JPH07262340A - イメージ情報の保守方法 - Google Patents

イメージ情報の保守方法

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JPH07262340A
JPH07262340A JP4833294A JP4833294A JPH07262340A JP H07262340 A JPH07262340 A JP H07262340A JP 4833294 A JP4833294 A JP 4833294A JP 4833294 A JP4833294 A JP 4833294A JP H07262340 A JPH07262340 A JP H07262340A
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JP4833294A
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English (en)
Inventor
Takashi Yajima
敬士 矢島
Hiroyuki Okuda
弘幸 奥田
Masanori Tamano
真紀 玉野
Shiyunsuke Akifuji
俊介 秋藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イメージ地図をコンピュータ画面上で修正す
ることを特に、 1)その範囲が狭い微修正、 2)短期的な用途での修正、の場合について簡易に行な
うことを可能とし、同時にどこを修正したか、という修
正個所が常に明示できるような方法を提供する。 【構成】 上記目的を実現するための方法として、本発
明は、DB読みだし処理、イメージ修正処理、イメージ
接続処理から構成され、DB読みだし処理は、利用者か
らの利用条件(使用者名、日付けなど)とイメージ地図
選択入力により、イメージ情報ファイルを参照して、イ
メージ地図を表示すると同時に、変更テーブルを設定す
る、イメージ修正処理は、利用者からの変更入力によ
り、変更テーブルを修正する、イメージ接続処理は、利
用者から接続指定により、接続テーブルを修正して、接
続状態を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージ情報とコード
情報を関連付けて扱う装置に関わり、特にイメージ情報
の部分的修正、複数のイメージ情報の結合の方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ上で地図を利用する
システム(以下、地図システム)としては、地図内の線
を両端の点の座標で記憶しておいて、表示の際に線を描
画する、方式(ベクトル形式と呼ぶ)が多く利用されて
きた。ベクトル形式の地図システムの場合、地図の形状
を正確にポイントして入力しているため、修正において
も、正確な位置座標を入力して容易に修正することが出
来る(例日立クリエイティブワークステーション地図シ
ステムHMAP−D2/C)。
【0003】一方、紙の地図をスキャナで読み込み、イ
メージ情報として利用するイメージ地図においては、地
図の一部に修正が生じた場合、元の地図を修正するより
もむしろ,新たにイメージ地図を入力することが多かっ
た。これは、コンピュタ画面上でイメージを描画するこ
とが困難なことが多かったためである。
【0004】イメージ地図接続の問題を解決するため
に、イメージデータを呼びだして、データメモリに記憶
し、必要に応じてCPUによりドットに展開するエリア
を指定して、当該イメージデータをイメージメモリに格
納し、同時に2つのイメージを表示するようにすること
も出来る(特開平1−258181)が、地図の意味的
な接続を図ることが出来なかった。また、ベクトル地図
の接続に関して、地図上の対応するブロック毎に対応関
係設定して、自動的に変形、移動させる方法もある(特
開平2−47775)が、利用者の使用目的に応じた対
応関係を付けるのは困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】イメージ地図において
は、ベクトル地図と違って、 1)入力されている地図上の各点の座標が厳密に決まっ
ている訳ではないため正確な描画が難しい、 2)新たな修正入力を精密に行うことが出来ない、 という問題があった。
【0006】イメージ地図の修正を行う際、従来のグラ
