JPH0726179U

JPH0726179U - レバー付筆記具

Info

Publication number: JPH0726179U
Application number: JP8824992U
Authority: JP
Inventors: 弘道野澤
Original assignee: 弘道野澤
Priority date: 1992-12-01
Filing date: 1992-12-01
Publication date: 1995-05-16

Abstract

(57)【要約】【目的】筆記を補助するため，筆記具の軸（Ａ）にレ
バー（Ｂ）をつけたレバー付筆記具を提供する。【構成】筆記具の軸（Ａ）にレバー（Ｂ）を付ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は（イ）筆記具を持っている指先の疲労を軽減し，（ロ）筆記具の先端の正確さを維持，高める，（ハ）宇宙の無重力環境における筆記を円滑にする，（ニ）腕の筋力や指の障害等を持つ人の筆記を助けるためのレバー付筆記具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の筆記では，（イ）長時間の筆記，（ロ）大量の筆記，（ハ）カーボン紙を用いた数枚重ねの筆記，（ニ）細かい筆記，（ホ）精密な筆記，（ヘ）無重力環境での筆記，（ト）腕の筋力や指の障害を持った人の筆記等の筆記では，筆記具を持っている指先の疲労が大きく筆記作業の能率低下や筆記具の先端の正確さの低下をきたし，これを繰返し長時間行っていると肩こりの原因になったり，ペンダコができたりまた指先の炎症をを起こしたりする人もいた。また，無重力環境での筆記は，従来の筆記具では，難しく腕の筋力やゆびの障害を持った人の筆記も難しかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は，その疲労を軽減し，筆記具の先端の正確さを維持，高め，無重力環境や腕や指の障害を持った人の筆記のため，（イ）筆記具の軸（Ａ）にレバー（Ｂ）をつけ，（ロ）図３のように筆記具を持つ指先以外の部分にレバー（Ｂ）の先端を接するかはさむことにより，筆記具を持っている指先の力をレバー（Ｂ）の先端に分担させ筆記具を持っている指先の疲労を軽減し筆記具の先端の正確さを維持，高め筆記を補助する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案のレバー付筆記具は，筆記を補助するためのレバーのついた筆記具である。

【０００５】

【実施例及び作用】

この筆記具は，図１に示すように，（イ）筆記具の軸（Ａ）にレバー（Ｂ）が付いている。（ロ）このレバーは，筆記する人の使い易い位置に移動できる構造になっている。

【０００６】（イ）鉛筆やシャープペンシルのように一方向の磨耗する筆記具のレバー（Ｂ）と軸（Ａ）は回転できる構造になっている。（ロ）レバー（Ｂ）は収納するとき根元から折り畳める。

【０００７】（イ）筆記具を従来のように指先で持つ。（ロ）手の大きさや書き易い位置にレバー（Ｂ）を移動する。（ハ）柄の先端部分を手の平の一部に接するか，図３のように持っている指以外の一部に接するかはさむ。（ニ）そして筆記する。（ホ）先端が磨耗する鉛筆やシャープペンシルは，一方向の磨耗を防ぐため軸を回転させながら筆記する。（ヘ）筆記が終わって収納するときは，レバー（Ｂ）の根元を折り畳む。

【０００８】（イ）カーボン紙をはさんだ枚数重ねの筆記では，レバー付筆記具のレバー（Ｂ）の部分で圧力を加え，指先は従来のように筆記すると筆記具を持っている指先の負担は軽減される。（ロ）マークシート形式のテストの場合は，受験生が限られた時間と緊張した状態の中で小さいマークを塗りつぶすとき，このレバー付筆記具を使用すると筆記具の先端の正確さを維持，高め手の震えを止め，楽に正確にマークシートを塗り潰すことができる。（ハ）宇宙における無重力環境での筆記では，従来の筆記する場合以上に圧力を必要とするため，このレバー付筆記具を使用することにより，指先や手首の負担が少なくてすむ。（ニ）腕の筋力や指の一部に障害を持つ人の筆記では，このレバー付筆記具を使用することにより筆記を補助する。

【０００９】

【考案の効果】

この考案は，（イ）長時間の筆記，（ロ）大量の筆記，（ハ）カーボン紙を用いた数枚重ねの筆記等をする場合，筆記具を持っている指先の力をレバー（Ｂ）が分担し，疲労を軽減しペンダコや指先の炎症を防ぎ，（ニ）細かい筆記，（ホ）精密な筆記等をする場合，筆記具の先端の正確さを維持し，高め，先端の震えを止める効果があり，（ヘ）無重力環境の筆記，（ト）腕の筋力や指の障害を持つ人の筆記では，従来の筆記具では困難であった部分を補う役目をする。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例である。

【図２】本考案のレバーを部品として取り付けた実施例
である。

【図３】本考案の使用例の斜視図である。

【符号の説明】

Ａ：筆記具の軸Ｂ：レバーＣ：部品として取り付けたレバー

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】筆記を補助するためのレバーのついた筆記
具。
【請求項２】請求項１に記載の筆記具において、レバー
を部品として取り付けたことを特徴とする筆記具。