JPH07261734A - マルチウィンドウ表示装置 - Google Patents
マルチウィンドウ表示装置Info
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- JPH07261734A JPH07261734A JP6047403A JP4740394A JPH07261734A JP H07261734 A JPH07261734 A JP H07261734A JP 6047403 A JP6047403 A JP 6047403A JP 4740394 A JP4740394 A JP 4740394A JP H07261734 A JPH07261734 A JP H07261734A
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- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G5/00—Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
- G09G5/14—Display of multiple viewports
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 獲得/解放が繰り返されてもメモリの使用効
率を低下させないこと、ウィンドウのリサイズを容易に
行い得ること。 【構成】 分割テーブルは、分割数及び当該分割数で描
画用フレーム・メモリを分割した時のセルのサイズを示
す分割データの複数個を記憶する。状態テーブルは現在
の分割数と使用セル数を記憶する。セル・テーブルは、
セルに与えられた識別子,セル中に存在するウィンドウ
領域のサイズ,セルの描画用フレーム・メモリ上の位置
を示すセル・データの複数個を記憶する。ウィンドウ獲
得手段は、ウィンドウ獲得依頼が送られて来た時に起動
され、現在の使用セル数が現在の分割数よりも小さい場
合は空きセルを選択し、これにウィンドウを割り付け
る。現在の使用セル数が現在の分割数と一致している場
合は、分割数を次の分割数に更新し、使用されていない
セルを作成し、これにウィンドウを割り付ける。
率を低下させないこと、ウィンドウのリサイズを容易に
行い得ること。 【構成】 分割テーブルは、分割数及び当該分割数で描
画用フレーム・メモリを分割した時のセルのサイズを示
す分割データの複数個を記憶する。状態テーブルは現在
の分割数と使用セル数を記憶する。セル・テーブルは、
セルに与えられた識別子,セル中に存在するウィンドウ
領域のサイズ,セルの描画用フレーム・メモリ上の位置
を示すセル・データの複数個を記憶する。ウィンドウ獲
得手段は、ウィンドウ獲得依頼が送られて来た時に起動
され、現在の使用セル数が現在の分割数よりも小さい場
合は空きセルを選択し、これにウィンドウを割り付け
る。現在の使用セル数が現在の分割数と一致している場
合は、分割数を次の分割数に更新し、使用されていない
セルを作成し、これにウィンドウを割り付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチウィンドウ表示
装置におけるウィンドウ管理に関するものである。
装置におけるウィンドウ管理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10に本発明の基礎となるマルチウィ
ンドウ表示装置の構成を示す。同図において、1は描画
部、2はウィンドウ管理部、3は画像転送部、4は描画
用フレーム・メモリ、5は表示用フレーム・メモリ、6
はCRTディスプレイをそれぞれ示している。
ンドウ表示装置の構成を示す。同図において、1は描画
部、2はウィンドウ管理部、3は画像転送部、4は描画
用フレーム・メモリ、5は表示用フレーム・メモリ、6
はCRTディスプレイをそれぞれ示している。
【0003】アプリケーションは、ウィンドウ管理部2
に対して、ウィンドウの位置(後述の位置B),高さお
よび幅を指定して、ウィンドウの獲得依頼をする。ウィ
ンドウ管理部2では、指定されたウィンドウの幅と高さ
に従って描画用フレーム・メモリ4上に領域を獲得し、
その識別子をアプリケーションに返す。なお、アプリケ
ーションは、ホスト側に存在する。
に対して、ウィンドウの位置(後述の位置B),高さお
よび幅を指定して、ウィンドウの獲得依頼をする。ウィ
ンドウ管理部2では、指定されたウィンドウの幅と高さ
に従って描画用フレーム・メモリ4上に領域を獲得し、
その識別子をアプリケーションに返す。なお、アプリケ
ーションは、ホスト側に存在する。
【0004】次に、アプリケーションは、ウィンドウ識
別子を含んだ図形データを描画部1に転送することで、
装置に描画依頼をする。描画部1は、指定されたウィン
ドウ識別子に対応する描画用フレーム・メモリ4上に図
形を描画する。画像転送部3は、描画用フレーム・メモ
リ4に図形データが書き込まれた後、描画用フレーム・
メモリ4上のウィンドウ領域をウィンドウの位置(位置
B)に従って表示用フレーム・メモリ5上にコピーす
る。表示用フレーム・メモリ5上の画像は、そのままC
RTディスプレイ6に表示される。
別子を含んだ図形データを描画部1に転送することで、
装置に描画依頼をする。描画部1は、指定されたウィン
ドウ識別子に対応する描画用フレーム・メモリ4上に図
形を描画する。画像転送部3は、描画用フレーム・メモ
リ4に図形データが書き込まれた後、描画用フレーム・
メモリ4上のウィンドウ領域をウィンドウの位置(位置
B)に従って表示用フレーム・メモリ5上にコピーす
る。表示用フレーム・メモリ5上の画像は、そのままC
RTディスプレイ6に表示される。
【0005】図11にウィンドウ管理部におけるウィン
ドウ管理の従来例を示す。ウィンドウ管理部2は、ウィ
ンドウの獲得依頼を受けると、描画用フレーム・メモリ
4上に、既に獲得されたウィンドウに重ならないよう
に、指定された幅と高さの領域を獲得する。ウィンドウ
管理テーブルには、指定された幅,高さ,位置がテーブ
ルの「幅」,「高さ」,「位置B」の欄に記述され、描
画用フレーム・メモリ4上に獲得された領域の位置がテ
ーブルの「位置A」に記述される。そして、その「識別
子」がアプリケーションに返される。
ドウ管理の従来例を示す。ウィンドウ管理部2は、ウィ
ンドウの獲得依頼を受けると、描画用フレーム・メモリ
4上に、既に獲得されたウィンドウに重ならないよう
に、指定された幅と高さの領域を獲得する。ウィンドウ
