JPH0986744A - 感光材料搬送装置 - Google Patents

感光材料搬送装置

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Publication number
JPH0986744A
JPH0986744A JP7247755A JP24775595A JPH0986744A JP H0986744 A JPH0986744 A JP H0986744A JP 7247755 A JP7247755 A JP 7247755A JP 24775595 A JP24775595 A JP 24775595A JP H0986744 A JPH0986744 A JP H0986744A
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JP
Japan
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photosensitive material
conveying
scanning
transport
interval
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JP7247755A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Arai
井 治 彦 新
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送手段によって感光材料を搬送する際に、ジ
ャムを防止して無駄なく感光材料を使用することがで
き、蛇行を低減して歪みのない高精細、高画質な再生画
像を得ることができる感光材料搬送装置を提供するこ
と。 【解決手段】感光材料を搬送する搬送手段と、感光材料
の両端部を規制する搬送ガイド対と、搬送ガイド対の間
隔を設定する搬送ガイド移動手段と、感光材料の先端を
検出する先端検出センサと、搬送手段による感光材料の
走査露光部への搬入に先立って、搬送ガイド対の間隔を
感光材料の幅に応じて定められた感光材料の通過の容易
な初期設定間隔となるように搬送ガイド移動手段を制御
し、先端検出センサからの感光材料先端検出制御信号に
もとづき、搬送ガイド対の間隔を初期設定間隔から、感
光材料の蛇行を生じさせない搬送間隔まで搬送手段によ
り感光材料を搬送しながら狭めるように搬送ガイド移動
手段を制御する制御手段とを有することにより、上記課
題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置に用
いられる長尺の感光材料の搬送装置に関し、さらに詳細
には、プリンタ、複写装置、印刷製版装置などのよう
に、感光材料を主走査方向に延在する、もしくは偏向さ
れる光ビームを射出する露光光源によって露光し、再生
画像を形成する画像記録装置において、長尺の感光材料
を主走査方向とほぼ直交する副走査方向に搬送しなが
ら、連続的に複数の再生画像を形成する際の感光材料搬
送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ラスタースキャンによって露光
を行う画像記録装置において、シアン(C)、マゼンタ
(M)およびイエロー(Y)等の3色の露光光源から射
出される光ビームは、それぞれの露光光源C,M,Yに
応じて配置されたコリメータレンズにより平行光に整形
され、ポリゴンミラー等の光偏向器に入射されて主走査
方向に偏向された後、fθレンズによって、所定位置に
所定形状で結像するように調整されて感光材料に入射さ
れる。
【0003】一方、長尺の感光材料は、副走査搬送手段
を含む搬送手段によって搬送されるが、まず、ロール状
に巻回された感光材料マガジンから引き出され、副走査
搬送手段によって、主走査方向とほぼ直交する副走査方
向に所定の搬送速度で搬送される。従って、副走査搬送
手段によって副走査方向に画像記録位置まで搬送された
長尺の感光材料は、主走査方向に偏向される露光光源
C,M,Yの光ビームによって、2次元的に走査露光さ
れ、その全面に潜像が記録される。ここで、上述する搬
送手段は、感光材料を挟持搬送する搬送ローラなどで構
成され、搬送手段の間には感光材料の幅方向両端を規制
する搬送ガイドが設けられ、長尺の感光材料を円滑に搬
送するように構成されている。
【0004】上述した画像記録装置のように、長尺の感
光材料を円滑に搬送する必要のある種々の装置におい
て、横幅の異なる複数種の感光材料を使用可能とする場
合、前記搬送ガイドの幅間隔を可変にし、感光材料の幅
に対応させる必要がある。このため、長尺の感光材料が
巻回された感光材料マガジンなどを装置に装填する際
に、感光材料の横幅を自動的に検出して、もしくはオペ
レータが入力して、得られた感光材料の横幅に対応して
幅間隔が可変の搬送ガイドの幅間隔を変更し、適切な間
隔に設定する必要があった。
【0005】ところで、長尺の感光材料を搬送しながら
