JPH07264202A - ポイント−マルチポイント伝送システムの起動制御装置 - Google Patents

ポイント−マルチポイント伝送システムの起動制御装置

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Publication number
JPH07264202A
JPH07264202A JP6052022A JP5202294A JPH07264202A JP H07264202 A JPH07264202 A JP H07264202A JP 6052022 A JP6052022 A JP 6052022A JP 5202294 A JP5202294 A JP 5202294A JP H07264202 A JPH07264202 A JP H07264202A
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JP
Japan
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slave
common
control circuit
point
slave device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6052022A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Okumura
康行 奥村
Eiji Maekawa
英二 前川
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Small-Scale Networks (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台の主装置とN台の従装置を接続したポイ
ント−マルチポイント伝送システムにおいて、主装置と
各従装置との間の通信回線設定を行う起動制御装置に関
し、従装置の起動時間を短縮し、主装置と各従装置との
通信回線を高速に設定する。 【構成】 すべての従装置に共通な起動手順を実行する
1個の共通起動制御回路5と、各従装置2−1〜2−1
Nにそれぞれ対応する起動手順を独立かつ並列に実行す
るN個の個別起動制御回路6−1〜6−Nとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1台の主装置(US
T)とN台の従装置(ONU)を接続したポイント−マ
ルチポイント伝送システムにおいて、主装置と各従装置
との間の通信回線設定を行う起動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポイント−マルチポイント伝送システム
は、図8に示すように1台の主装置1とN台の従装置2
−1〜2−Nを1対Nの伝送線路3を介して接続し、主
装置と各従装置間の通信を時分割多重アクセス方式(T
DMA) で行う構成になっている。
【0003】TDMAでは起動時に、主装置1と各従装
置2−1〜2−Nの伝送遅延を測定し、各従装置から送
出される上り信号が重ならないように送信タイミングを
各従装置に指示する。各従装置2−1〜2−Nは指示さ
れた送信タイミングで上り信号を送出すると、主装置1
の受信点では各従装置からの上り信号が時間軸上に並
ぶ。一方、主装置1から各従装置2−1〜2−Nに伝送
される下り信号は時分割多重されて各従装置に送られ
る。各従装置2−1〜2−Nは、時分割多重された下り
信号から自装置宛の光信号を時間軸上から切り出して受
信する。
【0004】このように、ポイント−マルチポイント伝
送システムでは、主装置1と各従装置2−1〜2−Nの
伝送遅延を測定し、各従装置の送信タイミングを算出し
て通信回線を設定する起動制御が必要であった。起動制
御装置4はこの起動制御を行うものであり、従来は主装
置1内に1つ設けられていた。したがって、従来の起動
制御は、図9に示すように各従装置ごとに順次実行され
ていた。
【0005】起動制御では、まずすべての従装置に共通
な信号、例えばフレーム信号を送出して各従装置2−1
〜2−Nを主装置1に同期させる。次に、それぞれの従
装置が起動されていない場合に所定の起動手順を実行す
る。起動手順は、従装置に遅延測定を指示し、遅延
測定指示に対して従装置から送出された遅延測定用信号
を受信し、遅延測定および従装置の送信タイミングを
算出し、従装置に送信タイミングを指示するものであ
る。図10は、従来の起動制御装置4における起動制御
の流れを示す。なお、所定の時間内に起動が完了しない
場合には起動手順を一旦中止し、次の従装置に対する起
動手順に移行する。そして、すべての従装置に対して起
動を試みてから、起動に失敗した従装置に対して起動手
順〜を繰り返す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の起動制御装置4
は、図9および図10に示すように各従装置に対して順
番に起動手順を実行している。したがって、主装置1に
接続されるすべての従装置2−1〜2−Nの送信タイミ
ング設定(通信回線設定)を完了するまでの時間が長く
なっていた。
【0007】本発明は、ポイント−マルチポイント伝送
システムに収容される従装置の起動時間を短縮し、主装
置と各従装置との通信回線を高速に設定することができ