管理テーブルには、指定された幅,高さ,位置がテーブ
ルの「幅」,「高さ」,「位置B」の欄に記述され、描
画用フレーム・メモリ4上に獲得された領域の位置がテ
ーブルの「位置A」に記述される。そして、その「識別
子」がアプリケーションに返される。
【0006】ウィンドウ管理部2は、ウィンドウのリサ
イズ依頼を受け取ると、描画用フレーム・メモリ4上の
領域のサイズの変更を行おうとする。サイズが小さくな
る場合は、単にテーブルの幅と高さを書き替えるだけで
ある。サイズが大きくなる場合は、他のウィンドウが隣
接するか否かを判定し、隣接する場合は他の場所に指定
されたサイズの領域を獲得する。ウィンドウ管理部2
は、ウィンドウの解放依頼を受けると、指定された識別
子に対応するウィンドウ管理テーブルの欄を削除する。
イズ依頼を受け取ると、描画用フレーム・メモリ4上の
領域のサイズの変更を行おうとする。サイズが小さくな
る場合は、単にテーブルの幅と高さを書き替えるだけで
ある。サイズが大きくなる場合は、他のウィンドウが隣
接するか否かを判定し、隣接する場合は他の場所に指定
されたサイズの領域を獲得する。ウィンドウ管理部2
は、ウィンドウの解放依頼を受けると、指定された識別
子に対応するウィンドウ管理テーブルの欄を削除する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチウィンド
ウ管理の問題点を以下に列挙する。 描画用フレーム・メモリ上のウィンドウの配置が不
規則であるため、獲得→リサイズ→解放を繰り返してい
くと、使用できない空き領域が増えてメモリの使用効率
が低下する。 ウィンドウのリサイズにおいて、サイズが大きくな
った場合、隣接するウィンドウの状態を判定する必要が
あり、管理しているウィンドウ数に応じて処理性能が低
下する。
ウ管理の問題点を以下に列挙する。 描画用フレーム・メモリ上のウィンドウの配置が不
規則であるため、獲得→リサイズ→解放を繰り返してい
くと、使用できない空き領域が増えてメモリの使用効率
が低下する。 ウィンドウのリサイズにおいて、サイズが大きくな
った場合、隣接するウィンドウの状態を判定する必要が
あり、管理しているウィンドウ数に応じて処理性能が低
下する。
【0008】本発明は、この点に鑑みて創作されたもの
であって、獲得/解放が繰り返されても、メモリの使用
効率を低下させないことを目的としている。また、本発
明は、ウィンドウのリサイズを他のウィンドウを意識さ
せずに容易に行い得ることを目的としている。
であって、獲得/解放が繰り返されても、メモリの使用
効率を低下させないことを目的としている。また、本発
明は、ウィンドウのリサイズを他のウィンドウを意識さ
せずに容易に行い得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1および図2は本発明
の原理説明図である。請求項1のマルチウィンドウ表示
装置は、描画用フレーム・メモリと、表示用フレーム・
メモリと識別子を含んだ図形データを受け取ったとき、
当該識別子に対応するセルの中のウィンドウ領域に当該
図形データで定まる図形を描画する描画部と、描画用フ
レーム・メモリ上のウィンドウ領域の内容を表示用フレ
ーム・メモリ上にコピーする画像転送部と、表示用フレ
ーム・メモリ上の画像を表示するディスプレイと、分割
数および当該分割数で描画用フレーム・メモリを分割し
たときに獲得可能なウィンドウ領域の最大サイズを示す
分割データの複数個を記憶する分割テーブルと、現在の
分割数および現在の使用セル数を記憶する状態テーブル
と、セルに与えられた識別子,セルの中に存在するウィ
ンドウ領域のサイズ,セルの描画用フレーム・メモリ上
の位置を示すセル・データの複数個を記憶するセル・テ
ーブルと、ウィンドウの管理を行うウィンドウ管理部と
を具備するマルチウィンドウ表示装置であって、ウィン
ドウ管理部は、ウィンドウ獲得依頼を受け取った時に起
動されるウィンドウ獲得手段を有し、ウィンドウ獲得手
段は、現在の使用セル数が現在の分割数より小である場
合には、ウィンドウ獲得依頼の指定サイズが現在の分割
数の最大サイズ以下であることを条件として、状態テー
ブルの使用セル数の更新,1個の空きセルの選択,選択
された空きセルに対応するセル・データにおけるサイズ
の更新,当該セル・データが持つ識別子の依頼元への送
出を行い、現在の使用セル数が現在の分割数より小でな
い場合には、ウィンドウ獲得依頼の指定サイズおよび既
に獲得されている全てのウィンドウのサイズが次に大き
い分割数の最大サイズ以下であることを条件として、状
態テーブルの分割数の更新,状態テーブルの使用セル数
の更新,1個の空きセルの選択,選択された空きセルに
対応するセル・データにおけるサイズの更新,当該セル
・データが持つ識別子の依頼元への送出を行うことを特
徴とするものである。
の原理説明図である。請求項1のマルチウィンドウ表示
装置は、描画用フレーム・メモリと、表示用フレーム・
メモリと識別子を含んだ図形データを受け取ったとき、
当該識別子に対応するセルの中のウィンドウ領域に当該
図形データで定まる図形を描画する描画部と、描画用フ
レーム・メモリ上のウィンドウ領域の内容を表示用フレ
ーム・メモリ上にコピーする画像転送部と、表示用フレ
ーム・メモリ上の画像を表示するディスプレイと、分割
数および当該分割数で描画用フレーム・メモリを分割し
たときに獲得可能なウィンドウ領域の最大サイズを示す
分割データの複数個を記憶する分割テーブルと、現在の
分割数および現在の使用セル数を記憶する状態テーブル
と、セルに与えられた識別子,セルの中に存在するウィ
ンドウ領域のサイズ,セルの描画用フレーム・メモリ上
の位置を示すセル・データの複数個を記憶するセル・テ
ーブルと、ウィンドウの管理を行うウィンドウ管理部と
を具備するマルチウィンドウ表示装置であって、ウィン
ドウ管理部は、ウィンドウ獲得依頼を受け取った時に起
動されるウィンドウ獲得手段を有し、ウィンドウ獲得手
段は、現在の使用セル数が現在の分割数より小である場
合には、ウィンドウ獲得依頼の指定サイズが現在の分割
数の最大サイズ以下であることを条件として、状態テー
ブルの使用セル数の更新,1個の空きセルの選択,選択
された空きセルに対応するセル・データにおけるサイズ
の更新,当該セル・データが持つ識別子の依頼元への送
出を行い、現在の使用セル数が現在の分割数より小でな
い場合には、ウィンドウ獲得依頼の指定サイズおよび既
に獲得されている全てのウィンドウのサイズが次に大き
い分割数の最大サイズ以下であることを条件として、状
