JPH07269193A - マスタ登録カード対応機能を備えた鍵管理装置 - Google Patents

マスタ登録カード対応機能を備えた鍵管理装置

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JPH07269193A
JPH07269193A JP5777994A JP5777994A JPH07269193A JP H07269193 A JPH07269193 A JP H07269193A JP 5777994 A JP5777994 A JP 5777994A JP 5777994 A JP5777994 A JP 5777994A JP H07269193 A JPH07269193 A JP H07269193A
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JP
Japan
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key management
card
master registration
management device
key
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JP5777994A
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Yasuto Rikuno
慶人 陸野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鍵管理制御に必要なIDコードなどのマスタ
登録情報が記憶されたマスタ登録カードを取り出し可能
に挿着できる鍵管理装置を提供する。 【構成】 カード用インターフェース5のコネクタ6に
マスタ登録カード4を挿着可能とし、マスタ登録カード
4を挿着したときに、マスタ登録カード4に記憶された
マスタ登録情報を制御手段1によって、主記憶部3に転
送する構成とし、カード用インターフェース5のコネク
タ6に挿着されたマスタ登録カード4のマスタ登録情報
と主記憶部3に記憶されたマスタ登録情報とが制御手段
1によって照合され、これらのマスタ登録情報が一致し
たときに、鍵保管ボックス7の小扉を解錠するように構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インテリジェントビル
等の出入口に設置され、各室の入室用鍵を集中管理する
鍵管理装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ビルやマンション等の各室の入室
用鍵を無人で集中管理する鍵管理装置が設置されるよう
になって来ている。すなわち、この鍵管理装置は、図7
に示したように、内部に鍵(不図示)を保管するために
設けられた箱体の前面に、鍵の取り出しや保管を可能と
する小扉104を設けた鍵保管ボックス103を複数個
列設し、この鍵保管ボックス103の側方に、カードリ
ーダ101とテンキー等の操作部102を設けて、鍵管
理カード(使用者が使用するIDコード、使用設定情報
などを記憶させたカード、不図示)に記憶させたIDコ
ードと操作部102から入力される暗証コードとを比較
照合することによって、IDコードについて予め特定さ
れた鍵保管ボックス103の小扉104を自動的に開く
ことができるようになっている。
【0003】また、このような鍵管理装置100では、
鍵保管ボックス103の小扉104の締め忘れやこじ開
け等の異常に対しては、アラームを出力させるととも
に、内部に配置されているプリンタユニットにも異常を
印字出力して管理できるようになっている。更に、この
ような鍵管理装置を運用する場合、各テナントなどの使
用者に特定の鍵保管ボックス103の小扉104を開く
ために、IDカードを一枚または複数枚配布しているこ
とが通例であり、そのため鍵の所有者を限定する必要が
なく、鍵の保管及び操作情報も鍵管理装置100に内蔵
させたプリンタユニットで印字出力できるため、無人で
鍵管理が行えるようになっている。
【0004】ところで、このような鍵管理装置の内部に
は、IDコード、暗証番号、どの小扉104を開閉する
のかといった制御に必要なマスタ登録情報がメモリ内に
