JP3653648B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル露光による写真の焼付装置のように、供給された画像データに応じた画像記録を行う画像記録装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
現在、ネガフィルム、リバーサルフィルム等の写真フィルム(以下、フィルムとする)に撮影された画像の印画紙等の感光材料への焼き付けは、フィルムの画像を感光材料に投影して感光材料を面露光する、いわゆる直接露光によって行われている。
【0003】
これに対し、近年では、デジタル露光を利用する焼付装置、すなわち、フィルムに記録された画像を光電的に読み取って、読み取った画像をデジタル信号とした後、種々の画像処理を施して記録用の画像データとし、この画像データに応じて変調した記録光によって感光材料を走査露光して画像(潜像)を記録し、プリントとするデジタルフォトプリンタの開発が進んでいる。
【0004】
デジタルフォトプリンタでは、フィルムを光電的に読み取り、信号処理によって色濃度補正が行われて露光条件が決定される。従って、露光時のオペレータによる露光条件の決定、さらにはフィルタや絞り等の調整が不要で、1画像当たりの露光にかかる時間は短時間であり、また、露光時間も画像サイズに応じて一定であるため、従来の面露光に比して迅速な焼き付を行うことができる。
しかも、複数画像の合成や画像分割等のプリント画像の編集や、色/濃度調整、輪郭強調等の各種の画像処理も自由に行うことができ、用途に応じて自由に処理した仕上りプリントを出力することができる。また、仕上りプリント画像を画像データとしてフロッピーディスク等の記録媒体に保存しておくことができるので、焼増し等の際に、原稿となるフィルムを用意する必要がなく、また、再度露光条件を決定する必要がないので迅速かつ簡易に作業を行うことができる。
さらに、従来の直接露光によるプリントでは、分解能、色/濃度再現性等の点で、フィルム等に記録されている画像をすべて再生することはできないが、デジタルフォトプリンタによればフィルムに記録されている画像(濃度情報)をほぼ100%再生したプリントが出力可能である。
【0005】
このようなデジタルフォトプリンタは、基本的に、フィルムに記録された画像を光電的に読み取る画像読取装置、読み取った画像を画像処理して画像記録の露光条件を決定する画像処理(セットアップ)装置、および決定された露光条件に従って感光材料を走査露光して現像処理を施す画像記録装置(以下、記録装置とする)より構成される。
【0006】
画像読取装置では、光源から射出された読取光をフィルムに入射して、フィルムに撮影された画像を担持する投影光を得て、この投影光を結像レンズによってCCDセンサ等のイメージセンサに結像して光電変換することにより画像を読み取り、必要に応じて各種の画像処理を施した後に、フィルムの画像データ(画像データ信号)として画像処理装置に送る。
画像処理装置は、プレスキャンの画像データから画像処理条件を設定して、設定した条件に応じた画像処理を本スキャンの画像データに施し、画像記録のための出力画像データ(露光条件)として記録装置に送る。
記録装置では、例えば、光ビーム走査露光を利用する装置であれば、画像処理装置から送られた画像データに応じて光ビームを変調して、この光ビームを主走査方向に偏向すると共に、主走査方向と直交する副走査方向に感光材料を副走査搬送することにより、画像を担持する光ビームによって感光材料を露光(焼付け)して潜像を形成し、次いで、感光材料に応じた現像処理等を施して、フィルムに撮影された画像が再生された仕上りプリント(写真)とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このようなデジタルフォトプリンタの記録装置も含め、画像データを受け取って画像記録を行う記録装置では、供給された画像データに応じた色/濃度を有する画像を良好に再現できることが要求され、また、これを実現できるように設計・製造される。
しかしながら、記録装置も機械である以上、個体差があり、同機種の同仕様の装置であっても、構成部品の誤差、組み立て誤差、設置環境の違いに伴う現像処理条件の違い等によって、出力画像が供給された画像データに応じたものにならない場合が多い。また、装置の経時劣化や温度・湿度等の設置環境の変化によって、供給された画像データに対する出力画像は経時と共に変化する。さらに、供給された画像データに対する出力画像は、使用する感光材料や現像処理薬にも影響を受け、例えば、感光材料の製造ロットが違うと、感光材料の特性に若干の違いがあり、画像データに対する出力画像が変動する場合もある。
【0008】
