JPH07257795A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH07257795A
JPH07257795A JP6054032A JP5403294A JPH07257795A JP H07257795 A JPH07257795 A JP H07257795A JP 6054032 A JP6054032 A JP 6054032A JP 5403294 A JP5403294 A JP 5403294A JP H07257795 A JPH07257795 A JP H07257795A
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JP
Japan
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motor
control signal
rotation
drum
conveying
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JP6054032A
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English (en)
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Takao Ozaki
多可雄 尾崎
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単かつ安価な構成で搬送ドラムの送り誤差を
有効に回避することが可能な搬送装置を提供することを
目的とする。 【構成】搬送ドラム54の一方の回転軸には、減速ユニ
ット58を介してモータ60が連結され、この搬送ドラ
ム54の他方の回転軸に搬送ドラム54の回転状態を検
出するロータリエンコーダ62が連結される。制御信号
発生部64は、ロータリエンコーダ62から導出された
出力パルスに基づいてモータ制御パルス信号を出力し、
モータドライブ回路66が、このモータ制御パルス信号
に基づいてモータ60をフィードバック制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転を減速機
構を介して減速させて搬送ドラムに伝達し、この搬送ド
ラムの回転作用下に搬送体を搬送する搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ビーム発生手段から導出された光ビー
ムを光ビーム偏向手段および走査レンズ等を介して被走
査体(搬送体)上に主走査方向に走査させるとともに、
この被走査体を副走査搬送機構を介して副走査方向に搬
送することにより、前記被走査体に所定の画像等を記録
する記録装置や、該被走査体に予め担持されている画像
情報を光電的に読み取る読取装置が広く使用されてい
る。
【0003】ところで、上記の副走査搬送機構では、被
走査体を副走査方向に搬送するために、回転駆動される
搬送ドラムが広く使用されている。この搬送ドラムは、
被走査体を副走査方向に比較的低速度でかつ高精度に搬
送する必要がある。このため、高速回転されるモータと
搬送ドラムのドラム軸との間に減速機構が介装されてお
り、この減速機構を介して前記モータの回転数(例え
ば、200rpm)を前記ドラム軸の所望の回転数(例
えば、0.7rpm)に減速するように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
減速機構では、回転数を200rpmから0.7rpm
に減速するために、1Hz以下の低周波数帯域で速度誤
差が発生し易い。この減速機構における低周波数帯域で
の速度誤差は、搬送ドラムの送り誤差に変換されてしま
い、被走査体の送り量にずれが生ずるおそれがある。特
に、カラー製版工程において、4版(C、M、Y、BK
の4色)の色分解フイルムを作成する際にそれぞれの送
り量にずれが発生すると、各色分解フイルムを互いに重
ね合わせた時、それぞれの画像が一致せず、所謂、見当
精度の低下が惹起されるという問題が指摘されている。
【0005】そこで、減速機構の速度誤差を低減させる
ために、この減速機構自体を高精度に構成することが考
えられるが、これにより前記減速機構が相当に高価なも
のとなるという問題がある。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するための
ものであり、簡単かつ安価な構成で搬送ドラムの送り誤
差を有効に回避することが可能な搬送装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、モータの回転を減速機構を介して減速
