JPH07263956A - ディジタル温度補償発振器 - Google Patents

ディジタル温度補償発振器

Info

Publication number
JPH07263956A
JPH07263956A JP4704994A JP4704994A JPH07263956A JP H07263956 A JPH07263956 A JP H07263956A JP 4704994 A JP4704994 A JP 4704994A JP 4704994 A JP4704994 A JP 4704994A JP H07263956 A JPH07263956 A JP H07263956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital value
digital
temperature
temperature compensation
analog
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4704994A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Mizukami
拓二 水上
Nobuo Sakai
宣夫 坂井
Kanta Motoki
幹太 元木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4704994A priority Critical patent/JPH07263956A/ja
Publication of JPH07263956A publication Critical patent/JPH07263956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単かつ低コストの構成で高精度の温度補償
が出来るディジタル温度補償発振器を提供する。 【構成】 デジタル/アナログ変換部を、制御部3から
出力されるデジタル値Dに応じたパルス幅のパルスHを
出力するパルス幅変調器7と、低域ろ波器8とを用いて
構成する。また、初期状態では、制御部3から比較的広
い変化範囲で変化するデジタル値Dを出力するが、一
旦、温度指標デジタル値Dxが得られた後は、その温度
指標デジタル値Dxの近傍で且つ比較的狭い変化範囲で
デジタル値Dを変化させる。 【効果】 簡単かつ低コストの構成で高精度の温度補償
が出来る。また、温度補償データの更新インターバルを
短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル温度補償
発振器に関し、さらに詳しくは、発振器の温度補償をデ
ジタル処理によって行うディジタル温度補償発振器に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のディジタル温度補償発振
器の一例のブロック図である。このディジタル温度補償
発振器300において、温度検出器1は、周囲温度を検
出し、アナログ温度信号Sを比較回路2へ出力する。一
方、制御回路53は、スタート値から所定の変化範囲で
順に変化するデジタル値DをR−2Rラダー型抵抗網3
7へ出力する。前記R−2Rラダー型抵抗網37は、前
記デジタル値Dをアナログ電圧に変換して鋸歯状波信号
Rを生成し、前記比較回路2へ出力する。前記比較回路
2は、前記アナログ温度信号Sと前記鋸歯状波信号Rと
を比較する。そして、アナログ温度信号S>鋸歯状波信
号Rの時は“L”を前記制御回路53へ出力し、アナロ
グ温度信号S≦鋸歯状波信号Rの時は“H”を前記制御
回路53へ出力する。
【0003】前記制御回路53は、前記比較回路2の出
力信号が“L”から“H”になった時のデジタル値Dを
温度指標デジタル値Dxとして取得し、その温度指標デ
ジタル値Dxに対応する温度補償データTxを記憶回路
6から読み出し、D/A変換器4へ出力する。また、デ
ジタル値Dをスタート値に戻す。前記D/A変換器4
は、温度補償データTxをアナログ制御電圧Vcに変換
し、電圧制御水晶発振器5へ出力する。前記電圧制御水
晶発振器5は、アナログ制御電圧Vcにより発振周波数
を制御する。以上の結果、周囲温度の変動にかかわら
ず、発振周波数は安定化される。図5に、アナログ温度
信号Sと鋸歯状波信号Rを示す。アナログ温度信号S
は、点線で示すように、周囲温度により変動する。鋸歯
状波信号Rは、一点鎖線で示すように、本来は、前記ス
タート値に対応するスタート電圧から前記変化範囲に対
応する変化電圧範囲の幅で上昇する。但し、実際には、
実線R’で示すように、比較回路2の出力信号が“L”
