JP2006193823A - 溶接部耐食性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼を、質量比で、C:0.2%以下、Si:1.2%以下、Mn:4〜12%、P:0.1%以下、S:0.03%以下、Cr:15〜35%、Ni:1%以下、N:0.05〜0.6%、残部Feおよび不可避的不純物からなり、金属組織中のオーステナイト相分率が10〜85vol%であり、溶接部耐食性に優れている。上記フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼はさらにV:0.5%以下、Al:0.1%以下、Mo:4%以下、Cu:4%以下の1種又は2種、あるいはB:0.01%以下、Ca:0.01%以下、Mg:0.01%以下、REM:0.1%以下及びTi:0.1%以下から選ばれる1種又は2種以上を任意に含有することができる。
【選択図】 図1
Description
記
Md(γ)=551-462C(γ)-462N(γ)-9.2Si(γ)-8.1Mn(γ)-13.7Cr(γ)-18.5Mo(γ)-29Ni(γ)-29Cu(γ)
ここに
C(γ)、N(γ)、Si(γ)、Mn(γ)、Cr(γ)、Mo(γ)、Ni(γ)、Cu(γ)はそれぞれオーステナイト相中のC、N、Mn、Cr、Mo、Ni、Cuの含有量
Cは強度を高めるために有効な元素であり、0.003%以上含有させることが好ましい。しかし、0.2%を超えると固溶のための熱処理温度が著しく高くなり、経済性を害する。そのため、C量は0.2%以下に制限する。また、その条件を満たせば、後に示す実施例1等から確認できるように溶接ビード、熱影響部及び母材のいずれの個所においても溶接部の耐食性にも優れる。しかしながら、C含有量が0.10%以上では、後に示す実施例2から確認できるように耐応力腐食割れ性が著しく劣化する。したがって、本発明におけるC含有量は、0.2%以下とし、耐応力腐食割れ性を考慮する場合は0.10%未満、好ましくは0.05%以下とする。
Siは脱酸材として有効な元素であり、0.01%以上含有させることが望ましい。しかし、その含有量が1.2%を超えると、熱間加工性が劣化するので1.2%以下、好ましくは1.0%以下に制限する。なお、鋭敏化(粒界のクロム炭化物、クロム窒化物の生成による耐食性の劣化)による耐食性の劣化をさらに抑制するためには、Si含有量を0.4%以下とするのが好ましい。
Mnは優れた溶接部耐食性を得るために特に重要な元素である。図1は溶接部、熱影響部および母材部を含む溶接材を0.035%(質量比)の塩化ナトリウム溶液中で、100〜300mV vs SCE.の電位に30min保持したときの腐食の有無とMn含有量との関係を示したグラフである。腐食の有無は、電流値が1mA以上の場合「腐食あり」とし、1mA未満の場合は「腐食なし」と判定した。
Pは耐隙間部耐食性に有害な元素であり、特に0.1%を超えると影響が顕著になるので0.1%、好ましくは0.05%以下とする。Sは熱間加工性に有害な元素であり、0.03%を超えると影響が顕著になるので0.03%以下、好ましくは0.02%以下とする。
Crは、ステンレス鋼に耐食性を付与する重要な成分であり、本発明においても15%未満では十分な溶接部耐食性が得られない。しかし、Cr含有量が35%を超えると、鋼中にオーステナイト相を形成することが困難となり、所期のフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼が得られない。したがってCrは15%以上35%以下に制限される。なお、好ましくは17%以上30%未満、さらに好ましくは18%以上28%以下に制限される。
Niはオーステナイト形成促進元素であり、フェライト・オーステナイト系組織を生成するのに有用である。しかし、高価な合金元素であり、資源保護上極力低減する必要もある。これらの観点からNi含有量は、1%以下、好ましくは0.9%以下、さらに好ましくは0.5%未満に制限される。しかしながら、Niの含有量が0.10%以下であると、母材及び溶接部の靭性が低下する。したがって、溶接部を含む靭性の向上のためには、Niは少なくとも、0.10%超含有させるのが好ましい(実施例3参照)。
Nもオーステナイト形成促進元素であり、本発明においては、Niの代替成分として合金される。Ni含有量を1%以下に制限した場合には、N含有量を0.05%以上としないと、十分な量のオーステナイト相が形成されない。しかしながら、0.6%を超えると溶接部にブローホールが発生し、溶接性を低下させる原因となる。したがって、本発明においては、Nは0.05〜0.6%、好ましくは、0.08〜0.4%に制限される。なお、オーステナイト相生成の観点からはNは0.18%以上とし、熱間加工性の観点からは0.34%以下とするのがよい。
Vは鋼の組織を微細化し、強度を高める効果がある。その効果の発現のためには0.005%以上含有させるのが好ましい。しかし、0.5%を超えると、焼鈍温度を高めてもV化合物の析出を減じることが困難となり、張り出し成形性が劣化するので、上限を0.5%以下、好ましくは0.2%以下に制限する。
Alは脱酸剤として利用することができ、脱酸剤として必要な限度において含有させることができる。この脱酸剤としての効果は0.003%以上で認められるが、0.1%を超えると、窒化物を形成して鋼板の疵の原因となるので、その含有量(残留量)は0.1%以下、好ましくは0.02%以下とする。
これらの元素はともに耐食性を向上させるのに有用であり、その効果を発現させるためにはいずれも0.1%以上含有させることが好ましい。しかしながら、Moは含有量が4%を超えても耐食性を向上効果が飽和し、経済性を損なうので、その含有量は4%以下、好ましくは2%以下とする。一方、Cuについては、4%を超えると熱間加工性が著しく劣化するので、その含有量は4%以下、好ましくは2%以下とする。
これらの元素は鋼の熱間加工性を向上させるのに有用であり、それぞれその目的を達成し、過剰含有による弊害が発生しない範囲において含有させることができる。その効果を得るためには、B、Ca、Mgは0.0003%以上、REM、Tiは0.002%以上添加することが好ましい。しかし、Bは過剰含有により耐食性が劣化するので0.01%以下、好ましくは、0.005%以下とする。同様の理由により、Caは0.01%以下、好ましくは、0.005%以下、Mgは0.01%以下、好ましくは0.005%以下、REMは0.1%以下、好ましくは0.05%以下とする。Tiは過剰に含有すると、窒化物の形成により鋼板の疵の原因になるので、0.1%以下、好ましくは、0.05%以下の範囲とする。