フィックソフトで用いられている描画ツールを用いる方
法が考えられる。しかし、既に入力されているイメージ
を部分的に消去して、新たに描画しないと地図としての
利用が困難となる。
【0007】その際、修正個所をイメージ情報で入力す
ると、元々イメージ地図は情報量が多い上に更に増加さ
せることになり、1枚の地図としての情報量が多過ぎ
て、格納やネットワークを通じての転送において、使い
勝手が悪くなるという問題があった。
【0008】また、地図の部分修正を行う場合、修正の
イメージ図があっても、元の地図との連続性がうまく取
れるような、接続が困難という問題がある。更に、広域
にわたる企画を地図を参照しながら行うの場合、企画内
容に関連する地図が複数に分割されていることが多いイ
メージ地図では、複数のイメージ地図に跨った検討を行
う必要が生じることも多い。こうした複数のイメージ地
図をうまく接続する仕掛けはなかった。
【0009】本来連続しているイメージ地図を接続する
場合、現在の地図においては、原本の地図の境目で不連
続が生じることが多い。これは、情報の欠落をなくすた
め、あえて境界領域を2重に表示するためである。しか
も、印刷等の問題から、このダブッタ部分を除いても不
連続が生じるため、複数の地図に跨る企画を行う場合、
こうした不連続を補正する必要が生じる。(例えば本来
1直線であるべき道路が不連続となる)本発明は、イメ
ージ情報、特にイメージ地図の容易な修正方法を提供す
ることを目的とする。また、本発明は、複数のイメージ
地図の容易な接続方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するため
の手順を図1により説明する。本発明は、DB読みだし
処理、イメージ修正処理、イメージ接続処理から構成さ
れ、DB読みだし処理は、利用者からの利用条件(使用
者名、日付けなど)とイメージ地図選択入力により、イ
メージ情報ファイルを参照して、イメージ地図を表示す
ると同時に、変更テーブルを設定する。イメージ修正処
理は、利用者からの変更入力により、変更テーブルを修
正する。イメージ接続処理は、利用者から接続指定によ
り、接続テーブルを修正して、接続状態を表示する。
【0011】
【作用】本発明によれば、イメージ情報の一部分を入力
が容易なベクトル情報で修正してから、元のイメージ情
報の一部と置換するので、イメージ情報の修正が容易で
あり、かつ、境界におけるオブジェクトの寸法合わせが
行なわれるので、修正を加えた後でも見やすいイメージ
情報が得られる。
【0012】
【実施例】以下では、上記発明の一実施例を図により説
明する。 1.システム構成 図2に、本実施例のシステム構成図を示す。中央処理装
置(CPU)1と、顧客DB100、110、イメージ
DB200とリンクDB300を格納する外部記憶装置
2と、入力装置3と表示装置5が、システムバス6を介
して接続されており、CPU内にメモリ4が備えられて
いる。入力装置3は、マウスに代表される、指示装置を
含んでいる。
【0013】2.関連するテーブル 図3は、操作メニューテーブル35の1構成例である。
テーブル35は、メニュー区別を行なう操作番号欄35
1、操作名称欄352、次メニューアドレス欄353か
らなる。
【0014】図4にイメージDB200とイメージデー
タ格納テーブル210のテーブル構成図を示す。テーブ
ル210には、イメージデータの一例として地図が、2
11,212,213,214…の各欄に格納されてい
る。これらのイメージデータで表わされた地図(イメー
ジ地図)は、各イメージデータ間に位置的な関係があ
る。この位置的な関係を表わすためにイメージデータに
基点を定め、その基点を一つの座標系で管理する。この
座標系を絶対座標系と呼び、その系における座標を絶対
座標と呼ぶ。
【0015】イメージDB200は、イメージ番号20
1、イメージ名称202、イメージの種別203、イメ
ージの基点の絶対座標のX座標204、Y座標205、
イメージデータ格納テーブル先頭アドレス206の各欄
からなる。イメージ番号は、各イメージデータを固有に
区別する番号であり、イメージ名称は、イメージの内容
を文字列で表わしたものであり、イメージ種別は、例え
ば、地図の種類を表わしたデータである。イメージ名
称、イメージ種別は、文字列によってイメージの内容を
表わす手がかりとなる情報である。
【0016】図5は、変更テーブル33の1構成例であ
