JPH0822221A - ロール状記録材の記録方法および装置 - Google Patents

ロール状記録材の記録方法および装置

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JPH0822221A
JPH0822221A JP6155051A JP15505194A JPH0822221A JP H0822221 A JPH0822221 A JP H0822221A JP 6155051 A JP6155051 A JP 6155051A JP 15505194 A JP15505194 A JP 15505194A JP H0822221 A JPH0822221 A JP H0822221A
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JP
Japan
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recording
recording material
cutting
standby
unit
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Application number
JP6155051A
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English (en)
Inventor
Masahiko Kondo
雅彦 近藤
Kikuo Matsuba
喜久男 松場
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0822221A publication Critical patent/JPH0822221A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ストック部から引き出されたロール状記録材に
対して効率的な記録処理を施すとともに、連続的な記録
処理を迅速に遂行でき、しかも構成を簡単化する。 【構成】ストック部18と記録部20の間に設けられ少
なくとも記録処理に必要な長さだけ引き出されるフイル
ムFを収容するための第1待機部26と、該記録部20
と切断部22の間に設けられ前記記録部20で記録処理
が施されたフイルムFを収容するための第2待機部28
と、該切断部22と排出部24の間に設けられ記録済の
フイルムFを切断に必要な長さだけ収容するための第3
待機部30とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストック部に巻回収容
されているロール状記録材に、記録、切断および排出処
理を施すロール状記録材の記録方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】長尺なフイルム等が巻回されたロール状
記録材(以下、ロール感材という)を用い、このロール
感材に画像記録作業を自動的に行うように構成された記
録装置が広く採用されている。
【0003】この種の記録装置では、ロール感材がスト
ック部に巻回収容されており、このストック部から引き
出されたロール感材が、記録部を構成する搬送機構を介
して一旦切断部側に送り出された後、この搬送機構の反
転作用下にストック部側に所定の速度で副走査搬送(戻
し搬送)されるとともに、このロール感材上に主走査方
向に光ビームが照射されて露光記録が行われる。次い
で、ロール感材の記録済部分は、搬送機構を介して再度
切断部側に搬送され、この切断部で所定の長さに切断さ
れた後、排出部の作用下に記録装置外、例えば、前記記
録装置に併設された自動現像装置内に搬送されて現像処
理が施される。これにより、例えば、製版用フイルム原
版が作製される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の記録装置では、
ストック部から引き出されたロール感材が、一旦切断部
側に送り出された後にこのストック部側に戻し搬送され
て露光記録が行われ、再度前記切断部側に搬送されて切
断処理が施されている。このため、ストック部から引き
出されたロール感材に記録処理乃至切断処理が施される
までの間、相当に長い時間が必要となり、効率的な露光
記録作業が遂行されないという問題が指摘されている。
【0005】さらに、記録装置に併設された自動現像装
置内の搬送系による感材搬送速度は、この記録装置内の
感材搬送速度よりも低速であるが、記録材のジャミング
防止の観点から排出部の搬送速度を自動現像装置側の速
度より上げることができない。また、記録部は極端に振
動に弱いため、記録部における記録処理と排出部による
自動現像装置内への排出処理とを同時に行うことができ
ず、記録作業全体を効率的に行うことが困難となってし
まう。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するための
ものであり、ストック部から引き出されたロール状記録
材に対して効率的な記録処理を施すとともに、連続的な