処理する装置の1つにフィルム現像装置がある。そし
て、フィルムにも種々の横幅を有するものが存在する。
このため、フィルム現像装置においては、種々の横幅を
有するフィルムに対応させるために、フィルムの幅に応
じて搬送ガイドの幅方向の間隔を変更していた。
【0006】例えば、特開平6−347973号公報に
開示されたフィルム現像装置は、フィルムを現像するた
めの複数の処理タンクと、これら複数の処理タンクを経
由してフィルムを順次搬送する搬送手段と、フィルムの
両横端縁部の夫々を各別に支持し且つ案内する一対の搬
送ガイドとが備えられたフィルム現像装置であって、一
対の搬送ガイド間の幅を変更するガイド幅変更手段を設
けたものである。そして、このフィルム現像装置によれ
ば、現像処理を行おうとするフィルムの横幅に応じて、
ガイド幅変更手段により、一対の搬送ガイド間の幅を変
更調整することによって、種々の横幅のフィルムの現像
処理に対応できるため、種々の横幅のフィルムの現像処
理に対応するための設備コストを低減することができる
としている。
【0007】確かに、このフィルム現像装置において
は、搬送ガイドの幅間隔を使用されるフィルムの横幅に
対応して変更することにより、横幅の異なるフィルムで
あってもジャムを発生させることなく円滑に搬送するこ
とができる。
【0008】しかしながら、フィルムを現像する場合に
比べて、感光材料を走査露光する場合の搬送精度は極め
て高く、感光材料の蛇行や搬送ムラを厳しく防止する必
要がある。このため、レーザビーム等の光ビームによっ
て長尺の感光材料に走査露光を行う画像記録装置におい
ては、搬送手段、特に副走査搬送手段の搬送精度は高精
度に制御され、かつ搬送ガイドによって感光材料の横幅
方向は厳しく規制される必要がある。
【0009】このように、搬送ガイドの幅間隔が感光材
料の横幅方向を厳しく規制する必要のある画像記録装置
において、長尺の感光材料を搬送ガイドに沿って画像記
録装置にオートローディング(自動通紙)する場合に
は、感光材料の幅方向両端と搬送ガイドとの間隔が狭す
ぎると感光材料のジャムを発生してしまうため、ジャム
を発生した感光材料が無駄になるばかりでなく、ジャム
を発生した感光材料を取り除いて新規に感光材料をオー
トローディングするまでの時間を浪費してしまうという
問題点があった。
【0010】このため、搬送ガイドの幅方向の間隔は、
使用される感光材料の横幅に応じて変更されてはいた
が、ジャムの発生を防ぐために感光材料の横幅よりも多
少広めに設定されていた。ところで、感光材料の幅はメ
ーカー毎に、製造工場毎に、あるいはロット毎に多少の
ばらつきを有しており、例えば規格幅203mmの感光
材料では、実測平均幅が202.5mm、実測最大幅が
202.8mmである場合があり、この場合、搬送ガイ
ドの幅方向の間隔は、感光材料の実測最大幅202.8
mmに対し、感光材料の幅方向両端と搬送ガイドとの間
に1mmづつの間隔を取って、204.8mmに設定さ
れていた。
【0011】しかしながら、長尺の感光材料をオートロ
ーディングする際、感光材料の幅方向両端と搬送ガイド
との間隔が、上記従来例のように広すぎると、感光材料
はジャムを発生することなく搬送されるが、蛇行や搬送
ムラを発生してしまい、適切な画像露光位置には搬送さ
れず、主走査方向に偏向される光ビームによって、副走
査方向に搬送される長尺の感光材料を高精細に露光する
ことができず、再生画像が歪んでしまうという問題点が
あった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に基づく問題点を解決するために、搬送手段、
特に副走査搬送手段によって感光材料を搬送する際に、
ジャムを防止して無駄なく感光材料を使用することがで
き、かつ、蛇行を低減して歪みのない高精細、高画質な
再生画像を得ることができる感光材料搬送装置を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、主走査方向に延在する、もしくは偏向さ
れる光ビームを射出する露光光源を用い、副走査搬送手
段によって前記主走査方向とほぼ直交する副走査方向に
搬送される長尺の感光材料を走査露光する走査露光部を
有する画像記録装置における感光材料搬送装置におい
て、前記走査露光部の近傍に配置され、前記感光材料を
搬送する搬送手段と、前記走査露光部の感光材料搬送方
向上流側近傍に配置され、前記感光材料の両端部を規制
する搬送ガイド対と、前記搬送ガイド対の間隔を設定す
る搬送ガイド移動手段と、前記副走査搬送手段の上流側
近傍に設けられ、前記感光材料の先端を検出する先端検
出センサと、前記搬送手段による前記感光材料の前記走
査露光部への搬入に先立って、前記搬送ガイド対の間隔
を前記感光材料の幅に応じて定められた前記感光材料の
通過の容易な初期設定間隔となるように前記搬送ガイド
移動手段を制御し、前記先端検出センサからの感光材料
先端検出制御信号にもとづき、前記搬送ガイド対の間隔
を前記初期設定間隔から、前記感光材料の蛇行を生じさ
