JP2001180174A - 筆記具の握り部 - Google Patents

筆記具の握り部

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JP2001180174A
JP2001180174A JP37743899A JP37743899A JP2001180174A JP 2001180174 A JP2001180174 A JP 2001180174A JP 37743899 A JP37743899 A JP 37743899A JP 37743899 A JP37743899 A JP 37743899A JP 2001180174 A JP2001180174 A JP 2001180174A
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JP
Japan
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grip
writing instrument
thumb
instrument
writing
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JP37743899A
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Inventor
Mitsuo Inoue
三男 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正しい持ち方に適した形状にすることによっ
て3本の指がそれぞれ筆記具に対し確りと押圧して最適
な保持状態を作り出すことが出来、正しい持ち方の習慣
づけを可能とした利用価値の高い筆記具の握り部を提供
する。 【構成】 ボールペンや鉛筆等の筆記具において、軸体
の少なくとも握り部を略三角柱形状にすると共に親指が
当接する一面をやや凹面形状に形成し、又は、握り部に
嵌込可能な如く弾力性を有する中空体であって且つ外周
を略三角柱形状にすると共に親指が当接する一面をやや
凹面形状に形成してなるグリップ部材を装着することに
よって、親指と人差し指と中指の押圧力が筆記具に対し
十分に伝わって安定した保持が図れる構成としたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筆記具を使用する
に際して、3本の指による該筆記具の持ち方につき常に
安定した状態が得られ、いつでも確りと持つことが出来
るものであり、特に幼児や児童の持ち方練習用や矯正用
として非常に有効な筆記具の握り部に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ボールペンや鉛筆等の筆記具
は一般に軸体が円柱若しくは六角柱に形成されており、
今日まで何等変わることなく当該筆記具を利用した筆記
がなされている。筆記する際の引き具の持ち方は親指、
人差し指、中指の3本の指で体の先端側である握り部分
を確りと押さえて保持固定するものであり、中指は筆記
具が安定する如く指側部で支持するように位置させるも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来筆
記具は安定した保持状態を得るためには極めて不向きで
あって、相当上手に持たなければ奇麗な筆記具の運び
(動かし方)は困難であって、結果としてバラツキのあ
る書体となってしまうものであった。近年、親や教師の
指導不足もあるが、筆記具の誤った持ち方をする幼児や
児童が激増しており、その持ち方によって長年に渡り筆
記している者が非常に多くなっている。誤った持ち方で
あっても、それなりに工夫して奇麗な書体を書くことも
可能ではあるが、不自然な持ち方による弊害は数多くの
文字を速く書いていくことが出来ない、書き順を間違え
易いといったように字自体そのものに止まらず、指先の
機能の低下といった身体的問題をも生じさせるものであ
った。
【0004】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
って、正しい持ち方に適した形状にすることによって3
本の指がそれぞれ筆記具に対し確りと押圧して最適な保
持状態を作り出すことが出来、正しい持ち方の習慣づけ
が可能なものであり、特に筆記具を使い始める頃の練習
用若しくは正しい持ち方に矯正するためのものとして利
用価値の高い筆記具の握り部を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の筆記具の握り部は、軸体の少なくとも握り部
を略三角柱形状にすると共に親指が当接する一面をやや
凹面形状に形成して親指と人差し指と中指の押圧力が筆
記具に対し十分に伝わって安定した保持が図れる構成と
し、又はボールペンや鉛筆等の筆記具の握り部に嵌込可
