JP3769061B2 - 副走査搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主走査方向に偏向される光ビームを射出する露光光源によって長尺の感光材料を走査露光する、プリンタ、複写装置、印刷製版装置などの画像記録装置において、長尺の感光材料を主走査方向とほぼ直交する副走査方向に搬送する副走査搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ラスタースキャンによって露光を行う画像記録装置において、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)等の3色の露光光源から射出される光ビームは、それぞれの露光光源C,M,Yに応じて配置されたコリメータレンズにより平行光に整形され、ポリゴンミラー等の光偏向器に入射されて主走査方向に偏向された後、fθレンズによって、所定位置に所定形状で結像するように調整されて感光材料に入射される。
【0003】
一方、長尺の感光材料は、副走査搬送装置を含む搬送手段によって搬送されるが、まず、ロール状に巻回された感光材料マガジンから引き出され、副走査搬送装置によって、主走査方向とほぼ直交する副走査方向に所定の搬送速度で搬送される。従って、副走査搬送装置によって副走査方向に画像記録位置まで搬送される長尺の感光材料は、主走査方向に偏向される露光光源C,M,Yの光ビームによって、2次元的に走査露光され、その全面に潜像が記録される。
【0004】
ところで、上述する搬送手段は、感光材料を挟持搬送する搬送ローラ対などによって構成され、この搬送手段と搬送手段との間には、長尺の感光材料を円滑に搬送するために、一般的に感光材料の幅方向端部を規制する一対の搬送ガイドが設けられる。この搬送ガイドを設けることによって、長尺の感光材料を連続的に搬送する際の蛇行や斜行が低減され、記録画像に歪み等のない高画質な記録画像を得ることができるという利点がある。
【0005】
しかし、レーザビーム等の光ビームによって長尺の感光材料を走査露光する画像記録装置においては、搬送手段による搬送ムラによって、あるいは搬送ガイドを用いた場合であっても僅かな蛇行や斜行によって、記録画像に露光ムラや歪みが顕著に生じるため、感光材料の搬送ムラ、蛇行、斜行等を極力低減する必要がある。このため、搬送手段、特に、副走査搬送装置の搬送精度を高精度に制御する必要があることは勿論、搬送ガイド、特に、露光部の直前に設けられる搬送ガイドによって感光材料の画像記録位置を厳しく規制する必要がある。
【0006】
ところが、露光ドラムおよびニップローラで感光材料を挟持搬送することによって、感光材料を所定の露光位置に規定しつつ副走査搬送する副走査搬送装置において、ニップローラは、例えばバネによって露光ドラムに押圧されている。このため、ニップローラを露光ドラムに押圧するバネのバネ定数の誤差によって、たとえニップローラの第1、第2の両端部に均等なニップ圧を加えたとしても、ニップローラの両端部でニップ圧差が生じ、感光材料の搬送ムラが多少発生するという問題点があった。
【0007】
また、感光材料を搬送するに際し、一対の搬送ガイドの間の間隔は感光材料の幅に応じて調整される。しかし、一対の搬送ガイドの間の間隔を狭くしすぎるとジャムを発生する場合があるという問題点があるため、一対の搬送ガイドの間の間隔には、一般的に感光材料の幅に対して多少の余裕を持たせてある。このため、一対の搬送ガイドの間の間隔を感光材料の幅に応じて調整するだけでは、感光材料の幅方向両端と一対の搬送ガイドとの間に存在する僅かな隙間によって、多少の蛇行あるいは斜行が必ず存在するという問題点があった。
【0008】
このように、副走査搬送装置においては、ニップローラを露光ドラムに押圧するバネのバネ定数の誤差によって、安定した搬送が望めないばかりでなく、搬送ガイドにおいては、感光材料の幅方向両端と一対の搬送ガイドとの間に存在する僅かな隙間によって、多少の蛇行あるいは斜行が必ず存在する。