せない搬送間隔まで前記搬送手段により前記感光材料を
搬送しながら狭めるように前記搬送ガイド移動手段を制
御する制御手段とを有することを特徴とする感光材料搬
送装置を提供する。
【0014】ここで、前記搬送間隔は、前記感光材料の
規格幅以下、特に、前記感光材料の規格幅よりも0.1
mm小さいのが好ましい。
【0015】また、本発明は、主走査方向に延在する、
もしくは偏向される光ビームを射出する露光光源を用
い、副走査搬送手段によって前記主走査方向とほぼ直交
する副走査方向に搬送される長尺の感光材料を走査露光
する走査露光部を有する画像記録装置における感光材料
搬送装置において、前記走査露光部の近傍に配置され、
前記感光材料を搬送する搬送手段と、前記走査露光部の
感光材料搬送方向上流側近傍に配置され、前記感光材料
の両端部を規制する搬送ガイド対と、前記搬送ガイド対
の間隔を設定する搬送ガイド移動手段と、前記副走査搬
送手段の上流側近傍に設けられ、前記感光材料の先端を
検出する先端検出センサと、前記搬送手段による前記感
光材料の前記走査露光部への搬入に先立って、前記搬送
ガイド対の間隔を前記感光材料の幅に応じて定められた
前記感光材料の通過の容易な初期設定間隔となるように
前記搬送ガイド移動手段を制御し、前記先端検出センサ
からの感光材料先端検出制御信号にもとづき、前記搬送
ガイド対の間隔を前記初期設定間隔から、前記感光材料
のたわみを生じさせない搬送間隔まで前記搬送手段によ
り前記感光材料を搬送しながら狭めるように前記搬送ガ
イド移動手段を制御する制御手段とを有することを特徴
とする感光材料搬送装置を提供する。
【0016】
【作用】本発明の感光材料搬送装置によれば、感光材料
をオートローディングする時に、搬送ガイドの幅方向の
間隔を感光材料の幅よりも多少広めに設定して感光材料
を搬送しているため、感光材料のジャムの発生が殆どな
く、感光材料を無駄に消費したり、再度オートローディ
ングを行うための余計な時間を浪費することもない。ま
た、本発明の感光材料搬送装置によれば、少なくとも露
光部の副走査搬送ガイドの幅方向の間隔を、感光材料を
搬送しながら感光材料の実測最大幅にほぼ一致するよう
に狭くするため、感光材料は蛇行が極力低減されて適切
な露光経路で搬送され、歪みのない高画質な再生画像を
得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に示す好適実
施例に基づいて、本発明の感光材料搬送装置を詳細に説
明する。まず、本発明の感光材料搬送装置を適用する画
像記録装置について説明する。
【0018】図1は、本発明の感光材料搬送装置を適用
する画像記録装置の一実施例の概略図である。この画像
記録装置10は、フィルムスキャナー等の画像読取装置
によって取り込まれた画像に基づいて、セットアップ装
置で決定された露光条件(画像記録条件)に応じて、光
ビームによって感光材料Aを走査露光して潜像を形成
し、現像処理を行って、フィルムの画像が記録されたプ
リントを出力するデジタルフォトプリンタである。
【0019】この画像記録装置10は、基本的に、画像
記録部12と、現像部14と、乾燥部16と、排出部1
8と、電装部20とを有する。まず、画像記録部12
は、焼付搬送装置22と、光ビーム走査装置24とから
構成される。
【0020】ここで、図2に、上述する焼付搬送装置2
2の概略図を示す。この焼付搬送装置22は、ロール状
に巻回された感光材料Aを引き出して所定の経路を搬送
しつつ、画像位置情報の記録、画像露光(焼き付け)、
バックプリント等を行い、次工程となる現像部14に搬
送する装置であり、感光材料供給部26、第1ループ形
成部28、画像位置情報形成部30、露光部32、バッ
クプリント部34、リザーバ36および感光材料Aをこ
れらの部位を経る所定経路で搬送する搬送手段を有する
ものである。
【0021】この焼付搬送装置22において、感光材料
供給部26は、ロール状に巻回された長尺の感光材料A
を遮光性の筐体に収納してなる感光材料マガジン38が
装填される部分である。
【0022】感光材料供給部26の下流(感光材料の搬
送方向)には、下流方向に向かって順に、感光材料マガ
ジン38から感光材料Aを引き出しつつ搬送する引き出
しローラ対40と、感光材料Aを検出するセンサ42
と、感光材料Aの幅方向両端に配設された搬送ガイド4
4と、搬送ガイド44を駆動するモータ46とが配置さ
れる。感光材料Aは、搬送手段である引き出しローラ対
40によって感光材料供給部26に装填された感光材料
マガジン38から引き出され、第1ループ形成部28ま
で搬送される。
【0023】搬送ガイド44のさらに下流に配置される
第1ループ形成部28は、感光材料Aのループを形成す
ることによって、後述する画像位置情報形成部30の搬
送ローラ対68による感光材料Aの搬送停止を吸収する
とともに、搬送ローラ対68によるテンションを吸収す
るもので、感光材料Aを搬送する駆動ローラ48と、ガ
イドローラ50,52と、感光材料Aを案内する搬送ガ
