JPH0725898U - 便座用敷紙切離し装置 - Google Patents

便座用敷紙切離し装置

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JPH0725898U
JPH0725898U JP5769493U JP5769493U JPH0725898U JP H0725898 U JPH0725898 U JP H0725898U JP 5769493 U JP5769493 U JP 5769493U JP 5769493 U JP5769493 U JP 5769493U JP H0725898 U JPH0725898 U JP H0725898U
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roller
toilet seat
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洋行 出牛
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Nihon Isued Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 敷紙ロールから引き出されて便座の上に敷か
れた敷紙を、手を使わず簡単に切離せるようにする。 【構成】 切断用のミシン目5を入れた敷紙ロール3か
ら敷紙4を一対のローラで挟持して便座2上に送り出す
送りローラ部6の一方のローラを固定ローラ7とし、他
方のローラを固定ローラ7に自重により圧接する押圧ロ
ーラ8とし、そして便器1の後部に便座2の後部を上下
動自在に且つスプリング12で上方に付勢して支持し、
該便座2の後端には前記押圧ローラ8を固定ローラ7に
圧接させた状態で下方より回転自在に且つ接離自在に支
持し、便座2と一体となって上下動するローラ受体13
を設け、更に前記固定ローラ13に対向し前記ローラ受
体13の下降に伴い下降する押圧ローラ8を受け、固定
ローラ7に圧接している押圧ローラ8の回転を止めるブ
レーキ体18を設けた構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、1回使用分毎に切断用ミシン目を入れた敷紙ロールから敷紙を引き 出して、敷紙を便座上に送り出す送りローラ部を備えた便器において、便座上に 送り出された敷紙を切離す便座用敷紙切離し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
便座に直接肌が触れることによる不衛生さを防止することや、便座に座った際 の冷たさを和らげるため、便座の上に便座用敷紙を敷いて利用するといったこと が行われている。この便座用敷紙は、従来、便器近辺に一枚一枚重ねられて収納 箱に収納され、この収納箱から必要に応じて一枚づつ取出して使用されていたが 、近時、敷紙をロール状にし、この敷紙ロールから敷紙を引き出して便座上に送 り出すといったものがある。この敷紙は1回使用分毎に切断用のミシン目が入れ てあり、使用後に、使用した敷紙をミシン目から切離し廃棄するようになってい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、使用後における敷紙の切離しはいちいち手により切離すため非 常に煩しいといった問題がある。 本考案は上記点に鑑み、敷紙の切離しに使用者の手を要することなく容易に切 離すことができるようにすることを目的とした便座用敷紙切離し装置を提供する ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、1回使用分毎に切断用のミシン目を入れ た敷紙ロールから敷紙を圧接する一対のローラで挟持し便座上に送り出す送りロ ーラ部を備えた便器において、前記送りローラ部の一方のローラを固定ローラと し、他方のローラを固定ローラに自重により圧接する押圧ローラとし、そして前 記便器の後部に便座の後部を上下動自在に且つスプリングで上方に付勢して支持 し、該便座の後端には前記押圧ローラを固定ローラに圧接させた状態で下方より 回転自在に且つ係脱自在に支持し、便座と一体となって上下動するローラ受体を 設け、更に前記固定ローラに対向し前記ローラ受体の下降に伴い下降する押圧ロ ーラを受け、固定ローラに圧接している押圧ローラの回転を止めるブレーキ体を 設けた構成とした。
【0005】
【作用】