態テーブルの分割数の更新,状態テーブルの使用セル数
の更新,1個の空きセルの選択,選択された空きセルに
対応するセル・データにおけるサイズの更新,当該セル
・データが持つ識別子の依頼元への送出を行うことを特
徴とするものである。
【0010】請求項2のマルチウィンドウ表示装置は、
請求項1のマルチウィンドウ表示装置において、ウィン
ドウ管理部が、ウィンドウ・リサイズ依頼を受け取った
時に起動されるウィンドウ・リサイズ手段を有し、ウィ
ンドウ・リサイズ手段は、ウィンドウ・リサイズ依頼で
指定されるサイズが現在の分割数の最大サイズ以下であ
ることを条件として、ウィンドウ・リサイズ依頼で指定
される識別子に対応するセル・データにおけるサイズを
更新することを特徴とするものである。
請求項1のマルチウィンドウ表示装置において、ウィン
ドウ管理部が、ウィンドウ・リサイズ依頼を受け取った
時に起動されるウィンドウ・リサイズ手段を有し、ウィ
ンドウ・リサイズ手段は、ウィンドウ・リサイズ依頼で
指定されるサイズが現在の分割数の最大サイズ以下であ
ることを条件として、ウィンドウ・リサイズ依頼で指定
される識別子に対応するセル・データにおけるサイズを
更新することを特徴とするものである。
【0011】請求項3のマルチウィンドウ表示装置は、
請求項1または請求項2のマルチウィンドウ表示装置に
おいて、ウィンドウ管理部が、ウィンドウ解放依頼を受
け取った時に起動されるウィンドウ解放手段を有し、ウ
ィンドウ解放手段は、ウィンドウ解放依頼で指定される
識別子に対応するセル・データにおけるサイズを0に更
新し、使用セル数を−1し、使用セル数が0になった場
合は、状態テーブルの分割数を最も小さな分割数にする
ことを特徴とするものである。
請求項1または請求項2のマルチウィンドウ表示装置に
おいて、ウィンドウ管理部が、ウィンドウ解放依頼を受
け取った時に起動されるウィンドウ解放手段を有し、ウ
ィンドウ解放手段は、ウィンドウ解放依頼で指定される
識別子に対応するセル・データにおけるサイズを0に更
新し、使用セル数を−1し、使用セル数が0になった場
合は、状態テーブルの分割数を最も小さな分割数にする
ことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明は、描画用フレーム・メモリを必要に応
じて規則的に複数のセルに分割し、そのセルをウィンド
ウとして割り付けるものである。図2に示すように、分
割テーブルは、描画用フレーム・メモリを幾つかに分割
した時の各セルのサイズ(その分割数において獲得可能
なウィンドウ領域の最大サイズ)を示す。分割数D1 は
1であり、最大サイズS1 は描画用フレーム・メモリの
幅と高さであり、初期状態を示す。D1 <D2 <…<D
m である。例えば、分割数D2 は2,分割数D3 は4で
あり、分割数Dm は32である。
じて規則的に複数のセルに分割し、そのセルをウィンド
ウとして割り付けるものである。図2に示すように、分
割テーブルは、描画用フレーム・メモリを幾つかに分割
した時の各セルのサイズ(その分割数において獲得可能
なウィンドウ領域の最大サイズ)を示す。分割数D1 は
1であり、最大サイズS1 は描画用フレーム・メモリの
幅と高さであり、初期状態を示す。D1 <D2 <…<D
m である。例えば、分割数D2 は2,分割数D3 は4で
あり、分割数Dm は32である。
【0013】セル・テーブルは複数個のセル・データを
記憶している。各セル・データは、セルの識別子I
i (iは1,2,…,n),そのセル内に存在するウィ
ンドウのサイズSi (幅と高さ),描画用フレーム・メ
モリ上の位置Ai などを示す。サイズが(0×0)の場
合は、そのセルの中にウィンドウが存在しないことを示
す。状態テーブルは、現在の分割数および現在の使用セ
ル数を示す。図2の描画用フレーム・メモリは、分割数
が4の状態の下で3個のウィンドウが獲得されている場
合のウィンドウの配置例を示したものである。
記憶している。各セル・データは、セルの識別子I
i (iは1,2,…,n),そのセル内に存在するウィ
ンドウのサイズSi (幅と高さ),描画用フレーム・メ
モリ上の位置Ai などを示す。サイズが(0×0)の場
合は、そのセルの中にウィンドウが存在しないことを示
す。状態テーブルは、現在の分割数および現在の使用セ
ル数を示す。図2の描画用フレーム・メモリは、分割数
が4の状態の下で3個のウィンドウが獲得されている場
合のウィンドウの配置例を示したものである。
【0014】ウィンドウの獲得処理を説明する。使用セ
ル数が分割数より小さい場合と,一致している場合とで
処理が大きく別れる。小さい場合は、現在の分割数にお
いて使用していないセルがあるので、それを指定された
ウィンドウに割り付ける。一致している場合は、分割数
を次の分割数に更新し、使用していないセルを作成し
て、それを指定されたウィンドウに割り付ける。現在の
分割数をDk とすると、次の分割数はDk+1 となる。
ル数が分割数より小さい場合と,一致している場合とで
処理が大きく別れる。小さい場合は、現在の分割数にお
いて使用していないセルがあるので、それを指定された
ウィンドウに割り付ける。一致している場合は、分割数
を次の分割数に更新し、使用していないセルを作成し
て、それを指定されたウィンドウに割り付ける。現在の
分割数をDk とすると、次の分割数はDk+1 となる。
【0015】ウィンドウのリサイズ処理を説明する。現
在の分割数における最大サイズを分割テーブルから求
め、その最大サイズ内のリサイズであれば、リサイズ依
頼で指定されている識別子に対応するセル・データのサ
イズを,リサイズ依頼で指定されているサイズに変更す
る。
在の分割数における最大サイズを分割テーブルから求
め、その最大サイズ内のリサイズであれば、リサイズ依
頼で指定されている識別子に対応するセル・データのサ
イズを,リサイズ依頼で指定されているサイズに変更す
る。
【0016】ウィンドウの解放処理を説明する。ウィン
ドウ解放依頼で指定されている識別子に対応するセル・
データにおけるサイズを(0×0)にし、使用セル数を
−1する。使用セル数が0になった場合は、状態テーブ
ルの分割数を分割数D1 にする。
ドウ解放依頼で指定されている識別子に対応するセル・
データにおけるサイズを(0×0)にし、使用セル数を
−1する。使用セル数が0になった場合は、状態テーブ
ルの分割数を分割数D1 にする。
【0017】
【実施例】図3は初期状態における分割テーブル,状態
テーブル,セル・テーブルの例を示す図である。分割テ