記録処理を迅速に遂行でき、しかも構成が簡単なロール
状記録材の記録方法および装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、ストック部に巻回収容されているロー
ル状記録材を、搬送方向に沿って順次配設された記録
部、切断部および排出部に送り出して前記記録材に記録
処理、切断処理および装置外への排出処理を施すロール
状記録材の記録方法であって、前記記録材を、前記スト
ック部と前記記録部の間に設けられた第1待機部に少な
くとも記録処理に必要な長さだけ引き出す工程と、前記
第1待機部に引き出された記録材を前記記録部に送り出
して記録処理を施すとともに、記録後の記録材を該記録
部と前記切断部の間に設けられた第2待機部に収容する
工程と、前記記録処理後の記録材を、前記第2待機部か
ら前記切断部と前記排出部の間に設けられた第3待機部
に送り出す工程と、前記記録材が切断に必要な長さだけ
前記第3待機部に送り出された後、前記切断部を介して
該記録材を切断する工程と、前記切断工程が終了した
後、前記排出部を介して前記第3待機部の記録材を装置
外に排出する動作に並行し、前記ストック部から前記第
1待機部に前記記録材を引き出す処理乃至前記記録部に
よる記録処理を行う工程と、を有することを特徴とす
る。
【0008】さらに、本発明は、ロール状記録材が巻回
収容されるストック部と、前記ストック部から繰り出さ
れた記録材に記録処理を施す記録部と、前記記録処理後
の記録材を所定の位置で切断するための切断部と、前記
切断された記録材を装置外に排出するための排出部と、
前記ストック部と前記記録部の間に設けられ、前記スト
ック部から少なくとも記録処理に必要な長さだけ引き出
される記録材を収容するための第1待機部と、該記録部
と前記切断部の間に設けられ、前記第1待機部から送り
出されて前記記録部で記録処理が施された記録材を収容
するための第2待機部と、該切断部と前記排出部の間に
設けられ、前記第2待機部に収容された記録材を切断に
必要な長さだけ収容するための第3待機部と、を備える
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に係るロール状記録材の記録方法および
装置では、記録材が、ストック部と記録部の間に設けら
れた第1待機部に引き出された後、この第1待機部から
前記記録部に送り出されて記録処理が施されるととも
に、記録済の記録材が、該記録部と切断部の間に設けら
れた第2待機部に収容される。そして、記録処理後の記
録材は、第2待機部から切断部と排出部の間に設けられ
た第3待機部に切断に必要な長さだけ送り出された後、
前記切断部を介して切断される。従って、記録材は、搬
送方向に沿って一方向に移送されるため、戻し搬送が不
要になって露光記録処理が短時間でかつ効率的に遂行さ
れる。
【0010】さらに、切断後の記録材が、排出部を介し
て第3待機部から装置外に排出されると略同時に、スト
ック部から第1待機部に記録材を引き出す処理乃至記録
部による記録処理が行われる。このため、それぞれ搬送
速度の異なる記録済の記録材の排出処理と記録部での記
録材への記録処理を並行して行うことができ、特に連続
記録作業を効率的に行うことが可能になる。
【0011】
【実施例】本発明に係るロール状記録材の記録方法およ
び装置について実施例を挙げ、添付の図面を参照しなが
ら以下詳細に説明する。
【0012】図1において、参照数字10は、本実施例
に係る記録装置を示す。この記録装置10の上部は、レ
ーザビーム等の記録用光ビームL1 を出力する光ビーム
発生手段12と、この光ビーム発生手段12から出力さ
れる記録用光ビームL1 をフイルム(ロール状記録材)
F上に主走査方向に走査させる走査光学手段14と、前
記記録用光ビームL1 の位置を制御するための同期信号
を発生する同期信号生成手段16とを備える。
【0013】記録装置10の下部は、フイルムFが巻回
収容されるストック部18と、このストック部18から
繰り出されたフイルムFに記録処理を施す記録部20
と、記録処理後のフイルムFを所定の位置で切断するた
めの切断部22と、切断されたフイルムFを記録装置1
0に併設された自動現像機(図示せず)に排出するため
の排出部24と、前記ストック部18と前記記録部20
の間に設けられこのストック部18から少なくとも記録
処理に必要な長さだけ引き出されるフイルムFを収容す
るための第1待機部26と、該記録部20と前記切断部
22の間に設けられ前記第1待機部26から送り出され
て前記記録部20で記録処理が施されたフイルムFを収
容するための第2待機部28と、該切断部22と前記排
出部24の間に設けられ前記第2待機部28に収容され
たフイルムFを切断に必要な長さだけ収容するための第
3待機部30とを備える。
【0014】光ビーム発生手段12は、記録用光ビーム
1 を出力するHe−Neレーザ等の記録用光源32を
備え、走査光学手段14は、前記光ビーム発生手段12
から出力された記録用光ビームL1 を主走査方向に反射
偏向させる共振型光偏向器34と、走査レンズとしての
