JPH0725655Y2 - 動揺試験装置 - Google Patents

動揺試験装置

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JPH0725655Y2
JPH0725655Y2 JP7856089U JP7856089U JPH0725655Y2 JP H0725655 Y2 JPH0725655 Y2 JP H0725655Y2 JP 7856089 U JP7856089 U JP 7856089U JP 7856089 U JP7856089 U JP 7856089U JP H0725655 Y2 JPH0725655 Y2 JP H0725655Y2
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JP
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rocking
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movable
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JP7856089U
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JPH0317547U (ja
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光明 中島
戸沢  秀
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は動揺試験装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の回転動揺試験装置においては、第4図側面図に示
すように、床上に立設された軸受台01の上端に、二等辺
三角形状の振子式揺動架台03の上端が横方向の回転軸02
に固着されて枢支され、回転軸02の一端にはクランク09
が突設されている。
一方、加振機支持台04上に設置された水平往復動加振機
05は、自在継手06aを介して摺動軸受台07に摺動自在に
支持された縦方向の摺動軸08に連結され、摺動軸08の後
端はピン011bを介してコネクチングロッド010に枢着さ
れ、コネクチングロッド010の後端はピン011aを介して
クランク09の先端に枢着されている。ここで、加振機05
は自在継手06bを介して反力受台012に固定されており、
被検体は揺動架台03に取付けられて試験される。
また、従来の水平動揺試験装置においては、第5図平面
図に示すように、水平固定台013に布設された縦方向の
平行レール014a,014b上に往復運動可能に上載された水
平動揺架台015の前端クレビス016は、縦方向の水平平行
ガイド020に摺動自在に支持されたスライダー021にリン
ク022cを介して枢着されている。
一方、加振機支持台04上に設置された水平加振機05の後
端は、自在継手06aを介して、摺動軸受台07に支持され
た縦方向摺動軸08の前端に枢着されている。019は水平
動揺架台015と加振機05の中間部でレバー支持台017上に
竪ピン018で枢支された横水平レバーで、その左端はリ
ンク022aを介して摺動軸08の後端に枢着され、その右端
はリンク022bを介してリンク022cの前端に枢着されてい
る。ここで、加振機05は、第4図と同様に、自在継手06
bを介して反力受台012に固定してあり、被検体は水平動
揺架台015に取付けられて水平動揺試験が行われる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の動揺試験装置では、回
転動揺試験装置と水平動揺試験装置とがそれぞれ別装置
になっているので、下記の問題がある。
(1)回転動揺試験から水平動揺試験に試験を移行する
場合、又はその逆方向に試験を移行する場合に、被検体
の組替作業に時間及び労力がかかる。
(2)試験装置の組替えに伴う部品置場等のスペース確
保のために大きなスペースを必要とする。
(3)試験装置がユニット型でないため、運搬及び移設
が容易にできない。
(4)回転動揺振巾又は水平動揺振巾が一定であるた
め、試験条件の変更に迅速に対応することができない。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたもので、同
一試験装置で、被検体を組替えすることなく、回転動揺
試験及び水平動揺試験を迅速に行うことのできる経済的
な動揺試験装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本考案は、基礎上に立設された支柱上端に横
ピンを介して上端支点が着脱自在に枢支され下部に被検
体取付部を有し縦鉛直面内で同上端支点の周りに振子運
動自在に懸吊された揺動架台と、上記基礎の上面に沿っ
て縦方向に布設された水平レールに摺動自在に上載され
た上記支柱から外された揺動架台を固着することのでき
る固着金物を有する水平可動台と、上記水平可動台と上
記揺動架台とにわたって配設され同水平可動台の往復運
動を同揺動架台の振子運動に変換する変位変換部材と、
上記水平可動台に連結され同水平可動台に可変振巾の往
復運動を与える加振装置とを具えたことを特徴とする。
〔作用〕
このような構成によれば、回転動揺試験を行うときは、
揺動架台の上端支点を支柱上端に枢支し、加振装置によ
り水平可動台を往復運動すると、水平可動台の往復運動
は変位変換部材の作用により揺動架台を振子運動させる
ので、揺動架台に取付けた被検体に回転動揺試験を行う
ことができる。
水平動揺試験を行うときは、揺動架台を支柱から外して
これを水平可動台に固着金物を介して固定したのち、加
振装置により水平可動台に往復運動を与えることができ
る。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面について説明すると、第1図は
本考案を回転動揺試験に適用した実施態様を示す側面
図、第2図は第1図の変形例を示す同じく側面図、第3
図は本考案を水平動揺試験に適用した実施態様を示す側
面図である。
上図において、第4〜5図と同一の符番は、それぞれ第
4〜5図と同一の部材を示し、まず第1図において、上
