JPH07263523A - ウェーハ載置台 - Google Patents
ウェーハ載置台Info
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- JPH07263523A JPH07263523A JP5373294A JP5373294A JPH07263523A JP H07263523 A JPH07263523 A JP H07263523A JP 5373294 A JP5373294 A JP 5373294A JP 5373294 A JP5373294 A JP 5373294A JP H07263523 A JPH07263523 A JP H07263523A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】腐食、汚染等の原因となる反応性ガス、反応生
成物、汚染物質等が漏れるのを防止することができ、特
に、連続式常圧CVD装置用のSiCトレーに適用して
有効なウェーハ載置台の提供。 【構成】ウェーハ載置面と、上方に向かって拡径された
上部開口部から貫通する貫通孔とを有する基台部材と、
前記基台部材の下部に配置されるウェーハ突き上げピン
と、ウェーハ支持面を有し、前記貫通孔の上部開口部の
形状に対応して形成された貫通孔閉塞部と、該貫通孔閉
塞部の下部に連設され、前記貫通孔に遊嵌された支持杆
部とを有し、前記突き上げピンの先端が挿入される中空
部が内設されたウェーハ支持部材と、が配設されてなる
ウェーハ載置台。
成物、汚染物質等が漏れるのを防止することができ、特
に、連続式常圧CVD装置用のSiCトレーに適用して
有効なウェーハ載置台の提供。 【構成】ウェーハ載置面と、上方に向かって拡径された
上部開口部から貫通する貫通孔とを有する基台部材と、
前記基台部材の下部に配置されるウェーハ突き上げピン
と、ウェーハ支持面を有し、前記貫通孔の上部開口部の
形状に対応して形成された貫通孔閉塞部と、該貫通孔閉
塞部の下部に連設され、前記貫通孔に遊嵌された支持杆
部とを有し、前記突き上げピンの先端が挿入される中空
部が内設されたウェーハ支持部材と、が配設されてなる
ウェーハ載置台。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウェーハ載置台に関
し、特に、腐食、汚染等の原因となる反応性ガス、反応
生成物、汚染物質等が漏れるのを防止することができ、
特に、連続式常圧CVD装置用のSiCトレーに適用し
て有効なウェーハ載置台に関する。
し、特に、腐食、汚染等の原因となる反応性ガス、反応
生成物、汚染物質等が漏れるのを防止することができ、
特に、連続式常圧CVD装置用のSiCトレーに適用し
て有効なウェーハ載置台に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程において、半導体
基板(ウェーハ)は、各種の台、トレー等の上に載置さ
れて処理に供される。例えば、枚葉式CVD装置におい
ては、ベルジャー内にウェーハを載置するために、ウェ
ーハ載置台が設置されている。特に、図5に示す連続式
常圧CVD装置41においては、ウェーハを上部に載置
して装置に供給するために、図7(A)および(B)に
示すSiC製のトレー(以下、「SiCトレー」とい
う)51が用いられている。連続式常圧CVD装置41
において、このSiC製トレー21を複数個、直列に配
列し、各SiC製トレー21上にウェーハを載置して、
これを駆動機構(図示せず)によってベルトコンベアー
式に連続的に装置内に供給して処理することができる。
この装置において、SiCトレーは、図6に示すよう
に、下部に配設されたヒーター45によって所定の温度
に加熱されながら、装置内を通って処理される。
基板(ウェーハ)は、各種の台、トレー等の上に載置さ
れて処理に供される。例えば、枚葉式CVD装置におい
ては、ベルジャー内にウェーハを載置するために、ウェ
ーハ載置台が設置されている。特に、図5に示す連続式
常圧CVD装置41においては、ウェーハを上部に載置
して装置に供給するために、図7(A)および(B)に
示すSiC製のトレー(以下、「SiCトレー」とい
う)51が用いられている。連続式常圧CVD装置41
において、このSiC製トレー21を複数個、直列に配
列し、各SiC製トレー21上にウェーハを載置して、
これを駆動機構(図示せず)によってベルトコンベアー
式に連続的に装置内に供給して処理することができる。
この装置において、SiCトレーは、図6に示すよう
に、下部に配設されたヒーター45によって所定の温度
に加熱されながら、装置内を通って処理される。
【0003】このSiCトレー51は、図7(A)およ
び(B)に示すように、基台52に載置されるウェーハ
を突き上げるための突き上げピン54が挿通される孔5
5が少なくとも3つ穿設されているものである。このS
iCトレー51においては、図8に示すように、孔55
を貫通して、基台52の上方に突き出される突き上げピ
ン54の先端561 、562 および563 の上に、ウェ
ーハ53を載置した後、突き上げピン54を下降させ
て、ウェーハ53を基台52の上面に載置することがで
きる。このウェーハを載置したSiCトレーを連続式常
圧CVD装置内に順次供給することにより、ウェーハの
処理を連続して行うことができる。また、処理後、装置
から送出されてくるSiCトレーにおいては、ウェーハ
突き上げピン54を上昇させることにより、ウェーハを
基台より上に持ち上げ、その下面を保持して後段の工程
に移送することができる。
び(B)に示すように、基台52に載置されるウェーハ
を突き上げるための突き上げピン54が挿通される孔5
5が少なくとも3つ穿設されているものである。このS
iCトレー51においては、図8に示すように、孔55
を貫通して、基台52の上方に突き出される突き上げピ
ン54の先端561 、562 および563 の上に、ウェ
ーハ53を載置した後、突き上げピン54を下降させ
