JPH07269149A - 上部乗込み型垂直循環式駐車装置 - Google Patents
上部乗込み型垂直循環式駐車装置Info
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- JPH07269149A JPH07269149A JP5891494A JP5891494A JPH07269149A JP H07269149 A JPH07269149 A JP H07269149A JP 5891494 A JP5891494 A JP 5891494A JP 5891494 A JP5891494 A JP 5891494A JP H07269149 A JPH07269149 A JP H07269149A
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- drive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 出庫時に車両が載置されたパレットを一旦最
下部へ移動させる必要がなく、出庫時間を短縮し得、入
出庫効率の向上を図り得る上部乗込み型垂直循環式駐車
装置を提供する。 【構成】 ピット３内における乗込み面２レベル位置
に、車両４が載置されるパレット９を支持し且つ方向転
換せしめるターンテーブル装置１２を設けると共に、該
ターンテーブル装置１２の下方におけるピット３内に、
駐車装置の駆動スプロケット５，５が配設されるように
し、更に、前記ピット３内に、前記ターンテーブル装置
１２と最上部に位置するパレット受具１０との間で前記
パレット９を受け渡し可能なリフト装置１３を設ける。
下部へ移動させる必要がなく、出庫時間を短縮し得、入
出庫効率の向上を図り得る上部乗込み型垂直循環式駐車
装置を提供する。 【構成】 ピット３内における乗込み面２レベル位置
に、車両４が載置されるパレット９を支持し且つ方向転
換せしめるターンテーブル装置１２を設けると共に、該
ターンテーブル装置１２の下方におけるピット３内に、
駐車装置の駆動スプロケット５，５が配設されるように
し、更に、前記ピット３内に、前記ターンテーブル装置
１２と最上部に位置するパレット受具１０との間で前記
パレット９を受け渡し可能なリフト装置１３を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、上部乗込み型垂直循環
式駐車装置に関するものである。
式駐車装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の上部乗込み型垂直循環式駐車装置
は、例えば、図１０に示される如く、地上における入出
庫口１が設けられる乗込み面２から地下へ延びるピット
３を形成し、該ピット３内に、格納される車両４の長手
方向に所要間隔をあけて配設された一対の駆動スプロケ
ット５，５と、該一対の駆動スプロケット５，５の間隔
と等間隔をあけて配設された一対の従動スプロケット
６，６とを、上下方向に所要間隔をあけて配設し、前記
駆動スプロケット５，５と従動スプロケット６，６との
間にチェーン７，７を無端状に掛け回し、該チェーン
７，７に、リンク状の複数のアタッチメント８，８を所
要ピッチで取り付け、対向するアタッチメント８，８間
に、車両４が載置されるパレット９を支持する二本の棒
状のパレット受具１０を掛け渡す如く配設し、又、前記
ピット３内底部に、最下部に位置するパレット９を１８
０°方向転換させるためのターンテーブル装置１１を設
けてなる構成を有している。
は、例えば、図１０に示される如く、地上における入出
庫口１が設けられる乗込み面２から地下へ延びるピット
３を形成し、該ピット３内に、格納される車両４の長手
方向に所要間隔をあけて配設された一対の駆動スプロケ
ット５，５と、該一対の駆動スプロケット５，５の間隔
と等間隔をあけて配設された一対の従動スプロケット
６，６とを、上下方向に所要間隔をあけて配設し、前記
駆動スプロケット５，５と従動スプロケット６，６との
間にチェーン７，７を無端状に掛け回し、該チェーン
７，７に、リンク状の複数のアタッチメント８，８を所
要ピッチで取り付け、対向するアタッチメント８，８間
に、車両４が載置されるパレット９を支持する二本の棒
状のパレット受具１０を掛け渡す如く配設し、又、前記
ピット３内底部に、最下部に位置するパレット９を１８
０°方向転換させるためのターンテーブル装置１１を設