fθレンズ36と、前記fθレンズ36を透過した記録
用光ビームL1 を記録部20でフイルムFに照射するた
めの反射ミラー38、40とを備える。
【0015】同期信号生成手段16は、同期用光源42
と、この同期用光源42から出力された同期用光ビーム
2 で走査されるとともに多数のスリット(図示せず)
が形成された基準格子板44と、反射ミラー38で反射
された前記同期用光ビームL 2 をこの基準格子板44に
導くための反射ミラー46と、前記基準格子板44を通
過した同期用光ビームL2 を光電的に読み取るホトセン
サ48とを備える。
【0016】ストック部18は、ロール状に巻回された
フイルムFを収容するマガジン50と、このマガジン5
0から繰り出されたフイルムFの先端部を挟持して記録
部20側に搬送するための第1搬送ローラ対52とを備
える。
【0017】記録部20は、フイルムFを主走査方向に
略直交する副走査方向(矢印A方向)に搬送するため
に、比較的大径な搬送ドラム54と、この搬送ドラム5
4の上方に進退自在に配設されるニップローラ56a、
56bとを備え、この搬送ドラム54の両側に巻付けガ
イド板58a、58bが昇降自在に配設されるととも
に、この巻付けガイド板58a、58bの外方に前記巻
付けガイド板58a、58bに連動して揺動自在な可動
ガイド板60a、60bが設けられる。この可動ガイド
板60a、60bが下方に揺動されることにより、第1
待機部26および第2待機部28が形成される。
【0018】切断部22は、所定の間隔離間して配設さ
れた第2および第3搬送ローラ対62、64と、この第
2および第3搬送ローラ対62、64間に設けられたカ
ッター手段66とを備える。排出部24は、可動ガイド
板68と、第4搬送ローラ対70と、自動現像装置(図
示せず)に連なる経路を開閉自在なシャッタ手段72と
を備え、この可動ガイド板68が下方に揺動されること
により、第3待機部30が形成される。
【0019】図2に示すように、第1搬送ローラ対52
は、第1パルスモータ74に駆動され、搬送ドラム54
は、第2パルスモータ76に駆動され、第2および第3
搬送ローラ対62、64は、第3パルスモータ78に一
体的に駆動され、さらに第4搬送ローラ対70およびシ
ャッタ手段72は、第4パルスモータ80に一体的に駆
動されるとともに、前記搬送ドラム54の回転軸にロー
タリエンコーダ82が連結される。
【0020】第1搬送ローラ対52の両側には、フイル
ム有無検出用第1センサ84とフイルム待機位置検出用
第2センサ86が配設され、可動ガイド板60aの近傍
には、フイルムループ検出用第3センサ88が設けられ
るとともに、可動ガイド板60bの近傍には、フイルム
ループ検出用第4センサ90が配設される。カッター手
段66に近接してカッター前検出用第5センサ92が設
けられ、可動ガイド板68の近傍には、フイルムループ
検出用第6センサ94が配設され、さらに第4搬送ロー
ラ対70の下流側近傍には、シャッタ前検出用第7セン
サ96が配設される。
【0021】次に、このように構成される記録装置10
の動作を、本実施例に係る記録方法との関係で、図3に
示す工程図を参照して説明する。
【0022】まず、ロール状に巻回されたフイルムFが
マガジン50に収容され、このフイルムFの先端が第1
搬送ローラ対52に挟持される(図4参照)。そして、
ニップローラ56a、56bが搬送ドラム54から離間
されるとともに、第2搬送ローラ対62が互いに離間さ
れた状態で、第1パルスモータ74が駆動されて第1搬
送ローラ対52の回転作用下にフイルムFがマガジン5
0から繰り出される。
【0023】フイルムFは、可動ガイド板60a、60
bの案内作用下に矢印A方向に搬送され、その先端が第
2搬送ローラ対62間を通って所定の位置(第5センサ
92が駆動される位置)に至ると、図5に示すように、
この第2搬送ローラ対62が互いに近接変位するととも
に、ニップローラ56a、56bが搬送ドラム54側に
移動する。このため、フイルムFは、第2搬送ローラ対
62およびニップローラ56a、56bと搬送ドラム5
4に挟持され、さらに巻付けガイド板58a、58bを
介して前記搬送ドラム54の周面に所定の角度範囲で巻
付けられる。また、可動ガイド板60a、60bが下方
に揺動されて第1待機部26および第2待機部28が形
成される。
【0024】この状態で、第1パルスモータ74が駆動
されて第1搬送ローラ対52の回転作用下にフイルムF
が記録部20側に繰り出されると、このフイルムFは、
前記第1搬送ローラ対52と搬送ドラム54の間に形成
された第1待機部26に記録用長さ分が考慮された所定
の長さだけループ状に引き出される(図6参照)(図3
中、繰り出し工程)。
【0025】次いで、第1搬送ローラ対52の回転が停
止され、第2パルスモータ76が駆動されると、搬送ド
ラム54が比較的低速度で、図7中、矢印方向に回転さ
れる。これにより、フイルムFは、搬送ドラム54とニ
ップローラ56a、56bに挟持されて矢印A方向に副
走査搬送される。
【0026】一方、同期用光源42が駆動されると、こ
