JPH0744240Y2 - 便座用敷紙切離し装置 - Google Patents

便座用敷紙切離し装置

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JPH0744240Y2
JPH0744240Y2 JP5769493U JP5769493U JPH0744240Y2 JP H0744240 Y2 JPH0744240 Y2 JP H0744240Y2 JP 5769493 U JP5769493 U JP 5769493U JP 5769493 U JP5769493 U JP 5769493U JP H0744240 Y2 JPH0744240 Y2 JP H0744240Y2
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JP
Japan
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roller
toilet seat
sheet
paper
fixed
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JP5769493U
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English (en)
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JPH0725898U (ja
Inventor
洋行 出牛
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Nihon Isued Co Ltd
Original Assignee
Nihon Isued Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、1回使用分毎に切断用
ミシン目を入れた敷紙ロールから敷紙を引き出して、敷
紙を便座上に送り出す送りローラ部を備えた便器におい
て、便座上に送り出された敷紙を切離す便座用敷紙切離
し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】便座に直接肌が触れることによる不衛生
さを防止することや、便座に座った際の冷たさを和らげ
るため、便座の上に便座用敷紙を敷いて利用するといっ
たことが行われている。この便座用敷紙は、従来、便器
近辺に一枚一枚重ねられて収納箱に収納され、この収納
箱から必要に応じて一枚づつ取出して使用されていた
が、近時、敷紙をロール状にし、この敷紙ロールから敷
紙を引き出して便座上に送り出すといったものがある。
この敷紙は1回使用分毎に切断用のミシン目が入れてあ
り、使用後に、使用した敷紙をミシン目から切離し廃棄
するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、使用後
における敷紙の切離しはいちいち手により切離すため非
常に煩しいといった問題がある。本考案は上記点に鑑
み、敷紙の切離しに使用者の手を要することなく容易に
切離すことができるようにすることを目的とした便座用
敷紙切離し装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、1回使用分毎に切断用のミシン目を入れた
敷紙ロールから敷紙を圧接する一対のローラで挟持し便
座上に送り出す送りローラ部を備えた便器において、前
記送りローラ部の一方のローラを固定ローラとし、他方
のローラを固定ローラに自重により圧接する押圧ローラ
とし、そして前記便器の後部に便座の後部を上下動自在
に且つスプリングで上方に付勢して支持し、該便座の後
端には前記押圧ローラを固定ローラに圧接させた状態で
下方より回転自在に且つ係脱自在に支持し、便座と一体
となって上下動するローラ受体を設け、更に前記固定ロ
ーラに対向し前記ローラ受体の下降に伴い下降する押圧
ローラを受け、固定ローラに圧接している押圧ローラの
回転を止めるブレーキ体を設けた構成とした。
【0005】
【作用】送りローラ部を回転させ、或いは敷紙ロールか
ら敷紙を引き出して便座上に送り出した上で、便座に腰
を下ろすと、スプリングにより上方に付勢されていた便
座の後部が体重によりスプリングの弾発力に抗して下降
し、便座の後端に設けたローラ受体も一体となって下降
する。このローラ受体の下降に伴い固定ローラに圧接し
ている押圧ローラも下降するが、この押圧ローラは下降
の途中で固定ローラに対向して設けられたブレーキ体に
受け止められ押圧ローラの回転が止められる。回転が止
められた押圧ローラにより、この押圧ローラが圧接して
いる固定ローラもその回転が止められる。この押圧ロー
ラと固定ローラの回転が止められることにより、押圧ロ
ーラと固定ローラとで挟まれている敷紙は引き出せなく
なる。この状態で更に便座の後部が下降すると、便座上
