JPH0725975Y2 - 消火栓ボックス - Google Patents

消火栓ボックス

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JPH0725975Y2
JPH0725975Y2 JP40029290U JP40029290U JPH0725975Y2 JP H0725975 Y2 JPH0725975 Y2 JP H0725975Y2 JP 40029290 U JP40029290 U JP 40029290U JP 40029290 U JP40029290 U JP 40029290U JP H0725975 Y2 JPH0725975 Y2 JP H0725975Y2
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JP
Japan
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fire alarm
fire
mount
bell
terminal block
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JP40029290U
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宏治 村上
高広 石井
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Yamato Protec Corp
Original Assignee
Yamato Protec Corp
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、消火栓ボックスに関
し、詳しくは、取付仕様の異なるベルおよび端子台用火
報取付台の組付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、消火栓ボックスでは、図11に
示すように本体1の上部が火報総合盤部2として構成さ
れており、発信機3や表示灯(図示せず)が付設され、
かつ音響孔4等が形成されたパネル5で被われた内部に
は、火災報知用のベル6(6A,6B,6C)や配線用
の端子台7(7A,7B,7C)が収容されている。
【0003】従来、このベル6や端子台7の組付けに
は、そのメ−カ−の仕様に合った火報取付台が使用され
ている。すなわち、図12に示すように火報取付台とし
てベル用の門形ステ−8Aと端子台用の門形ステ−8B
を上記火災総合盤部2内に溶接等で固定し、これら各ス
テ−8A,8Bにそれぞれベル6Aおよび端子台7Aを
ビスやナットで固定したり、あるいは、図13に示すよ
うに上記ステ−8A,8Bのビス孔9A,9Bとは異な
る位置にビス孔10A,10Bが形成されたベル用の門
形ステ−11Aと端子台用の門形ステ−11Bを使用し
て、上記と同様にベル6Bおよび端子台7Bにそれぞれ
ビスやナットで上記各ステ−11A,11Bに固定して
いる。また、別種の火報取付台として図14に示すよう
に火災総合盤部2内に溶接等で固定されてベル6Cや端
子台7Cをビスやナットによりユニット化して取り付け
られる取付孔12A,12BをもったL形の金属板13
を用いているものもある。
【0004】このように、従来の消火栓ボックスにおい
ては、本体1の火災総合盤部2内に、ベル6や端子台7
のメ−カ−毎の取付仕様に合った火報取付台8(8A,
8B),10(10A,10B)、13が選択的に溶接
・固定されるように構成されていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、メ−カ−毎
に取付仕様の異なるベル6や端子台7の選択は、消火栓
ボックスが設置される建築物の設計者やユ−ザ−サイド
で決められるので、消火栓ボックスは受注生産で対応す
るのが一般的である。したがって、ベル6や端子台7の
仕様が異なるものの注文が殺到した場合、それらに応じ
た火報取付台8,10,13を備えた本体1を別々に製
作しなければならず、上記注文に迅速に対応することが
できないばかりでなく、量産によるコストダウンを図り
にくい等の不具合があった。
【0006】本考案は上記実情に鑑みてなされたもの
で、取付仕様の異なる複数種のベルや端子台における種
別毎の取付けに容易、かつ迅速に対応し得る消火栓ボッ
クスを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案による消火栓ボックスは、取付仕様が異なる
複数種のベルおよび端子台のそれぞれに対応する複数種
のベル用および端子台用火報取付台に共用して、これら
火報取付台が選択的に取付可能な火報取付台用固定部を