の同期用光源42から出力された同期用光ビームL
2 が、共振型光偏向器34で反射偏向されて主走査方向
に振られた後、fθレンズ36および反射ミラー38、
46を介して基準格子板44を走査する。この同期用光
ビームL2 は、基準格子板44の複数のスリット(図示
せず)を通過してパルス状の光信号としてホトセンサ4
8に導かれる。これにより得られた同期信号に基づいて
記録用光源32が駆動され、この記録用光源32から出
力された記録用光ビームL1 は、所定の画像に対応して
変調された後に共振型光偏向器34で反射偏向されて主
走査方向に振られる。このため、記録用光ビームL
1 は、fθレンズ36に導かれ、反射ミラー38、40
で反射されて副走査方向に搬送されているフイルムFに
走査される。従って、フイルムFには、二次元的に画像
が記録される(記録工程)。
【0027】上記のように記録部20で露光記録が行わ
れたフイルムFは、搬送ドラム54と第2搬送ローラ対
62の間に形成された第2待機部28にループ状に収容
される(図7参照)。そして、フイルムFへの画像記録
作業が終了した後、図8に示すように、第1搬送ローラ
対52、搬送ドラム54、第2搬送ローラ対62、第3
搬送ローラ対64および第4搬送ローラ対70が駆動さ
れ、前記フイルムFは、その先端がシャッタ手段72の
近傍の所定位置(第7センサ96が駆動される位置)に
至るまで搬送される。
【0028】次いで、図9に示すように、可動ガイド板
68が下方に移動されて第3搬送ローラ対64と第4搬
送ローラ対70の間に第3待機部30が形成されるとと
もに、第3パルスモータ78の作用下に第2搬送ローラ
対62および第3搬送ローラ対64だけが駆動される。
このため、第2待機部28にループ状に収容されていた
記録済のフイルムFは、切断に必要な長さだけ第3待機
部30にループ状に収容される。そして、図10に示す
ように、カッター手段66が駆動されてフイルムFが所
定の長さに切断される(搬送・切断工程)。
【0029】そこで、第4パルスモータ80が駆動さ
れ、シャッタ手段72が開放されるとともに、第4搬送
ローラ対70の作用下に記録済のフイルムFが現像装置
(図示せず)内に搬送される(排出工程)。
【0030】ストック部18および記録部20では、こ
の排出工程に並行してフイルムFの新たな繰り出し工程
(図11参照)と記録工程(図12参照)が連続して行
われており、この記録工程終了後に記録済のフイルムF
を搬送・切断工程および排出工程に移行させる一方、フ
イルムFのさらに新たな繰り出し工程と記録工程が遂行
される。これにより、フイルムFに対する露光記録処理
が、連続的に施されることになる。
【0031】なお、上記の動作は、第1センサ84乃至
第7センサ96によりフイルムFの状態を検出するとと
もに、第1パルスモータ74乃至第4パルスモータ80
並びにロータリエンコーダ82を介してフイルムFの搬
送距離や搬送速度等が制御されることにより、シーケン
シャルに遂行される。
【0032】この場合、本実施例では、フイルムFが、
ストック部18と記録部20の間に設けられた第1待機
部26に引き出された後、この第1待機部26から前記
記録部20に送り出されて記録処理が施されるととも
に、記録済のフイルムFが該記録部20と切断部22の
間に設けられた第2待機部28に搬送される。
【0033】このため、フイルムFは、搬送方向に順次
設けられた第1待機部26、記録部20および第2待機
部28に対して一方向に移送されながら露光記録処理が
施される。従って、従来の記録処理のように一旦記録部
20を越えて送り出した後にストック部18側に戻し搬
送しながら露光記録処理を施すものに比べ、フイルムF
への露光記録処理が一挙に短時間でかつ効率的に遂行さ
れるという効果が得られる。
【0034】さらに、第3搬送ローラ対64と第4搬送
ローラ対70の間に第3待機部30が形成されており、
記録済のフイルムFは、切断に必要な長さだけこの第3
待機部30に一旦収容される。これにより、切断後のフ
イルムFが、排出部24を介して第3待機部30から装
置外に排出されると略同時に、ストック部18から第1
待機部26に新たなフイルムFを引き出す処理乃至記録
部20での記録処理を行うことが可能になる。このた
め、それぞれ搬送速度が異なる記録済のフイルムFの排
出処理と記録部20でのフイルムFへの記録処理を並行
して行うことができ、特にフイルムFに対する連続記録
作業を効率的に遂行することが可能になる。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るロール状記録材の記録方法
および装置によれば、以下の効果乃至利点が得られる。
【0036】記録材が、ストック部と記録部の間に設け
られた第1待機部に引き出された後、この第1待機部か
ら前記記録部に送り出されて記録処理が施され、記録済
の記録材が該記録部と切断部の間に設けられた第2待機
部に搬送されるため、前記記録材は、戻し搬送が不要に
なって露光記録処理を短時間でかつ効率的に行うことが
できる。