イド54と、この搬送ガイド54を駆動するモータ56
と、感光材料Aのループを検出するセンサ58とを有す
る。
【0024】上述する感光材料Aは、この画像記録装置
10の通常の処理において、帯状のままで連続的に画像
記録や現像処理が行われ、最後に切断されて仕上がりプ
リントとされる。従って、感光材料Aの露光を所定位置
から開始したり、感光材料Aを所定位置で切断するため
に、また、図示例のように、装置の構成によってはバッ
クプリントのために、プリント一枚毎の位置情報(いわ
ゆるコマ情報)や、例えばフィルム一本分等の適宜設定
された単位枚数毎の位置情報(いわゆるソート情報)等
の画像位置情報が形成される。
【0025】上述するコマ情報やソート情報などの画像
位置情報を形成する画像位置情報形成部30は、第1ル
ープ形成部28の下流に配設され、下流方向に向かって
順に、感光材料Aを案内する搬送ガイド60と、感光材
料Aの通紙を検出するセンサ62と、感光材料Aを穿孔
するパンチ64と、搬送ガイド66と、搬送ローラ対6
8とが配置される。画像位置情報は、プリント一枚(コ
マ)毎に、または、ソートされる単位枚数毎に、感光材
料Aの搬送方向先端の対応する位置に、パンチ64によ
って、例えば四角形の孔を穿孔するなどして形成され
る。
【0026】次いで、画像位置情報形成部30の下流に
配設される露光部32は、図示例の画像記録装置10に
おいて、光ビーム走査装置24とともに、デジタル露光
により感光材料Aを光ビームで2次元的に走査露光する
露光手段を構成する。この露光部32は、基本的に、第
2ループ形成部70と、副走査搬送系72と、第3ルー
プ形成部74とを有する。
【0027】ここで、図3に、光ビーム走査装置24と
露光部32の副走査搬送系72とからなる画像露光手段
の概略図を示す。まず、光ビーム走査装置24は、分光
感度に波長依存性を有する感光材料A、特に3原色の分
光感度のピークが可視光域にあるノーマルカラー感光材
料を3原色の光ビームを用いて走査露光するための3レ
ーザ光異角入射光学系(3光源非合波光学系)を構成
し、赤(R)露光用の光ビームを射出する半導体レーザ
(LD)82R、緑(G)露光用の光ビームを射出する
SHG(Second Harmonic generation)素子を用いる波
長変換レーザ(G−SHG)82Gおよび青(B)露光
用の光ビームを射出するSHG素子を用いる波長変換レ
ーザ(B−SHG)82Bと、これらのレーザ光源82
R,82G,82Bから射出された光ビームの進行方向
に沿って、コリメータレンズ84R,84G,84B
と、AOM(音響光学変調器)86R,86G,86B
と、反射ミラー88R,88G,88Bと、シリンドリ
カルレンズ90R,90G,90Bと、ポリゴンミラー
92と、fθレンズ94と、シリンドリカルミラー96
と、反射ミラー98とを有する。
【0028】3光源非合波光学系は所定の狭帯域波長の
光を射出する光源として少しずつ異なる角度(例えば約
4°)でポリゴンミラー92の反射面92aに入射する
3つのレーザ光源82R,82G,82Bを有している
が、図3に示すように、赤露光用のLD82Rは波長6
80nmの光を射出するものであり、緑露光用のG−S
HG82Gは波長532nmの光を射出するものであ
り、青露光用のB−SHG82Bは波長473nmの光
を射出するものである。
【0029】コリメータレンズ84R,84G,84B
は、レーザ光源82R,82G,82Bから射出された
レーザ光100R,100G,100Bをそれぞれ整形
して平行光とするものである。AOM(音響光学変調
器)86R、86Gおよび86Bは、レーザ光100
R,100G,100Bを、図示しない画像処理装置に
よって画像処理された各色の画像データ信号に応じて変
調するものである。
【0030】シリンドリカルレンズ90R,90G,9
0Bとfθレンズ94とシリンドリカルミラー96とは
面倒れ補正光学系を構成し、ポリゴンミラー92の面倒
れを補正する。ここで、レーザ光源82R,82G,8
2Bから射出されたレーザ光100R,100G,10
0Bがポリゴンミラー92の反射面92aに少しずつ異
なる角度で入射し、この反射面92aで反射されて感光
材料A上の同一の主走査線上に異なる角度で結像し、時
間的に間隔をあけて同一主走査線上を走査するようにレ
ーザ光源82R,82G,82Bは配置される。ここ
で、反射ミラー88R,88G,88Bはレーザ光10
0R,100G,100Bの各光路を折り返して、これ
らをいずれもポリゴンミラー92の反射面92aの同一
線上の近接した位置にもしくは同一点上に入射させるた
めのものである。
【0031】fθレンズ94は、各レーザ光100R,
100G,100Bを主走査線のいずれの位置において
も正しく結像させるためのものである。なお、fθレン
ズ94は、波長が473,532,680nmの光に対
して色収差が許容範囲内に収まるように補正されてい
る。シリンドリカルミラー96は、シリンドリカルレン
ズ90R,90G,90Bと面倒れ補正光学系を構成す