記憶されているが、このようなマスタ登録情報の入力設
定、変更等の作業は、鍵管理装置の操作部を操作して行
われるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、鍵管理装置
100はビルやマンション等の出入口に設置されること
が多いため、鍵管理装置の操作部を操作して、上記した
ようなマスタ登録情報を入力設定したり、既に入力され
ているマスタ登録情報を変更する作業はことのほか面倒
であった。
【0006】また、このような鍵管理装置によれば、図
8に示すように、制御手段(CPU)105とROM1
06と主記憶部107とが備えられ、マスタ登録情報は
主記憶部107に格納されているため、主記憶部107
の内容が破壊された際に、鍵管理装置の運用を行うため
には主記憶部107に記憶されていたマスタ登録情報を
全て最初から入力為直ししなければならないなどの問題
があった。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めに提案されたもので、鍵管理制御に必要なマスタ登録
情報を登録したマスタ登録カードを用いて、本体装置の
主記憶部に登録情報を転送したり、本体装置から登録し
たマスタ登録情報を取り出し出来るようにした鍵管理装
置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される本発明の鍵管理装置は、次のような構成と
なっている。すなわち、請求項1において提案された鍵
管理装置は、鍵を保管収容する鍵保管ボックスと、鍵保
管ボックスに収容された鍵の有無を検知する鍵検知部
と、鍵管理カードを挿入して読み書きを行うカードリー
ダと、鍵保管ボックスを解錠するためのIDコードを含
むマスタ登録情報を記憶する主記憶部と、上記カードリ
ーダによって読み取られた鍵管理カードに記憶されたI
Dコードを上記主記憶部に記憶されたマスタ登録情報と
比較参照し登録の有無を判別し、登録されていた場合に
は、対応した鍵保管ボックスの小扉を解錠する制御手段
とを備えた鍵管理装置の改良であって、マスタ登録カー
ドを抜き出し可能に挿着させるコネクタを有したカード
用インターフェースを備えており、このカード用インタ
ーフェースのコネクタにマスタ登録カードを挿着したと
きには、上記制御手段は、マスタ登録カードに記憶され
たマスタ登録情報を上記主記憶部に転送する構成となっ
ている。
【0009】請求項2では、上記マスタ登録カードに
は、少なくともIDコードを鍵管理装置の鍵保管ボック
スに対応させて書換え可能に記憶させた構成となってお
り、請求項3では、マスタ登録カードには、IDコード
を鍵管理装置の鍵保管ボックスに対応させて書換え可能
に記憶させるとともに、出入口などに設置された電気錠
にも対応させて書換え可能に記憶させている。
【0010】また、請求項4では、鍵管理装置の制御手
段は、上記カード用インターフェースに、マスタ登録カ
ードが挿着されているときに、上記鍵管理装置の操作部
を操作して、上記主記憶部へのマスタ登録情報の書換え
操作が行われたときには、この書換えられたマスタ登録
情報を上記カード用インターフェースに挿着されたマス
タ登録カードに転送する構成となっており、請求項5で
は、鍵管理装置の制御手段は、上記カード用インターフ
ェースに、マスタ登録カードが挿着されていないときに
は、上記鍵管理装置の主記憶部へのマスタ登録情報の書
換えを禁止するようになっている。
【0011】更に、請求項6では、請求項1に記載の鍵
管理装置において、特に警報手段を更に備え、上記鍵管
理装置の制御手段は、上記カード用インターフェースに
挿着されたマスタ登録カードに記憶された登録情報と、
上記主記憶部に記憶された登録情報とを所定の時間間隔
で比較照合し、差異を生じたときには、警報手段を作動
して警報音を出力する構成となっている。
【0012】更に、請求項7、請求項8には、マスタ登
録カードへの登録情報の書き込みが、専用のデータ書き
込み装置や、パーソナルコンピュータによって行われる
構成となっている。
【0013】
【作用】本発明の鍵管理装置によれば、次のような作用
が奏される。すなわち、請求項1によれば、IDコード
などの登録情報をマスタ登録カードへ書き込んだ後、マ