【0037】さらに、切断後の記録材が、排出部を介し
て第3待機部から装置外に排出されると略同時に、スト
ック部から第1待機部に記録材を引き出す処理乃至記録
部による記録処理が行われる。このため、それぞれ搬送
速度の異なる記録済の記録材の排出処理と記録部での記
録材への記録処理を並行して行うことができ、特に連続
記録作業を効率的に行うことが可能になる。
【0038】また、機内にストック部を持つことによ
り、システムとしてスペースの省略化が可能になるとい
う利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る記録装置の概略構成図で
ある。
【図2】前記記録装置を構成する駆動系およびセンサの
概略構成図である。
【図3】前記記録装置の動作工程説明図である。
【図4】前記搬送装置において、フイルムが第1搬送ロ
ーラ対に挟持された際の説明図である。
【図5】前記搬送装置において、フイルムが繰り出され
る際の動作説明図である。
【図6】前記搬送装置において、フイルムが第1待機部
に繰り出される際の動作説明図である。
【図7】前記搬送装置において、フイルムに記録処理を
施す際の動作説明図である。
【図8】前記搬送装置において、記録済のフイルムを第
2待機部から送り出す際の動作説明図である。
【図9】前記搬送装置において、前記記録済のフイルム
を第3待機部に収容する際の動作説明図である。
【図10】前記搬送装置において、前記記録済のフイル
ムを切断する際の動作説明図である。
【図11】前記搬送装置において、前記記録済のフイル
ムを現像装置側に搬送する一方、第1待機部に新たなフ
イルムを繰り出す際の動作説明図である。
【図12】前記搬送装置において、前記記録済のフイル
ムを現像装置側に搬送する一方、前記新たなフイルムに
記録処理を施す際の動作説明図である。
【符号の説明】
10…記録装置 12…光ビーム
発生手段 14…走査光学手段 16…同期信号
生成手段 18…ストック部 20…記録部 22…切断部 24…排出部 26、28、30…待機部 54…搬送ドラ
ム 56a、56b…ニップローラ 74〜80…パ
ルスモータ 84〜96…センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストック部に巻回収容されているロール状
    記録材を、搬送方向に沿って順次配設された記録部、切
    断部および排出部に送り出して前記記録材に記録処理、
    切断処理および装置外への排出処理を施すロール状記録
    材の記録方法であって、 前記記録材を、前記ストック部と前記記録部の間に設け
    られた第1待機部に少なくとも記録処理に必要な長さだ
    け引き出す工程と、 前記第1待機部に引き出された記録材を前記記録部に送
    り出して記録処理を施すとともに、記録後の記録材を該
    記録部と前記切断部の間に設けられた第2待機部に収容
    する工程と、 前記記録処理後の記録材を、前記第2待機部から前記切
    断部と前記排出部の間に設けられた第3待機部に送り出
    す工程と、 前記記録材が切断に必要な長さだけ前記第3待機部に送
    り出された後、前記切断部を介して該記録材を切断する
    工程と、 前記切断工程が終了した後、前記排出部を介して前記第
    3待機部の記録材を装置外に排出する動作に並行し、前
    記ストック部から前記第1待機部に前記記録材を引き出
    す処理乃至前記記録部による記録処理を行う工程と、 を有することを特徴とするロール状記録材の記録方法。
  2. 【請求項2】ロール状記録材が巻回収容されるストック
    部と、 前記ストック部から繰り出された記録材に記録処理を施
    す記録部と、 前記記録処理後の記録材を所定の位置で切断するための
    切断部と、 前記切断された記録材を装置外に排出するための排出部
    と、 前記ストック部と前記記録部の間に設けられ、前記スト
    ック部から少なくとも記録処理に必要な長さだけ引き出
    される記録材を収容するための第1待機部と、 該記録部と前記切断部の間に設けられ、前記第1待機部
    から送り出されて前記記録部で記録処理が施された記録
    材を収容するための第2待機部と、 該切断部と前記排出部の間に設けられ、前記第2待機部
    に収容された記録材を切断に必要な長さだけ収容するた
    めの第3待機部と、 を備えることを特徴とするロール状記録材の記録装置。
JP6155051A 1994-07-06 1994-07-06 ロール状記録材の記録方法および装置 Pending JPH0822221A (ja)

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JP6155051A JPH0822221A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 ロール状記録材の記録方法および装置

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