JPH07257198A - 自動車用放熱装置 - Google Patents

自動車用放熱装置

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JPH07257198A
JPH07257198A JP6054145A JP5414594A JPH07257198A JP H07257198 A JPH07257198 A JP H07257198A JP 6054145 A JP6054145 A JP 6054145A JP 5414594 A JP5414594 A JP 5414594A JP H07257198 A JPH07257198 A JP H07257198A
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shroud
heat dissipation
dissipation device
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Shin Kusama
紳 草間
Norio Takamatsu
範夫 高松
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/001Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
    • F28F9/002Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core with fastening means for other structures
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2275/00Fastening; Joining
    • F28F2275/08Fastening; Joining by clamping or clipping
    • F28F2275/085Fastening; Joining by clamping or clipping with snap connection

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放熱性能に影響を与えることなくスペース的
に有利で無理なく着脱することのできるシュラウドとす
ることを可能とする。 【構成】 ファン5を備えたシュラウド1とラジエータ
3とを着脱自在に組み付けた自動車用放熱装置におい
て、シュラウド1を分割して、ファン5を備えた主体部
33とそれ以外の分割部35とで構成し、主体部33と
分割部35とを結合部によって離脱自在に結合したこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファンを備えたシュ
ラウドとラジエータとを組み付けた自動車用放熱装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動車用放熱装置として
は、例えば図12に示すものがある(類似構造として実
開昭61−20431号公報、実開平1−115840
号公報、実開平2−31342号公報参照)。なお、図
12では左斜上方が車体前方Fr を示している。
【0003】この自動車用放熱装置は、シュラウド1と
ラジエータ3とを組み付けた構成となっている。前記シ
ュラウド1は全体が一体に形成され、ファンとして一対
のモーターファン5が取り付けられている。またシュラ
ウド1の上部にはシュラウド上部ブラケット7が2箇所
に設けられ、下部にはシュラウド組付片9が2箇所に設
けられている。前記ラジエータ3には、車体前後方向後
ろ側の背面上部にラジエータ上部ブラケット11が2箇
所に設けられている。また、背面下部にはシュラウド取
付ブラケット13が2箇所に設けられている。シュラウ
ド取付ブラケット13にはそれぞれ嵌合穴15が設けら
れている。
【0004】そして、シュラウド組付片9がシュラウド
取付ブラケット13の嵌合穴15に差し込まれ、シュラ
ウド上部ブラケット7がラジエータ上部ブラケット11
にボルト17によって締結されている。こうして、シュ
ラウド1はラジエータ3側に確実に取り付けられる構成
となっている。
【0005】なお、ラジエータ3にはラジエータ下部取
付ピン19が2箇所に設けられ、上部にはラジエータ上
部取付ピン21が2箇所に設けられている。ラジエータ
下部取付ピン19は図示しない車体側のファーストクロ
スメンバ側に図示しないインシュレータ等を介して支持
