冷却を援ける「低圧(low side)」型式のもの
である。戻り吸入ガスの適切な流れがある限り、モータ
は所期の温度限界内に留められる。しかし同流れが著し
く低下すると、冷却の消失により温度センサから制御装
置に対し信号が送られて機械が停止されるように、図ら
れている。
【0021】以上に説明して来たスクロール式圧縮機の
構造は、既に公知であるか或は本願出願人による出願中
の特許出願の主題とされているものである。この発明の
原理とするところを組込んである構造部は、独特の潤滑
ポンプ機構に係り、同機構はその全体を符号200で指
して示してある。潤滑ポンプ機構200は通常の態様
で、クランク軸32の底部に同心穴38の形のものであ
るポンプを含み、同心穴38は穴40と協力して潤滑を
必要とする圧縮機諸部分の全てに対し潤滑油を給送する
主ポンプとして働く。また潤滑ポンプ機構200は図2
から最もよく見てとれるようにインペラないしフリンガ
202、環状の入口ハウジング204及び環状の磁石2
06を備えた夾雑汚染物分離装置201を含んでいる。
【0022】前述したように下部軸受箱20は、クラン
ク軸32を回転可能に支承する下部軸受28を内装して
いる。下部軸受28は、下部軸受箱20内に配置のほぼ
鉛直な穴210中に配置されている。この穴210の直
下方で軸受箱20、クランク軸32及び入口ハウジング
204は協力して夾雑汚染物分離装置201を形成して
いる。入口ハウジング204はプラスチック射出成形品
であるのが好ましく、穴210の直下方で下部軸受箱2
0内に配置されている。テーパ付きの止め輪222をテ
ーパ付けした止め輪嵌入溝224に嵌めて、入口ハウジ
ング204の位置保持を行ってある。入口ハウジング2
04は中心に位置させた貫通する開口226を有し、こ
の開口226を通して圧縮機10用の主ポンプである同
心穴38に対し潤滑油が供給される。入口ハウジング2
04の下面は、エーロフォイルの形状のものに形成され
ている複数の翼228を有する。翼228は、主ポンプ
の揚程を減らすこととなる不所望の底部渦流が形成され
るのを阻止するように働く。
【0023】インペラ202は入口ハウジング204の
中心開口226の僅かに上方の位置で穴38内に、圧嵌
又は他の公知の手段によって固定設置されている。した
がってインペラ202はクランク軸32の油入口の低端
よりも僅かな間隔だけ、上方に位置している。図示の好
ましい実施例において同間隔は約2−3mmである。こ
のインペラ202の間隔付け配置によってインペラ20
2の入口底端230が開放状態に留められ、該底端23
0に沿った放射方向の圧力勾配を支えきれなくなる。こ
れよりして図6に矢印で示すように強い循環流れが発達
し、この循環流れによってクランク軸32の底端内径に
沿う環状の渦が生ぜしめられる。この旋回渦流はインペ
ラ202が無くとも或る程度、開口226下流側での境
界層はがれ(flow separation)に基因
して生じるが、インペラ202を設けることによって渦
の形成と強度が助長される。同心穴38を含むクランク
軸32の下端は部分232でテーパ付けされており、こ
のテーパ付け部分232に連らねてアール部分234が
設けられ、アール部分234端で穴38内に開いてい
る。このテーパ付け及びアール付けされた軸端によって
クランク軸32の起動時速度急上昇中におけるスクイズ
膜(squeeze film)による圧力低下が減ら
される。
【0024】上記した強度の渦中で旋回する夾雑汚染物
は外向きの加速力を受けて渦から下方向きに移動し、ク
ランク軸32と入口ハウジング204間に形成された入
口領域240中に入る。分離された夾雑汚染物は次いで
遠心的に、回転中のクランク軸32の底端と静止した入
口ハウジング204の上端との間の分別領域242中に
引き込まれる。インペラ202によって潤滑油に或る程
度の旋回動が与えられ、クランク軸32と入口ハウジン
グ204間に位置する潤滑油はクランク軸32の回転速
度よりも小さな速度で旋回する。このため分離された夾
雑汚染物は遠心力により外向きに移動せしめられて、入
口ハウジング204と下部軸受箱20中に設けられた環
状壁246とによって形成されている複数の漏斗状オリ
フィス244へと達する。環状壁246は複数のオリフ
ィス244の外面を形成しており、入口ハウジング20
4の外面に施された複数の漏斗状アンダーカット248
(図4,5)によって複数の漏斗状オリフィス244が
完成されている。複数の漏斗状オリフィス244によっ
て夾雑汚染物は、下部軸受箱20と入口ハウジング20
4間に形成されている環状保持チャンバ250へと導か
れる。夾雑汚染物は重力の作用で漏斗状オリフィス24
4中を通過する。夾雑汚染物のこの移動は、各漏斗状オ
リフィス244内に形成される微小渦流によっても促進
される。
【0025】夾雑汚染物は保持チャンバ250中に入る
と、オリフィス244内の微小渦流と圧縮機10の振動
との両者の作用で分散せしめられる。鋳鉄のような金属
粒子は、保持チャンバ250内に配置の環状の磁石20
6に吸引される。保持チャンバ250の容積は、圧縮機
10の通常の稼働寿命中に分離されて来る普通量の夾雑
汚染物を貯溜可能に設定されている。
【0026】保持チャンバ250内で保持貯溜されてい