させて搬送ドラムに伝達し、この搬送ドラムの回転作用
下に搬送体を搬送する搬送装置であって、前記搬送ドラ
ムの回転状態を検出する回転検出部と、前記回転検出部
から導出された検出信号に基づいてモータ制御信号を出
力する制御信号発生部と、前記制御信号発生部から導出
された前記モータ制御信号に基づいて該モータを制御す
るモータ制御部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係る搬送装置では、モータの駆動作用
下に減速機構を介して搬送ドラムが比較的低速度で回転
駆動されることにより、搬送体が所定の送り速度で搬送
される。その際、搬送ドラムの回転状態が回転検出部で
直接検出され、その検出信号に基づいてモータ制御信号
が生成された後、このモータ制御信号によりモータが制
御される。従って、搬送ドラムの実際の回転状態に基づ
いてモータをフィードバック制御することができ、減速
機構自体の精度にかかわらず前記搬送ドラムの送り精度
を有効に維持して搬送体を高精度に搬送することが可能
になる。
【0009】さらに、モータの回転状態が検出されてそ
の検出信号がモータ制御信号と比較され、モータ制御部
に信号が入力されるため、このモータ自体の回転むらを
低減させることができる。これにより、減速機構の低周
波数帯域(1Hz以下)での送りむらと、モータの周波
数帯域(1Hz以上)での回転むらとを同時に低減させ
ることが可能になる。
【0010】
【実施例】本発明に係る搬送装置について実施例を挙
げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0011】図1において、参照数字10は、本発明の
実施例に係る搬送装置を組み込む記録装置を示す。この
記録装置10は、レーザビーム等の記録用光ビームL1
を出力する光ビーム発生手段12と、この光ビーム発生
手段12から出力される記録用光ビームL1 をフイルム
(搬送体)F上に主走査方向に走査させる走査光学手段
14と、前記記録用光ビームL1 の位置を制御するため
の同期信号を発生する同期信号生成手段16と、ロール
状に巻回された前記フイルムFを繰り出す繰り出し部1
8と、前記繰り出されたフイルムFに画像を記録する記
録部20と、記録後のフイルムFを搬送するとともに所
定長さに切断する搬送切断部22と、前記切断されたフ
イルムFを現像装置(図示せず)に送り出す排出部24
とを備える。
【0012】光ビーム発生手段12は、記録用光ビーム
1 を出力するHe−Neレーザ等の記録用光源26を
備え、走査光学手段14は、前記光ビーム発生手段12
から出力された記録用光ビームL1 を主走査方向に反射
偏向させる共振型光偏向器28と、走査レンズとしての
fθレンズ30と、前記fθレンズ30を透過した記録
用光ビームL1 を記録部20でフイルムFに照射するた
めの反射ミラー32、34とを備える。
【0013】同期信号生成手段16は、同期用光源36
と、この同期用光源36から出力された同期用光ビーム
2 で走査されるとともに多数のスリット(図示せず)
が形成された基準格子板38と、反射ミラー32で反射
された前記同期用光ビームL 2 をこの基準格子板38に
導くための反射ミラー40と、前記基準格子板38を通
過した同期用光ビームL2 を光電的に読み取るホトセン
サ42とを備える。
【0014】繰り出し部18は、ロール状に巻回された
フイルムFを収容するマガジン44と、この繰り出され
たフイルムFを案内するための複数のガイド板46と、
前記フイルムFの先端部を挟持して記録部20側に搬送
するための第1搬送ローラ対48とを備える。
【0015】記録部20は、フイルムFを主走査方向に
略直交する副走査方向(矢印A方向)に搬送する本実施
例に係る搬送装置50と、この搬送装置50の両側に昇
降自在に配設される巻付けガイド板52a、52bと、
この巻付けガイド板52a、52bの外方に前記巻付け
ガイド板52a、52bに連動して揺動自在に設けられ
る可動ガイド板53a、53bとを備える。
【0016】搬送装置50は、比較的大径な搬送ドラム
54と、この搬送ドラム54の上方に進退自在に配設さ
れるニップローラ56a、56bとを備え、前記搬送ド
ラム54の一方の回転軸には、図2に示すように、減速
ユニット(減速機構)58を介してモータ60が連結さ
れる。この搬送装置50は、さらに搬送ドラム54の他
方の回転軸に連結されて前記搬送ドラム54の回転状態
を直接検出するロータリエンコーダ(回転検出部)62
と、このロータリエンコーダ62から導出された出力パ
ルス(検出信号)に基づいてモータ制御パルス信号(モ
ータ制御信号)を出力する制御信号発生部64と、この
制御信号発生部64から導出された前記モータ制御パル