そのため、記録装置の個体差や経時による変化、感光材料の製造ロット毎の違い等を吸収して、供給された画像データに対応する画像を良好に再現できるようにする調整、いわゆるキャリブレーションが行われる。
従って、キャリブレーションは、記録装置の納入時のみならず、稼動開始後にも定期的もしくはオペレータの画質判断に応じて行う必要があり、さらに、使用する感光材料や現像処理薬を交換した際にもキャリブレーションが必要な場合もある。
【0009】
キャリブレーションは、通常、キャリブレーションを行うための画像(いわゆるパッチ)が記録された基準チャート、例えば、各種の濃度のシアン(C)パッチ、マゼンタ(M)パッチ、イエロー(Y)パッチ、グレーパッチ等が記録されたキャリブレーション用の基準チャートを記録装置で実際に出力し、チャートの各パッチの濃度を濃度測定器で測定して、記録装置が目的とした濃度(チャートの記録のために与えた画像データ)と、実際の基準チャートの濃度とから、アルゴリズム等を用いて更正のためのテーブルを作成し、このテーブルを記録装置の画像データ処理部に設定することによって行われる。
記録装置では、画像データ供給源から供給された画像データを、このテーブルで補正することによって、供給された画像データに応じた画像を良好に再生した画像記録を実現する。
【0010】
ここで、画像記録装置、特に前述のデジタルフォトプリンタに用いられる画像記録装置は、効率のよい画像記録を行うために、複数の画像データを記憶できるフレームメモリを有し、画像データ供給源から供給された画像データを、一回このフレームメモリに記憶しておいて、画像記録の進行に応じて、供給された順に順次読み出して画像記録を行う。
従って、この画像記録装置でキャリブレーションを行う際には、まず最初にキャリブレーション用の基準チャートを作成するための画像データ(キャリブレーション画像データ)を作成して、この画像データを前述のフレームメモリに供給して記憶させ、ここから読み出して基準チャートを出力する必要があり、キャリブレーションを開始してから、基準チャートを出力するまでに時間がかかる。
【0011】
また、例えば、作業中に感光材料が無くなり、製造ロットの異なる新規な感光材料等を装填した場合等、フレームメモリに画像が残っている状態でキャリブレーションを行う必要が生じた場合には、画像データを記憶するフレームメモリにキャリブレーション画像データを記憶させるために、先にフレームメモリに記憶した画像データを消さなければならない場合もある。
【0012】
本発明の目的は、デジタルフォトプリンタの記録装置のように、画像データ供給源から供給された画像データを用いて画像記録を行う画像記録装置であって、キャリブレーションを迅速に行うことができ、かつ、キャリブレーションのために、先に画像データ供給源から供給されメモリに記憶してあった画像データを消去する必要が無い画像記録装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、画像データ供給源から画像データを受取り、この画像データに応じた画像を記録したハードコピーを作成する画像記録装置であって、画像データ供給源から供給される画像データを順次記憶する画像記憶手段と、キャリブレーションに用いられる画像を記録するためのキャリブレーション画像データを専用に記憶するキャリブレーション記憶手段と、キャリブレーション画像データを生成して、前記キャリブレーション記憶手段に供給するキャリブレーション画像データ形成手段と、前記記憶手段およびキャリブレーション記憶手段から画像データを読み出して画像記録を行う画像記録手段とを有することを特徴とする画像記録装置を提供する。
【0014】
また、前記画像記憶手段が複数コマ分の画像データを記憶できるものであって、その1コマ分が前記キャリブレーション記憶手段であるのが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像記録装置について、添付の図面に示される好適実施例を元に詳細に説明する。
【0016】
図1に、本発明の画像記録装置を利用する写真焼付現像機(フォトプリンタ)の概略図が示される。
図1に示される写真焼付現像機10(以下、焼付現像機10とする)は、前述のデジタルフォトプリンタの画像記録装置で、フィルムスキャナー等の画像読取装置で読み取られ、読み取られた画像に応じて画像データ(情報)供給源である画像処理装置Rで画像処理されて供給された記録画像データ(露光条件)に応じて、光ビーム走査露光によって感光材料(印画紙)Aを露光して潜像を記録し、現像処理および乾燥を行い、切断して仕上りプリントとし、仕分けを行う装置である。
この焼付現像機10は、基本的に、画像記録部12と、現像部14と、乾燥部16と、排出部18と、制御基板や電源部等が収納される電装部20とを有して構成される。
【0017】
画像記録部12は、焼付搬送装置22と光ビーム走査装置24とから構成される。
