JPH06206199A - シート状物品の穿孔用パンチングユニット - Google Patents
シート状物品の穿孔用パンチングユニットInfo
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- JPH06206199A JPH06206199A JP5296893A JP29689393A JPH06206199A JP H06206199 A JPH06206199 A JP H06206199A JP 5296893 A JP5296893 A JP 5296893A JP 29689393 A JP29689393 A JP 29689393A JP H06206199 A JPH06206199 A JP H06206199A
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- angle
- punching
- sheet
- lever arm
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- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26F—PERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B26F1/00—Perforating; Punching; Cutting-out; Stamping-out; Apparatus therefor
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- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D5/00—Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
- B26D5/08—Means for actuating the cutting member to effect the cut
- B26D5/18—Toggle-link means
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- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
- B30B1/10—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by toggle mechanism
- B30B1/14—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by toggle mechanism operated by cams, eccentrics, or cranks
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/0064—Counterbalancing means for movable press elements
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
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- F16F15/28—Counterweights, i.e. additional weights counterbalancing inertia forces induced by the reciprocating movement of masses in the system, e.g. of pistons attached to an engine crankshaft; Attaching or mounting same
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- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シート状物品、特に郵便切手シートの穿孔用
パンチングユニットの作動中に、外部に対して質量に関
係する力が発生しないようにする。 【構成】 上下に移動可能な工具板２がレバー装置から
懸架される。各レバー装置は二つの下方アングルレバー
４と一つの上方アングルレバー５とを有し、各アングル
レバー４，５はそれらの角部において固定軸８，１１回
りに回転できる。垂直レバーアーム４ａ，５ａは滑り継
手６によって互いに連結される。水平レバーアーム４ｂ
は工具板２を担持し、水平レバーアーム５ｂは釣合い錘
１６を担持する。二重偏心機構１５の偏心ピン１４，１
４′はリンク１２，１２′によって滑り継手６に連結さ
れる。二重偏心機構１５の回転中、工具板２と釣合い錘
１６とは上下に反対方向に移動される。
パンチングユニットの作動中に、外部に対して質量に関
係する力が発生しないようにする。 【構成】 上下に移動可能な工具板２がレバー装置から
懸架される。各レバー装置は二つの下方アングルレバー
４と一つの上方アングルレバー５とを有し、各アングル
レバー４，５はそれらの角部において固定軸８，１１回
りに回転できる。垂直レバーアーム４ａ，５ａは滑り継
手６によって互いに連結される。水平レバーアーム４ｂ
は工具板２を担持し、水平レバーアーム５ｂは釣合い錘
