JP2579536B2 - 感材ガイド機構 - Google Patents

感材ガイド機構

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JP2579536B2 JP63224423A JP22442388A JP2579536B2 JP 2579536 B2 JP2579536 B2 JP 2579536B2 JP 63224423 A JP63224423 A JP 63224423A JP 22442388 A JP22442388 A JP 22442388A JP 2579536 B2 JP2579536 B2 JP 2579536B2
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

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【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 フィルムプリンタの搬送系における感材ガイド機構に
関し、 感材の副走査方向(感材の幅方向)の移動によるスキ
ュー、ジッタを極力防止できる小型の感材ガイド機構を
提供することを目的とし、 メインドラムと、感材を前記メインドラムの一部に巻
回させて搬送するフィードローラと、前記メインドラム
上の感材に光を照射して潜画像を形成する光学系とを備
えたフィルムプリンタにおいて、前記メインドラムと前
記フィードローラの間に、ガイドローラ、及び、回動可
能な上蓋を一方の部材とする一対の平行な部材からなる
送り機構を設け、前記ガイドローラを、搬送される感材
の面と垂直方向に移動可能に設けるとともに、前記上蓋
の回動に伴ってガイドローラを、搬送される感材に当接
して前記フィードローラと前記メインドラムの間の搬送
経路長を増加させるように賦勢する賦勢手段を設け、前
記賦勢手段を前記上蓋と対になる他方の部材に固定して
成る構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明はフィルムプリンタの搬送系における感材ガイ
ド機構に関するものである。
印刷業界、新聞業界においては、印刷のための綜合シ
ステムが各社で製品化され、従来の印刷業務が大幅に合
理化されつつある。
この綜合システムの出力装置としては、高印字品質の
デジタル式直接製版機を接続する形式のものが要望され
ている。
〔従来の技術〕
従来、この要望を満足するものとしてフィルムプリン
タが使用されているが、その概要は次の通りである。
フィルムを巻回して成るロール状のフィルム、印画紙
等の感材は、感材ボックスから繰り出され、フィードロ
ーラにより搬送されてメインドラムの一部を巻回する。
この感材のメインドラムを巻回する部分には、例えばレ
ーザ光を用いた光学系によって、レーザ光を情報に対応
したデジタル信号に基づき照射することにより潜画像が
形成される。潜画像が形成された感材は、フィードロー
ラによりテークアップボックス内に送り込まれて巻き取
られる。
ところで、このフィルムプリンタは高精密なものであ
り、感材の副走査方向のジッタ及びスキューを極力防止
しなければならない。
このため、従来は、第6図に示すように、メインドラ
ム10の前後で感材100をたるませ、これをポンプにより
矢印のように吸引してその動きを拘束する方式が採用さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような従来方式では、ポンプを使用する
ための機構が大型化するという欠点を有していた。
本発明は感材の副走査方向の移動によるスキュー、ジ
ッタを極力防止することのできる小型の感材ガイド機構
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、感材を前記メインドラム
の一部に巻回させて搬送するフィードローラと、前記メ
インドラム上の感材に光を照射して潜画像を形成する光
学系とを備えたフィルムプリンタにおいて、前記メイン
ドラムと前記フィードローラの間に、ガイドローラ、及
び、回動可能な上蓋を一方の部材とする一対の平行な部
材からなる送り機構を設け、前記ガイドローラを、搬送
される感材の面と垂直方向に移動可能に設けるととも
に、前記上蓋の回動に伴ってガイドローラを、搬送され
る感材に当接して前記フィードローラと前記メインドラ
ムの間の搬送経路長を増加させるように賦勢する賦勢手
段を設け、前記賦勢手段を前記上蓋と対になる他方の部
材に固定して成る構成とする。
〔作 用〕
フィードローラによりメインドラムの一部を巻回する
ように搬送されてセットされた感材は、賦勢手段により