て、ウェーハ53を基台52の上面に載置することがで
きる。このウェーハを載置したSiCトレーを連続式常
圧CVD装置内に順次供給することにより、ウェーハの
処理を連続して行うことができる。また、処理後、装置
から送出されてくるSiCトレーにおいては、ウェーハ
突き上げピン54を上昇させることにより、ウェーハを
基台より上に持ち上げ、その下面を保持して後段の工程
に移送することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のウ
ェーハ載置台、特に、連続式常圧CVD装置に用いられ
るSiCトレーには、1群のウェーハが、順次載置され
て連続式常圧CVD装置内に供給されるが、その際に、
先頭のウェーハが載置されているSiCトレーの前、お
よび最後のウェーハが載置されているSiCトレーの後
には、ウェーハが載置されていないSiCトレーが装置
内に供給されることがある。このとき、従来のSiCト
レーでは、孔55が閉塞されていないため、上部の装置
内から反応性ガス、あるいは反応生成物、汚染物質等
が、孔を通じて、基台部材の下部に漏れるのを防止する
ことができず、腐食、汚染等の原因となる。また、孔5
5が閉塞されていないため、下部のヒーター45の加熱
によって基台の下部から孔55を通じて、図6に示すよ
うに、装置内に加熱気体等が吹き込まれたり、あるいは
装置内の温度分布、反応性ガス、雰囲気流の流れを乱す
ことを防止することができ、有効である。そのため、1
群のウェーハ53を順次SiCトレーに載置して装置内
に供給したとき、先頭および最後部のウェーハの成膜処
理にバラツキを生じるという問題があった。
ェーハ載置台、特に、連続式常圧CVD装置に用いられ
るSiCトレーには、1群のウェーハが、順次載置され
て連続式常圧CVD装置内に供給されるが、その際に、
先頭のウェーハが載置されているSiCトレーの前、お
よび最後のウェーハが載置されているSiCトレーの後
には、ウェーハが載置されていないSiCトレーが装置
内に供給されることがある。このとき、従来のSiCト
レーでは、孔55が閉塞されていないため、上部の装置
内から反応性ガス、あるいは反応生成物、汚染物質等
が、孔を通じて、基台部材の下部に漏れるのを防止する
ことができず、腐食、汚染等の原因となる。また、孔5
5が閉塞されていないため、下部のヒーター45の加熱
によって基台の下部から孔55を通じて、図6に示すよ
うに、装置内に加熱気体等が吹き込まれたり、あるいは
装置内の温度分布、反応性ガス、雰囲気流の流れを乱す
ことを防止することができ、有効である。そのため、1
群のウェーハ53を順次SiCトレーに載置して装置内
に供給したとき、先頭および最後部のウェーハの成膜処
理にバラツキを生じるという問題があった。
【0005】そこで本発明の目的は、腐食、汚染等の原
因となる反応性ガス、反応生成物、汚染物質等が漏れる
のを防止することができるウェーハ載置台を提供するこ
とにある。
因となる反応性ガス、反応生成物、汚染物質等が漏れる
のを防止することができるウェーハ載置台を提供するこ
とにある。
【0006】また、本発明の第2の目的は、特に、連続
式常圧CVD装置に適用して、腐食、汚染等の原因とな
る反応性ガス、反応生成物、汚染物質等が漏れるのを防
止するとともに、下部のヒーターの加熱によって、装置
内に加熱気体等が吹き込まれたり、あるいは装置内の温
度分布、反応性ガス、雰囲気流の流れを乱すことを防止
することができ、1群のウェーハを順次SiCトレーに
載置して装置内に供給したとき、先頭および最後部のウ
ェーハの成膜処理にバラツキを生じるのを防止すること
ができるウェーハ載置台を提供することにある。
式常圧CVD装置に適用して、腐食、汚染等の原因とな
る反応性ガス、反応生成物、汚染物質等が漏れるのを防
止するとともに、下部のヒーターの加熱によって、装置
内に加熱気体等が吹き込まれたり、あるいは装置内の温
度分布、反応性ガス、雰囲気流の流れを乱すことを防止
することができ、1群のウェーハを順次SiCトレーに
載置して装置内に供給したとき、先頭および最後部のウ
ェーハの成膜処理にバラツキを生じるのを防止すること
ができるウェーハ載置台を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、上部平面に形成されたウェーハ載置面
と、上方に向かって拡径された上部開口部から底部まで
貫通する少なくとも3つの貫通孔とを有する基台部材
と、前記少なくとも3つの貫通孔のそれぞれに対応し
て、前記基台部材の下部に配置されるウェーハ突き上げ
ピンと、上部に平坦なウェーハ支持面を有し、前記貫通
孔の上部開口部の形状に対応して上方に拡径して形成さ
れた貫通孔閉塞部と、該貫通孔閉塞部の下部に連設さ
れ、前記貫通孔に遊嵌された支持杆部とを有し、前記突
き上げピンの先端が挿入される中空部が内設されたウェ
ーハ支持部材と、が配設され、前記ウェーハ突き上げピ
ンが上昇したときには、該ウェーハ突き上げピンの先端
が前記中空部に挿入され、下部からウェーハ支持部材を
上方に突き上げて、ウェーハ載置面上に載置されたウェ
ーハをウェーハ支持部材のウェーハ支持面に載せて突き
上げ、ウェーハ突き上げピンが下降しているときには貫
通孔閉塞部の外周面と貫通孔の上部開口部の内面とが当
接して貫通孔が閉塞されるようにしてなるウェーハ載置
台を提供するものである。
に、本発明は、上部平面に形成されたウェーハ載置面
と、上方に向かって拡径された上部開口部から底部まで
貫通する少なくとも3つの貫通孔とを有する基台部材
と、前記少なくとも3つの貫通孔のそれぞれに対応し
て、前記基台部材の下部に配置されるウェーハ突き上げ
ピンと、上部に平坦なウェーハ支持面を有し、前記貫通
孔の上部開口部の形状に対応して上方に拡径して形成さ
れた貫通孔閉塞部と、該貫通孔閉塞部の下部に連設さ
れ、前記貫通孔に遊嵌された支持杆部とを有し、前記突
き上げピンの先端が挿入される中空部が内設されたウェ
ーハ支持部材と、が配設され、前記ウェーハ突き上げピ