る。テーブル33は,表示欄850、変更者欄851、
変更日付欄852、変更領域座標853、左上座標85
4、右下座標855、表示ベクトル856、現在表示欄
857、858修正時描画欄からなる。
【0017】図6は、接続テーブル34の1構成例であ
る。接続テーブル34は、接続タイプ表示欄870、変
更者欄871、変更日付欄872、主地図番号欄87
3、副地図番号欄874、接続データ欄875からな
る。
【0018】イメージ地図をコンピュータ画面上で修正
するケースとしては、 1)その範囲が狭い微修正 2)短期的な用途での修正 の場合が多い、と考えられる。何故ならば、大規模な修
正の場合は、新たな地図を入力して利用する方が、手間
が少なくて済む可能性が多いし、また長期的には定期的
に出版される地図を入力した方が正確だからである。
【0019】従って、コンピュータ画面上からの修正
は、 1)簡易な修正に留めた方が良い、 2)どこを修正したか、という修正個所がが明示できる
ことが必要 と、考えられる。上記2)は、修正後に新たな地図を入
力する際に、修正の是非をチェックしたり、地図上に付
加された情報(例えば、リンク情報)の新しい地図への
転機が正確に行われたかをチェックするためである。
【0020】本発明における、処理の流れを図6に示
し、画面表示例を図7に示し、以下説明する。地図利用
を始める際、まず制御機能21がDB2から操作メニュ
ー30を読みだして表示する(699)。操作メニュー
30の1構成例を図7Aに示す。651は操作モード選
択ウインドウ、652は、変更日付けウインドウ、65
3は、変更者名ウインドウである。操作モードとして
は、地図修正と地図接続がある。利用者は、操作メニュ
ー30の操作モード選択ウインドウ651から、操作モ
ードを選択入力すると同時に、変更日付けウインドウ6
52及び変更者名ウインドウ653に変更日付け、変更
者名を入力する(720)。
【0021】制御機能21は、利用者が地図修正を入力
した場合(700)、DB2から対象地図メニュー31
を読みだして表示する、と同時に変更テーブル33をD
B2から読みだしてメモリ4内に格納する(701)。
同時に制御機能21は変更日付け、変更者名をメモリ4
内の変更テーブル33の新しいレコードに格納する(7
02)。利用者は、対象地図メニューから使用地図を選
択して、入力する(721)。選択された地図を制御機
能21が、DB2の地図DB32から読みだして表示す
る(703)。
【0022】3.処理の流れ イメージ地図をコンピュータ画面上で修正するケースと
しては、 1)その範囲が狭い微修正 2)短期的な用途での修正 の場合が多い、と考えられる。何故ならば、大規模な修
正の場合は、新たな地図を入力して利用する方が、手間
が少なくて済む可能性が多いし、また長期的には定期的
に出版される地図を入力した方が正確だからである。
【0023】従って、コンピュータ画面上からの修正
は、 1)簡易な修正に留めた方が良い、 2)どこを修正したか、という修正個所がが明示できる
ことが必要 と、考えられる。上記2)は、修正後に新たな地図を入
力する際に、修正の是非をチェックしたり、地図上に付
加された情報(例えば、リンク情報)の新しい地図への
転機が正確に行われたかをチェックするためである。
【0024】本発明における、処理の流れを図7に示
し、以下説明する。地図システムの修正が開始されたと
き、システムはDB読み出し処理により、操作メニュ
ー、イメージファイル、変更テーブル、接続テーブル、
を読みだして、利用者からの操作選択入力、変更者、変
更日付け入力をセットする。
【0025】次に、システムはイメージ修正処理を行な
う。イメージ修正処理では、まず利用者からの変更領域
入力を受けて、イメージファイルを参照して、該当修正
領域の空白化を行ない、ついでまた利用者からの変更内
容入力を受けて、変更処理を行ない、最後に過去の変更
データとの整合化処理を行なって、変更テーブルの書替
えを行なう。
【0026】次に、システムはイメージ接続処理を行な
う。イメージ接続処理においては、システムはまず利用
者からの接続地図入力を受けて、イメージファイルを参
照して、該当地図の表示を行ない、ついで、利用者から
の主地図区分、接続基準入力を受けて、まず地図境界入
力による接続、ついで基準点をもとにした変形接続、最
後にイメージ修正による接続を行なう。最後に、接続テ
ーブルの書替えを行なう。