る夾雑汚染物に関しこれらの収集された夾雑汚染物が、
圧縮機10に接続される蒸発器(図示せず)の液状フラ
ッシュ冷媒による除霜中とか液状冷媒が存在する条件下
での圧縮機10の起動中に吹き出されてしまうのを阻止
することが、重要である。漏斗状オリフィス244は比
較的小径の孔252で終っており、漏斗小径端の直径は
約0.035インチ(0.89mm)であるのが望まし
い。この小径孔252は夾雑汚染物の吹き出しを制限す
る。またクランク軸32と下部軸受箱20とによって区
画形成されている環状の室254のダンパー容積中で潤
滑油に混入する液状冷媒が急速蒸発(flash of
f)することによって保持チャンバ250に対し背圧が
与えられ、この背圧によって保持チャンバ250中での
混入冷媒の蒸発による圧力上昇が徐々に行われることと
なり同チャンバ250内の物質へ与えられるじょう乱が
少なくされる。
【0027】夾雑汚染物分離装置201は慣性型の分離
器である。この装置は潤滑油から極く微細な粒子(0.
001インチ=0.025mm以下)を分離することが
できる。装置201は、従来技術に従って設けられてい
たスクリーン又はフィルタでは捕捉できなかった微粒を
捕捉する。分離装置201は夾雑汚染物を第1回目の通
過時に全て捕捉可能なわけではないが、圧縮機10内を
潤滑油が連続して循環される間に同潤滑油を清浄化す
る。クランク軸32の中心線付近での油流れは渦によっ
て影響されず、潤滑油の所要の連続した流れが保証され
る。潤滑油の清浄化を補助するために微細メッシュの潤
滑油スクリーン260をクランク軸32の穴38内に、
比較的大径の夾雑粒子を捕捉するように組込んである。
このスクリーン260は、直径が0.004インチ
(0.1mm)よりも大きい粒子を阻止可能である微細
な150メッシュ・スクリーンであるのが望ましい。ス
クリーン260は面積を最大限として流体圧力損失を減
らすように、先のとがった多数の褶曲を有する形状のも
のに設計されている。このスクリーン260の形状は夾
雑物の捕捉上でも有利である。スクリーン260がクラ
ンク軸32と共に回転することからして夾雑物は褶曲の
外端部向きに移動し、スクリーン260内で該外端部の
領域中に詰め込まれる。スクリーン260は比較的大寸
法の粒子を捕捉できるが、より微細な粒子は捕捉し得な
い。したがってスクリーン260は循環する夾雑物の量
を減らすのに役立ち、一方、夾雑汚染物分離装置201
は全ゆる形の夾雑物を無くしてしまうように働く。
【0028】潤滑ポンプ機構200の作動は、外殻12
の底部に貯溜された潤滑油について開始する。クランク
軸32が回転するにつれ同心穴38が外殻12の底部か
ら潤滑油を汲み上げ、同穴38及び穴40を通して圧縮
機10の全体を通して流し、種々の部分(図示せず)を
通して外殻12の底部内に戻させる。外殻12の底部か
ら出て行く潤滑油は、入口ハウジング204の複数の翼
228をかき分けて移動する。引き続いて潤滑油は上昇
し、入口ハウジング204の開口226を通して流れ
る。潤滑油の一部は穴38内を進行して行き、他部はイ
ンペラ202により創成される強い渦流に捕えられる。
インペラ202による強い渦流中に捕えられた油は、上
述した潤滑油清浄化過程を経ることになる。
【0029】この発明の好ましい図示実施例について詳
細に説明して来たが、特許請求の範囲に記載を公正に解
釈した範囲を逸脱することなしに数多くの修正及び変更
を加えて本発明を実施可能である点が、理解されるべき
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の原理とするところを具体化してある
密閉型のスクロール式圧縮機の縦断面図である。
【図2】図1の圧縮機の低端付近の領域を示す拡大縦断
面である。
【図3】この発明に従った汚染物捕捉器の底面図であ
る。
【図4】図3の汚染物捕捉器の平面図である。
【図5】図3,4の汚染物捕捉器の側面図である。
【図6】この発明に従った汚染物分離通路を示す拡大断
面図である。
【符号の説明】
10 スクロール式圧縮機 12 外殻 20 下部軸受箱 30 非旋回スクロール部材 32 クランク軸 38 穴 40 穴 72 旋回スクロール部材 200 潤滑ポンプ機構 201 夾雑汚染物分離装置 202 インペラ 204 入口ハウジング(環状部材) 206 磁石 226 開口 228 翼 240 入口領域 242 分別領域 244 オリフィス 246 環状壁 248 アンダーカット 250 保持チャンバ 260 スクリーン

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面側に第1の螺旋翼を有する第1のス
    クロール部材、 一面側に第2の螺旋翼を有する第2のスクロール部材で
    あって、該第2の螺旋翼を上記第1の螺旋翼に対し、第
    2のスクロール部材に対し上記第1のスクロール部材が
    相対的に旋回せしめられるにつれて容積を変更して行く
    可動の流体ポケットが両螺旋翼間に形成されるようにか
    み合わされている第2のスクロール部材、 上記した両スクロール部材間に相対的な旋回を生じさせ
    るための駆動手段、 可動の機械構成要素に対し油溜まりから潤滑油を供給す