から“H”になった時にスタート電圧に戻る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のディジタル
温度補償発振器300では、R−2Rラダー型抵抗網3
7を用いてデジタル値Dをアナログ電圧に変換し、鋸歯
状波信号Rを発生している。また、デジタル値Dの変化
範囲が固定であるため、比較的広い変化範囲になってい
る。しかし、比較的広い変化範囲で分解能および直線性
の良い鋸歯状波信号Rを発生するためには、R−2Rラ
ダー型抵抗網37の規模を大きくし、精度の高い抵抗器
を用いる必要があり、構成が複雑かつ高コストになる問
題点がある。また、比較回路2の出力信号が“L”から
“H”になった時にデジタル値Dを必ずスタート値に戻
しているため、温度補償データTxの更新インターバル
(図4のI)が長くなる問題点がある。そこで、この発
明の第1の目的は、簡単かつ低コストの構成で高精度の
温度補償が出来るようにしたディジタル温度補償発振器
を提供することにある。また、この発明の第2の目的
は、温度補償データの更新インターバルを短縮できるよ
うにしたディジタル温度補償発振器を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、この発
明は、所定の変化範囲で順に変化するデジタル値を制御
部から出力し、このデジタル値をデジタル/アナログ変
換部でアナログ電圧に変換して鋸歯状波信号とし、その
鋸歯状波信号と温度センサからのアナログ温度信号を比
較部で比較し、両者が一致した時の前記デジタル値に基
づいて制御部で温度補償データを生成し、この温度補償
データにより発振器の発振周波数を制御するディジタル
温度補償発振器において、前記デジタル/アナログ変換
部が、前記制御部から出力されるデジタル値に応じたパ
ルス幅のパルスを出力するパルス幅変調器と、低域ろ波
器とを具備して構成されることを特徴とするディジタル
温度補償発振器を提供する。
【0006】第2の観点では、この発明は、所定の変化
範囲で順に変化するデジタル値を制御部から出力し、こ
のデジタル値をデジタル/アナログ変換部でアナログ電
圧に変換して鋸歯状波信号とし、その鋸歯状波信号と温
度センサからのアナログ温度信号を比較部で比較し、両
者が一致した時の前記デジタル値に基づいて制御部で温
度補償データを生成し、この温度補償データにより発振
器の発振周波数を制御するディジタル温度補償発振器に
おいて、前記制御部が、初期状態では比較的広い変化範
囲でデジタル値を出力し、アナログ温度信号と一致した
時のデジタル値が得られた後は、そのデジタル値の近傍
で且つ比較的狭い変化範囲でデジタル値を出力すること
を特徴とするディジタル温度補償発振器を提供する。
【0007】
【作用】上記第1の観点によるディジタル温度補償発振
器では、デジタル/アナログ変換部を、制御部から出力
されるデジタル値に応じたパルス幅のパルスを出力する
パルス幅変調器と、低域ろ波器とを用いて構成してい
る。このため、R−2Rラダー型抵抗網を用いる場合に
比べて、簡単かつ低コストの構成で高精度の温度補償が
出来るようになる。
【0008】上記第2の観点によるディジタル温度補償
発振器では、初期状態では制御部から比較的広い変化範
囲で変化するデジタル値を出力するが、一旦、アナログ
温度信号と一致した時のデジタル値が得られた後は、そ
のデジタル値の近傍で且つ比較的狭い変化範囲で変化す
るデジタル値を出力する。このため、アナログ温度信号
と一致した時のデジタル値が得られた時にデジタル値を
必ずスタート値に戻す場合に比べて、温度補償データの
更新インターバルを短縮できるようになる。
【0009】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。図1は、この発明のディジタル温度
補償発振器の一実施例のブロック図である。このディジ
タル温度補償発振器100において、温度検出器1は、
周囲温度を検出し、アナログ温度信号Sを比較回路2へ
出力する。一方、制御回路3は、初期状態では、スター
ト値から比較的広い変化範囲で順に変化するデジタル値
Dをパルス幅変調器7へ出力する。前記パルス幅変調器
7は、前記デジタル値Dに応じたパルス幅のパルスHを
低域ろ波器8へ出力する。前記低域ろ波器8は、前記パ
ルスHをアナログ電圧に変換して鋸歯状波信号Rを生成
し、前記比較回路2へ出力する。前記比較回路2は、前
記アナログ温度信号Sと前記鋸歯状波信号Rとを比較す
る。そして、アナログ温度信号S>鋸歯状波信号Rの時
は“L”を前記制御回路3へ出力し、アナログ温度信号
S≦鋸歯状波信号Rの時は“H”を前記制御回路3へ出
力する。
【0010】前記制御回路3は、前記比較回路2の出力
信号が“L”から“H”になった時のデジタル値Dを温