１６を担持する。二重偏心機構１５の偏心ピン１４，１
４′はリンク１２，１２′によって滑り継手６に連結さ
れる。二重偏心機構１５の回転中、工具板２と釣合い錘
１６とは上下に反対方向に移動される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状物品、特に郵
便切手シートに穿孔する（目打ちを入れる）ためのパン
チングユニットであって、水平な切断板と、この切断板
に平行をなす垂直方向に移動可能な工具板とを有し、更
に、それによって工具板が上下に揺動移動することがで
きるようにする駆動機構を有する、パンチングユニット
に関する。
便切手シートに穿孔する（目打ちを入れる）ためのパン
チングユニットであって、水平な切断板と、この切断板
に平行をなす垂直方向に移動可能な工具板とを有し、更
に、それによって工具板が上下に揺動移動することがで
きるようにする駆動機構を有する、パンチングユニット
に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】この
ようなパンチングユニットでは、穿孔されるべき物品が
その上に置かれる切断板は適切に配置された穴群を有
し、工具板には対応する穿孔ピン群が設けられる。パン
チングユニットが作動している間に、大きな質量が急速
に揺動的に移動され、この揺動移動の反転点において生
ずる加速度の結果として、かなり大きな質量に関係する
力（ｍａｓｓ ｆｏｒｃｅ）が発生せしめられる。これ
らの質量に関係する力は、パンチングユニット自体の作
動上の問題、振動の問題、および設置場所における安定
性の問題を引き起こす恐れがある。
ようなパンチングユニットでは、穿孔されるべき物品が
その上に置かれる切断板は適切に配置された穴群を有
し、工具板には対応する穿孔ピン群が設けられる。パン
チングユニットが作動している間に、大きな質量が急速
に揺動的に移動され、この揺動移動の反転点において生
ずる加速度の結果として、かなり大きな質量に関係する
力（ｍａｓｓ ｆｏｒｃｅ）が発生せしめられる。これ
らの質量に関係する力は、パンチングユニット自体の作
動上の問題、振動の問題、および設置場所における安定
性の問題を引き起こす恐れがある。
【０００３】本発明の目的は、外部に対して質量に関係
する力を全く発生させない、又はわずかしか発生させな
いようなパンチングユニットを提供することにある。
する力を全く発生させない、又はわずかしか発生させな
いようなパンチングユニットを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は請求項１に記載された特徴によって達成される。こ
れにより、各々の移動する質量に対して対称的に移動す
る補償質量が存在し、その結果機械装置（機械システ
ム）のすべての主要な方向において質量に関係する力お
よび質量に関係するモーメントが補償されるということ
が確保される。
的は請求項１に記載された特徴によって達成される。こ
れにより、各々の移動する質量に対して対称的に移動す
る補償質量が存在し、その結果機械装置（機械システ
ム）のすべての主要な方向において質量に関係する力お
よび質量に関係するモーメントが補償されるということ
が確保される。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の一つの実施例を示す添付図面
を参照しながら本発明をより詳細に説明する。図１およ
び図４に示されるように、固定された水平な切断板１が
機械スタンド２０の下部領域内に取り付けられ、この切
断板１は穴１ａ群を有する。また、穿孔ピン２ａ群が設
けられ且つ切断板１に平行に配向された工具板２が、垂
直方向案内コラム１９によって垂直方向に上下に移動で
きるように切断板１の上方に取り付けられる。穿孔され
るべきシート状物品、特に郵便切手シートが切断板１の
頂面上に置かれ、これらのシート状物品は、工具板２が
下方に移動する間にピン２ａによって穿孔される（目打
ちを入れられる）。なお、ピン２ａ群は穴１ａ群と整列
されており、かつピン２ａ群はこれらの穴１ａ内に係合
する。
を参照しながら本発明をより詳細に説明する。図１およ
び図４に示されるように、固定された水平な切断板１が
機械スタンド２０の下部領域内に取り付けられ、この切
断板１は穴１ａ群を有する。また、穿孔ピン２ａ群が設
けられ且つ切断板１に平行に配向された工具板２が、垂
直方向案内コラム１９によって垂直方向に上下に移動で
きるように切断板１の上方に取り付けられる。穿孔され
るべきシート状物品、特に郵便切手シートが切断板１の
頂面上に置かれ、これらのシート状物品は、工具板２が
下方に移動する間にピン２ａによって穿孔される（目打
ちを入れられる）。なお、ピン２ａ群は穴１ａ群と整列
されており、かつピン２ａ群はこれらの穴１ａ内に係合
する。
【０００６】工具板２は、相互に反対側の各々の側にお
いてレバー装置から昇降ロッド３によって懸架される。
図１に示されるように、このレバー装置は両側で同一に
構成され、かつこのレバー装置は互いに上下に配置され
たアングルレバー（山形レバー）４および５を具備す
る。この実施例では、各側に、二つの昇降ロッド３と、
レバーアーム４ａ、４ｂを有する二つの下方アングルレ
バー４と、レバーアーム５ａ、５ｂを有する一つの上方
アングルレバー５とが設けられる（図４および図５参
照）。下方アングルレバー４は、それらのアングル角部
