JPH03501713A - タイヤ内で測定された複数の値のコード化 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 タイヤ内で測定された複数の値のコード化本発明は、タイヤの監視装置に関する 。さらに厳密に言うと、本発明は、回転するタイヤを支持するホイールと、回転 しないシャーシ又は支持機構との間の唯一の伝送経路を媒介とする測定された複 数の値の伝送を可能にするコード化に関する。

特許出願第ＷＯ８７１０Ｏ１２７号は、タイヤの圧力及びその温度の伝送を可能 にするタイプのコード化を提本している。測定された値（圧力、温度）は、時間 的間隔をおいてコード化される。

大部分の電子装置の機能は、素子の劣化、素子の機能に対する温度の影響、又は その他の要因により、時間の経過につれてドリフトする可能性がある。これらの ドリフトを防止するための従来の予防装置は、一般に、回路のコスト、外形寸法 、電力消費量を増大させる。ところがこの用途において、これらの欠点は重大な 障害となるものである。

本発明の目的は、ドリフトを削除又は制限することによってではな請求められて いる情報に加えてドリフトの画像情報を送りこうして事後にこれらの情報に対す るドリフトの効果を取り去ることを可能にすることによって、これらのドリフト から解放されることである。

本発明の他の目的は、ホイール上で測定された大きさのうちのい（つかの数の値 を伝送することを可能にするコード化を提供することである。

本発明に基づくと、タイヤを支持するシャーシの方へこのタイヤ上で測定された ｎ個の大きさの値を伝送することを可能にするコード化装置は、 一測定サイクルの出発点を確定することのできる手段、−ランプの形をした周期 信号を送り出す生成器、−各々あらゆる時点で応答する前記大きさの値の関数で ある１つの信号を送り出すような、前記大きさのうちの１つに対し各々応答性を もつｎ個の手段、 一測定サイクルの最後に相応する基準値を送り出す要素、−白らの２つの入力端 子のうちの１つにおいてランプの形をした前記信号を受けとり、その２つの入力 端子における信号が同一である場合上部信号をそしてその他のあらゆる瞬間にお いて下部信号を送り出すｎ＋１個の一致検出器、を含んでおり、前記もう一方の 入力端子は、・第１の一致検出器については、前記大きさに応答する手段のうち の１つの出力値を、 ・最後の一致検出器については、前記基準値を、・残りのｎ−１個の一致検出器 については、前の一致検出器の入力端子の値の前記大きさに応答するｎ個の手段 のうちの１つの出力端子の合計を行なう加算器の出力値を、受けとること、 をその特徴としている。

測定サイクルは、ランプ信号の始動により開始する。測定された大きさの値がＸ ｌ（ｉは１からｎまで変化する）であると仮定すると、一致検出器のおかげで、 各々の値Ｘｉは、１つの時間周期Ｔｉによりコード化される。第１の一致検出器 は、測定された第１の大きさの（ｌｊ　Ｘ　＋をコード化する周期Ｔ、の終わり に１つのパルスを送り出す。加算器を使用することにより、第２の一致検出器は 、周期Ｔ　ｒ　＋　Ｔ　ｚの終り（ランプの出発点から計数されたもの）で１つ のパルスを送り出す、なおＴ、は、測定された第２の大きさの４ＩｔＸ　ｚをコ ード化する。こうして同様に、Ｘ、をコード化するＴ、まで続＜、最後の検出器 が、最も不利な場合でも、つねにＴｉよりも大きいものである周期Ｔ。、、の後 に１つのパルスを送り出すように、基準値を選択する。最も不利な場合というの は、全ての周期Ｔｉが、測定された大きさの値及びコード化モードを考慮して、 最も長いような場合である。この最後のパルスは、同様に新たな測定サイクルの 開始を、場合によっては遅延の後に、許可する。