図2に焼付搬送装置22の概略図を、図3に光ビーム走査装置24(および副走査搬送系66)の概略図を、それぞれ示す。
【0018】
焼付搬送装置22は、ロール状に巻回された感光材料Aを引き出して所定の経路を搬送しつつ、画像位置情報の記録、画像露光(焼き付け)、バックプリント等を行う装置で、感光材料供給部26、コマ情報形成部28、露光部30、バックプリント部32、リザーバ34、感光材料排出部36、および感光材料Aをこれらの部位を経た所定経路で搬送する搬送手段とを有するものである。
【0019】
感光材料供給部26は、ロール状に巻回された感光材料Aを遮光性の筐体に収納してなる(感光材料)マガジン38を装填し、マガジン38から感光材料Aを引き出して供給する部分であって、焼付搬送装置22の上部で露光部30と光ビーム走査装置24とからなる露光手段の側方に位置するマガジン38の装填部39と、感光材料Aの搬送方向の下流(以下、下流とする)方向に向かって引出しローラ対40と、センサ42と、ガイド44等とを有して構成される。
【0020】
引出しローラ対40は、マガジン38から感光材料Aを引き出すものである。この引出しローラ対40は、ソレノイド等によって互いに接離することで感光材料Aを挟持および開放自在に構成され、マガジン38交換等の際におけるマガジンの取り外しおよび感光材料Aの挿入を容易にする。
センサ42は、マガジン交換時等における感光材料Aの巻き戻しや感光材料Aのローディング(初期通紙)の際に、感光材料Aの先端やその有無を検出するものである。
また、ガイド44は、装填される感光材料Aの幅に応じて幅を変更するように構成される。この点については、後述するガイド58a,58b,78,90および108も同様である。
【0021】
感光材料供給部26の下流には、第1ループ形成部46が配置される。
第1ループ形成部46は、感光材料Aのループ(弛み)を形成することによって、下流のコマ情報形成部28のパンチ56の作動時における感光材料Aの搬送の停止を吸収する部分で、駆動ローラ48、および案内ローラ50ならびに52等を有する。
この第1ループ形成部46においては、コマ情報形成部28と引出しローラ対40との感光材料Aの搬送に応じて、感光材料Aのループが形成され、前述の引出しローラ対40は、この第1ループ形成部46内の感光材料の量(長さ)に応じて、マガジン38の感光材料Aを引き出す。
【0022】
第1ループ形成部46の下流には、コマ情報形成部28が配置される。
図示例の焼付現像機10も含め、通常の写真焼付現像機においては、処理の途中で感光材料Aが切断されることはなく、帯状のままで連続的に露光や現像処理が行われ、最後に排出部18で切断されて1枚の仕上りプリントとされる。そのため、感光材料Aの切断やバックプリントの位置決め、さらに、感光材料A上における画像記録位置を決定するため、プリント一枚(1コマ)毎の境目を示す位置情報いわゆるコマ情報を形成する必要がある。また、排出部18における仕分けのため、例えばフィルム一本分等の単位枚数毎の位置を示す、いわゆるソート情報を形成する必要がある。
コマ情報形成部28は、このコマ情報および/またはソート情報を形成する部位であって、1コマおよびソートの搬送方向先端に対応する位置を穿孔して、コマ情報等を形成する。
【0023】
図示例では、コマ情報形成部28は、コマ情報等を穿孔するパンチ56と、パンチ56の上下流のガイド58aおよび58bと、感光材料Aの先端を検出するセンサ60と、搬送ローラ対62とを有する。
コマ情報形成部28においては、後述する第2ループ形成部64内の感光材料Aの量等に応じて、搬送ローラ対62が駆動して1コマに対応する分の感光材料Aを搬送し、その後、パンチ56が作動してコマ情報等が形成される。
すなわち、搬送ローラ対62は1コマずつの感光材料Aの搬送を間欠的に繰り返し、パンチ56は、搬送ローラ対62が停止するとコマ情報を形成する。
図示例の装置においては、パンチ56を用いて感光材料Aを穿孔することによってコマ情報等を形成しているが、これ以外にもインクリボンを用いた熱転写やインクジェット等の各種の記録手段を用い、ラインやドット等によるマークを記録することによってコマ情報等を形成してもよい。
【0024】
コマ情報形成部28の下流には、第2ループ形成部64と、副走査搬送系66と、第3ループ形成部68とを有する露光部30が配置される。
図示例の装置においては、この露光部30と、図中露光部30の左側に配置される光ビーム走査装置24とによって画像記録手段が構成され、光ビーム走査装置24によって光ビームLを記録画像データに応じて変調して主走査方向(図2紙面に垂直方向、図3矢印a方向)に偏向走査すると共に、副走査搬送系66によって感光材料Aを所定の露光位置に保持しつつ、主走査方向と略直交する副走査方向(図中矢印b方向)に感光材料Aを搬送することにより、光ビームLによって感光材料Aを2次元的に走査露光し、潜像を記録する。