賦勢されて該感材にフィードローラとメインドラムの間
で当接するガイドローラによって、搬送経路長が増加す
る状態に位置決めされており、感材には適当な張力が付
与されている。
この状態で、感材を巻き取りながら光学系によりメイ
ンドラム上で潜画像形成が行われるが、この動作時に、
例えば感材がメインドラム上で右側にスキューした場
合、感材に対するガイドローラの当接力が右側で強くな
り、スキューを補正しようとする力が働く。またフィー
ドローラのメインドラムと反対側で異常な力が働いたと
きにはガイドローラによりその動きが吸収される。さら
に、ガイドローラの微小な動きは、感材とメインドラム
の摩擦力により吸収される。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第5図に関連して本発明の実施例を
説明する。
第1図は本発明に係る感材ガイド機構の斜視図、第2
図は同作用説明図、第3図は同感材挿入前の状態を示す
側面図、第4図は同感材挿入後の状態を示す側面図であ
る。これらの図面による感材ガイド機構の説明に先立っ
て、まずフィルムプリンタの構造、作用の概要を第5図
により説明する。
第5図は本発明が適用されるフィルムプリンタの構造
概要説明図で、図中、1は感材ボックス、2は搬送系、
3はレーザを用いた光学系、4はテークアップマガジン
ボックス、5はこれらの各部材を遮光状態で収納するケ
ース、6A,6Bはケース5に設けられたカバーである。
感材ボックス1は、ロール状に巻回された感材100を
繰り出し可能に収納し、ホッパ部7内に装着して使用さ
れるが、その着脱はカバー6Aを開閉して行う。
搬送系2は、フィードローラ8,9と、メインドラム10
と、該メインドラム10に圧接するニップローラ11,12と
を備えており、フィードローラ8,9とメインドラム10と
は、図示しない同一駆動源により同期駆動されて矢印方
向に同一周速で回転するようになっている。
光学系3は、図示しないレーザ光源から出射するレー
ザ光を走査光に変換する為のポリゴンミラー13と、fθ
レンズ14と、反射ミラー15,16とを備えている。
テークアップマガジンボックス4は、巻き取り部17に
着脱可能に装着されている。
ホッパ部7の感材ボックス1から繰り出された感材10
0は、フィードラーラ8により搬送されてメインドラム1
0の一部を巻回するようにセットされるが、この感材100
のメインドラム10を巻回する部分は、1対の加圧ローラ
11,12に押圧されてメインドラム10に密着し、この密着
部分で光学系3による潜画像形成が行われる。潜画像形
成は、ポリゴンミラー13で反射され、fθレンズ14を通
って、反射ミラー15,16で反射されるレーザ光101の照射
により行われる。潜画像が形成された感材100は、フィ
ードローラ9によりテークアップマガジンボックス4内
に送り込まれて巻き取られる。巻き取りを完了したテー
クアップマガジンボックス4は、カバー6Bを開けること
により巻き取り部17から取り出され、別に設けられた現
像機により感材の現像,定着が行われる。
次に、このフィルムプリンタで使用される感材ガイド
機構の構成、作用を説明する。
第1図において、21,22はガイドローラ、23,24は長尺
のコイルスプリングより成る賦勢手段で、これら感材ガ
イド機構20を構成する。
ガイドローラ21は、フィードローラ8とメインドラム
10の間に配置され、ロールホルダ25に両端部が支持され
て矢印A,A′方向に移動可能である。この支持は、ガイ
ドローラ21の軸21aに嵌合するガイド部材27の溝部27aを
ロールホルダ25に形成された長穴25aに係合させること
により行われる。ガイドローラ22は、メインドラム10と
フィードローラ9の間に配置され、ロールホルダ26に両
端部が支持されて矢印B,B′方向に移動可能である。こ
の支持は、ガイドローラ22の軸22aに嵌合するガイド部
材28の溝部28aにロールホルダ26に形成された長穴26aに
係合させることにより行われる。
賦勢手段23は、ガイド部材27を巻回し、該ガイド部材
27すなわちガイドローラ21を矢印A方向に賦勢してい
る。賦勢手段24は、ガイド部材28を巻回し、ガイドロー
ラ21を矢印B方向に賦勢している。
本発明の感材ガイド機構20は以上のように構成される
が、次にその作用について説明する。
感材セット時には、第3図に示すように、上蓋29,30
(第1図では図示を省略している)を、図示しない駆動
源により駆動し支軸31,32を支点として感材搬送経路に
沿った図示の位置に回動させる。この状態では、上蓋2
9,30が係合するガイド部材27,28も図示の位置に位置決
めされる。そして、この状態でフィードローラ8,9及び