従９て、周期Ｔｉは、復号の後車両上にあうで欲しい値Ｘｉの関数である。しか し、周期Ｔｉは、同様に、さまざまな値が比較されるランプの勾配にも左右され ることから、各々望ましくない影響（劣化、温度、・・・）の関数でもある。前 記基準値のおかげで、全ての妨害の画像は、Ｔｏ、、により与えられ、ランプの 角度を知ることを可能にする。各々の値Ｘｉ゛は、Ｘ１＝ｆ　（・・・）といっ た周期の比率の関数である。各々の値は、時間的間隔の比率によりコード化され るため、この間隔の変動は、それが同一であるかぎり影響を及ぼさない。ところ が、このようなコード化回路において、最も重要な点は、ランプを発生させるこ と、さらに限定的に言うとこのランプを得ることを可能にする時定数を定めるコ ンデンサの値を決定することである。コンデンサの劣化、つまり、一般にはコン デンサのドリフトは、周期Ｔｉ及び周期Ｔ３．。

に対して同じ影響を有する。従って、測定精度はドリフトにも関わらず保持され る。

測定される大きさの数の如何に関わらず、基準値は一つで充分である。アナログ 式実施例においては、これは基準電圧であり、デジタル式実施例においてはこれ は計数器の値であって経済的に実現可能である。同様にデジタル式の実施例にお いては、ランプは発振器を用いて得られる。安定しているが高価なものである石 英を用いることもできるし、或いは又周期が抵抗器及びコンデンサの選択により 調節されるタイプ５５５の回路を用いることもできる。ここでも又、コンデンサ 及び／又は抵抗器のドリフトは、測定精度に影響を及ぼさない状態にとどまる。

以下の図は、タイヤ内の圧力及び温度の測定に対する本発明の応用を例示してい る。

第１図は、アナログ式実施例を示す。

第２図は、主要な信号の波形図を示す。

第３図は、同じコード化原理についてのデジタル式実施例を示している。

第１図は、タイヤ内で読みとられた圧力及び温度のコード化のため本発明を実施 したアナログ回路を概略的に示している。アナログ式一致検出器３台２に接続さ れた、積分器としてとりつけられた演算増幅器が見うけられる。測定サイクルの 初めにおいて、コンデンサ３は、アンロードされる〔スイッチ４により概略的に 示されている〕、積分器１は、第２図を見ればわかるように、時間の経過と共に 増大するランプの形をした信号Ｖ、を出力する。

圧力に対して反応する手段Ｐは、この圧力の関数である電圧Ｖ？を出力する。こ の電圧は、第１の一致検出器２の第２の入力端子と同時にアナログ式加算器５に 与えられる。温度に対し反応する手段Ｔは、この温度の関数である電圧Ｖ、を出 力し、この電圧は加算器５に加えられる。第２図に、電圧Ｖ、及びＶ、＋Ｖ。

ならびに基準電圧■８のレベルを示す。三つの一致検出器２のおかげで、ランプ ■３を伴う電圧ｖ、　、ｖ、＋、Ｖ、％Ｖ、のレベルの交差点に現われるパルス Ｉ’＋　、Ｉｔ　、Ｉｓをコード化装置の出力ライン６上で送ることがきわめて 容易であることは、たやすく理解できる。このためには、アナログ式比較器２０ を用い、各アナログ比較器の出力端子で、ステップ関数をパルスに変換する微分 回路２１を挿入するだけで充分である。こうして、上述の一般的記述のｉ　−ｍ 　ｌ及びｉ−２に対する周期Ｔｉ及びＴａ１ｌに相応する周期Ｔア及びＴつが得 られる。さらに、第３の一致検出器の出力は、順次回路７を介して、コンデンサ ３をアンロードする電子スイッチ４を起動させる。

一定の時間ｔの経過後、コンデンサは完全にアンロードされ、順次回路７は、ス イッチ４を開くと同時に出力ライン６上でパルス１６を送り、こうして測定サイ クルの出発点を確定することが可能となる。

電圧Ｖａ　（演算増幅器１の非反転入力端子におけるもの）、Ｖ、、Ｖ、及びＶ 、は全て、回路の電源電圧に対し正比例するや当然のことながら、すでに前述し たとおり、電圧■、及び■アはその上それぞれ測定される圧力及び温度の関数で ある。従って、電源電圧の変動は、同様にして、周期Ｔｉ及び周ｙｙ４　Ｔ　、 。１の各々に影響を及ぼし、従って、測定精度には影響を与えることがない。

第３図は、同じ原理で作用するデジタル式の実施例を概略的に示している。ここ では、ランプは発振器１０’により制御される計数器１′で構成されている。圧 力センサーＰ及び温度センサーＴの出力は、アナログ１デジタル変換器１１’に 与えられる。計数器１′の値は、順次回路７′を介して最後の一致検出器２′に より開始されるゼロ復帰（基準値超過）に至るまでつねに増大する。ゼロ復帰が 完了すると、同じ順次回路７′は出力ライン６′上でパルス■、を送る。計数器 １′の瞬時値は、デジタル式の３つの一致検出２′に母！１５’を通して伝送さ れる。一方、前述のものと同様な方法で、これらの３つの検出器はそれぞれ圧力 に相当する数値及び圧力と温度に相当する数値の合計、ならびに最後の検出器に ついてはメモリー１６′に記録された定まった基準値を受けとる。その他のこと については、機能は同様である。特に２つの装置が送り出す信号の処理、すなわ ち復号は同じである。

一４ 国際調査報告 国際調査報告 ＦＲ８８００６１３

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）タイヤを支持するシャーシの方へこのタイヤ上で計測されたｎ個の大きさ の値を伝送できるようにする。かかる値のコード化装置において、 −測定サイクルの出発点を確定することのできる手段、−ランプの形をした基準 周期信号を送り出す生成器、−各々あらゆる時点でそれが応答する前記大きさの 値の関数である１つの信号を送り出すような、前記大きさのうちの１つに対し各 々応答性をもつｎ個の手段、 −測定サイクルの最後に格応するように予じめ選択された１つの基準値を送り出 す要素、 −自らの２つの入力端子のうちの１つにおいて、ランプの形をした前記信号を受 けとり、その２つの入力端子における信号が同一である場合上部信号をそしてそ の他のあらゆる瞬間において下部信号を送り出すｎ＋１個の一致検出器（２、２ ′）、を含んでおり、前記もう一方の入力端子は、第１の一致検出器（２、２′ ）については、前記大きさに応答する手段のうちの１つの出力値を、 最後の一致検出器（２、２′）については、前記基準値を、残りのｎ−１個の一 致検出器（２、２′）については、前の一致検出器の入力端子の値と、前記大き さに応答するｎ個の手段のうちの１つの出力端子の合計を行なう加算器（５、５ ′）の出力値を、 受けとること、 を特徴とするコード化装置。
2. （２）前記生成器は、積分器としてとりつけられた演算増幅器（１）で基本的に 構成されていること、前記一致検出器（２）は基本的にアナログ比較器（２０） とそれに続く微分回路（２１）を含んでいること、 前記大きさに応答する手段により送出される前記信号は電圧（ＶＰ、ＶＴ）であ ること、及び、基準値を送り出す前記要素は電圧（Ｖ■）を送り出す要素である こと、を特徴とする、請求の範囲第１項に記載の装置。
3. （３）前記生成器は基準的に１つの発振器（１０′）とそれに続く比較器（１′ ）で構成されていること、前記一致検出（２′）はデジタル式であること、前記 大きさに応答する手段により送り出される前記信号はデジタル信号であること、 及び、基準値を送り出す前記要素は、メモリー（１６′）内に記録された１つの 数であることを特徴とする、請求の範囲第１項に記載の装置。
4. （４）前記発振器（１０′）は基本的に、抵抗器及びコンデンサの選択によって その周期が調節される１つの回路で構成されていることを特徴とする、請求の範 囲第３項に記載の装置。