JPH07256741A - ナット自動挿着によるブロー成形方法およびナット自動挿着機能付ブロー成形用金型 - Google Patents
ナット自動挿着によるブロー成形方法およびナット自動挿着機能付ブロー成形用金型Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/20—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor of articles having inserts or reinforcements ; Handling of inserts or reinforcements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
- B29C49/04118—Means for supporting the extruded parison
-
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブロー成形時に同時挿着成形されるナットを
自動的に所定のキャビティ面に挿着し、作業上の危険防
止と作業の効率化を図る。 【構成】 合成樹脂製品をブロー成形するに際し、前記
合成樹脂製品取付用か、あるいは他部品の前記合成樹脂
製品への取付け用ナットを金型キャビティ面に自動的に
供給して前記ナットの一体成形を可能とする。
自動的に所定のキャビティ面に挿着し、作業上の危険防
止と作業の効率化を図る。 【構成】 合成樹脂製品をブロー成形するに際し、前記
合成樹脂製品取付用か、あるいは他部品の前記合成樹脂
製品への取付け用ナットを金型キャビティ面に自動的に
供給して前記ナットの一体成形を可能とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば合成樹脂製のス
ポイラを車両に保持するためのナット自動挿着によるブ
ロー成形方法およびナット自動挿着機能付ブロー成形用
金型に関するものである。
ポイラを車両に保持するためのナット自動挿着によるブ
ロー成形方法およびナット自動挿着機能付ブロー成形用
金型に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図７は従来の金型にスポイラ取付用ナッ
トを装着したブロー成形用金型の側面図である。従来、
ブロー成形によりスポイラを製造する場合には、図６に
示すように加工せんとするスポイラの外形に対応するキ
ャビティ面２を夫々設けた左右一対の金型１（１ａ、１
ｂ）をブロー成形機に装着（ここでは、マニュアルによ
って取付けることを装着という）し、この左右一対の金
型１（１ａ、１ｂ）を用いた状態において、この金型１
ｂの所定位置にスポイラ取付用ナット５を手差しによっ
てキャビティ面２の凹部４に装着する（図８（１）、図
８（２））。
トを装着したブロー成形用金型の側面図である。従来、
ブロー成形によりスポイラを製造する場合には、図６に
示すように加工せんとするスポイラの外形に対応するキ
ャビティ面２を夫々設けた左右一対の金型１（１ａ、１
ｂ）をブロー成形機に装着（ここでは、マニュアルによ
って取付けることを装着という）し、この左右一対の金
型１（１ａ、１ｂ）を用いた状態において、この金型１
ｂの所定位置にスポイラ取付用ナット５を手差しによっ
てキャビティ面２の凹部４に装着する（図８（１）、図
８（２））。
【０００３】次いで、ブロー成形機におけるダイス６と
コア７との間隙から押出されたパリソン１２を左右の金
型１ａ、１ｂの間に所定位置まで降下させた後、左右の
金型１ａ、１ｂを閉じるとともにブローピン８からパリ
ソン内部に圧縮エアを供給することにより製品としての
スポイラを製造していた（図８（３）、図８（４））。
コア７との間隙から押出されたパリソン１２を左右の金
型１ａ、１ｂの間に所定位置まで降下させた後、左右の
金型１ａ、１ｂを閉じるとともにブローピン８からパリ
ソン内部に圧縮エアを供給することにより製品としての
スポイラを製造していた（図８（３）、図８（４））。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように金型１のキャビティ面２の凹部４にスポイラ取付
用ナット５を取付けようとすると、毎サイクル機械を停
止し、パリソン１２の射出前に金型１ａ、１ｂ間に手を
差し入れては一々スポイラ取付用ナット５を取付けなけ
ればならず、加熱された金型１ａ、１ｂ間に手差しによ