このため、従来の副走査搬送装置を用いる画像記録装置においては、記録画像に露光ムラ、歪み、機差などが発生し、高画質な記録画像を得ることが困難であるという問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前記従来技術に基づく問題点を解決するために、ニップローラの両端部に所定のニップ圧差を持たせ、長尺の感光材料を定常的に一対の搬送ガイドのいずれか一方に片寄せすることによって、感光材料の蛇行、斜行、搬送ムラを極力低減して安定した搬送を実現し、機差のない高画質な記録画像を得ることができる副走査搬送装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る副走査搬送装置は、主走査方向に偏向される光ビームを射出する露光光源によって長尺の感光材料を走査露光する画像記録装置に用いられる副走査搬送装置であって、前記長尺の感光材料を所定の露光位置に保持しつつ、前記主走査方向とほぼ直交する副走査方向に搬送する露光ドラムと、前記副走査方向に前記露光位置を挟んで所定間隔離隔して配置され、前記長尺の感光材料を前記露光ドラムに押圧する第1および第2のニップローラと、前記露光ドラムの前段に配置される感光材料の一端縁を案内する搬送ガイド部材とを有し、前記第1のニップローラを前記副走査方向上流側に配置して、その両端部には前記長尺の感光材料の浮き上がりを防止するための均等な所定のニップ圧を加えるとともに、前記第2のニップローラを前記副走査方向下流側に配置して、その両端部には所定のニップ圧差を有する所定のニップ圧範囲内のニップ圧を加えることにより、前記長尺の感光材料を前記搬送ガイド部材に当接させて、前記露光ドラムの幅方向所定位置に位置づけることを特徴とするものである。
【0011】
ここで、前記第1のニップローラの両端部に加えられるニップ圧は線圧200gf以下であり、前記第2のニップローラの両端部に加えられるニップ圧差は線圧300gf以上であり、前記第2のニップローラに加えられるニップ圧範囲は線圧500gf以上かつ2000gf以下であるのが好ましい。
【0012】
【作用】
本発明の副走査搬送装置は、露光ドラムに押圧される第1および第2のニップローラにおいて、まず、第1のニップローラには、感光材料の浮き上がりを防止する案内ローラの役割を持たせるために、その両端部に均等に比較的低いニップ圧、好ましくは線圧200gf以下のニップ圧を与え、第2のニップローラには、感光材料を片寄せしつつ挟持搬送する搬送ローラの役割を持たせるために、その両端部にニップ圧差、好ましくは300gf以上のニップ圧差を有する比較的高いニップ圧、好ましくは線圧500gf以上かつ2000gf以下の範囲のニップ圧を与えるものである。
本発明の副走査搬送装置においては、第2のニップローラの両端部に所定のニップ圧差を有する所定のニップ圧範囲内のニップ圧を与えることによって、感光材料がニップ圧の高い方に片寄って、感光材料の両端部に設けられる一対の搬送ガイドの一方だけに沿って定常的にかつ安定して搬送される。
従って、本発明の副走査搬送装置によれば、第1のニップローラによって、感光材料の浮き上がりを防止しつつ、第2のニップローラによって、感光材料が定常的にかつ安定して搬送されるため、感光材料の蛇行、斜行、搬送ムラ等を極力低減することができ、機差のない高画質な記録画像を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、添付の図面に示す好適実施例に基づいて、本発明の副走査搬送装置を詳細に説明する。
まず、本発明の副走査搬送装置を適用する画像記録装置について説明する。
【0014】
図1は、本発明の副走査搬送装置を用いる画像記録装置の一実施例の概略図である。この画像記録装置10は、フィルムスキャナー等の画像読取装置によって取り込まれた画像に基づいて、セットアップ装置で決定された露光条件(画像記録条件)に応じて、光ビームによって感光材料Aを走査露光して潜像を形成し、現像処理を行って、フィルムの画像が記録されたプリントを出力するデジタルフォトプリンタである。
【0015】
この画像記録装置10は、基本的に、画像記録部12と、現像部14と、乾燥部16と、排出部18と、電装部20とを有する。
まず、画像記録部12は、焼付搬送装置22と、光ビーム走査装置24とから構成される。
【0016】
ここで、図2に、上述する焼付搬送装置22の概略図を示す。この焼付搬送装置22は、ロール状に巻回された感光材料Aを引き出して所定の経路を搬送しつつ、画像位置情報の記録、画像露光(焼き付け)、バックプリント等を行い、次工程となる現像部14に搬送する装置であり、感光材料供給部26、第1ループ形成部28、画像位置情報形成部30、露光部32、バックプリント部34、リザーバ36および感光材料Aをこれらの部位を経る所定経路で搬送する搬送手段を有するものである。
【0017】
この焼付搬送装置22において、感光材料供給部26は、ロール状に巻回された長尺の感光材料Aを遮光性の筐体に収納してなる感光材料マガジン38が装填される部分である。
【0018】