【0025】
図3に、光ビーム走査装置24と副走査搬送系60の概略図を示す。
光ビーム走査装置24は、赤(R)露光、緑(G)露光および青(B)露光に対応する光ビームを射出する光源、AOM(音響光学変調器)等の変調手段、ポリゴンミラー等の光偏向器、fθレンズ等を有して構成される、周知の光ビーム走査装置である。
一方、露光部30の副走査搬送系66は、感光材料Aを所定の露光位置に保持しつつ、主走査方向と略直交する副走査方向に搬送する露光ドラム70と、副走査方向に露光位置(走査線)を挟んで露光ドラム70に押圧される2本のニップローラ72および74と、コマ情報を検出して画像記録位置を検出するセンサ76と、ガイド78とを有するものであり(図2参照)、感光材料Aは、露光ドラム70とニップローラ72および74とによって、副走査搬送される。
【0026】
この光ビーム走査装置24は、基本的に、記録制御装置150によって制御されている。
記録制御装置150は、画像処理装置Rから供給される記録画像の画像情報を記憶するフレームメモリ152と、画像データ処理部154と、キャリブレーション画像データを作成するキャリブレーションデータ作成部(以下、データ作成部とする)156と、キャリブレーション演算部158とを有する。
【0027】
フレームメモリ152は、焼付装置10における標準サイズの画像の画像データを7コマ分を記憶できるフレームメモリである。画像処理装置Rから供給された画像データは、このフレームメモリ152に供給されて順次記憶され、画像記録の進行に応じて、画像処理装置Rから供給された順にフレームメモリ152から読み出され、画像記録に供される。
ここで、本発明にかかる焼付装置10においては、フレームメモリ152の7コマ分の記憶領域のうち、領域a〜fの6コマ分が画像処理手段Rから供給された画像データを記憶する領域で、残る1コマ分の領域gは、キャリブレーション画像データを専用に記憶する領域となっている。
【0028】
フレームメモリ152の領域gに記憶されるキャリブレーション画像データは、データ作成部156によって作成される。
データ作成部156には、キャリブレーションを行うための基準チャートを出力するための画像データ(すなわちキャリブレーション画像データ)を作成するパラメータ、あるいは、キャリブレーション画像データそのものが記憶されており、例えば、焼付装置10の起動時等にキャリブレーション画像データを作成して、前述のフレームメモリ152の領域gに供給して記憶させる。
後述する画像データ処理部154は、キャリブレーションを行う際には、この領域gからキャリブレーション画像データを読み出して、基準チャートを作成する。また、キャリブレーションを行う際には、キャリブレーション演算部158もキャリブレーション画像データを読み出す。
【0029】
そのため、本発明にかかる焼付装置10によれば、キャリブレーションを行う時にキャリブレーション画像データを作成する必要がなく、即座にフレームメモリ152の領域gからキャリブレーション画像データを読み出して基準チャートを出力できるので、迅速にキャリブレーションを行うことができる。なお、キャリブレーション画像データの作成は、通常、光学系や現像部14の立ち上がりよりはるかに短時間で行えるので、例えば、装置の起動時等に行えば、生産効率の低下にはならない。
また、キャリブレーション画像データを記憶する専用のメモリを有するので、キャリブレーションを行うために、フレームメモリ152に記憶された画像データを消去する必要はなくなる。
【0030】
キャリブレーションを行うための基準チャートは、公知のカラー(もしくはモノクロ)画像記録装置で用いられるキャリブレーション用の基準チャートと同様でよく、例えば、C、MおよびYの3原色の各色の様々な濃度の画像(パッチ)、およびグレー(無彩色)の様々な濃度のパッチが形成されたチャートが例示される。
また、図示例の装置では、データ作成部156でキャリブレーション画像データを作成(あるいは記憶されている)する構成を有するが、本発明は、これ以外にも、フロッピーディスクやCD−ROM等の記憶媒体からダウンロードして、フレームメモリ152に記憶する構成でもよい。
さらに、図示例の装置では、画像処理装置Rから供給される画像データを記憶するフレームメモリ152の一部をキャリブレーション画像データ用のメモリとして利用しているが、本発明はこれに限定はされず、キャリブレーション画像データ専用のメモリを別途設けてもよい。
【0031】
画像データ処理部154は、通常の画像記録時には、画像処理装置Rから供給され、フレームメモリ152の領域a〜fに記憶された画像データを、供給された順に順次読み出し、あるいは、キャリブレーションを行う際には、領域gからキャリブレーション画像データを読み出し、キャリブレーションで設定された補正テーブルを用いた処理(キャリブレーションの際には行わない)を含む各種の画像データ処理を行い、得られた画像データ(すなわち記録画像)に応じて、後述する各AOM166を駆動して、感光材料Aを露光する光ビームLを変調する。