されている。また、ラジエータ上部取付ピン21は、図
15を参照すると、ラジエータコアサポートアッパ29
に支持した取付ステー31にインシュレータ32を介し
て支持されている。図12において、23はラジエータ
ホースである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な構造の場合は、モーターファン5のメンテナンス等の
ためにシュラウド1をラジエータ3側から取り外す際に
その取り外し作業が著しく煩雑になるという問題があっ
た。すなわち、ラジエータ3の車幅方向の両側には図1
3のようにフロンサイドメンバ25が存在するため、シ
ュラウド1を取り外す時にはそのまま上方へ引上げなけ
ればならない構成となっている。しかし、シュラウド1
の上側にはラジエータホース23が存在するため、この
ラジエータホース23をシュラウド1を取り外す毎にラ
ジエータ3から取り外さなければならず、作業が著しく
煩雑となる。
【0007】また、ラジエータホース23に干渉させな
いようにするため、シュラウド1を図13の二点鎖線図
示のように回転させることも考えられるが、シュラウド
1の下コーナー部27(ハッチング部)がフロントサイ
ドメンバ25と干渉するため、単純には取り外すことが
できなかった。
【0008】一方、シュラウド1の下コーナー部27を
図14のように無くしてしまえば、図13の二点鎖線図
示のような回転は可能となるが、ラジエータ3の放熱性
能に悪影響を与える恐れがある。すなわち、図14のよ
うにシュラウド1の下コーナー部を無くしてしまうと、
その部分でラジエータ13が冷却風を吸い込むことがで
きず熱交換ができなくなるからである。また、図14の
矢印A,Bのように熱の吹き返し経路を作ってしまうか
らである。
【0009】一方、シュラウド1の下コーナー部27を
なくすことなく、かつラジエータホース23を取り外す
ことなくシュラウド1を取り外せるようにするために
は、図15のようにラジエータホース23の接続位置を
同図(a)の位置から同図(b)の位置へ変更すること
が考えられる。しかしながら、このようにラジエータホ
ース23の接続位置を変更するとラジエータ上部取付ピ
ン21を支持するラジエータコアサポートアッパ29側
の取付ステー31の高さを高くする必要が生じ、その分
車体フードの高さを上げる等の対策を施さなければなら
ないという問題を招くことになる。
【0010】そこで、この発明はラジエータの放熱性能
を損なうことがなく、またスペース的に有利で、且つシ
ュラウドを無理なく着脱することのできる自動車用放熱
装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、ファンを備えたシュラウドとラジ
エータとを着脱自在に組み付けた自動車用放熱装置にお
いて、前記シュラウドを分割して、前記ファンを備えた
主体部とそれ以外の分割部とで構成し、前記主体部と分
割部とを結合部によって離脱自在に結合したことを特徴
とする。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の自動車用放
熱装置であって、前記分割部は、前記シュラウドの下コ
ーナー部を分割して形成したことを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、請求項2記載の自動車
用放熱装置であって、前記分割部は、下コーナー部に位
置し前記結合部で生体部に結合される本体部と前記主体
部の側部に係合部を介して着脱自在に係合する側辺部と
を有することを特徴とする。
【0014】請求項4の発明は、請求項3記載の自動車
用放熱装置であって、前記本体部と側辺部とは、分離係
合部を介して離脱自在であることを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は、請求項3記載の自動車
用放熱装置であって、前記本体部と側辺部とは、ヒンジ
を介して結合されていることを特徴とする。
【0016】請求項6の発明は、請求項1〜請求項5記
載の自動車用放熱装置であって、前記結合部は、クリッ
プ及びクリップ係止部であることを特徴とする。
【0017】請求項7の発明は、請求項4記載の自動車
用放熱装置であって、前記分離係合部は、クリップ及び
クリップ係止部であることを特徴とする。
【0018】請求項8の発明は、請求項3〜請求項7記
載の自動車用放熱装置であって、前記側辺部の係合部
は、クリップ及びクリップ係止部であることを特徴とす
る。
【0019】
【作用】上記手段の請求項1の発明によれば、ファンを
