JPH0726013Y2 - ヘミング装置 - Google Patents

ヘミング装置

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JPH0726013Y2
JPH0726013Y2 JP1988089581U JP8958188U JPH0726013Y2 JP H0726013 Y2 JPH0726013 Y2 JP H0726013Y2 JP 1988089581 U JP1988089581 U JP 1988089581U JP 8958188 U JP8958188 U JP 8958188U JP H0726013 Y2 JPH0726013 Y2 JP H0726013Y2
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work
fluid pressure
pressure cylinder
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link arm
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JP1988089581U
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孝治 下市
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Hirotec Corp
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Hirotec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用ドア,ボンネット等の蓋物のヘミング
装置に関する。
〔従来の技術〕
第2図は従来使用の自動車用蓋物のヘミング加工装置の
一例を示す縦断面図である。同図において、下型本体61
には図示しない搬出入装置によって運ばれたワークWが
セットされるヘミングダイ63を設ける外に、下型本体61
の基台62に固設したブラケット64の軸65にヨーク66を揺
動自在に取り付け、このヨーク66の先端66bに予備曲パ
ンチ67を取り付けている。
68は上型本体で、この上型本体に摺動自在に取り付けた
可動枠体69にはワークWを保持するプレッサ70を取り付
ける。さらに、上型本体68と一体に形成された金型ホル
ダ71の下端面には前記プレッサ70と平行させた本曲パン
チ72を取り付けると共に、前記ヨーク66に設けたカムホ
ロワ66aと上型本体68の下降時に係合するカム73を金型
ホルダ71の下面に取り付ける。なお、74は上型本体68の
下降時に圧縮してプレッサ70に押圧力を付勢するバネで
あり、75は可動枠体69を上型本体68に連結する落下防止
ピンであり、76、76は可動枠体69に取り付けられてヘミ
ング加工時にワークWを固定させる部材であり、77はピ
ンであり、78は可動枠体が上下動する時のガイド部材で
ある。
従来装置は前記の構成によって、上型本体68を図示しな
い加圧手段によって押圧下降させると、縁部が重合され
た2枚の平板状のワークWの周縁部W′は、プレッサ70
の下降により保持され、この保持と予備曲パンチ67の予
備曲げのための前進作動のその復帰,続いて本曲パンチ
72の本曲げのための下降作動の順序で押圧加工が行われ
る。
〔課題を解決しようとする課題〕
従来の自動車用蓋物のヘミング装置は、下型本体の上面
にワークを載置できるように上型本体と下型本体とに分
離し、上型本体を下降させる構成である。しかも、上型
本体にはプレッサと本曲パンチを設け、下型本体に予備
曲パンチを取り付け、しかも、この予備曲パンチは上型
本体に取り付けられたカム機構との係合により作動する
機構であり、さらに、プレッサ,予備曲パンチ,本曲パ
ンチの順序でヘミング加工のタイミングを機械的結合関
係によって取る機構である。このため、装置は既述のよ
うに複雑化するとともに、プレス装置を必要とするた
め、設備費が嵩み、さらに上下型の隙間に進退可能なワ
ーク搬入出装置を設けねばならず、設備の形状寸法及び
作動タイミング等の制限があった。更にプレッサ,予備
曲パンチ,本曲げのタイミング調整が困難であった。
本考案はヘミング加工手段をワークの側面だけに設ける
ようにし、ヘミング加工の工程時のタイミングを流体圧
シリンダとリンク機構を用いて定めることにより、ワー
クの搬入,搬出の容易化と設備の小型簡素化を図り、而
も動作の正確さと信頼性を高めた自動車用蓋物のヘミン
グ装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のヘミング装置は、ワーク(W)が搬送手段を介
して載置される下部受け台(13)と、この下部受け台
(13)に対して進退移動可能に設けられた本体フレーム
(10)と、この本体フレーム(10)を進退移動させるた
めの駆動体(8)と、前記本体フレーム(10)内に設け
られ、前記本体フレーム(10)の上方部位に垂設された