本体の火報総合盤部内に設けたものである。
【0008】特に、上記ベル用火報取付台と端子台用火
報取付台とは、上記固定部に固定される共通の基板に取
り付けることが好ましい。
【0009】
【作用】本考案によれば、本体の火報総合盤部内に火報
取付台用固定部を設けるので、複数種の火報取付台を用
意しておくことにより、取付仕様の異なる複数種のベル
や端子台の種別選定に対して、それに応じた火報取付台
を上記固定部に固定することで速やかに対処することが
できる。
【0010】
【実施例】図1は本考案に係る消火栓ボックスの一実施
例を示す一部破断正面図、図2は消火栓ボックスにおけ
る1つの火報取付台による組付け例を示す要部の分解斜
視図であって、従来のものと同一部所には、同一符号を
付して説明を省略する。
【0011】本体1における火災総合盤部2内には、そ
の後壁内面に複数種の火報取付台用固定部として、上下
1一対のZ形ブラケット21A,21Bが溶接等で固定
されており、これらブラケット21A,21Bには、上
記各種の火報取付台8,10,13を選択的にビス22
(22A,22B)で取り付けできるように3対のビス
孔23(23A,23B,23C)が形成されている。
【0012】このような構成において、たとえばベル6
Aおよび端子台7Aが選択されてそれに対応する取付仕
様が指定された場合には、図2に示すようにベル用の門
形ステ−8Aをブラケット21A,21Bにおける所定
のビス孔23A,23Aにビス22Aを用いて固定し、
端子台用の門形ステ−8Bを上記ブラケット21A,2
1Bの所定のビス孔23B,23Bにビス22Bを用い
て固定することで、消火栓ボックスの設置時に上記ベル
6Aおよび端子台7Aの組み付けに即応することができ
る。
【0013】また、ベル6Bおよび端子台7Bが選択さ
れてそれに対応する取付仕様が指定された場合でも、ベ
ル用の門形ステ−10Aおよび端子台用の門形ステ−1
0Bをそれぞれ図3に示すようにブラケット21A,2
1Bの所定のビス孔23C,23Aに対してビス止めし
ておけばよい。さらに、ベル6Cおよび端子台7Cが選
択されてそれに対応する取付仕様が指定された場合で
も、図4に示すようにベル6Cおよび端子台7Cをユニ
ット化させる門形の金属板13を、ブラケット21A,
21Bの所定のビス孔23A,23Cにビス止めしてお
けばよい。
【0014】以上のように、本体1の火災総合盤部2内
に、各種の火報取付台8,10,13に共用の固定部と
してブラケット21A,21Bを固定したことにより、
本体1に汎用性が与えられて、複数種のベル6(6A,
6B,6C)および端子台7(7A,7B,7C)のい
ずれが選択された場合にも、その取付仕様に対応するこ
とができる。したがって、適正な在庫を確保できる計画
的な生産を実行し、コストダウンを図ることが可能とな
る。
【0015】図5〜図7は本考案の他の実施例を示し、
本体1の火報総合盤部2内に図5で示すような左右1対
の門形ブラケット51A,51Bを溶接等で固定する一
方、ベル用の門形ステ−8Aと端子台用の門形ステ−8
Bとを金属製の基板52に予め取り付けたものである。
同様に、図6に示す別種のベル用の門形ステ−10Aと
端子台用の門形ステ−10Bも基板52に予め取り付
け、図7に示すような金属板13も基板52に予め固定
してある。そして、ベル6や端子台7の仕様が決まれ
ば、それに対応する基板52を選び、上記ブラケット5
1A,51Bにそれぞれ形成されたビス孔53A,53
Bに対してビス22A,22B等で固定すればよい。こ
の場合も、上記実施例と同様の効果を奏するうえ、門形
のステ−8A(10A)と門形のステ−8B(10B)
が基板52を介して予め一体化されるので、部品点数を
削減してこれらの部品管理がしやすくなる。
【0016】図8〜図10は、本考案のさらに他の実施
例を示すもので、上記ブラケット21A(51A),2
1B(51B)の代りに火報総合盤部2内の下壁にビス
孔81A,81Bを形成する一方、各ステ−8,10や
金属板13がそれぞれ固定される基板をして水平取付片
82aを有するL形基板82を用意し、ベル6および端
子台7の取付仕様に合った火報取付台用L形基板82を
ビス22A,22Bにより上記ビス孔81A,81Bに
固定するようにしたものである。この場合は、火報取付
台用の固定部としてブラケットを用いないので、部品点
数の削減化を図ることができる利点がある。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、本
体の火報総合盤部内に、複数種のベル用および端子台用
火報取付台に共用の火報取付台用固定部を設けたので、
複数種のベルや端子台の取付仕様に対して本体の汎用化
