JPH0753966Y2 - マガジン - Google Patents

マガジン

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JPH0753966Y2
JPH0753966Y2 JP6555290U JP6555290U JPH0753966Y2 JP H0753966 Y2 JPH0753966 Y2 JP H0753966Y2 JP 6555290 U JP6555290 U JP 6555290U JP 6555290 U JP6555290 U JP 6555290U JP H0753966 Y2 JPH0753966 Y2 JP H0753966Y2
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JP
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photosensitive material
magazine
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core
winding
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JP6555290U
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JPH0424344U (ja
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基文 荒木
勝 増田
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株式会社写研
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はレーザ写植機等における、露光済みの感光材料
を収容するマガジンに関するものである。
[従来技術] レーザ写植機等ではロール状に連続した感光材料を使用
する。そして露光済みの感光材料は、内部へ光が入らな
いように遮光されたマガジンへ収容される。露光済みの
感光材料はマガジンごとレーザ写植機などから取はずし
て自動現像機へ持っていき、現像処理される。
このようなマガジンは、作業効率等の点から感光材料を
円滑かつできるだけ多く収容できることが望まれる。
このように多くの感光材料を収容するマガジンとして、
露光済みの感光材料を巻きつけるマガジン内部の巻芯を
モータで駆動し、強制的に巻きとる方式のマガジンが提
案されている。
第2図はこのようなマガジンの例の断面図である。第2
図で21はマガジン本体、22は巻芯で表面にはゴムが貼ら
れている。また巻芯22は図示しない巻き取りモータと伝
達機構によって連結されており、巻き取りモータの駆動
により回転する。23はレーザ写植機等から送られてきた
感光材料がマガジン内へ入る感光材料入口、24は板ば
ね、25は板ばね24の先端部に回転自在に設けられたロー
ラーで、板ばね24によって巻芯22方向に付勢されてい
る。26は感光材料である。
露光され送られてきた感光材料26の先端は板ばね24およ
びローラー25に案内され、巻芯22に接する。巻芯22は図
示しない巻き取りモータにより予め回転させているた
め、感光材料26の先端はローラー25と巻芯22の間に入り
込む。ローラー25は巻芯22の方向へ付勢されているた
め、感光材料26と巻芯22の表面との間には強い摩擦力が
生じ、感光材料26は巻芯22の回転に伴い、巻芯22に巻き
ついていく。一度感光材料26の先端が巻芯22に巻きつけ
ば、以後は巻芯22を回転した分だけマガジン本体21内部
に感光材料26を収容することができる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような強制巻き取り方式のマガジン
には、次のような問題がある。
まず、摩擦力を生むためおよび感光材料の案内用に板ば
ね24を利用しているが、板ばね24によってローラー25を
巻芯22の方向へ付勢している力は、各ローラー25ごとに
バラツキがある。そのため感光材料の先端が巻芯に巻き
つく際に斜めに巻きつくことがある。また巻きついた後
もローラー25間の圧力差により、巻きが固い部分と柔ら
かい部分が生じ、巻きが不揃いになる。その上巻芯に巻
きついた感光材料間の空気の抜け具合によっても不揃い
が生じる。
以上のように巻きが不揃いになると、マガジンから感光
材料を引き出して自動現像機に入れると感光材料にしわ
が生じるという問題がある。
また巻芯22の摩擦力により感光材料の先端を巻きつける
方式のため、完全に巻きつくまでは巻芯と感光材料の間
でスリップが生じ、感光材料の表面に傷が付くことがあ
る。従って傷が付いて使えない部分を予め損失部として
見込まねばならないため、感光材料がむだになるという
問題もある。
更にマガジン内部の板ばねなどの構造が複雑であるた
め、誤ってマガジン内部に入り込んでしまった感光材料