感光材料供給部26の下流(感光材料の搬送方向)には、下流方向に向かって順に、感光材料マガジン38から感光材料Aを引き出しつつ搬送する引き出しローラ対40と、感光材料Aを検出するセンサ42と、感光材料Aの幅方向両端に配設された搬送ガイド44と、搬送ガイド44を駆動するモータ46とが配置される。感光材料Aは、搬送手段である引き出しローラ対40によって感光材料供給部26に装填された感光材料マガジン38から引き出され、第1ループ形成部28まで搬送される。
【0019】
搬送ガイド44のさらに下流に配置される第1ループ形成部28は、感光材料Aのループを形成することによって、後述する画像位置情報形成部30の搬送ローラ対68による感光材料Aの搬送停止を吸収するとともに、搬送ローラ対68によるテンションを吸収するもので、感光材料Aを搬送する駆動ローラ48と、ガイドローラ50,52と、感光材料Aを案内する搬送ガイド54と、この搬送ガイド54を駆動するモータ56と、感光材料Aのループを検出するセンサ58とを有する。
【0020】
上述する感光材料Aは、この画像記録装置10の通常の処理において、帯状のままで連続的に画像記録や現像処理が行われ、最後に切断されて仕上がりプリントとされる。従って、感光材料Aの露光を所定位置から開始したり、感光材料Aを所定位置で切断するために、また、図示例のように、装置の構成によってはバックプリントのために、プリント一枚毎の位置情報(いわゆるコマ情報)や、例えばフィルム一本分等の適宜設定された単位枚数毎の位置情報(いわゆるソート情報)等の画像位置情報が形成される。
【0021】
上述するコマ情報やソート情報などの画像位置情報を形成する画像位置情報形成部30は、第1ループ形成部28の下流に配設され、下流方向に向かって順に、感光材料Aを案内する搬送ガイド60と、感光材料Aの通紙を検出するセンサ62と、感光材料Aを穿孔するパンチ64と、搬送ガイド66と、搬送ローラ対68とが配置される。画像位置情報は、プリント一枚(コマ)毎に、または、ソートされる単位枚数毎に、感光材料Aの搬送方向先端の対応する位置に、パンチ64によって、例えば四角形の孔を穿孔するなどして形成される。
【0022】
次いで、画像位置情報形成部30の下流に配設される露光部32は、図示例の画像記録装置10において、光ビーム走査装置24とともに、デジタル露光により感光材料Aを光ビームで2次元的に走査露光する露光手段を構成する。この露光部32は、基本的に、第2ループ形成部70と、副走査搬送系72と、第3ループ形成部74とを有する。
【0023】
ここで、図3に、光ビーム走査装置24と露光部32の副走査搬送系72とからなる画像露光手段の概略図を示す。
まず、光ビーム走査装置24は、分光感度に波長依存性を有する感光材料A、特に3原色の分光感度のピークが可視光域にあるノーマルカラー感光材料を3原色の光ビームを用いて走査露光するための3レーザ光異角入射光学系(3光源非合波光学系)を構成し、赤(R)露光用の光ビームを射出する半導体レーザ(LD)82R、緑(G)露光用の光ビームを射出するSHG(Second Harmonic generation)素子を用いる波長変換レーザ(G−SHG)82Gおよび青(B)露光用の光ビームを射出するSHG素子を用いる波長変換レーザ(B−SHG)82Bと、これらのレーザ光源82R,82G,82Bから射出された光ビームの進行方向に沿って、コリメータレンズ84R,84G,84Bと、AOM(音響光学変調器)86R,86G,86Bと、反射ミラー88R,88G,88Bと、シリンドリカルレンズ90R,90G,90Bと、ポリゴンミラー92と、fθレンズ94と、シリンドリカルミラー96と、反射ミラー98とを有する。
【0024】
3光源非合波光学系は所定の狭帯域波長の光を射出する光源として少しずつ異なる角度(例えば約4°)でポリゴンミラー92の反射面92aに入射する3つのレーザ光源82R,82G,82Bを有しているが、図3に示すように、赤露光用のLD82Rは波長680nmの光を射出するものであり、緑露光用のG−SHG82Gは波長532nmの光を射出するものであり、青露光用のB−SHG82Bは波長473nmの光を射出するものである。
【0025】
コリメータレンズ84R,84G,84Bは、レーザ光源82R,82G,82Bから射出されたレーザ光100R,100G,100Bをそれぞれ整形して平行光とするものである。AOM(音響光学変調器)86R、86Gおよび86Bは、レーザ光100R,100G,100Bを、図示しない画像処理装置によって画像処理された各色の画像データ信号に応じて変調するものである。
【0026】