けてなる構成を有している。
【０００３】前記上部乗込み型垂直循環式駐車装置にお
いては、空のパレット９を最上部に位置させた状態で、
該パレット９上に入出庫口１から車両４を乗り入れた
後、駆動スプロケット５，５を回転させてチェーン７，
７を駆動し、各パレット９を無端状の軌道に沿って移動
させることにより、前記車両４の入庫を行うようになっ
ている。
いては、空のパレット９を最上部に位置させた状態で、
該パレット９上に入出庫口１から車両４を乗り入れた
後、駆動スプロケット５，５を回転させてチェーン７，
７を駆動し、各パレット９を無端状の軌道に沿って移動
させることにより、前記車両４の入庫を行うようになっ
ている。
【０００４】又、入庫されている車両４を出庫する際に
は、該車両４が載置されているパレット９を一旦最下部
へ移動させ、ターンテーブル装置１１によって前記パレ
ット９をパレット受具１０から僅かに浮せ支持した状態
で１８０°方向転換させた後、再びパレット受具１０に
支持せしめ、最上部へ移動させることにより、前記車両
４を常に前進させる形で出庫できるようになっている。
は、該車両４が載置されているパレット９を一旦最下部
へ移動させ、ターンテーブル装置１１によって前記パレ
ット９をパレット受具１０から僅かに浮せ支持した状態
で１８０°方向転換させた後、再びパレット受具１０に
支持せしめ、最上部へ移動させることにより、前記車両
４を常に前進させる形で出庫できるようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く、車両４の出庫時に、該車両４が載置されているパ
レット９を一旦最下部へ移動させ、ターンテーブル装置
１１によって１８０°方向転換させてから最上部へ移動
させるのでは、その分だけ無駄な時間を費やすこととな
って出庫時間が長くなり、入出庫効率が低下するという
欠点を有していた。
如く、車両４の出庫時に、該車両４が載置されているパ
レット９を一旦最下部へ移動させ、ターンテーブル装置
１１によって１８０°方向転換させてから最上部へ移動
させるのでは、その分だけ無駄な時間を費やすこととな
って出庫時間が長くなり、入出庫効率が低下するという
欠点を有していた。
【０００６】本発明は、斯かる実情に鑑み、出庫時に車
両が載置されたパレットを一旦最下部へ移動させる必要
がなく、出庫時間を短縮し得、入出庫効率の向上を図り
得る上部乗込み型垂直循環式駐車装置を提供しようとす
るものである。
両が載置されたパレットを一旦最下部へ移動させる必要
がなく、出庫時間を短縮し得、入出庫効率の向上を図り
得る上部乗込み型垂直循環式駐車装置を提供しようとす
るものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、入出庫口が設
けられる乗込み面から下方へ延びるピットを形成し、該
ピット内における乗込み面レベル位置に、車両が載置さ
れるパレットを支持し且つ方向転換せしめるターンテー
ブル装置を設けると共に、該ターンテーブル装置の下方
におけるピット内に、格納される車両長手方向に所要間
隔をあけて配設された一対の駆動スプロケットと、該一
対の駆動スプロケットの間隔と等間隔をあけて配設され
た一対の従動スプロケットとを、上下方向に所要間隔を
あけて配設し、前記駆動スプロケットと従動スプロケッ
トとの間にチェーンを無端状に掛け回し、該チェーンに
アタッチメントを所要ピッチで取り付け、対向するアタ
ッチメント間に、前記パレットを支持するパレット受具
を掛け渡す如く配設し、前記ピット内に、前記ターンテ
ーブル装置と最上部に位置するパレット受具との間で前
記パレットを受け渡し可能なリフト装置を設けたことを
特徴とするものである。
けられる乗込み面から下方へ延びるピットを形成し、該
ピット内における乗込み面レベル位置に、車両が載置さ
れるパレットを支持し且つ方向転換せしめるターンテー
ブル装置を設けると共に、該ターンテーブル装置の下方
におけるピット内に、格納される車両長手方向に所要間
隔をあけて配設された一対の駆動スプロケットと、該一
対の駆動スプロケットの間隔と等間隔をあけて配設され
た一対の従動スプロケットとを、上下方向に所要間隔を
あけて配設し、前記駆動スプロケットと従動スプロケッ
トとの間にチェーンを無端状に掛け回し、該チェーンに
アタッチメントを所要ピッチで取り付け、対向するアタ
ッチメント間に、前記パレットを支持するパレット受具
を掛け渡す如く配設し、前記ピット内に、前記ターンテ