スタ登録カードをコネクタを有したカード用インターフ
ェースに挿着すれば、書き込んだマスタ登録情報は鍵管
理装置の主記憶部にも自動的に転送されるので、主記憶
部へのマスタ登録情報の書き込みや書換えは、マスタ登
録カードへの書き込み、変更を通じて行える。
【0014】このため、鍵管理装置の操作部を操作し
て、登録情報を逐一入力したり、変更する手間がなくな
る。また、鍵管理装置からマスタ登録カードを取り外し
て、専用のデータ書き込み装置やパーソナルコンピュー
タに入力させて、マスタ登録情報を表示して書換えた
り、書き込んだマスタ登録情報を外部記憶装置にバック
アップすることもできる。
【0015】請求項2、3では、マスタ登録カードに
は、IDコードを鍵保管ボックスに対応させて生成した
鍵管理制御システム用の解錠テーブルや、IDコードを
電気錠制御システムの電気錠に対応させて生成した電気
錠制御システム用の解錠テーブルを記憶させたり、記憶
したマスタ登録情報の書換えが出来る。請求項4では、
テナントが代わった場合等において、カード用インター
フェースに、マスタ登録カードを挿着した状態で鍵管理
装置の操作部を操作して主記憶部へのマスタ登録情報を
書換えれば、この書換えられたマスタ登録情報はマスタ
登録カードに転送される。
【0016】したがって、このマスタ登録カードを外部
の集中管理センターに備えられたホストコンピュータに
挿着して、マスタ登録カードに記憶されたマスタ登録情
報を取り込めば、外部の管理センターでは、書換えられ
たマスタ登録情報を容易に収集することができ集中して
管理できる。請求項5では、カード用インターフェース
にマスタ登録カードが挿着されていないときには、鍵管
理装置の主記憶部のマスタ登録情報の書換えが禁止され
るので、マスタ登録情報がマスタ登録カードに転送され
ない状態で書換えられるのが防止できる。従って、マス
タ登録カードを収集するだけで、鍵管理装置に登録され
ているマスタ登録情報を外部の集中管理センターで集中
して管理することが確保される。
【0017】請求項6では、カード用インターフェース
に挿着されたマスタ登録カードに記憶された登録情報
と、鍵管理装置の主記憶部に記憶された登録情報とが異
なるときに、警報手段が作動して警報音が出力されるの
で、マスタ登録カードをカード用インターフェースに挿
着させ転送させたときに、マスタ登録情報の一部の情報
がばけて転送された場合に異常として発見ができるの
で、信頼性が一層向上する。
【0018】請求項7では、マスタ登録カードへの登録
情報の書き込みを、専用のデータ書き込み装置によって
行うことができるので、ビルやマンション等の出入口に
設置された鍵管理装置での登録情報の書き込み作業を行
う必要がなく、マスタ登録カードへの登録情報の書き込
み作業を行うことが出来る。更に、請求項8では、マス
タ登録カードへの登録情報の書き込みは、パーソナルコ
ンピュータで行うことができるので、登録情報書き込み
のための専用の装置を別に設置する必要がなく、経費の
削減を図ることができ、且つ、登録情報書き込み作業を
一層容易に行うことができる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の一実施例について説明す
る。図1は本発明の鍵管理装置の要部を示したブロック
図、図2は内部構成を示したブロック図である。鍵管理
装置Aは、鍵管理装置Aを運用するためのマスタ登録情
報が記憶されている主記憶部3と、カードリーダ8で読
み取られた鍵管理カード(IDコード等の個人情報が記
憶されており、使用者が所持する、不図示)内に記憶さ
れたIDコードや、テンキーを操作するなどして入力さ
れた暗証番号と、上記主記憶部3に予め登録されている
マスタ登録情報とを比較照合して、鍵管理カードのID
コードの登録の有無を判別し、登録されている場合に
は、そのIDコードに対応させた鍵保管ボックスの小扉
を解錠させるCPUをから成る制御手段1、鍵管理制御
に必要なプログラムを格納させたROM2と、前記主記
憶部3に転送されるマスタ登録情報を記憶しているマス
タ登録カード4と、前記マスタ登録カード4を上記鍵管
理装置Aに接続するためのコネクタ6を有するカード用
インターフェース5とを備えた構成となっている(請求
項1)。
【0020】このような鍵管理装置Aでは、マスタ登録