るポイント−マルチポイント伝送システムの起動制御装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の起動制御装置
は、すべての従装置に共通な起動手順を実行する1個の
共通起動制御回路と、各従装置にそれぞれ対応する起動
手順を独立かつ並列に実行するN個の個別起動制御回路
とを備える。
【0009】ここで、共通起動制御回路は、すべての従
装置に共通な信号を送出して同期をとる構成であり、各
個別起動制御回路は、それぞれ対応する従装置の遅延測
定を行い、それぞれ対応する従装置に送信タイミングを
指示する構成である。
【0010】また、共通起動制御回路は、すべての従装
置に共通な信号を送出して同期をとり、さらに各個別起
動制御回路からの通知に応じて順次各従装置に共通チャ
ネルで遅延測定を指示する構成であり、各個別起動制御
回路は、それぞれ対応する従装置から共通チャネルで送
出された遅延測定用信号を受信し、共通起動制御回路に
通知するとともに、各従装置の遅延測定用信号から遅延
測定を行い、算出された送信タイミングを各従装置に指
示する構成である。
【0011】
【作用】本発明の起動制御装置は、共通起動制御回路の
もとで、各従装置に対応する個別起動制御回路が独立か
つ並列に所定の起動手順を実行する。これにより、ポイ
ント−マルチポイント伝送システムに収容されるN台の
従装置の起動時間を短縮することができる。
【0012】共通起動制御回路が主装置と各従装置との
同期をとった以降は、各個別起動制御回路が独立かつ並
列に所定の起動手順を実行するか、共通起動制御回路が
各従装置に順次遅延測定を指示し、それ以降の起動手順
を各個別起動制御回路が独立かつ並列に実行する。前者
の場合には、各従装置に対する起動制御が完全に並列処
理される。
【0013】
【実施例】図1は、ポイント−マルチポイント伝送シス
テムにおける本発明の起動制御装置の実施例構成を示
す。本発明の起動制御装置は主装置1に備えられ、すべ
ての従装置2−1〜2−Nに対応する共通起動制御回路
5と、各従装置2−1〜2−Nにそれぞれ対応する個別
起動制御回路6−1〜6−Nとにより構成される。な
お、共通起動制御回路5および個別起動制御回路6−1
〜6−Nはソフトウェアとして構成することも可能であ
る。
【0014】図2は、本発明の起動制御装置における起
動制御の第1実施例を示すフローチャートである。(1)
は共通起動制御回路5の動作例であり、(2) は個別起動
制御回路6−i(iは1〜N)の動作例である。なお、
各個別起動制御回路6−1〜6−Nは独立かつ並列に動
作する。
【0015】図3は、第1実施例における主装置1と各
従装置2−1〜2−Nとの間の伝送フレームの構成を示
す。(1) は主装置1から各従装置2−1〜2−Nへの下
り伝送フレームであり、(2) は各従装置2−1〜2−N
から主装置1への上り伝送フレームである。
【0016】以下、図1〜図3および図4に示すタイム
チャートを参照して本実施例の動作について説明する。
まず、図2(1) に示すように、共通起動制御回路5が全
従装置2−1〜2−Nに共通な信号、例えばフレーム信
号を送出して各従装置を主装置1に同期させ、その後個
別起動制御回路6−1〜6−Nに通知する。次に、図2
(2) に示すように、共通起動制御回路5からの通知に応
じて、各個別起動制御回路6−1〜6−Nがそれぞれ対
応する従装置2−1〜2−Nに対して、独立かつ並列に
所定の起動手順を実行する。起動手順は、下り伝送フ
レーム(図3(1))に各従装置用の遅延測定指示ビットを
設定して各従装置2−1〜2−Nにそれぞれ遅延測定を
指示し、遅延測定指示に対して各従装置2−1〜2−
Nがそれぞれ上り伝送フレーム(図3(2))に設定した遅
延測定用信号を受信し、遅延測定および各従装置の送
信タイミングを算出し、各従装置2−1〜2−Nにそ
れぞれ送信タイミングを指示する。なお、所定の時間内
に起動が完了しない従装置に対しては、起動手順〜
を繰り返す。
【0017】このように各従装置2−1〜2−Nは、そ
れぞれ対応する個別起動制御回路6−1〜6−Nにより
独立かつ並列に起動されるので、システム全体の起動時
間を短縮することができる。
【0018】図5は、本発明の起動制御装置における起
動制御の第2実施例を示すフローチャートである。(1)
は共通起動制御回路5の動作例であり、(2) は個別起動
制御回路6−i(iは1〜N)の動作例である。なお、
各個別起動制御回路6−1〜6−Nは独立かつ並列に動
作する。
【0019】図6は、第2実施例における主装置1と各
従装置2−1〜2−Nとの間の伝送フレームの構成を示
す。(1) は主装置1から各従装置2−1〜2−Nへの下
り伝送フレームであり、(2) は各従装置2−1〜2−N
から主装置1への上り伝送フレームである。
【0020】以下、図1,図5,図6および図7に示す
タイムチャートを参照して本実施例の動作について説明
する。本実施例の特徴は、各従装置2−1〜2−Nに対
する起動手順〜のうち、 遅延測定指示を共通起動制御回路5が担い、遅延測
定用信号受信,遅延測定および送信タイミング算出,
送信タイミング指示を各個別起動制御回路6−1〜6
−Nが担うところにある。
【0021】共通起動制御回路5は、全従装置2−1〜
2−Nに共通な信号、例えばフレーム信号を送出して各
従装置を主装置1に同期させる。次に、従装置2−1が
起動されていない場合に、下り伝送フレーム(図6
(1))に従装置2−1の番号と遅延測定指示ビットを設定
