JPH072685Y2 - 形鋼接合金具 - Google Patents
形鋼接合金具Info
- Publication number
- JPH072685Y2 JPH072685Y2 JP7710392U JP7710392U JPH072685Y2 JP H072685 Y2 JPH072685 Y2 JP H072685Y2 JP 7710392 U JP7710392 U JP 7710392U JP 7710392 U JP7710392 U JP 7710392U JP H072685 Y2 JPH072685 Y2 JP H072685Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped steel
- bolt
- shaped
- female screw
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connection Of Plates (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本案は山留め腹起し材等に用いる
Ｈ形形鋼の接続金具に関するものである。
Ｈ形形鋼の接続金具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】山留め支保工事において、壁面に配置さ
れて支圧面材となるＨ形鋼による腹起し材の接合又は接
続は図１０に示すように前もって両端部にボルト孔を穿
設したエンドプレートを溶接し、又フランジ面にもボル
ト孔を穿設した腹起し材が用いられ、現場の配置時にカ
バープレート及びエンドプレート同志でのボルト接合又
は接続が行われていた。
れて支圧面材となるＨ形鋼による腹起し材の接合又は接
続は図１０に示すように前もって両端部にボルト孔を穿
設したエンドプレートを溶接し、又フランジ面にもボル
ト孔を穿設した腹起し材が用いられ、現場の配置時にカ
バープレート及びエンドプレート同志でのボルト接合又
は接続が行われていた。
【０００３】最近は経済的な見地から上記の加工を除
き、Ｈ形鋼の生材をそのまま使用し、接合部は補強板
（パッチ）を当てて現場溶接で接合されているが接合、
解体ともに技術、時間、労力を多数要している。
き、Ｈ形鋼の生材をそのまま使用し、接合部は補強板
（パッチ）を当てて現場溶接で接合されているが接合、
解体ともに技術、時間、労力を多数要している。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本案は腹起し材等に用
いられるＨ形鋼を前加工することなく、かつ現場溶接す
ることなく迅速簡便に複数の形鋼材を長手方向に接合す
ることを目的とするものである。
いられるＨ形鋼を前加工することなく、かつ現場溶接す
ることなく迅速簡便に複数の形鋼材を長手方向に接合す
ることを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本案は金具に互に反対向に開口した２個の鋼板端縁挿
入溝を互に平行方向に形成してなり、該金具の外側から
該挿入溝内に螺入する少くとも２組の対向ボルト及び該
ボルトの雌螺孔を有し、上記対向ボルトの先端面に∧形
刃を形成してなる形鋼接合金具上記挿入溝のそれぞれに
少くとも１組の対向ボルト及び雌螺孔を有する上記考案
記載の形鋼接合金具によって構成される。
め本案は金具に互に反対向に開口した２個の鋼板端縁挿
入溝を互に平行方向に形成してなり、該金具の外側から
該挿入溝内に螺入する少くとも２組の対向ボルト及び該
ボルトの雌螺孔を有し、上記対向ボルトの先端面に∧形
刃を形成してなる形鋼接合金具上記挿入溝のそれぞれに
少くとも１組の対向ボルト及び雌螺孔を有する上記考案
記載の形鋼接合金具によって構成される。
【０００６】
【作用】従って形鋼６、６を水平方向に土留用矢板９に
接し、長手方向に同一水準に１列に並べ、図１〜図７に
示すように上記形鋼６、６の端面を衝合させ、鋼板端縁
６”、６”（ウエブ）を挿入溝２、２に挿入し、１組の
対向ボルト３、３を対向方向に推進して一方の鋼板端縁
６”を該ボルト３、３の∧形刃５、５で挟持し、他の１
組の対向ボルト３、３を対向方向に推進して他方の鋼板
端縁６”を該ボルト３、３の∧形刃５、５で挟持するこ
とによって上記形鋼６、６の鋼板端縁６”、６”をその
端面を衝合させた状態に接合することができる。上記対
向ボルト３、３は勿論図４〜図７に示すように上記形鋼
６、６の上部（圧縮部）及び下部（引張部）に設けるこ
とができるし、図１〜図３に示すように中央部に設ける
ことができる。尚図中６’、６’はＨ形鋼のフランジで
ある。
接し、長手方向に同一水準に１列に並べ、図１〜図７に
示すように上記形鋼６、６の端面を衝合させ、鋼板端縁
６”、６”（ウエブ）を挿入溝２、２に挿入し、１組の
対向ボルト３、３を対向方向に推進して一方の鋼板端縁
６”を該ボルト３、３の∧形刃５、５で挟持し、他の１
組の対向ボルト３、３を対向方向に推進して他方の鋼板
端縁６”を該ボルト３、３の∧形刃５、５で挟持するこ
とによって上記形鋼６、６の鋼板端縁６”、６”をその
端面を衝合させた状態に接合することができる。上記対
向ボルト３、３は勿論図４〜図７に示すように上記形鋼
６、６の上部（圧縮部）及び下部（引張部）に設けるこ
とができるし、図１〜図３に示すように中央部に設ける
ことができる。尚図中６’、６’はＨ形鋼のフランジで
ある。
【０００７】
【実施例】金具１に２個の鋼板端縁挿入溝２を形成する
ものである。この挿入溝２の内部に向って該金具１の両
外側から少くとも２個の平行中心線上に雌螺孔４、４を
形成し、該雌螺孔４、４にそれぞれ１組宛の対向ボルト
３、３を外側から螺入しその先端面を対向させ、該先端
面に∧形刃５を形成してなるものである。上記挿入溝２
は図１〜図７に示すように互に反対向にかつ互に平行方
向に開口させる。上記対向ボルト３、３及び雌螺孔４、
４は図１、図２、図３及び図７に示すようにそれぞれの
上記溝２、２に少くとも１組宛設けるが、図４及び図６
に示すように２組宛でも差支えない。又形鋼６にはコ形
形鋼を用いても良い。尚図中８で示すものは接続板であ
る。
ものである。この挿入溝２の内部に向って該金具１の両
外側から少くとも２個の平行中心線上に雌螺孔４、４を
形成し、該雌螺孔４、４にそれぞれ１組宛の対向ボルト
３、３を外側から螺入しその先端面を対向させ、該先端
面に∧形刃５を形成してなるものである。上記挿入溝２
は図１〜図７に示すように互に反対向にかつ互に平行方
向に開口させる。上記対向ボルト３、３及び雌螺孔４、
４は図１、図２、図３及び図７に示すようにそれぞれの
上記溝２、２に少くとも１組宛設けるが、図４及び図６
に示すように２組宛でも差支えない。又形鋼６にはコ形
形鋼を用いても良い。尚図中８で示すものは接続板であ
る。
【０００８】
【考案の効果】本案は上述のように構成したので重形鋼
６の中央部を形成するウエブに何らボルト孔等の加工を
施すことなく、そのまま長手方向に一直線上に配列した
状態においてウエブ即ち形鋼６の中央鋼板端縁６”、
６”の端面を衝合させた状態で迅速簡便かつ強固に接合
し得る効果がある。
６の中央部を形成するウエブに何らボルト孔等の加工を
施すことなく、そのまま長手方向に一直線上に配列した
状態においてウエブ即ち形鋼６の中央鋼板端縁６”、
６”の端面を衝合させた状態で迅速簡便かつ強固に接合
し得る効果がある。
【図１】本案の形鋼接合金具によるウエブ接合状態の平
面図である。
面図である。
【図２】図１Ａ−Ａ線による正面図である。
【図３】図２を右方から見た側面図である。
【図４】対向ボルト４組の場合の平面図である。
【図５】図４Ｂ−Ｂ線による正面図である。
【図６】図５を右方から見た側面図である。
【図７】図１の他の実施例の平面図である。
【図８】従来の接合状態の斜視図である。
【図９】土留状態の斜視図である。
【図１０】土留状態の縦断面図である。
１ 金具 ２ 鋼板端縁挿入溝 ３ 対向ボルト ４ 雌螺孔 ５ ∧形刃
Claims (2)
- 【請求項１】 金具に互に反対向に開口した２個の鋼板
端縁挿入溝を互に平行方向に形成してなり、該金具の外
側から該挿入溝内に螺入する少くとも２組の対向ボルト
及び該ボルトの雌螺孔を有し、上記対向ボルトの先端面
に∧形刃を形成してなる形鋼接合金具。 - 【請求項２】 上記挿入溝のそれぞれに少くとも１組の
対向ボルト及び雌螺孔を有する請求項(1) 記載の形鋼接
合金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7710392U JPH072685Y2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 形鋼接合金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7710392U JPH072685Y2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 形鋼接合金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0561230U JPH0561230U (ja) | 1993-08-13 |
| JPH072685Y2 true JPH072685Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=13624457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7710392U Expired - Lifetime JPH072685Y2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 形鋼接合金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072685Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP7710392U patent/JPH072685Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0561230U (ja) | 1993-08-13 |
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