JPH0715000Y2 - 筆圧訓練器 - Google Patents

筆圧訓練器

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JPH0715000Y2
JPH0715000Y2 JP11859290U JP11859290U JPH0715000Y2 JP H0715000 Y2 JPH0715000 Y2 JP H0715000Y2 JP 11859290 U JP11859290 U JP 11859290U JP 11859290 U JP11859290 U JP 11859290U JP H0715000 Y2 JPH0715000 Y2 JP H0715000Y2
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敦彦 佐藤
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敦彦 佐藤
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は筆圧訓練器に係り、とくにペン、鉛筆、ボール
ペン等の各種筆記具の運筆技術を上達させるうえでとく
に重要な均一、且つ適切な筆圧を習得することができる
筆圧訓練器に関するものである。
[従来の技術] 手指を用いて行なう各種技術の上達方法は練習以外にな
いが、とくに運筆技術の向上には鉛筆などを把持した状
態で指先を動かすことを繰返し多数回行なうことが有効
である。本考案者はすでに指先の屈伸運動を行なう指先
訓練器を提案しているが、本考案はこれをさらに改良す
ることにより、筆圧を適切に保って行なう運筆技術の向
上を図ったものである。
さらに説明すると、万年筆、鉛筆、ボールペンなど各種
の筆記具を用いて美しい文字を書くためには、筆記具の
先端にかける圧力(これを筆圧という)が常に均一であ
り、かつ適度の強さを保持していることが非常に重要で
ある。例えば、ボールペンは、他の筆記具に比べて比較
的強い筆圧が必要であり、そのため、美しい文字を書く
のが難しいと云われる。
一方、年少の子供達は、手の力が弱く、未だ十分訓練さ
れていないため、ともすれば筆先にだけ力を入れすぎた
り、その力がアンバランスとなりやすく、これが、きれ
いな文字を書けない原因の一つとなっている。
[考案が解決しようとする課題] 上述のように、ボールペンで筆記する場合、筆圧が強く
なりがちであるし、ポールペン以外で筆記する場合で
も、人によっては強い筆圧、不均一な筆圧で筆記するこ
とがある。しかし、必要以上に強い筆圧で筆記すること
は、上手な文字を書く上で好ましくないだけでなく、長
時間に亘る筆記事務を行なう場合、頚肩腕症にかかる場
合がある。
しかるに、従来このような問題に対処するため、適切な
筆圧技術を習得する器具が存在しなかった。
本考案は前記の課題を解決するために提案されたもので
ある。
[課題を解決するための手段] 第1の考案に係る筆圧訓練器は、親指と他の二指とで筆
記具を持つ態様で把持できる太さと長さを有する軸状本
体を設け、軸状本体内に収容したスプリングにより前記
軸状本体の先端部から突出させた筆記具先端を模してな
る指針部を軸線方向に可動的に支持させた構成を特徴と
する。
第2の考案は、前記軸状本体に、中間部がくびれてお
り、かつ弓状に湾曲させた指当て用帯の両端に形成した
孔を嵌合させた構成を特徴とする。
第3の考案は、前記軸状本体の指針部を設けた側と反対
の端部にボールペンの軸芯先端部を設けた構成を特徴と
する。
第4の考案は、前記軸状本体の筒状先端に軸状保持体を
着脱自在に設け、この軸状保持体の両端には筆記具先端
を模してなり、且つ互いに異なる形状の指針部を設け、
各指針部は、軸状保持体に収容したスプリングにより軸
線方向に可動的に支持させた構成を特徴とする。
第5の考案は親指と他の二指とで筆記具を持つ態様で把
持できる太さと長さを有し、外周に多数の角錐状突起と
軸方向に沿う凹溝のいずれか一方又は両方を形成した軸
状本体を設け、軸状本体内に収容したスプリングにより
前記軸状本体の先端部から突出させた筆記具先端を模し
てなる指針部を軸線方向に可動的に支持させた構成を特
徴とする。
[作用] 軸状本体を筆記具を握るように持ち、先端の指針部を筆
記練習用紙面に適当な筆圧で押し付け、所定の文字に沿
って字を書く動作を繰り返し、筆圧訓練を行なうもので
ある。
[実施例] 以下本考案に係る筆圧訓練器の実施例を説明する。
まず、第1図〜第2図によって第1実施例を説明する
と、1は筆圧訓練器の主要部をなす軸状本体である。軸
状本体1は親指と他の二指とで筆記具を持つ態様で把持
できる太さと長さを有し、外周に多数個の軸方向に沿う
手指のツボ刺激用の凹溝2を有している。さらに説明す
ると、軸状本体1はその外周が指当てとなる先端筒軸部
16と中間筒軸部4と後端筒軸部17とからなっており、前
記凹溝2は、前記各筒軸部の外周に形成されている。
また、先端筒軸部16の先端部には端部固定部材7が固着
されており、その中心の孔14を貫い先端を膨出した軸状
の指針部6の軸部分がその軸線方向に可動的に設けられ