シリンドリカルレンズ90R,90G,90Bとfθレンズ94とシリンドリカルミラー96とは面倒れ補正光学系を構成し、ポリゴンミラー92の面倒れを補正する。ここで、レーザ光源82R,82G,82Bから射出されたレーザ光100R,100G,100Bがポリゴンミラー92の反射面92aに少しずつ異なる角度で入射し、この反射面92aで反射されて感光材料A上の同一の主走査線上に異なる角度で結像し、時間的に間隔をあけて同一主走査線上を走査するようにレーザ光源82R,82G,82Bは配置される。ここで、反射ミラー88R,88G,88Bはレーザ光100R,100G,100Bの各光路を折り返して、これらをいずれもポリゴンミラー92の反射面92aの同一線上の近接した位置にもしくは同一点上に入射させるためのものである。
【0027】
fθレンズ94は、各レーザ光100R,100G,100Bを主走査線のいずれの位置においても正しく結像させるためのものである。なお、fθレンズ94は、波長が473,532,680nmの光に対して色収差が許容範囲内に収まるように補正されている。シリンドリカルミラー96は、シリンドリカルレンズ90R,90G,90Bと面倒れ補正光学系を構成する他、各レーザ光100R,100G,100Bを折り曲げて、反射ミラー98に入射させ、反射ミラー98は各レーザ光100R,100G,100Bを再び折り曲げて、副走査搬送系72によって副走査搬送される感光材料A上の副走査方向と略直交する主走査線に向けるものである。
【0028】
一方、副走査搬送系72は、感光材料Aを所定の露光位置に保持しつつ、主走査方向と略直交する副走査方向(図中矢印b方向)に搬送する露光ドラム76と、副走査搬送方向に露光位置(走査線)を挟み、感光材料Aを介して露光ドラム76にそれぞれ押圧される2本のニップローラ78および80と、前述のコマ情報を検出して、画像記録位置を検出するセンサ102と、搬送ガイド104と、この搬送ガイド104を駆動するモータ105と、感光材料Aの先端を検出するセンサ106とを有するものであり、感光材料Aは、露光ドラム76とニップローラ78および80とによって副走査搬送される。
【0029】
即ち、コマ情報が図2の焼付搬送装置22に示すセンサ102によって検出され、さらに感光材料Aの記録開始位置が露光位置まで搬送されると、光ビーム走査装置24が駆動されて、3本の光ビームLによる感光材料Aの走査露光が開始される。ここで、光ビームLは主走査方向に偏向され、感光材料Aは主走査方向と直交する副走査方向に搬送されているため、結果的に感光材料Aは、光ビームLによって2次元的に走査露光され、潜像が記録される。
【0030】
ここで、図4(a)および(b)に、それぞれ本発明の副走査搬送装置を構成する露光ドラムおよび2本のニップローラの一実施例の平面概念図および断面概念図を示す。図4(a)および(b)に示されるように、本発明の副走査搬送装置において、2本のニップローラ78,80は、感光材料Aの通紙後、所定のニップ圧で感光材料Aを露光ドラム76に押圧する。
【0031】
ニップローラ78は、感光材料Aを挟持搬送する役割を殆ど有していない、感光材料Aの浮き上がりを防止するための案内ローラであって、その両端部には均等に比較的低いニップ圧、好ましくは感光材料Aの浮き上がりを防止するために、線圧200gf以下のニップ圧が加えられる。
【0032】
また、ニップローラ80は、感光材料Aを片寄せしつつ挟持搬送するための搬送ローラであって、その両端部には所定のニップ圧差、好ましくは感光材料Aを一対の搬送ガイド104の一方だけに片寄せするために、線圧300gf以上のニップ圧差を有する所定のニップ圧範囲の比較的高いニップ圧、好ましくは感光材料Aを挟持搬送するために、線圧500gf以上かつ2000gf以下のニップ圧が加えられる。
【0033】
ところで、ニップローラ80と同様に、ニップローラ78の両端部にも所定のニップ圧差を有する比較的高いニップ圧を加えると、感光材料Aの幅方向両端部で速度差を生じることによって、感光材料Aの端部が露光位置で浮き上がってしまう。一方、この浮き上がりを除去するための応力緩和が働くことによって、感光材料Aの滑り等が発生し、記録画像に弊害が発生するという問題がある。このため、ニップローラ78の両端部には均等に比較的低いニップ圧を加える必要がある。
【0034】
また、ニップローラ80の両端部に加えられるニップ圧差は、線圧300gf以上であれば感光材料Aを定常的にニップ圧の高い方に片寄らせることが可能である。しかし、このニップ圧差を大きくし過ぎると、感光材料Aの剛性に応じて、その幅方向のエッジの損傷や折れ曲がり等が発生する恐れがある。一方、ニップ圧差が線圧300gfよりも小さいと、感光材料Aが一対の搬送ガイド104の間の隙間によって左右に振れてしまうという問題が発生する場合がある。