ーブルは複数の行を有しており、各行は分割数の欄と最
大サイズの欄とを有している。第1行の分割数の欄には
1と記述され、最大サイズの欄には2048×1024
と記述され、第2行の分割数の欄には2と記述され、最
大サイズの欄には1024×1024と記述され、第3
行の分割数の欄には4と記述され、最大サイズの欄には
1024×512と記述され、第4行の分割数の欄には
8と記述され、最大サイズの欄には512×512と記
述され、第5行の分割数の欄には32と記述され、最大
サイズの欄には256×256と記述されている。な
お、描画用フレーム・メモリのサイズが2048×10
24であると仮定している。
テーブル,セル・テーブルの例を示す図である。分割テ
ーブルは複数の行を有しており、各行は分割数の欄と最
大サイズの欄とを有している。第1行の分割数の欄には
1と記述され、最大サイズの欄には2048×1024
と記述され、第2行の分割数の欄には2と記述され、最
大サイズの欄には1024×1024と記述され、第3
行の分割数の欄には4と記述され、最大サイズの欄には
1024×512と記述され、第4行の分割数の欄には
8と記述され、最大サイズの欄には512×512と記
述され、第5行の分割数の欄には32と記述され、最大
サイズの欄には256×256と記述されている。な
お、描画用フレーム・メモリのサイズが2048×10
24であると仮定している。
【0018】状態テーブルは、現在の分割数と、現在の
使用セル数を示すものである。図示の例では、第1行が
分割数の行とされ、第2行が使用セル数の行とされてい
る。初期状態では、分割数=1,使用セル数=0とされ
る。
使用セル数を示すものである。図示の例では、第1行が
分割数の行とされ、第2行が使用セル数の行とされてい
る。初期状態では、分割数=1,使用セル数=0とされ
る。
【0019】セル・テーブルは複数の行を有しており、
各行は識別子の欄,サイズの欄,位置Aの欄,位置Bの
欄を有している。第1行の識別子の欄には0と記述さ
れ、サイズの欄には0×0と記述され、位置Aの欄には
(0,0)と記述され、位置Bの欄には(0,0)と記
述されている。第2行の識別子の欄には1と記述され、
サイズの欄には0×0と記述され、位置Aの欄には(1
024,0)と記述され、位置Bの欄には(0,0)と
記述されている。そして、第32行の識別子の欄には3
1と記述され、サイズの欄には0×0と記述され、位置
Aの欄には(1792,768)と記述され、位置Bの
欄には(0,0)と記述されている。初期状態において
は、セル・テーブルの全ての行のサイズの欄には0×0
が書き込まれており、セル・テーブルの全ての行の位置
Bの欄には(0,0)が書き込まれている。
各行は識別子の欄,サイズの欄,位置Aの欄,位置Bの
欄を有している。第1行の識別子の欄には0と記述さ
れ、サイズの欄には0×0と記述され、位置Aの欄には
(0,0)と記述され、位置Bの欄には(0,0)と記
述されている。第2行の識別子の欄には1と記述され、
サイズの欄には0×0と記述され、位置Aの欄には(1
024,0)と記述され、位置Bの欄には(0,0)と
記述されている。そして、第32行の識別子の欄には3
1と記述され、サイズの欄には0×0と記述され、位置
Aの欄には(1792,768)と記述され、位置Bの
欄には(0,0)と記述されている。初期状態において
は、セル・テーブルの全ての行のサイズの欄には0×0
が書き込まれており、セル・テーブルの全ての行の位置
Bの欄には(0,0)が書き込まれている。
【0020】図4は描画用フレーム・メモリの分割の例
を示す図である。分割数=1のときは、セルの位置(左
上隅点)は(0,0)であり、セルのサイズは2048
×1024であり、セルの識別子は0である。分割数=
2のときは、セルのサイズはすべて1024×1024
であり、識別子=0のセルの位置は(0,0)であり、
識別子=1のセルの位置は(1024,0)である。
を示す図である。分割数=1のときは、セルの位置(左
上隅点)は(0,0)であり、セルのサイズは2048
×1024であり、セルの識別子は0である。分割数=
2のときは、セルのサイズはすべて1024×1024
であり、識別子=0のセルの位置は(0,0)であり、
識別子=1のセルの位置は(1024,0)である。
【0021】分割数=4のときは、セルのサイズはすべ
て1024×512であり、識別子=0の位置は(0,
0)であり、識別子=1のセルの位置は(1024,
0)であり、識別子=2のセルの位置は(0,512)
であり、識別子=3の位置は(1024,512)であ
る。
て1024×512であり、識別子=0の位置は(0,
0)であり、識別子=1のセルの位置は(1024,
0)であり、識別子=2のセルの位置は(0,512)
であり、識別子=3の位置は(1024,512)であ
る。
【0022】分割数=8のときは、セルのサイズは全て
512×512であり、識別子=0のセルの位置は
(0,0)であり、識別子=1のセルの位置は(102
4,0)であり、識別子=2のセルの位置は(0,51
2)であり、識別子=3のセルの位置は(1024,5
12)であり、識別子=4のセルの位置は(512,
0)であり、識別子=5のセルの位置は(1536,
0)であり、識別子=6のセルの位置は(512,51
2)であり、識別子=7のセルの位置は(1536,5
12)である。
512×512であり、識別子=0のセルの位置は
(0,0)であり、識別子=1のセルの位置は(102
4,0)であり、識別子=2のセルの位置は(0,51
2)であり、識別子=3のセルの位置は(1024,5
12)であり、識別子=4のセルの位置は(512,
0)であり、識別子=5のセルの位置は(1536,
0)であり、識別子=6のセルの位置は(512,51
2)であり、識別子=7のセルの位置は(1536,5
12)である。
【0023】分割数=32のときは、セルのサイズは全
て256×256であり、識別子=0のセルの位置は
(0,0)であり、識別子=1のセルの位置は(102
4,0)であり、識別子=2のセルの位置は(0,51
2)であり、識別子=3のセルの位置は(1024,5
12)であり、識別子=4のセルの位置は(512,
0)であり、識別子=5のセルの位置は(1536,
0)であり、識別子=6のセルの位置は(512,51
2)であり、識別子=7のセルの位置は(1536,5
12)であり、識別子=8のセルの位置は(0,25
6)であり、識別子=9のセルの位置は(512,25
6)であり、識別子=10のセルの位置は(1024,
