JPS593839Y2 - ロ−タリ−・カッタ− - Google Patents
ロ−タリ−・カッタ−Info
- Publication number
- JPS593839Y2 JPS593839Y2 JP13049481U JP13049481U JPS593839Y2 JP S593839 Y2 JPS593839 Y2 JP S593839Y2 JP 13049481 U JP13049481 U JP 13049481U JP 13049481 U JP13049481 U JP 13049481U JP S593839 Y2 JPS593839 Y2 JP S593839Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- guide ring
- rotary blade
- rotary
- cutting edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、複写機、ファクシミリ機等のロール紙を巻戻
しながら、所定の長さに切断するロータリー・カッター
に関するものである。
しながら、所定の長さに切断するロータリー・カッター
に関するものである。
従来のこの種のカッターは、第１図および第２図に示す
ように、回転刃２の刃先は回転円筒周面上に傾斜して設
けられ、固定刃１は、その両端の支持軸４によって回転
自在に支承され、ピン５を介したばね３によって、その
刃先が回転刃２に圧接される。
ように、回転刃２の刃先は回転円筒周面上に傾斜して設
けられ、固定刃１は、その両端の支持軸４によって回転
自在に支承され、ピン５を介したばね３によって、その
刃先が回転刃２に圧接される。
回転刃２が回転すると、ガイドリング６と回転刃２の刃
先の回転円周面が同一直径になっていることによって、
固定刃１の刃先は、ガイドリング６の円周面から回転刃
２の刃先に円滑に移行圧接し、相互間におかれた紙７を
切断する。
先の回転円周面が同一直径になっていることによって、
固定刃１の刃先は、ガイドリング６の円周面から回転刃
２の刃先に円滑に移行圧接し、相互間におかれた紙７を
切断する。
か・る構成において、紙の通紙、切断の繰り返しにより
連続的に紙７の切断が行われるが、回転刃２の慣性切断
トルクを一定にし、円滑に通紙を行うためには、第２図
に示すごとく、回転刃２は一定の角度αに待機させてお
く必要がある。
連続的に紙７の切断が行われるが、回転刃２の慣性切断
トルクを一定にし、円滑に通紙を行うためには、第２図
に示すごとく、回転刃２は一定の角度αに待機させてお
く必要がある。
回転刃２の駆動が、ベルト伝動方式、あるいは、特開昭
５１−５００８５に示されるような直流電動機を採用す
る場合には、 イ 刃先の摩耗等の原因により、切断トルクが変化する
。
５１−５００８５に示されるような直流電動機を採用す
る場合には、 イ 刃先の摩耗等の原因により、切断トルクが変化する
。
ロ 駆動用電動機の電源電圧が変化する。
ハ 摩擦部分は摩耗等の原因により、摩擦係数が変化す
る。
る。
二 駆動電源の人、切のタイミングに変動がある。
ホ 伝動各部に滑りがある。
等の因子により、回転刃２を一定の角度αに待機させる
ことが出来ない欠点があり、これらの欠点を補うため、
１回転毎に停止するクラッチ等の位置決め装置を必要と
している。
ことが出来ない欠点があり、これらの欠点を補うため、
１回転毎に停止するクラッチ等の位置決め装置を必要と
している。
本考案は、この欠点を除去し、非常に簡単な構成により
、回転刃２を所要の角度αに待機させる得るロータリー
・カッターを提供することを目的とする。
、回転刃２を所要の角度αに待機させる得るロータリー
・カッターを提供することを目的とする。
次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第３図に示すごとく、ガイドリング６は固定刃１の刃先
に圧接し、回転刃２の回転により、回転刃２の刃先に円
滑に移行させるガイドリングである。
に圧接し、回転刃２の回転により、回転刃２の刃先に円
滑に移行させるガイドリングである。
ガイドリング６の外周面には切欠角度βの一面取りＡ−
Ｂが施され、その回転方向後端Ｂは、固定刃１がこの後
端Ｂに接したときに回転刃２が通紙状態となるように位
置付けられている。
Ｂが施され、その回転方向後端Ｂは、固定刃１がこの後
端Ｂに接したときに回転刃２が通紙状態となるように位
置付けられている。
また−面取りの回転方向前端Ａは固定刃１の刃先と回転
刃２の刃先との移行圧接終了後の回転刃２の角度に対応
しており、固定刃１は紙７の切断終了後に一面取り部に
接触し始める。
刃２の刃先との移行圧接終了後の回転刃２の角度に対応
しており、固定刃１は紙７の切断終了後に一面取り部に
接触し始める。
−面取り部はその前端Ａから中央部までは回転にともな
ってその回転半径が減少するが、中央部から後端Ｂまで
は回転にともなってその回転半径が増大する。
ってその回転半径が減少するが、中央部から後端Ｂまで
は回転にともなってその回転半径が増大する。
このように回転にともなって回転半径が増大する外周面