【0032】
キャリブレーション演算部158は、後述する排出部18に配置される濃度測定計160による基準チャートの濃度測定結果、およびキャリブレーション画像データから、焼付装置10において、画像処理装置Rから供給された画像データに応じた画像を良好に再現した出力画像を得るための補正テーブル(ルックアップテーブル)や演算式を作成し、画像データ処理部154に供給・設定する。
このキャリブレーションによる補正テーブル等の作成方法には特に限定はなく、アルゴリズム等を用いた公知の方法が各種利用可能である。
【0033】
このような記録制御装置150に制御される光ビーム走査装置24は、感光材料Aを、3原色の光ビームを用いて走査露光するための3レーザ光異角入射光学系(3光源非合波光学系)を構成し、レーザ光源162(162R,162G,162B)と、各レーザ光源162から射出された光ビームLの進行方向に沿って、コリメータレンズ164(164R,164G,164B)と、音響光学変調器(AOM)166(166R,166G,166B)と、反射ミラー168(168R,168G,168B)と、シリンドリカルレンズ170(170R,170G,170B)と、ポリゴンミラー172と、fθレンズ174と、シリンドリカルミラー176と、反射ミラー178とを有する。
【0034】
図示例の3光源非合波光学系は、感光材料Aの赤(R)露光、緑(G)露光および青(B)露光のそれぞれに対応する、所定波長の光ビームを射出する3つのレーザ光源を用い、各レーザ光源から射出された光ビームLを、互いに若干異なる角度(例えば約4°)でポリゴンミラー172の反射面172aの一点に入射する光学系である。
例えば、レーザ光源162RはR露光用の波長680nmの光ビームLrを射出する半導体レーザ(LD)であり、レーザ光源162GはG露光用の波長532nmの光ビームLgを射出するSHG素子を用いる波長変換レーザであり、レーザ光源162BはB露光用の波長473nmの光ビームを射出するSHG素子を用いる波長変換レーザである。
【0035】
コリメータレンズ164は、レーザ光源162から射出された各光ビームLをそれぞれ整形して平行光とするものである。
AOM166は、前述のように、記録制御装置150の画像データ処理部154によって駆動され、各光ビームLを、画像データ(記録画像)に応じて変調する。
【0036】
前述のように、光ビーム走査装置24においては、各光ビームLポリゴンミラー172の反射面172aに少しずつ異なる角度で入射し、この反射面172aで反射されて感光材料A上の同一の主走査線上に異なる角度で結像し、時間的に間隔をあけて同一主走査線上を走査するように、各レーザ光源162が配置される。ここで、反射ミラー168は各光ビームLの光路を折り返して、これらをいずれもポリゴンミラー172の反射面172aの同一線上の近接した位置にもしくは同一点上に入射させるためのものである。
【0037】
シリンドリカルレンズ170とfθレンズ174とシリンドリカルミラー176とは面倒れ補正光学系を構成し、ポリゴンミラー172の面倒れを補正する。また、fθレンズ174は、各光ビームLを主走査線のいずれの位置においても正しく結像させるためのものである。
シリンドリカルミラー176は、面倒れ補正光学系を構成する他、各光ビームLを折り曲げて、反射ミラー178に入射させ、反射ミラー178は各光ビームLを再び折り曲げて、副走査搬送系66によって副走査搬送される感光材料A上の副走査方向と略直交する主走査線に向ける。
【0038】
なお、本発明の画像記録装置においては、記録手段となる露光光学系は上記構成に限定はされず、ダイクロイックミラーなどを用いて3本の光ビームを1本に合波する合波光学系であってもよく、また、光ビームの変調手段や光ビーム光源も、公知の方法や光学素子が各種利用可能である。
【0039】
副走査搬送系66によって感光材料Aが搬送されてコマ情報がセンサ76によって検出されると、光ビーム走査装置24が動作を開始して、さらに、記録開始位置が露光位置まで搬送されると、各AOM166によって画像データに応じて変調された各光ビームLによる感光材料Aの走査露光が開始される。
ここで、光ビームLは主走査方向に偏向され、感光材料Aは主走査方向と直交する副走査方向に搬送されているので、結果的に感光材料Aは光ビームLによって2次元的に走査され、全面的に露光される。
【0040】
