JPH0726176B2 - 鉄骨ボックス柱の大入熱溶接角継手部においてhaz割れの発生しにくい鋼板 - Google Patents

鉄骨ボックス柱の大入熱溶接角継手部においてhaz割れの発生しにくい鋼板

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JPH0726176B2
JPH0726176B2 JP3034535A JP3453591A JPH0726176B2 JP H0726176 B2 JPH0726176 B2 JP H0726176B2 JP 3034535 A JP3034535 A JP 3034535A JP 3453591 A JP3453591 A JP 3453591A JP H0726176 B2 JPH0726176 B2 JP H0726176B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄骨ボックス柱の大入
熱溶接角継手部においてHAZ割れの発生しにくい鋼板
に関し、詳細には、 490N/mm2 級以上の厚肉高張力鋼
板を用いて作製される、高層建築用等のボックス柱の大
入熱溶接角継手に発生することのある溶接熱影響部(H
AZ)の微小な割れを防止しうる鋼板に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、土地の有効利用や居住空間の快適性向上のため、建
築物は高層化・大スパン化が進み、鉄骨用として板厚80
mm程度の厚肉鋼板の使用が増加してきた。厚肉化にとも
ない溶接施工量も増加し、これを抑えるために従来より
も溶接工数の低減が可能な大入熱溶接の適用が進んでい
る。
【0003】この溶接の大入熱化はボックス柱の角継手
溶接においても進み、入熱量10〜 100kJ/mmにおよぶ大
入熱サブマージアーク溶接などが適用されるようになっ
てきたが、HAZに低温割れが発生することがあり、構
造物の安全性を確保する上で問題となっている。
【0004】この低温割れは、溶接後の急冷によるHA
Zの硬化、溶接金属からHAZへの水素の拡散・集積、
溶接熱にともなう熱応力という3つの因子が絡み合って
生じるものであり、これまでは主に炭素当量の高い高張
力鋼板に小入熱溶接を適用しHAZの硬化が大きい場合
に問題となっていた。
【0005】これに対して、ボックス柱の大入熱溶接角
継手において発生するHAZの低温割れは、比較的炭素
当量が低い鋼板で大入熱溶接を適用した場合にも生じる
ものであり、前述した従来から良く知られている低温割
れとは異なる因子が作用しているものと考えられる。こ
の因子としてA系介在物および大きな拘束度が考えられ
る。この点について以下に説明する。
【0006】A系介在物は圧延方向に長く伸び、先端が
鋭くなっているため、地鉄との界面に集積し分子化した
水素によって生じた空隙が割れの起点となりやすい。一
方、角継手部ではダイヤフラムを中に入れ、4面を溶接
するため拘束度が大きくなるものと考えられる。これら
の点でボックス柱の大入熱溶接角継手においては、HA
Zの硬化の面で低温割れが発生しにくいにもかかわら
ず、割れが生じるものと考えられる。
【0007】ところで、A系介在物が原因となった溶接
部近傍の割れとしては、ラメラティアや突合わせ溶接H
AZの介在物開口割れが知られ、これらに対する対策と
してMnSの低減、および、そのためのCa添加が提唱され
ている(特開昭52−9617号公報、特開昭54−47814号公
報参照)。
【0008】鉄骨ボックス柱の大入熱溶接角継手部のH
AZ割れを防止する上でも、これらの割れと原因が同じ
と考えられることから、 MnSの低減やそのためのCa添加
が有効であろうことは推察されるところである。しか
し、鉄骨ボックス柱の大入熱溶接角継手部においては、
上述の既知の溶接近傍の割れと比較して、溶接入熱量が
極めて大きく熱歪が大きいこと、あるいは拘束度が大き
いことから、上記特許公報において提唱されているのと
同じ介在物レベルの鋼板を使用しても割れを完全には防
止できない可能性がある。実際に本発明者等が行った実
験の結果では、上記特許公報において提唱されている対
策を取ったのみでは、鉄骨ボックス柱の大入熱溶接角継
手部のHAZ割れを防止することができないことが確認
された。
【0009】このように、A系介在物が原因となった溶
接部近傍の割れを防止するための従来の対策は、鉄骨ボ
ックス柱の大入熱溶接角継手部のHAZ割れを防止する
ためには十分なものではなかった。
【0010】そこで、本発明者等は、上記の事情に鑑
み、割れの発生しやすい鉄骨ボックス柱の大入熱溶接角
継手の場合のHAZ割れ防止を目的として研究を行った
結果、本発明をなしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鉄骨ボッ
クス柱の大入熱溶接角継手部のHAZ割れの発生に及ぼ
す種々の因子の影響を鋭意検討した。その結果、熱歪や
拘束による応力の方向の点で割れの発生しやすい鉄骨ボ
ックス柱の大入熱溶接角継手部においては、偏析部のA
系介在物の低減に加えて、微量のTiおよびNbの複合添加
がHAZ割れを防止する上で有効であることを把握した
のである。
【0012】すなわち、本発明は、C :0.10〜0.20%、
Si:0.05〜0.50%、Mn:0.50〜1.80%、P :0.010 %以
下、S :0.002 %以下、Nb:0.005 〜0.020 %、Ti:0.