【0035】
同様に、ニップローラ80の両端部に加えられるニップ圧は、線圧500gf以上であれば感光材料Aを挟持搬送することが可能である。しかし、このニップ圧が線圧2000gfよりも大きいと、ニップ力が大き過ぎて感光材料Aの露光面に悪影響を及ぼす可能性があるばかりでなく、感光材料Aを片寄せする効果も低減されてしまう。一方、ニップ圧が線圧500gfよりも小さいと、ニップローラ80と感光材料Aとの間に滑り等が発生する恐れがあるため、感光材料Aを高精度に搬送することはできない。このように、ニップローラ80の両端部には、所定のニップ圧差を有する所定のニップ圧範囲の比較的高いニップ圧を加える必要がある。
【0036】
例えば、本実施例においてニップローラ78の両端部には、均等に線圧90gfのニップ圧が加えられ、ニップローラ80の両端部には、それぞれ線圧700gfおよび線圧1500gfのニップ圧が加えられる。このとき、感光材料Aは、ニップローラ78によってその浮き上がりが防止されつつ、ニップローラ80によってニップ圧の高い方に片寄り、露光部32の上流側に設けられている一対の搬送ガイド104の一方だけに沿って、定常的に安定して搬送される。
【0037】
従って、本発明の副走査搬送装置によれば、ニップローラ78,80を露光ドラム76に押圧するバネのバネ定数がばらついたとしても、あるいは搬送ガイドと感光材料Aとの間に多少の隙間があったとしても、感光材料Aは、その浮き上がりを防止されつつ、露光部の上流側に設けられている一対の搬送ガイド104の一方だけに沿って、定常的に安定して搬送されるため、感光材料Aの蛇行、斜行、搬送ムラ等を極力低減することができ、機差のない高画質な記録画像を得ることができる。
【0038】
次いで、露光部32の第2ループ形成部70は、感光材料Aのループを形成することによって、画像位置情報形成部30の搬送ローラ対68による感光材料Aの搬送停止や、搬送ローラ対68と露光ドラム76との搬送速度の違いを吸収するとともに、搬送ローラ対68や露光ドラム76によるテンションを吸収するもので、感光材料Aを案内する搬送ガイド108と、搬送ガイド108を駆動するモータ110と、感光材料Aのループを検出するセンサ112とを有する。
【0039】
また、第3ループ形成部74は、感光材料Aのループを形成することによって、搬送ローラ対114による感光材料Aの搬送停止や、搬送ローラ対114と露光ドラム76との搬送速度の違いを吸収するとともに、搬送ローラ対114や露光ドラム76によるテンションを吸収するもので、感光材料Aのループを検出するセンサ116と、感光材料Aを案内する搬送ガイド118と、搬送ガイド118を駆動するモータ120と、搬送ローラ対114と、感光材料Aの先端を検出するセンサ122とを有する。
【0040】
次いで、バックプリント部34は、プリントの裏面に、原稿フィルムの撮影日や感光材料Aへの記録日等のプリントの各種データを記録する、いわゆるバックプリントを行う部分であり、印字装置124と、センサ126とを有する。例えば、図示例のバックプリント部34は、インクリボンを用いた熱転写によってバックプリントを行うものであって、センサ126によってコマ情報を検出し、印字装置124によってプリントに対応したバックプリントを行う。
【0041】
ところで、既に述べたように、画像記録装置10において、感光材料Aは最後に切断されて仕上がりプリントとされ、露光から現像処理が終了するまでは、帯状のままで連続的に処理される。しかしながら、画像記録部12と現像部14とにおける処理速度は同一ではなく、現像部14よりも画像記録部12による処理速度のほうが速いのが一般的である。
【0042】
リザーバ36は、露光済の感光材料Aを収容する場所であり、上述するような現像部14と画像記録12との処理速度の差を吸収して、処理効率を向上させるためのものである。
画像記録部12は、基本的にこのように構成される。
【0043】
次に、現像部14は、使用する感光材料Aの種類に応じた湿式の現像処理装置である。例えば、感光材料Aが銀塩写真感光材料であれば、図1に示されるように、発色現像槽128、漂白定着槽130、水洗槽132a,132b,132c,132d等を有する。
また、乾燥部16は、露光・現像済の感光材料Aを従来公知の方法によって乾燥させるものである。
【0044】