ところで、露光の際の副走査搬送の誤差は、そのまま画像のスジムラ等の画質低下につながる。そのため、高画質な画像が記録されたプリントを得るためには、副走査搬送系66による感光材料Aの搬送を高精度に行う必要がある。また、コマ情報の形成、光ビーム走査装置24による画像記録、後述するバックプリントは、それぞれタイミングも感光材料Aの搬送速度異なり、しかも、パンチ56によるコマ情報の形成時には感光材料Aの搬送を停止する必要がある。
そのため、図示例においては、副走査搬送系66の上流側に第2ループ形成部64を、下流側に第3ループ形成部68を、それぞれ有し、副走査搬送系66の上下流の搬送手段(搬送ローラ対62および84)と副走査搬送系66との間に、感光材料Aのループを形成する。両ループ形成部を有することにより、副走査搬送系66による副走査搬送に、上下流に配置される搬送手段が与える悪影響、いわゆるバックテンションや引っ張り等を無くして、高精度な感光材料Aの副走査搬送が可能となる。また、第2ループ形成部64は、コマ情報形成部28における穿孔の際の感光材料搬送の停止も吸収する。
【0041】
露光部30の下流には、バックプリント部32が配置される。
フォトプリンタに利用される焼付現像機10においては、プリントの裏面に原稿フィルムの撮影日や感光材料Aへの記録日等のプリントの各種のデータを記録する、裏面への情報記録いわゆるバックプリントが行われ、図示例の装置では、このバックプリント部32がこれを行う。
バックプリント部32は、センサ86、印字装置88、およびガイド90を有する。
センサ86は、先に形成したコマ情報を検出するものであり、印字装置88は、このコマ情報の検出結果に応じて、感光材料Aの裏面(非露光面)にバックプリントを行う。
図示例の印字装置88は、インクリボンカセットを用いた熱転写でバックプリントを行う、公知の熱転写プリント装置である。また、ガイド90は、感光材料Aの案内と共に、バックプリントの際のプラテン(支え)となっている。
【0042】
バックプリント部32の下流には、屈曲搬送部96が配置され、その下流には、センサ98および第1カッタ100が配置される。
第1カッタ100は通常の作動状態では使用されず、例えば、露光操作を終了した後に、後述するリザーバに収納される露光済の感光材料Aをすべて排出するため等に使用するものであって、センサ98によるソート情報の検出結果に応じて作動して、感光材料Aを切断する。
【0043】
第1カッタ100の下流には、リザーバ34が配置される。このリザーバ34は露光済の感光材料Aを一旦収容して、画像記録部12と現像部14との処理速度差を吸収する場所である。このリザーバ34を有することにより、高画質なプリントを効率よく作成することができる。
すなわち、焼付現像機においては、感光材料Aは最後に切断されてプリントとされるので、露光から現像処理が終了するまでは、帯状のままで処理が行われるが、通常は露光よりも現像処理のほうが時間がかかる。しかも、光ビーム走査露光では面露光に比して露光光量が高いため、露光後すぐに現像処理を行うと、色/濃度バランスが崩れるいわゆる潜像退行が発生するという問題がある。
【0044】
そのため、このようなリザーバ34を有することにより、現像が間に合わない露光済の感光材料Aをここに収容しておくことができ、現像を律速として露光作業を停止する必要がなく連続的に作業を行うことができる。また、ここにある程度の量の露光済感光材料Aを貯蔵することにより、無人でもプリントの現像処理を継続させることができ、高効率なプリント作成を行うことができる。
しかも、露光済の感光材料Aをリザーバ34で所定時間以上滞留させることにより、潜像退行も防止して高画質な画像を得ることができる。
【0045】
リザーバ34の下流には、ローラ106とガイド108とからなる搬送手段104が配置され、感光材料Aはこの搬送手段104によって、リザーバ34から排出部36に搬送される。
【0046】
排出部36は、第2カッタ110と、その下流の第4ループ形成部112とから構成される。
第2カッタ110は、トラブル等の際に感光材料Aを緊急切断するためのカッタで、例えば、現像装置14等でトラブルが発生した際に、この第2カッタ110で感光材料Aを切断することにより、リザーバ34に収納される露光済の感光材料Aに悪影響が及ぶのを防止する。
第4ループ形成部112は、現像部14によって感光材料Aが不要に引っ張られ、損傷するのを防止するためのループを形成する部分で、下流に向かって、案内ロール114、搬送手段118、センサ120を有し、搬送手段118による搬送速度すなわち現像部14における処理速度と搬送手段104による搬送速度に応じてループが形成される。
【0047】
図示例の焼付現像機10において、感光材料Aは排出部36によって焼付装置12から排出され、現像部14に搬入される。