ス信号に基づいてモータ60を制御するモータドライブ
回路(モータ制御部)66とを備える。
【0017】制御信号発生部64は、ロータリエンコー
ダ62から出力されたパルス信号と基準パルス発振器6
8から出力された基準パルス信号とを比較する第1位相
比較器70と、この第1位相比較器70から出力される
信号に基づいてモータ制御パルス信号を出力するVCO
(電圧制御発振器)72とを備える。
【0018】モータ60には、このモータ60の回転状
態、すなわち回転数を周波数として計測するモータ回転
検出部としてのFG(周波数発電機)74が装着されて
おり、このFG74から出力された周波数信号(検出信
号)とVCO72から導出されたモータ制御パルス信号
とが第2位相比較器76に入力される。この第2位相比
較器76は、モータドライブ回路66に接続されてい
る。
【0019】図1に示すように、搬送切断部22は、複
数のガイド板78と、所定の間隔離間して配設された第
2および第3搬送ローラ対80、82と、この第2およ
び第3搬送ローラ対80、82間に設けられたカッター
手段84とを備える。排出部24は、複数のガイド板8
6と、可動ガイド板87と、第4搬送ローラ対88と、
現像装置(図示せず)に連なる経路を開閉自在なシャッ
タ手段90とを備える。
【0020】次に、このように構成される記録装置10
の動作を、本実施例に係る搬送装置50との関係で以下
に説明する。
【0021】まず、ロール状に巻回されたフイルムFが
マガジン44に収容され、このフイルムFの先端が第1
搬送ローラ対48に挟持される(図3参照)。そして、
ニップローラ56a、56bが搬送ドラム54から離間
されるとともに、第2搬送ローラ対80が互いに離間さ
れた状態で、第1搬送ローラ対48の回転作用下にフイ
ルムFがマガジン44から繰り出される。
【0022】フイルムFは、ガイド板46並びに可動ガ
イド板53a、53bの案内作用下に矢印A方向に搬送
され、その先端が第2搬送ローラ対80間を通って所定
の位置に至ると、図4に示すように、この第2搬送ロー
ラ対80が互いに近接変位するとともに、ニップローラ
56a、56bが搬送ドラム54側に移動する。このた
め、フイルムFは、第2搬送ローラ対80およびニップ
ローラ56a、56bと搬送ドラム54に挟持され、さ
らに巻付けガイド板52a、52bを介して前記搬送ド
ラム54の周面に所定の角度範囲で巻付けられる。ま
た、可動ガイド板53a、53bが下方に揺動される。
【0023】この状態で、第1搬送ローラ対48の回転
作用下にフイルムFが記録部20側に繰り出されると、
可動ガイド板53aが下方に退避しているため、このフ
イルムFは、搬送ドラム54と前記第1搬送ローラ対4
8との間に記録用長さ分が考慮された所定の長さだけル
ープ状に引き出される(図5参照)。そこで、第1搬送
ローラ対48の回転が停止され、本実施例に係る搬送装
置50を構成するモータ60が駆動される。モータ60
の回転は、減速ユニット58を介し減速されて搬送ドラ
ム54に伝達され、この搬送ドラム54が比較的低速度
で、図6中、矢印方向に回転される。これにより、フイ
ルムFは、搬送ドラム54とニップローラ56a、56
bに挟持されて矢印A方向に副走査搬送される。
【0024】一方、同期用光源36が駆動されると、こ
の同期用光源36から出力された同期用光ビームL
2 が、共振型光偏向器28で反射偏向されて主走査方向
に振られた後、fθレンズ30および反射ミラー32、
40を介して基準格子板38を走査する。この同期用光
ビームL2 は、基準格子板38の複数のスリット(図示
せず)を通過してパルス状の光信号としてホトセンサ4
2に導かれる。これにより得られた同期信号に基づいて
記録用光源26が駆動され、この記録用光源26から出
力された記録用光ビームL1 は、所定の画像に対応して
変調された後に共振型光偏向器28で反射偏向されて主
走査方向に振られる。このため、記録用光ビームL
1 は、fθレンズ30に導かれ、反射ミラー32、34
で反射されて副走査方向に搬送されているフイルムFに
走査される。従って、フイルムFには、二次元的に画像
が記録される。
【0025】この場合、高速回転するモータ60の回転
が、減速ユニット58を介して相当に低速回転まで減速
されて搬送ドラム54に伝達されている。具体的には、
例えばモータ60の回転数が200rpmであるのに対
し、搬送ドラム54の回転数が0.7rpmに設定され
ている。減速ユニット58は、1Hz以下の低周波数帯
域で搬送ドラム54の送り誤差が発生し易く、フイルム
Fの連続記録長さが長尺化される程、この送り誤差に起
因する記録画像のずれ量が大きくなってしまう。例え
ば、連続記録長さが700mmであれば、フイルムFを
80〜400秒間連続して送り続けるため、このフイル