備えたシュラウドとラジエータとを着脱自在に組み付け
ることによってファンをラジエータ側に確実に支持させ
ることができる。ファンのメンテナンス等のためにシュ
ラウドを取り外す際には、シュラウドをファンを備えた
主体部とそれ以外の分割部とに離脱させることによりフ
ァンを備えた主体部の取り外しを行うことができる。
【0020】請求項2の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、シュラウドの下コーナー部の分割部を主体部
から離脱させることにより、取り外しの際にシュラウド
の下コーナー部が車体側に干渉しない状態で回転させ取
り外すことができる。
【0021】請求項3の発明では、請求項2の発明の作
用に加え、分割部の本体部と側辺部との双方の主体部側
への結合により主体部側に取り付けることができる。
【0022】請求項4の発明では、請求項3の発明の作
用に加え、本体部と側辺部とが分離係合部を介して離脱
させることができる。
【0023】請求項5の発明では、請求項3の発明の作
用に加え、側辺部を主体部側に係合させた後、本体部を
ヒンジを介して相対回転させ主体部側に結合させること
ができる。
【0024】請求項6の発明では、分割部を主体部側に
クリップ及びクリップ係止部で結合させることができ
る。
【0025】請求項7の発明では、請求項4の発明の作
用に加え、本体部と側辺部とをクリップ及びクリップ係
止部によって係合させることができる。
【0026】請求項8の発明では、請求項3〜請求項7
の発明の作用に加え、側辺部を主体部に対してクリップ
及びクリップ係合部によって係合させることができる。
【0027】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。なお、
図11と同一構成部分には同符号を付して説明し、また
重複した説明は省略する。
【0028】図1は、この発明の第1実施例に係る自動
車用放熱装置の全体斜視図を示している。この実施例に
おけるシュラウド1はファンとしてのモーターファン5
を備えた主体部33とそれ以外の分割部35とで構成さ
れている。
【0029】分割部35は、ラジエータホース23の反
対側においてシュラウド1の下コーナー部27を分割し
て構成されている。この分割部35は、下コーナー部2
7に位置する本体部37に、主体部33の側部に着脱自
在に係合する側辺部39を備えている。
【0030】分割部35の詳細を図2の拡大図によって
さらに説明する。本体部37は、シュラウド1の下コー
ナー部27を構成するように三角形状に形成されてい
る。また、本体部37には主体部33のフード41の外
壁41aに密接する弧状の突当フランジ部43が設けら
れている。突当フランジ部43には結合部を構成するク
リップ係止部45が図2,図3のように突設されてい
る。このクリップ係止部45は係止片45aに係止穴4
5bを設けたものである。なお、前記主体部33のフー
ド41にはクリップ係止部45とともに結合部を構成す
るクリップ47が突設されている。前記本体部37の横
方向外側には本体突当部49が設けられている。この本
体突当部49には分離係合部としてのクリップ係止部5
1が貫通穴によって形成されている。
【0031】前記側辺部39は分割部35から主体部3
3の上部に至る上下の長さを有している。また側辺部3
9の面は車体前後方向に向いたものとなっている。前記
側辺部39の下部後縁側には側辺突当部53が設けられ
ている。この側辺突当部53には分離係合部を構成する
クリップ55が上下2箇所に設けられている。前記側辺
部39の上部には、図2,図4のように主体部33に対
向する側の面に係合部を構成するクリップ係止部57が
上下2箇所に設けられている。このクリップ係止部57
は一対の対向する差込片57aによって構成されてい
る。また側辺部39の最上部には係合爪59が突設され
ている。
【0032】一方、図2,図4のように前記主体部33
の側部には係合部を構成するクリップ61が上下2箇所
に形成されている。このクリップ61は断面がT字形を
呈し、前記差込片57aを上方から差し込める形状とな
っている。前記クリップ61の係合壁61aは図2,図
5のように上部が外側へ広がる形状となっている。した
がって、前記差込片57aを差し込みガイドしやすくな
っている。主体部33の側部上方には前記係合爪59を
係止する係止穴63が形成されている。
【0033】組付に際しては図2において主体部33の
側部にまず側辺部39を取り付ける。この取付は側辺部
39を主体部33の側部に対向させ、そのまま下降させ
ることによってクリップ係止部57の差込片57aをク
