JPH0726763A - 立体式駐車設備 - Google Patents
立体式駐車設備Info
- Publication number
- JPH0726763A JPH0726763A JP19514393A JP19514393A JPH0726763A JP H0726763 A JPH0726763 A JP H0726763A JP 19514393 A JP19514393 A JP 19514393A JP 19514393 A JP19514393 A JP 19514393A JP H0726763 A JPH0726763 A JP H0726763A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turntable
- arm
- carrier
- automobile
- transfer device
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スペース的に優れているとともに使い勝手を
よくする。 【構成】 自動車2を搭載した搬器5を各階に備えられ
ている受台34に開放させた側面から積み降ろし可能と
した高架式の架台からなる収容部3と、搬器5を載置可
能なターンテーブル61を先端に有するスイング式のア
ーム6が昇降自在に配置された受台の搬送部4とからな
る。
よくする。 【構成】 自動車2を搭載した搬器5を各階に備えられ
ている受台34に開放させた側面から積み降ろし可能と
した高架式の架台からなる収容部3と、搬器5を載置可
能なターンテーブル61を先端に有するスイング式のア
ーム6が昇降自在に配置された受台の搬送部4とからな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高架式の架台に自動車を
立体的に駐車させる立体式駐車設備に関するものであ
る。
立体的に駐車させる立体式駐車設備に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近頃、土地利用の面から狭い占有地に多
数の自動車を効率よく収容させるために高架式の架台に
自動車を立体的に駐車させる立体式駐車設備が用いられ
ている。
数の自動車を効率よく収容させるために高架式の架台に
自動車を立体的に駐車させる立体式駐車設備が用いられ
ている。
【0003】そして、従来、立体式駐車設備として例え
ば図10ならびに図11に示したような構成を有するも
のが知られている。
ば図10ならびに図11に示したような構成を有するも
のが知られている。
【0004】図10に示したものはいわゆるパズル式と
呼ばれるもので、昇降ならびに水平移動によって自動車
を高架式の架台の空いたスペースに駐車させるものであ
り、また、図11に示したものはいわゆるエレベータ式
と呼ばれるもので、高架式の架台に沿って立設させたエ
レベータを用いて自動車を高架式の架台の空いたスペー
スに収容させるものである。
呼ばれるもので、昇降ならびに水平移動によって自動車
を高架式の架台の空いたスペースに駐車させるものであ
り、また、図11に示したものはいわゆるエレベータ式
と呼ばれるもので、高架式の架台に沿って立設させたエ
レベータを用いて自動車を高架式の架台の空いたスペー
スに収容させるものである。
【0005】ところが、前記パズル式と呼ばれる立体式
駐車設備は、最下段に乗り入れた自動車を高架式の架台
に昇降ならびに水平移動させなければならず単独での出
し入れが困難であるとともに複雑な移動機構ならびに制
御機構が必要で、常に最下段に乗り入れる自動車のため
に空きを作っておく必要もあり不便で、スペースの点で
も不利である。
駐車設備は、最下段に乗り入れた自動車を高架式の架台
に昇降ならびに水平移動させなければならず単独での出
し入れが困難であるとともに複雑な移動機構ならびに制
御機構が必要で、常に最下段に乗り入れる自動車のため
に空きを作っておく必要もあり不便で、スペースの点で
も不利である。
【0006】また、前記エレベータ式と呼ばれる立体式
駐車設備は、高架式の架台に沿ってエレベータ装置を設
置しなければならず広い設置スペースが必要であるとと
もに高価である。
駐車設備は、高架式の架台に沿ってエレベータ装置を設
置しなければならず広い設置スペースが必要であるとと
もに高価である。