ムFに記録される画像のずれ量が著しく大きくなってし
まう。
【0026】しかしながら、本実施例では、搬送ドラム
54にロータリエンコーダ62が軸着されており、この
搬送ドラム54の回転に伴って得られる出力パルス信号
が、第1位相比較器70で基準パルス発振器68から入
力される基準パルス信号と比較される。これにより、第
1位相比較器70からVCO72に信号(比較信号)が
入力され、さらにこのVCO72から出力されるモータ
制御パルス信号が第2位相比較器76を介してモータド
ライブ回路66に入力されてモータ60が駆動制御され
る。
【0027】従って、本実施例では、搬送ドラム54の
実際の回転状態を検出してモータ60をフィードバック
制御することができ、この搬送ドラム54を高精度に等
速回転させることが可能になる。このため、搬送ドラム
54の送り精度を有効に維持してフイルムFを精度よく
副走査搬送することができ、特にカラー製版工程におい
て、4版の色分解フイルムを作成した後に各色分解フイ
ルムを互いに重ね合わせた時、それぞれの記録画像が互
いに一致し、見当精度が一挙に向上するという効果が得
られる。
【0028】しかも、減速ユニット58自体の精度にか
かわらず、搬送ドラム54を高精度に回転駆動させるこ
とができるため、この減速ユニット58を高精度に製造
する必要がない。これによって、搬送装置50全体の製
造コストの削減が容易に遂行されるという利点がある。
【0029】さらにまた、本実施例では、モータ60自
体の回転状態がFG74で直接検出され、このFG74
で検出された周波数信号(回転数信号)が第2位相比較
器76に入力される。そして、第2位相比較器76で
は、この検出された周波数信号とVCO72から導入さ
れるモータ制御パルス信号とが比較され、モータドライ
ブ回路66に信号が出力される。これにより、モータ6
0自体の回転むら(例えば、1Hz以上の周波数帯域)
を可及的に低減することができ、このモータ60の回転
むらに起因する記録画像むら、すなわち、画像品質の低
下を阻止して高品質な記録画像が得られるという効果が
ある。
【0030】ところで、上記のようにフイルムFに画像
記録が行われると、記録後のフイルムFが第2搬送ロー
ラ対80と搬送ドラム54との間にループ状に収容され
る(図6参照)。そして、フイルムFへの画像記録作業
が終了した後、図7に示すように、第1搬送ローラ対4
8、搬送ドラム54、第2搬送ローラ対80、第3搬送
ローラ対82および第4搬送ローラ対88が駆動され、
前記フイルムFは、その先端がシャッタ手段90の近傍
の所定位置に至るまで搬送される。
【0031】次いで、図8に示すように、可動ガイド板
87が下方に移動されるとともに、第2搬送ローラ対8
0および第3搬送ローラ対82だけが駆動され、この第
2搬送ローラ対80と搬送ドラム54との間にループ状
に収容されていた記録済のフイルムFは、前記第3搬送
ローラ対82と第4搬送ローラ対88との間にループ状
に収容される。そこで、カッター手段84が駆動されて
フイルムFが所定の長さに切断された後(図9参照)、
シャッタ手段90が開放されて第4搬送ローラ対88の
作用下に記録済のフイルムFが現像装置(図示せず)内
に搬送されるとともに、第2搬送ローラ対80およびニ
ップローラ56a、56bが離間変位する(図10参
照)。
【0032】この状態で、第1搬送ローラ対48が反転
されて記録前のフイルムFがマガジン44側に戻される
一方、第3搬送ローラ対82および第4搬送ローラ対8
8の作用下に記録済のフイルムFが現像装置(図示せ
ず)内に搬入される(図11参照)。さらに、シャッタ
手段90が閉塞されることにより、図3に示す状態に至
り、次なる記録作業に備えて待機する。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る搬送装置によれば、以下の
効果が得られる。
【0034】モータの駆動作用下に減速機構を介して搬
送ドラムが比較的低速度で回転駆動される際、この搬送
ドラムの回転状態が回転検出部で直接検出され、その検
出信号に基づいてモータ制御信号が生成された後、この
モータ制御信号によりモータが制御される。従って、搬
送ドラムの実際の回転状態に基づいてモータをフィード
バック制御することができ、前記搬送ドラムの送り精度
を有効に維持して搬送体を高精度に搬送することが可能
になる。
【0035】さらに、モータの回転状態が検出されてそ
の検出信号がモータ制御信号と比較され、モータ制御部
に信号が入力されるため、このモータ自体の回転むらを
低減させることができる。これにより、減速機構の低周
波数帯域(1Hz以下)での送りむらと、モータの周波
数帯域(1Hz以上)での回転むらとを同時に低減させ