る他、各レーザ光100R,100G,100Bを折り
曲げて、反射ミラー98に入射させ、反射ミラー98は
各レーザ光100R,100G,100Bを再び折り曲
げて、副走査搬送系72によって副走査搬送される感光
材料A上の副走査方向と略直交する主走査線に向けるも
のである。
【0032】一方、副走査搬送系72は、感光材料Aを
所定の露光位置に保持しつつ、主走査方向と略直交する
副走査方向(図中矢印b方向)に搬送する露光ドラム7
6と、副走査搬送方向に露光位置(走査線)を挟んで露
光ドラム76に押圧される、2本のニップローラ78お
よび80と、前述のコマ情報を検出して、画像記録位置
を検出するセンサ102と、搬送ガイド104と、この
搬送ガイド104を駆動するモータ105と、感光材料
Aの先端を検出するセンサ106とを有するものであ
り、感光材料Aは、露光ドラム76とニップローラ78
および80とによって、副走査搬送される。
【0033】即ち、コマ情報が図2の焼付搬送装置22
に示すセンサ102によって検出され、さらに感光材料
Aの記録開始位置が露光位置まで搬送されると、光ビー
ム走査装置24が駆動されて、3本の光ビームLによる
感光材料Aの走査露光が開始される。ここで、光ビーム
Lは主走査方向に偏向され、感光材料Aは主走査方向と
直交する副走査方向に搬送されているため、結果的に感
光材料Aは、光ビームLによって2次元的に走査露光さ
れ、潜像が記録される。
【0034】また、露光部32の第2ループ形成部70
は、感光材料Aのループを形成することによって、画像
位置情報形成部30の搬送ローラ対68による感光材料
Aの搬送停止や、搬送ローラ対68と露光ドラム76と
の搬送速度の違いを吸収するとともに、搬送ローラ対6
8や露光ドラム76によるテンションを吸収するもの
で、感光材料Aを案内する搬送ガイド108と、搬送ガ
イド108を駆動するモータ110と、感光材料Aのル
ープを検出するセンサ112とを有する。
【0035】さらに、第3ループ形成部74は、感光材
料Aのループを形成することによって、搬送ローラ対1
14による感光材料Aの搬送停止や、搬送ローラ対11
4と露光ドラム76との搬送速度の違いを吸収するとと
もに、搬送ローラ対114や露光ドラム76によるテン
ションを吸収するもので、感光材料Aのループを検出す
るセンサ116と、感光材料Aを案内する搬送ガイド1
18と、搬送ガイド118を駆動するモータ120と、
搬送ローラ対114と、感光材料Aの先端を検出するセ
ンサ122とを有する。
【0036】次いで、バックプリント部34は、プリン
トの裏面に、原稿フィルムの撮影日や感光材料Aへの記
録日等のプリントの各種データを記録する、いわゆるバ
ックプリントを行う部分であり、印字装置124と、セ
ンサ126とを有する。例えば、図示例のバックプリン
ト部34は、インクリボンを用いた熱転写によってバッ
クプリントを行うものであって、センサ126によって
コマ情報を検出し、印字装置124によってプリントに
対応したバックプリントを行う。
【0037】ところで、既に述べたように、画像記録装
置10において、感光材料Aは最後に切断されて仕上が
りプリントとされ、露光から現像処理が終了するまで
は、帯状のままで連続的に処理される。しかしながら、
画像記録部12と現像部14とにおける処理速度は同一
ではなく、現像部14よりも画像記録部12による処理
速度のほうが速いのが一般的である。
【0038】リザーバ36は、露光済の感光材料Aを収
容する場所であり、上述するような現像部14と画像記
録12との処理速度の差を吸収して、処理効率を向上さ
せるためのものである。画像記録部12は、基本的にこ
のように構成される。
【0039】次に、現像部14は、使用する感光材料A
の種類に応じた湿式の現像処理装置である。例えば、感
光材料Aが銀塩写真感光材料であれば、図1に示される
ように、発色現像槽128、漂白定着槽130、水洗槽
132a,132b,132c,132d等を有する。
また、乾燥部16は、露光・現像済の感光材料Aを従来
公知の方法によって乾燥させるものである。
【0040】また、排出部18は、乾燥された感光材料
Aを1枚のプリント毎に切断、さらにはソート情報に応
じて仕分けを行うものであり、画像位置情報を検出する
センサ134および感光材料Aを切断するカッタ136
を有する切断部138と、ソータ140とを有する。さ
らに、電装部20は、上述する画像記録部12、現像部
14、乾燥部16、排出部18を制御するものであり、
その内部には制御基板や電源等が収納される。
【0041】本発明の感光材料搬送装置が適用される画
像記録装置10は、基本的に、このような構成を有する
ものである。次に、この画像記録装置10の動作ととも
に、本発明の感光材料搬送装置の動作について説明す
る。
【0042】まず、感光材料マガジン38が感光材料供
給部26に装着されると、搬送ガイド44,60,66
の幅方向の間隔はモータ46によって、同様に、搬送ガ
イド104の幅方向の間隔はモータ105によって、感