第1流体圧シリンダ(4)により前記下部受け台(13)
に向けて進退移動可能で、かつ、ワーク(W)を加工す
る際に前記下部受け台(13)に載置された前記ワーク
(W)の被加工周縁部を支持するプレッサ(1)と、前
記本体フレーム(10)内に固設された第2流体圧シリン
ダ(6)からピストンロッド(7)の先端(7a)にその
先端部(11a)が連結されると共にその中間部位が軸(1
1m)によって前記本体フレーム(10)に回動自在に固着
されたリンクアーム(11)と、このリンクアーム(11)
の先端部(11a)近傍にリンク(17)を介して連結さ
れ、前記リンクアーム(11)の回動動作とともに前記下
部受け台(13)上のワークに向けて進退移動可能で、前
記第2流体圧シリンダ(6)の駆動によるピストンロッ
ド(7)の一方向側への移動により前記ワークの被加工
終端部を予備曲する予備曲パンチ(2)と、前記リンク
アーム(11)の前記軸(11m)を挟んで前記予備曲パン
チ(2)と反対側にリンク(12)を介して連結され、前
記リンクアーム(11)の回動動作とともに前記下部受け
台(13)上のワークに向けて進退移動可能で、前記第2
流体圧シリンダ(6)の駆動により前記ピストンロッド
(7)の他方向側への移動により予備曲された前記被加
工終端部を本曲する本曲パンチ(3)とによって構成し
たことを特徴とするヘミング装置である。
〔作用〕
本考案のヘミング装置の動作は下記の順序で行われる。
(a)周縁部が重ね合わされた複数の板部材からなる自
動車用2ドア,または4ドア,ボンネット等の蓋物のワ
ークは、搬送手段を介して下部受け台に渡される。
(b)予備曲パンチと本曲パンチおよび夫々の駆動手段
を取り付けた本体フレーム(以下、フレームと記載)退
避位置から復帰することにより、下部受け台に載置され
たワークの被加工部の上方部位で待機する。
(c)フレームに固設した第1流体圧シリンダの加圧工
程により、プレッサが進出しワークの被加工部を支持す
る。
(d)プレッサによる被加工部の支持態様において、第
2流体圧シリンダのピストンロッドを中間位置(M)か
ら一方向側に移動させて予備曲パンチを進出させ、ワー
クの被加工終端部を予備曲する。次に、第2流体圧シリ
ンダのピストンロッドを前記とは逆の他方向側に移動さ
せ、予備曲パンチを復帰させる。
(e)前記第2流体圧シリンダのピストンロッドの他方
向側への移動により本曲パンチを進出させ、ワークの被
加工部を本曲げする。
(f)本曲パンチ後、第2流体圧シリンダのピストンを
一方向側に移動させ本曲パンチを退避させ、中間位置に
待機させるとともに、前記フレームが退避した後、再び
搬送手段により、ワークを下部受け台から受け採る。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。
この実施例は2ドア式または4ドア式自動車のドアおよ
びボンネット等の蓋物をワークとし、その周縁部を個別
にヘミングする装置であって、第1図はこの実施例の概
略構成を示す縦断面図である。同図において、13はワー
クWを載置する下部受け台である。また、フレーム10に
はリンクアーム11が中間部位を軸11mにいよって軸支さ
れ、このリンクアーム11の先端部11aは第2流体圧シリ
ンダ6のピストンロッド7の先端7aに連結され、上記第
2流体圧シリンダ6の基部6aはフレーム10に固着され
る。また、第3流体圧シリンダ8のピストンロッド9の
先端9aは前記下部受け台13の固定部材14に固定されてい
る。他方、軸11mを挟んで先端部11aの反対側にあるリン
クアーム11の基部11bは、リンク12を介して本曲パンチ
3の支持部材15に取り付けられ、この支持部材15はフレ
ーム10に固定された固定部材16に摺動自在に取り付けら
れている。リンクアーム11の先端部11a近傍はリンク17
を介して予備曲パンチ2の支持部材19に連結され、この
支持部材19はフレーム10に固定された固定部材18に摺動
自在にに設けられている。また、プレッサ1は第1流体
圧シリンダ4によって駆動されている。
次に、実施例の動作を説明すると、先ず、第3流体圧シ
リンダ8を作動させて、ピストンロッド9を伸長させ
る。第3流体圧シリンダ8はフレーム10に固着している
ので、上記ピストンロッド9の第1図における矢印21方
向への伸長に伴って、フレーム10は固定部材14に接続し
た支持部材24上を摺動自在に第1図の矢印方向20に向っ
て移動する。このフレーム10の移動によって、プレッサ
1,本曲パンチ3および予備曲パンチ2も矢印20方向に移
動し、図示しないリフタに載置されたワークWは下部受
け台13に移される。この態様において、第3流体圧シリ
ンダ8がピストンロッド9を吸収することによって、ワ
ークWの周縁部に対し、プレッサ1,予備曲パンチ2,本曲
パンチ3が作動可能となる。すなわち、プレッサ1が第
1流体圧シリンダ4の動作によってワークWの周縁部を
保持し、次に、第2流体圧シリンダ6のピストンロッド
7の縮退作動によって、予備曲パンチ2がワークの周縁
部を予備曲げし、その後、第2流体圧シリンダ6はピス
トンロッド7を伸長させ、予備曲パンチ2を退出させる
と同時に本曲パンチ3を進出させて本曲げをする。次い
で、第2流体圧シリンダ6を作動させ、ピストンロッド
7を縮退して予備曲パンチ2の前進と本曲パンチ3とを
退出させて原位置に復帰させると共に、プレッサ1をも
退出させ、ワークWを移送可能とする。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、ヘミング加工用のプレッ
サ,予備曲パンチ,本曲パンチをワークに対して同一側
だけに設ける構成としたので、次の効果を奏する。従
来方式のように、装置を上型本体と下型本体とに分け、
下型本体上にワークを載置する装置と異なるので装置の
構造が簡単になり、更にワークの搬入出装置の設計が容
易となる。本考案はリンクアームを流体圧シリンダの
駆動により軸を中心に回動させ、予備曲パンチと本曲パ
ンチとの作動を切り換える構成としたので、構造の簡易
化とパンチのタイミング設定が容易となる。ヘミング
加工対象の蓋物の種類が、2ドア,4ドア,ボンネットの
ように順次変更される場合でも、被加工物に対して片側
用のヘミング装置または両側用のヘミング装置として、
夫々専用のヘミング装置を製作しておくことにより、コ
スト高となることなく、変更に必要な時間が短かくてす
む。第3流体圧シリンダによりフレームを前後に移動
させる構造としたので、ワークの搬入出方法が容易とな
り、作業のスピ−ドアップが計れる。
【図面の簡単な説明】
第1図本考案実施例の概略的構成を示す縦断面図、第2
図は従来方式の構成を示す縦断面図である。 W……ワーク 1……プレッサ、2……予備曲パンチ 3……本曲パンチ 4……第1流体圧シリンダ 5,7,9……ピストンロッド 6……第2流体圧シリンダ 8……第3流体圧シリンダ 10……フレーム、11……リンクアーム 12,17……リンク、13……下部受け台 14,16,18……固定部材 15,19,24……支持部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワーク(W)が搬送手段を介して載置され
    る下部受け台(13)と、 この下部受け台(13)に対して進退移動可能に設けられ
    た本体フレーム(10)と、 この本体フレーム(10)を進退移動させるための駆動体
    (8)と、 前記本体フレーム(10)内に設けられ、前記本体フレー
    ム(10)の上方部位に垂設された第1流体圧シリンダ
    (4)により前記下部受け台(13)に向けて進退移動可
    能で、かつ、ワークを加工する際に前記下部受け台(1
    3)に載置された前記ワーク(W)の被加工周縁部を支
    持するプレッサ(1)と、 前記本体フレーム(10)内に固設された第2流体圧シリ
    ンダ(6)からピストンロッド(7)の先端(7a)にそ
    の先端部(11a)が連結されると共にその中間部位が軸
    (11m)によって前記本体フレーム(10)に回動自在に
    固着されたリンクアーム(11)と、 このリンクアーム(11)の先端部(11a)近傍にリンク
    (17)を介して連結され、前記リンクアーム(11)の回
    動動作とともに前記下部受け台(13)上のワークに向け
    て進退移動可能で、前記第2流体圧シリンダ(6)の駆
    動によるピストンロッド(7)の一方向側への移動によ
    り前記ワークの被加工終端部を予備曲する予備曲パンチ
    (2)と、 前記リンクアーム(11)の前記軸(11m)を挟んで前記
    予備曲パンチ(2)と反対側にリンク(12)を介して連
    結され、前記リンクアーム(11)の回動動作とともに前
    記下部受け台(13)上のワークに向けて進退移動可能
    で、前記第2流体圧シリンダ(6)の駆動により前記ピ
    ストンロッド(7)の他方向側への移動により予備曲さ
    れた前記被加工終端部を本曲する本曲パンチ(3)と、 によって構成したことを特徴とするヘミング装置。
JP1988089581U 1988-07-06 1988-07-06 ヘミング装置 Expired - Lifetime JPH0726013Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0211619U JPH0211619U (ja) 1990-01-24
JPH0726013Y2 true JPH0726013Y2 (ja) 1995-06-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0357302Y2 (ja) * 1986-06-23 1991-12-26

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JPH0211619U (ja) 1990-01-24

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