JPH07258819A - 溶射用粉末及び炭化物コーティングの製造法 - Google Patents

溶射用粉末及び炭化物コーティングの製造法

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JPH07258819A
JPH07258819A JP6305228A JP30522894A JPH07258819A JP H07258819 A JPH07258819 A JP H07258819A JP 6305228 A JP6305228 A JP 6305228A JP 30522894 A JP30522894 A JP 30522894A JP H07258819 A JPH07258819 A JP H07258819A
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chromium
powder
tungsten carbide
cobalt
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JP6305228A
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Bruce E Dulin
イー ドゥーリン ブルース
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Sulzer Metco Westbury Inc
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SULZER METOKO UESUTOBERII Inc
Sulzer Metco Westbury Inc
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C4/00Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
    • C23C4/04Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the coating material
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 摩滅及び腐食抵抗性のすぐれたコーティング
を行うための溶射用粉末を提供する。 【構成】 この溶射用粉末は炭化タングステン微粒及び
炭化クロム微粒の混合物であり、この炭化タングステン
微粒は本質的にコバルトと結合した炭化タングステンで
あり、炭化クロムは本質的にニッケル−クロム合金が結
合した炭化クロムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶射に関し、殊に、溶
射のための炭化タングステン及び炭化クロム粉末に関す
る。
【0002】
【従来の技術】火炎溶射としても知られている、溶射
は、金属又はセラミックのような熱融解性材料の溶融又
は少くとも熱軟化を行い、かつこの軟化物質をコーティ
ングされる表面に対して粒子形態で衝突させることを含
む。加熱された粒子は表面に衝突し、そこで冷却し、か
つそれに結合する。溶射ガンは、粒子を加熱し、推進さ
せるために使用される。溶射ガンの1つの型において、
熱融解物質は粉末状で溶射ガンに供給される。かかる粉
末は、典型的には微粒子、例えばU.S.基準スクリー
ンサイズで100メッシュ(149ミクロン)と約2ミ
クロンとの間のものを含有する。粉末溶射のための熱
は、一般には燃焼火炎又はアーク発生プラズマ火炎によ
り供給される。粉末を飛沫同伴及び運搬するキャリーガ
スは、燃焼ガス又は窒素のような不活性ガスの1つであ
ってもよく、又は圧縮空気であってもよい。
【0003】改良されたコーティング物は、高速で溶射
することにより製造しうる。例えば、プラズマ溶射は多
くの点で高速に対してうまくいくことがわかっている
が、不均一加熱及び/又は高速プラズマ流に側面で粉末
を供給することにより影響されるであろう乏しい粒子の
飛沫同伴により悪化する。
【0004】高速酸素−燃料(HVOF)型の粉末溶射
ガンが最近実用的になったが、これは米国特許第4,4
16,421号及び第4,865,252号に記載され
ている。この型の溶射ガンは、ノズル又は開口通路を通
して向けられる高圧の燃焼流出物が存在する燃焼室を有
する。粉末はノズル室に供給され、加熱され、燃焼流出
物推進される。種々の物質を高速酸素燃料銃で溶射する
方法は、米国特許第4,999,225号及び第5,0
06,321号に開示されている。
【0005】溶射の他の型は、デトネーション(det
onation)銃で実施され、ここでは燃料混合物及
び粉末のパルスを長い銃身をもつ銃の薬室に噴射し、爆
発させる。加熱された粉末の連続する高速の爆発は基材
に向けられる。このシステムは複雑で、費用が重み、そ
して騒がしい爆発に対する囲いを必要とする。
【0006】溶射されるコーティングに対しては、摩滅
抵抗性が共通に要求され、炭化物粉末、例えば炭化タン
グステンがしばしば使用される。英国特許第867,4
55号はコーティングを製造するためにスプレー溶接し
た(spray weld)自己流動性粉末と混合した
コバルト結合炭化タングステンを開示している。しばし
ば、かかるコーティングは引き続き融解される。
【0007】自己流動性(self−fluxing)
合金は、クロムを含む流動化剤及び硬化剤として作用す
る少量のホウ素、ケイ素、及び炭素を含む、ニッケル、
コバルト又は鉄をベースとする合金である。自己流動性
合金の例は、上述の英国特許明細書及び米国特許第3.