カード4に記憶されているマスタ登録情報は、マスタ登
録カード4をカード用インターフェース5のコネクタ6
に挿着すれば、同じ内容のマスタ登録情報が主記憶部3
にも自動的に転送されるようになっており、また、マス
タ登録カード4を取り外している間は、鍵管理装置Aは
主記憶部3に格納されたマスタ登録情報を使用して運用
が出来るようになっている。ところが、マスタ登録カー
ド4を鍵管理装置Aより抜き出したとき、つまり、カー
ド用インターフェース5のコネクタ6に、マスタ登録カ
ード4が挿着されていないときには、マスタ登録情報の
変更、設定を禁止できるので防犯対策上も望ましい。
【0021】しかも、カード用インターフェース5のコ
ネクタ6に挿着されたマスタ登録情報と、主記憶部3に
記憶された登録情報とを所定の時間間隔で比較照合し、
差異が生じたときには、警報手段(不図示)を作動して
警報音を出力するように構成されている。このため、カ
ード用インターフェース5のコネクタ6にマスタ登録カ
ード4を挿着して、マスタ登録情報を主記憶部3に転送
したときに、データに一部ばけを生じた場合であって
も、定期的なチェックがなされるので、異常が検知され
ればアラームが出力される。
【0022】図2は、鍵管理装置Aのシステム構成図で
ある。図2を参照して、本発明のシステムを説明する
と、鍵管理装置Aは、上記基本構成に加えて、各室の鍵
を保管収納するための鍵保管ボックス7と、鍵管理カー
ドからIDコードを読み取るためのカードリーダ8と、
マスタ登録情報等の設定したデータを書き込み、主記憶
部3に記憶させるためのテンキーを備えた操作部9及び
表示部10とから構成されている。
【0023】図3(a),(b)は、マスタ登録カード
4へマスタ登録情報を書き込みするためのデータ書き込
み装置20の表示部21に表れる画面と、データ書き込
み装置20の操作部22の一例を示すものである。図例
では、マスタ登録カード4には、IDコードを鍵管理装
置Aの鍵保管ボックスに対応させて、鍵管理制御システ
ムの解錠テーブルを作成できるようになっている。
【0024】このデータ書き込み装置20の操作につい
て説明すると、マスタ登録カード4をカード挿着部(不
図示)に挿着した後に、操作部22における4方向のカ
ーソルキー22a、22b、22c,22dの何れかを
操作して、表示部21に表示されたボックス番号[#
1]〜[#50]の何れかにカーソル(不図示)を移動
し、操作部22のテンキー22eを操作して、IDコー
ド表示部21aにIDコードKを入力する。図例では、
ボックス[#2]に対しては、1234のIDコードが
入力されており、鍵保管ボックス[#2]の小扉を解錠
するためには、1234のIDコードが記憶された鍵管
理カードが必要なことが分かる。
【0025】尚、このマスタ登録カード4の登録情報の
書き込みは、上記データ書き込み装置20を用いること
なく、パーソナルコンピュータ(不図示)で行うことも
可能であり、この場合、マスタ登録カードへのデータの
書き込みは、MS−DOSやCS/2等のパーソナルコ
ンピュータで使用される各種のOS(オペレーションソ
フト)が使用される。
【0026】図4は、鍵管理装置Aを含む鍵管理システ
ムの全体の構成図である。尚、鍵管理装置Aは、図1に
示すものと同様であるので、説明を省略する。この鍵管
理装置Aは、インテリジェントビル等の出入口に設置さ
れ、集中管理センターには、前記データ書き込み装置2
0と、このデータ書き込み装置20に接続された外部記
憶装置30とが設置されている。
【0027】ここで、データ書き込み装置20によって
入力され記憶されたマスタ登録カード4のマスタ登録情
報は、外部記憶装置30に記憶されるので、バックアッ
プができ、集中管理センターでは集中した管理ができ
る。図5は、鍵管理装置Aと玄関口に設置された電気錠
40とを組み合わせた鍵管理/電気錠制御システムの全
体構成を示す図である。
【0028】尚、鍵管理装置Aは図5に示すものと同様
なので説明を省略するが、この鍵管理装置Aの制御手段
(CPU)1には、電気錠40に付加された外部カード
リーダ50が通信線60によって接続されている。この
ような構成によれば、1枚の鍵管理カードで入館と鍵管
理装置の使用ができ、鍵管理カードを外部カードリーダ