005〜0.020 %、Ca:0.0008〜0.0035%、Al:0.020 〜
0.080 %を含有し、非偏析部よりもHV30以上硬い母材
の偏析部において、JIS G0555に規格される鋼
の非金属介在物の顕微鏡試験方法によるA系介在物の測
定量が 0.008%以下であり、残部不可避的不純物よりな
る鉄骨ボックス柱の大入熱溶接角継手部においてHAZ
割れの発生しにくい鋼板である。
【0013】そして、上記合金成分組成に加え、Cu:0.
05〜0.50%、Ni:0.05〜0.50%、Cr:0.05〜0.50%、M
o:0.05〜0.50%、V :0.005 〜0.050 %、B :0.0003
〜0.0020%のうち1種または2種以上が含有されてあっ
てもよい。
【0014】
【作用】以下に本発明をさらに詳細に説明する。本発明
者等は、建築用TMCP型 490N/mm2 級鋼板(板厚80
mm)で、偏析、介在物レベルの異なる4種類の鋼板、お
よび上述の上記特許公報に提唱されている範囲の鋼板2
種の合計6種類を用意し、角継手部のHAZ割れの発生
状況を調査した。これら鋼板の化学成分、偏析・介在物
レベルを表1に示す。また採用した溶接施工条件〔溶接
条件:2電極多層盛サブマージアーク溶接(SA
W)、溶接条件: CO2下盛溶接+2電極多層盛SA
W、溶接条件:3電極1層盛SAW、の3種類〕を表
2に示す。またこれらの溶接においては、通常の施工と
同様にフラックスの乾燥を行い、多層盛溶接の場合には
パスごとの水素の集積を防止する上で有効なパス間時間
・温度の管理を行った。
【0015】上記の調査結果を表1に合わせて示す。表
1より明らかなように、S (0.002%, 0.001%) 、Nb
(0.008, 0.010%) 、Ti(0.011, 0.012%) 、Ca(0.002
0, 0.0015%)を含有し、且つHV180以上の偏析部に
おいて、JIS G0555(鋼の非金属介在物の顕微
鏡試験方法)によるA系介在物量が 0.008%以下である
鋼C,Dの場合には、いずれの溶接施工条件においても
割れが発生していないことが分かる。これに対して、鋼
C,Dよりも、 Sの含有量が高く、Caの含有量が低く且
つ偏析部のA系介在物量が 0.008%以上である鋼A,
B、またはNbとTiが複合添加されていない従来鋼である
鋼E,Fには、割れが発生している。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】このような調査に基づいて本発明では、S
、Nb、Ti、Caの含有量と偏析部のA系介在物量を特定
したものである。
【0019】次に、個々の化学成分の含有量を特定した
理由について説明する。
【0020】C は鉄骨用高張力鋼板としての強度を確保
するために必要な元素であり、含有量が0.10%未満で
は、引張強さ 490N/mm2 級の強度が得がたい。また、
0.20%を超えて添加すると耐溶接割れ性を害するので好
ましくない。したがって、C の含有量は0.10〜0.20%の
範囲とする。
【0021】Siは脱酸に必要な元素であるが、含有量が
0.05%未満ではこの効果は少なく、また0.50%を超えて
過多に添加すると、溶接性、靱性を劣化させるので好ま
しくない。よって、Siの含有量は0.05〜0.50%の範囲と
する。
【0022】Mnは焼入れ性を向上させ、板厚内部の強度
を確保するために必要な元素であるが、含有量が0.50%
未満ではこのような効果が十分に得られず、また、1.80
%を超えて過多に添加すると、溶接性、靱性を劣化させ
るので好ましくない。したがって、Mnの含有量は0.50〜
1.80%の範囲とする。
【0023】P は偏析しやすい元素であり、これが多い
と偏析部の靱性が劣化し、HAZ割れが一層生じやすく
なる。したがって、P は少ないほど好ましいが、経済性