ンが上昇したときには、該ウェーハ突き上げピンの先端
が前記中空部に挿入され、下部からウェーハ支持部材を
上方に突き上げて、ウェーハ載置面上に載置されたウェ
ーハをウェーハ支持部材のウェーハ支持面に載せて突き
上げ、ウェーハ突き上げピンが下降しているときには貫
通孔閉塞部の外周面と貫通孔の上部開口部の内面とが当
接して貫通孔が閉塞されるようにしてなるウェーハ載置
台を提供するものである。
【0008】以下、本発明のウェーハ載置台について、
図1〜6に基づいて詳細に説明する。
図1〜6に基づいて詳細に説明する。
【0009】図1〜3は、本発明のウェーハ載置台の一
実施態様を示し、図1および図2(A)に示すように、
このウェーハ載置台1は、ウェーハを上面に載置する基
台部材2と、ウェーハを突き上げるためのウェーハ突き
上げピン3と、基台部材2に穿設される貫通孔4に遊嵌
されるウェーハ支持部材5とから基本的に構成される。
実施態様を示し、図1および図2(A)に示すように、
このウェーハ載置台1は、ウェーハを上面に載置する基
台部材2と、ウェーハを突き上げるためのウェーハ突き
上げピン3と、基台部材2に穿設される貫通孔4に遊嵌
されるウェーハ支持部材5とから基本的に構成される。
【0010】基台部材2は、その上部平面に形成された
ウェーハ載置面6と、図2(A)に示すように、上部開
口部7から底部8まで貫通する貫通孔4を少なくとも3
つ有するものである。ウェーハ載置面6は、その上にウ
ェーハを載置するために平滑に形成される。また、前記
貫通孔4の上部開口部7は、上方に向かって拡径された
形状をなし、後記のウェーハ支持部材5の貫通孔閉塞部
と対応して、上部開口部7の内面と貫通孔閉塞部の外周
面とが当接して貫通孔4を閉塞できるように形成され
る。この上部開口部7は、上方に拡径した形態であれ
ば、いずれの形態に形成されていてもよく、例えば、逆
円錐台状、角錐台状、皿状等の形態が挙げられる。
ウェーハ載置面6と、図2(A)に示すように、上部開
口部7から底部8まで貫通する貫通孔4を少なくとも3
つ有するものである。ウェーハ載置面6は、その上にウ
ェーハを載置するために平滑に形成される。また、前記
貫通孔4の上部開口部7は、上方に向かって拡径された
形状をなし、後記のウェーハ支持部材5の貫通孔閉塞部
と対応して、上部開口部7の内面と貫通孔閉塞部の外周
面とが当接して貫通孔4を閉塞できるように形成され
る。この上部開口部7は、上方に拡径した形態であれ
ば、いずれの形態に形成されていてもよく、例えば、逆
円錐台状、角錐台状、皿状等の形態が挙げられる。
【0011】ウェーハ突き上げピン3は、図2(A)に
示すように、基台部材2に穿設される少なくとも3つの
貫通孔4のそれぞれに対応して配置され、かつ上下動可
能に構成される。このウェーハ突き上げピン3は、図2
(B)に示すように、ウェーハをウェーハ載置面6から
突き上げる際に、先端部9が、基台部材2の貫通孔4に
遊嵌されたウェーハ支持部材5の中空部10に挿入され
るように配置される。
示すように、基台部材2に穿設される少なくとも3つの
貫通孔4のそれぞれに対応して配置され、かつ上下動可
能に構成される。このウェーハ突き上げピン3は、図2
(B)に示すように、ウェーハをウェーハ載置面6から
突き上げる際に、先端部9が、基台部材2の貫通孔4に
遊嵌されたウェーハ支持部材5の中空部10に挿入され
るように配置される。
【0012】また、図2(A)に示すように、ウェーハ
支持部材5は、前記貫通孔4の上部開口部7の形状に対
応して上方に拡径して形成された貫通孔閉塞部11と、
該貫通孔閉塞部11の下部に連設され、前記貫通孔4に
遊嵌される支持杆部12とを有するものである。このウ
ェーハ支持部材5は、前記少なくとも3つの貫通孔4の
それぞれに対応して配設される。
支持部材5は、前記貫通孔4の上部開口部7の形状に対
応して上方に拡径して形成された貫通孔閉塞部11と、
該貫通孔閉塞部11の下部に連設され、前記貫通孔4に
遊嵌される支持杆部12とを有するものである。このウ
ェーハ支持部材5は、前記少なくとも3つの貫通孔4の
それぞれに対応して配設される。
【0013】貫通孔閉塞部11は、上部に平坦なウェー
ハ支持面13を有し、前記貫通孔の上部開口部の形状に
対応して上方に拡径して形成され、ウェーハ突き上げピ
ン3によって突き上げられていないときには、貫通孔4
の上部開口部7に当接して貫通孔4を閉塞するものであ
る。また、ウェーハ支持面13は、貫通孔閉塞部11
が、貫通孔4を閉塞しているときは、基台部材2のウェ
ーハ載置面6と面一になるように形成されている。
ハ支持面13を有し、前記貫通孔の上部開口部の形状に
対応して上方に拡径して形成され、ウェーハ突き上げピ
ン3によって突き上げられていないときには、貫通孔4
の上部開口部7に当接して貫通孔4を閉塞するものであ
る。また、ウェーハ支持面13は、貫通孔閉塞部11
が、貫通孔4を閉塞しているときは、基台部材2のウェ
ーハ載置面6と面一になるように形成されている。
【0014】さらに、ウェーハ支持部材5の内部には、
前記突き上げピン3の先端が挿入される中空部14が内
設されている。この中空部14は、挿入される突き上げ
ピン3の先端に対応して適宜形成される。
前記突き上げピン3の先端が挿入される中空部14が内
設されている。この中空部14は、挿入される突き上げ
ピン3の先端に対応して適宜形成される。
【0015】このウェーハ載置台1において、ウェーハ
支持部材5は、突き上げピン3が下部にあるときには、
貫通孔閉塞部11の外周面が貫通孔4の上部開口部7の
内面と当接して係止され、支持杆部12は、貫通孔4の
下部に遊嵌されている。ウェーハ突き上げピン3が上方
に突き上げられ、その先端部9がウェーハ支持部材5の
中空部14に挿入されたときは、ウェーハ支持部材5
は、上方に突き上げられる。
支持部材5は、突き上げピン3が下部にあるときには、
貫通孔閉塞部11の外周面が貫通孔4の上部開口部7の
内面と当接して係止され、支持杆部12は、貫通孔4の