ーブル装置と最上部に位置するパレット受具との間で前
記パレットを受け渡し可能なリフト装置を設けたことを
特徴とするものである。
【０００８】
【作用】従って、車両を入庫する際には、ターンテーブ
ル装置に支持されている空のパレット上に、入出庫口か
ら車両を乗り入れた後、リフト装置によって、前記車両
が載置されたパレットを前記ターンテーブル装置から下
降せしめて最上部に位置するパレット受具へ受け渡し、
この後、駆動スプロケットを回転させてチェーンを駆動
し、前記パレットを無端状の軌道に沿って移動させる
と、前記車両が駐車装置内の所要箇所に入庫されること
となる。
ル装置に支持されている空のパレット上に、入出庫口か
ら車両を乗り入れた後、リフト装置によって、前記車両
が載置されたパレットを前記ターンテーブル装置から下
降せしめて最上部に位置するパレット受具へ受け渡し、
この後、駆動スプロケットを回転させてチェーンを駆動
し、前記パレットを無端状の軌道に沿って移動させる
と、前記車両が駐車装置内の所要箇所に入庫されること
となる。
【０００９】又、入庫されている車両を出庫する際に
は、該車両が載置されているパレットを駆動スプロケッ
トによるチェーンの駆動により最上部へ移動させてか
ら、リフト装置によって前記パレットを支持しつつ上昇
せしめ、ターンテーブル装置へ受け渡した後、ターンテ
ーブル装置により前記パレットを１８０°方向転換させ
ると、パレット上の車両が入出庫口に対面し、前進する
形で出庫が行われる。
は、該車両が載置されているパレットを駆動スプロケッ
トによるチェーンの駆動により最上部へ移動させてか
ら、リフト装置によって前記パレットを支持しつつ上昇
せしめ、ターンテーブル装置へ受け渡した後、ターンテ
ーブル装置により前記パレットを１８０°方向転換させ
ると、パレット上の車両が入出庫口に対面し、前進する
形で出庫が行われる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【００１１】図１〜６は本発明の一実施例であって、図
中、図１０と同一の符号を付した部分は同一物を表わし
ており、基本的な構成は図１０に示す従来のものと同様
であるが、本実施例の特徴とするところは、図１〜６に
示す如く、ピット３内における乗込み面２レベル位置
に、車両４が載置されるパレット９を支持し且つ方向転
換せしめるターンテーブル装置１２を設けると共に、該
ターンテーブル装置１２の下方におけるピット３内に、
駐車装置の駆動スプロケット５，５が配設されるように
し、更に、前記ピット３内に、前記ターンテーブル装置
１２と最上部に位置するパレット受具１０との間で前記
パレット９を受け渡し可能なリフト装置１３を設けた点
にある。
中、図１０と同一の符号を付した部分は同一物を表わし
ており、基本的な構成は図１０に示す従来のものと同様
であるが、本実施例の特徴とするところは、図１〜６に
示す如く、ピット３内における乗込み面２レベル位置
に、車両４が載置されるパレット９を支持し且つ方向転
換せしめるターンテーブル装置１２を設けると共に、該
ターンテーブル装置１２の下方におけるピット３内に、
駐車装置の駆動スプロケット５，５が配設されるように
し、更に、前記ピット３内に、前記ターンテーブル装置
１２と最上部に位置するパレット受具１０との間で前記
パレット９を受け渡し可能なリフト装置１３を設けた点
にある。
【００１２】前記ターンテーブル装置１２は、図２及び
図３に示す如く、中央部に前記パレット９が収まる矩形
の孔１４が形成された円板状のターンテーブル本体１５
を、円周方向に多数設置された垂直支持ローラ１６と水
平支持ローラ１７によって旋回自在に支持せしめ、モー
タ等の駆動装置１８による駆動輪１９の駆動により旋回
し得るようにすると共に、前記ターンテーブル本体１５
の下面側に、シリンダ等のアクチュエータ２０の駆動に
より前記孔１４の周縁部内側に張り出し、引き込み可能
で且つ前記パレット９を支持可能なパレット支持部材２
１を配設してなる構成を有している。
図３に示す如く、中央部に前記パレット９が収まる矩形
の孔１４が形成された円板状のターンテーブル本体１５
を、円周方向に多数設置された垂直支持ローラ１６と水
平支持ローラ１７によって旋回自在に支持せしめ、モー
タ等の駆動装置１８による駆動輪１９の駆動により旋回
し得るようにすると共に、前記ターンテーブル本体１５
の下面側に、シリンダ等のアクチュエータ２０の駆動に
より前記孔１４の周縁部内側に張り出し、引き込み可能