743,533号及び第4,064,608号に開示さ
れている。鉄をベースとするモリブデン、ホウ素及びケ
イ素の合金は、米国特許第4,822,415号に記載
されている。
【0008】コバルト−タングステン炭化物それ自身
は、また、きれいに溶射され、すなわち自己流動性成分
がなく、最善の結果が高速、特にプラズマ溶射又は高速
酸素−燃料(HVOF)銃又はデトネーション銃により
得られる。粉末の微粒は、典型的には炭化タングステン
の二次粒子及びコバルトから構成され、スプレー乾燥さ
れ、焼結され、融解され、生成物は粉砕され、溶射のた
めに適当な大きさの粉末に分類される。
【0009】他の炭化物は、高温利用において使用され
る炭化クロムである。この炭化物は、他の金属結合物な
しに溶射しうるが、通常これはクラッドであり、米国特
許第3,150,938号及び第4,606,948号
に記載されているように、ニッケル−クロム合金の如く
ニッケル又はニッケル合金に結合している。
【0010】炭化タングステン及び炭化クロムは、米国
特許第3,071,489号に教示されているとおり、
デトネーションプロセスのためにニッケルと結合してい
る。この特許の1つの局面は、元素成分はすべて一緒に
混合され、焼結され、粉末に粉砕される。他の局面にお
いて、炭化タングステン、炭化クロム及びニッケルの別
個の粉末が混合されて、三成分の粉末混合物とされる。
この形態において、炭化物は炎中において炭素を消失す
る傾向がある。2個の炭化物は米国特許第4,925,
626号に教示されているように、鋳造及び粉砕によ
り、及び焼結により形成された粉砕中において(ニッケ
ルなしで)コバルトとともに結合される。コバルトは、
ニッケルのような高い腐食抵抗性を有しない。
【0011】後者の特許は、高速酸素−燃料溶射のため
のWC−Co−Cr合金のコーティング物質を製造する
ための方法を教示する。炭化タングステン、コバルト及
びクロムから混合物が製造され、クロムは炭化クロムの
形態のものである。混合物は、スプレー乾燥、続いての
焼結及びプラズマ濃縮(plasma densifi
cation)により合金化される。
【0012】米国特許第4,588,608号は、デト
ネーション化方法のための粉末を開示しており、ここで
は粉末は鋳造され(cast)、粉砕された炭化タング
ステン、クロム及びコバルトの組成物である。この性質
を有する2個の所有権が付与されたコーティングは、L
W−45及びLW−15であり、プラキセール(Pra
xair)社、ダンブリー(Danbury)、コネチ
カット州によりデトネーション方法により製造される。
LW−45は、コバルト8%、クロム4%及び残部の炭
化タングステンを含有する。LW−15はタングステン
84%、コバルト8%、クロム3%及び炭素5%を含有
する。これらのコーティングは、石油化学のゲートバル
ブのような特定の利用法において使用されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、溶射
法のための炭化タングステン及び炭化クロムの改良され
た粉末を提供することである。他の目的は摩耗抵抗性の
炭化コーティングにおいて改良された腐食抵抗性を与え
ることである。さらに他の目的は、かかるコーティング
において改良された衝撃性及び強じん性を提供すること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の及び他の目的は、
炭化タングステン微粒及び炭化クロム微粒の混合物とし
て形成される溶射用粉末により達成される。炭化タング
ステン微粒は、それぞれ本質的にコバルトが結合した炭
化タングステンから成り、炭化クロム微粒はそれぞれ本
質的にニッケル−クロム合金が結合した炭化クロムから
成る。この粉末は、自己流動性の合金粉末、好都合には
鉄をベースとするものと混合してもよい。
【0015】これらの目的は、また、燃焼生成物を超音
速で大気中に推進するための開口通路を有する燃焼室を
もつ溶射銃を使用して炭化コーティングを製造する方法