また、排出部18は、乾燥された感光材料Aを1枚のプリント毎に切断、さらにはソート情報に応じて仕分けを行うものであり、画像位置情報を検出するセンサ134および感光材料Aを切断するカッタ136を有する切断部138と、ソータ140とを有する。
さらに、電装部20は、上述する画像記録部12、現像部14、乾燥部16、排出部18を制御するものであり、その内部には制御基板や電源等が収納される。
【0045】
本発明の副走査搬送装置が適用される画像記録装置10は、基本的に、このような構成を有するものである。
次に、この画像記録装置10の動作とともに、本発明の副走査搬送装置の動作について説明する。
【0046】
まず、感光材料マガジン38が感光材料供給部26に装着されると、搬送ガイド44,60,66の幅方向の間隔はモータ46によって、同様に、搬送ガイド104の幅方向の間隔はモータ105によって、感光材料Aの幅よりも多少広めに移動される。例えば、感光材料Aの幅のばらつきを考慮して、規格幅203mmの感光材料Aの実測平均幅が202.5mm、実測最大幅が202.8mmである場合には、搬送ガイド44,60,66,104の幅方向の間隔は、感光材料Aの実測最大幅202.8mmに対し、感光材料Aの幅方向両端に1mmづつの余裕を取って204.8mmになるように移動される。
【0047】
また、第1ループ形成部28において、搬送ガイド54はモータ56によって回動されて駆動ローラ48に沿うように配置される。また、露光部32の第2および第3ループ形成部70,74の搬送ガイド108,118は、それぞれモータ110,120によって回動されて図中垂直方向に配置され、露光部32の副走査搬送系72のニップローラ78,80は、露光ドラム76から離隔されて配置される。
【0048】
搬送ガイド44,60,66,104の幅方向の間隔が決定されると、長尺の感光材料Aは、引き出しローラ対40によって感光材料マガジン38から引き出され、センサ42によって通紙が検出された後、搬送ガイド44に案内されながら第1ループ形成部28まで搬送される。
第1ループ形成部28において、感光材料Aは、駆動ローラ48とガイドローラ50,52とによって、駆動ローラ48に沿って配設された搬送ガイド54に案内されて搬送され、さらに画像位置情報形成部30まで搬送される。
【0049】
次いで、感光材料Aは、画像位置情報形成部30の搬送ガイド60を通過し、センサ62によって通紙が検出された後、パンチ64および搬送ガイド66を通過し、さらに搬送ローラ対68によって露光部32まで搬送される。
【0050】
露光部32において、感光材料Aは、第2ループ形成部70の搬送ガイド108に案内されながら、副走査搬送系72の搬送ガイド104を通過する。この時、センサ106によって感光材料Aの先端が検出されると、搬送ガイド104の幅方向の間隔は、感光材料Aを所定速度で搬送しながら、モータ105によって感光材料Aの幅方向の長さにほぼ一致するまで狭く設定される。
【0051】
例えば、上述するように、規格幅203mmの感光材料Aの実測平均幅が202.5mm、実測最大幅が202.8mmである場合、感光材料Aの実測最大幅は、規格幅203mmに対してまだ0.2mmの余裕があるので、搬送ガイド104の幅方向の間隔は、感光材料Aの実測最大幅202.8mm〜規格幅203mmまでの間、例えば感光材料Aの実測最大幅202.8mmよりも0.1mm大きい、即ち、規格幅203mmよりも0.1mm小さい202.9mmになるように移動される。
【0052】
このように、感光材料Aを所定速度で搬送しながら、搬送ガイド104の幅方向の間隔を感光材料Aの幅にほぼ一致するまで狭く移動させることによって、感光材料Aの幅方向の両端の一点に搬送ガイド104を移動させる際の応力が集中するのを防止することができ、感光材料Aの幅方向のエッジの損傷や、折れ曲がり等を防止することができる。また、露光部32の直前で、感光材料Aの搬送経路を所定の露光位置に矯正しているため、感光材料Aの蛇行が低減され、歪みのない高画質な再生画像が得られる。
【0053】
次いで、感光材料Aは、さらに搬送ローラ対68によって搬送され、露光ドラム76とニップローラ78,80との間を通過する。その後、第3ループ形成部74の搬送ガイド118に案内されながら、搬送ローラ対114によって搬送され、センサ122によって先端が検出される。そして、センサ122によって感光材料Aの先端が検出されると、駆動ローラ48、搬送ローラ対68、露光ドラム76および搬送ローラ対114の駆動は停止され、感光材料Aの搬送は停止される。
【0054】