【0007】更に、前記従来の立体式駐車設備はいずれ
も自動車が乗り入れた方向を向いたままで収納されるも
のであり、例えば後進状態で乗り入れた場合には前進状
態で出られない、という不便さがある。
も自動車が乗り入れた方向を向いたままで収納されるも
のであり、例えば後進状態で乗り入れた場合には前進状
態で出られない、という不便さがある。
【0008】そのため、別途にターンテーブルのような
方向変喚機を設置することも考えられるが、設置スペー
スが増加する、という問題がある。
方向変喚機を設置することも考えられるが、設置スペー
スが増加する、という問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来の立体式駐車設備は、常に最下段に乗
り入れる自動車のために空きを作っておく必要があると
ともに単独での出し入れが困難で、収容した自動車が乗
り入れた方向を向いたままで取り出されるなど使い勝手
が悪く不便でスペースの点で不利であるとともに、複雑
な機構或いは大規模な設備が必要で高価である、という
点である。
する課題は、従来の立体式駐車設備は、常に最下段に乗
り入れる自動車のために空きを作っておく必要があると
ともに単独での出し入れが困難で、収容した自動車が乗
り入れた方向を向いたままで取り出されるなど使い勝手
が悪く不便でスペースの点で不利であるとともに、複雑
な機構或いは大規模な設備が必要で高価である、という
点である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車を搭載
した搬器を各階に備えられている受台に開放させた側面
から積み降ろし可能とした高架式の架台からなる収容部
と、前記搬器を載置可能なターンテーブルを先端に有す
るスイング式のアームが昇降自在に配置された前記受台
の搬送部とからなることを特徴とし、スペース的に優れ
ているとともに使い勝手のよい立体式駐車設備を提供す
る、という目的を達成する。
した搬器を各階に備えられている受台に開放させた側面
から積み降ろし可能とした高架式の架台からなる収容部
と、前記搬器を載置可能なターンテーブルを先端に有す
るスイング式のアームが昇降自在に配置された前記受台
の搬送部とからなることを特徴とし、スペース的に優れ
ているとともに使い勝手のよい立体式駐車設備を提供す
る、という目的を達成する。
【0011】
【作用】アームの先端に備えたターンテーブルに載置し
た搬器を地面に配置して自動車を乗り入れ、必要ならば
ターンテーブルを回転させて搬器を収容部の受台に対し
て平行とし、アームを収容部の所望の収容階に合わせて
上昇させるとともにスイングさせて自動車を搭載した搬
器を受台上方に差し込み、そのまま下降させることによ
りターンテーブルを搬器から外し自動車を載せた搬器を
受台に載置収容する。
た搬器を地面に配置して自動車を乗り入れ、必要ならば
ターンテーブルを回転させて搬器を収容部の受台に対し
て平行とし、アームを収容部の所望の収容階に合わせて
上昇させるとともにスイングさせて自動車を搭載した搬
器を受台上方に差し込み、そのまま下降させることによ
りターンテーブルを搬器から外し自動車を載せた搬器を
受台に載置収容する。
【0012】アームの先端に備えたターンテーブルを受
台の下に差し込むとともに、上昇させて自動車を載せた
搬器をターンテーブルに載せてアームをスイングさせる
ことにより収容部の開放側に取り出して地面に下降させ
る。
台の下に差し込むとともに、上昇させて自動車を載せた
搬器をターンテーブルに載せてアームをスイングさせる
ことにより収容部の開放側に取り出して地面に下降させ
る。
【0013】必要ならば、ターンテーブルを回転させて
自動車の向きを所望の方向へ変換して自動車を乗り出
す。
自動車の向きを所望の方向へ変換して自動車を乗り出
す。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。
明する。
【0015】図1乃至図9は本発明の一実施例を示すも
のであり、立体式駐車設備1は主として、自動車2の収
容部3と、自動車2を収容部3へ乗降させるための搬送
部4とから構成される。
のであり、立体式駐車設備1は主として、自動車2の収
容部3と、自動車2を収容部3へ乗降させるための搬送
部4とから構成される。
【0016】収容部3は例えば四方に植設された四本の