送りローラ部を回転させ、或いは敷紙ロールから敷紙を引き出して便座上に送 り出した上で、便座に腰を下ろすと、スプリングにより上方に付勢されていた便 座の後部が体重によりスプリングの弾発力に抗して下降し、便座の後端に設けた ローラ受体も一体となって下降する。このローラ受体の下降に伴い固定ローラに 圧接している押圧ローラも下降するが、この押圧ローラは下降の途中で固定ロー ラに対向して設けられたブレーキ体に受け止められ押圧ローラの回転が止められ る。回転が止められた押圧ローラにより、この押圧ローラが圧接している固定ロ ーラもその回転が止められる。この押圧ローラと固定ローラの回転が止められる ことにより、押圧ローラと固定ローラとで挟まれている敷紙は引き出せなくなる 。この状態で更に便座の後部が下降すると、便座上の敷紙は便座と尻により挟ま れ固定されているので、便座後部の下降に伴い敷紙は前記送りローラ部と便座と の間で引張され、この引張によりミシン目から切断される。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図面において、1は便器、2は便器1上に設けられた便座である。3は敷紙ロ ール、4は敷紙であり、この敷紙4には1回使用分毎に切断用のミシン目5が形 成されている。前記敷紙ロール3は便器1の後方に適宜の支持手段により支持さ れている。
【0007】 6は前記敷紙ロール3の敷紙4を一対のローラにより挟持し、回転することに より、敷紙4を引き出し、敷紙4を便座2上に送り出す送りローラ部であり、一 方のローラが固定ローラ7となっており、他方のローラが固定ローラ7に自重に より圧接する押圧ローラ8となっている。そして、この固定ローラ7と押圧ロー ラ8とで、敷紙ロール3の敷紙4を挟み、固定ローラ7と押圧ローラ8を回転さ せることにより、敷紙ローラ3から敷紙4を引き出し便座2上に送り出すように なっている。
【0008】 前記便座2は、その後部が便器1の後部上面に以下のようにして上下動自在に 且つ回転可能に支持されている。9は便座2の後部両側に設けられた支持片であ り、この支持片9には上下方向に長孔10が形成されており、この長孔10には 支持軸11が挿通されている。12は前記便座2の後方を上方に付勢するスプリ ングであり、便座2の後部はスプリング12の弾発力により常時持ち上げられた 状態にある。
【0009】 13は便座2の後端に設けられ、便座2と一体となって上下動するローラ受体 である。ローラ受体13は、便座2の後端から後方に付き出た2本の支持杆14 ,14により構成されている。この2本の支持杆14,14は前記押圧ローラ8 の長さと同じ長さ或いはそれより若干長い長さの間隔をもって設けられている。 そして、それぞれの支持杆14,14の先端部は上方に立ち上りローラ受片15 ,15となっている。このローラ受片15,15の上端部には、前記押圧ローラ 8の両側に突出する小径軸16,16を回転自在に且つ係脱自在に受けて支持す る凹部17,17が形成されている。
【0010】 そして、前記便座2の後部がスプリング12の弾発力により上方に移動し、こ れに伴いローラ受体13も上方に移動しているとき、前記押圧ローラ8は、その 両側の小径軸16がローラ受体15の上端部に形成されている凹部17に受けら れ、自重により固定ローラ7に圧接した状態で回転自在に保持されるようになっ ている。
【0011】 18は前記便座2の後方で、前記ローラ受体13の支持杆14,14間に位置 し、且つ前記固定ローラ7に対向して設けられたブレーキ体である。このブレー キ体18には、前記固定ローラ7に対向する面にテーパー状の受面19が形成し てあり、前記ローラ受体13の下降に伴い下降する押圧ローラ8を、前記受面1 9で受け、押圧ローラ8を受面19と固定ローラ7とで挟圧し、押圧ローラ8の 回転を止めるとともにそれ以上の下降を止めるようになっている。
【0012】 20はブレーキ体18に形成された敷紙通穴であり、前記送りローラ部6によ り引き出された敷紙4を通すようになっている。この敷紙通穴20は受面19の 下側に形成されている。21は敷紙通穴20を通った敷紙4を便座2上に案内す る案内板である。
【0013】 22は便座2の後部上面に設けられた案内枠であり、前記案内板21で案内さ れた敷紙4は案内枠22の内を通り便座2上に案内されるようになっている。こ の案内枠22は後述するように、敷紙4をミシン目5から切断する際の補助的効 果を有するが、必ずしも必要とされるものではない。
【0014】 次に上記実施例の作用を説明する。