光材料Aの幅よりも多少広めに移動される。例えば、感
光材料Aの幅のばらつきを考慮して、規格幅203mm
の感光材料Aの実測平均幅が202.5mm、実測最大
幅が202.8mmである場合には、搬送ガイド44,
60,66,104の幅方向の間隔は、感光材料Aの実
測最大幅202.8mmに対し、感光材料Aの幅方向両
端に1mmづつの余裕を取って204.8mmになるよ
うに移動される。
【0043】また、第1ループ形成部28において、搬
送ガイド54はモータ56によって回動されて駆動ロー
ラ48に沿うように配置される。また、露光部32の第
2および第3ループ形成部70,74の搬送ガイド10
8,118は、それぞれモータ110,120によって
回動されて図中垂直方向に配置され、露光部32の副走
査搬送系72のニップローラ78,80は、露光ドラム
76から離隔されて配置される。
【0044】搬送ガイド44,60,66,104の幅
方向の間隔が決定されると、長尺の感光材料Aは、引き
出しローラ対40によって感光材料マガジン26から引
き出され、センサ42によって通紙が検出された後、搬
送ガイド44に案内されながら第1ループ形成部28ま
で搬送される。第1ループ形成部28において、感光材
料Aは、駆動ローラ48とガイドローラ50,52とに
よって、駆動ローラ48に沿って配設された搬送ガイド
54に案内されて搬送され、さらに画像位置情報形成部
30まで搬送される。
【0045】次いで、感光材料Aは、画像位置情報形成
部30の搬送ガイド60を通過し、センサ62によって
通紙が検出された後、パンチ64および搬送ガイド66
を通過し、さらに搬送ローラ対68によって露光部32
まで搬送される。
【0046】露光部32において、感光材料Aは、第2
ループ形成部70の搬送ガイド108に案内されなが
ら、副走査搬送系72の搬送ガイド104を通過する。
この時、図4(a)に示されるように、センサ106に
よって感光材料Aの先端が検出されると、図4(b)に
示されるように、搬送ガイド104の幅方向の間隔は、
感光材料Aを所定速度で搬送しながら、モータ105に
よって感光材料Aの幅方向の長さにほぼ一致するまで狭
く設定される。
【0047】例えば、上述するように、規格幅203m
mの感光材料Aの実測平均幅が202.5mm、実測最
大幅が202.8mmである場合、感光材料Aの実測最
大幅は、規格幅203mmに対してまだ0.2mmの余
裕があるので、搬送ガイド104の幅方向の間隔は、感
光材料Aの実測最大幅202.8mm〜規格幅203m
mまでの間、例えば感光材料Aの実測最大幅202.8
mmよりも0.1mm大きい、即ち、規格幅203mm
よりも0.1mm小さい202.9mmになるように移
動される。
【0048】このように、感光材料Aを所定速度で搬送
しながら、搬送ガイド104の幅方向の間隔を感光材料
Aの幅にほぼ一致するまで狭く移動させることによっ
て、感光材料Aの幅方向の両端の一点に搬送ガイド10
4を移動させる際の応力が集中するのを防止することが
でき、感光材料Aの幅方向のエッジの損傷や、折れ曲が
り等を防止することができる。また、露光部32の直前
で、感光材料Aの搬送経路を所定の露光位置に矯正して
いるため、感光材料Aの蛇行が低減され、歪みのない高
画質な再生画像が得られる。
【0049】次いで、感光材料Aは、さらに搬送ローラ
対68によって搬送され、露光ドラム76とニップロー
ラ78,80との間を通過する。その後、第3ループ形
成部74の搬送ガイド118に案内されながら、搬送ロ
ーラ対114によって搬送され、センサ122によって
先端が検出される。そして、センサ122によって感光
材料Aの先端が検出されると、駆動ローラ48、搬送ロ
ーラ対68、露光ドラム76および搬送ローラ対114
の駆動は停止され、感光材料Aの搬送は停止される。
【0050】また、感光材料Aの先端がセンサ122に
よって検出されると、図示例のように、搬送ガイド54
はモータ56によって回動されて駆動ローラ48から離
隔して配置される。また、露光部32の第2および第3
ループ形成部70,74の搬送ガイド108,118
は、それぞれモータ110,120によって回動されて
図中水平方向に配置され、露光部32の副走査搬送系7
2のニップローラ78,80は、露光ドラム76に押圧
されるように配置される。
【0051】次いで、感光材料Aが引き出しローラ対4
0によって搬送されることにより、第1ループ形成部2
8には感光材料Aの第1ループが形成される。センサ5
8によって感光材料Aの第1ループが検出されると、即
ち、第1ループ形成部28に所定コマ数の感光材料Aが
蓄積されると、引き出しローラ対40は停止され、逆
に、後述するように、搬送ローラ対68により感光材料
Aが搬送されて感光材料Aの第1ループが検出されなく
なると再駆動される。
【0052】こうして、センサ42によって感光材料A
の通紙が検出される間、即ち、感光材料切れになるま
で、引き出しローラ対40によって、第1ループ形成部