50に挿入し、IDコードが鍵管理装置Aの制御手段
(CPU)1で読み取られ、主記憶部3に記憶されてい
るIDコードと一致した場合には、制御手段(CPU)
1から解錠指令が電気錠40に送られ、電気錠40が解
錠され入館できる。そして、入館後は同じ鍵管理カード
を鍵管理装置Aのカードリーダ8に挿入し、対応した鍵
保管ボックスの小扉を解錠して使用できる。
【0029】図6は、マスタ登録カード4に、上記した
電気錠を解錠するためのIDコードもマスタ登録情報と
して書き込みするために使用されるIDコードの書き込
み画面を示しており、電気錠制御システム用の解錠テー
ブルを作成している。マスタ登録カード4をデータ書き
込み装置20に入力して、書き込みを行うときに表示部
21に表示される画面表示を示している。
【0030】IDコードの入力操作は、前記マスタ登録
カード4へ登録情報を入力するときの操作とほぼ同様な
ので説明を省略する。この鍵管理カードが図5に示す外
部カードリーダ50に挿入されると、鍵管理装置Aの主
記憶部3に記憶された複数のIDコードの内に、この鍵
管理カードのIDコードが入力されているかどうかが制
御手段(CPU)1で判別され、入力されていると判別
されると、図5における電気錠40が解錠される。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の鍵管理
装置によれば、マスタ登録情報の書き込みや書換えを、
マスタ登録カードへの書き込み、書換えを通じて行える
ので、鍵管理装置の操作部を操作して、登録情報を逐一
入力したり、設定変更する必要がなく、手間を省ける。
【0032】請求項2,3の鍵管理装置によれば、マス
タ登録情報として、鍵管理制御システム用の解錠テーブ
ルや、電気錠制御システム用の解錠テーブルが書換え可
能に記憶できる。請求項4の鍵管理装置によれば、鍵管
理装置の操作部を操作し主記憶部に記憶されたマスタ登
録情報を書換えた場合にも、この書換えられたマスタ登
録情報をマスタ登録カードに転送できるので、書換えれ
たマスタ登録カードを管理センターに収集することによ
って、管理センターでは各鍵管理装置のマスタ登録情報
を集中して管理できる。
【0033】請求項5の鍵管理装置によれば、カード用
インターフェースにマスタ登録カードが挿着されていな
いときには、鍵管理装置の主記憶部のマスタ登録情報の
書換えを禁止できるので、主記憶部に記憶されたマスタ
登録情報と、マスタ登録カードに記憶されたマスタ登録
情報とが異なることがない。請求項6の鍵管理装置によ
れば、カード用インターフェースに挿着されたマスタ登
録カードの登録情報と、データ転送時にエラーなどによ
って鍵管理装置の主記憶部に記憶された登録情報とが異
なった場合にも、警報手段を作動するので、誤動作や動
作不能が未然に報知できる。
【0034】請求項7の鍵管理装置によれば、データ書
き込み装置によって、マスタ登録カードへの登録情報の
書き込みを行うことができるので、鍵管理装置の操作部
を操作して登録情報の書き込みを行う必要がなく、この
書き込み作業が行い易い。更に、請求項8の鍵管理装置
によれば、マスタ登録カードへの登録情報の書き込み
を、パーソナルコンピュータで行うことができるので、
専用のデータ書き込み装置も要らず、経費の削減を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鍵管理装置の要部を示すブロック
図である。
【図2】実施例の鍵管理装置の内部構成を示すブロック
図である。
【図3】(a)はデータ書き込み装置のマスタ登録情報
入力時の表示画面、(b)は操作部の一例を示す図であ
る。
【図4】鍵管理装置を含む鍵管理制御システムの全体の
構成図である。
【図5】鍵管理装置と電気錠とを組み合わせた鍵管理/
電気錠制御システムの概略を示したブロック図である。
【図6】データ書き込み装置のマスタ登録情報入力時の
表示画面の例図である。
【図7】従来の鍵管理装置の外観を示す正面図である。
【図8】従来の鍵管理装置の内部構造を示すブロック図
である。
【符号の説明】
A 鍵管理装置 1 制御手段 3 主記憶部 4 マスタ登録カード 5 カード用インターフェース 6 コネクタ 7 鍵保管ボックス 8 カードリーダ 9 操作部 20 データ書き込み装置 40 電気錠