256)である。以下、図示の通りである。
て256×256であり、識別子=0のセルの位置は
(0,0)であり、識別子=1のセルの位置は(102
4,0)であり、識別子=2のセルの位置は(0,51
2)であり、識別子=3のセルの位置は(1024,5
12)であり、識別子=4のセルの位置は(512,
0)であり、識別子=5のセルの位置は(1536,
0)であり、識別子=6のセルの位置は(512,51
2)であり、識別子=7のセルの位置は(1536,5
12)であり、識別子=8のセルの位置は(0,25
6)であり、識別子=9のセルの位置は(512,25
6)であり、識別子=10のセルの位置は(1024,
256)である。以下、図示の通りである。
【0024】図5はウィンドウ獲得処理のフローチャー
トを示すものである。ウィンドウ管理部2は、ウィンド
ウ獲得依頼を受け取ると、下記のような処理を行う。ウ
ィンドウ獲得依頼は、領域の高さ,領域の幅,表示用フ
レーム・メモリ上の位置をパラメータとして持つ。ステ
ップS1では、状態テーブルを参照して使用セル数<分
割数か否かを調べる。yesの場合はステップS2に進
み、noの場合はステップS3に進む。ステップS2で
は、アプリケーションからの獲得依頼に付加されている
指定サイズが現在の分割数の最大サイズ以下か否かを調
べる。yesの場合はステップS6に進み、noの場合
は獲得失敗とする。
トを示すものである。ウィンドウ管理部2は、ウィンド
ウ獲得依頼を受け取ると、下記のような処理を行う。ウ
ィンドウ獲得依頼は、領域の高さ,領域の幅,表示用フ
レーム・メモリ上の位置をパラメータとして持つ。ステ
ップS1では、状態テーブルを参照して使用セル数<分
割数か否かを調べる。yesの場合はステップS2に進
み、noの場合はステップS3に進む。ステップS2で
は、アプリケーションからの獲得依頼に付加されている
指定サイズが現在の分割数の最大サイズ以下か否かを調
べる。yesの場合はステップS6に進み、noの場合
は獲得失敗とする。
【0025】ステップS3では、分割テーブルを参照し
て、指定サイズが次の分割数の最大サイズ以下か否かを
調べる。yesの場合はステップS4に進み、noの場
合は獲得失敗とする。ステップS4では、既に獲得され
ている全てのウィンドウのサイズが,次の分割数の最大
サイズ以下か否かを調べる。yesの場合はステップS
5に進み、noの場合は獲得失敗とする。ステップS5
では、状態テーブルの分割数を分割テーブルの次行の分
割数に更新する。
て、指定サイズが次の分割数の最大サイズ以下か否かを
調べる。yesの場合はステップS4に進み、noの場
合は獲得失敗とする。ステップS4では、既に獲得され
ている全てのウィンドウのサイズが,次の分割数の最大
サイズ以下か否かを調べる。yesの場合はステップS
5に進み、noの場合は獲得失敗とする。ステップS5
では、状態テーブルの分割数を分割テーブルの次行の分
割数に更新する。
【0026】ステップS6では、状態テーブルの使用セ
ル数を+1する。ステップS7では、セル・テーブルを
参照して空きセルを1個選択し、選択した空きセルに対
応するセル・テーブルの行のサイズの欄にウィンドウ獲
得依頼で指定されているサイズを記入し、位置Bの欄に
ウィンドウ獲得依頼で指定されている表示用フレーム・
メモリ上の位置を記入する。ステップS8では、セル・
テーブルを参照して、選択したセルに対応する行の識別
子を求め、求めた識別子をアプリケーションに返す。
ル数を+1する。ステップS7では、セル・テーブルを
参照して空きセルを1個選択し、選択した空きセルに対
応するセル・テーブルの行のサイズの欄にウィンドウ獲
得依頼で指定されているサイズを記入し、位置Bの欄に
ウィンドウ獲得依頼で指定されている表示用フレーム・
メモリ上の位置を記入する。ステップS8では、セル・
テーブルを参照して、選択したセルに対応する行の識別
子を求め、求めた識別子をアプリケーションに返す。
【0027】図6はウィンドウのリサイズ処理のフロー
チャートを示す図である。ウィンドウ管理部2は、リサ
イズ依頼を受け取ると、下記のような処理を行う。リサ
イズ依頼は、識別子,領域の高さ,領域の幅をパラメー
タとして持つ。ステップS1では、アプリケーションか
らのリサイズ依頼に付加されている指定サイズが,現在
の分割数の最大サイズ以下か否かを調べる。yesの場
合はステップS2に進み、noの場合はリサイズ失敗と
する。ステップS2では、指定された識別子に対応する
セル・テーブルの行のサイズを更新する。
チャートを示す図である。ウィンドウ管理部2は、リサ
イズ依頼を受け取ると、下記のような処理を行う。リサ
イズ依頼は、識別子,領域の高さ,領域の幅をパラメー
タとして持つ。ステップS1では、アプリケーションか
らのリサイズ依頼に付加されている指定サイズが,現在
の分割数の最大サイズ以下か否かを調べる。yesの場
合はステップS2に進み、noの場合はリサイズ失敗と
する。ステップS2では、指定された識別子に対応する
セル・テーブルの行のサイズを更新する。
【0028】図7はウィンドウの解放処理のフローチャ
ートである。ウィンドウ管理部2は、解放依頼を受け取
ると、下記のような処理を行う。解放依頼は、識別子を
パラメータとして持つ。ステップS1では、解放依頼で
指定された識別子に対応するセル・テーブルの行のサイ
ズの欄に0×0を記入する。ステップS2では、状態テ
ーブルの使用セル数を−1する。ステップS3では、使
用セル数=0か否かを調べる。yesの場合はステップ
S4に進み、noの場合はENDとする。ステップS4
では、状態テーブルの分割数を1にする。
ートである。ウィンドウ管理部2は、解放依頼を受け取
ると、下記のような処理を行う。解放依頼は、識別子を
パラメータとして持つ。ステップS1では、解放依頼で
指定された識別子に対応するセル・テーブルの行のサイ
ズの欄に0×0を記入する。ステップS2では、状態テ
ーブルの使用セル数を−1する。ステップS3では、使
用セル数=0か否かを調べる。yesの場合はステップ
S4に進み、noの場合はENDとする。ステップS4
では、状態テーブルの分割数を1にする。
【0029】図8は分割数=4,使用セル数=3のとき
の分割テーブル,状態テーブル,セル・テーブルの内容
の例を示す図であり、図9は分割数=4,使用セル数=
3のときの描画用フレーム・メモリ,表示用フレーム・
メモリの内容の例を示す図である。
の分割テーブル,状態テーブル,セル・テーブルの内容
の例を示す図であり、図9は分割数=4,使用セル数=