メインドラム10を所定量回転させて繰り出された感材10
0を搬送経路に挿入すると、該感材100は、フィードロー
ラ8に搬送されてメインドラム10の一部を巻回する。そ
の後、それまで退避していたニップローラ11,12をメイ
ンドラム10に当接させ、図示しない駆動源により上蓋29
を第4図に示すように時計方向に回動させる。これによ
り、フィードローラ8により送られる感材100はたるみ
を持ち、ガイドローラ21は第4図に示すように賦勢手段
23の賦勢力により矢印A方向に引き上げられる。さらに
感材100を搬送して、該感材100がフィードローラ9に到
達した後、フィードローラ9を止め、メインドラム10を
時計方向に回転させるとともに、上蓋30を第4図に示す
ように反時計方向に回転させると、感材100はフィード
ローラ9とメインドラム10との間でたるみを持ち、ガイ
ドローラ22は賦勢手段24の賦勢力により矢印B方向に引
き上げられる。
この状態では感材100は、フィードローラ8とメイン
ドラム10の間、及びフィードローラ9とメインドラム10
の間で、該感材100に当接するガイドローラ21,22により
搬送経路長が増加する方向に押圧され、該感材100には
適当な張力が付与されて、該感材100は走行中にスキュ
ーを生じなくなる。
以上で感材セットは完了し、その後、フィードローラ
8,9及びメインドラム10を回転させて感材100を搬送しか
つテークアップマガジンボックス4内に巻き取りながら
光学系3により潜画像形成が行われる。この場合のレー
ザ光が照射される位置はニップローラ11,12の間であ
る。
この動作時に、正常状態ではガイドローラ21,22は第
2図(a)の状態を保っているが、例えば感材100がメ
インドラム10上で右側にスキューした場合、ガイドロー
ラ21,22の状態が第2図(b)に示すようになって感材1
00に対するガイドローラの当接力が右側で強くなり、ス
キューを補正しようとする力が働く。その結果、スキュ
ーは補正され、ガイドローラ21,22も第2図(a)の正
常状態に戻る。また、フィードローラ8の前段あるいは
フィードローラ9の先端で異常な力が感材100に働いた
場合も、ガイドローラ21,22によりその動きは吸収され
る。更に、ガイドローラの微小な動きは、感材100が、
ニップローラ11,12によりメインドラム10に密着されて
いる部分に存在する感材100とメインドラム10の摩擦力
により吸収される。
すなわち、感材100の副走査方向の移動によるスキュ
ー、ジッタを極力抑えることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、感材の副走査方
向の移動によるスキュー、ジッタを極力抑えることがで
き、フィルムプリンタに要求される高印字品質に寄与す
るところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の感材ガイド機構の斜視図、 第2図(a),(b)は同作用説明図、 第3図は同感材挿入前の状態を示す側面図、 第4図は同感材挿入後の状態を示す側面図、 第5図は本発明が適用されるフィルムプリンタの構造概
要を示す側面図、 第6図は従来の感材ガイド機構の概要を示す側面図で、 図中、 3は光学系、 8,9はフィードローラ、 10はメインドラム、 20は感材ガイド機構、 21,22はガイドローラ、 23,24は賦勢手段である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインドラム(10)と、感材を前記メイン
    ドラム(10)の一部に巻回させて搬送するフィードロー
    ラ(8,9)と、前記メインドラム(10)上の感材に光を
    照射して潜画像を形成する光学系(3)とを備えたフィ
    ルムプリンタにおいて、 前記メインドラム(10)と前記フィードローラ(8,9)
    の間に、ガイドローラ(21,22)、及び、回動可能な上
    蓋(29,30)を一方の部材とする一対の平行な部材から
    なる送り機構を設け、 前記ガイドローラ(21,22)を、搬送される感材の面と
    垂直方向に移動可能に設けるとともに、 前記上蓋(29,30)の回動に伴ってガイドローラ(21,2
    2)を、搬送される感材に当接して前記フィードローラ
    (8,9)と前記メインドラム(10)の間の搬送経路長を
    増加させるように賦勢する賦勢手段(23,24)を設け、 前記賦勢手段(23,24)を前記上蓋(29,30)と対になる
    他方の部材に固定して成ることを特徴とする感材ガイド
    機構。
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