下部に遊嵌されている。ウェーハ突き上げピン3が上方
に突き上げられ、その先端部9がウェーハ支持部材5の
中空部14に挿入されたときは、ウェーハ支持部材5
は、上方に突き上げられる。
【0016】このウェーハ載置台1にウェーハを載置す
るときは、図3に示すように、ウェーハ突き上げピン3
1 、32 および33 によって、ウェーハ支持部材51 、
52および53 を上方に突き上げ、各ウェーハ支持部材
51 、52 および53 のウェーハ支持面131 、132
および133 の上に、ウェーハ15を載置した後、ウェ
ーハ突き上げピン31 、32 および33 を下降させ、ウ
ェーハ支持面131 、132 および133 を下降させる
ことによって、基台部材2のウェーハ載置面6上にウェ
ーハ15を載置することができる。また、ウェーハの処
理完了後、ウェーハ15をウェーハ載置台1から取り去
るときは、前記と逆の動作によってウェーハ載置台2か
らウェーハ15を取り去ることができる。このウェーハ
15の載置または取り去りに際して、ウェーハ支持部材
51 、52 および53 によって突き上げられたウェーハ
15の下面と、基台部材2のウェーハ載置面6との間の
距離は、このウェーハ15の下面と、基台部材2のウェ
ーハ載置面6との間に差し入れてウェーハ15を保持し
て移送する部材が、差し入れられるように、ウェーハ突
き上げピン31 、32 および33 の突き上げストロー
ク、中空部14の深さ等が適宜選択される。
るときは、図3に示すように、ウェーハ突き上げピン3
1 、32 および33 によって、ウェーハ支持部材51 、
52および53 を上方に突き上げ、各ウェーハ支持部材
51 、52 および53 のウェーハ支持面131 、132
および133 の上に、ウェーハ15を載置した後、ウェ
ーハ突き上げピン31 、32 および33 を下降させ、ウ
ェーハ支持面131 、132 および133 を下降させる
ことによって、基台部材2のウェーハ載置面6上にウェ
ーハ15を載置することができる。また、ウェーハの処
理完了後、ウェーハ15をウェーハ載置台1から取り去
るときは、前記と逆の動作によってウェーハ載置台2か
らウェーハ15を取り去ることができる。このウェーハ
15の載置または取り去りに際して、ウェーハ支持部材
51 、52 および53 によって突き上げられたウェーハ
15の下面と、基台部材2のウェーハ載置面6との間の
距離は、このウェーハ15の下面と、基台部材2のウェ
ーハ載置面6との間に差し入れてウェーハ15を保持し
て移送する部材が、差し入れられるように、ウェーハ突
き上げピン31 、32 および33 の突き上げストロー
ク、中空部14の深さ等が適宜選択される。
【0017】この図1に示す円盤状の基台部材1を有す
るウェーハ載置台は、枚葉式CVD装置、バッチ式CV
D装置、ドライエッチング装置等の処理装置内に設置し
て、処理対象であるウェーハを載置する載置台として使
用すると、有効である。例えば、貫通孔閉塞部11によ
って貫通孔4が閉塞され、内部機器の腐食、汚染等の原
因となる反応性ガス、あるいは処理によって生成する反
応生成物、汚染物質が、基台部材2の貫通孔4を通って
基台部材2の下部に侵入するのを防止することができる
ため、有効である。
るウェーハ載置台は、枚葉式CVD装置、バッチ式CV
D装置、ドライエッチング装置等の処理装置内に設置し
て、処理対象であるウェーハを載置する載置台として使
用すると、有効である。例えば、貫通孔閉塞部11によ
って貫通孔4が閉塞され、内部機器の腐食、汚染等の原
因となる反応性ガス、あるいは処理によって生成する反
応生成物、汚染物質が、基台部材2の貫通孔4を通って
基台部材2の下部に侵入するのを防止することができる
ため、有効である。
【0018】また、本発明のウェーハ載置台の好適な実
施態様として、連続式常圧CVD装置におけるウェーハ
載置台として用いられる、図4(A)および(B)に示
すSiC製のトレー21が挙げられる。このSiCトレ
ー21は、図4(A)および(B)に示すとおり、角板
状の基台部材22と、ウェーハを突き上げるためのウェ
ーハ突き上げピン23と、基台部材22に穿設される貫
通孔24に遊嵌されるウェーハ支持部材25とから基本
的に構成される。
施態様として、連続式常圧CVD装置におけるウェーハ
載置台として用いられる、図4(A)および(B)に示
すSiC製のトレー21が挙げられる。このSiCトレ
ー21は、図4(A)および(B)に示すとおり、角板
状の基台部材22と、ウェーハを突き上げるためのウェ
ーハ突き上げピン23と、基台部材22に穿設される貫
通孔24に遊嵌されるウェーハ支持部材25とから基本
的に構成される。
【0019】基台部材22は、その上部平面に形成され
たウェーハ載置面26と、図4(B)に示すように、上
部開口部27から底部28まで貫通する貫通孔24を少
なくとも3つ有するものである。ウェーハ載置面26
は、その上にウェーハを載置するために平滑に形成され
る。また、前記貫通孔24の上部開口部27は、上方に
向かって拡径された形状をなし、後記のウェーハ支持部
材25の貫通孔閉塞部と対応して、上部開口部27の内
面と貫通孔閉塞部の外周面とが当接して貫通孔24を閉
塞できるように形成される。この上部開口部27は、上
方に拡径した形態であれば、いずれの形態に形成されて
いてもよく、例えば、逆円錐台状、角錐台状、皿状等の
形態が挙げられる。
たウェーハ載置面26と、図4(B)に示すように、上
部開口部27から底部28まで貫通する貫通孔24を少
なくとも3つ有するものである。ウェーハ載置面26
は、その上にウェーハを載置するために平滑に形成され
る。また、前記貫通孔24の上部開口部27は、上方に
向かって拡径された形状をなし、後記のウェーハ支持部
材25の貫通孔閉塞部と対応して、上部開口部27の内
面と貫通孔閉塞部の外周面とが当接して貫通孔24を閉
塞できるように形成される。この上部開口部27は、上
方に拡径した形態であれば、いずれの形態に形成されて
いてもよく、例えば、逆円錐台状、角錐台状、皿状等の