度指標デジタル値Dxとして取得し、その温度指標デジ
タル値Dxに対応する温度補償データTxを記憶回路6
から読み出し、D/A変換器4へ出力する。また、デジ
タル値Dを、前記温度指標デジタル値Dxの近傍で且つ
比較的狭い変化範囲で出力する。前記D/A変換器4
は、温度補償データTxをアナログ制御電圧Vcに変換
し、電圧制御水晶発振器5へ出力する。前記電圧制御水
晶発振器5は、アナログ制御電圧Vcにより発振周波数
を制御する。
【0011】図2に、アナログ温度信号SとパルスHの
パルス幅の変化を示す。初期状態では、パルスHのパル
ス幅は、デジタル値Dの比較的広い変化範囲に対応し
て、比較的広い変化範囲Wで変化する。しかし、比較回
路2の出力信号が一旦、“L”から“H”になった後
は、デジタル値Dの比較的狭い変化範囲に対応して、比
較的狭い変化範囲Nで変化する。
【0012】図3に、アナログ温度信号Sと鋸歯状波信
号Rを示す。アナログ温度信号Sは、点線で示すよう
に、周囲温度により変動する。鋸歯状波信号Rは、一点
鎖線で示すように、初期状態では、前記スタート値に対
応するスタート電圧から前記比較的広い変化範囲に対応
する変化電圧範囲の幅で上昇する(実際には、実線R’
で示すように、比較回路2の出力信号が“L”から
“H”になった後は上昇しない)。しかし、一旦、比較
回路2の出力信号が“L”から“H”になった後は、温
度指標デジタル値Dxの近傍の電圧範囲で且つ比較的狭
い変化範囲で変化する。このため、温度補償データの更
新インターバルIを短縮できるようになる。
【0013】なお、応答性の観点から、パルス幅変調器
7から出力するパルスHの周期を可及的に短くするのが
好ましい。また、制御回路3によってパルス幅変調した
パルスHを出力するようにしてもよい。この場合、パル
ス幅変調器7を外付けする必要がなくなり、装置を小型
化できる。
【0014】
【発明の効果】この発明のディジタル温度補償発振器に
よれば、簡単かつ低コストの構成で、高精度の温度補償
が出来るようになる。また、温度補償データの更新イン
ターバルを短縮できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のディジタル温度補償発振器の一実施
例のブロック図である。
【図2】アナログ温度信号とパルス幅の説明図である。
【図3】アナログ温度信号と鋸歯状波信号の説明図であ
る。
【図4】従来のディジタル温度補償発振器の一例のブロ
ック図である。
【図5】アナログ温度信号と鋸歯状波信号の説明図であ
る。
【符号の説明】 100 ディジタル温度補償発振器 1 温度検出器 2 比較回路 3 制御回路 5 電圧制御水晶発振器 6 記憶回路 7 パルス幅変調器 8 低域ろ波器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の変化範囲で順に変化するデジタル
    値を制御部から出力し、このデジタル値をデジタル/ア
    ナログ変換部でアナログ電圧に変換して鋸歯状波信号と
    し、その鋸歯状波信号と温度センサからのアナログ温度
    信号を比較部で比較し、両者が一致した時の前記デジタ
    ル値に基づいて制御部で温度補償データを生成し、この
    温度補償データにより発振器の発振周波数を制御するデ
    ィジタル温度補償発振器において、 前記デジタル/アナログ変換部が、前記制御部から出力
    されるデジタル値に応じたパルス幅のパルスを出力する
    パルス幅変調器と、低域ろ波器とを具備して構成される
    ことを特徴とするディジタル温度補償発振器。
  2. 【請求項2】 所定の変化範囲で順に変化するデジタ
    ル値を制御部から出力し、このデジタル値をデジタル/
    アナログ変換部でアナログ電圧に変換して鋸歯状波信号
    とし、その鋸歯状波信号と温度センサからのアナログ温
    度信号を比較部で比較し、両者が一致した時の前記デジ
    タル値に基づいて制御部で温度補償データを生成し、こ
    の温度補償データにより発振器の発振周波数を制御する
    ディジタル温度補償発振器において、 前記制御部が、初期状態では比較的広い変化範囲でデジ
    タル値を出力し、アナログ温度信号と一致した時のデジ
    タル値が得られた後は、そのデジタル値の近傍で且つ比
    較的狭い変化範囲でデジタル値を出力することを特徴と
    するディジタル温度補償発振器。