ってスポイラ取付用ナット５を装着するのは危険である
とともに作業が非効率的であるといった問題点があっ
た。
ように金型１のキャビティ面２の凹部４にスポイラ取付
用ナット５を取付けようとすると、毎サイクル機械を停
止し、パリソン１２の射出前に金型１ａ、１ｂ間に手を
差し入れては一々スポイラ取付用ナット５を取付けなけ
ればならず、加熱された金型１ａ、１ｂ間に手差しによ
ってスポイラ取付用ナット５を装着するのは危険である
とともに作業が非効率的であるといった問題点があっ
た。
【０００５】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、ブロー成形時に同時挿着成形されるナットを自動
的に所定のキャビティ面に挿着して作業上の危険を防止
しつつ効率化を図るようにしたナット自動挿着機能付ブ
ロー成形用金型を提供することを目的とするものであ
る。
ので、ブロー成形時に同時挿着成形されるナットを自動
的に所定のキャビティ面に挿着して作業上の危険を防止
しつつ効率化を図るようにしたナット自動挿着機能付ブ
ロー成形用金型を提供することを目的とするものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る第１の発明では、合成樹脂製品をブロ
ー成形するに際し、前記合成樹脂製品取付用または他部
品を前記合成樹脂製品への取付け用ナットを金型キャビ
ティ面の裏面側から自動的に供給し、パリソンと前記ナ
ットとの一体成形を連続してなすようにした。また、第
２の発明では合成樹脂製品をブロー成形するに際し、前
記合成樹脂製品取付用か、あるいは他部品の前記合成樹
脂製品への取付け用ナットを金型キャビティ面に自動的
に供給して前記ナットとの一体成形を可能とするナット
自動挿着機能付ブロー成形用金型であって、前記金型に
前記ナットを供給するホッパと、このホッパから供給さ
れた前記ナットを金型内に設けられた導入孔を介して前
記金型キャビティ面に挿着する前後進可能なナット押出
ピストンを配設した。
に、本発明に係る第１の発明では、合成樹脂製品をブロ
ー成形するに際し、前記合成樹脂製品取付用または他部
品を前記合成樹脂製品への取付け用ナットを金型キャビ
ティ面の裏面側から自動的に供給し、パリソンと前記ナ
ットとの一体成形を連続してなすようにした。また、第
２の発明では合成樹脂製品をブロー成形するに際し、前
記合成樹脂製品取付用か、あるいは他部品の前記合成樹
脂製品への取付け用ナットを金型キャビティ面に自動的
に供給して前記ナットとの一体成形を可能とするナット
自動挿着機能付ブロー成形用金型であって、前記金型に
前記ナットを供給するホッパと、このホッパから供給さ
れた前記ナットを金型内に設けられた導入孔を介して前
記金型キャビティ面に挿着する前後進可能なナット押出
ピストンを配設した。
【０００７】
【作用】車両用外装品の１つであるスポイラを車両後部
に保持するナットをパリソンがダイスより垂下する前に
ブロー成形用金型内に設けたナット自動挿着装置によっ
てキャビティ面の所定位置に挿着するようにしたので作
業上の危険が回避されるとともに作業効率が大幅に向上
する。
に保持するナットをパリソンがダイスより垂下する前に
ブロー成形用金型内に設けたナット自動挿着装置によっ
てキャビティ面の所定位置に挿着するようにしたので作
業上の危険が回避されるとともに作業効率が大幅に向上
する。
【０００８】
【実施例】以下に、本発明に係るナット自動挿着による
ブロー成形方法およびナット自動挿着機能付ブロー成形
用金型を図１ないし図６を参照して詳細に説明する。
ブロー成形方法およびナット自動挿着機能付ブロー成形
用金型を図１ないし図６を参照して詳細に説明する。
【０００９】図１は本発明に係る１実施例を示すブロー
成形機の側面図、図２はナット自動挿着装置の要部断面
図、図３はナット供給ホッパの側面図、図４（１）、
（２）はナット自動挿着装置によるナットの挿着状態を
示す説明図、図５（１）はスポイラの斜視図、図５
（２）は図５（１）のＢ〜Ｂからみた断面図、図６
（１）はスポイラの下面を表わす斜視図、図６（２）は
図６（１）のＣ〜Ｃからみた断面図である。
成形機の側面図、図２はナット自動挿着装置の要部断面
図、図３はナット供給ホッパの側面図、図４（１）、
（２）はナット自動挿着装置によるナットの挿着状態を
示す説明図、図５（１）はスポイラの斜視図、図５
（２）は図５（１）のＢ〜Ｂからみた断面図、図６