の敷紙は便座と尻により挟まれ固定されているので、便
座後部の下降に伴い敷紙は前記送りローラ部と便座との
間で引張され、この引張によりミシン目から切断され
る。
【0006】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図面において、1は便器、2は便器1
上に設けられた便座である。3は敷紙ロール、4は敷紙
であり、この敷紙4には1回使用分毎に切断用のミシン
目5が形成されている。前記敷紙ロール3は便器1の後
方に適宜の支持手段により支持されている。
【0007】6は前記敷紙ロール3の敷紙4を一対のロ
ーラにより挟持し、回転することにより、敷紙4を引き
出し、敷紙4を便座2上に送り出す送りローラ部であ
り、一方のローラが固定ローラ7となっており、他方の
ローラが固定ローラ7に自重により圧接する押圧ローラ
8となっている。そして、この固定ローラ7と押圧ロー
ラ8とで、敷紙ロール3の敷紙4を挟み、固定ローラ7
と押圧ローラ8を回転させることにより、敷紙ローラ3
から敷紙4を引き出し便座2上に送り出すようになって
いる。
【0008】前記便座2は、その後部が便器1の後部上
面に以下のようにして上下動自在に且つ回転可能に支持
されている。9は便座2の後部両側に設けられた支持片
であり、この支持片9には上下方向に長孔10が形成さ
れており、この長孔10には支持軸11が挿通されてい
る。12は前記便座2の後方を上方に付勢するスプリン
グであり、便座2の後部はスプリング12の弾発力によ
り常時持ち上げられた状態にある。
【0009】13は便座2の後端に設けられ、便座2と
一体となって上下動するローラ受体である。ローラ受体
13は、便座2の後端から後方に付き出た2本の支持杆
14,14により構成されている。この2本の支持杆1
4,14は前記押圧ローラ8の長さと同じ長さ或いはそ
れより若干長い長さの間隔をもって設けられている。そ
して、それぞれの支持杆14,14の先端部は上方に立
ち上りローラ受片15,15となっている。このローラ
受片15,15の上端部には、前記押圧ローラ8の両側
に突出する小径軸16,16を回転自在に且つ係脱自在
に受けて支持する凹部17,17が形成されている。
【0010】そして、前記便座2の後部がスプリング1
2の弾発力により上方に移動し、これに伴いローラ受体
13も上方に移動しているとき、前記押圧ローラ8は、
その両側の小径軸16がローラ受体15の上端部に形成
されている凹部17に受けられ、自重により固定ローラ
7に圧接した状態で回転自在に保持されるようになって
いる。
【0011】18は前記便座2の後方で、前記ローラ受
体13の支持杆14,14間に位置し、且つ前記固定ロ
ーラ7に対向して設けられたブレーキ体である。このブ
レーキ体18には、前記固定ローラ7に対向する面にテ
ーパー状の受面19が形成してあり、前記ローラ受体1
3の下降に伴い下降する押圧ローラ8を、前記受面19
で受け、押圧ローラ8を受面19と固定ローラ7とで挟
圧し、押圧ローラ8の回転を止めるとともにそれ以上の
下降を止めるようになっている。
【0012】20はブレーキ体18に形成された敷紙通
穴であり、前記送りローラ部6により引き出された敷紙
4を通すようになっている。この敷紙通穴20は受面1
9の下側に形成されている。21は敷紙通穴20を通っ
た敷紙4を便座2上に案内する案内板である。
【0013】22は便座2の後部上面に設けられた案内
枠であり、前記案内板21で案内された敷紙4は案内枠
22の内を通り便座2上に案内されるようになってい
る。この案内枠22は後述するように、敷紙4をミシン
目5から切断する際の補助的効果を有するが、必ずしも
必要とされるものではない。
【0014】次に上記実施例の作用を説明する。
【0015】通常は、便座2の後部がスプリング12に
より持ち上げられた状態にあり、ローラ受体13も上昇
位置にあって、押圧ローラ8はローラ受体13により固
定ローラ7に自重により圧接した状態で且つ回転自在に
保持されている。この固定ローラ7と押圧ローラ8とで
敷紙ロール3から引き出した敷紙4を挟持し、固定ロー
ラ7を回転させると、固定ローラ7の回転に伴い押圧ロ
ーラ8も回転し、前記敷紙4は敷紙ロール3から引き出
されブレーキ体18に形成した敷紙通穴20内を通り、
案内板21により便座2上に案内される。この敷紙4
は、敷紙4に設けたミシン目5が便座2の後端付近に位
置したとき、敷紙4が便座2上に適切に1回分送り出さ
れた状態となるように設定されている(図1、図2)。
【0016】便座2上に敷紙4を送り出した後、便座2
上に腰を下ろすと、スプリング12により付勢されて上
昇していた便座2の後部が体重によりスプリング12の
弾発力に抗して下降する。便座2の後部が下降すると、
ローラ受体13も下降し、これに伴いローラ受体13に
受けられていた押圧ローラ8も下降する。この押圧ロー