    るための油供給手段、 潤滑油から汚染物を除去してチャンバ中に貯溜するため
    の汚染物除去手段であって、汚染物を除去するための力
    を上記油供給手段によって与えられる汚染物除去手段、 汚染物が上記チャンバを出て上記油溜まり中に戻ること
    を阻止する阻止手段、を備えたスクロール式機械。
  2. 【請求項2】 前記チャンバ内に磁石を配置してある請
    求項1のスクロール式機械。
  3. 【請求項3】 前記油供給手段が前記油溜まり中で回転
    する軸を備えており、この軸が油供給手段の主油ポンプ
    を構成するところの軸線方向に沿う穴を有する請求項1
    のスクロール式機械。
  4. 【請求項4】 前記軸が、前記駆動手段と組合わされて
    いる駆動軸である請求項3のスクロール式機械。
  5. 【請求項5】 前記汚染物除去手段が前記油溜まりと前
    記軸内の前記穴との間で、潤滑油から汚染物を分離させ
    るところの環状の渦を生じさせる、段付けされた流路を
    備えている請求項3のスクロール式機械。
  6. 【請求項6】 段付けされた前記流路を、前記阻止手段
    によって形成させてある請求項5のスクロール式機械。
  7. 【請求項7】 前記した軸線方向に沿う穴内に配置され
    前記軸に、該軸と共に回転するように取付けられている
    インペラであって前記した環状の渦の形成を促すインペ
    ラを、備えている請求項5のスクロール式機械。
  8. 【請求項8】 前記軸と前記阻止手段が、前記した環状
    の渦と前記チャンバ間に環状の通路を形成している請求
    項5のスクロール式機械。
  9. 【請求項9】 前記阻止手段が入口端と出口端を有する
    環状部材を備えており、該環状部材をスクロール式機械
    のハウジングに固定して、これらの環状部材とハウジン
    グとにより前記チャンバを区画形成してある請求項1の
    スクロール式機械。
  10. 【請求項10】 前記チャンバ内に磁石を配置してある
    請求項9のスクロール式機械。
  11. 【請求項11】 前記環状部材の前記入口端に、エーロ
    フォイル状の複数の翼を形成してある請求項9のスクロ
    ール式機械。
  12. 【請求項12】 前記翼が、前記環状部材の前記した入
    口端と出口端間を流れる潤滑油の渦流形成を防止するも
    のである請求項11のスクロール式機械。
  13. 【請求項13】 前記環状部材と前記ハウジングとによ
    って、前記汚染物除去手段と前記チャンバ間の汚染物通
    路を構成する複数の漏斗状オリフィスを形成してある請
    求項9のスクロール式機械。
  14. 【請求項14】 前記汚染物除去手段がスクリーンを含
    むものである請求項1のスクロール式機械。
  15. 【請求項15】 スクロール式機械であって、 一面側に第1の螺旋翼を有する第1のスクロール部材、 一面側に第2の螺旋翼を有する第2のスクロール部材で
    あって、該第2の螺旋翼を上記第1の螺旋翼に対し、第
    2のスクロール部材に対し上記第1のスクロール部材が
    相対的に旋回せしめられるにつれて容積を変更して行く
    可動の流体ポケットが両螺旋翼間に形成されるようにか
    み合わされている第2のスクロール部材、 上記した両スクロール部材間に相対的な旋回を生じさせ
    るための駆動手段であって、下部軸受箱中で回転可能に
    支持され一端でスクロール式機械の油溜まり内の潤滑油
    中に臨む駆動軸を備えており、この駆動軸が上記一端か
    ら軸線方向に延びる軸線方向穴であってスクロール式機
    械の主油ポンプを構成する軸線方向穴を有するものであ
    る駆動手段、及び上記下部軸受箱に固定してある汚染物
    捕捉器であって、入口端と出口端を有する流路を形成
    し、この流路が、上記油溜まりから上記軸線方向穴へと
    汲み上げられて行く潤滑油から汚染物を分離するように
    働く環状の渦を潤滑油の一部に生じさせることとする段
    付け部分を、上記出口端に有するものである汚染物捕捉
    器、を備えており、上記した汚染物捕捉器と下部軸受箱
    とによってチャンバが区画形成されており、上記した環
    状の渦と該チャンバとの間の分離汚染物用の環状通路
    を、上記した汚染物捕捉器と駆動軸とによって形成して
    あるスクロール式機械。
  16. 【請求項16】 前記チャンバ内に磁石を配置してある
    請求項15のスクロール式機械。
  17. 【請求項17】 前記軸線方向穴内に配置されたインペ
    ラであって、前記駆動軸と共に回転するように該駆動軸
    に取付けられていて前記した環状の渦の形成を促すイン
    ペラを、備えている請求項15のスクロール式機械。
  18. 【請求項18】 前記汚染物捕捉器が、前記した流路の
    入口端に配置されていて該入口端と前記出口端間を流れ
    る潤滑油の渦流形成を防止するエーロフォイル状の複数
    の翼を有するものである請求項15のスクロール式機
    械。
  19. 【請求項19】 前記汚染物捕捉器がプラスチック製の
    ものである請求項15のスクロール式機械。