を達成することが可能となり、多様な需要に対して迅速
な対応が可能となり、量産によるコストダウンを図れ得
るとともに在庫管理もやり易くなる。また、消火栓ボッ
クスの設置工事終了後においても火報取付台の変更に容
易に対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る消火栓ボックスを示す
一部破断正面図である。
【図2】消火栓ボックスにおける1つの火報取付台によ
る組付け例を示す要部の分解斜視図である。
【図3】別種の火報取付台の組付け例を示す要部の斜視
図である。
【図4】さらに別種の火報取付台の組付け例を示す要部
の斜視図である。
【図5】本考案の他の実施例を1つの火報取付台の組付
け例として示す要部の分解斜視図である。
【図6】本考案の他の実施例で用意される別種の火報取
付台およびその基板を示す斜視図である。
【図7】他の実施例で用意されるさらに別種の火報取付
台およびその基板を示す斜視図である。
【図8】本考案のさらに他の実施例を1つの火報取付台
の組付け例として示す要部の分解斜視図である。
【図9】さらに他の実施例で用意される別種の火報取付
台およびその基板を示す斜視図である。
【図10】さらに他の実施例で用意されるさらに別種の
火報取付台およびその基板を示す斜視図である。
【図11】従来の消火栓ボックスを示す一部破断正面図
である。
【図12】従来のものにおける1つの火報取付台による
組付け例を示す要部の斜視図である。
【図13】従来のものにおける別種の火報取付台による
組付け例を示す要部の斜視図である。
【図14】従来のものにおけるさらに別種の火報取付台
による組付け例を示す要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 火報総合盤部 6A,6B,6C ベル 7A,7B,7C 端子台 8A,8B,10A,10B 火報取付台 21A,21B,51A,51B,81A,81B 火
報取付台用固定部52,82 基板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付仕様が異なる複数種のベルおよび端
    子台のそれぞれに対応する複数種のベル用および端子台
    用火報取付台に共用して、これら火報取付台が選択的に
    取付可能な火報取付台用固定部を本体の火報総合盤部に
    設けたことを特徴とする消火栓ボックス。
  2. 【請求項2】 ベル用火報取付台と端子台用火報取付台
    とを、火報取付台用固定部に固定される共通の基板に予
    め取り付けていることを特徴とする請求項1記載の消火
    栓ボックス。
JP40029290U 1990-12-10 1990-12-10 消火栓ボックス Expired - Lifetime JPH0725975Y2 (ja)

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JP40029290U JPH0725975Y2 (ja) 1990-12-10 1990-12-10 消火栓ボックス

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JP40029290U JPH0725975Y2 (ja) 1990-12-10 1990-12-10 消火栓ボックス

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Publication Number Publication Date
JPH0490367U JPH0490367U (ja) 1992-08-06
JPH0725975Y2 true JPH0725975Y2 (ja) 1995-06-14

Family

ID=31878558

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JP40029290U Expired - Lifetime JPH0725975Y2 (ja) 1990-12-10 1990-12-10 消火栓ボックス

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JP4796634B2 (ja) * 2009-01-22 2011-10-19 株式会社立売堀製作所 消火栓格納箱の機器取付構造
JP6154723B2 (ja) * 2013-10-22 2017-06-28 能美防災株式会社 消火栓装置
JP2020036942A (ja) * 2019-11-14 2020-03-12 ホーチキ株式会社 消火栓装置

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