能な如く弾力性を有する中空体状であって外周を略三角
柱形状にすると共に親指が当接する一面をやや凹面形状
に形成してなるグリップ部材を装着することにより、親
指と人差し指と中指の押圧力が筆記具に対し十分に伝わ
って安定した保持が図れる構成としたことを特徴とする
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す斜視図、図
2は握り部の状態を示す断面図、図3は本発明の他の実
施例を示す斜視図である。
【0008】図面において、1は筆記具本体で、ボール
ペン、鉛筆、マジックペン、サインペン等々の筆記具で
あって、軸体2を大凡全長に渡って略三角柱形状に形成
して(図1)、握り部3においても外周が略三角柱形状
になる如く設け、且つ親指が当接する一面、即ち親指当
接面3aをやや凹面形状に形成し、親指と人差し指と中
指の押圧力が筆記具に対し十分に伝わるものとし、安定
した保持が図れるよう構成したものである。これによっ
て、図2に示す如く、自然と各指が正しい持ち方となる
ように位置することとなり、筆記具を使い始める幼児や
児童にとっては非常に有効な握り部3となっている。
【0009】又、軸体2全体ではなく握り部3の部分だ
けを略三角柱形状に形成しても良く(図3)、三角柱形
状を形成する部分の長さは特に限定するものではなく、
要は指で保持する握り部分の個所が三角柱形状であれば
構わないのであって、後は筆記具の種類や成型上の点や
外観等を考慮してその範囲を決定すれば良い。例えば、
ボールペンの如き筆記具の場合は、樹脂成型時に握り部
のみ略三角柱形状しても良いが、鉛筆やクレヨン等の筆
記具であれば軸体2が短くなっていくから全体に渡って
の略三角柱形成が必要となる。尚、握り部3において各
々の指が各々の面によりフィットするように滑り止め用
の溝や細かい凸凹を設けたり、緩やかな曲面を形成した
りしても良く、これは後述するグリップ部材においても
同様である。
【0010】図4に示したグリップ部材4は、従来の筆
記具に装着することにより親指と人差し指と中指の3本
の指による押圧力が筆記具に対し十分に伝わり、安定し
た保持が図れるようにしたものであり、即ち前述した筆
記具本体1の握り部3と同様の握り部3を形成し、自然
と各指が正しい持ち方となるように位置するようにする
為の部材である。グリップ部材4は筆記具の握り部分に
嵌込可能な如く中空部4bを穿設した弾力性を有する中
空体であって、外周を略三角柱形状にすると共に親指当
接面4aをやや凹面形状に形成してなり、図5の如く、
筆記具本体1に装着して略三角柱形状の握り部3を構成
するものである。
【0011】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、既存
の筆記具では得られない3本の指による正しい保持状態
が得られるものであって、大人が使用しても奇麗で安定
した書体が書き易い、長時間でも疲れ難いといった大き
な利点を有するが、特に筆記具を使い始める幼児や児童
に対しては正しい筆記具の持ち方を練習させ習慣づけさ
せたり、悪い持ち方を直させる為のものとしては最適で
あり、その効果は実際に使用する上において絶大であっ
て、その商品的価値は極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】握り部3の状態を示す断面図。
【図3】本発明の他の実施例を示す斜視図。
【図4】グリップ部材の一例を示す斜視図。
【図5】グリップ部材を筆記具に装着した状態を示す斜
視図。
【符号の説明】
1 筆記具本体 2 軸体 3 握り部 4 グリップ部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールペンや鉛筆等の筆記具において、
    軸体の少なくとも握り部を略三角柱形状にすると共に親
    指が当接する一面をやや凹面形状に形成し、親指と人差
    し指と中指の押圧力が筆記具に対し十分に伝わって安定
    した保持が図れる構成としたことを特徴とする筆記具の
    握り部。
  2. 【請求項2】 ボールペンや鉛筆等の筆記具の握り部に
    装着するグリップ部材は該握り部に嵌込可能な如く弾力
    性を有する中空体であって、グリップ部材の外周を略三
    角柱形状にすると共に親指が当接する一面をやや凹面形
    状に形成し、当該グリップ部材を装着することにより親
    指と人差し指と中指の押圧力が筆記具に対し十分に伝わ
    って安定した保持が図れる構成としたことを特徴とする
    筆記具の握り部。
JP37743899A 1999-12-27 1999-12-27 筆記具の握り部 Pending JP2001180174A (ja)

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