  20. 【請求項20】 前記した汚染物捕捉器と下部軸受箱と
    によって、前記した環状通路とチャンバ間に配置された
    複数の漏斗状オリフィスを区画形成してある請求項15
    のスクロール式機械。
  21. 【請求項21】 前記軸線方向穴内にスクリーンを配置
    してある請求項15のスクロール式機械。
  22. 【請求項22】 スクロール式機械であって、 一面側に第1の螺旋翼を有する第1のスクロール部材、 一面側に第2の螺旋翼を有する第2のスクロール部材で
    あって、該第2の螺旋翼を上記第1の螺旋翼に対し、第
    2のスクロール部材に対し上記第1のスクロール部材が
    相対的に旋回せしめられるにつれて容積を変更して行く
    可動の流体ポケットが両螺旋翼間に形成されるようにか
    み合わされている第2のスクロール部材、 上記した両スクロール部材間に相対的な旋回を生じさせ
    るための駆動手段、 可動の機械構成要素に対し油溜まりから潤滑油を供給す
    るための油供給手段、 上記油供給手段によって汚染物除去力を与えられて潤滑
    油から汚染物を除去する汚染物除去手段、及び上記汚染
    物除去手段に連通していて予定量の汚染物を貯溜可能で
    ある汚染物保持手段であって、スクロール機械のハウジ
    ングに対し固定され該ハウジングと共に汚染物貯溜用の
    ほぼ環状のチャンバを形成する環状部材を有する汚染物
    保持手段、を備えたスクロール式機械。
JP12966994A 1993-06-28 1994-05-18 スクロール式機械 Expired - Fee Related JP3547483B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/083,278 1993-06-28
US08/083,278 US5372490A (en) 1993-06-28 1993-06-28 Scroll compressor oil pumping system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0727080A true JPH0727080A (ja) 1995-01-27
JP3547483B2 JP3547483B2 (ja) 2004-07-28

Family

ID=22177312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12966994A Expired - Fee Related JP3547483B2 (ja) 1993-06-28 1994-05-18 スクロール式機械

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5372490A (ja)
EP (1) EP0632201B1 (ja)
JP (1) JP3547483B2 (ja)
KR (1) KR100299753B1 (ja)
CN (1) CN1064439C (ja)
DE (1) DE69407880T2 (ja)
TW (1) TW268076B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6302773B1 (en) 1999-04-19 2001-10-16 Seiko Instruments Inc. Polishing device, end face polishing apparatus having polishing device, and end face polishing method

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR0162337B1 (ko) * 1995-04-03 1999-03-20 구자홍 밀폐형 압축기의 급유장치
US5533875A (en) * 1995-04-07 1996-07-09 American Standard Inc. Scroll compressor having a frame and open sleeve for controlling gas and lubricant flow
US5785151A (en) * 1996-11-15 1998-07-28 Tecumseh Products Company Compressor with improved oil pump and filter assembly
US6039550A (en) 1997-07-18 2000-03-21 Scroll Technologies Magnetic debris trap
CN1109821C (zh) * 1997-10-23 2003-05-28 Lg电子株式会社 密封式压缩机中的吸油结构
DE19825650C2 (de) * 1998-06-09 2001-03-01 Danfoss As Schmierölversorgungseinrichtung für ein Gerät mit rotierender Gerätewelle
US6257840B1 (en) * 1999-11-08 2001-07-10 Copeland Corporation Scroll compressor for natural gas