を考慮してその含有量を0.010 %以下とする。
【0024】S はHAZ割れの起点となるA系介在物
(そのほとんどはMnS)の生成要因であり、その量は少
ないほど好ましい。しかし上述のHAZ割れに関する実
験結果からの MnSの上限(偏析部においてJIS G0
555によるA系介在物量 0.008%以下)を経済性を加
味しながら達成することから、S の含有量を0.002 %以
下とする。
【0025】Nbは結晶粒微細化作用を通じ、鋼板の強度
上昇および靱性の向上をもたらす。したがって、Nbを添
加することにより、所定の強度・靱性を確保するために
必要な圧下量をNb無添加の場合よりも小さくすることが
でき、HAZ割れに対して悪影響のある伸張した MnSの
量を低減することが可能となるものと考えられる。その
効果を得るためには 0.005%以上の添加が必要であり、
また 0.020%を超えて添加すると溶接性、靱性を劣化さ
せる。したがって、Nbの含有量は0.005 〜0.020 %の範
囲とする。
【0026】Tiはスラブ加熱時のオーステナイト結晶粒
の粗大化を防止する作用を有し、Nbの結晶粒微細化効果
とあいまって、所定の強度・靱性を確保するために必要
な圧下量をNbとTiの無添加の場合よりも小さくすること
ができ、HAZ割れに対して悪影響のある伸張した MnS
の量を低減することが可能となるものと考えられる。そ
の効果を得るためには 0.005%以上のTiの添加が必要で
あり、また 0.020%を超えて添加すると母材靱性を害す
る。したがって、Tiの含有量は0.005〜0.020%の範囲と
する。
【0027】CaはA系介在物の球状化作用を有し、HA
Z割れに悪影響を及ぼす伸張した MnSの低減に有効であ
るが、含有量が0.0008%未満では十分な効果が得られ
ず、また0.0035%を超えて添加すると、介在物の増加に
より靱性が劣化する。したがって、Caの含有量は0.0008
〜0.0035%の範囲とする。
【0028】Alは脱酸元素であり、含有量が 0.020%未
満ではそのような効果は少なく、また 0.080%を超えて
添加すると靱性の劣化をもたらす。したがって、Alの含
有量は 0.020〜 0.080%の範囲とする。
【0029】この他にCu, Ni, Cr, Mo, V, Bを目標とす
る板厚、強度、靱性レベルに応じて1種または2種以上
含有してもよく、その場合の含有量について説明する。
【0030】Cuは固溶強化、析出強化により強度上昇に
有効な元素であるが、含有量が0.05%未満ではこのよう
な効果を十分に発揮することができず、また0.50%を超
えて添加すると熱間加工性が劣化し、鋼板表面に割れを
生じやすい。したがって、Cuの含有量は0.05〜0.50%の
範囲とする。
【0031】Niは靱性を向上させる効果があるが、含有
量が0.05%未満ではこのような効果が十分に得られず、
また0.50%を超えて添加するとスケール疵が発生しやす
くなり、またコストアップとなる。したがって、Niの含
有量は0.05〜0.50%の範囲とする。
【0032】Crは焼入れ性向上に有効な元素であるが、
含有量が0.05%未満ではその効果は十分に発揮されず、
また0.50%を超えて添加すると溶接性を害する。したが
って、Crの含有量は0.05〜0.50%の範囲とする。
【0033】Moは焼入れ性を高める元素であるが、含有
量が0.05%未満では十分な効果が得られず、また0.50%
を超えて過剰に添加すると、溶接性を劣化させコストア
ップをもたらすので、Moの含有量は0.05〜0.50%の範囲
とする。
【0034】V は少量の添加により、焼入れ性を増す元
素であり、その効果を得るためには0.005%以上の添加
が必要であり、また 0.050%を超えて添加すると溶接性
を害する。したがって、V の含有量は0.005 〜0.050 %