JP4704994A 1994-03-17 1994-03-17 ディジタル温度補償発振器 Pending JPH07263956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4704994A JPH07263956A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 ディジタル温度補償発振器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4704994A JPH07263956A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 ディジタル温度補償発振器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07263956A true JPH07263956A (ja) 1995-10-13

Family

ID=12764315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4704994A Pending JPH07263956A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 ディジタル温度補償発振器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07263956A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000008954A (ko) * 1998-07-20 2000-02-15 이형도 펄스폭변조방식의 전압제어형 온도보상 수정발진회로
CN102931913A (zh) * 2012-10-31 2013-02-13 珠海市杰理科技有限公司 高精度振荡器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000008954A (ko) * 1998-07-20 2000-02-15 이형도 펄스폭변조방식의 전압제어형 온도보상 수정발진회로
CN102931913A (zh) * 2012-10-31 2013-02-13 珠海市杰理科技有限公司 高精度振荡器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4521735A (en) Battery voltage level detecting apparatus
JPH03501713A (ja) タイヤ内で測定された複数の値のコード化
US5525936A (en) Temperature-compensated oscillator circuit
US5831485A (en) Method and apparatus for producing a temperature stable frequency using two oscillators
JPH07263956A (ja) ディジタル温度補償発振器
JPH08293730A (ja) マイクロコンピュータ制御型圧電発振器
US5485153A (en) Sinusoidal wave generation apparatus
JP2005091206A (ja) パルス時間幅測定装置及びパルス時間幅測定方法
JP2621058B2 (ja) デジタル制御形温度補償水晶発振器
JPH07162295A (ja) ディジタル温度補償発振器およびそのディジタル温度補償方法
JP2780613B2 (ja) 圧電振動子の周波数調整方法
JP2569924B2 (ja) 温度センサ感度可変回路
JPH0497618A (ja) 発振器
JP2584991B2 (ja) デジタル制御温度補償型水晶発振器
SU1388815A1 (ru) Измеритель сигналов датчика с низкочастотным выходом
JPS5849047B2 (ja) 波形整形回路
KR100190640B1 (ko) 다양한 크리스탈 부착이 가능한 디지탈 온도 보상발진기
JPH06175747A (ja) 情報処理装置
SU1494199A1 (ru) Кварцевый генератор с температурной компенсацией
KR930008651B1 (ko) 삼각파 및 사인파 파형 발생회로
US6366176B1 (en) Method and arrangement for generating a control signal
SU1120298A1 (ru) Цифровой регул тор
JPH1125831A (ja) 温度補正機能付きタイマおよび温度調節器
JPH03201806A (ja) デジタル温度補償発振器
JPH02190010A (ja) ディジタル水晶発振器