により達成される。この方法は、溶射されたコーティン
グを受ける基材を準備すること、開口通路を通して炭化
粉末を供給すること、室に射出すること、及び、そこで
燃焼ガス及び酸素の可燃性混合物を室内の圧力が開口通
路を通して流れ出る粉末を含む超音速溶射流を生成する
のに十分な圧力となるようにして燃焼させること、及び
この溶射流を基材の方向に向け、そこでコーティングを
製造することによって特徴付けられる。炭化粉末は上記
の記載のように混合物として形成される。
【0016】本発明によれば、溶射用粉末は炭化タング
ステン微粒及び炭化クロム微粒の混合物として形成され
る。各々の炭化タングステン微粒は、本質的にコバルト
が結合した炭化タングステンから成り、各々の炭化クロ
ム微粒は本質的にニッケル−クロム合金が結合した炭化
クロムから成る。
【0017】炭化タングステン微粒は、炭化タングステ
ンとコバルトの合計に基づいて、コバルト10〜20重
量%を含有すべきである。炭化クロム微粒は、炭化クロ
ム及び合金の合計に基づいて合金15〜30重量%を含
有すべきである。粉末の混合物は、本質的にタングステ
ン微粒40〜80重量%を有し、残部が炭化クロム微粒
であるべきである。
【0018】好適には、炭化タングステン微粒のそれぞ
れの粒子は、本質的に炭化タングステンとコバルトの焼
結された二次粒子から成る。また、好適には、炭化クロ
ム微粒のそれぞれの粒子は炭化クロム及びニッケル−ク
ロム合金の焼結された二次粒子から成る。ニッケル−ク
ロム合金は、本質的に合金に基づいて10〜30重量%
クロム及び残部のニッケルから成るべきである。
【0019】各々の炭化物粉末は、米国特許第3,61
7,358号に記載されているようにスプレー乾燥、又
は米国特許第3,974,245号に記載されているよ
うにスプレー乾燥及びその後の加熱といった慣用の方法
により形成しうる。好適には、粉末は炭化物及び金属成
分を混合し、真空又は不活性雰囲気下で混合物を焼結
し、粉砕しかつスクリーニングして所望の粉末径とする
ことにより形成される。炭化物の金属マトリックス中へ
の溶解を最小にするため、最適には焼結は光焼結(li
ght sintering)であり、一般には100
0℃〜1100℃の間のものである。かかる温度におけ
る焼結時間は、低い温度においては90分であり、より
高い温度に対しては30分であり、例えば1035℃で
は60分である。最終の粉末の大きさは3〜80ミクロ
ン、好適にはHVOF溶射に対しては10〜44ミクロ
ンであるべきである。
【0020】本発明の1つの局面において、金属結合し
た炭化タングステン及び炭化クロムの混合物は、溶射ガ
ンで溶射するためにそのまま使用される。
【0021】他の局面において、炭化物の混合物はさら
に自己流動性の合金粉末と混合する。自己流動性の合金
は、20%までのクロム及び少量のホウ素、ケイ素及び
炭素を有するニッケル、コバルト及び/又は鉄とすべき
である。ホウ素の含量は、合金に対して2%〜4%であ
り、ケイ素は2%〜4%であり、かつ炭素は0.1%〜
0.6%である(すべての%は、重量%である)。合金
は、上述の英国特許第867,455号及び米国特許第
3,743,533号明細書に開示されている。自己流
動性合金は、混合物中の炭化物(金属結合物を含む)及
び合金の合計に基づいて30重量%〜70重量%の量で
存在すべきである。合金粉末の大きさは炭化物とほぼ同
じ大きさにすべきである。混合物は、慣用の又は他の所
望の溶射ガンで溶射される。生成したコーティングは、
コーティングを合体させるのに十分な時間、例えば95
0℃で燃焼トーチ又は燃焼炉において加熱することによ
り融解されうる。しかしながら、プラズマ銃又は高速酸
素−燃料銃で溶射する場合には、かかる融解は必要な
い。鉄をベースとする自己流動性合金は、融解を成功さ
せるためには少くとも20%のニッケル含量を必要とす
る。
【0022】結合した炭化物混合物、又はその混合物と
自己流動性の合金を含むものは、例えば上述の米国特許