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍵を保管収容する鍵保管ボックスと、鍵保
    管ボックスに収容された鍵の有無を検知する鍵検知部
    と、鍵管理カードを挿入して読み書きを行うカードリー
    ダと、鍵保管ボックスを解錠するためのIDコードを含
    むマスタ登録情報を記憶する主記憶部と、上記カードリ
    ーダによって読み取られた鍵管理カードに記憶されたI
    Dコードを上記主記憶部に記憶されたマスタ登録情報と
    比較参照して登録の有無を判別し、登録されていた場合
    には、そのIDコードに予め対応させた鍵保管ボックス
    の小扉を解錠する制御手段とを備えた鍵管理装置におい
    て、 マスタ登録カードを抜き出し可能に挿着させるコネクタ
    を有したカード用インターフェースを備え、このインタ
    ーフェースのコネクタに上記マスタ登録カードを挿着し
    たときには、上記制御手段は、マスタ登録カードに記憶
    されたマスタ登録情報を上記主記憶部に転送する構成と
    した鍵管理装置。
  2. 【請求項2】上記マスタ登録カードには、少なくともI
    Dコードを鍵管理装置の鍵保管ボックスに対応させて書
    換え可能に記憶させている請求項1に記載の鍵管理装
    置。
  3. 【請求項3】上記マスタ登録カードには、IDコードを
    鍵管理装置の鍵保管ボックスに対応させて書換え可能に
    記憶させるとともに、出入口などに設置された電気錠を
    解錠させるIDコードも書換え可能に記憶させている請
    求項1に記載の鍵管理装置。
  4. 【請求項4】上記鍵管理装置の制御手段は、上記カード
    用インターフェースに、マスタ登録カードが挿着されて
    いるときに、上記鍵管理装置の操作部を操作して、上記
    主記憶部へのマスタ登録情報の書換えが行われたときに
    は、この書換えられたマスタ登録情報を上記カード用イ
    ンターフェースに挿着されたマスタ登録カードに転送す
    る構成とした請求項1に記載の鍵管理装置。
  5. 【請求項5】上記鍵管理装置の制御手段は、上記カード
    用インターフェースに、マスタ登録カードが挿着されて
    いないときには、上記鍵管理装置の主記憶部へのマスタ
    登録情報の書換えを禁止するようにした請求項4に記載
    の鍵管理装置。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の鍵管理装置において、 警報手段を更に備え、上記鍵管理装置の制御手段は、上
    記カード用インターフェースに挿着されたマスタ登録カ
    ードに記憶された登録情報と、上記主記憶部に記憶され
    た登録情報とを所定の時間間隔で比較照合し、差異を生
    じたときには、警報手段を作動して警報音を出力する構
    成とした鍵管理装置。
  7. 【請求項7】上記マスタ登録カードへの情報の書き込み
    が、専用のデータ書き込み装置によって行われる構成と
    した請求項1に記載の鍵管理装置。
  8. 【請求項8】上記マスタ登録カードへの情報の書き込み
    が、パーソナルコンピュータによって行われる構成とし
    た請求項1に記載の鍵管理装置。
JP5777994A 1994-03-28 1994-03-28 マスタ登録カード対応機能を備えた鍵管理装置 Withdrawn JPH07269193A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008101454A (ja) * 2006-09-20 2008-05-01 Dainippon Printing Co Ltd 入場許可管理システム、および、その方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008101454A (ja) * 2006-09-20 2008-05-01 Dainippon Printing Co Ltd 入場許可管理システム、および、その方法

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