を取り出す際に板ばねを折り曲げてしまい、圧力が不揃
いになるという問題もある。
[課題を解決するための手段] 本考案は以上の点から成したものであり、円滑かつ多量
の露光済みの感光材料を収容できるマガジンを提供する
ことを目的とし、その特徴とするところは、露光済みの
感光材料を駆動回転する巻芯に巻きつけて内部に収容す
るマガジンにおいて、感光材料を巻き取る駆動源と連結
したほぼ円柱形の巻芯と、前記巻芯の両側面に固着され
た薄板状の側板と、前記巻芯の長手方向とほぼ平行に設
置され、前記側板に揺動自在に軸支され、前記巻芯との
間で感光材料の先端付近を挾持するクリップバーと、前
記クリップバーを巻芯方向へ付勢するテンションスプリ
ングと、マガジン本体側面にマガジン本体を貫通して軸
方向に移動自在に設け、マガジン内部に突出させたと
き、前記クリップバーの揺動アームと当接可能な位置ま
で突出するロックピンとを具備することである。
[実施例] 第1図、第3図は本考案のマガジンの内部構造を示す図
で、第1図は感光材料入口23の反対側からマガジン本体
21を切断して見たときの内部構造を表す図で、第1図で
は感光材料入口23は省略している。また第3図は第1図
の右側面のマガジン本体21を切断して見たときの内部構
造を表す図である。
第1図、第3図で、11は感光材料26を巻きつける巻芯
で、マガジン本体21に回転可能に軸支されている。その
形状の詳細は後述する。12はマガジン本体21に固定され
た板ばねで、マガジン本体21内に挿入された感光材料26
を巻芯11方向へ案内したり、感光材料26の浮上がりを防
止する。板ばね12はストッパー31によって上方向の位置
が規制されている。13は巻芯11の両側面に固着された、
円形薄板状の側板、14は前記側板13に点14Aを支点とし
て揺動自在に軸支されたクリップバーで、側板13に設け
られた円弧状の開口部32中を揺動する。クリップバー14
は、第1図に示すように一方の側板13Aから他方の側板1
3Bに渡って巻芯11とほぼ平行に設置される。またクリッ
プバー14にはほぼ等間隔で複数のゴムリング15が設けら
れている。更にクリップバー14は、側板13に設けられた
ピン16との間に渡されたテンションスプリング17によ
り、ピン16の方向に付勢されている。即ち、テンション
スプリング17によってクリップバー14およびゴムリング
15は、巻芯11に接触する方向へ付勢され、通常はゴムリ
ング15と巻芯11は接触している。
18はマガジン本体21の側面にマガジン本体21を貫通する
ようにして設けたロックピンで、レーザ写植機本体19に
固定されたソレノイド40をオン・オフすることにより、
アーム41を介して第1図矢印のように左方向へ突出した
り、右方向へ戻ったりする。42はロックピン18を第1図
右方向へ付勢いしているスプリング、43はアーム41を第
1図右方向へ付勢しているスプリングである。ソレノイ
ド40がオンのときはロックピン18は第1図左方向へ突出
し、オフになるとスプリング42の力により右方向へ戻
る。ロックピン18が第1図左方向へ突出したときは、第
4図(第1図の一部拡大図)に示すように、ロックピン
18の先端部はクリップバー14の揺動アーム14B(第4図
斜線部)よりも左方向へ突出した位置まで移動する。従
ってこの状態で巻芯11を回転すると、1回転以内に前記
揺動アーム14Bとロックピン18は当接する。
44は巻芯11の回転軸に連結された伝達機構で、図示しな
い巻き取りモータと連結され、巻き取りモータによって
駆動された回転力がこの伝達機構44を介して巻芯11に伝
達され、回転する。
第5図は巻芯11の側面図であり、クリップバー14に設け
たゴムリング15も同時に表している。巻芯11の形状は基
本的には円柱形であるが、その一部には長手方向に円弧
部分をカットした平坦部11Aが形成されている。ゴムリ
ング15はこの平坦部11Aで巻芯11と接触するように構成
している。更に第5図に示すように、巻芯11の回転中心
11Bからゴムリング15の外周部までの距離R1と、巻芯11
の半径R2とがほぼ等しくなるよう、前記平坦部11Aおよ
びゴムリング15の径が決定されている。尚、平坦部11A
は必ずしも完全な平面である必要はなく、ゆるやかな凸
面あるいは凹面などの曲面としても良い。
第6図は巻芯11、側板13、クリップバー14、ゴムリング
15、スプリング17等の構成をより明らかにするための斜
視図である。
次に、以上説明した本考案のマガジンへ感光材料をセッ
トする動作について、第7図のフロー図と共に説明す
る。
はじめにソレノイド40をオンにして、ロックピン18を第
4図に示す位置まで突出させる(第7図S1)。
次に図示しない巻き取りモータを駆動して伝達機構44を
介して回転を巻芯11へ伝え、巻芯11を感光材料26をマガ
ジン内に巻き込まない方向、即ち第3図では時計方向へ
回転させる(S2)。
このようにロックピン18が突出した状態で巻芯11を時計
方向へ回転すると、1回転以内に第8図に示すようにロ