ている。先端筒軸部16内において、指針部6の基端には
例えば永久磁石のごとき棒状体10が固着されており、棒
状体10の後端を係止板19に係止させたスプリング8で押
圧している。この様にスプリング8は軸状本体1内に収
容され、軸状本体1の軸心と同一軸線上にある。
先端筒軸部16の、後端は筒部12としてあり、この筒部12
に前記中間筒軸部4と後端筒軸部17が回転自在に嵌合さ
れている。筒部12の端部には端部固定部材7が固着され
ており、この端部固定部材7には固定指針6Aが設けられ
ている。13は例えば棒状の永久磁石からなる詰め部材
で、詰め部材13の先端はねじ部15を介して筒部12内にね
じ込み固定されている。5は側面からみてほぼ弓状に湾
曲させた指当て用帯で、この指当て用帯5の両端に形成
した孔5Aを先端筒軸部16に勘合している。
次に第1実施例の作用を説明する。
第1図に示すように軸状本体1を手11の親指と人差し
指、中指で、筆記具を持つような態様で把持する。この
状態で指針部6の先端を第8図に示す模写紙31の文字32
の上に当てがい、この文字32に沿って指針部6を動かす
動作を繰り返す。このとき、指針部6にはスプリング8
の弾発力が作用しているから軸状本体1を把持して指針
部6に加える筆圧を適宜に加減することができる。
したがって、この力の入れ具合を自分で適当に加減しな
がら前記模写紙31の文字32を指針部6でなぞることによ
り、きれいな文字を書くために必要な筆圧を体で習得す
ることができる。また、軸状本体1を把持するとき、第
1図に示すように弓状に湾曲する指当て用帯5の両側に
親指と人差し指を当てがうように把持することにより、
正しい筆記具の持ち方を習得することができる。
さらに、軸状本体1を把持し、指針部6又は6Aで空中に
文字や英語のスペリングを書く動作を行なうことによ
り、筆記具を持つ持ち方を修正できると共に、そこに書
いた文字やスペリングの形及び意味を凹溝2による手指
でツボ刺激を通して頭脳に明確に記憶させることができ
る。またこのとき、中間筒軸部4と後端筒軸部17を回転
させると、凹溝2により手指のツボをより効果的に刺激
することができる。
なお、第1実施例では軸状本体1の外周に凹溝2を設け
た例を示した。しかし、本考案においては、適切な強さ
で且つ均一な筆圧技術の習得が主目的であるため、軸状
本体1の外周に凹溝2を設けなくてもかまわないもので
ある。以下に述べる第2実施例、第3実施例の場合も同
様で、軸状本体1の外周に角錐状突起18や凹溝2を必ず
しも設けなくてもよい。
第3図〜第4図は第2実施例を示す。この第2実施例に
おいて、軸状本体1は、長尺の筒体22に先端筒軸部16と
中間筒軸部4と後端筒軸部17を嵌合してなる。前記先端
筒軸部16と中間筒軸部4の外周には軸方向に沿う凹溝2
が多数本形成してあり、後端筒軸部17の外周には多数の
角錐状突起18が設けられている。さらに、筒体22内には
ボールペン軸20が可動的に挿入されており、このボール
ペン軸20の後端を前記後端筒軸部17の筒孔21内に収容し
たスプリング8の先端で押圧している。後端筒軸部17の
筒孔21には指針6を取付けた端部固定部材7が嵌着され
ている。
また、先端筒軸部16にほぼ弓状に湾曲させた指当て用帯
5の両端の孔5Aを嵌合していることは第1実施例と同様
である。
次に、第2実施例の作用を説明する。
第3図に示すように軸状本体1を手11の親指と人差し
指、中指で筆記具を持つ態様で把持し、ボールペン軸20
の先端を第8図に示す模写紙31の文字32の上に当てが
い、この文字32に沿ってボールペン軸20の先端を動かす
動作を繰り返す。このとき、ボールペン軸20の後端には
スプリング8が作用しているから、ボールペン軸20の先
端に加える圧力を適宜に加減することにより、ボールペ
ン筆記などの際に必要な均等で且つ適当な強さの筆圧を
習得することができる。
また、軸状本体1を把持し、ボールペン軸20の先端又は
後端側の指針部6で空中に文字や英語のスペルを書く動
作を行なうことにより凹溝2や角錐状突起18による手指
のツボ刺激を通して、文字やスペルを頭脳に明確に記憶
できることは第1実施例と同様である。
なお、第1実施例、第2実施例において、可動的に設け
られた指針部6やボールペン軸20の先端部に例えば軸方
向に異なる着色を付しておくことにより、これら指針部
6やボールペン軸20の後退移動時、軸状本体1の先端か
ら露出する色が変化するので、これにより筆圧訓練時の
筆圧を視覚的に検知することができる。また、図示省略
するが、スプリング8を強弱調節するように構成するこ
とは任意である。
第5図〜第8図は第3実施例を示す。この第3実施例に
おいて、軸状本体1は先端筒軸部16と後端筒軸部4Aとか
らなっており、先端筒軸部16の外周には多数の角錐状突
起18が設けられており、後端筒軸部4Aの外周には軸方向
に沿う凹溝2が設けられている。また、先端筒軸部16に
は、弓状に曲げた指当て用帯5の両端の孔5Aが係合され
ている。
さらに、軸状本体1の両端には筆圧練習具23と筆記具25
とが着脱自在に設けられている。筆圧練習具23は筒状の
軸状保持体30を有し、この軸状保持体30の端部それぞれ