Nbは鋭敏化を抑制するのに有効であり、その効果を有効に発現させるためには0.01%以上含有させることが好ましい。しかしながら、Nbは、含有量が2%を超えるとNbの炭窒化物が多量に発生し、それにより固溶C、固溶Nが消費されるので上限を2%に制限するのが好ましい。
上記成分以外の成分は不可避的不純物を除いてFeである。不可避的不純物としては、脱酸生成物であるO(酸素)等が挙げられる。これらは不可避的に残留する場合を含め、極力低減することが望ましい。
Md(γ)=551-462C(γ)-462N(γ)-9.2Si(γ)-8.1Mn(γ)-13.7Cr(γ)-18.5Mo(γ)-29Ni(γ)-29Cu(γ)
ここに
C(γ)、N(γ)、Si(γ)、Mn(γ)、Cr(γ)、Mo(γ)、Ni(γ)、Cu(γ)はそれぞれオーステナイト相中のC、N、Mn、Cr、Mo、Ni、Cuの含有量
得られた冷延焼鈍板のほぼ幅方向中央部から圧延方向(L方向)にそって長さ15mmの試料を切り出し、そのL方向断面を研摩した試料を準備した。準備して試料の断面全体についてEPMAによりC及び/又はNの定性マッピングを行い、CおよびNがオーステナイト相に濃化する特徴があることを利用してオーステナイト相を特定した。このようにして特定されたオーステナイト相のほぼ中心部について、EPMAによりC、N、Si、Mn、Cr、Ni、CuおよびMoを定量分析した。その際、フェライト相に電子ビームがかからないようにした。また、電子照射領域を直径約1μmの範囲とした。測定は、各試料について少なくとも3個のオーステナイト相について行い、その平均値を代表値とし、測定値を元に、下記式で定義される加工誘起マルテンサイト指数Md(γ)を求めた。
Md(γ)=551-462C(γ)-462N(γ)-9.2Si(γ)-8.1Mn(γ)-13.7Cr(γ)-18.5Mo(γ)-29Ni(γ)-29Cu(γ)
ここに、
C(γ)、N(γ)、Si(γ)、Mn(γ)、Cr(γ)、Mo(γ)、Ni(γ)、Cu(γ)はそれぞれオーステナイト中のC、N、Si、Mn、Cr、Mo、Ni、Cuの含有量(mass%)
冷延焼鈍板から、圧延方向に対して0°(圧延方向に平行方向)、45°および90°(圧延方向に直角方向)の各方向からJIS13号B引張試験片を採取して、室温、大気中で、引張速度10mm/minの条件で引張試験を行い、各方向の破断までの全伸びを測定し、次式により平均伸び(El)を計算し、これを全伸びとして評価した。
El={El(0°)+2El(45°)+El(90°)}/4
冷延焼鈍板から種々の直径(ブランク径)の円形試験片を打ち抜き、打ち抜かれた円形試験片を、ポンチ径35mm、板押力:9.8kNの条件で円筒絞り成形し、破断することなく絞れる最大のブランク径をポンチ径で割って限界絞り比(LDR)を求め、深絞り性を評価した。なお、円筒絞り成形に用いた試験片の打ち抜き径は、絞り比が0.1間隔となるよう変化させた。
Claims (7)
- 質量比で、C:0.2%以下、Si:1.2%以下、Mn:4%以上12%以下、P:0.1%以下、S:0.03%以下、Cr:15%以上35%以下、Ni:1%以下、N:0.05%以上0.6%以下、残部Feおよび不可避的不純物からなり、金属組織中のオーステナイト相分率が10vol%以上85vol%以下であることを特徴とする溶接部耐食性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼。
- さらにV:0.5%以下を含有することを特徴とする請求項1記載の溶接部耐食性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼。
- さらにAl:0.1%以下を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の溶接部耐食性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼。
- さらにMo:4%以下、Cu:4%以下の1種又は2種を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の溶接部耐食性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼。
- さらにB:0.01%以下、Ca:0.01%以下、Mg:0.01%以下、REM:0.1%以下及びTi:0.1%以下から選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の溶接部耐食性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼。
- オーステナイト相中の(C+N)含有量が、質量比で、0.16%以上2%以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載した溶接部耐食性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼。
- オーステナイト相中に含有される成分組成から決定される下記加工誘起マルテンサイト指数Md(γ)が-30〜90以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載した溶接部耐食性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼。
記
Md(γ)=551-462C(γ)-462N(γ)-9.2Si(γ)-8.1Mn(γ)-13.7Cr(γ)-18.5Mo(γ)-29Ni(γ)-29Cu(γ)
ここに
C(γ)、N(γ)、Si(γ)、Mn(γ)、Cr(γ)、Mo(γ)、Ni(γ)、Cu(γ)はそれぞれオーステナイト相中のC、N、Mn、Cr、Mo、Ni、Cuの含有量(mass%)
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