ラ8の下降の途中で、押圧ローラ8はブレーキ体18の
受面19に受けられ更に下降を続けるローラ受体13か
ら外れる。前記受面19で受けられた押圧ローラ8は、
受面19と固定ローラ7とで挟圧され、その回転が止め
られる。この結果、押圧ローラ8と固定ローラ7との回
転が阻止され、押圧ローラ8と固定ローラ7とで挟持さ
れている敷紙4はここで固定され、当部からの引き出し
ができなくなる。
【0017】この状態で更に便座2が下降すると、便座
2上の敷紙4は便座2と尻により挟まれ固定されている
ので、敷紙4は便座2の後部の下降に従い、送りローラ
部6と便座2との間で引張され、この引張によりミシン
目5から切離される(図3)。
【0018】このとき、前記敷紙4のミシン目5を便座
2の後部上面に設けた案内枠22の角に当たるように位
置させておけば、ミシン目5が案内枠22により折曲さ
れ、ミシン目5の切離しがより容易に行えることにな
る。
【0019】便座2から腰を上げると、便座2の後部は
スプリング12に付勢されて上昇し、これに伴って上昇
するローラ受体13により、前記固定ローラ7とブレー
キ体18の受面19との間で挟圧されていた押圧ローラ
8が受けられて上昇し、押圧ローラ8はローラ受体13
により再び回転自在に支持され、敷紙4の送り出しが可
能となる。
【0020】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、便座に腰
を下ろすだけで便座上に敷かれた敷紙をミシン目から切
断することができるので、使用後に敷紙を手で切離すと
いった煩しさから解放され頗る便利であり、更には構成
が簡単なので製造が容易であり安価に得ることができる
といった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部省略斜視図。
【図2】図1に示す実施例の一部省略側面図。
【図3】敷紙を切離す動作を示す説明図。
【図4】他の実施の一例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 便器 2 便座 3 敷紙ロール 4 敷紙 5 ミシン目 6 送りローラ部 7 固定ローラ 8 押圧ローラ 12 スプリング 13 ローラ受体 18 ブレーキ体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1回使用分毎に切断用のミシン目を入れ
    た敷紙ロールから敷紙を圧接する一対のローラで挟持し
    便座上に送り出す送りローラ部を備えた便器において、
    前記送りローラ部の一方のローラを固定ローラとし、他
    方のローラを固定ローラに自重により圧接する押圧ロー
    ラとし、そして前記便器の後部に便座の後部を上下動自
    在に且つスプリングで上方に付勢して支持し、該便座の
    後端には前記押圧ローラを固定ローラに圧接させた状態
    で下方より回転自在に且つ係脱自在に支持し、便座と一
    体となって上下動するローラ受体を設け、更に前記固定
    ローラに対向し前記ローラ受体の下降に伴い下降する押
    圧ローラを受け、固定ローラに圧接している押圧ローラ
    の回転を止めるブレーキ体を設けてなる弁座用敷紙切離
    し装置。
JP5769493U 1993-10-26 1993-10-26 便座用敷紙切離し装置 Expired - Lifetime JPH0744240Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5769493U JPH0744240Y2 (ja) 1993-10-26 1993-10-26 便座用敷紙切離し装置

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JP5769493U JPH0744240Y2 (ja) 1993-10-26 1993-10-26 便座用敷紙切離し装置

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Publication Number Publication Date
JPH0725898U JPH0725898U (ja) 1995-05-16
JPH0744240Y2 true JPH0744240Y2 (ja) 1995-10-11

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ID=13063058

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JP5769493U Expired - Lifetime JPH0744240Y2 (ja) 1993-10-26 1993-10-26 便座用敷紙切離し装置

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