28には、所定コマ数の感光材料Aの第1ループが常に
形成される。
【0053】第1ループ形成部28に所定長の感光材料
Aが蓄積された後、感光材料Aに記録される画像情報が
入力されると、感光材料Aはパンチ64によって穿孔さ
れ、その所定位置に所定形状のコマ情報が形成される。
その後、搬送ローラ対68によって感光材料Aが1コマ
の長さに相当する距離だけ搬送され、第2ループ形成部
70に感光材料Aの第2ループが形成される。
【0054】搬送ローラ対68は、パンチ64によって
感光材料Aにコマ情報が形成された後、後述するよう
に、露光ドラム76およびニップローラ78,80によ
り感光材料Aが搬送され、センサ112によって感光材
料Aの第2ループが検出されなくなると、感光材料Aを
1コマの長さに相当する距離だけ搬送して停止される。
こうして、センサ62によって感光材料Aの通紙が検出
される間、パンチ64によって感光材料Aの1コマ毎に
コマ情報が形成され、搬送ローラ対68によって第2ル
ープ形成部70に感光材料Aの第2ループが常に形成さ
れる。
【0055】センサ112によって感光材料Aの第2ル
ープが検出されると、即ち、第2ループ形成部70に所
定コマ数の感光材料Aが蓄積されると、露光ドラム76
およびニップローラ78,80によって感光材料Aが搬
送され、センサ102によって、感光材料Aに形成され
たコマ情報が検出される。
【0056】コマ情報が検出されると、露光ドラム76
およびニップローラ78,80によって、感光材料Aが
露光開始位置まで搬送された後、光ビーム走査装置24
が駆動されて、副走査方向に搬送される感光材料Aが走
査露光され、潜像が記録される。このように、露光ドラ
ム76およびニップローラ78,80によって、感光材
料Aを副走査方向に搬送しながら、光ビーム走査装置2
4によって感光材料Aを走査露光することにより、感光
材料Aに潜像が記録されるとともに、第3ループ形成部
74に感光材料Aの第3ループが形成される。
【0057】そして、感光材料Aの露光および搬送を繰
り返し行い、センサ116によって感光材料Aの第3ル
ープが検出されると、即ち、第3ループ形成部74に所
定コマ数の感光材料Aが蓄積されると、潜像が形成され
た感光材料Aは、搬送ローラ対114によってコマ単位
でバックプリント部34まで搬送される。そして、バッ
クプリント部34の、センサ126によってコマ情報が
検出されると、印字装置によってフィルム撮影日等の情
報がバックプリントされる。
【0058】バックプリントされた感光材料Aはリザー
バ36に収容されて、所定時間滞留された後に搬出さ
れ、搬送手段によって現像部14に搬送される。現像部
14に搬送された感光材料Aは、所定の速度で搬送され
つつ、各槽128,130,132a,132b,13
2c,132dにおいて、発色現像、漂白定着、水洗の
各処理を順次施されて現像される。
【0059】次いで、現像された感光材料Aは、乾燥部
16で乾燥され、排出部18の切断部138において、
センサ134によってコマ情報が検出され、カッタ13
6によってプリント毎に切断されて仕上りプリントとさ
れ、ソート情報に応じて所定枚数毎にソータ140に収
納される。本発明の感光材料搬送装置を適用する画像記
録装置10は、基本的に、このように動作する。
【0060】なお、本発明の感光材料搬送装置について
説明したが、本発明は上記実施例だけに限定されるもの
ではない。例えば、本発明の感光材料搬送装置を適用す
る画像記録装置としては、デジタルフォトプリンタなど
のプリンタだけでなく、複写装置や印刷製版装置等を挙
げることができる。また、本発明の感光材料搬送装置
は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改
良および変更を行ってもよいのは勿論である。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明の感光
材料搬送装置によれば、感光材料のオートローディング
を開始する時は、搬送ガイドの幅方向の間隔が感光材料
の幅よりも多少広めに設定されるため、感光材料のジャ
ムの発生が低減される。従って、感光材料の無駄を低減
することができ、感光材料を取り替える手間を省略する
ことができる。また、本発明の感光材料搬送装置によれ
ば、少なくとも露光部の副走査搬送ガイドの幅方向の間
隔は、感光材料を搬送しながらほぼ感光材料の実測最大
幅まで狭くされるため、感光材料の両端の一箇所に搬送
ガイドによる応力が集中することなく、感光材料の蛇行
を低減することができ、搬送経路が適切な露光位置に矯
正されるため、殆ど歪みのない高画質な再生画像を得る
ことができる。また、感光材料の幅方向のエッジの損傷
や折れ曲がり等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感光材料搬送装置を適用する画像記録
装置の一実施例の概略図である。
【図2】図1に示す画像記録装置の焼付搬送部の一実施
例の概略図である。