四角柱状の支柱31・・31とこれらの支柱31・・3
1の内、後面B側に位置する支柱31,31間に掛け渡
された複数の桁32により形成された高架式の架台から
なる。
四角柱状の支柱31・・31とこれらの支柱31・・3
1の内、後面B側に位置する支柱31,31間に掛け渡
された複数の桁32により形成された高架式の架台から
なる。
【0017】収容部3の前面A側には桁32が配置され
ておらず開放状態であるとともに背面B側の各桁32に
はそれらの中央部分に前面A側に向けた2本の桁33,
33が水平に突設しており、これらの桁33,33によ
り各階に自動車2を収容する搬器5を載置する受台34
が形成されている。
ておらず開放状態であるとともに背面B側の各桁32に
はそれらの中央部分に前面A側に向けた2本の桁33,
33が水平に突設しており、これらの桁33,33によ
り各階に自動車2を収容する搬器5を載置する受台34
が形成されている。
【0018】前記各受台34に載置される搬器5は、収
容する自動車2に合わせて平面が矩形状に形成され、長
手方向に延びる両側端に自動車2のタイヤを収容する溝
条51,51が形成されているとともに、自動車2の乗
降を容易にするとともに受台34に安定した状態で載置
させるために長手方向の両端を下方へ向けて傾斜させて
いる。
容する自動車2に合わせて平面が矩形状に形成され、長
手方向に延びる両側端に自動車2のタイヤを収容する溝
条51,51が形成されているとともに、自動車2の乗
降を容易にするとともに受台34に安定した状態で載置
させるために長手方向の両端を下方へ向けて傾斜させて
いる。
【0019】搬器5の裏面には後述のターンテーブル6
1に載置するための矩形状の溝52が形成されている。
1に載置するための矩形状の溝52が形成されている。
【0020】一方、搬送部4は、先端に前記搬器5を載
置可能なターンテーブル61を有するアーム6がその基
端を昇降機構7を介して収容部3の前面A側に位置する
一方の支柱31に沿って昇降自在に配置されている。
置可能なターンテーブル61を有するアーム6がその基
端を昇降機構7を介して収容部3の前面A側に位置する
一方の支柱31に沿って昇降自在に配置されている。
【0021】詳しく説明すると、アーム6は所定の長さ
を有して全体が細長平板状を呈し、その基端が、前記支
柱31によって形成される昇降ガイド支柱35に支持ロ
ーラ71を介して昇降自在に且つ軸線方向に回転不可能
に支持された中空円筒状の昇降部72に軸線に沿って少
なくとも一定の角度範囲において回転可能に支持されて
おり、昇降部72は最上階の桁32に取り付けられたス
プロケット73,73に巻き掛けたチェーン74を介し
て収容部3における下方の桁32に取り付けられた昇降
用電動駆動装置75により自動的に昇降する。
を有して全体が細長平板状を呈し、その基端が、前記支
柱31によって形成される昇降ガイド支柱35に支持ロ
ーラ71を介して昇降自在に且つ軸線方向に回転不可能
に支持された中空円筒状の昇降部72に軸線に沿って少
なくとも一定の角度範囲において回転可能に支持されて
おり、昇降部72は最上階の桁32に取り付けられたス
プロケット73,73に巻き掛けたチェーン74を介し
て収容部3における下方の桁32に取り付けられた昇降
用電動駆動装置75により自動的に昇降する。
【0022】尚、昇降用電動駆動装置75は本実施例の
ようにチェーンを用いた伝動機構に限るものでなく、例
えばワイヤとプーリーとを用いてもよい。
ようにチェーンを用いた伝動機構に限るものでなく、例
えばワイヤとプーリーとを用いてもよい。
【0023】また、昇降部72にはアーム6のスイング
機構8ならびに矩形状のターンテーブル61の旋回機構
9が備えられている。
機構8ならびに矩形状のターンテーブル61の旋回機構
9が備えられている。
【0024】スイング機構8は昇降部72の外周に嵌着
されたスプロケット81と、昇降部72の外周に軸線を
中心として回動可能に嵌装されたアーム6の基端62に
設けられたスイング用電動駆動装置82およびスプロケ
ット81と電動駆動装置82との間に巻き掛けられたチ
ェーン83により構成される。
されたスプロケット81と、昇降部72の外周に軸線を
中心として回動可能に嵌装されたアーム6の基端62に
設けられたスイング用電動駆動装置82およびスプロケ
ット81と電動駆動装置82との間に巻き掛けられたチ
ェーン83により構成される。
【0025】また、ターンテーブル61は長さが受台3
4を形成する二本の桁33,33間の距離よりも短く形
成されて二本の桁33,33間を通過可能な大きさに形
成されているとともにアーム6の基端に配置した垂直軸
63に軸心を中心として回動可能に取付けられており、
その旋回機構9は垂直軸63に固着したスプロケット9
1と、スイング用電動駆動機構82の下方においてアー
ム6の基部62に配置された旋回用電動駆動装置92
と、スプロケット91と電動駆動装置92のスプロケッ
ト93との間に巻き掛けられたチェーン94とから構成
される。
4を形成する二本の桁33,33間の距離よりも短く形
成されて二本の桁33,33間を通過可能な大きさに形
成されているとともにアーム6の基端に配置した垂直軸
63に軸心を中心として回動可能に取付けられており、
その旋回機構9は垂直軸63に固着したスプロケット9
1と、スイング用電動駆動機構82の下方においてアー
ム6の基部62に配置された旋回用電動駆動装置92
と、スプロケット91と電動駆動装置92のスプロケッ
ト93との間に巻き掛けられたチェーン94とから構成
される。
【0026】そして、昇降用電動駆動装置75、スイン
グ用電動駆動装置82および旋回用電動駆動装置92は
例えば昇降ガイド支柱35と反対側の支柱31に設けら
れた操作箱10内に配置された図示しない制御装置によ
り制御運転される。
グ用電動駆動装置82および旋回用電動駆動装置92は
例えば昇降ガイド支柱35と反対側の支柱31に設けら
れた操作箱10内に配置された図示しない制御装置によ
り制御運転される。
【0027】このような構成を有する立体式駐車設備1
に自動車2を収容するには、まず、アーム6の先端に備
えたターンテーブル61に収容部3の各受台34に載置
される搬器5の内の一つをその裏面に形成された矩形状
の溝52を嵌装させて載置し、収容部3の開放側Aに面
した地面11に配置して搬器5に自動車2を乗り入れ
る。
に自動車2を収容するには、まず、アーム6の先端に備
えたターンテーブル61に収容部3の各受台34に載置
される搬器5の内の一つをその裏面に形成された矩形状
の溝52を嵌装させて載置し、収容部3の開放側Aに面
した地面11に配置して搬器5に自動車2を乗り入れ
る。
【0028】このとき、自動車2の乗り入れ方向が収容
部3に平行でないときは旋回機構9を用いてターンテー
ブル61を回転させることにより搬器5の向きを変化さ
せることが可能であり、自動車2の乗り入れ方向を任意
に設定することが可能である。
部3に平行でないときは旋回機構9を用いてターンテー
ブル61を回転させることにより搬器5の向きを変化さ
せることが可能であり、自動車2の乗り入れ方向を任意
に設定することが可能である。
【0029】そして、次に旋回機構9を用いてターンテ
ーブル61を回転させて自動車2を搭載した搬器5が収
容部3に対して平行となるように、即ち、搬器5の溝条
51,51が受台34に直交するように位置させ、昇降
機構7を用いてアーム6を収容部3の収容階に合わせて
上昇させる。
ーブル61を回転させて自動車2を搭載した搬器5が収
容部3に対して平行となるように、即ち、搬器5の溝条
51,51が受台34に直交するように位置させ、昇降
機構7を用いてアーム6を収容部3の収容階に合わせて
上昇させる。
【0030】次に、スイング機構8を用いてスイングさ
せ自動車2を載せた搬器5を受台34上方に差し込み、
そのまま下降させてターンテーブル61を搬器5から外
し、搬器5を受台34に載置収容する。
せ自動車2を載せた搬器5を受台34上方に差し込み、
そのまま下降させてターンテーブル61を搬器5から外
し、搬器5を受台34に載置収容する。
【0031】殊に、スイング機構8によりアーム6をス
イングさせたときに、ターンテーブル61が図1に示す
ようにスプロケット91とスプロケット93との間に巻
き掛けられたチェーン94の保持機能によりアーム6を
搬器5が収容部3に対して平行状態を保ったままの状態
でスイングさせることができる。
イングさせたときに、ターンテーブル61が図1に示す
ようにスプロケット91とスプロケット93との間に巻
き掛けられたチェーン94の保持機能によりアーム6を
搬器5が収容部3に対して平行状態を保ったままの状態
でスイングさせることができる。
【0032】従って、きわめて短時間でしかも確実に搬
器5を受台34に載置することができる。
器5を受台34に載置することができる。
【0033】そして、自動車2を所定の位置に収容した
ならば、次の作業の指令があるまでアーム6をそのまま
の状態で停止させておけばよい。
ならば、次の作業の指令があるまでアーム6をそのまま
の状態で停止させておけばよい。
【0034】また、前記の手段により既に収容部3に収
容されている自動車を取り出すには、最初にアーム6の
先端に備えたターンテーブル61を受台34下部の所定
位置に差し込むとともに、ターンテーブル61を昇降機
構7により上昇させて搬器5の裏面に形成された矩形状
の溝52にターンテーブル61を嵌装させて搬器5を載
置させ、次いで、スイング機構8を用いてアーム6を収
容部3の開放側Aにスイングさせるとともに、昇降機構
7を用いてアーム6を下降させて地面に下降させ、必要
ならば、ターンテーブル61を旋回機構9により回転さ
せて自動車2の向きを所望の方向へ変換して自動車2を
乗り出す。
容されている自動車を取り出すには、最初にアーム6の
先端に備えたターンテーブル61を受台34下部の所定
位置に差し込むとともに、ターンテーブル61を昇降機
構7により上昇させて搬器5の裏面に形成された矩形状
の溝52にターンテーブル61を嵌装させて搬器5を載
置させ、次いで、スイング機構8を用いてアーム6を収
容部3の開放側Aにスイングさせるとともに、昇降機構
7を用いてアーム6を下降させて地面に下降させ、必要
ならば、ターンテーブル61を旋回機構9により回転さ
せて自動車2の向きを所望の方向へ変換して自動車2を
乗り出す。
【0035】更に、図8ならびに図9は前記実施例の設
置例を示すものであり、図8は収容部3を自動車2の進
入方向に対して直交するように配置したもの、図9は収
容部3を自動車2の進入方向に対して平行となるように
配置したものであるが、いずれの場合にもターンテーブ
ル61を回転させることにより前進状態での入出が可能
である。
置例を示すものであり、図8は収容部3を自動車2の進
入方向に対して直交するように配置したもの、図9は収
容部3を自動車2の進入方向に対して平行となるように
配置したものであるが、いずれの場合にもターンテーブ
ル61を回転させることにより前進状態での入出が可能
である。
【0036】以上のように本実施例は収容中の他の自動
車の位置を変更するなどの操作を必要とせず個別に自動
車の入出作業を行なうことができるとともに、収容した
自動車を乗り入れた方向へ向けて前進状態で取り出すこ
とができ、きわめて使い勝手がよい。
車の位置を変更するなどの操作を必要とせず個別に自動
車の入出作業を行なうことができるとともに、収容した
自動車を乗り入れた方向へ向けて前進状態で取り出すこ
とができ、きわめて使い勝手がよい。
【0037】また、本実施例は主として収容部3におけ
る背面B側にだけ桁32を配置した構成としたが、少な
くとも自動車を搭載した搬器を側面から各階に備えられ
ている受台に積み降ろし可能な開放面を有していればよ
い。
る背面B側にだけ桁32を配置した構成としたが、少な
くとも自動車を搭載した搬器を側面から各階に備えられ
ている受台に積み降ろし可能な開放面を有していればよ
い。
【0038】更に、本実施例は昇降ガイド支柱35が支
柱31の一つによって形成される構成であるが、昇降ガ
イド支柱35を別途に設けた構成としてもよい。
柱31の一つによって形成される構成であるが、昇降ガ
イド支柱35を別途に設けた構成としてもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明は、アームの先端に設けた搬器を
地面に配置して自動車を乗り入れ、アームを収容部の所
望の収容階に合わせて上昇させるとともにスイングさせ
て自動車を載せた搬器を受台に載置収容するものであ
り、常に最下段に乗り入れる自動車のために空きを作っ
ておく必要がないとともに単独での出し入れが可能であ
り、きわめて使い勝手がよく、少ない設置スペースで済
むととともに機構も複雑でなくエレベータのような大規
模な設備を必要としないため経済的にも有利である。
地面に配置して自動車を乗り入れ、アームを収容部の所
望の収容階に合わせて上昇させるとともにスイングさせ
て自動車を載せた搬器を受台に載置収容するものであ
り、常に最下段に乗り入れる自動車のために空きを作っ
ておく必要がないとともに単独での出し入れが可能であ
り、きわめて使い勝手がよく、少ない設置スペースで済
むととともに機構も複雑でなくエレベータのような大規
模な設備を必要としないため経済的にも有利である。
【0040】また、搬器をアームの先端に設けたターン
テーブルに載置させることにより、搬器を回転可能とし
たため、収容部へ収容する際ならびに収容部から取り出
す際に自動車を載せた搬器を収容部と平行な状態を保っ
たままで昇降させることができるとともに、収容した自
動車を乗り入れた方向と異なる方向へ向けて取り出すこ
とが可能である。
テーブルに載置させることにより、搬器を回転可能とし
たため、収容部へ収容する際ならびに収容部から取り出
す際に自動車を載せた搬器を収容部と平行な状態を保っ
たままで昇降させることができるとともに、収容した自
動車を乗り入れた方向と異なる方向へ向けて取り出すこ
とが可能である。
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図1に示した実施例におけるアームの基端部を
示す拡大部分断面図である。
示す拡大部分断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図1に示した実施例におけるアームの先端部を
示す拡大部分断面図である。
示す拡大部分断面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】図1に示した実施例における設置状態を示す説
明図である。
明図である。
【図9】図1に示した実施例における異なる設置状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図10】従来例を示す説明図である。
【図11】異なる従来例を示す説明図である。
1 立体式駐車設備 2 自動車 3 収容部 4 搬送部 5 搬器 6 アーム 61 ターンテーブル 34 受台
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車を搭載した搬器を各階に備えられ
ている受台に開放させた側面から積み降ろし可能とした
高架式の架台からなる収容部と、前記搬器を載置可能な
ターンテーブルを先端に有するスイング式のアームが昇
降自在に配置された前記受台の搬送部とからなることを
特徴とする立体式駐車設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19514393A JPH0726763A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 立体式駐車設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19514393A JPH0726763A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 立体式駐車設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726763A true JPH0726763A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=16336162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19514393A Withdrawn JPH0726763A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 立体式駐車設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726763A (ja) |
-
1993
- 1993-07-12 JP JP19514393A patent/JPH0726763A/ja not_active Withdrawn
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Date | Code | Title | Description |
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