形態が挙げられる。
【0020】ウェーハ突き上げピン23は、図4(B)
に示すように、基台部材22に穿設される少なくとも3
つの貫通孔24のそれぞれに対応して配置され、かつ上
下動可能に構成される。このウェーハ突き上げピン23
は、図4(B)に示すように、ウェーハをウェーハ載置
面26から突き上げる際に、先端部29が、基台部材2
2の貫通孔24に遊嵌されたウェーハ支持部材25の中
空部30に挿入されるように配置される。
に示すように、基台部材22に穿設される少なくとも3
つの貫通孔24のそれぞれに対応して配置され、かつ上
下動可能に構成される。このウェーハ突き上げピン23
は、図4(B)に示すように、ウェーハをウェーハ載置
面26から突き上げる際に、先端部29が、基台部材2
2の貫通孔24に遊嵌されたウェーハ支持部材25の中
空部30に挿入されるように配置される。
【0021】また、図4(B)に示すように、ウェーハ
支持部材25は、前記貫通孔24の上部開口部27の形
状に対応して上方に拡径して形成された貫通孔閉塞部3
1と、該貫通孔閉塞部31の下部に連設され、前記貫通
孔24に遊嵌される支持杆部32とを有するものであ
る。このウェーハ支持部材25は、前記少なくとも3つ
の貫通孔24のそれぞれに対応して配設される。
支持部材25は、前記貫通孔24の上部開口部27の形
状に対応して上方に拡径して形成された貫通孔閉塞部3
1と、該貫通孔閉塞部31の下部に連設され、前記貫通
孔24に遊嵌される支持杆部32とを有するものであ
る。このウェーハ支持部材25は、前記少なくとも3つ
の貫通孔24のそれぞれに対応して配設される。
【0022】貫通孔閉塞部31は、上部に平坦なウェー
ハ支持面33を有し、前記貫通孔の上部開口部の形状に
対応して上方に拡径して形成され、ウェーハ突き上げピ
ン23によって突き上げられていないときには、貫通孔
4の上部開口部27に当接して貫通孔24を閉塞するも
のである。また、ウェーハ支持面33は、貫通孔閉塞部
31が、貫通孔24を閉塞しているときは、基台部材2
のウェーハ載置面26と面一になるように形成されてい
る。
ハ支持面33を有し、前記貫通孔の上部開口部の形状に
対応して上方に拡径して形成され、ウェーハ突き上げピ
ン23によって突き上げられていないときには、貫通孔
4の上部開口部27に当接して貫通孔24を閉塞するも
のである。また、ウェーハ支持面33は、貫通孔閉塞部
31が、貫通孔24を閉塞しているときは、基台部材2
のウェーハ載置面26と面一になるように形成されてい
る。
【0023】さらに、ウェーハ支持部材25の内部に
は、前記突き上げピン23の先端が挿入される中空部3
4が内設されている。この中空部34は、挿入される突
き上げピン23の先端に対応して適宜形成される。
は、前記突き上げピン23の先端が挿入される中空部3
4が内設されている。この中空部34は、挿入される突
き上げピン23の先端に対応して適宜形成される。
【0024】このSiCトレー21において、ウェーハ
支持部材25は、突き上げピン23が下部にあるときに
は、貫通孔閉塞部31の外周面が貫通孔24の上部開口
部27の内面と当接して係止され、支持杆部32は、貫
通孔24の下部に遊嵌されている。ウェーハ突き上げピ
ン23が上方に突き上げられ、その先端部29がウェー
ハ支持部材25の中空部34に挿入されたときは、ウェ
ーハ支持部材25は、上方に突き上げられる。
支持部材25は、突き上げピン23が下部にあるときに
は、貫通孔閉塞部31の外周面が貫通孔24の上部開口
部27の内面と当接して係止され、支持杆部32は、貫
通孔24の下部に遊嵌されている。ウェーハ突き上げピ
ン23が上方に突き上げられ、その先端部29がウェー
ハ支持部材25の中空部34に挿入されたときは、ウェ
ーハ支持部材25は、上方に突き上げられる。
【0025】このSiCトレー21にウェーハを載置す
るときは、前記SiCトレー1と同様に、図3に示すよ
うに、ウェーハ突き上げピンによって、ウェーハ支持部
材を上方に突き上げ、各ウェーハ支持部材のウェーハ支
持面の上に、ウェーハを載置した後、ウェーハ突き上げ
ピンを下降させ、ウェーハ支持面を下降させることによ
って、基台部材のウェーハ載置面上にウェーハを載置す
ることができる。また、ウェーハの処理完了後、ウェー
ハをSiCトレーから取り去るときは、前記と逆の動作
によってSiCトレーからウェーハを取り去ることがで
きる。このウェーハの載置または取り去りに際して、ウ
ェーハ支持部材によって突き上げられたウェーハの下面
と、基台部材のウェーハ載置面との間の距離は、このウ
ェーハの下面と、基台部材のウェーハ載置面との間に差
し入れてウェーハを保持して移送する部材が、差し入れ
られるように、ウェーハ突き上げピンの突き上げストロ
ーク、中空部の深さ等が適宜選択される。
るときは、前記SiCトレー1と同様に、図3に示すよ
うに、ウェーハ突き上げピンによって、ウェーハ支持部
材を上方に突き上げ、各ウェーハ支持部材のウェーハ支
持面の上に、ウェーハを載置した後、ウェーハ突き上げ
ピンを下降させ、ウェーハ支持面を下降させることによ
って、基台部材のウェーハ載置面上にウェーハを載置す
ることができる。また、ウェーハの処理完了後、ウェー
ハをSiCトレーから取り去るときは、前記と逆の動作
によってSiCトレーからウェーハを取り去ることがで
きる。このウェーハの載置または取り去りに際して、ウ
ェーハ支持部材によって突き上げられたウェーハの下面
と、基台部材のウェーハ載置面との間の距離は、このウ
ェーハの下面と、基台部材のウェーハ載置面との間に差
し入れてウェーハを保持して移送する部材が、差し入れ
られるように、ウェーハ突き上げピンの突き上げストロ
ーク、中空部の深さ等が適宜選択される。
【0026】このSiCトレー21は、連続式常圧CV
D装置において、ウェーハを連続的に供給して処理を行
うに際して、ウェーハを載置する載置台として有用であ
る。例えば、図5に示す連続式常圧CVD装置41にお