現像部14は、使用する感光材料Aの種類に応じた湿式の現像処理装置であって、例えば感光材料Aが銀塩写真感光材料であれば、図1に示されるように、発色現像槽122、漂白定着槽124、水洗槽126a、126b、126cおよび126dを有するものであり、露光済の感光材料Aは、搬送ローラ等によって搬送されて、各処理槽に順次浸漬され、それぞれの処理槽において所定の処理を施されて現像され、潜像が顕像化される。
現像が終了した感光材料Aは、次いで乾燥部16において、公知の方法で乾燥され、排出部18に搬送される。
【0048】
排出部18は、切断部128とソータ130とからなる。
切断部128は、コマ情報を検出して、それに応じて感光材料Aを切断し、仕上りプリントとし、一方、ソータ130は、多数の棚を有する通常のソータであって、切断部128によるソート情報の検出結果に応じて回転あるいスライドして、仕上りプリントを収納する棚を切り換えることにより、ソート情報に応じた所定枚数の仕上りプリントを仕分して収納する。
【0049】
ここで、前述のように、排出部18の切断部128には、濃度測定計160が配置されており、前述のキャリブレーション用の基準チャートに記録された画像(各パッチ)は、この濃度測定計160で濃度測定され、測定結果が記録制御装置150のキャリブレーション演算部158に送られる。
なお、本発明にかかる焼付現像機10は、このように濃度測定計160が内部に設置されているものに限定はされず、外部に濃度測定計を有し、これを用いてキャリブレーションを行うものであってもよい。
【0050】
本発明にかかる焼付現像機10は、基本的に上記構成を有するものであるが、以下、キャリブレーションを例にその作用について説明する。
まず、焼付現像機10が起動されると、光ビーム走査装置24や現像部14のヒートアップが開始され、また、感光材料Aが通紙され、同時に、データ作成部156でキャリブレーション画像データが作成されて、フレームメモリ152の領域gに落とされて記憶される。
【0051】
このようにして画像記録の準備が整い、画像データが画像処理装置Rからフレームメモリ152に供給されると画像記録が開始される。
第1ループ形成部46の感光材料Aの量が所定値以下になると、引き出しローラ40が駆動して所定量の感光材料Aをマガジン38から引き出して、第1ループ形成部46に搬送する。
第1ループ形成部46に搬送された感光材料Aは、次いでコマ情報形成部28に搬送される。前述のように、第2ループ形成部64の感光材料A量が所定値以下になると、搬送ローラ対62が駆動され、1コマ分だけ感光材料Aを搬送するので、コマ情報形成部28は、1コマ分の感光材料Aが搬送される毎にパンチ56を駆動して、コマ情報(あるいはさらにソート情報)を形成する。
【0052】
一方、キャリブレーションを行う際には、光ビーム走査装置24では、データ処理部154によってフレームメモリ152の領域gからキャリブレーション画像データが読み出される。また、キャリブレーション画像データは、キャリブレーション演算部158も読み出している。通常の画像記録では、データ処理部154は、フレームメモリ152の領域a〜fから、画像処理装置Rから供給された画像データを読み出すのは前述のとおりである。
コマ情報を形成された感光材料Aは第2ループ形成部64に搬入され、ここから副走査搬送系66によって排出され、露光ドラム70によって所定の記録位置に保持されつつ副走査搬送される。
この搬送により、センサ76がコマ情報を検出して、感光材料A上における記録位置が検出され、さらに、記録位置が光ビーム走査線に搬送されると、データ処理部154は、読み出したキャリブレーション画像データに所定の画像処理を行って、得られた画像データに応じて各AOM166を駆動する。これにより、キャリブレーション画像データに応じて変調され、かつ主走査方向に偏向された、光ビーム走査装置24から射出される光ビームLによって、感光材料Aが走査露光され、基準チャートの潜像が記録される。
【0053】
潜像が記録された感光材料Aは、第3ループ形成部68に搬入され、第3ループ形成部68の感光材料Aの量が所定量以上になると、搬送ローラ対84等が駆動してバックプリント部32に搬送され、屈曲搬送部96を経てリザーバ34に収容され、待機する。なお、通常の画像記録では、感光材料Aは、バックプリント部32を通過することで印字装置88によってフィルム撮影日等の情報をバックプリントされる。
第4ループ形成部112の感光材料Aの量が所定量以下になり、搬出される感光材料Aが所定時間以上待機していることが検出されると、搬送手段104が駆動して、感光材料Aがリザーバ34から搬出され、第4ループ形成部112に搬送されて、ここから現像部14に搬送される。
【0054】
現像部14に搬送された感光材料Aは、所定の速度で搬送されつつ、各槽において、発色現像、漂白定着、水洗の各処理を順次施されて現像され、乾燥部16で乾燥されて、切断部128に搬送される。