の範囲とする。
【0035】B は微量の添加で焼入れ性の向上をもたら
す元素であるが、含有量が0.0003%未満ではその効果が
得られず、また0.0020%を超えて添加すると靱性が劣化
する。したがって、B の含有量は0.0003〜0.0020%の範
囲とする。
【0036】次に、偏析・介在物の特定理由を説明す
る。HAZ割れの起点となるのは、偏析部の中に存在す
るA系介在物であるが、本発明者等の実験においては非
偏析部に対する硬度差がHV30未満の偏析部では割れを
生じた例はなかった。これが偏析部として非偏析部より
もHV30以上硬い偏析部を対象とした理由である。
【0037】上記の偏析部において、HAZ割れに及ぼ
すA系介在物量の影響を調査した結果は前述の表1に示
した通りで、広く行われているJIS G0555(鋼
の非金属介在物の顕微鏡試験方法)によるA系介在物の
測定量が 0.008%以下の場合にのみHAZ割れが防止で
きる。以上が、本発明において、非偏析部よりもHV30
以上硬い母材の偏析部において、JIS G0555に
よるA系介在物の測定量を 0.008%以下と規定した理由
である。
【0038】
【実施例】表3に示す化学成分および偏析部のA系介在
物量の本発明鋼板G〜Kと比較鋼板L〜Pを用意し、そ
れぞれに上述した表2に示す溶接条件の中から選択して
溶接施工を行い、HAZ割れの有無を調査した。その時
の溶接条件と鋼板の板厚並びに調査結果を合わせて表3
に示す。
【0039】表3より明らかなように、本発明鋼板G〜
KはいずれもHAZ割れが認められなかった。これに対
して、Nb, Tiを含有しない比較鋼板L、Nbを含有しない
比較鋼板M、Ti, Caを含有しない比較鋼板N、S を多く
含み且つTiを含有しない比較鋼板O、P を多く含み且つ
Nb, Ti, Caを含有しない比較鋼板Pでは全てがA系介在
物量が多くHAZ割れが認められた。
【0040】
【表3】
【0041】
【発明の効果】上述したように、本発明による鋼板によ
れば、高層建築用等のボックス柱の大入熱溶接角継手部
に発生するHAZ割れを防止できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−47814(JP,A) 特開 昭59−35619(JP,A) 特開 昭60−67621(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C :0.10〜0.20%、Si:0.05〜0.50%、
    Mn:0.50〜1.80%、P :0.010 %以下、S :0.002 %以
    下、Nb:0.005 〜0.020 %、Ti:0.005 〜0.020 %、C
    a:0.0008〜0.0035%、Al:0.020 〜0.080 %を含有
    し、非偏析部よりもHV30以上硬い母材の偏析部におい
    て、JIS G0555に規格される鋼の非金属介在物
    の顕微鏡試験方法によるA系介在物の測定量が 0.008%
    以下であり、残部不可避的不純物よりなることを特徴と
    する鉄骨ボックス柱の大入熱溶接角継手部においてHA
    Z割れの発生しにくい鋼板。
  2. 【請求項2】 上記合金成分組成に加え、Cu:0.05〜0.
    50%、Ni:0.05〜0.50%、Cr:0.05〜0.50%、Mo:0.05
    〜0.50%、V :0.005 〜0.050 %、B :0.0003〜0.0020
    %のうち1種または2種以上を含有することを特徴とす
    る請求項1に記載の鉄骨ボックス柱の大入熱溶接角継手
    部においてHAZ割れの発生しにくい鋼板。
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