JPH0726430Y2 - ステンレス鋼板製のマンホールなどの蓋板 - Google Patents
ステンレス鋼板製のマンホールなどの蓋板Info
- Publication number
- JPH0726430Y2 JPH0726430Y2 JP332591U JP332591U JPH0726430Y2 JP H0726430 Y2 JPH0726430 Y2 JP H0726430Y2 JP 332591 U JP332591 U JP 332591U JP 332591 U JP332591 U JP 332591U JP H0726430 Y2 JPH0726430 Y2 JP H0726430Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover plate
- wall
- stainless steel
- receiving frame
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、マンホール、排水桝な
どに使用される蓋板に関するものである。
どに使用される蓋板に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、マンホールなどの蓋板は、道路、
や構内においても通路に設けられることが多く、蓋板上
を車両等が通過するために鋳鉄で鋳造されてきたが、屋
敷内など耐荷重性を要求されない所に設けられる蓋板は
プラスチックで成型され使用されている。
や構内においても通路に設けられることが多く、蓋板上
を車両等が通過するために鋳鉄で鋳造されてきたが、屋
敷内など耐荷重性を要求されない所に設けられる蓋板は
プラスチックで成型され使用されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】近時、鋳鉄製品は重量
があり取扱いに不便であり、色も鋳鉄が錆びないよう黒
色塗料などで塗装されており、建物に付属したマンホー
ルなどに使用されるときは美粧さが要求されるようにな
り、ステンレス鋼で鋳造された蓋板が見られるようにな
ったが、高価となることはさけられなかった。
があり取扱いに不便であり、色も鋳鉄が錆びないよう黒
色塗料などで塗装されており、建物に付属したマンホー
ルなどに使用されるときは美粧さが要求されるようにな
り、ステンレス鋼で鋳造された蓋板が見られるようにな
ったが、高価となることはさけられなかった。
【０００４】これらの要望を満たすため、ステンレス鋼
板などを円盤状に打抜き蓋板として使用されるようにな
ってきたが、耐荷重性を要求されるものは、蓋板の裏側
に補強用のリブを溶接などで取付けるが、受枠も軽量で
耐腐触性のあるプラスチックで成型されたものが使用さ
れたとき、リブで受枠の内壁上端に傷をつけてしまうな
どの欠点があり、耐荷重性のない場所で主として使用さ
れるのみであり、耐荷重性のある軽量で取扱いが容易
で、美粧な蓋板が要求されるようになってきた。
板などを円盤状に打抜き蓋板として使用されるようにな
ってきたが、耐荷重性を要求されるものは、蓋板の裏側
に補強用のリブを溶接などで取付けるが、受枠も軽量で
耐腐触性のあるプラスチックで成型されたものが使用さ
れたとき、リブで受枠の内壁上端に傷をつけてしまうな
どの欠点があり、耐荷重性のない場所で主として使用さ
れるのみであり、耐荷重性のある軽量で取扱いが容易
で、美粧な蓋板が要求されるようになってきた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、かゝる要望を
解決するため種々検討の結果なされたもので、美粧なス
テンレス鋼板を円盤状に打抜いたのち、裏面の周縁に沿
って脚片を垂設せしめ、その内側にリブを溶接などで取
付けたのち、受枠の内壁上端に接する位置に、内壁の上
端の幅よりも広い幅を有する環状帯を取付けることによ
り解決せるものである。
解決するため種々検討の結果なされたもので、美粧なス
テンレス鋼板を円盤状に打抜いたのち、裏面の周縁に沿
って脚片を垂設せしめ、その内側にリブを溶接などで取
付けたのち、受枠の内壁上端に接する位置に、内壁の上
端の幅よりも広い幅を有する環状帯を取付けることによ
り解決せるものである。
【０００６】
【作用】蓋板の裏面に垂設した脚片は、受枠の外壁と内
壁間に嵌挿され、外壁と内壁のなす溝中に水が入ったと
きに外と内との空気を遮断し、その内側に設けた環状帯
は受枠の内壁上端に面接触して蓋板を支える作用を有す
る。
壁間に嵌挿され、外壁と内壁のなす溝中に水が入ったと
きに外と内との空気を遮断し、その内側に設けた環状帯
は受枠の内壁上端に面接触して蓋板を支える作用を有す
る。
【０００７】
【実施例】本考案を、図面に示す実施例に従って説明す
る。蓋板(1)は、図１、に示す如くステンレス鋼板を円
盤状に打抜いたのち、図２、に示す如く裏面の周縁に沿
って脚片を溶接するなどして垂設せしめ、受枠(2)に嵌
合したときに受枠(2)の外壁(7)と内壁(8)とで形成する
溝中に嵌挿され、下端は溝の底に接触しない程度とし、
該脚片(3)の内側(3)の裏面に井桁状にリブ(4)を溶接す
る。なおリブ(3)は、蓋板(1)の大きさすなわち直径に比
例してリブ(4)本数を増減、または中央部が高く周縁部
に向って低く形成するなどして、要求される耐圧強度を
得られるよう構成すればよい。
る。蓋板(1)は、図１、に示す如くステンレス鋼板を円
盤状に打抜いたのち、図２、に示す如く裏面の周縁に沿
って脚片を溶接するなどして垂設せしめ、受枠(2)に嵌
合したときに受枠(2)の外壁(7)と内壁(8)とで形成する
溝中に嵌挿され、下端は溝の底に接触しない程度とし、
該脚片(3)の内側(3)の裏面に井桁状にリブ(4)を溶接す