形成された基準チャートが切断部128に搬送されると、感光材料Aが搬送されつつ各パッチの濃度が濃度測定計160によって測定され、その結果がキャリブレーション演算部158に送られる。
キャリブレーション演算部158は、送られた基準チャートの測定結果と、あらかじめ読み出しておいたキャリブレーション画像データとから、例えば、所定のアルゴリズムに従って演算を行い、出力画像を画像処理装置Rから供給された画像データを良好に再生した画像とするための補正テーブルを作成し、これをデータ処理部154に供給して設定する。以降の通常の画像記録では、各画像データはこの補正テーブルによって補正され、適正な出力画像とされる。
【0055】
また、濃度測定計160を通過した感光材料Aは、切断部において、コマ情報の検出に応じて1コマ毎に切断されて仕上りプリントとされて、ソート情報に応じてソータ130に収納される。
【0056】
以上、本発明の画像記録装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0057】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、供給された画像データを用いて画像記録を行う画像記録装置において、キャリブレーションを迅速に行うことができ、かつ、キャリブレーションのために、先に画像データ供給源から供給されメモリに記憶してあった画像データを消去する必要が無い画像記録装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録装置にかかる写真焼付現像機の一例の概略図である。
【図2】図1に示される焼付現像機の部分拡大図である。
【図3】図1に示される焼付現像機の光ビーム走査装置の概略斜視図である。
【符号の説明】
10 (写真)焼付現像機
12 画像記録部
14 現像部
16 乾燥部
18 排出部
20 電装部
22 焼付搬送装置
24 光ビーム走査装置
26 感光材料供給部
28 画像位置情報形成部
30 露光部
32 バックプリント部
34 リザーバ
36 排出部
38 (感光材料)マガジン
39 装填部
40 引出しローラ対
42,60,76,86,98,120 センサ
44,58a,58b,78,90,108 ガイド
46 第1ループ形成部
48 駆動ローラ
50,52,72,74 ニップローラ
56 パンチ
62,84 搬送ローラ対
64 第2ループ形成部
66 副走査搬送系
68 第3ループ形成部
70 露光ドラム
88 印字装置
96 屈曲搬送部
100 第1カッタ
110 第2カッタ
112 第4ループ形成部
114 案内ローラ
118 搬送手段
122 発色現像槽
124 漂白定着槽
126a,126b,126c,126d 水洗槽
128 切断部
130 ソータ
150 記録制御装置
152 フレームメモリ
154 データ処理部
156 (キャリブレーション)データ作成部
158 キャリブレーション演算部
160 濃度測定計
162,162R,162G,162B レーザ光源
164,164R,164G,164B コリメータレンズ
166,166R,166G,166B 音響光学変調器(AOM)
168,168R,168G,168B,178 反射ミラー
170,170R,170G,170B シリンドリカルレンズ
172 ポリゴンミラー
174 fθレンズ
176 シリンドリカルミラー

Claims (2)

  1. 画像データ供給源から画像データを受取り、この画像データに応じた画像を記録したハードコピーを作成する画像記録装置であって、
    画像データ供給源から供給される画像データを順次記憶する画像記憶手段と、
    キャリブレーションに用いられる基準画像を記録するためのキャリブレーション画像データを専用に記憶するキャリブレーション記憶手段と、
    キャリブレーション画像データを生成して、前記キャリブレーション記憶手段に供給するキャリブレーション画像データ形成手段と、
    前記画像記憶手段から画像データを、またはキャリブレーション記憶手段からキャリブレーション画像データを読み出す読出し手段と、
    前記画像データを読み出したときには、前記画像データを処理して得られる出力用データに応じた画像を記録し、前記キャリブレーション画像データを読み出したときには、前記キャリブレーション画像データを前記処理して得られる出力用基準画像データに応じて前記基準画像を記録する画像記録手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記画像記憶手段が複数コマ分の画像データを記憶できるものであって、その1コマ分が前記キャリブレーション記憶手段である請求項1に記載の画像記録装置。
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