で且つ前記パレット９を支持可能なパレット支持部材２
１を配設してなる構成を有している。
【００１３】又、前記リフト装置１３は、図１、図４、
図５及び図６に示す如く、前記ターンテーブル装置１２
の下方におけるピット３内に、水平方向に延びる支柱２
２を介して上下方向へ延びるガイドレール２３を敷設
し、該ガイドレール２３に対し、縦フレーム２４と横フ
レーム２５とからなるリフトフレーム２６を、ガイドロ
ーラ２７を介して昇降自在に設け、該リフトフレーム２
６の横フレーム２５に、モータ等の駆動装置２８による
ギアボックス２９を介しての軸３０の回転駆動により張
り出し、引き込み可能なパレット支持片３１を取り付け
る一方、前記リフトフレーム２６を昇降駆動する昇降駆
動機構３２を備えてなる構成を有しており、前記昇降駆
動機構３２は、前記支柱２２に配設されたスプロケット
３３，３４，３５に、一端がバランスウェイト３６に連
結されたチェーン３７を順次掛け回して、該チェーン３
７の他端を、前記リフトフレーム２６の縦フレーム２４
の下端部に突設したブラケット３８に連結し、前記スプ
ロケット３４の軸３９に嵌着されたスプロケット４０
と、モータ等の駆動装置４１の駆動軸４２に嵌着された
スプロケット４３との間にチェーン４４を無端状に掛け
回してなる構成を有している。
図５及び図６に示す如く、前記ターンテーブル装置１２
の下方におけるピット３内に、水平方向に延びる支柱２
２を介して上下方向へ延びるガイドレール２３を敷設
し、該ガイドレール２３に対し、縦フレーム２４と横フ
レーム２５とからなるリフトフレーム２６を、ガイドロ
ーラ２７を介して昇降自在に設け、該リフトフレーム２
６の横フレーム２５に、モータ等の駆動装置２８による
ギアボックス２９を介しての軸３０の回転駆動により張
り出し、引き込み可能なパレット支持片３１を取り付け
る一方、前記リフトフレーム２６を昇降駆動する昇降駆
動機構３２を備えてなる構成を有しており、前記昇降駆
動機構３２は、前記支柱２２に配設されたスプロケット
３３，３４，３５に、一端がバランスウェイト３６に連
結されたチェーン３７を順次掛け回して、該チェーン３
７の他端を、前記リフトフレーム２６の縦フレーム２４
の下端部に突設したブラケット３８に連結し、前記スプ
ロケット３４の軸３９に嵌着されたスプロケット４０
と、モータ等の駆動装置４１の駆動軸４２に嵌着された
スプロケット４３との間にチェーン４４を無端状に掛け
回してなる構成を有している。
【００１４】尚、図１中、４５は駆動スプロケット５の
外側面に同芯状に固定されたギア、４６はギア４５に噛
合する中間ギア、４７は中間ギア４６に噛合するピニオ
ン、４８はピニオン４７を駆動するモータ等の駆動装置
である。
外側面に同芯状に固定されたギア、４６はギア４５に噛
合する中間ギア、４７は中間ギア４６に噛合するピニオ
ン、４８はピニオン４７を駆動するモータ等の駆動装置
である。
【００１５】次に、上記実施例の作動を説明する。
【００１６】車両４を入庫する際には、ターンテーブル
装置１２のパレット支持部材２１に支持されている空の
パレット９上に、入出庫口１から車両４を乗り入れた
後、パレット支持片３１が張り出されたリフト装置１３
のリフトフレーム２６を駆動装置４１によるチェーン３
７の駆動により上昇せしめ、該リフト装置１３のパレッ
ト支持片３１によって、前記車両４が載置されたパレッ
ト９を前記パレット支持部材２１から僅かに浮せる如く
支持し、この状態でアクチュエータ２０の駆動によりパ
レット支持部材２１を引っ込め、前記リフトフレーム２
６を下降せしめ、該リフトフレーム２６上のパレット９
をパレット受具１０へ受け渡し、該パレット受具１０へ
パレット９を受け渡したら、前記リフト装置１３のパレ
ット支持片３１を駆動装置２８の駆動により横フレーム
２５上に引き込ませると共に、前記リフトフレーム２６
を、駐車装置の駆動スプロケット５，５の駆動によるパ
レット９の移動と干渉しない位置まで上昇せしめ、この
後、前記駆動スプロケット５，５を回転させてチェーン
７，７を駆動し、前記パレット９を無端状の軌道に沿っ
て移動させると、前記車両４が駐車装置内の所要箇所に
入庫されることとなる。
装置１２のパレット支持部材２１に支持されている空の
パレット９上に、入出庫口１から車両４を乗り入れた
後、パレット支持片３１が張り出されたリフト装置１３
のリフトフレーム２６を駆動装置４１によるチェーン３
７の駆動により上昇せしめ、該リフト装置１３のパレッ