3のときの描画用フレーム・メモリ,表示用フレーム・
メモリの内容の例を示す図である。
【0030】分割数=4,使用セル数=3であるから、
図8の状態テーブルの第1行には分割数=4と記入さ
れ、第2行には使用セル数=3と記入されている。図8
および図9の例では、識別子=0のセル,識別子=1の
セル,識別子2のセルが使用されている。識別子=0の
セルの中に存在するウィンドウ領域の大きさは700×
500であり、このウィンドウ領域の内容は表示用フレ
ーム・メモリの(200,100)の位置にコピーさ
れ、識別子=1のセルの中に存在するウィンドウ領域の
大きさは600×300であり、このウィンドウ領域の
内容は表示用フレーム・メモリの(700,500)の
位置にコピーされ、識別子=2のセルの中に存在するウ
ィンドウ領域の大きさは400×500であり、このウ
ィンドウ領域の内容は表示用フレーム・メモリの(11
00,600)の位置にコピーされる。
図8の状態テーブルの第1行には分割数=4と記入さ
れ、第2行には使用セル数=3と記入されている。図8
および図9の例では、識別子=0のセル,識別子=1の
セル,識別子2のセルが使用されている。識別子=0の
セルの中に存在するウィンドウ領域の大きさは700×
500であり、このウィンドウ領域の内容は表示用フレ
ーム・メモリの(200,100)の位置にコピーさ
れ、識別子=1のセルの中に存在するウィンドウ領域の
大きさは600×300であり、このウィンドウ領域の
内容は表示用フレーム・メモリの(700,500)の
位置にコピーされ、識別子=2のセルの中に存在するウ
ィンドウ領域の大きさは400×500であり、このウ
ィンドウ領域の内容は表示用フレーム・メモリの(11
00,600)の位置にコピーされる。
【0031】図8および図9を参照して、初期状態にお
けるウィンドウ1の獲得、ウィンドウ1が獲得されてい
る状態の下におけるウィンドウ2の獲得、ウィンドウ1
およびウィンドウ2が獲得されている状態の下における
ウィンドウ3の獲得について、以下に説明する。
けるウィンドウ1の獲得、ウィンドウ1が獲得されてい
る状態の下におけるウィンドウ2の獲得、ウィンドウ1
およびウィンドウ2が獲得されている状態の下における
ウィンドウ3の獲得について、以下に説明する。
【0032】(1) ウィンドウ1の獲得 初期状態では、使用セル数(=0)が分割数(=1)以
下なので、現在の分割数における空きセルを割り当て
る。セル0(ID=0)が空いているので、ウィンドウ
1のサイズと表示用フレーム・メモリ上の位置を,セル
・テーブルの識別子0の行のサイズの欄,位置Bの欄に
それぞれ記入して、使用セル数を1に更新する。
下なので、現在の分割数における空きセルを割り当て
る。セル0(ID=0)が空いているので、ウィンドウ
1のサイズと表示用フレーム・メモリ上の位置を,セル
・テーブルの識別子0の行のサイズの欄,位置Bの欄に
それぞれ記入して、使用セル数を1に更新する。
【0033】(2) ウィンドウ2の獲得 使用セル数(=1)が分割数(=1)と一致するので、
次の分割数への遷移を試みる。既に獲得されているウィ
ンドウ1のサイズが次の分割数(=2)の最大サイズ以
下なので、分割数が2になる。次に、ウィンドウ2のサ
イズと表示用フレーム・メモリ上の位置を,セル・テー
ブルの空いている識別子1の行におけるサイズの欄,位
置Bの欄にそれぞれ記入し、使用セル数を2に更新す
る。
次の分割数への遷移を試みる。既に獲得されているウィ
ンドウ1のサイズが次の分割数(=2)の最大サイズ以
下なので、分割数が2になる。次に、ウィンドウ2のサ
イズと表示用フレーム・メモリ上の位置を,セル・テー
ブルの空いている識別子1の行におけるサイズの欄,位
置Bの欄にそれぞれ記入し、使用セル数を2に更新す
る。
【0034】(3) ウィンドウ3の獲得 使用セル数(=2)が分割数(=2)と一致するので、
次の分割数への遷移を試みる。既に獲得されているウィ
ンドウ1とウィンドウ2のサイズが次の分割数(=4)
の最大サイズ以下なので、分割数が4になる。次に、ウ
ィンドウ3のサイズと表示用フレーム・メモリ上の位置
を,セルテーブルの空いている識別子2の行におけるサ
イズの欄,位置Bの欄にそれぞれ記入し、使用セル数を
3に更新する。
次の分割数への遷移を試みる。既に獲得されているウィ
ンドウ1とウィンドウ2のサイズが次の分割数(=4)
の最大サイズ以下なので、分割数が4になる。次に、ウ
ィンドウ3のサイズと表示用フレーム・メモリ上の位置
を,セルテーブルの空いている識別子2の行におけるサ
イズの欄,位置Bの欄にそれぞれ記入し、使用セル数を
3に更新する。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、獲得されたウィンドウの個数とそのサイズに
応じて描画用フレーム・メモリを規則的に分割している
ので、 (a) 獲得/解放を繰り返しても、メモリの使用効率が低
下しない。 (b) 現在の分割数が最大サイズ内であれば、ウィンドウ
のリサイズが他のウィンドウを意識せずに容易に行え
る。 と言う顕著な効果を奏することが出来る。
によれば、獲得されたウィンドウの個数とそのサイズに
応じて描画用フレーム・メモリを規則的に分割している
ので、 (a) 獲得/解放を繰り返しても、メモリの使用効率が低
下しない。 (b) 現在の分割数が最大サイズ内であれば、ウィンドウ
のリサイズが他のウィンドウを意識せずに容易に行え
る。 と言う顕著な効果を奏することが出来る。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の原理説明図(続き)である。
【図3】初期状態における分割テーブル,状態テーブ
ル,セル・テーブルの例を示す図である。
ル,セル・テーブルの例を示す図である。
【図4】描画用フレーム・メモリの分割の例を示す図で
ある。
ある。
【図5】本発明におけるウィンドウ獲得処理のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】本発明におけるウィンドウのリサイズ処理のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図7】本発明におけるウィンドウの解放処理のフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】分割数=4,使用セル数=3のときの分割テー
ブル,状態テーブル,セル・テーブルの内容の例を示す
図である。
ブル,状態テーブル,セル・テーブルの内容の例を示す