ることが可能になる。
【0036】これにより、例えば、カラー製版工程にお
いて複数版の色分解フイルムが作成される際、各色分解
フイルムの画像同士を互いに一致させることができ、見
当精度が一挙に向上する。しかも、減速機構自体の精度
に影響されることがないため、この減速機構を高精度に
製造する必要がなく、搬送装置全体の製造コストを容易
に削減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る搬送装置を組み込む記録
装置の概略構成図である。
【図2】前記搬送装置の概略構成図である。
【図3】前記搬送装置において、動作開始状態の説明図
である。
【図4】前記搬送装置において、フイルムが繰り出され
る際の動作説明図である。
【図5】前記搬送装置において、フイルムが記録長さ分
を考慮して繰り出される際の動作説明図である。
【図6】前記搬送装置において、フイルムに記録作業を
施す際の動作説明図である。
【図7】前記搬送装置において、フイルムに記録作業を
施した後の動作説明図である。
【図8】前記搬送装置において、フイルムに記録作業を
施した後の動作説明図である。
【図9】前記搬送装置において、記録済のフイルムを切
断する際の動作説明図である。
【図10】前記搬送装置において、記録済のフイルムを
現像装置側に搬送する際の動作説明図である。
【図11】前記搬送装置において、記録済のフイルムを
現像装置側に搬送する一方、記録前のフイルムを戻す際
の動作説明図である。
【符号の説明】
10…記録装置 12…光ビーム
発生手段 14…走査光学手段 16…同期信号
生成手段 48…搬送ローラ対 50…搬送装置 54…搬送ドラム 56a、56b
…ニップローラ 58…減速ユニット 60…モータ 62…ロータリエンコーダ 64…制御信号
発生部 66…モータドライブ回路 68…基準パル
ス発振器 70…位相比較器 72…VCO 74…FG 76…位相比較
器 80、82、88…搬送ローラ対

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの回転を減速機構を介して減速させ
    て搬送ドラムに伝達し、この搬送ドラムの回転作用下に
    搬送体を搬送する搬送装置であって、 前記搬送ドラムの回転状態を検出する回転検出部と、 前記回転検出部から導出された検出信号に基づいてモー
    タ制御信号を出力する制御信号発生部と、 前記制御信号発生部から導出された前記モータ制御信号
    に基づいて該モータを制御するモータ制御部と、 を備えることを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の搬送装置において、前記回
    転検出部は、ロータリエンコーダであり、 前記制御信号発生部は、前記ロータリエンコーダから出
    力されるパルス信号と基準パルス信号とを比較する位相
    比較器と、 前記位相比較器から出力される信号に基づいて前記モー
    タ制御信号を出力する発振器と、 を備えることを特徴とする搬送装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の搬送装置において、前記モ
    ータの回転状態を検出するモータ回転検出部と、 前記モータ回転検出部から導出された検出信号と前記制
    御信号発生部から導出された前記モータ制御信号とを比
    較して前記モータ制御部に信号を出力する位相比較器
    と、 を備えることを特徴とする搬送装置。
JP6054032A 1994-03-24 1994-03-24 搬送装置 Pending JPH07257795A (ja)

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JP6054032A JPH07257795A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 搬送装置
US08/402,695 US5793181A (en) 1994-03-24 1995-03-13 Method of and apparatus for feeding scanned medium
EP95103671A EP0674422B1 (en) 1994-03-24 1995-03-14 Apparatus for feeding scanned medium
DE69517235T DE69517235T2 (de) 1994-03-24 1995-03-14 Vorrichtung zur Zufuhr von Abtastmedien

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