【0027】本実施例では、イメージ修正の後でイメー
ジ接続を行なうよう構成したが、先にイメージ接続を行
なうよう構成することも可能である。また、イメージ修
正とイメージ接続を独立に行なうよう構成することも可
能である。
【0028】DB読み出し処理の処理の流れを図8に示
し、画面表示例を図9に示し、以下説明する。地図利用
を始める際、まずシステムがDBから操作メニュー30
を読みだして表示する(699)。操作メニュー30の
1構成例を図9に示す。図9で、651は操作モード選
択ウインドウ、652は、変更日付けウインドウ、65
3は、変更者名ウインドウである。操作モードとして
は、地図修正と地図接続がある。
【0029】利用者は、操作メニュー30の操作モード
選択ウインドウ651から、操作モードを選択入力する
と同時に、変更日付けウインドウ652及び変更者名ウ
インドウ653に変更日付け、変更者名を入力する(7
20)。
【0030】システムは、利用者が地図修正の入力を受
けると(700)、イメージファイルから地図名称を読
みだして表示する、同時に変更テーブル33をDBから
読みだしてメモリ内に格納する(701)。利用者は、
対象地図名称から使用地図を選択して、入力する(72
1)。システムが、選択された地図をDBのイメージフ
ァイルから読みだして表示する(703)。また、同時
にシステムは変更日付け、変更者名をメモリ内の変更テ
ーブル33の新しいレコードに格納する(702)。
【0031】イメージ修正処理の処理の流れを図10に
示し、画面表示例を図11に示し、以下説明する。利用
者は、表示された地図上で、変更領域を入力する(72
2)と、システムは、システムにより変更領域がすべて
空白表示されるように処理する(704)。その際、地
図DBの内容は変更されず、空白化領域の座標が、変更
テーブル8に書き込まれる(つまり、表示上のみ変更領
域が空白に見えるようになる)。この空白化処理には、
例えば、WSでは標準的な機能であるXウインドウの表
示機能を利用することができる。空白化処理後のイメー
ジを図11に示す。610が空白化領域、611が変更
領域左上座標、612が変更領域右下座標である。変更
領域を入力に際しては、利用者は、変更領域左上座標6
11、変更領域右下座標612を入力して変更領域を入
力する。システムは、空白化処理と同時にこの変更領域
座標を変更テーブル33の変更領域座標欄863に格納
する。
【0032】次に、利用者が、地図上の空白領域に変更
内容を描画入力する(723)。この描画の際には、通
常のベクトル地図作成方法と同じものを使用するので、
ここではこの機能の説明は省略する。描画内容は、通常
のベクトルとして入力される。つまり、始点、終点の組
として入力される。
【0033】この入力を受けると、システムは、描画入
力に対応して表示を変更すると同時に、入力内容を変更
テーブル33内の修正時描画欄858に格納する(70
5)。ここでは、描画内容は、描画された線(円)毎
に、例えば個別のベクトルの始点、終点というペアで格
納される。
【0034】入力終了の入力を利用者から受けると(7
24)、システムは、変更確認を行なう。変更確認は、
変更テーブル33内の過去の変更領域履歴を参照し、あ
らたな変更領域が過去の変更領域と重なるか否かをチェ
ックする(706)。システムは、変更テーブル33か
ら過去の修正履歴を順に読みだして、今回の変更領域に
重なるか、判定し、重なる場合は、過去の変更領域の内
今回の変更と重なるものについて、変更内容(現在表示
欄857のデータ、この欄が空白の場合は修正時描画欄
858のデータ)を今回の変更内容と同時に表示する
(707)。利用者は、今回の変更と過去の変更が重な
る場合、どちらを優先させるか、あるいは両者を残すか
を入力する。
【0035】ステップ707における表示例を図12に
示す。790は、過去の変更領域、780は今回の変更
領域である。781、782、783、784はそれぞ
れ今回の変更領域780の頂点、一方791、792、
793、794はそれぞれ過去の変更領域790の頂
点、また7971、7972、7973、7974は、
過去の変更領域における変更ベクトルの始点と終点、更
に7961、7962、7963、7964は、それぞ
れ過去の変更領域における変更ベクトルの始点と終点で
ある。また、7851、7852、7853、7854
は、現在の変更領域の境界を構成する線分である。
【0036】変更確認処理では、システムは、変更テー