端支点Cθに懸垂された振子式回転動揺架台1(以後揺
動架台という)の下辺中央に突設された横ピン2-1は、
水平レール3上を往復運動する水平動揺架台4(以下水
平可動台という)上に突設された竪溝部材2-2に滑らか
に挿入され、水平可動台4の往復運動により、上端支点
Cθの周りに揺動するようになっている。上端支点Cθ
は基礎6に立設された支柱8に設けられ、枢支ピン9を
介して揺動架台1を枢支懸吊する。
一方、動力発生装置部においては、竪軸モーター10のモ
ーター軸11に突設された可動アーム12の下面には可動ベ
アリング13が突設され、可動ベアリング13は後記する可
動枠18の上面に付設された横溝部材14a,14b間の溝に滑
らかに嵌合している。
動力発生装置の機枠15には上下1対の縦方向平行ガイド
バー16a,16bが並設され、ガイドバー16a,16bにはすべり
軸受17a,17b,17c,17dを介して可動枠18が取付けられ、
可動枠18の後端央部は連結ロッド19を介して水平可動台
4の前端に連結されている。20は電動機の調速制御装置
である。
このような装置において、竪軸モーター10を回転する
と、可動アーム12に突設された可動ベアリング13の旋回
運動により可動枠18は平行ガイドバー16a,16bに沿って
往復運動を行い、これに連結ロッド19を介して連結され
た水平可動台4の往復運動により竪溝部材2-2及び横ピ
ン2-1を介して揺動架台1は支点Cθの周りに振子運動
を行う。
その際、調整ねじ棒21の回動により可動アーム12の長さ
を変えることで、可動枠18の振巾を変えることができ
る。
なお、第2図に示すように、竪軸モーター10のモーター
軸11にはフライホイール22を付設することができる。
次に、第3図に示すように、揺動架台1は支柱8から外
し、前後1対の固定金具7a,7bを介して水平可動台4に
固着することができるようになっている。
このような装置において、被検体は揺動架台1に一旦取
付けたあとは、揺動架台1を、第1図に示すように、加
振機で揺動することで、回転動揺試験を行うことがで
き、また第3図に示すように、揺動架台1を支柱8から
外して水平可動台4に固着すれば、水平動揺試験を行う
ことができる。
なお、回転動揺試験において、回転運動での回転角の大
きさは往復運動での振巾の変化あるいは支点Cθ1を枢
支ピン9の取付位置を変えることにより、上下に加減す
ることで変化させることができる。
〔考案の効果〕
このような装置によれば、下記の効果が奏せられる。
(1)揺動架台と水平可動台とが一つの架台にユニット
化したので、動揺装置を小型軽量化できる。
(2)動揺装置部と動力発生装置とをユニット化したの
で、組立据付,解体及び運搬が容易となる。
(3)調速制御装置,動揺振動調節機能を具備してお
り、試験条件の多様化に迅速に対応できる。
(4)モーターの回転軸に回転ムラ(バックラッシュ)
が生じることがなく、被検体に加える加振波形,加振力
がスムーズになる。
要するに本考案によれば、基礎上に立設された支柱上端
に横ピンを介して上端支点が着脱自在に枢支され下部に
被検体取付部を有し縦鉛直面内で同上端支点の周りに振
子運動自在に懸吊された揺動架台と、上記基礎の上面に
沿って縦方向に布設された水平レールに摺動自在に上載
され上記支柱から外された揺動架台を固着することので
きる固着金物を有する水平可動台と、上記水平可動台と
上記揺動架台とにわたって配設され同水平可動台の往復
運動を同揺動架台の振子運動に変換する変位変換部材
と、上記水平可動台に連結され同水平可動台に可変振巾
の往復運動を与える加振装置とを具えたことにより、同
一試験装置で、被検体を組替えすることなく、回転動揺
試験及び水平動揺試験を迅速に行うことのできる経済的
な動揺試験装置を得るから、本考案は産業上極めて有益
なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を回転動揺試験に適用した実
施態様を示す側面図、第2図は第1図の変形例を示す同
じく側面図、第3図は本考案を水平動揺試験に適用した
実施態様を示す側面図である。 第4図,第5図はそれぞれ公知の回転動揺試験装置,水
平動揺試験装置を示す側面図である。 1……揺動架台、2-1……横ピン、2-2……竪溝部材、3
……水平レール、4……水平可動台、6……基礎、7a,7
b……固定金具、8……支柱、9……枢支ピン、10……
竪軸モーター、11……モーター軸、12……可動アーム、
13……可動ベアリング、14a,14b……横溝部材、15……
機枠、16a,16b……平行ガイドバー、17a,17b,17c,17d…
…すべり軸受、18……可動枠、19……連結ロッド、20…
…電動機の調速制御装置、21……調整ねじ棒、22……フ
ライホイール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎上に立設された支柱上端に横ピンを介
    して上端支点が着脱自在に枢支され下部に被検体取付部
    を有し縦鉛直面内で同上端支点の周りに振子運動自在に
    懸吊された揺動架台と、上記基礎の上面に沿って縦方向
    に布設された水平レールに摺動自在に上載された上記支
    柱から外された揺動架台を固着することのできる固着金
    物を有する水平可動台と、上記水平可動台と上記揺動架
    台とにわたって配設され同水平可動台の往復運動を同揺
    動架台の振子運動に変換する変位変換部材と、上記水平
    可動台に連結され同水平可動台に可変振巾の往復運動を
    与える加振装置とを具えたことを特徴とする動揺試験装
    置。
JP7856089U 1989-07-03 1989-07-03 動揺試験装置 Expired - Lifetime JPH0725655Y2 (ja)

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JPH0317547U JPH0317547U (ja) 1991-02-21
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JP5150603B2 (ja) * 2009-10-28 2013-02-20 日精樹脂工業株式会社 摺動性評価方法

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