いて、このSiCトレー21を複数個、直列に配列し、
各SiCトレー21上にウェーハを載置して、これを駆
動機構(図示せず)によってベルトコンベアー式に連続
的に装置内に供給して処理することができる。この連続
式常圧CVD装置において、ウェーハを載置したSiC
トレー21は、ガス排気部42,43,44、ガスヘッ
ド部46,47を順次通って所定の処理が施される。こ
の処理工程において、SC製トレー21は、図6に示す
ように、下部に配設されたヒーター45によって所定の
温度に加熱されながら、装置内を通って処理される。こ
の装置において、1群のウェーハが、順次SiCトレー
21に載置して連続式常圧CVD装置内に供給される際
に、先頭のウェーハが載置されているSiCトレーの
前、および最後のウェーハが載置されているSiCトレ
ーの後には、ウェーハが載置されていないSiCトレー
が装置内に供給されることになる。このとき、本発明の
ウェーハ載置台の好適実施態様である図4に示すSiC
トレーでは、ウェーハの載置、取り去りの際に、ウェー
ハを突き上げるために基台部材に穿設されている貫通孔
が閉塞されているため、上部の装置内から反応性ガス、
あるいは反応生成物、汚染物質等が、貫通孔を通じて、
基台部材の下部に侵入するのを防止することができるた
め、有効である。また、貫通孔が閉塞されているため、
下部のヒーター45の加熱による基台部材の下部から貫
通孔を通じて、装置内に加熱気体等が吹き込まれたり、
あるいは装置内の温度分布、雰囲気流の流れを乱すこと
を防止することができ、有効である。そのため、1群の
ウェーハを順次SiCトレーに載置して装置内に供給し
たとき、先頭および最後部のウェーハの成膜処理にバラ
ツキを生じることを防止することができる。
D装置において、ウェーハを連続的に供給して処理を行
うに際して、ウェーハを載置する載置台として有用であ
る。例えば、図5に示す連続式常圧CVD装置41にお
いて、このSiCトレー21を複数個、直列に配列し、
各SiCトレー21上にウェーハを載置して、これを駆
動機構(図示せず)によってベルトコンベアー式に連続
的に装置内に供給して処理することができる。この連続
式常圧CVD装置において、ウェーハを載置したSiC
トレー21は、ガス排気部42,43,44、ガスヘッ
ド部46,47を順次通って所定の処理が施される。こ
の処理工程において、SC製トレー21は、図6に示す
ように、下部に配設されたヒーター45によって所定の
温度に加熱されながら、装置内を通って処理される。こ
の装置において、1群のウェーハが、順次SiCトレー
21に載置して連続式常圧CVD装置内に供給される際
に、先頭のウェーハが載置されているSiCトレーの
前、および最後のウェーハが載置されているSiCトレ
ーの後には、ウェーハが載置されていないSiCトレー
が装置内に供給されることになる。このとき、本発明の
ウェーハ載置台の好適実施態様である図4に示すSiC
トレーでは、ウェーハの載置、取り去りの際に、ウェー
ハを突き上げるために基台部材に穿設されている貫通孔
が閉塞されているため、上部の装置内から反応性ガス、
あるいは反応生成物、汚染物質等が、貫通孔を通じて、
基台部材の下部に侵入するのを防止することができるた
め、有効である。また、貫通孔が閉塞されているため、
下部のヒーター45の加熱による基台部材の下部から貫
通孔を通じて、装置内に加熱気体等が吹き込まれたり、
あるいは装置内の温度分布、雰囲気流の流れを乱すこと
を防止することができ、有効である。そのため、1群の
ウェーハを順次SiCトレーに載置して装置内に供給し
たとき、先頭および最後部のウェーハの成膜処理にバラ
ツキを生じることを防止することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明のウェーハ載置台は、腐食、汚染
等の原因となる反応性ガス、反応生成物、汚染物質等が
漏れるのを防止することができる。
等の原因となる反応性ガス、反応生成物、汚染物質等が
漏れるのを防止することができる。
【0028】また、本発明は、特に、連続式常圧CVD
装置に適用して、腐食、汚染等の原因となる反応性ガ
ス、反応生成物、汚染物質等が漏れるのを防止するとと
もに、下部のヒーターの加熱によって、装置内に加熱気
体等が吹き込まれたり、あるいは装置内の温度分布、反
応性ガス、雰囲気流の流れを乱すことを防止することが
でき、1群のウェーハを順次SiCトレーに載置して装
置内に供給したとき、先頭および最後部のウェーハの成
膜処理にバラツキを生じるのを防止することができる。
装置に適用して、腐食、汚染等の原因となる反応性ガ
ス、反応生成物、汚染物質等が漏れるのを防止するとと
もに、下部のヒーターの加熱によって、装置内に加熱気
体等が吹き込まれたり、あるいは装置内の温度分布、反
応性ガス、雰囲気流の流れを乱すことを防止することが
でき、1群のウェーハを順次SiCトレーに載置して装
置内に供給したとき、先頭および最後部のウェーハの成
膜処理にバラツキを生じるのを防止することができる。
【図1】 本発明のウェーハ載置台の一実施態様を説明
する模式図。
する模式図。
【図2】 本発明のウェーハ載置台の一実施態様におけ
る構造および動作を模式的に示す断面図。
る構造および動作を模式的に示す断面図。
【図3】 本発明のウェーハ載置台の動作を模式的に説
明する図。
明する図。
【図4】 本発明の好適実施態様である連続式常圧CV
D装置に用いるSiCトレーを説明する図。
D装置に用いるSiCトレーを説明する図。
【図5】 連続式常圧CVD装置の構成例を示す図。
【図6】 従来のSiCトレーを用いた場合の連続式常
圧CVD装置における問題を説明する図。
圧CVD装置における問題を説明する図。
【図7】 従来のSiCトレーを説明する図。
【図8】 従来のSiCトレーの動作を模式的に説明す
る図。
る図。