リップ61に図4のように差し込み係止させる。クリッ
プ61とクリップ係止部57との係合が完全であると係
合爪59が係止穴63に嵌入する。不完全である場合に
は、係合爪59が係止穴63に嵌入せず不完全であるこ
とを確認することができる。また、係合爪59が係止穴
63に嵌入した場合にはクリップ係止部57とクリップ
61との係合をロックすることができ、側辺部39の主
体部33に対する取付を確実なものとすることができ
る。
【0034】次に、本体部37を下コーナー部に合わせ
て取り付ける。この取付は側辺突当部53のクリップ5
5に本体突当部49のクリップ係止部51を嵌入係止さ
せると共に、フード41のクリップ47に突当フランジ
部43のクリップ係止部45の係止穴45bを嵌入させ
る。
【0035】分割部35が主体部33に結合されて図1
のように一体となったシュラウド1はラジエータ3側に
組み付けられる。ラジエータ3及びシュラウド1が車体
側に組み付けられた後、モーターファン5のメンテナン
ス等のためにシュラウド1を取り外す必要が生じた場合
には、まず分割部35を取り外して後主体部33の取り
外しを行う。分割部35の取り外しは図2で説明した本
体部37及び側辺部39の取付手順の逆によって行うこ
とができる。分割部35を取り外すとシュラウド1は下
コーナー部27のなくなった主体部33となり、図13
の二点鎖線で説明した回転取り外しが可能となる。した
がって、主体部33は車体側のフロントサイドメンバに
干渉することなく取り外すことができ、またその際に図
1で示すラジエータホース23の取り外しは必要がな
い。したがって、シュラウド1を極めて容易に無理なく
取り外すことができる。またこのような取り外しによっ
て特別な取り外しスペースを設ける必要がなく、多数の
部品が密集したエンジンルーム内でスペース的に極めて
有利な構造となる。また、ラジエータホース23の取付
位置は変更する必要がないため、フード高さの上昇を招
く等の不都合はない。さらにシュラウド1を組み付けた
後は分割部35によって下コーナー部27を覆うことが
できるため、ラジエータ3の下コーナー部27において
も冷却風の吸込みができると共に、熱の吹き返しもなく
なり、放熱性能を十分に維持することができる。
【0036】次に他の実施例を説明する。なお、上記第
1実施例と同一構成部分には同符号を付し、重複した説
明は省略する。
【0037】図6は第2実施例に係る要部の分解斜視図
を示している。この実施例では、側辺部65が上部65
aと下部65bとに分割されている。下部65bは本体
部37と一体に構成されている。また、結合部を構成す
るクリップ67は突当フランジ部43に一対設けられて
いる。各クリップ67は、図6,図7のように弾性部6
7aと係合辺部67bとこの係合片部67bの先端に設
けられた係合突部67cとからなっている。また、フー
ド41側の結合部を構成するクリップ係止部69は、フ
ード41の外壁41aに貫通穴で形成されている。
【0038】組付に際しては、まず本体部37を主体部
33に取り付ける。この取付は、まずクリップ67を矢
印のようにしてフード41の外壁41a,内壁41b間
へ挿入する。これによって、突当フランジ部43がフー
ド41の外壁41aに突当たり弾性部67aの弾性変形
を介して係合突部67cが図7のようにクリップ係止部
69に係合し、本体部37が主体部33にそれ自体で固
定される。ついで、側辺部65の上部65aを主体部3
3にクリップ61、クリップ係止部57、係合爪59、
係止穴63を介して取り付ける。この取付によって側辺
部65の上部65a下端65cが下部65bの上端65
dの外側に重合する。したがって本体部37はクリップ
67及びクリップ係止部69を介した結合と側辺部65
の上部65aの下端65cによる押えとによって確実に
固定されることとなる。分割部35の取り外しは、上記
とは逆の手順によりまず側辺部65の上部65aを主体
部33から離脱させ、次いで本体部37を上記とは逆の
手順によって離脱させることができる。
【0039】したがって、この実施例でも上記同様の作
用効果を奏することができる。また本体部37が側辺部
65の下部65bを一体に有しているのでそれ自体の剛
性を高めることができる。また、側辺部65の上部65
aの下端65cが本体部37側の下部65bの上端65
dに重合しているため、本体部37のふらつきを防止す
ることができる。これによってクリップ67の係合突部
67cがクリップ係止部69に係合する状態も強固に維
持することができ、全体として取付強度を高めることが
できる。