から外方に、相異なる形状の指針部としてボールペン軸
先端部20と前述の指針部6Aとが突出している。これ等の
指針部の軸部分が軸心方向に可動に軸状保持部30の端部
に支持されている。指針部の内方端曲にはスプリング8
が配置され、従って指針部はスプリング8の弾発力によ
り軸状保持部30に対して進退自在に可動となる。軸状保
持体30は第6図に図示のように先端筒軸部16の先端に着
脱自在に装着することができる。
筆記具25は外周に多数の角錐状突起18を有しており、そ
の中心部の軸孔28にボールペンの芯軸26の基端を挿入固
着している。この筆記具25のボールペン芯軸26と反対側
の端部27は、第5図、第6図示のように後端筒軸部4Aの
内側に着脱自在に装着することができる。
次に、第3実施例の使用例を説明する。
まず第5図に示すように軸状本体1を手11の親指と人差
し指、中指で筆記具を持つ態様で把持し、ボールペン軸
20の先端を第8図に示す模写紙31の文字32の上に当てが
い、この文字32に沿ってボールペン軸20の先端を動かす
動作を繰り返す。このとき、ボールペン軸20の後端には
スプリング8が作用しているから、ボールペン軸20の先
端に加える圧力を適宜に加減することによりボールペン
筆記などの際に必要な均等で且つ適当な強さの筆圧を習
得することができる。
また、第7図に示すように筆記練習具30を第5図の場合
と逆にして先端筒軸部16の先端に嵌合することにより指
針部6Aを用いて前記の場合と全く同様に筆記の際の適当
筆圧を習得することができる。さらに、第5図、第6図
の状態に筆記具25を軸状本体1に装着しているときは、
この筆記具25を用いて実際に文字を書くことができる。
この筆記具25は、不使用時は第7図に示すようにボール
ペン芯軸26が筒状部内に入るようにして軸状本体1の端
部に固着しておくとよいものである。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係る筆圧訓練器による
と、軸状本体を、ペンを握るごとく把持して指針部に適
切な圧力をかけながら模写紙の文字などの上をなぞる動
作を繰返すことにより、文字上達にとって重要な条件で
ある適切な強さで且つ均一な筆圧を訓練し、習得するこ
とができる。さらに、軸状本体の外周に角錐状突起や凹
溝を設けたときは、軸状本体を把持したときの滑りを止
めると共に、手指のツボを刺激することができる効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例に係る筆圧訓練器の使用状態の斜視
図、第2図は断面図、第3図は第2実施例に係る筆圧訓
練器の使用状態の斜視図、第4図は同断面図、第5図と
第7図は第3実施例に係る筆圧訓練器の使用状態の二例
を示す斜視図、第6図は断面図、第8図は文字の模写紙
の説明図である。 1……軸状本体、2……凹溝、4……中間筒軸部、5…
…指当て用帯、6……指針部、8……スプリング、16…
…先端筒軸部、18……角錐状突起、20……ボールペン
軸、23……筆記具、25……後端筒軸部。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】親指と他の二指とで筆記具を持つ態様で把
    持できる太さと長さを有し、指当てを形成する外周を具
    備した先端筒軸部を有する軸状本体と、該軸状本体と同
    軸線に該軸状本体内に一端を支持して収容したスプリン
    グと、該スプリングの他端に一端部を弾性支持され、他
    端部を筆記具先端に模してなる指針部とを備え、該指針
    部の軸部分を軸状本体に軸線方向に可動に支持したこと
    を特徴とする筆圧訓練器。
  2. 【請求項2】前記軸状本体の先端筒軸部には、中間部が
    くびれており、かつ弓状に湾曲させた指当て用帯の一端
    に形成した孔を嵌合したことを特徴とする請求項1に記
    載の筆圧訓練器。
  3. 【請求項3】前記軸状本体の指針部を設けた側と反対側
    の端部にボールペンの芯先端部を設けたことを特徴とす
    る筆圧訓練器。
  4. 【請求項4】軸状本体の外周に、多数の角錐状突起と軸
    方向に沿う凹溝の両方又はいずれか一方を形成したこと
    を特徴とする請求項前項のうちいずれか1項に記載の筆
    圧訓練器。
  5. 【請求項5】親指と他の二指とで筆記具を持つ態様で把
    持できる太さと長さを有し、指当てを外周に有する軸状
    本体と、該軸状本体の筒状先端に着脱自在に設けた軸状
    保持体とを有し、該軸状保持体がその両端それぞれに、
    外方に突出し、相異なる形状の先端を有する指針部の軸
    部分を同一軸線方向に可動的に支持し、該指針部の対向
    した内方端間にスプリングを設けたことを特徴とする筆
    圧訓練器。
JP11859290U 1990-11-14 1990-11-14 筆圧訓練器 Expired - Lifetime JPH0715000Y2 (ja)

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