して従装置2−1に遅延測定を指示する。従装置2−1
は、この遅延測定指示に応じて遅延測定用信号を上り伝
送フレーム(図6(2))の全従装置の共通チャネルに設定
する。
【0022】従装置2−1に対応する個別起動制御回路
6−1は、上り伝送フレームの共通チャネルから従装
置2−1の遅延測定用信号を受信し、共通起動制御回路
5に通知する。共通起動制御回路5では、この通知によ
りあるいは所定時間経過後に次の従装置2−2に対して
遅延測定を指示する。一方、個別起動制御回路6−1で
は、遅延測定用信号の受信により、遅延測定および従
装置2−1における送信タイミングを算出し、従装置
2−1に送信タイミングを指示し、共通起動制御回路5
に従装置2−1の起動完了を通知する。
【0023】このように、各従装置2−1〜2−Nは共
通起動制御回路5によって順番に遅延測定指示を受
け、その後の起動手順〜を各個別起動制御回路6−
1〜6−Nが引き継いでいる。これにより、各従装置2
−1〜2−Nが下り伝送フレームおよび上り伝送フレー
ムの起動制御に係わる領域を共有することができる。ま
た、各従装置2−1〜2−Nに対する起動手順〜を
個別起動制御回路6−1〜6−Nが独立かつ並列に実行
しているので、システム全体の起動時間を短縮すること
ができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ポイント
−マルチポイント伝送システムに収容されるN台の従装
置がそれぞれ独立かつ並列に起動されるので、各従装置
に対する通信回線を高速に設定することができる。
【0025】また、共通起動制御回路が各従装置に順番
に遅延測定を指示し、それ以降の起動手順を各従装置に
対応する個別起動制御回路が独立かつ並列に処理するこ
とにより、各従装置が伝送フレームの共通チャネルを使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の起動制御装置の実施例構成を示すブロ
ック図。
【図2】本発明の起動制御装置における起動制御の第1
実施例を示すフローチャート。
【図3】第1実施例における主装置1と各従装置2−1
〜2−Nとの間の伝送フレームの構成を示す図。
【図4】第1実施例の起動制御の流れを説明するタイム
チャート。
【図5】本発明の起動制御装置における起動制御の第2
実施例を示すフローチャート。
【図6】第2実施例における主装置1と各従装置2−1
〜2−Nとの間の伝送フレームの構成を示す図。
【図7】第2実施例の起動制御の流れを説明するタイム
チャート。
【図8】ポイント−マルチポイント伝送システムの構成
を示すブロック図。
【図9】従来の起動制御装置4における起動制御を示す
フローチャート。
【図10】従来の起動制御の流れを説明するタイムチャ
ート。
【符号の説明】
1 主装置 2 従装置 3 伝送線路 4 起動制御装置 5 共通起動制御回路 6 個別起動制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台の主装置とN台の従装置との間で、
    所定の起動手順により各従装置との通信回線を設定する
    ポイント−マルチポイント伝送システムの起動制御装置
    において、 すべての従装置に共通な起動手順を実行する1個の共通
    起動制御回路と、 各従装置にそれぞれ対応する起動手順を独立かつ並列に
    実行するN個の個別起動制御回路とを備えたことを特徴
    とするポイント−マルチポイント伝送システムの起動制
    御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のポイント−マルチポイ
    ント伝送システムの起動制御装置において、 共通起動制御回路は、すべての従装置に共通な信号を送
    出して同期をとる構成であり、 各個別起動制御回路は、それぞれ対応する従装置の遅延
    測定を行い、それぞれ対応する従装置に送信タイミング
    を指示する構成であることを特徴とするポイント−マル
    チポイント伝送システムの起動制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のポイント−マルチポイ
    ント伝送システムの起動制御装置において、 共通起動制御回路は、すべての従装置に共通な信号を送
    出して同期をとり、さらに各個別起動制御回路からの通
    知に応じて順次各従装置に共通チャネルで遅延測定を指
    示する構成であり、 各個別起動制御回路は、それぞれ対応する従装置から共
    通チャネルで送出された遅延測定用信号を受信し、前記
    共通起動制御回路に通知するとともに、各従装置の遅延
    測定用信号から遅延測定を行い、算出された送信タイミ
    ングを各従装置に指示する構成であることを特徴とする
    ポイント−マルチポイント伝送システムの起動制御装
    置。
JP6052022A 1994-03-23 1994-03-23 ポイント−マルチポイント伝送システムの起動制御装置 Pending JPH07264202A (ja)

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JPH07264202A true JPH07264202A (ja) 1995-10-13

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