図である。
【図9】分割数=4,使用セル数=3のときの描画用フ
レーム・メモリ,表示用フレーム・メモリの内容の例を
示す図である。
レーム・メモリ,表示用フレーム・メモリの内容の例を
示す図である。
【図10】マルチウィンドウ表示装置のブロック図であ
る。
る。
【図11】従来のウィンドウ管理を説明するための図で
ある。
ある。
1 描画部 2 ウィンドウ管理部 3 画像転送部 4 描画用フレーム・メモリ 5 表示用フレーム・メモリ 6 CRTディスプレイ
Claims (3)
- 【請求項1】 描画用フレーム・メモリと、 表示用フレーム・メモリと識別子を含んだ図形データを
受け取ったとき、当該識別子に対応するセルの中のウィ
ンドウ領域に当該図形データで定まる図形を描画する描
画部と、 描画用フレーム・メモリ上のウィンドウ領域の内容を表
示用フレーム・メモリ上にコピーする画像転送部と、 表示用フレーム・メモリ上の画像を表示するディスプレ
イと、 分割数および当該分割数で描画用フレーム・メモリを分
割したときに獲得可能なウィンドウ領域の最大サイズを
示す分割データの複数個を記憶する分割テーブルと、 現在の分割数および現在の使用セル数を記憶する状態テ
ーブルと、 セルに与えられた識別子,セルの中に存在するウィンド
ウ領域のサイズ,セルの描画用フレーム・メモリ上の位
置を示すセル・データの複数個を記憶するセル・テーブ
ルと、 ウィンドウの管理を行うウィンドウ管理部とを具備する
マルチウィンドウ表示装置であって、 ウィンドウ管理部は、ウィンドウ獲得依頼を受け取った
時に起動されるウィンドウ獲得手段を有し、 ウィンドウ獲得手段は、 現在の使用セル数が現在の分割数より小である場合に
は、ウィンドウ獲得依頼の指定サイズが現在の分割数の
最大サイズ以下であることを条件として、状態テーブル
の使用セル数の更新,1個の空きセルの選択,選択され
た空きセルに対応するセル・データにおけるサイズの更
新,当該セル・データが持つ識別子の依頼元への送出を
行い、 現在の使用セル数が現在の分割数より小でない場合に
は、ウィンドウ獲得依頼の指定サイズおよび既に獲得さ
れている全てのウィンドウのサイズが次に大きい分割数
の最大サイズ以下であることを条件として、状態テーブ
ルの分割数の更新,状態テーブルの使用セル数の更新,
1個の空きセルの選択,選択された空きセルに対応する
セル・データにおけるサイズの更新,当該セル・データ
が持つ識別子の依頼元への送出を行うことを特徴とする
マルチウィンドウ表示装置。 - 【請求項2】 ウィンドウ管理部が、ウィンドウ・リサ
イズ依頼を受け取った時に起動されるウィンドウ・リサ
イズ手段を有し、 ウィンドウ・リサイズ手段は、 ウィンドウ・リサイズ依頼で指定されるサイズが現在の
分割数の最大サイズ以下であることを条件として、ウィ
ンドウ・リサイズ依頼で指定される識別子に対応するセ
ル・データにおけるサイズを更新することを特徴とする
請求項1のマルチウィンドウ表示装置。 - 【請求項3】 ウィンドウ管理部が、ウィンドウ解放依
頼を受け取った時に起動されるウィンドウ解放手段を有
し、 ウィンドウ解放手段は、 ウィンドウ解放依頼で指定される識別子に対応するセル
・データにおけるサイズを0に更新し、使用セル数を−
1し、使用セル数が0になった場合は、状態テーブルの
分割数を最も小さな分割数にすることを特徴とする請求
項1または請求項2のマルチウィンドウ表示装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6047403A JPH07261734A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | マルチウィンドウ表示装置 |
US08/821,031 US5720016A (en) | 1994-03-17 | 1997-03-20 | Multi-window display apparatus for managing writing frame memory |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6047403A JPH07261734A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | マルチウィンドウ表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07261734A true JPH07261734A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12774159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6047403A Withdrawn JPH07261734A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | マルチウィンドウ表示装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5720016A (ja) |
JP (1) | JPH07261734A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007225925A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Sharp Corp | 画面表示装置 |
JP2013218615A (ja) * | 2012-04-11 | 2013-10-24 | Eizo Corp | カーソル移動制御方法、コンピュータプログラム、カーソル移動制御装置及び画像表示システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3509060B2 (ja) * | 1998-05-28 | 2004-03-22 | 松下電器産業株式会社 | 表示制御装置および方法 |
US6883168B1 (en) | 2000-06-21 | 2005-04-19 | Microsoft Corporation | Methods, systems, architectures and data structures for delivering software via a network |
JP2004170903A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-06-17 | Canon Inc | 電気泳動表示装置 |