【符号の説明】 1 ウェーハ載置台 2 基台部材 3,31 ,32 ,33 ウェーハ突き上げピン 4 貫通孔 5,51 ,52 ,53 ウェーハ支持部材 6 ウェーハ載置面 7 上部開口部 8 底部 9 先端部 11 貫通孔閉塞部 12 支持杆部 13,131 ,132 ,133 ウェーハ支持面 14 中空部 15 ウェーハ 21 SiCトレー 22 基台部材 23 ウェーハ突き上げピン 24 貫通孔 25 ウェーハ支持部材 26 ウェーハ載置面 27 上部開口部 28 底部 29 先端部 31 貫通孔閉塞部 32 支持杆部 33 ウェーハ支持面 34 中空部 41 連続式常圧CVD装置 42 ガス排気部 43 ガス排気部 44 ガス排気部 45 ヒーター 46 ガスヘッド部 47 ガスヘッド部 51 SiCトレー 52 基台 53 ウェーハ 54 突き上げピン 55 孔 561 ,562 ,563 先端
Claims (1)
- 【請求項1】上部平面に形成されたウェーハ載置面と、
上方に向かって拡径された上部開口部から底部まで貫通
する少なくとも3つの貫通孔とを有する基台部材と、 前記少なくとも3つの貫通孔のそれぞれに対応して、 前記基台部材の下部に配置されるウェーハ突き上げピン
と、 上部に平坦なウェーハ支持面を有し、前記貫通孔の上部
開口部の形状に対応して上方に拡径して形成された貫通
孔閉塞部と、該貫通孔閉塞部の下部に連設され、前記貫
通孔に遊嵌された支持杆部とを有し、前記突き上げピン
の先端が挿入される中空部が内設されたウェーハ支持部
材と、が配設され、 前記ウェーハ突き上げピンが上昇したときには、該ウェ
ーハ突き上げピンの先端が前記中空部に挿入され、下部
からウェーハ支持部材を上方に突き上げて、ウェーハ載
置面上に載置されたウェーハをウェーハ支持部材のウェ
ーハ支持面に載せて突き上げ、ウェーハ突き上げピンが
下降しているときには貫通孔閉塞部の外周面と貫通孔の
上部開口部の内面とが当接して貫通孔が閉塞されるよう
にしてなるウェーハ載置台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5373294A JP2821088B2 (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | ウェーハ載置台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5373294A JP2821088B2 (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | ウェーハ載置台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07263523A true JPH07263523A (ja) | 1995-10-13 |
JP2821088B2 JP2821088B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=12951010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5373294A Expired - Fee Related JP2821088B2 (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | ウェーハ載置台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2821088B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11145271A (ja) * | 1997-11-05 | 1999-05-28 | Tokyo Electron Ltd | ウエハ保持体 |
JP2000012650A (ja) * | 1998-06-19 | 2000-01-14 | Watanabe Shoko:Kk | 基体の移載装置 |
WO2001084622A1 (fr) * | 2000-04-28 | 2001-11-08 | Applied Materials Inc. | Dispositif de support de tranche, de dispositif de fabrication de semiconducteur |
JP2002184706A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-06-28 | Ulvac Japan Ltd | 真空処理装置 |
WO2003034483A1 (fr) * | 2001-10-16 | 2003-04-24 | Tokyo Electron Limited | Mecanisme elevateur d'element a traiter et dispositif de traitement utilisant ce mecanisme |
US6639188B2 (en) | 1999-11-30 | 2003-10-28 | Ibiden Co., Ltd. | Ceramic heater |
KR20040026427A (ko) * | 2002-09-24 | 2004-03-31 | 삼성전자주식회사 | 리프트 핀 및 이를 이용한 기판 리프팅 방법 |
US7511814B2 (en) | 1999-06-15 | 2009-03-31 | Tokyo Electron Limited | Particle-measuring system and particle-measuring method |
CN101819919A (zh) * | 2009-02-16 | 2010-09-01 | 佳能安内华股份有限公司 | 托盘、托盘支承构件以及真空处理设备 |
WO2018010986A1 (de) * | 2016-07-13 | 2018-01-18 | Siltronic Ag | Vorrichtung zur handhabung einer halbleiterscheibe in einem epitaxie-reaktor und verfahren zur herstellung einer halbleiterscheibe mit epitaktischer schicht |
-
1994
- 1994-03-24 JP JP5373294A patent/JP2821088B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11145271A (ja) * | 1997-11-05 | 1999-05-28 | Tokyo Electron Ltd | ウエハ保持体 |
JP2000012650A (ja) * | 1998-06-19 | 2000-01-14 | Watanabe Shoko:Kk | 基体の移載装置 |
US7511814B2 (en) | 1999-06-15 | 2009-03-31 | Tokyo Electron Limited | Particle-measuring system and particle-measuring method |
US8100147B2 (en) | 1999-06-15 | 2012-01-24 | Tokyo Electron Limited | Particle-measuring system and particle-measuring method |
US7931945B2 (en) | 1999-06-15 | 2011-04-26 | Tokyo Electron Limited | Film forming method |
US7894059B2 (en) | 1999-06-15 | 2011-02-22 | Tokyo Electron Limited | Film formation processing apparatus and method for determining an end-point of a cleaning process |
US7515264B2 (en) | 1999-06-15 | 2009-04-07 | Tokyo Electron Limited | Particle-measuring system and particle-measuring method |
US7667840B2 (en) | 1999-06-15 | 2010-02-23 | Tokyo Electron Limited | Particle-measuring system and particle-measuring method |
US6639188B2 (en) | 1999-11-30 | 2003-10-28 | Ibiden Co., Ltd. | Ceramic heater |
US6917020B2 (en) | 1999-11-30 | 2005-07-12 | Ibiden Co., Ltd. | Ceramic heater |
WO2001084622A1 (fr) * | 2000-04-28 | 2001-11-08 | Applied Materials Inc. | Dispositif de support de tranche, de dispositif de fabrication de semiconducteur |
JP2002184706A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-06-28 | Ulvac Japan Ltd | 真空処理装置 |
JP4531247B2 (ja) * | 2000-12-19 | 2010-08-25 | 株式会社アルバック | 真空処理装置 |
WO2003034483A1 (fr) * | 2001-10-16 | 2003-04-24 | Tokyo Electron Limited | Mecanisme elevateur d'element a traiter et dispositif de traitement utilisant ce mecanisme |
CN1331208C (zh) * | 2001-10-16 | 2007-08-08 | 东京毅力科创株式会社 | 被处理体的升降机构及使用它的处理装置 |
KR20040026427A (ko) * | 2002-09-24 | 2004-03-31 | 삼성전자주식회사 | 리프트 핀 및 이를 이용한 기판 리프팅 방법 |
CN101819919A (zh) * | 2009-02-16 | 2010-09-01 | 佳能安内华股份有限公司 | 托盘、托盘支承构件以及真空处理设备 |
WO2018010986A1 (de) * | 2016-07-13 | 2018-01-18 | Siltronic Ag | Vorrichtung zur handhabung einer halbleiterscheibe in einem epitaxie-reaktor und verfahren zur herstellung einer halbleiterscheibe mit epitaktischer schicht |
US11302565B2 (en) | 2016-07-13 | 2022-04-12 | Siltronic Ag | Device for handling a semiconductor wafer in an epitaxy reactor and method for producing a semiconductor wafer having an epitaxial layer |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2821088B2 (ja) | 1998-11-05 |
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---|---|---|---|
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