JPH0240104Y2 - - Google Patents

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JPH0240104Y2
JPH0240104Y2 JP1943984U JP1943984U JPH0240104Y2 JP H0240104 Y2 JPH0240104 Y2 JP H0240104Y2 JP 1943984 U JP1943984 U JP 1943984U JP 1943984 U JP1943984 U JP 1943984U JP H0240104 Y2 JPH0240104 Y2 JP H0240104Y2
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JP
Japan
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cover
manhole cover
manhole
attached
peripheral wall
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JP1943984U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は下水路や家庭雑排水路に設置されるマ
ンホールの開口を開閉するためのマンホール蓋に
関する。
この種のマンホール蓋の輸送は、数枚、たとえ
ば5枚の蓋を積み上げ、これを梱包バンドによつ
て結束した状態で行われている。このような輸送
方法を採る場合、従来は裸梱包、すなわちマンホ
ール蓋を梱包せずに結束していた。そのため、マ
ンホール蓋がレジンコンクリートやプラスチツク
製である場合にはその上面コーナ部が梱包バンド
とこすれたり別のマンホール蓋と干渉することに
よつて破損することがあつた。同様の破損事故
は、一般家庭雑排水用の排水ますや下水用のマン
ホール等の施工中にマンホール蓋を取り扱うとき
にも発生していた。
また、マンホール蓋は上記した排水ますやマン
ホール等の施工時には、それらの内部へ土、砂が
入り込むことを未然に防ぐためにそれらの開口部
に仮り置きされるが、その場合には上記した破損
事故のほかに、施工中にその上面がピツチやコー
ルタール等の洗浄によつても容易に除去できない
物質によつて汚れてしまうことがある。そこで従
来は、このような汚れを防止するためにマンホー
ル蓋を裏返して仮り置きすることが行われていた
が、そうすると仮り置きされたマンホール蓋のが
たつき等がひどく、上面コーナ部の破損につなが
るおそれがあつた。
他方、マンホール蓋は一般には円板状をしてい
るので、上記のように梱包バンドを使用して結束
するとき、あるいは結束後の輸送中に梱包バンド
がマンホール蓋から離脱しやすい難点があり、そ
の離脱によつて輸送中にマンホール蓋がばらけて
しまうこともあつた。
本考案は以上の事情に鑑みてなされたもので、
結束時における梱包バンドとのこすれ合いやマン
ホール蓋どうしの干渉による破損からマンホール
蓋の上面コーナ部を保護することができ、また、
施工中の排水ますやマンホール等への仮り置き時
にその上面が汚れることを未然に防止することが
でき、さらにマンホール蓋が円板状であつてもそ
の結束時や結束後の輸送中に梱包バンドが離脱す
ることのないカバーを提供することを目的とす
る。
以下、図示例にしたがつて本考案によるマンホ
ール蓋のカバーを説明する。
第1図は円板状のマンホール蓋100とこれに
装着するカバー10を示している。同図から明ら
かなように、カバー10が装着されるマンホール
蓋100はその上面の二箇所に凹入状の把手部1
01,101を備えるとともに、その適所に型
式、用途、会社名等の表示102が施されてい
る。他方、カバー10は円形の上壁11と周壁1
2とを一体に有する成形体によつて構成されてお
り、その上壁11の二箇所に透孔13,13が形
成されている。これらの透孔13,13は、カバ
ー10をマンホール蓋100に装着したときにそ
の把手部101,101に合致される。また、カ
バー10の周壁12の複数箇所、たとえば90度お
きの4箇所に凹所14が設けられている。さらに
第2図から明らかなように、周壁12の下端にリ
ング状の掛止片15が一体に設けられている。
上記したカバー10は、マンホール蓋100に
その上から押し付けて装着される。この場合、周
壁12は掛止片15がマンホール蓋100の外周
面と摺接することによつて拡径方向に変形し、装
着された状態では第3図のように周壁12が元の
状態に復元して掛止片15がマンホール蓋100
の裏面に掛止される。
第3図のようにカバー10をマンホール蓋10
0に装着しておけば、マンホール蓋100の上面
コーナ部イが該カバー10によつて保護され、ま
たマンホール蓋100の上面がカバー10の上壁
11に覆われるので上述の仮り置きの際に仮さな
くてもその汚れが未然に防止される。さらにカバ
ー10を装着したマンホール蓋100を梱包バン
ド(図示せず)によつて結束する場合は、梱包バ
ンドをカバー10の凹所14を通して結束すれば
該梱包バンドが確実に位置決めされるのでその離
脱が防止される。
上記において、カバー10は鉄板等の金属薄板
を打抜プレス成形することによつても構成できる
が、適度の剛性を備えた合成樹脂、たとえば塩化
ビニールを成形することによつて構成しておけば
カバー10の装着による輸送時の重量増が問題に
ならず、また装着あるいは離脱の作業を迅速かつ
容易にできる利点がある。その場合に透明のカバ
ー10とすることによつて、第1図で説明したマ
ンホール蓋102の表示をいつでも容易に確認で
きる利点がある。
第4図は他の実施例を示している。すなわち同
図に示したカバー10は周壁12の適所に一対づ
つの膨出部16を設けることによつてその一対の
膨出部16の相互間に凹所14を形成させるとと
もに、上壁11の中央部を円形にくり抜いたもの
である。
このようなカバー10は第5図のようにマンホ
ール蓋100に装着される。これによればマンホ
ール蓋100の上面は、そのコーナ部イのみがカ
バー10によつて覆われることになる。したがつ
てマンホール蓋100はその上面コーナ部イのみ
が破損や汚れから保護される。その他の事項につ
いては第1図、第2図および第3図で説明したと
ころと同様である。なお第5図においては、第3
図に示されている要素と同一要素には同一符号を
付してその説明を省略した。
以上から明らかなように本考案によるカバー
は、マンホール蓋に装着することによつてその上
面コーナ部の折損や汚れを未然に防止できるほ
か、梱包バンドによる結束を容易かつ確実に行え
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はマンホール蓋と本考案実施例によるカ
バーを示す分解組立図、第2図は第1図のA−A
線に沿う拡大断面図、第3図は上記カバーの使用
状態を示す部分断面図、第4図は他の実施例によ
るカバーを示す斜視図、第5図は第4図のカバー
の使用状態を示す部分断面図である。 10……カバー、12……カバーの周壁、14
……凹所、100……マンホール蓋、イ……マン
ホール蓋の上面コーナ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マンホール蓋の少くとも上面コーナ部を覆う成
    形体からなり、この成形体の周壁の複数箇所に凹
    所が設けられていることを特徴とするマンホール
    蓋のカバー。
JP1943984U 1984-02-14 1984-02-14 マンホ−ル蓋のカバ− Granted JPS60130851U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1943984U JPS60130851U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 マンホ−ル蓋のカバ−

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1943984U JPS60130851U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 マンホ−ル蓋のカバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60130851U JPS60130851U (ja) 1985-09-02
JPH0240104Y2 true JPH0240104Y2 (ja) 1990-10-26

Family

ID=30509024

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JP1943984U Granted JPS60130851U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 マンホ−ル蓋のカバ−

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