また、感光材料Aの先端がセンサ122によって検出されると、図示例のように、搬送ガイド54はモータ56によって回動されて駆動ローラ48から離隔して配置される。また、露光部32の第2および第3ループ形成部70,74の搬送ガイド108,118は、それぞれモータ110,120によって回動されて図中水平方向に配置され、露光部32の副走査搬送系72のニップローラ78,80は、露光ドラム76に押圧されるように配置される。
【0055】
次いで、感光材料Aが引き出しローラ対40によって搬送されることにより、第1ループ形成部28には感光材料Aの第1ループが形成される。
センサ58によって感光材料Aの第1ループが検出されると、即ち、第1ループ形成部28に所定コマ数の感光材料Aが蓄積されると、引き出しローラ対40は停止され、逆に、後述するように、搬送ローラ対68により感光材料Aが搬送されて感光材料Aの第1ループが検出されなくなると再駆動される。
【0056】
こうして、センサ42によって感光材料Aの通紙が検出される間、即ち、感光材料切れになるまで、引き出しローラ対40によって、第1ループ形成部28には、所定コマ数の感光材料Aの第1ループが常に形成される。
【0057】
第1ループ形成部28に所定長の感光材料Aが蓄積された後、感光材料Aに記録される画像情報が入力されると、感光材料Aはパンチ64によって穿孔され、その所定位置に所定形状のコマ情報が形成される。その後、搬送ローラ対68によって感光材料Aが1コマの長さに相当する距離だけ搬送され、第2ループ形成部70に感光材料Aの第2ループが形成される。
【0058】
搬送ローラ対68は、パンチ64によって感光材料Aにコマ情報が形成された後、後述するように、露光ドラム76およびニップローラ78,80により感光材料Aが搬送され、センサ112によって感光材料Aの第2ループが検出されなくなると、感光材料Aを1コマの長さに相当する距離だけ搬送して停止される。こうして、センサ62によって感光材料Aの通紙が検出される間、パンチ64によって感光材料Aの1コマ毎にコマ情報が形成され、搬送ローラ対68によって第2ループ形成部70に感光材料Aの第2ループが常に形成される。
【0059】
センサ112によって感光材料Aの第2ループが検出されると、即ち、第2ループ形成部70に所定コマ数の感光材料Aが蓄積されると、露光ドラム76およびニップローラ78,80によって感光材料Aが搬送され、センサ102によって、感光材料Aに形成されたコマ情報が検出される。
【0060】
コマ情報が検出されると、露光ドラム76およびニップローラ78,80によって、感光材料Aが露光開始位置まで搬送された後、光ビーム走査装置24が駆動されて、副走査方向に搬送される感光材料Aが走査露光され、潜像が記録される。このように、露光ドラム76およびニップローラ78,80によって、感光材料Aを副走査方向に搬送しながら、光ビーム走査装置24によって感光材料Aを走査露光することにより、感光材料Aに潜像が記録されるとともに、第3ループ形成部74に感光材料Aの第3ループが形成される。
【0061】
そして、感光材料Aの露光および搬送を繰り返し行い、センサ116によって感光材料Aの第3ループが検出されると、即ち、第3ループ形成部74に所定コマ数の感光材料Aが蓄積されると、潜像が形成された感光材料Aは、搬送ローラ対114によってコマ単位でバックプリント部34まで搬送される。そして、バックプリント部34の、センサ126によってコマ情報が検出されると、印字装置によってフィルム撮影日等の情報がバックプリントされる。
【0062】
バックプリントされた感光材料Aはリザーバ36に収容されて、所定時間滞留された後に搬出され、搬送手段によって現像部14に搬送される。
現像部14に搬送された感光材料Aは、所定の速度で搬送されつつ、各槽128,130,132a,132b,132c,132dにおいて、発色現像、漂白定着、水洗の各処理を順次施されて現像される。
【0063】
次いで、現像された感光材料Aは、乾燥部16で乾燥され、排出部18の切断部138において、センサ134によってコマ情報が検出され、カッタ136によってプリント毎に切断されて仕上りプリントとされ、ソート情報に応じて所定枚数毎にソータ140に収納される。
本発明の副走査搬送装置を適用する画像記録装置10は、基本的に、このように動作する。
【0064】
なお、本発明の副走査搬送装置について説明したが、本発明は上記実施例だけに限定されるものではない。例えば、本発明の副走査搬送装置を適用する画像記録装置としては、デジタルフォトプリンタなどのプリンタだけでなく、複写装置や印刷製版装置等を挙げることができる。また、本発明の副走査搬送装置は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および変更を行ってもよいのは勿論である。