第4,865,252号(これは参考のためにここで記
載する)に開示された型の高速酸素−燃料銃により好適
には溶射される。かかる銃は、ノズル面を有するノズル
部材及びこのノズル部材から延伸する管状のガスキャッ
プを有する。ガスキャップは開口端部及びノズル面によ
り境界される反対端部を有する燃焼室を構成する内側に
面するシリンダー状の壁を有する。溶射する前に金属基
材は、光グリッド噴射(light grit bla
sting)等により溶射コーティングを受けるために
準備されている。
【0023】好適な態様において、燃焼ガス(例えば、
水素又はプロピレン)と酸素の可燃性混合物の環状の流
れを同軸的にノズルから燃焼室に大気圧より少くとも2
バール高い圧力で射出することにより銃を操作する。シ
リンダー状の壁に隣接して加圧した不燃性のガスの環状
外側流は、可燃性混合物の環状流の半径方向に外側に向
けて射出される。炭化物粒子を含む粉末は、キャリーガ
ス中でノズルから燃焼室中に軸方向に供給される。加圧
したガスの環状の内側流は、ノズル部材から燃焼室へ燃
焼混合物と粉末−キャリーガスとの間で同軸的に注入さ
れる。可燃性混合物は燃焼室中で燃焼させ、微細に分布
された形で熱融解性材料を含む超音速の溶射流を開口端
を通して推進させる。溶射流は、コーティングが形成さ
れるように準備した基材に向けられる。
【0024】本発明によるコーティングは、例えば、石
油化学ライン、ポンプシール、蝶型弁、焼却炉の導管、
ファンブレード(fan blades)、糸ガイド、
ワイア引取りキャプスタン及びマンドレルにおける高圧
ゲートバルブ及びゲートシートにおいて有用である。
【0025】
【実施例】
例 1 10〜44ミクロンの大きさの炭化タングステン粉末を
1.5ミクロン以下の99+%純度のコバルト粉末と一
緒にボールミル粉砕した。このコバルトは炭化物とコバ
ルトとの全量に対して12%であった。(全ての%はこ
こでは重量によるものである。)得られた混合物を空包
につめ、これを真空時1300℃で30分間焼結させ
た。軽く焼結した生成物は、次いで、2〜3個のローラ
ーから成る一系列中で慣用のロール粉砕機により粉砕
し、粗い粒子を篩分けし、かつ−44+15ミクロンに
空気分級した。生成物は、微粒コバルトが結合した炭化
タングステン粉末から成る粉末であった。
【0026】10〜44ミクロンの大きさの炭化クロム
粉末を1.5ミクロン以下の99+%純度のニッケル−
クロム合金粉末と一緒にボールミル粉砕した。合金は、
合金中のニッケルとクロムとの合計に基づいてクロム2
0%を含有していた。この合金は、炭化物及び合金の合
計に対して35%を構成していた。得られた混合物を、
空包につめ、真空時1300℃で30分間焼結させた。
焼結した生成物を、一系列の2〜3個のローラー中で慣
用のロール粉砕機により粉砕した。得られたものは、微
粉のニッケル−クロム合金が結合した炭化クロム粉末の
粉末であった。2個の炭化物粉末は、65%がコバルト
結合炭化タングステンであり、残部が合金が結合した炭
化クロムとなるようにして完全に混合した。
【0027】この混合物は、上述の米国特許第4,86
5,252号に開示され、パーキン−エルマー社よりメ
トコ(登録商標)型DJハイブリッド2600銃として
販売されている、高速酸素−燃料銃を用いて溶射した。
#8サイホンプラグ、#8インサート、#8インジェク
ター#8シェル及び#2603エアーキャップを使用し
た。酸素は10.5kg/cm2(150psig)及
び212l/分(450scfh)であった;水素は
7.0kg/cm2(100psig)及び47l/分
(100scfh)であった;及び空気は5.3kg/
cm2(75psig)及び290l/分(615sc
fh)であった。粉末混合物を窒素担体中で8.8kg
/cm2(125psig)及び7l/分(15scf
h)にて60g/分(4lbs/時)で供給するため
に、米国特許第4,900,199号に開示され、パー
キン−エルマー社によりメトコ型DJP(登録商標)と
して販売されている型の高圧供給装置を使用した。溶射
距離は20cmであった。溶射されたコーティング物は
毎分550表面フィート(1675m/分)を使用し
て、ダイヤモンドホイールで慣用のとおりみがいた;粗
いみがきは240グリッドのホイールを用い、寸法決定
は400グリッドのホイールを用い、かつ仕上げは60
0グリッドのホイールを用いた。
【0028】例 2 コバルト結合炭化タングステンの割合が合金結合炭化ク
ロムとの合計に対して80%であったことを除いて、例
1と同様の炭化物成分を有する混合物を調製した。この
混合物を同様にしてHVOFで溶射した。
【0029】例 3 炭化クロムの核粒子上にニッケル及び20%クロムの合
金をクラッディングすることにより、炭化クロム粉末を
形成した。合金は、合金及び炭化クロムの合計に基づい
て20%であった。粉末は11〜45ミクロンの大きさ
であった。クラッド粉末は、カナダ、サスカッチェワン
(Saskatchewan)、シェリット−ゴルドン
鉱物社から入手でき、かつ前述の米国特許第3,91
4,507号に開示されている粉末と類似していた。こ
のクラッドした炭化クロム粉末は、例1の65%のコバ
ルト結合炭化タングステン粉末と混合した。この混合物
を、同様にしてHVOFで溶射した。
【0030】例 4 コバルト結合炭化タングステンの割合が合金クラッドの
炭化クロムとの合計に基づいて80%であったことを除
いて、例3と同様の炭化物成分にて混合物を調製した。
この混合物を同様にしてHVOFで溶射した。
【0031】例 5 パーキン−エルマー社により販売されているメトコ型3
MB−IIプラズマスプレー銃、及びメトコ型3MP粉
末供給装置により、532ノズル、7.0kg/cm2
ゲージ圧(100psig)及び46.7標準l/分フ
ロー(100scfh)でのアルゴンプラズマガス、
7.0kg/cm2(100psig)及び4.7l/
分(10scfh)での水素第二次ガス、60〜70ボ
ルト及び500アンペアでの電力、12l/分(37s
cfh)のアルゴンキャリーガス中での0.2kg/分
(5.5lbs/時)の粉末供給速度を使用して、例1
の混合物を溶射した。
【0032】例 6 例1の混合物を、パーキン−エルマーによりメトコ15
Fとして販売されているニッケルをベースとする自己−
流動性の合金40%とさらに混合した。かかる合金は、
クロム17重量%、鉄4重量%、ホウ素3.5重量%、
ケイ素4.0重量%、炭素1.0重量%、残部がニッケ
ルを有しており、大きさは一般に15〜53ミクロンの
間にある。基材を準備し、例1と同様にして溶射を実施
した。
【0033】例 7 例1の混合物を、前述の米国特許第4,822,415
号に記載されている型の鉄40%をベースとする自己−
流動性の合金と混合した。この合金は、クロム19%、
ニッケル20%、ホウ素2%、ケイ素2%、炭素0.5
%、残部が鉄を有しており、一般に5〜37ミクロンの
大きさを有している。基材を準備し、溶射を例1と同様
にして実施した。溶射した状態において、コーティング
の硬さはRc45〜50であった。
【0034】例 8 例3の混合物をさらに例7の40%鉄をベースとする合
金と混合した。基材を準備し、例1と同様にして溶射を
実施した。溶射時の状態において、コーティングの硬さ
はRc45〜50であった。
【0035】例 9 例6、7及び8で製造したコーティングを約950℃で
5分間酸素−アセチレントーチで融解し、ゆっくり冷却
した。コーティングは実質的に完全に緻密であり、摩滅
及び腐食抵抗性においてすぐれた性質を有している。
【0036】例1〜8の前述のコーティングを試験し、
比較したが、その結果を次表に示す。表中の例A及びB
は、それぞれプラキセール社、ダンバリー、コネチカッ
ト州、でデトネーション法により製造されたLW−45
及びLW−15である;これらの材料は既に記載した。
【0037】
【表1】
【0038】例1及び2は、特に、それぞれデトネーシ
ョン銃コーティングによる例A及びBよりも改善がみら
れることがわかる。
【0039】発明を特定の態様に言及して詳細に述べた
が、本発明の精神及びクレームの範囲内にある種々の変
形及び修飾は当業者には明らかであろう。それゆえ、本
発明はクレーム又はその均等のものにより限定されるこ
とのみを意図する。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭化タングステン微粒と炭化クロム微粒
    との混合物、本質的に炭化タングステン及びコバルトか
    ら成る炭化タングステン微粒、及び本質的に炭化クロム
    及びニッケルークロム合金から成る炭化クロム微粒を有
    することを特徴とする溶射用粉末。
  2. 【請求項2】 粉末が、炭化タングステン微粒、及び炭
    化クロム微粒の合計に基づいて、炭化タングステン微粒
    50〜80重量%、及び残部の炭化クロム微粒を有す
    る、請求項1記載の粉末。
  3. 【請求項3】 炭化タングステン微粒が炭化タングステ
    ン及びコバルトの合計に基づいてコバルト10〜20重
    量%を含有し、炭化クロム微粒が炭化クロム微粒及び合
    金の合計量に基づいて合金15〜30重量%を含有す
    る、請求項1に記載の粉末。
  4. 【請求項4】 炭化タングステン微粒がそれぞれ炭化タ
    ングステン及びコバルトの焼結した二次粒子から形成さ
    れたものである、請求項1に記載の粉末。
  5. 【請求項5】 二次粒子が軽く焼結されたものである、
    請求項4記載の粉末。
  6. 【請求項6】 炭化クロム微粒の粒子がそれぞれ炭化ク
    ロム及びコバルトの焼結した二次粒子から形成されたも
    のである、請求項1記載の粉末。
  7. 【請求項7】 二次粒子が軽く焼結されたものである、
    請求項6記載の粉末。
  8. 【請求項8】 ニッケル−クロム合金が本質的に合金に
    対して10〜30重量%のクロム、及び残部のニッケル
    から構成されたものである、請求項1記載の粉末。
  9. 【請求項9】 粉末が本質的に炭化タングステン微粒5
    0〜80重量%と残部の炭化クロム微粒から成り、この
    炭化タングステン微粒が炭化タングステン及びコバルト
    の合計に基づいてコバルト10〜20重量%を含有し、
    炭化タングステン微粒がそれぞれ炭化タングステン及び
    コバルトの焼結された二次粒子で形成され、炭化クロム
    微粒が炭化クロム及び合金の合計に基づいて合金15〜
    30重量%を含有し、かつ炭化クロム微粒がそれぞれ炭
    化クロム及びコバルトの焼結された二次粒子から形成さ
    れたものである、請求項1に記載の粉末。
  10. 【請求項10】 さらに、混合物に自己−流動性の合金
    粉末を含むものである、請求項1に記載の粉末。
  11. 【請求項11】 合金粉末がニッケル少くとも20%を
    含有する鉄をベースとする自己流動性の合金粉末であ
    る、請求項10に記載の粉末。
  12. 【請求項12】 合金粉末が粉末の合計の30%〜70
    %の間の量で存在するものである、請求項10記載の粉
    末。
  13. 【請求項13】 超音速で周囲雰囲気に燃焼生成物を推
    進させるための開口通路を有する燃焼室をもつ溶射ガン
    を使用して炭化物コーティングを製造する方法におい
    て、この方法が溶射されるコーティングを受ける基材を
    準備すること、開口通路を通して炭化物を含む粉末を供
    給すること、室内に射出すること及びそこで開口通路を
    通して発出する粉末を含む超音速の溶射流が製造される
    のに十分な室内圧力で燃焼ガスと酸素とから成る可燃性
    混合物を燃焼させること、及びこの溶射流をコーティン
    グを形成させるために基材に向ける工程を有する方法で
    あり、炭化物を含有する粉末が炭化タングステン微粒と
    炭化クロム微粒との混合物を含み、この炭化タングステ
    ン微粒がそれぞれ本質的にコバルトが結合した炭化タン
    グステンから成り、炭化クロム微粒がそれぞれ本質的に
    ニッケル−クロム合金が結合した炭化クロムであること
    を特徴とする、炭化物コーティングの製造法。
  14. 【請求項14】 炭化物を含有する粉末が炭化タングス
    テン微粒50〜80重量%及び残部の炭化クロム微粒を
    含有し、この炭化タングステン微粒が炭化タングステン
    及びコバルトの合計に基づいてコバルト10〜20重量
    %を含有し、この炭化タングステン微粒の粒子はそれぞ
    れ炭化タングステン及びコバルトの焼結した二次粒子か
    ら形成され、炭化クロム微粒が炭化クロム及び合金の合
    計に基づいて合金15〜30重量%を含有し、かつ炭化
    クロム微粒がそれぞれ炭化クロム及びコバルトの焼結し
    た二次粒子で形成される、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 さらに、混合物中に自己−流動性の合
    金粉末を含む、請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 合金粉末が少くとも20%のニッケル
    を含有する鉄をベースとする自己−流動性の粉末であ
    る、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 合金粉末が粉末の合計に基づいて30
    %〜70%の間の量で存在する、請求項15に記載の方
    法。
  18. 【請求項18】 ノズル面を有するノズル部材及びノズ
    ル部材から延びる管状のガスキャップを有し、このガス
    キャップは開口端部及びノズル面により境界される反対
    端部を有する燃焼室を形成する内側に面するシリンダー
    状の壁を有するものである溶射ガンを用いる炭化物コー
    ティングの製造法であり、前記方法の場合には溶射され
    たコーティングを受ける基材を準備し、焼結ガスと酸素
    の可燃性混合物の環状流を大気圧より少くとも2バール
    上の燃焼室内圧力で燃焼室内に同軸的に射出し、シリン
    ダー形の壁に隣接して加圧された不燃性のガスの環状外
    側流を可燃性混合物の環状流の半径方向外方へ向けて射
    出し、担体ガス中の炭化物含有粉末をノズルから燃焼室
    へ軸方向に供給し、加圧されたガスの環状の内側流をノ
    ズル部材から可燃性混合物と粉末担体ガスの間で同軸的
    に燃焼室内に射出し、燃焼室内で可燃性混合物を燃焼さ
    せ、そのことにより細かく分断された形状で熱融解性材
    料を含む超音速の溶射流を開口端から推進させ、さらに
    スプレー流を基材上にコーティングを形成するように基
    材に向けるものであり、その際に炭化物含有粉末が炭化
    タングステン微粒及び炭化クロム微粒の混合物として形
    成され、炭化タングステン微粒がそれぞれ本質的にコバ
    ルトが結合した炭化タングステンより成り、かつ炭化ク
    ロム微粒がそれぞれ本質的にニッケル−クロム合金が結
    合した炭化クロムより成ることを特徴とする炭化物コー
    ティングの製造方法。
  19. 【請求項19】 炭化物粉末が本質的に炭化タングステ
    ン微粒50〜80重量%及び残部の炭化クロム微粒から
    成り、この炭化タングステン微粒は炭化タングステン及
    びコバルトの合計に基づいてコバルト10〜20重量%
    を含有し、この炭化タングステン微粒の粒子はそれぞれ
    炭化タングステン及びコバルトの焼結された二次粒子で
    形成され、この炭化クロム微粒は炭化クロム及び合金の
    合計に基づいて合金15〜30重量%を含有し、かつ、
    炭化クロム微粒はそれぞれ炭化クロム及びコバルトの焼
    結された二次粒子で形成される、請求項18に記載の方
    法。
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