US7415672B1 (en) * | 2003-03-24 | 2008-08-19 | Microsoft Corporation | System and method for designing electronic forms |
US7275216B2 (en) | 2003-03-24 | 2007-09-25 | Microsoft Corporation | System and method for designing electronic forms and hierarchical schemas |
US7913159B2 (en) * | 2003-03-28 | 2011-03-22 | Microsoft Corporation | System and method for real-time validation of structured data files |
US7406660B1 (en) | 2003-08-01 | 2008-07-29 | Microsoft Corporation | Mapping between structured data and a visual surface |
US7334187B1 (en) | 2003-08-06 | 2008-02-19 | Microsoft Corporation | Electronic form aggregation |
US20050091595A1 (en) * | 2003-10-24 | 2005-04-28 | Microsoft Corporation | Group shared spaces |
US7430711B2 (en) * | 2004-02-17 | 2008-09-30 | Microsoft Corporation | Systems and methods for editing XML documents |
US8487879B2 (en) | 2004-10-29 | 2013-07-16 | Microsoft Corporation | Systems and methods for interacting with a computer through handwriting to a screen |
US8200975B2 (en) * | 2005-06-29 | 2012-06-12 | Microsoft Corporation | Digital signatures for network forms |
US8001459B2 (en) | 2005-12-05 | 2011-08-16 | Microsoft Corporation | Enabling electronic documents for limited-capability computing devices |
US11249619B2 (en) | 2011-02-11 | 2022-02-15 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Sectional user interface for controlling a mobile terminal |
US9104290B2 (en) | 2011-02-11 | 2015-08-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for controlling screen of mobile terminal |
CN103577058A (zh) * | 2012-08-03 | 2014-02-12 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 多视窗浏览方法及浏览装置 |
US9749577B1 (en) * | 2016-08-03 | 2017-08-29 | American Megatrends, Inc. | Host video recording by baseboard management controller (BMC) |
KR102449090B1 (ko) | 2018-03-05 | 2022-09-30 | 삼성전자주식회사 | 윈도우 버퍼의 할당을 관리하는 디스플레이 장치 및 그 디스플레이 장치의 제어 방법 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS61188582A (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-22 | 三菱電機株式会社 | マルチウインドウ書込み制御装置 |
US4845436A (en) * | 1985-05-29 | 1989-07-04 | Trio Kabushiki Kaisha | Frequency synthesizer suited for use in a time division multiplexing system |
JPS63225288A (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-20 | 沖電気工業株式会社 | 文字表示装置 |
JP3020528B2 (ja) * | 1989-12-14 | 2000-03-15 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置 |
JPH06111022A (ja) * | 1992-09-28 | 1994-04-22 | Fujitsu Ltd | ラスタオペレーション装置 |
JPH06223147A (ja) * | 1993-01-27 | 1994-08-12 | Fujitsu Ltd | 図形表示処理システム |
-
1994
- 1994-03-17 JP JP6047403A patent/JPH07261734A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-03-20 US US08/821,031 patent/US5720016A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
US5720016A (en) | 1998-02-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |