JPH0547783Y2 - - Google Patents

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JPH0547783Y2
JPH0547783Y2 JP1988119551U JP11955188U JPH0547783Y2 JP H0547783 Y2 JPH0547783 Y2 JP H0547783Y2 JP 1988119551 U JP1988119551 U JP 1988119551U JP 11955188 U JP11955188 U JP 11955188U JP H0547783 Y2 JPH0547783 Y2 JP H0547783Y2
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JP
Japan
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insertion groove
bolts
steel
metal fitting
shaped
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は山留め腹起し材等に用いるH形形鋼の接
続金具に関するものである。
「従来の技術」 山留め支保工事において、壁面に配置されて支
圧面材となるH形鋼による腹起し材の接合又は接
続は第10図に示すように前もつて両端部にボル
ト孔を穿設したエンドプレートを溶接し、又フラ
ンジ面にもボルト孔を穿設した腹起し材が用いら
れ、現場の配置時にカバープレート及びエンドプ
レート同志でのボルト接合又は接続が行われてい
た。
最近は経済的な見地から上記の加工を省き、H
形鋼の生材をそのまま使用し、接合部は補強板
(パツチ)を当てて現場溶接で接合されいるが接
合、解体ともに技術、時間、労力を多数要してい
る。そこでチヤンネル形溝形材の両側から溝内に
1組のボルトを螺入し、腹起し材等に用いるH形
鋼の衝合両端の上下フランジを上記チヤンネル形
溝形材の溝内に挿入し、上記1組のボルトで衝合
両端フランジを締付けて2個のH形鋼の衝合両端
を接続するという考案がなされた(実公昭55−
6830号)。
しかしチヤンネル形溝形材は比較的薄い平板と
両側板によつて形成されているため、2組の対向
ボルトによるフランジ締付力の反力が上記平板に
集中し上記溝形材の両側板は外側に開き溝幅が拡
大するおそれがあり締付力が低下する。又衝合両
端面の両側のH形鋼の荷重が上記チヤンネル形溝
形材に集中し強力な引張力又は圧縮力が掛るため
該溝形材の亀裂又は折曲げを生じるおそれがあ
り、安全性に欠け、腹起し材等の重鋼材の端面衝
合接続には利用し難いという問題があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 本案は腹起し材等に用いられるH形鋼を前加工
することなく、かつ現場溶接することなく迅速簡
便に複数の重鋼材を長手方向に安全に端面衝合接
合することを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 上記の目的を達成するため本案は 金具に1個の鋼板端縁挿入溝を形成してなり、
該金具の外側から該挿入溝内に螺入する少なくと
も2組の対向ボルト及び該ボルトの雌螺孔を有
し、上記対向ボルトの先端面に∧形刃を形成し、
上記金具の背面に上記挿入溝との平行及び直交補
強部を突設してなる形鋼接合金具によつて構成す
るものである。
「作用」 従つて形鋼6,6を水平方向に土留用矢板9に
接し、長手方向に同一水準に1列に並べ、第1
図、第2図に示すように上記形鋼6,6の鋼板端
縁6′,6′を挿入溝2に挿入し、1組の対向ボル
ト3,3を対向方向に推進して一方の鋼板端縁
6′を該ボルト3,3の∧形刃5,5で挟持し、
他の1組の対向ボルト3,3を対向方向に推進し
て他方の鋼板端縁6′を該ボルト3,3の∧形刃
5,5で挟持することによつて上記形鋼6,6の
鋼板端縁6′,6′の端面を衝合状態に接合するこ
とができる。このような接合部は勿論第1図及び
第2図に示すように上記形鋼6,6の上部(圧縮
部)及び下部(引張部)に設けるものである。上
記鋼板端縁6′,6′はH形鋼のフランジである。
上記圧縮部では両側の形鋼6,6の荷重が集中し
上部金具1の中央部が上方に弯曲又は折曲げしよ
うとするが、平行補強部7がこれに対抗し弯曲又
は折曲げは阻止される。又上記引張部では金具1
の中央部が下方に弯曲しようとするが平行補強部
7がこれを阻止する。
又ボルト3,3による締付挟持力の反力は直交
補強部7′によつて支持され、挿入溝2の両側板
2′,2′が外側に開くおそれはない。
「実施例」 金具1の両側板2′,2′間に鋼板端縁挿入溝2
を形成するものである。この挿入溝2の内部に向
つて該両側板2′,2′の両外側から少なくとも2
個の平行中心線上に雌螺孔4,4を形成し、該雌
螺孔4,4にそれぞれ1組宛の対向ボルト3,3
を外側から螺入しその先端面を対向させ、該先端
面に∧形刃5を形成してなるものである。上記金
具1の背面には上記溝2と平行方向に補強部7を
一体に突設し、上記両側板2′,2′と相俟つて溝
2の背板2″又は金具1の背面と直角方向に掛る
上下方向の荷重に対抗することができるし、又上
記背面には上記溝2と直角方向に補強部7′を一
体に設けることによつて上記ボルト3,3による
対向方向締付力の反力を支持することができる。
上記平行及び直交補強部7,7′は勿論一体であ
つて第1図及び第2図に示すように一体の平行及
び直交補強リブによつて形成することができる。
「効果」 本案は上述のように構成したのでH形鋼6等の
長い重形鋼材の端面を衝合させ、その状態で両端
フランジ部を上記金具1によつて挟持し対向ボル
ト3,3の先端∧形刃5,5を食い込ませて締付
けるのみで2個の上記長い重形鋼材を長手方向に
溶接やボルト孔加工を要せず安全迅速に接合し得
て長手方向と直交する重荷重に耐え得る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の形鋼接合金具による接合状態を
示す正面図、第2図は第1図を右方から見た側面
図、第3図は従来の接合状態の斜視図、第4図は
土留状態の斜視図、第5図は土留状態の縦断面図
である。 1……金具、2……鋼板端縁挿入溝、3……対
向ボルト、4……雌螺孔、5……∧形刃、7……
平行補強部、7′……直交補強部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金具に1個の鋼板端縁挿入溝を形成してなり、
    該金具の外側から該挿入溝内に螺入する少くとも
    2組の対向ボルト及び該ボルトの雌螺孔を有し、
    上記対向ボルトの先端面に∧形刃を形成し、上記
    金具の背面に上記挿入溝との平行及び直交補強部
    を突設してなる形鋼接合金具。
JP1988119551U 1988-09-12 1988-09-12 Expired - Lifetime JPH0547783Y2 (ja)

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JPH0242938U JPH0242938U (ja) 1990-03-26
JPH0547783Y2 true JPH0547783Y2 (ja) 1993-12-16

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556830U (ja) * 1978-06-29 1980-01-17
JPS5924725U (ja) * 1982-08-09 1984-02-16 株式会社メイク 二重太鼓型作り名古屋帯

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556830U (ja) * 1978-06-29 1980-01-17
JPS5924725U (ja) * 1982-08-09 1984-02-16 株式会社メイク 二重太鼓型作り名古屋帯

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JPH0242938U (ja) 1990-03-26

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