ックピン18とクリップバー14の揺動アーム14Bとが当接
する。尚第8図には、揺動アーム14Bとロックピン18と
が当接する位置を明瞭に説明するため、ロックピン18も
一緒に図示している。
この後、更に巻芯11を時計方向へ回転するが、揺動アー
ム14Bとロックピン18とが当接しているため、クリップ
バー14はロックピン18に押され、テンションスプリング
17の引張力に抗して側板13の開口部32中を点14Aを支点
として反時計方向へ揺動する。つまり、クリップバー14
に設けた複数のゴムリング15が巻芯11から離れる。
そしてクリップバー14が第9図に示すように開口部32の
左端まできたら、巻芯11の時計方向への回転を停止する
(S3)。尚、必ずしもクリップバー14を開口部32の左端
まで揺動してから回転を停止する必要はなく、ゴムリン
グ15が巻芯11から充分離れた状態であれば、開口部32の
左端に到っていなくても回転を停止することができる。
以上の過程を経て第9図のようにゴムリング15が巻芯11
から離れ、巻芯11の回転が停止したら、次に感光材料入
口23からマガジン内へ感光材料26を一定量送り込む(S
4)。送り込まれた感光材料26の先端は、板ばね12に案
内されるなどして巻芯11とクリップバー14のゴムリング
15との間に第10図のように侵入する。
第10図のように感光材料26が一定量送り込まれたら、ソ
レノイド40をオフにしてロックピン18をスプリング42に
よって第1図に示す位置まで右方向へ戻す(S5)。これ
によりクリップバー14はテンションスプリング17の引張
力により第11図のように開口部32の右端まで揺動し、そ
のとき送り込まれた感光材料26を巻芯11との間に挾み込
む。
以上のようにして感光材料26の先端がマガジンの巻芯11
とクリップバー14の間に挾み込まれる。そして露光済み
の感光材料をレーザ写植機からマガジン内部へ送り込む
と同時に、巻き取りモータにより巻芯11を反時計方向へ
回転し、第12図のように感光材料26を巻芯11とクリップ
バー14の外側に巻きつけていく。このとき、巻芯11の回
転中心11Bからゴムリング15の外周部までの距離R1と巻
芯11の半径R2とは、第5図に示した通りほぼ等しく構成
してあるため、感光材料26は卵型ではなく円筒状に巻き
取られていく。そのため巻き取り速度にムラが生じるこ
となく、ほぼ一定の速度で感光材料26をマガジン内に収
容することができる。
[考案の効果] 本考案は以上のように構成したため、円滑かつ多量の露
光済み感光材料を収容することができる。また感光材料
の先端を巻芯に挾み込む方式のため、感光材料がスリッ
プして表面に傷が付くこともないから、損失量も少なく
て済む。また板ばねの力にバラツキがたとえあったとし
ても、従来のマガジンのように感光材料の巻きが不揃い
になることはない。更に本考案のマガジンは簡単な構造
であるため、従来のマガジンのように板ばねを折り曲げ
てしまうという問題も解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第4図、第5図、第6図は本考案のマ
ガジンの構造を説明する図、第2図は従来のマガジンの
構造を説明する図、第7図は感光材料をマガジンにセッ
トする際の処理手順のフロー図、第8図〜第12図は感光
材料をマガジンにセットする際の動作を説明する図であ
る。 11,22……巻芯 14……クリップバー 12,24……板ばね 18……ロックピン 21……本体 23……感光材料入口 25……ローラー 26……感光材料 40……ソレノイド

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】露光済みの感光材料を駆動回転する巻芯に
    巻きつけて内部に収容するマガジンにおいて、 感光材料を巻き取る駆動源と連結したほぼ円柱形の巻芯
    と、 前記巻芯の両側面に固着された薄板状の側板と、 前記巻芯の長手方向とほぼ平行に設置され、前記側板間
    に揺動自在に軸支され、前記巻芯との間で感光材料の先
    端付近を挾持するクリップバーと、 前記クリップバーを巻芯方向へ付勢するテンションスプ
    リングと、 マガジン本体側面にマガジン本体を貫通して軸方向に移
    動自在に設け、マガジン内部に突出させたとき、前記ク
    リップバーの揺動アームと当接可能な位置まで突出する
    ロックピンと、 を具備することを特徴とするマガジン。
  2. 【請求項2】前記巻芯は、その一部に長手方向に平坦部
    が形成され、この平坦部で感光材料の先端付近を前記ク
    リップバーで挾持することを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載のマガジン。
JP6555290U 1990-06-21 1990-06-21 マガジン Expired - Lifetime JPH0753966Y2 (ja)

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