JPH07257766A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH07257766A
JPH07257766A JP6072650A JP7265094A JPH07257766A JP H07257766 A JPH07257766 A JP H07257766A JP 6072650 A JP6072650 A JP 6072650A JP 7265094 A JP7265094 A JP 7265094A JP H07257766 A JPH07257766 A JP H07257766A
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JP
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clutch
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clutch plate
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Ryuji Aoki
木 龍 二 青
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給紙ローラに回転力を伝えるクラッチの構造
を簡単なものにし、コストダウンを図る。 【構成】 給紙ローラ1と駆動ローラ2とを1個のモー
タ4で駆動するようにした給紙装置において、上記給紙
ローラの回転軸12に給紙歯車10を回転自在に設置す
るとともに、上記回転軸12にクラッチ板13を軸方向
に移動自在かつ回動不能に設置し、このクラッチ板13
の給紙歯車10側の側面にループ状の溝17,18を形
成し、前記モータの回転方向を変えて前記給紙歯車10
の回転方向を制御して、前記給紙歯車10の駆動力を前
記回転軸12に伝達し、また、回転軸12の回転を停止
せしめるように構成したことを特徴とする給紙装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンターや複写機ま
たはファクシミリなどの画像形成装置に設置している給
紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12及び図13に従来の給紙装置の一
例を示す。給紙ローラ1及び駆動ローラ2は歯車3a,
3b,3cよりなる遊び歯車列3を介してモータ4と連
結されており、給紙歯車5は電磁クラッチ6を経由して
給紙ローラ1に回転を伝える構造になっている。給紙命
令が送られると、電磁クラッチ6がONになり、給紙ロ
ーラ1及び駆動ローラ2が回転し用紙7を供給する。そ
して、用紙7の先端が駆動ローラ2まで到達すると、電
磁クラッチ6がOFFになり、給紙歯車5が空回り状態
となり、歯車2aのみが駆動され、このため、用紙7は
その後駆動ローラ2で搬送される。従って、給紙ローラ
1による用紙7の搬送は行なわれなくなり、2枚目以降
の用紙はトレー8内に留まったままになっていて、連続
した給紙を防止するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
給紙装置は電磁クラッチ6を使用している為、高価にな
りがちであった。また、電磁クラッチ6をON/OFF
するための電気回路が必要になり、高価になるという欠
点もあった。本発明は、このような事情に鑑み、電磁ク
ラッチに代えて安価なクラッチを用いた給紙装置の提供
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、給紙ローラと駆動ローラとを1個のモータ
で駆動するようにした給紙装置において、上記給紙ロー
ラの回転軸に給紙歯車を回動自在に設置するとともに、
上記回転軸にクラッチ板を軸方向に移動自在かつ回動不
能に設置し、このクラッチ板の給紙歯車側の側面にルー
プ状の溝を形成し、前記モータの回転方向を変えて前記
給紙歯車の回転方向を制御して、前記給紙歯車の駆動力
を前記回転軸に伝達し、また、回転軸の回転を停止せし
めるように構成したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明によれば、給紙命令が送られると、給紙
歯車を一旦所定の角度だけ逆転させてから正転させる。
すると、ボールがカム溝内に落ち込み、クラッチ板と給
紙歯車の突起部同志が係合し、給紙ローラに回転力が伝
えられる。
【0006】やがて、用紙の先端が駆動ローラまで達し
た時には、モータを停止させると共に、モータを逆回転
させ、給紙歯車を所定の角度だけ逆転させる。すると、
ボールはカム溝内を転動して帰路溝に達する。そして、
ここから給紙歯車を正転させると、ボールが帰路溝内を
転動して段部の上方まで戻すので、クラッチ板と給紙歯
車の突起部同志の係合が解除され、給紙歯車が空回りす
ることになる。このため、給紙ローラは回転しなくな
る。
【0007】
【実施例】本発明の給紙装置の一実施例を図1乃至図1
2に基づいて説明する。はじめに、本発明の給紙装置の
概略を図1及び図2を用いて説明する。給紙ローラ1及
び駆動ローラ2は歯車3a,3b,3cからなる遊び歯
車列3を介してモータ4と連結されており、給紙歯車1
0はクラッチ11を経由して給紙ローラ1に回転を伝え
る構造になっている。給紙命令が送られると、クラッチ
11の動作で給紙ローラ1を回転させて用紙7を供給す
る。そして、用紙7の先端が駆動ローラ2まで到達する
と、クラッチ11の動作により給紙歯車10が空回り状
態となるようになっている。そして、その後は歯車2a
のみが駆動され、このため、駆動ローラ2が用紙を搬送
するから、給紙ローラ1による用紙7の搬送は行なわれ
なくなり、2枚目以降の用紙はトレー8内に留まったま
まになって、用紙7の連続した給紙を防止するようにな
っている。
【0008】次に、本発明の給紙装置のクラッチ11の
構造を図3乃至図6に基づき説明する。図において、1
2は給紙ローラ1の回転軸、13はクラッチ板である。
給紙歯車10は回転軸12に回動自在に設置してある
が、クラッチ板13は回転軸12の切欠部12aがクラ
ッチ板13の係止部13bに係合して組み付けられてい
る。すなわち、クラッチ板13は回転軸12方向には移