【0040】図8は、第3実施例に係る分解斜視図であ
る。この実施例では、分割部35の本体部37と側辺部
39とが一体に構成されたものである。また結合部を構
成するクリップ71は突当てフランジ部43に一つ設け
られ、断面S字状の弾性部71aと係合突部71bとで
構成されている。また、クリップ係止部73はフード4
1の内壁41bに形成されている。
【0041】そして、分割部35の取付はクリップ61
及びクリップ係止部57などを介して主体部33側に結
合させると共に本体部37のクリップ71をフード41
の外壁41a、内壁41b間に挿入し、図8,図9のよ
うに係合突部71bをクリップ係止部73に弾性的に係
合させて行うことができる。また、分割部35の離脱は
逆の手順によって簡単に行うことができる。
【0042】したがって、この実施例でも第1実施例と
同様の作用効果を奏することができる。また、この実施
例では本体部37と側辺部39とが一体に構成されてい
るため部品点数が減少し組付、部品管理が容易となる。
また、本体部37及び側辺部39の一体構成によって分
割部35の全体の剛性が高まり、取付剛性も高めること
ができる。
【0043】図10は、この発明の第4実施例に係る要
部の分解斜視図を示している。この実施例では、本体部
37と側辺部75とが一体に形成され、かつ側辺部75
の上部75aと下部75bとがヒンジ77によって連結
されたものである。また、結合部を構成するクリップ7
9は弾性部79aと係合爪部79bとからなっている。
また、クリップ係止部81はフード41の外壁41aに
設けた切り欠きによって構成されている。
【0044】この分割部35の取付に際してはまず本体
部37を矢印C方向に広げておき、その状態で側辺部7
5をクリップ61及びクリップ係止部57などを介して
主体部33側に結合させる。次いで本体部37を矢印D
方向に閉じて係合爪部79bをクリップ係止部81へ弾
性的に係合させる。これによって分割部35を主体部3
3へ結合させることができる。
【0045】したがって、この実施例では上記第3実施
例とほぼ同様な作用効果を奏することができる。また、
ヒンジ77を設けたことによって側辺部75の上部75
aの主体部33側への取付を本体部37に拘束されずに
行うことができ、その取付を容易にすることができる。
また、本体部37自体の取付も側辺部75の上部75a
を主体部33に結合させた後に行うことができ、その結
合作業も容易となる。したがって、全体的な着脱を容易
に行なわせることができる。
【0046】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではない。例えば分割部はシュラウドを上下に分割
して形成することもできる。
【0047】
【発明の効果】以上により明らかなように、請求項1の
発明によれば、ラジエータと共に組み付けたシュラウド
の取り外しは主体部と分割部とを離脱させて行うことが
できる。したがってラジエータホースや車体側の他の部
材に妨げられることなく無理なく着脱することができ
る。このためラジエータホースの接続位置を変更する必
要がない等、スペース的、レイアウト的に有利となる。
また、シュラウドの取付に際しては、主体部と分割部と
を結合させることができ放熱性能に悪影響を及ぼすこと
はない。
【0048】請求項2の発明では、分割部を下コーナー
部を分割して形成することができ、小型の分割部となっ
てその取扱い等を極めて容易となる。
【0049】請求項3の発明では請求項2の発明の効果
に加え、分割部を本体部と側辺部とで構成することによ
って主体部側への取付剛性を高めることができる。
【0050】請求項4の発明では請求項3の発明の効果
に加え、本体部と側辺部とを分離係合部で着脱自在とす
ることができ、本体部と側辺部との取付を容易にすると
共に取付後は分離係合部の係合によって取付剛性を高め
ることができる。
【0051】請求項5の発明では、請求項3の発明の効
果に加え、本体部と側辺部とをヒンジを介して結合する
ことによって全体的な取付剛性を高めると共に本体部と
側辺部との取付を手順をずらして行うことができ、取付
を容易にすることができる。
【0052】請求項6の発明では、請求項1〜請求項5
の発明の効果に加え、分割部の結合をクリップ及びクリ
ップ係止部で行うことができ、ワンタッチによって容易
に着脱を行うことができる。
【0053】請求項7の発明では、請求項4の発明の効
果に加え、分離係合部をクリップ及びクリップ係止部で
構成することによって本体部と側辺部とをワンタッチで
容易に着脱することができる。