ブル33内の過去の修正履歴の中で、現在表示欄857
あるいは修正時描画欄858に格納された全てのベクト
ルに対して、現在の変更領域に重なるものがあるかどう
かを判定する。具体的には、過去の変更領域における変
更ベクトル(図7では、7971、7972、797
3、7974)が、現在の変更領域の境界を構成する4
つの線分(7851、7852、7853、7854)
と交わるか否かを判断する。例えば、図12で、変更ベ
クトル7971は、現在の変更領域の境界7852と交
わるため、優先度入力が必要となる。一方、変更ベクト
ル7971は、現在の変更領域の境界を構成する4つの
線分(7851、7852、7853、7854)と交
わらないため、優先度入力は必要ない。
【0037】変更確認処理の例外処理として、過去の変
更領域が、今回の変更領域に完全に包含される場合は、
過去の変更全てを無効することにより、個別の変更ベク
トルの修正に代えることもできる。この場合、利用者
は、無効にすべき過去の変更内容が有るかどうかを判定
し(725)、有る場合は、無効化する変更ベクトル名
称を入力する(726)。システムは、入力された変更
ベクトルに関して、変更テーブル33の表示欄850に
無効フラグを立てる(708)。
【0038】通常の変更処理においては、利用者は、表
示された変更ベクトルの内、無効にした部分(優先度の
高い修正内容の変更領域に入っている部分)をポインテ
ィングにより入力する(727)。
【0039】利用者による補正の1実施例を図13に示
す。図13の内、図12と同じ部分に関しては、同一記
号を用いている。以下では、変更領域780の優先度が
高く、変更領域790の優先度は低いものとする。91
0は、優先度の高い変更領域780と変更ベクトル79
71との交点、911は、優先度の高い変更領域780
と変更ベクトル7974との交点、920は、変更ベク
トル7971の優先度の高い変更領域に含まれない部
分、921は、変更ベクトル7971の優先度の高い変
更領域に含まれる部分、930は、変更ベクトル797
4の優先度の高い変更領域に含まれない部分、931
は、変更ベクトル7974の優先度の高い変更領域に含
まれる部分、である。
【0040】変更ベクトル7972、7973は、優先
度の高い変更領域780に重なっていないので、利用者
は削除せずに残す。変更ベクトル7971、7974
は、優先度の高い変更領域780に部分的に重なってい
る。そこで、変更ベクトル7971に関しては、優先度
の高い変更領域780との交点910までの部分920
を残し、優先度の高い変更領域780に含まれる部分9
21は削除するものとして、部分921の両端の点79
51と910をペアで入力する。変更ベクトル7974
に関しても同様に、930を残し、931を削除するた
め、931の両端の点7951と911をペアで入力す
る。
【0041】システムは、入力された端点を持つ過去の
変更内容を、入力された内容で変更する。過去の変更内
容が既に現在表示欄857に格納されている場合は、現
在表示欄857の内容を修正する。過去の変更内容が修
正時描画欄にあって、現在表示欄が記述されていない場
合は、修正時描画欄の内容を現在表示欄にコピーして、
現在表示欄857の内容してを修正する。図13の例の
場合、7951、7962、7951、7964に代え
て、910、7962、7964、911が、変更テー
ブル8内の現在表示欄857に修正格納される。(70
9)。なお、優先度の高い修正内容に関しては、変更テ
ーブル33の変更は行わない。
【0042】最後に、システムは、メモリ上の変更テー
ブル33の内容をDBに書き込む(710)。
【0043】次に、接続処理の流れを図14に示し、以
下説明する。システムは、利用者に接続方式メニューを
DBから読みだして表示する(1001)。利用者は、
任意接続、変形接続、修正接続からの選択を入力する
(1021)。
【0044】任意接続が入力された場合、任意接続処理
(1002)が行われ、その後更に変形接続、修正接続
を行うか利用者が選択入力する(1022)。変形接続
が入力れた場合、変形接続処理が行われ(1003)そ
の後更に、修正接続を行うか利用者が選択入力する(1
023)。修正接続(1004)終了後、接続処理は終
了する。
【0045】図15に任意接続処理の流れを示し、以下
説明する。システムは、任意接続処理の場合、対象地図
名称をDBから読みだして表示する(1101)。同時
に、システムは、DBから接続テーブル34を読みだ
し、入力された2つの地図名称、変更日付け、変更者名
を新しいレコード領域に番号を決めて格納する(110
2)。
【0046】利用者は、対象地図名称から接続する2つ
の地図を選択入力する(1121)。選択された地図を
システムが、地図DBから読みだして表示する(110
3)。その際、システムは、それぞれの地図の絶対座標
が既に入力されている場合は、これをイメージファイル
から読んで、2つの地図の相対的位置関係にあうように
表示する。入力されていない場合は、利用者が選択入力
した順で、左右に表示する。
【0047】その際、重ね合わせ領域について、2つの
地図のうちどちらを主地図として採用するかを決め、主
地図を先に、副地図を次に入力する(1123)。シス
テムは、この入力を受けて接続テーブル34の主地図欄
に入力された地図番号を、副地図欄にもう1つの地図の
番号を格納する(1105)。
【0048】利用者は、表示された表示画面上で2つの
地図の移動入力を行い、接続部分を照合し、部分的に重
ね合わせる(1122)。移動入力を図16に示し以下
説明する。図16で、1010は地図の簡易表示欄、1
011は主地図、1012は副地図、1013は操作
欄、1014は操作開始欄、1015は変更欄、101
6は操作終了欄、1018は地図表示欄である。どちら
かの地図を移動させるときは、操作開始欄1014をピ
ックして操作開始をシステムに入力し、次に1010欄
の移動したい地図をピックして選択し、地図表示欄10
18の該当地図をピックして移動する。地図表示欄10
18の地図を移動させるのは既存技術である。一方の地
図の移動が終了すると終了欄1016をクリックし、更
に他方の地図の移動が必要ならば、同様の操作を繰り返
す。
【0049】次に、利用者は2つの地図の接続の仕方
(ここでは採用線と呼ぶ)を入力する(1124)。そ
の際の採用線の決定の仕方の1例を図17に示す。図1
7で、1201、1202は接続される地図、1203
は、2枚の接続地図1201、1202の重複領域であ
る。1204は、採用線の候補である。利用者は、重複
領域1203内に採用線候補1204を入力装置から入
力する。入力はマウスを利用して、通常のベクトル入力
と同様に行なう。
【0050】この入力を受けて、システムは、2枚の地
図に関して、採用線1204より右の重複領域に関して
は、地図1202を、採用線1204より左の重複領域
に関しては、地図1201を表示する(1106)。
【0051】利用者が、採用線1204に関して採用入
力をする時(1125)、システムは、接続テーブル3
4の採用線テーブル880に採用線1204をベクトル
形式で(つまり、各線分を始点、終点の組として)格納
する(1107)。利用者が、採用線1204を変更す
る場合は、再度部分重ね合わせ処理1122に戻る。
【0052】図18に変形接続処理の流れを示し、以下
説明する。システムは、変形接続処理の場合、イメージ
ファイルから対象地図名称を読みだして表示する(13
01)。利用者は、対象地図名称から接続する2つの地
図、あるいは既に任意接続された地図を選択入力する
(1321)。システムが、選択入力された地図をイメ
ージファイルから読みだして表示する(1301)。同
時に、システムは、接続テーブル34をDBから読みだ
して、2つの地図名称、変更日付け、変更者名を(新し
いレコードとして)番号を決めて、格納する(130
3)。
【0053】2つの地図を接続する場合(1304)
は、利用者は、表示された表示画面上で2つの地図の移
動入力を行いながら接続部分を照合し、部分的に重ね合
わせる(1322)。この処理は、上述の任意接続と同
じであり、ここでは省略する。次に、利用者は、2つの
地図のうちどちらを主地図として採用するかを入力する
(1323)。更に、利用者は2つの地図の接続したい
基準点を入力する(1324)。
【0054】システムは、この入力を受けて接続テーブ
ル34の主地図欄に入力された地図番号を、副地図欄に
もう1つの地図の番号を格納する(1105)。また、
接続テーブル34に接続した基準点テーブル890に基
準点を、主地図、副地図それぞれについて格納する。
【0055】基準点の入力の仕方の1例を図19に示
す。図19で、1401、1402は接続される(ある
いは、既に任意接続で接続された)地図、1411、1