【図3】図1に示す画像記録装置の光ビーム走査装置お
よび副走査搬送系の一実施例の概略図である。
【図4】(a)および(b)は、ともに本発明の感光材
料搬送装置における搬送ガイドの作用を説明する一実施
例の概略図である。
【符号の説明】
10 画像記録装置 12 画像記録部 14 現像部 16 乾燥部 18 排出部 20 電装部 22 焼付搬送装置 24 光ビーム走査装置 26 感光材料供給部 28 第1ループ形成部 30 画像位置情報形成部 32 露光部 34 バックプリント部 36 リザーバ 38 感光材料マガジン 40 引き出しローラ対 42,58,62,102,106,112,122,
126,116,134 センサ 44,54,60,66,104,108,118 搬
送ガイド 46,56,105,110,120 モータ 48 駆動ローラ 50,52 ガイドローラ 78,80 ニップローラ 64 パンチ 68,114 搬送ローラ対 70 第2ループ形成部 72 副走査搬送系 74 第3ループ形成部 76 露光ドラム 82R,82G,82B レーザ 84R,84G,84B コリメータレンズ 86R,86G,86B AOM(音響光学変調器) 88R,88G,88B 反射ミラー 90R,90G,90B シリンドリカルレンズ 92 ポリゴンミラー 92a 反射面 94 fθレンズ 96 シリンドリカルミラー 98 反射ミラー 100R,100G,100B レーザ光 124 印字装置 128 発色現像槽 130 漂白定着槽 132a,132b,132c,132d 水洗槽 136 カッタ 138 切断部 140 ソータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主走査方向に延在する、もしくは偏向され
    る光ビームを射出する露光光源を用い、副走査搬送手段
    によって前記主走査方向とほぼ直交する副走査方向に搬
    送される長尺の感光材料を走査露光する走査露光部を有
    する画像記録装置における感光材料搬送装置において、 前記走査露光部の近傍に配置され、前記感光材料を搬送
    する搬送手段と、前記走査露光部の感光材料搬送方向上
    流側近傍に配置され、前記感光材料の両端部を規制する
    搬送ガイド対と、前記搬送ガイド対の間隔を設定する搬
    送ガイド移動手段と、前記副走査搬送手段の上流側近傍
    に設けられ、前記感光材料の先端を検出する先端検出セ
    ンサと、前記搬送手段による前記感光材料の前記走査露
    光部への搬入に先立って、前記搬送ガイド対の間隔を前
    記感光材料の幅に応じて定められた前記感光材料の通過
    の容易な初期設定間隔となるように前記搬送ガイド移動
    手段を制御し、前記先端検出センサからの感光材料先端
    検出制御信号にもとづき、前記搬送ガイド対の間隔を前
    記初期設定間隔から、前記感光材料の蛇行を生じさせな
    い搬送間隔まで前記搬送手段により前記感光材料を搬送
    しながら狭めるように前記搬送ガイド移動手段を制御す
    る制御手段とを有することを特徴とする感光材料搬送装
    置。
  2. 【請求項2】前記搬送間隔は、前記感光材料の規格幅以
    下である請求項1に記載の感光材料搬送装置。
  3. 【請求項3】前記搬送間隔は、前記感光材料の規格幅よ
    りも0.1mm小さい間隔である請求項1または2に記
    載の感光材料搬送装置。
  4. 【請求項4】主走査方向に延在する、もしくは偏向され
    る光ビームを射出する露光光源を用い、副走査搬送手段
    によって前記主走査方向とほぼ直交する副走査方向に搬
    送される長尺の感光材料を走査露光する走査露光部を有
    する画像記録装置における感光材料搬送装置において、 前記走査露光部の近傍に配置され、前記感光材料を搬送
    する搬送手段と、前記走査露光部の感光材料搬送方向上
    流側近傍に配置され、前記感光材料の両端部を規制する
    搬送ガイド対と、前記搬送ガイド対の間隔を設定する搬
    送ガイド移動手段と、前記副走査搬送手段の上流側近傍
    に設けられ、前記感光材料の先端を検出する先端検出セ
    ンサと、前記搬送手段による前記感光材料の前記走査露
    光部への搬入に先立って、前記搬送ガイド対の間隔を前
    記感光材料の幅に応じて定められた前記感光材料の通過
    の容易な初期設定間隔となるように前記搬送ガイド移動
    手段を制御し、前記先端検出センサからの感光材料先端
    検出制御信号にもとづき、前記搬送ガイド対の間隔を前
    記初期設定間隔から、前記感光材料のたわみを生じさせ
    ない搬送間隔まで前記搬送手段により前記感光材料を搬
    送しながら狭めるように前記搬送ガイド移動手段を制御
    する制御手段とを有することを特徴とする感光材料搬送
    装置。
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