JP2001200988A (ja) * 2000-01-17 2001-07-27 Honda Motor Co Ltd 油供給装置
US6374621B1 (en) 2000-08-24 2002-04-23 Cincinnati Sub-Zero Products, Inc. Refrigeration system with a scroll compressor
US7094043B2 (en) * 2002-09-23 2006-08-22 Tecumseh Products Company Compressor having counterweight shield
US7179069B2 (en) * 2004-08-25 2007-02-20 Copeland Corporation Motor compressor lubrication
JP4991136B2 (ja) * 2005-09-20 2012-08-01 三洋電機株式会社 圧縮機
SG132540A1 (en) * 2005-11-25 2007-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Magnetic trap for ferrous contaminants in lubricant
CN102493942B (zh) * 2008-12-30 2014-04-30 上海日立电器有限公司 用于空调压缩机的油气分离挡板
TWI384157B (zh) * 2009-12-17 2013-02-01 Ind Tech Res Inst 冷媒壓縮機供油結構
US8435016B2 (en) * 2010-11-10 2013-05-07 Hamilton Sundstrand Corporation Vertical shaft pumping system with lubricant impeller arrangement
TW201348586A (zh) * 2012-05-29 2013-12-01 Chang Jung Christian University 擺動翼片式液體幫浦
CN102966515A (zh) * 2012-11-29 2013-03-13 广州万宝集团压缩机有限公司 一种冰箱压缩机及油过滤装置
CN103511264B (zh) * 2013-08-01 2016-03-16 广东美芝制冷设备有限公司 旋转式压缩机
US10240609B2 (en) * 2015-05-29 2019-03-26 Ge Aviation Systems Llc Screw pump and impeller fan assemblies and method of operating
CN105545402A (zh) * 2016-01-15 2016-05-04 李秀林 机油直压供油泵
CN105782045B (zh) * 2016-05-05 2018-04-10 北京朗禾科技有限公司 具有自循环润滑系统的立式干泵
US11236648B2 (en) 2018-11-20 2022-02-01 Emerson Climate Technologies, Inc. Climate-control system having oil cooling control system
CN110630498A (zh) * 2019-09-11 2019-12-31 河北昊方新能源科技有限公司 具有吸气增压的涡旋制冷压缩机
US11835046B2 (en) * 2019-10-31 2023-12-05 Copeland Climate Technologies (Suzhou) Co., Ltd. Main bearing housing assembly and scroll compressor having the main bearing housing assembly
CN113123972B (zh) * 2019-12-31 2023-06-06 丹佛斯(天津)有限公司 油泵和涡旋压缩机
US11566624B2 (en) 2020-10-21 2023-01-31 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor having lubrication system

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5960097A (ja) * 1982-09-29 1984-04-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd ベ−ン回転式圧縮機の給油装置
US4549861A (en) * 1984-06-28 1985-10-29 Sundstrand Corporation Rotating positive displacement scroll apparatus with lubricating pump
DE3604351A1 (de) * 1985-02-14 1986-08-14 Volkswagen AG, 3180 Wolfsburg Lager-schmiereinrichtung