ト支持片３１によって、前記車両４が載置されたパレッ
ト９を前記パレット支持部材２１から僅かに浮せる如く
支持し、この状態でアクチュエータ２０の駆動によりパ
レット支持部材２１を引っ込め、前記リフトフレーム２
６を下降せしめ、該リフトフレーム２６上のパレット９
をパレット受具１０へ受け渡し、該パレット受具１０へ
パレット９を受け渡したら、前記リフト装置１３のパレ
ット支持片３１を駆動装置２８の駆動により横フレーム
２５上に引き込ませると共に、前記リフトフレーム２６
を、駐車装置の駆動スプロケット５，５の駆動によるパ
レット９の移動と干渉しない位置まで上昇せしめ、この
後、前記駆動スプロケット５，５を回転させてチェーン
７，７を駆動し、前記パレット９を無端状の軌道に沿っ
て移動させると、前記車両４が駐車装置内の所要箇所に
入庫されることとなる。
【００１７】又、入庫されている車両４を出庫する際に
は、該車両４が載置されているパレット９を前記駆動ス
プロケット５，５によるチェーン７，７の駆動により最
上部へ移動させてから、パレット支持片３１を横フレー
ム２５上に引き込ませた状態のリフトフレーム２６を、
最上部に位置するパレット９より下側へ下降せしめ、前
記パレット支持片３１を駆動装置２８の駆動によりパレ
ット９側へ張り出した後、リフトフレーム２６を上昇さ
せて前記パレット９を持ち上げ、パレット支持部材２１
を引き込ませた状態にあるターンテーブル装置１２の孔
１４内における所要高さレベルまで前記パレット９を上
昇せしめ、前記パレット支持部材２１をアクチュエータ
２０の駆動により前記パレット９の下側に張り出させ、
この状態で、前記リフトフレーム２６を下降させると、
前記パレット９が前記パレット支持部材２１に支持され
た状態となり、続いて、ターンテーブル装置１２の駆動
装置１８により駆動輪１９を駆動してターンテーブル本
体１５を１８０°方向転換させると、パレット９上の車
両４が入出庫口１に対面し、前進する形で出庫が行われ
る。
は、該車両４が載置されているパレット９を前記駆動ス
プロケット５，５によるチェーン７，７の駆動により最
上部へ移動させてから、パレット支持片３１を横フレー
ム２５上に引き込ませた状態のリフトフレーム２６を、
最上部に位置するパレット９より下側へ下降せしめ、前
記パレット支持片３１を駆動装置２８の駆動によりパレ
ット９側へ張り出した後、リフトフレーム２６を上昇さ
せて前記パレット９を持ち上げ、パレット支持部材２１
を引き込ませた状態にあるターンテーブル装置１２の孔
１４内における所要高さレベルまで前記パレット９を上
昇せしめ、前記パレット支持部材２１をアクチュエータ
２０の駆動により前記パレット９の下側に張り出させ、
この状態で、前記リフトフレーム２６を下降させると、
前記パレット９が前記パレット支持部材２１に支持され
た状態となり、続いて、ターンテーブル装置１２の駆動
装置１８により駆動輪１９を駆動してターンテーブル本
体１５を１８０°方向転換させると、パレット９上の車
両４が入出庫口１に対面し、前進する形で出庫が行われ
る。
【００１８】こうして、出庫時に車両４が載置されたパ
レット９を一旦最下部へ移動させる必要がなくなり、出
庫時間を短縮し得、入出庫効率の向上を図ることができ
る。
レット９を一旦最下部へ移動させる必要がなくなり、出
庫時間を短縮し得、入出庫効率の向上を図ることができ
る。
【００１９】図７及び図８は本発明の他の実施例であっ
て、図中、図１〜６と同一の符号を付した部分は同一物
を表わしており、一つの駆動装置４１によりギアボック
ス４９，５０，５１を介してスプロケット３４を駆動す
るようにし、リフト装置１３における昇降駆動機構３２
を構成したものである。
て、図中、図１〜６と同一の符号を付した部分は同一物
を表わしており、一つの駆動装置４１によりギアボック
ス４９，５０，５１を介してスプロケット３４を駆動す
るようにし、リフト装置１３における昇降駆動機構３２
を構成したものである。
【００２０】図７及び図８に示す実施例においては、車
両４の入出庫時に、ターンテーブル装置１２と駐車装置
のパレット受具１０との間で、リフト装置１３によりパ
レット９の昇降を行う場合、一つの駆動装置４１により
ギアボックス４９，５０，５１を介してスプロケット３
４を駆動し、前後二つのリフト装置１３を完全に同期さ
せた状態で駆動することが可能となる。
両４の入出庫時に、ターンテーブル装置１２と駐車装置
のパレット受具１０との間で、リフト装置１３によりパ
レット９の昇降を行う場合、一つの駆動装置４１により
ギアボックス４９，５０，５１を介してスプロケット３
４を駆動し、前後二つのリフト装置１３を完全に同期さ
せた状態で駆動することが可能となる。
【００２１】即ち、図７及び図８に示す実施例の場合、
図１〜６に示す実施例の場合と同様、出庫時に車両４が
載置されたパレット９を一旦最下部へ移動させる必要が
なくなり、出庫時間を短縮し得、入出庫効率の向上を図
ることができることに加え、リフト装置１３の駆動装置
４１を一つだけ設ければよいことになる。
図１〜６に示す実施例の場合と同様、出庫時に車両４が
載置されたパレット９を一旦最下部へ移動させる必要が
なくなり、出庫時間を短縮し得、入出庫効率の向上を図
ることができることに加え、リフト装置１３の駆動装置
４１を一つだけ設ければよいことになる。
【００２２】図９は本発明の更に他の実施例であって、
図中、図１〜６と同一の符号を付した部分は同一物を表
わしており、支柱２２にガイドシーブ５２を配設し、巻
取ドラム５３に一端が巻き取られるワイヤロープ５４を
前記ガイドシーブ５２に掛け回して、その他端をリフト
フレーム２６の下端部に連結し、前記巻取ドラム５３を
モータ等の駆動装置５５により駆動することにより、リ
フトフレーム２６を昇降させるようにし、リフト装置１
３における昇降駆動機構３２を構成したものである。
図中、図１〜６と同一の符号を付した部分は同一物を表
わしており、支柱２２にガイドシーブ５２を配設し、巻
取ドラム５３に一端が巻き取られるワイヤロープ５４を
前記ガイドシーブ５２に掛け回して、その他端をリフト
フレーム２６の下端部に連結し、前記巻取ドラム５３を
モータ等の駆動装置５５により駆動することにより、リ
フトフレーム２６を昇降させるようにし、リフト装置１
３における昇降駆動機構３２を構成したものである。
【００２３】図９に示す実施例においては、車両４の入
出庫時に、ターンテーブル装置１２と駐車装置のパレッ
ト受具１０との間で、リフト装置１３によりパレット９
の昇降を行う場合、巻取ドラム５３を駆動装置５５によ
り駆動し、ワイヤロープ５４を巻上げ下げすると、リフ
トフレーム２６が昇降することとなる。
出庫時に、ターンテーブル装置１２と駐車装置のパレッ
ト受具１０との間で、リフト装置１３によりパレット９
の昇降を行う場合、巻取ドラム５３を駆動装置５５によ
り駆動し、ワイヤロープ５４を巻上げ下げすると、リフ
トフレーム２６が昇降することとなる。
【００２４】即ち、図９に示す実施例の場合も、図１〜
６に示す実施例の場合と同様、出庫時に車両４が載置さ
れたパレット９を一旦最下部へ移動させる必要がなくな
り、出庫時間を短縮し得、入出庫効率の向上を図ること
ができる。
６に示す実施例の場合と同様、出庫時に車両４が載置さ
れたパレット９を一旦最下部へ移動させる必要がなくな
り、出庫時間を短縮し得、入出庫効率の向上を図ること
ができる。
【００２５】尚、本発明の上部乗込み型垂直循環式駐車
装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。
装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。
【００２６】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の上部乗込
み型垂直循環式駐車装置によれば、出庫時に車両が載置
されたパレットを一旦最下部へ移動させる必要がなくな
り、出庫時間を短縮し得、入出庫効率の向上を図り得る
という優れた効果を奏し得る。
み型垂直循環式駐車装置によれば、出庫時に車両が載置
されたパレットを一旦最下部へ移動させる必要がなくな
り、出庫時間を短縮し得、入出庫効率の向上を図り得る
という優れた効果を奏し得る。
【図１】本発明の一実施例の要部を表わす側断面図であ
る。
る。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ矢視図であって、ターンテー
ブル装置の平面図である。
ブル装置の平面図である。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ断面図である。
【図４】図１のＩＶ−ＩＶ矢視図であって、リフト装置
の平面図である。
の平面図である。
【図５】図４のＶ−Ｖ矢視図である。
【図６】図１、図４及び図５に示すリフト装置の昇降駆
動機構を表わす概要斜視図である。
動機構を表わす概要斜視図である。
【図７】本発明の他の実施例の要部を表わす側断面図で
ある。
ある。
【図８】図７に示すリフト装置の昇降駆動機構を表わす
概要斜視図である。
概要斜視図である。
【図９】本発明の更に他の実施例の要部を表わす側断面
図である。
図である。
【図１０】従来例の概要斜視図である。
１ 入出庫口 ２ 乗込み面 ３ ピット ４ 車両 ５ 駆動スプロケット ６ 従動スプロケット ７ チェーン ８ アタッチメント ９ パレット １０ パレット受具 １２ ターンテーブル装置 １３ リフト装置
Claims (1)
- 【請求項１】 入出庫口が設けられる乗込み面から下方
へ延びるピットを形成し、該ピット内における乗込み面
レベル位置に、車両が載置されるパレットを支持し且つ
方向転換せしめるターンテーブル装置を設けると共に、
該ターンテーブル装置の下方におけるピット内に、格納
される車両長手方向に所要間隔をあけて配設された一対
の駆動スプロケットと、該一対の駆動スプロケットの間
隔と等間隔をあけて配設された一対の従動スプロケット
とを、上下方向に所要間隔をあけて配設し、前記駆動ス
プロケットと従動スプロケットとの間にチェーンを無端
状に掛け回し、該チェーンにアタッチメントを所要ピッ
チで取り付け、対向するアタッチメント間に、前記パレ
ットを支持するパレット受具を掛け渡す如く配設し、前
記ピット内に、前記ターンテーブル装置と最上部に位置
するパレット受具との間で前記パレットを受け渡し可能
なリフト装置を設けたことを特徴とする上部乗込み型垂
直循環式駐車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5891494A JPH07269149A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 上部乗込み型垂直循環式駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5891494A JPH07269149A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 上部乗込み型垂直循環式駐車装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07269149A true JPH07269149A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13098096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5891494A Pending JPH07269149A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 上部乗込み型垂直循環式駐車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07269149A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100430371B1 (ko) * | 2001-09-28 | 2004-05-04 | 주식회사 코스텍엔지니어링 | 승강식 주차기의 팔레트고정장치 |
| CN104343267A (zh) * | 2013-10-18 | 2015-02-11 | 周晓锋 | 立体停车库升降装置平层机构 |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP5891494A patent/JPH07269149A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100430371B1 (ko) * | 2001-09-28 | 2004-05-04 | 주식회사 코스텍엔지니어링 | 승강식 주차기의 팔레트고정장치 |
| CN104343267A (zh) * | 2013-10-18 | 2015-02-11 | 周晓锋 | 立体停车库升降装置平层机构 |
| CN104343267B (zh) * | 2013-10-18 | 2016-10-12 | 周晓锋 | 立体停车库升降装置平层机构 |
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