動できるが、回動は阻止されるようになっている。回転
軸12にはブッシュ14が設置してあり、このブッシュ
14とクラッチ板13の間に付勢手段としてのスプリン
グ15を配設して、クラッチ板13を給紙歯車10側へ
付勢している。16は給紙歯車10とブッシュ14とを
それぞれ係止するワッシャーである。
【0009】クラッチ板13の給紙歯車10側の側面に
は、周方向に延びるカム溝17を3個形成してある。ま
た、これらカム溝17の両端に帰路溝18を連結して、
図5に示すようにループ状の溝をそれぞれ構成してい
る。カム溝17は図6に示すように、給紙歯車10の正
転方向(図4の矢印A方向)に沿って深くなるように底
面17aを傾斜させてある。さらに、カム溝17の深い
方の端部には段部19を設けるとともに、帰路溝18は
段部19の上段と同じ深さに形成してある。そして、各
カム溝17にボール20をそれぞれ収容してある。な
お、このボール20の直径はカム溝17の最深部の深さ
よりも若干大きくしてある。給紙歯車10にはクラッチ
板13側の側面に形成した突起部22に係合する一対の
突起部21を備えており、これらの突起部21は周方向
の二等分位置に配置してある。
【0010】次に、本発明の給紙装置の動作を図7乃至
図11に基づいて説明する。まず、給紙前の階段では、
図7に示すようにボール20がカム溝17と帰路溝18
との境界にあるため、クラッチ板13はこのボール20
によって給紙歯車10から引き離されて、その突起部2
2も給紙歯車10の突起部21から外れた状態になって
いて、モータ4は給紙ローラ1を駆動しない。
【0011】給紙命令が送られると、モータ4を逆回転
させ、図8に示すように給紙歯車10を逆方向(図中矢
印B方向)に所定の角度だけ回転させる。すると、ボー
ル20が段部19を超えてカム溝17内に落ち込む。そ
して、モータ4を更に逆回転させ、給紙歯車10を図9
の矢印方向に回転させると、給紙歯車10の突起部21
がクラッチ板13の突起部22と係合し、モータ4の駆
動力が回転軸12に伝わり、給紙ローラ1が回転して用
紙7の搬送を開始させる。このとき、ボール20は段部
19に当ってカム溝17内の進行を阻止されることにな
る。
【0012】用紙7の先端が駆動ローラ2に達すると、
モータ4を停止して給紙歯車10の回転を停止させると
共に、図10に示すように給紙歯車10を所定の角度だ
け逆転させる。すると、ボール20がカム溝17の底面
17aを駆け上がり帰路溝18のコーナー部18aまで
達し、この為、クラッチ板13が給紙歯車10から引き
離される。そして、ここから図11に示すように、給紙
歯車10を正転させると、ボール20は帰路溝18内を
転動してカム溝17との境界まで達する(図7の位置に
復帰する)ので、給紙歯車10の突起部21はクラッチ
板13の突起22から外れ、給紙歯車10が空回りす
る。よって、二枚目以降の用紙7の搬送は行われない。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、下
記のような効果を奏する。すなわち、クラッチ板の側面
にカム溝と帰路溝をループ状に形成するとともに、カム
溝内にボールを収容してクラッチ板を給紙歯車の側面に
押し付け、上記ボールがカム溝内の段部の下方に配置し
たときには、給紙歯車とクラッチ板の突起部が互いに係
合して給紙ローラが回転し、上記給紙歯車をここから所
定の角度だけ逆転させてから正転すると、上記ボールが
カム溝と帰路溝を通って上記段部の上方まで移動し、上
記両突起部の係合が解除するようにしたクラッチを採用
したので、電磁クラッチ等の高価な部品を使用すること
が必要でなくなり、大幅なコストダウンを図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す給紙装置の平面図であ
る。
【図2】同給紙装置の側面図である。
【図3】同給紙装置に設置したクラッチを拡大して示
し、(a)は正面図、(b)は側断面図である。
【図4】同クラッチの分解斜視図である。
【図5】図4のクラッチ板のカム溝と帰路溝を拡大して
示す図である。
【図6】図5に示したX−X線による断面図である。
【図7】同クラッチの動作を説明する図であり、(a)
は正面図、(b)は側断面図である。
【図8】同クラッチの動作を説明する図であり、(a)
は正面図、(b)は側断面図である。
【図9】同クラッチの動作を説明する図であり、(a)
は正面図、(b)は側断面図である。
【図10】同クラッチの動作を説明する図であり、
(a)は正面図、(b)は側断面図である。
【図11】同クラッチの動作を説明する図であり、
(a)は正面図、(b)は側断面図である。
【図12】従来例を示す給紙装置の平面図である。
【図13】上記従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 給紙ローラ 2 駆動ローラ 3 遊び歯車列 4 モータ 7 用紙 10 給紙歯車 11 クラッチ 12 回転軸 12a 切欠部 13 クラッチ板 13b 係止部 14 ブッシュ 15 スプリング 16 ワッシャー 17 カム溝(ループ状の溝) 17a 底面 18 帰路溝(ループ状の溝) 18a コーナー部 19 段部 20 ボール 21,22 突起部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙ローラと駆動ローラとを1個のモー
    タで駆動するようにした給紙装置において、上記給紙ロ
    ーラの回転軸に給紙歯車を回動自在に設置するととも
    に、上記回転軸にクラッチ板を軸方向に移動自在かつ回
    動不能に設置し、このクラッチ板の給紙歯車側の側面に
    ループ状の溝を形成し、前記モータの回転方向を変えて
    前記給紙歯車の回転方向を制御して、前記給紙歯車の駆
    動力を前記回転軸に伝達し、また、回転軸の回転を停止
    せしめるように構成したことを特徴とする給紙装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106678335A (zh) * 2017-03-01 2017-05-17 西华大学 离合齿轮件及离合器

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