【0065】
【発明の効果】
以上詳細に説明した様に、本発明の副走査搬送装置は、露光ドラムに押圧される第1および第2のニップローラのうち、副走査方向の上流側に配置され、案内ローラとして使用される第1のニップローラの両端部に均等な比較的低いニップ圧を加え、また、副走査方向の下流側に配置され、搬送ローラとして使用される第2のニップローラの両端部に所定のニップ圧差を有する所定のニップ圧範囲の比較的高いニップ圧を加えるよう構成したものである。従って、本発明の副走査搬送装置によれば、たとえニップローラを露光ドラムに押圧するバネのバネ定数に誤差があったとしても、あるいは搬送ガイドと感光材料との間に隙間があったとしても、第2のニップローラの両端部に加えられるニップ圧差によって、感光材料がニップ圧の高い方に片寄って、その両端に設けられる一対の搬送ガイドの一方だけに沿って安定して搬送されるため、感光材料は定常的に安定して搬送され、露光位置に対する搬送精度が高く、機差のない高画質な記録画像を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の副走査搬送装置を用いる画像記録装置の一実施例の概略図である。
【図2】図1に示す画像記録装置の焼付搬送部の一実施例の概略図である。
【図3】図1に示す画像記録装置の光ビーム走査露光装置および副走査搬送系の一実施例の概略図である。
【図4】(a)および(b)は、それぞれ本発明の副走査搬送装置を構成する露光ドラムおよび2本のニップローラの一実施例の平面概略図および断面概略図である。
【符号の説明】
10 画像記録装置
12 画像記録部
14 現像部
16 乾燥部
18 排出部
20 電装部
22 焼付搬送装置
24 光ビーム走査装置
26 感光材料供給部
28 第1ループ形成部
30 画像位置情報形成部
32 露光部
34 バックプリント部
36 リザーバ
38 感光材料マガジン
40 引き出しローラ対
42,58,62,102,106,112,122,126,116,134 センサ
44,54,60,66,104,108,118 搬送ガイド
46,56,105,110,120 モータ
48 駆動ローラ
50,52 ガイドローラ
64 パンチ
68,114 搬送ローラ対
70 第2ループ形成部
72 副走査搬送系
74 第3ループ形成部
76 露光ドラム
78,80 ニップローラ
82R,82G,82B レーザ
84R,84G,84B コリメータレンズ
86R,86G,86B AOM(音響光学変調器)
88R,88G,88B 反射ミラー
90R,90G,90B シリンドリカルレンズ
92 ポリゴンミラー
92a 反射面
94 fθレンズ
96 シリンドリカルミラー
98 反射ミラー
100R,100G,100B レーザ光
124 印字装置
128 発色現像槽
130 漂白定着槽
132a,132b,132c,132d 水洗槽
136 カッタ
138 切断部
140 ソータ
Claims (2)
- 主走査方向に偏向される光ビームを射出する露光光源によって長尺の感光材料を走査露光する画像記録装置に用いられる副走査搬送装置であって、
前記長尺の感光材料を所定の露光位置に保持しつつ、前記主走査方向とほぼ直交する副走査方向に搬送する露光ドラムと、前記副走査方向に前記露光位置を挟んで所定間隔離隔して配置され、前記長尺の感光材料を前記露光ドラムに押圧する第1および第2のニップローラと、前記露光ドラムの前段に配置される感光材料の一端縁を案内する搬送ガイド部材とを有し、
前記第1のニップローラを前記副走査方向上流側に配置して、その両端部には前記長尺の感光材料の浮き上がりを防止するための均等な所定のニップ圧を加えるとともに、
前記第2のニップローラを前記副走査方向下流側に配置して、その両端部には所定のニップ圧差を有する所定のニップ圧範囲内のニップ圧を加えることにより、
前記長尺の感光材料を前記搬送ガイド部材に当接させて、前記露光ドラムの幅方向所定位置に位置づけることを特徴とする副走査搬送装置。 - 前記第1のニップローラの両端部に加えられるニップ圧は線圧200gf以下であり、前記第2のニップローラの両端部に加えられるニップ圧差は線圧300gf以上であり、前記第2のニップローラに加えられるニップ圧範囲は線圧500gf以上かつ2000gf以下であることを特徴とする請求項1に記載の副走査搬送装置。
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