【0054】請求項8の発明では請求項3〜請求項7の
発明の効果に加え、側辺部の係合をクリップ及びクリッ
プ係止部で行うことによってワンタッチで容易に着脱す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る斜視図である。
【図2】同要部の分解斜視図である。
【図3】図2のIII−III線矢視断面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】クリップ61の部分の断面図である。
【図6】この発明の第2実施例に係る要部の分解斜視図
である。
【図7】図6のVII−VII線矢視断面図である。
【図8】この発明の第3実施例に係る要部分解斜視図で
ある。
【図9】図8のIX−IX線矢視断面図である。
【図10】この発明の第4実施例に係る要部分解斜視図
である。
【図11】図10のXI−XI線矢視断面図である。
【図12】従来例に係る斜視図である。
【図13】取り外し作用を説明する説明図である。
【図14】シュラウドのコーナ部をなくした状態の斜視
図である。
【図15】ラジエータホースの取り付け位置の変更を示
す説明である。
【符号の説明】
1 シュラウド 3 ラジエータ 5 モーターファン(ファン) 33 主体部 35 分割部 37 本体部 39 側辺部 45 クリップ係止部(結合部) 47 クリップ(結合部) 51 クリップ係止部(分離係合部) 55 クリップ(分離係合部) 57 クリップ係止部(係合部) 61 クリップ(係合部) 65 側辺部 67 クリップ(結合部) 69 クリップ係止部(結合部) 71 クリップ(結合部) 73 クリップ係止部(結合部) 75 側辺部 79 クリップ(結合部) 81 クリップ係止部(結合部)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンを備えたシュラウドとラジエータ
    とを着脱自在に組み付けた自動車用放熱装置において、 前記シュラウドを分割して、前記ファンを備えた主体部
    とそれ以外の分割部とで構成し、 前記主体部と分割部とを結合部によって離脱自在に結合
    したことを特徴とする自動車用放熱装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の自動車用放熱装置であって、 前記分割部は、前記シュラウドの下コーナー部を分割し
    て形成したことを特徴とする自動車用放熱装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動車用放熱装置であっ
    て、 前記分割部は、下コーナー部に位置し前記結合部で生体
    部に結合される本体部と前記主体部の側部に係合部を介
    して着脱自在に係合する側辺部とを有することを特徴と
    する自動車用放熱装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の自動車用放熱装置であっ
    て、 前記本体部と側辺部とは、分離係合部を介して離脱自在
    であることを特徴とする自動車用放熱装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の自動車用放熱装置であっ
    て、 前記本体部と側辺部とは、ヒンジを介して結合されてい
    ることを特徴とする自動車用放熱装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5記載の自動車用放熱
    装置であって、 前記結合部は、クリップ及びクリップ係止部であること
    を特徴とする自動車用放熱装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の自動車用放熱装置であっ
    て、 前記分離係合部は、クリップ及びクリップ係止部である
    ことを特徴とする自動車用放熱装置。
  8. 【請求項8】 請求項3〜請求項7記載の自動車用放熱
    装置であって、 前記側辺部の係合部は、クリップ及びクリップ係止部で
    あることを特徴とする自動車用放熱装置。
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JP2019081509A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 本田技研工業株式会社 車両の冷却構造

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