421、1412、1422、1413、1423、1
414、1424は、2枚の接続地図1401、140
2の接続基準点である。利用者は、これら2つの地図そ
れぞれについて接続基準点を入力する(1324)。例
えば、図18で、1411と1421が対応する基準
点、1412と1422が対応する基準点である。利用
者は、2つの地図の対応する点を組にして入力する。つ
まり、1411と1412、1421と1422という
順序で入力する。
【0056】利用者が基準点を入力すると、システム
は、2つの地図の内、基準地図ではない地図の縮尺を、
定義された基準点が合致するように部分的に変える、変
形処理を行う(1305)。例えば、図18の場合、2
つの基準点1411−1412間の距離が対応する2つ
の基準点1421−1422間の距離よりも小さいの
で、基準点1412と1422を合わせるために、基準
点1421と1422の間の地図1402を、地図の縦
方向に縮小処理する。同様に、2つの基準点1412−
1413間の距離が対応する2つの基準点1422−1
423間の距離よりも大きいので、基準点1413と1
423を合わせるために、基準点1422と1423の
間の地図1402を、地図の縦方向に拡大処理する。変
形処理後、システムは、接続地図を表示する(130
6)。
【0057】利用者が、表示された接続関係を最終的に
採用する場合(1326)、制御機能21は、接続テー
ブル34に基準点と縮尺変更(縮小倍率あるいは拡大倍
率)を組として登録し、格納する(1307)。利用者
が、表示された接続関係を変更する場合は、再度基準点
設定処理1325に戻って、再度入力する。修正処理
は、先に述べた地図修正と全く同じ手順で行う。
【0058】
【発明の効果】
1)企画業務向けのイメージ地図修正を容易に行うこと
ができる。 2)イメージ地図上の過去の修正個所が常に明示でき
る。 3)イメージ地図の接続を容易に行うことを可能とす
る。地図の境目で情報の欠落、重複がある場合にも、そ
れらを業務上の支障が無いように補正できる。 4)修正履歴が残るため、過去の修正を参照しながら企
画を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略を説明するための図。
【図2】本発明を実施する場合のシステム構成図。
【図3】操作メニューの構成図。
【図4】イメージDBの構成図。
【図5】変更テーブルの構成図。
【図6】接続テーブルの構成図。
【図7】本発明の処理フローチャート。
【図8】DB読み出し処理のフローチャート。
【図9】初期画面の表示例。
【図10】イメージ修正処理のフローチャート。
【図11】空白化処理の表示例。
【図12】重複検出処理画面の表示例。
【図13】重複排除処理画面の表示例。
【図14】接続処理のフローチャート。
【図15】任意接続処理のフローチャート。
【図16】任意接続処理の操作画面の表示例。
【図17】採用線設定操作画面の表示例。
【図18】変形接続処理のフローチャート。
【図19】変形接続処理の操作画面の表示例。
【符号の説明】
1…中央処理装置(CPU)、200…イメージDB、
2…外部記憶装置、3…入力装置、4…メモリ、5…表
示装置、6…システムバス、35…操作メニューテーブ
ル、210…イメージデータ格納テーブル、33…変更
テーブル、34…接続テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋藤 俊介 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部記憶装置、表示装置、及び入力装置を
    有する処理装置を用いたイメージ情報の保守方法は、 前記入力装置からの指示に基づいて、イメージ情報の局
    所的な修正部分をベクトル情報で生成し、 前記修正部分に対応する修正履歴を前記ベクトル情報と
    共に保持し、 前記ベクトル情報を前記イメージ情報の一部と置換し、 前記ベクトル情報と前記イメージ情報との境界によって
    分割されたオブジェクトの寸法合わせを行なうことを特
    徴とするイメージ情報の保守方法。
JP4833294A 1994-03-18 1994-03-18 イメージ情報の保守方法 Pending JPH07262340A (ja)

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