に固定刃１によって押圧力を加えたときには、その押圧
力はガイドリング６に回転方向と反対方向のモーメント
を生じさせる。
に固定刃１によって押圧力を加えたときには、その押圧
力はガイドリング６に回転方向と反対方向のモーメント
を生じさせる。
従って中央部がら後端Ｂまでの範囲では固定刃１は回転
刃２に制動力を作用させることになり、ばね３の弾性力
や一面取りの寸法などを選択すれば、慣性力で回転して
いる回転刃２を後端Ｂが固定刃１に接した時点で停止さ
せ得る。
刃２に制動力を作用させることになり、ばね３の弾性力
や一面取りの寸法などを選択すれば、慣性力で回転して
いる回転刃２を後端Ｂが固定刃１に接した時点で停止さ
せ得る。
これによって通紙のための回転刃２の適正な停止が可能
になる。
になる。
以上の構成により、ベルト伝動、あるいは直流電動機に
より駆動された回転刃２は、待機角度αに停止させるた
め、その角度以前に若干の余裕を残して、予め設定され
た回転角度にて、回転駆動力を遮断された後、慣性によ
り回転を継続するが本考案の制動機構により一定角度に
停止待機する。
より駆動された回転刃２は、待機角度αに停止させるた
め、その角度以前に若干の余裕を残して、予め設定され
た回転角度にて、回転駆動力を遮断された後、慣性によ
り回転を継続するが本考案の制動機構により一定角度に
停止待機する。
紙７の通紙後、起動力により、回転刃２は回転を始め、
ガイドリング６は固定刃１の刃先を案内しながら所要回
転角を回転した後、切断に移行する。
ガイドリング６は固定刃１の刃先を案内しながら所要回
転角を回転した後、切断に移行する。
本考案により、従来回転刃２の待機角度のバラツキによ
る慣性切断トルクを一定にすることが出来、通紙に支障
を起すことなく、安定した性能を持つカッターを顧客に
提供出来ることになった。
る慣性切断トルクを一定にすることが出来、通紙に支障
を起すことなく、安定した性能を持つカッターを顧客に
提供出来ることになった。
第１図は従来のロータリー・カッターの構成を始す斜視
図、第２図は、第１図の断面図、第３図は、制動機構を
説明する斜視図。 １：固定刃、２：回転刃、３：ばね、４：支承軸、５：
ばね支持ピン、６：回転刃ガイドリング、７：紙、α：
回転刃待機角、β：回転刃切欠角、Ａ：回転刃切欠部開
始端、Ｂ：回転刃切欠部終了端。
図、第２図は、第１図の断面図、第３図は、制動機構を
説明する斜視図。 １：固定刃、２：回転刃、３：ばね、４：支承軸、５：
ばね支持ピン、６：回転刃ガイドリング、７：紙、α：
回転刃待機角、β：回転刃切欠角、Ａ：回転刃切欠部開
始端、Ｂ：回転刃切欠部終了端。
Claims (1)
- 回転円筒面に沿って刃先が形成されかつ軸方向一端部に
ガイドリングが設けられた回転刃と、この回転刃に沿っ
て延在する刃先を有し、回転刃に向って揺動するように
弾性部材によって付勢されて前記ガイドリングに当接す
る固定刃とを備えたロータリー・カッターにおいて、前
記ガイドリングの外周面は、回転刃が通紙状態になる直
前に固定刃が接する部分が、回転半径が回転にともなっ
て増大するようになっていることを特徴とするロータリ
ー・カッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13049481U JPS593839Y2 (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | ロ−タリ−・カッタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13049481U JPS593839Y2 (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | ロ−タリ−・カッタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5836093U JPS5836093U (ja) | 1983-03-09 |
| JPS593839Y2 true JPS593839Y2 (ja) | 1984-02-02 |
Family
ID=29924119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13049481U Expired JPS593839Y2 (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | ロ−タリ−・カッタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593839Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-09-02 JP JP13049481U patent/JPS593839Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5836093U (ja) | 1983-03-09 |
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