JPS6226394A (ja) * 1985-07-26 1987-02-04 Hitachi Ltd 横形ロ−タリ式圧縮機
JPS62199991A (ja) * 1986-02-28 1987-09-03 Hitachi Ltd ロ−タリ式密閉形圧縮機
US4724928A (en) * 1986-04-14 1988-02-16 Carrier Corporation Single stage oil pump lubrication system
US4750864A (en) * 1986-04-28 1988-06-14 Carrier Corporation Compressor lubrication and noise reduction system
US4877382A (en) * 1986-08-22 1989-10-31 Copeland Corporation Scroll-type machine with axially compliant mounting
US5176506A (en) * 1990-07-31 1993-01-05 Copeland Corporation Vented compressor lubrication system
JPH04262088A (ja) * 1991-01-31 1992-09-17 Mitsubishi Electric Corp スクロール圧縮機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6439973B2 (en) 1998-07-31 2002-08-27 Seiko Instruments Inc. Polishing device, end face polishing apparatus having polishing device, and end face polishing method
US6302773B1 (en) 1999-04-19 2001-10-16 Seiko Instruments Inc. Polishing device, end face polishing apparatus having polishing device, and end face polishing method

Also Published As

Publication number Publication date
CN1101098A (zh) 1995-04-05
US5372490A (en) 1994-12-13
TW268076B (ja) 1996-01-11
CN1064439C (zh) 2001-04-11
EP0632201B1 (en) 1998-01-14
KR950001110A (ko) 1995-01-03
EP0632201A1 (en) 1995-01-04
DE69407880D1 (de) 1998-02-19
DE69407880T2 (de) 1998-04-30
KR100299753B1 (ko) 2002-06-20
JP3547483B2 (ja) 2004-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3547483B2 (ja) スクロール式機械
JP3730260B2 (ja) スクロール式コンプレッサ
JP3147676B2 (ja) スクロール圧縮機
KR0126627Y1 (ko) 오일 실드
EP0717192B1 (en) Oil level control device for a compressor
CN108286522B (zh) 压缩机
JP2004232569A (ja) スクリュー圧縮機
US4854831A (en) Scroll compressor with plural discharge flow paths
JP2006342722A (ja) 圧縮機
JP6491526B2 (ja) 気体圧縮機
JP2020531728A (ja) 回転機構
US7018185B2 (en) Liquid recovery method and system for compression mechanism
WO2018130134A1 (zh) 压缩机
WO2019024686A1 (zh) 油分离装置和卧式压缩机
JPH1018980A (ja) スクロール圧縮機
JPH07158569A (ja) スクロール流体機械
CN109386467B (zh) 油分离装置和卧式压缩机
JPH051683A (ja) 高圧ドーム形圧縮機
JPH0914165A (ja) 冷媒回転圧縮機
RU2779727C1 (ru) Инерционный фильтр для блока интегрированого мотора-компрессора
JPH04321789A (ja) 圧縮機のオイル分離器
JP2000130370A (ja) 高圧ドーム形圧縮機
JPH1047283A (ja) スクロール圧縮機
JPH0211889A (ja) 密閉形圧縮機
JPH0337390A (ja) スクロール圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees