JPH07269043A - 排水装置 - Google Patents

排水装置

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Publication number
JPH07269043A
JPH07269043A JP6154394A JP6154394A JPH07269043A JP H07269043 A JPH07269043 A JP H07269043A JP 6154394 A JP6154394 A JP 6154394A JP 6154394 A JP6154394 A JP 6154394A JP H07269043 A JPH07269043 A JP H07269043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gutter
recess
drainage
floor panel
corridor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6154394A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Hamanishi
圭介 濱西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP6154394A priority Critical patent/JPH07269043A/ja
Publication of JPH07269043A publication Critical patent/JPH07269043A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 排水性能を向上させる。 【構成】 廊下床パネル1に凹所6を設ける。凹所6に
溝蓋7を嵌め込む。溝蓋7の下面側に樋体11を取付け
る。樋体11を凹所6の長さ方向Cに沿って排水勾配M
を形成するよう傾斜させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排水装置に関し、詳し
くは廊下床パネルの排水性能を向上させる技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばアパートの2階以上の
外廊下などにおける排水設備としては、図3に示すよう
に、廊下床パネル1の上面に排水溝20を凹設し、この
排水溝20の長さ方向Cに沿って排水勾配Mを直接形成
したものが知られている。図中、2は廊下前面梁、3は
支持梁、4は水密材、21は階段、21Aは階段上がり
口、25は排水溝20に嵌め込まれる溝蓋である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、廊下床パネ
ル1は押し出し製法で作製される場合が多いが、かかる
押し出し製法で作製される廊下床パネル1は断面形状が
同じであるため、排水溝20に排水勾配をとることがで
きない。このため、従来では、排水勾配をとるために
は、別工程で排水勾配をつける必要があり、作業が困難
になるという問題がある。また、例えば複数の廊下床パ
ネル1を連結施工する場合などにあっては、図4に示す
ように、排水溝20の継ぎ目で排水勾配が不連続になる
場合があり、排水性能が低下するという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、排水勾配を容易に
形成でき、排水性能を向上させることができる排水装置
を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るため、本発明は、廊下床パネル1に凹所6が設けら
れ、溝蓋7の下面側に樋体11が取付けられ、樋体11
を凹所6の長さ方向Cに沿って排水勾配Mを形成するよ
う傾斜させて成ることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、廊下床パネル1に凹所6を設
け、溝蓋7の下面側に樋体11を取付け、この樋体11
を凹所6の長さ方向Cに沿って排水勾配Mを形成するよ
う傾斜させたから、従来のように排水勾配を別工程でつ
ける場合と比較して、樋体11の排水勾配Mを容易に形
成できるようになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1及び図2において、廊下床パネル1は、例
えばコンクリート系パネルから成り、廊下前面梁2、及
び支持梁3等によって支持されると共に、廊下床パネル
1と廊下前面梁2との隙間は水密材4にてシールされて
いる。
【0008】廊下床パネル1の上面には、廊下床パネル
1の長さ方向Cに沿って断面U字状の凹所6が凹設され
ている。一方、溝蓋7は、凹所6より幅広で且つ凹所6
の長さ方向Cに沿って延びる排水孔7a付き上蓋部8
と、この上蓋部8の下面側から凹所6内に垂下する左右
の側板9とで構成され、各側板9の長さ方向Cの両側に
は、夫々、互いに対向する位置に一対の取付孔10が上
下方向Dに長孔状に形成されている。
【0009】上記溝蓋7の下面側には、排水溝として機
能する樋体11が取付けられている。この樋体11は、
凹所6の表面に沿って配置される断面U字状に形成さ
れ、凹所6より幅狭の底片13と、底片11の左右両側
から立上がる左右の立上片14,14とから成り、これ
ら立上片14,14の長さ方向Cの両側には、夫々、上
記溝蓋7の長孔状の取付孔10に対応する位置に円孔状
の取付孔12が形成されており、ネジ等の締結具(図示
せず)を各取付孔10,12に挿通して締め付けること
により、樋体11が溝蓋7に取付け可能となっている。
【0010】しかして、工場では予め凹所6が形成され
た廊下床パネル1を押し出し製法などで作製し、これを
現場に搬入して取付け施工する。一方、廊下床パネル1
と別に作製した溝蓋7には樋体11を取付ける。その取
付け方法の一例として、ネジを溝蓋7の長孔状の取付孔
10と樋体11の円孔状の取付孔12に挿通する。そし
て、ネジを緩めた状態ではネジを長孔状の取付孔10に
沿って移動させることができ、これにより樋体11の各
立上片14を溝蓋7の各側板14に対して上下方向Dに
スライドさせることができ、樋体11の長さ方向Cの一
端側が高く、他端側が低くなるように樋体11の傾斜角
度を自由に調整できる。その後、ネジを締め付けること
により、樋体11を溝蓋7に固定でき、この状態で溝蓋
7を樋体11と共に床パネル1の凹所6に嵌め込むこと
により、樋体11を凹所6の長さ方向Cに所定の排水勾
配Mを持たせた状態で凹所6の表面に沿って配置できる
ようになる。
【0011】従って、溝蓋7の排水孔7aから流れ落ち
る水は樋体11に集められ、樋体11の下流側へスムー
ズに排水されるので、排水性能を向上させることができ
る。また、例えば複数の樋体11を連結したり、或いは
複数枚の廊下床パネル1を連続施工したりする場合にあ
っても、樋体11の排水勾配Mを溝蓋7への取付け時に
自由に調整できるので、樋体11の継ぎ目において排水
勾配Mを容易に連続させることができるものである。
【0012】また、本実施例では、溝蓋7の取付孔10
を長孔状にしたけれども、樋体11の取付孔12の方を
長孔状としてもよい。またネジを用いて樋体11を取付
ける場合を説明したけれど、ネジ以外に例えばボルト等
の締結具を用いるようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように、廊下床パネルに
凹所が設けられ、溝蓋の下面側に樋体が取付けられ、樋
体を凹所の長さ方向に沿って排水勾配を形成するよう傾
斜させて成るから、樋体の排水勾配を容易に形成でき、
従来のように排水勾配を別工程でつけたりする必要がな
く、しかも、複数の樋体を連結したり、或いは複数枚の
廊下床パネルを連続施工したりする場合にあっても、樋
体の継ぎ目において排水勾配を容易に連続させることが
できる結果、排水性能の向上を図ることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】(a)は従来例の平面図、(b)は(a)のA
−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図であ
る。
【図4】(a)(b)は従来の廊下床パネルの排水溝の
継ぎ目の不連続性を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 廊下床パネル 6 凹所 11 樋体 C 長さ方向 M 排水勾配

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廊下床パネルに凹所が設けられ、溝蓋の
    下面側に樋体が取付けられ、樋体を凹所の長さ方向に沿
    って排水勾配を形成するよう傾斜させて成ることを特徴
    とする排水装置。
JP6154394A 1994-03-30 1994-03-30 排水装置 Withdrawn JPH07269043A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6154394A JPH07269043A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 排水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6154394A JPH07269043A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 排水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07269043A true JPH07269043A (ja) 1995-10-17

Family

ID=13174146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6154394A Withdrawn JPH07269043A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 排水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07269043A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007169884A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Toli Corp ドレイン排水溝部材、及びドレイン排水床構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007169884A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Toli Corp ドレイン排水溝部材、及びドレイン排水床構造

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Date Code Title Description
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Effective date: 20010605