（１）はスポイラの下面を表わす斜視図、図６（２）は
図６（１）のＣ〜Ｃからみた断面図である。
【００１０】ブロー成形機１０は図示しない射出装置か
ら溶融樹脂の供給を受けるダイス６を有し、ダイス６内
の環状通路１３を通ってこのダイス６の下面に開口する
ダイギャップ６ａからチューブ状にパリソン１２を押出
して垂下させるようにしている。
ら溶融樹脂の供給を受けるダイス６を有し、ダイス６内
の環状通路１３を通ってこのダイス６の下面に開口する
ダイギャップ６ａからチューブ状にパリソン１２を押出
して垂下させるようにしている。
【００１１】ダイス６の下方位置にはパリソン１２の垂
下経路を挟んで一対の金型１ａ、１ｂが対向配置され、
これらは雌雄金型として両者が接合することによって形
成されるキャビティ面２内に前記パリソン１２を挟持で
きるようになっている。
下経路を挟んで一対の金型１ａ、１ｂが対向配置され、
これらは雌雄金型として両者が接合することによって形
成されるキャビティ面２内に前記パリソン１２を挟持で
きるようになっている。
【００１２】上記一対の金型１（１ａ、１ｂ）は背面に
プラテン１６（１６Ｒ、１６Ｌ）が取付けられ、さらに
その背面には金型１（１ａ、１ｂ）を相互に接離動作さ
せるための油圧シリンダ装置１８（１８Ｒ、１８Ｌ）が
連結されている。
プラテン１６（１６Ｒ、１６Ｌ）が取付けられ、さらに
その背面には金型１（１ａ、１ｂ）を相互に接離動作さ
せるための油圧シリンダ装置１８（１８Ｒ、１８Ｌ）が
連結されている。
【００１３】このため、油圧シリンダ装置１８に圧油を
給排させることにより一対の金型１（１ａ、１ｂ）は互
いに接近して型締をなし、あるいは型離れを行わせてス
ポイラ製品を脱型させるようにしている。金型１（１
ａ、１ｂ）の接離方向は前記パリソン１２の垂下方向に
直交する水平移動が可能とされ、このためプラテン１６
（１６Ｒ、１６Ｌ）にはベース（図示なし）を走行する
台車（図示なし）が取付けられ、前記油圧シリンダ装置
１８もベースの両端に立設された支柱フレーム２０（２
０Ｒ、２０Ｌ）に支持され伸縮動作によって各プラテン
１６ひいては金型１（１ａ、１ｂ）を水平移動させて、
型締および脱型を行わせるようにしている。
給排させることにより一対の金型１（１ａ、１ｂ）は互
いに接近して型締をなし、あるいは型離れを行わせてス
ポイラ製品を脱型させるようにしている。金型１（１
ａ、１ｂ）の接離方向は前記パリソン１２の垂下方向に
直交する水平移動が可能とされ、このためプラテン１６
（１６Ｒ、１６Ｌ）にはベース（図示なし）を走行する
台車（図示なし）が取付けられ、前記油圧シリンダ装置
１８もベースの両端に立設された支柱フレーム２０（２
０Ｒ、２０Ｌ）に支持され伸縮動作によって各プラテン
１６ひいては金型１（１ａ、１ｂ）を水平移動させて、
型締および脱型を行わせるようにしている。
【００１４】金型１（１ａ、１ｂ）の上方には図示しな
いパリソンピンチ兼製品取出装置が配設されている。な
お、符号８はブローピン、３０はプリブローピンを示
す。
いパリソンピンチ兼製品取出装置が配設されている。な
お、符号８はブローピン、３０はプリブローピンを示
す。
【００１５】本発明では、車両用外装品の１つであるス
ポイラ３２を自動車の後部に挿着（ここでいう挿着と
は、一つ一つのスポイラ取付用ナット５をナット自動挿
着装置４０で自動的にキャビティ面２に取付けることを
いう）するスポイラ取付用ナット５をあらかじめ金型１
ｂのキャビティ面２に自動的に挿着するためにナット自
動挿着装置４０が一方の金型１ｂ内に配設されている。
ポイラ３２を自動車の後部に挿着（ここでいう挿着と
は、一つ一つのスポイラ取付用ナット５をナット自動挿
着装置４０で自動的にキャビティ面２に取付けることを
いう）するスポイラ取付用ナット５をあらかじめ金型１
ｂのキャビティ面２に自動的に挿着するためにナット自
動挿着装置４０が一方の金型１ｂ内に配設されている。
【００１６】このナット自動挿着装置４０はスポイラ取
付用ナット５を供給するためのホッパ４２、スポイラ取
付用ナット５をキャビティ面２に押出し挿着するための
ナット押出ピストン４４およびナット押出シリンダ４６
から構成されている。
付用ナット５を供給するためのホッパ４２、スポイラ取
付用ナット５をキャビティ面２に押出し挿着するための
ナット押出ピストン４４およびナット押出シリンダ４６
から構成されている。
【００１７】前記ホッパ４２に投入されたスポイラ取付
用ナット５が所定位置に送給されるために、金型１ｂ内
に傾斜面を有した導入孔４７が穿設されている。そして
導入孔４７を通って送給されたスポイラ取付用ナット５
は、最終的にナット押出ピストン４４が前後進するナッ
ト送給孔４８に落下するようになっている。
用ナット５が所定位置に送給されるために、金型１ｂ内
に傾斜面を有した導入孔４７が穿設されている。そして
導入孔４７を通って送給されたスポイラ取付用ナット５
は、最終的にナット押出ピストン４４が前後進するナッ
ト送給孔４８に落下するようになっている。
【００１８】導入孔４７を介して落下したスポイラ取付
用ナット５をキャビティ面２に突設状態にて挿着させる
ためのナット送給孔４８の大部分の長さがスポイラ取付
用ナット５の径Ｄよりやや緩めの径ｄ1 （ｄ1 ＞Ｄ）に
なっており、また、ナット送給孔４８の先端部はスポイ
ラ取付用ナット５がキャビティ面２の所定位置に突設挿
着した時にガタが生じないように少しきつめの径ｄ
2 （ｄ1 ＞ｄ2 ≒Ｄ）となっている。
用ナット５をキャビティ面２に突設状態にて挿着させる
ためのナット送給孔４８の大部分の長さがスポイラ取付
用ナット５の径Ｄよりやや緩めの径ｄ1 （ｄ1 ＞Ｄ）に
なっており、また、ナット送給孔４８の先端部はスポイ
ラ取付用ナット５がキャビティ面２の所定位置に突設挿
着した時にガタが生じないように少しきつめの径ｄ
2 （ｄ1 ＞ｄ2 ≒Ｄ）となっている。
【００１９】また、前記ナット押出ピストン４４が後退
限に位置させた時、導入孔４７を通って送給されたスポ
イラ取付用ナット５はナット押出ピストン４４の前部に
自動的に落下し送給可能なように構成されている。
限に位置させた時、導入孔４７を通って送給されたスポ
イラ取付用ナット５はナット押出ピストン４４の前部に
自動的に落下し送給可能なように構成されている。
【００２０】スポイラ３２の裏面（自動車の取付側）に
配設されるべきスポイラ取付用ナット５の数分だけナッ
ト自動挿着装置４０、即ち前記ホッパ４２および導入孔
４７、ナット押出ピストン４４およびナット押出シリン
ダ４６が必要となるが、近接位置にあるスポイラ取付用
ナット５を装着する場合には必要に応じて兼用してもよ
い。
配設されるべきスポイラ取付用ナット５の数分だけナッ
ト自動挿着装置４０、即ち前記ホッパ４２および導入孔
４７、ナット押出ピストン４４およびナット押出シリン
ダ４６が必要となるが、近接位置にあるスポイラ取付用
ナット５を装着する場合には必要に応じて兼用してもよ
い。
【００２１】このように構成されたナット自動挿着機能
付ブロー成形用金型を用いてナット自動挿着方法につい
て説明する。
付ブロー成形用金型を用いてナット自動挿着方法につい
て説明する。
【００２２】まず、両金型１ａ、１ｂは型開状態にあ
り、図２および図３に示すようにホッパ４２にスポイラ
取付用ナット５を同一方向に並べて供給する。続いて後
退限にあるナット押出ピストン４４（図４（１））を前
進させるためにナット押出シリンダ４６へ圧油を導入
し、ナット押出ピストン４４を前進限まで伸張させると
スポイラ取付用ナット５はキャビティ面２に所望長さ突
設状態で挿着される。
り、図２および図３に示すようにホッパ４２にスポイラ
取付用ナット５を同一方向に並べて供給する。続いて後
退限にあるナット押出ピストン４４（図４（１））を前
進させるためにナット押出シリンダ４６へ圧油を導入
し、ナット押出ピストン４４を前進限まで伸張させると
スポイラ取付用ナット５はキャビティ面２に所望長さ突
設状態で挿着される。
【００２３】続いて、図示しない押出機から押出し供給
された溶融樹脂はダイス６内の環状通路１３を通ってダ
イギャップ６ａから両金型１ａ、１ｂ間に垂下する（図
１）。
された溶融樹脂はダイス６内の環状通路１３を通ってダ
イギャップ６ａから両金型１ａ、１ｂ間に垂下する（図
１）。
【００２４】パリソン１２をダイス６の下端面より所定
の長さまで垂下させて一旦パリソン１２の垂下を停止さ
せたまま金型１の上方に配設された（図示なし）パリソ
ンピンチ兼製品取出装置でパリソン１２の下部をピンチ
する。この後、プリブローピン３０から低圧の圧縮エア
をパリソン１２内へ導入するとともに、パリソン１２を
引続き垂下させる。
の長さまで垂下させて一旦パリソン１２の垂下を停止さ
せたまま金型１の上方に配設された（図示なし）パリソ
ンピンチ兼製品取出装置でパリソン１２の下部をピンチ
する。この後、プリブローピン３０から低圧の圧縮エア
をパリソン１２内へ導入するとともに、パリソン１２を
引続き垂下させる。
【００２５】ピンチしたパリソン１２の下端部が金型１
（１ａ、１ｂ）下端部を通過した時点で押出機（図示な
し）によるパリソン１２の押出しを停止する。
（１ａ、１ｂ）下端部を通過した時点で押出機（図示な
し）によるパリソン１２の押出しを停止する。
【００２６】この状態で両金型１ａ、１ｂを型閉、型締
を行う。両金型１ａ、１ｂの型締後パリソン１２が冷却
固化されると、キャビティ面２に突設状態で装着された
スポイラ取付用ナット５も前記パリソン１２の一部とし
て包合した状態で一体的なスポイラ３２製品ができる。
を行う。両金型１ａ、１ｂの型締後パリソン１２が冷却
固化されると、キャビティ面２に突設状態で装着された
スポイラ取付用ナット５も前記パリソン１２の一部とし
て包合した状態で一体的なスポイラ３２製品ができる。
【００２７】パリソン１２の冷却が完了すると、前記パ
リソンピンチ兼製品取出装置で再度ピンチ保持する。
リソンピンチ兼製品取出装置で再度ピンチ保持する。
【００２８】引続き、両金型１ａ、１ｂを型開するとと
もに、パリソンピンチ兼製品取出装置はパリソン１２を
挟持したまま、製品取出油圧シリンダ装置（図示なし）
により図１の垂直手前方向へ後退させるとパリソン１２
はダイス６のダイギャップ６ａの部分で引きちぎって所
定位置まで搬送するのである。搬送された成形済のパリ
ソン１２はバリを取除いて図５および図６に示すような
スポイラ３２製品となるのである。
もに、パリソンピンチ兼製品取出装置はパリソン１２を
挟持したまま、製品取出油圧シリンダ装置（図示なし）
により図１の垂直手前方向へ後退させるとパリソン１２
はダイス６のダイギャップ６ａの部分で引きちぎって所
定位置まで搬送するのである。搬送された成形済のパリ
ソン１２はバリを取除いて図５および図６に示すような
スポイラ３２製品となるのである。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に、本発明に係る第１の発明では、合成樹脂製品をブロ
ー成形するに際し、前記合成樹脂製品取付用または他部
品を前記合成樹脂製品への取付け用ナットを金型キャビ
ティ面の裏面側から自動的に供給し、パリソンと前記ナ
ットとの一体成形を連続してなすようにし、さらに、合
成樹脂製品をブロー成形するに際し、前記合成樹脂製品
取付用か、あるいは他部品の前記合成樹脂製品への取付
け用ナットを金型キャビティ面に自動的に供給して前記
ナットとの一体成形を可能とするナット自動挿着機能付
ブロー成形用金型であって、前記金型に前記ナットを供
給するホッパと、このホッパから供給された前記ナット
を金型内に設けられた導入孔を介して前記金型キャビテ
ィ面に挿着する前後進可能なナット押出ピストンを配設
したことにより前記ナットが金型キャビティの所定位置
に自動的に挿着されるため、ナット装着時の危険性がな
くなり、作業効率が大幅に向上する。
に、本発明に係る第１の発明では、合成樹脂製品をブロ
ー成形するに際し、前記合成樹脂製品取付用または他部
品を前記合成樹脂製品への取付け用ナットを金型キャビ
ティ面の裏面側から自動的に供給し、パリソンと前記ナ
ットとの一体成形を連続してなすようにし、さらに、合
成樹脂製品をブロー成形するに際し、前記合成樹脂製品
取付用か、あるいは他部品の前記合成樹脂製品への取付
け用ナットを金型キャビティ面に自動的に供給して前記
ナットとの一体成形を可能とするナット自動挿着機能付
ブロー成形用金型であって、前記金型に前記ナットを供
給するホッパと、このホッパから供給された前記ナット
を金型内に設けられた導入孔を介して前記金型キャビテ
ィ面に挿着する前後進可能なナット押出ピストンを配設
したことにより前記ナットが金型キャビティの所定位置
に自動的に挿着されるため、ナット装着時の危険性がな
くなり、作業効率が大幅に向上する。
【図１】本発明に係る１実施例を示すブロー成形機の側
面図である。
面図である。
【図２】ナット自動挿着装置の要部断面図である。
【図３】ナット供給ホッパの側面図である。
【図４】図４（１）、（２）はナット自動挿着装置によ
るナットの装着状態を示す説明図である。
るナットの装着状態を示す説明図である。
【図５】図５（１）はスポイラの斜視図、図５（２）は
図５（１）のＢ〜Ｂからみた断面図である。
図５（１）のＢ〜Ｂからみた断面図である。
【図６】図６（１）はスポイラの下面を表わす斜視図、
図６（２）は図６（１）のＣ〜Ｃからみた断面図であ
る。
図６（２）は図６（１）のＣ〜Ｃからみた断面図であ
る。
【図７】従来の金型にスポイラ取付用ナットを装着した
ブロー成形用金型の側面図である。
ブロー成形用金型の側面図である。
【図８】パリソンにナットの取付状態を示す説明図であ
る。
る。
１（１ａ、１ｂ） 金型 ２ キャビティ面 ４ 凹部 ５ スポイラ取付用ナット ６ ダイス ６ａ ダイギャップ ８ ブローピン １０ ブロー成形機 １２ パリソン １３ 環状通路 １６（１６Ｒ、１６Ｌ） プラテン １８（１８Ｒ、１８Ｌ） 油圧シリンダ装置 ３０ プリブローピン ３２ スポイラ ４０ ナット自動挿着装置 ４２ ホッパ ４４ ナット押出ピストン １６ ナット押出シリンダ ４７ 導入孔 ４８ ナット送給孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｌ 22:00 31:30
Claims (2)
- 【請求項１】 合成樹脂製品をブロー成形するに際し、
前記合成樹脂製品取付用または他部品を前記合成樹脂製
品への取付け用ナットを金型キャビティ面の裏面側から
自動的に供給し、パリソンと前記ナットとの一体成形を
連続してなすようにしたことを特徴とするナット自動挿
着によるブロー成形方法。 - 【請求項２】 合成樹脂製品をブロー成形するに際し、
前記合成樹脂製品取付用か、あるいは他部品の前記合成
樹脂製品への取付け用ナットを金型キャビティ面に自動
的に供給して前記ナットとの一体成形を可能とするナッ
ト自動挿着機能付ブロー成形用金型であって、前記金型
に前記ナットを供給するホッパと、このホッパから供給
された前記ナットを金型内に設けられた導入孔を介して
前記金型キャビティ面に挿着する前後進可能なナット押
出ピストンを配設したことを特徴とするナット自動挿着
機能付ブロー成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6056135A JPH07256741A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | ナット自動挿着によるブロー成形方法およびナット自動挿着機能付ブロー成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6056135A JPH07256741A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | ナット自動挿着によるブロー成形方法およびナット自動挿着機能付ブロー成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07256741A true JPH07256741A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=13018641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6056135A Pending JPH07256741A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | ナット自動挿着によるブロー成形方法およびナット自動挿着機能付ブロー成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07256741A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112549504A (zh) * | 2020-11-18 | 2021-03-26 | 亚普汽车部件股份有限公司 | 一种外置零件中空体成型模具及零件安装方法 |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP6056135A patent/JPH07256741A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112549504A (zh) * | 2020-11-18 | 2021-03-26 | 亚普汽车部件股份有限公司 | 一种外置零件中空体成型模具及零件安装方法 |
| CN112549504B (zh) * | 2020-11-18 | 2022-08-16 | 亚普汽车部件股份有限公司 | 一种外置零件中空体成型模具及零件安装方法 |
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