【0015】 通常は、便座2の後部がスプリング12により持ち上げられた状態にあり、ロ ーラ受体13も上昇位置にあって、押圧ローラ8はローラ受体13により固定ロ ーラ7に自重により圧接した状態で且つ回転自在に保持されている。この固定ロ ーラ7と押圧ローラ8とで敷紙ロール3から引き出した敷紙4を挟持し、固定ロ ーラ7を回転させると、固定ローラ7の回転に伴い押圧ローラ8も回転し、前記 敷紙4は敷紙ロール3から引き出されブレーキ体18に形成した敷紙通穴20内 を通り、案内板21により便座2上に案内される。この敷紙4は、敷紙4に設け たミシン目5が便座2の後端付近に位置したとき、敷紙4が便座2上に適切に1 回分送り出された状態となるように設定されている(図1、図2)。
【0016】 便座2上に敷紙4を送り出した後、便座2上に腰を下ろすと、スプリング12 により付勢されて上昇していた便座2の後部が体重によりスプリング12の弾発 力に抗して下降する。便座2の後部が下降すると、ローラ受体13も下降し、こ れに伴いローラ受体13に受けられていた押圧ローラ8も下降する。この押圧ロ ーラ8の下降の途中で、押圧ローラ8はブレーキ体18の受面19に受けられ更 に下降を続けるローラ受体13から外れる。前記受面19で受けられた押圧ロー ラ8は、受面19と固定ローラ7とで挟圧され、その回転が止められる。この結 果、押圧ローラ8と固定ローラ7との回転が阻止され、押圧ローラ8と固定ロー ラ7とで挟持されている敷紙4はここで固定され、当部からの引き出しができな くなる。
【0017】 この状態で更に便座2が下降すると、便座2上の敷紙4は便座2と尻により挟 まれ固定されているので、敷紙4は便座2の後部の下降に従い、送りローラ部6 と便座2との間で引張され、この引張によりミシン目5から切離される(図3) 。
【0018】 このとき、前記敷紙4のミシン目5を便座2の後部上面に設けた案内枠22の 角に当たるように位置させておけば、ミシン目5が案内枠22により折曲され、 ミシン目5の切離しがより容易に行えることになる。
【0019】 便座2から腰を上げると、便座2の後部はスプリング12に付勢されて上昇し 、これに伴って上昇するローラ受体13により、前記固定ローラ7とブレーキ体 18の受面19との間で挟圧されていた押圧ローラ8が受けられて上昇し、押圧 ローラ8はローラ受体13により再び回転自在に支持され、敷紙4の送り出しが 可能となる。
【0020】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、便座に腰を下ろすだけで便座上に敷かれた敷紙 をミシン目から切断することができるので、使用後に敷紙を手で切離すといった 煩しさから解放され頗る便利であり、更には構成が簡単なので製造が容易であり 安価に得ることができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部省略斜視図。
【図2】図1に示す実施例の一部省略側面図。
【図3】敷紙を切離す動作を示す説明図。
【図4】他の実施の一例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 便器 2 便座 3 敷紙ロール 4 敷紙 5 ミシン目 6 送りローラ部 7 固定ローラ 8 押圧ローラ 12 スプリング 13 ローラ受体 18 ブレーキ体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1回使用分毎に切断用のミシン目を入れ
    た敷紙ロールから敷紙を圧接する一対のローラで挟持し
    便座上に送り出す送りローラ部を備えた便器において、
    前記送りローラ部の一方のローラを固定ローラとし、他
    方のローラを固定ローラに自重により圧接する押圧ロー
    ラとし、そして前記便器の後部に便座の後部を上下動自
    在に且つスプリングで上方に付勢して支持し、該便座の
    後端には前記押圧ローラを固定ローラに圧接させた状態
    で下方より回転自在に且つ係脱自在に支持し、便座と一
    体となって上下動するローラ受体を設け、更に前記固定
    ローラに対向し前記ローラ受体の下降に伴い下降する押
    圧ローラを受け、固定ローラに圧接している押圧ローラ
    の回転を止めるブレーキ体を設けてなる弁座用敷紙切離
    し装置。
JP5769493U 1993-10-26 1993-10-26 便座用敷紙切離し装置 Expired - Lifetime JPH0744240Y2 (ja)

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JPH0725898U true JPH0725898U (ja) 1995-05-16
JPH0744240Y2 JPH0744240Y2 (ja) 1995-10-11

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