る。なおリブ(3)は、蓋板(1)の大きさすなわち直径に比
例してリブ(4)本数を増減、または中央部が高く周縁部
に向って低く形成するなどして、要求される耐圧強度を
得られるよう構成すればよい。
【０００８】このように構成された蓋板(1)において、
図２、に示す如く、脚片(3)の内側に受枠(2)の内壁(8)
の上端の幅よりも広い幅を有する環状体(5)を、蓋板(1)
を受枠(2)に嵌合したときに受枠(2)の内壁(8)上端に接
し、蓋板(1)を支えるように溶接などで取付ける。該環
状体(5)は、図２、に示す如く脚片(3)の内壁面およびリ
ブ(4)の上端に溶着するなどして固定し、さらに環状の
補強片(6)を環状体(5)と蓋板(1)の裏面間に溶接などで
取付けるとよく、環状体(5)は、表面が平らで受枠(2)の
内壁(8)上端より広幅なものであれば、断面がＬ字形、
Ｕ字形または角柱状のものでも差支えなく、また、リブ
(4)は環状体(5)の内側と内接するよう設けるも差支えな
い。
図２、に示す如く、脚片(3)の内側に受枠(2)の内壁(8)
の上端の幅よりも広い幅を有する環状体(5)を、蓋板(1)
を受枠(2)に嵌合したときに受枠(2)の内壁(8)上端に接
し、蓋板(1)を支えるように溶接などで取付ける。該環
状体(5)は、図２、に示す如く脚片(3)の内壁面およびリ
ブ(4)の上端に溶着するなどして固定し、さらに環状の
補強片(6)を環状体(5)と蓋板(1)の裏面間に溶接などで
取付けるとよく、環状体(5)は、表面が平らで受枠(2)の
内壁(8)上端より広幅なものであれば、断面がＬ字形、
Ｕ字形または角柱状のものでも差支えなく、また、リブ
(4)は環状体(5)の内側と内接するよう設けるも差支えな
い。
【０００９】
【考案の効果】本考案は、以上の如くステンレス鋼板を
打抜き成型されているので、蓋板(1)は従来の鋼鉄製よ
りも軽量で取扱いが容易で、かつ美粧であり、受枠に耐
不触性の良好で軽量なプラスチック成型品を使用して
も、蓋板と接する内壁上端が蓋板の環状体と全面に亘っ
て接するので、蓋板のリブなどで損傷される恐れなく、
かつ、従来の鋳鉄品の場合、受枠の内壁上端と蓋板の裏
面が接して支えられるよう構成したものは、表面に細か
い凹凸があるので密閉性が良好でなかったが、良好にな
り、防臭効果も生ずるなどの効果がある。
打抜き成型されているので、蓋板(1)は従来の鋼鉄製よ
りも軽量で取扱いが容易で、かつ美粧であり、受枠に耐
不触性の良好で軽量なプラスチック成型品を使用して
も、蓋板と接する内壁上端が蓋板の環状体と全面に亘っ
て接するので、蓋板のリブなどで損傷される恐れなく、
かつ、従来の鋳鉄品の場合、受枠の内壁上端と蓋板の裏
面が接して支えられるよう構成したものは、表面に細か
い凹凸があるので密閉性が良好でなかったが、良好にな
り、防臭効果も生ずるなどの効果がある。
【図１】蓋板の裏面を示した平面図である。
【図２】第１図の蓋板を受枠に嵌合した状態を示す部分
拡大断面図である。
拡大断面図である。
１ 蓋板 ２ 受枠 ３ 脚片 ４ リブ ５ 環状帯 ６ 補強片 ７ 外壁 ８ 内壁
Claims (1)
- 【請求項１】 ステンレス鋼板を打抜き、裏面周縁より
内側に周縁に沿って脚片(3)を溶接し、該脚片(3)の内側
にリブ(4)を溶着した蓋板(1)において、脚片(3)の内側
に受枠(2)の内壁(8)の上端の幅よりも広い幅を有する環
状帯(5)を蓋板(1)を受枠(2)に嵌合したとき内壁(8)上端
に接し蓋板(1)を支えるよう取付けたことを特徴とする
ステンレス鋼板製のマンホールなどの蓋板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP332591U JPH0726430Y2 (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | ステンレス鋼板製のマンホールなどの蓋板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP332591U JPH0726430Y2 (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | ステンレス鋼板製のマンホールなどの蓋板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0497944U JPH0497944U (ja) | 1992-08-25 |
| JPH0726430Y2 true JPH0726430Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=31732147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP332591U Expired - Lifetime JPH0726430Y2 (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | ステンレス鋼板製のマンホールなどの蓋板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726430Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-10 JP JP332591U patent/JPH0726430Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0497944U (ja) | 1992-08-25 |
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