において水平固定軸８回りに回転できるようにスタンド
２０内に取り付けられる。この実施例では、下方アング
ルレバー４のレバーアーム４ａと４ｂとは互いに直角に
配置され、図１に示されるパンチングユニットの中間位
置において、レバーアーム４ａが本質的に垂直方向に向
けられると共にレバーアーム４ｂが本質的に水平方向に
向けられ、レバーアーム４ａは上方に指向する。
いてレバー装置から昇降ロッド３によって懸架される。
図１に示されるように、このレバー装置は両側で同一に
構成され、かつこのレバー装置は互いに上下に配置され
たアングルレバー（山形レバー）４および５を具備す
る。この実施例では、各側に、二つの昇降ロッド３と、
レバーアーム４ａ、４ｂを有する二つの下方アングルレ
バー４と、レバーアーム５ａ、５ｂを有する一つの上方
アングルレバー５とが設けられる（図４および図５参
照）。下方アングルレバー４は、それらのアングル角部
において水平固定軸８回りに回転できるようにスタンド
２０内に取り付けられる。この実施例では、下方アング
ルレバー４のレバーアーム４ａと４ｂとは互いに直角に
配置され、図１に示されるパンチングユニットの中間位
置において、レバーアーム４ａが本質的に垂直方向に向
けられると共にレバーアーム４ｂが本質的に水平方向に
向けられ、レバーアーム４ａは上方に指向する。
【０００７】昇降ロッド３の上方端部は、位置９におい
て関節接合状に対応するレバーアーム４ｂの端部に固定
される。また昇降ロッド３の下方端部は、共通の水平軸
１０回りに旋回可能であるように工具板２の頂面上に関
節接合される。
て関節接合状に対応するレバーアーム４ｂの端部に固定
される。また昇降ロッド３の下方端部は、共通の水平軸
１０回りに旋回可能であるように工具板２の頂面上に関
節接合される。
【０００８】上方アングルレバー５は、そのアングル角
部において水平固定軸１１回りに回転できるようにスタ
ンド２０内に取り付けられる。この水平固定軸１１は水
平固定軸８の垂直方向上方に配置され、かつ水平固定軸
８に平行をなす。上方アングルレバー５は二つのレバー
アーム５ａおよび５ｂを有し、これらのレバーアーム５
ａおよび５ｂは同様に、互いに少くともほぼ直角をなす
ように配向される。図１に示されるパンチングユニット
の中間位置において、レバーアーム５ａが本質的に垂直
方向に向けられると共に他方のレバーアーム５ｂが本質
的に水平方向に向けられ、レバーアーム５ａは下方に指
向する。
部において水平固定軸１１回りに回転できるようにスタ
ンド２０内に取り付けられる。この水平固定軸１１は水
平固定軸８の垂直方向上方に配置され、かつ水平固定軸
８に平行をなす。上方アングルレバー５は二つのレバー
アーム５ａおよび５ｂを有し、これらのレバーアーム５
ａおよび５ｂは同様に、互いに少くともほぼ直角をなす
ように配向される。図１に示されるパンチングユニット
の中間位置において、レバーアーム５ａが本質的に垂直
方向に向けられると共に他方のレバーアーム５ｂが本質
的に水平方向に向けられ、レバーアーム５ａは下方に指
向する。
【０００９】各レバーアーム４ａの端部は、自由軸７を
有する滑り継手（ｓｌｉｄｉｎｇｊｏｉｎｔ）６によっ
て関節接合状にレバーアーム５ａの端部に連結される。
アングルレバー４および５は図２および図３に夫々示す
端位置間で対応する水平固定軸８および１１の回りに前
後に揺動しなければならないので、この滑り継手６が必
要となる。なお、この滑り継手６の詳細については、図
４から図６を参照して後述する。
有する滑り継手（ｓｌｉｄｉｎｇｊｏｉｎｔ）６によっ
て関節接合状にレバーアーム５ａの端部に連結される。
アングルレバー４および５は図２および図３に夫々示す
端位置間で対応する水平固定軸８および１１の回りに前
後に揺動しなければならないので、この滑り継手６が必
要となる。なお、この滑り継手６の詳細については、図
４から図６を参照して後述する。
【００１０】二つのレバー装置間の中央に取り付けられ
た二重偏心機構（ｄｏｕｂｌｅ ｅｃｃｅｎｔｒｉｃ）
１５が、機械スタンド２０の各側のアングルレバー４，
５の共通の駆動装置としての役割を果たす。この二重偏
心機構１５は固定軸１３回りに回転され、また二重偏心
機構１５は、直径方向の反対側に位置する二つの偏心ピ
ン１４および１４′を有する。一方の偏心ピン１４上に
リンク１２が関節接合され、このリンク１２の他端部は
スタンド２０の一側上の滑り継手６に関節接合状に連結
される。他方の偏心ピン１４′上にリンク１２′が関節
接合され、このリンク１２′はスタンド２０の他側上の
滑り継手６に関節接合状に連結される。
た二重偏心機構（ｄｏｕｂｌｅ ｅｃｃｅｎｔｒｉｃ）
１５が、機械スタンド２０の各側のアングルレバー４，
５の共通の駆動装置としての役割を果たす。この二重偏
心機構１５は固定軸１３回りに回転され、また二重偏心
機構１５は、直径方向の反対側に位置する二つの偏心ピ
ン１４および１４′を有する。一方の偏心ピン１４上に
リンク１２が関節接合され、このリンク１２の他端部は
スタンド２０の一側上の滑り継手６に関節接合状に連結
される。他方の偏心ピン１４′上にリンク１２′が関節
接合され、このリンク１２′はスタンド２０の他側上の
滑り継手６に関節接合状に連結される。
【００１１】各レバーアーム５ｂの端部には釣合い錘
（カウンタウェイト）１６が固定される。これらの釣合
い錘１６は質量を補償するように寸法が定められてい
て、釣合い錘１６の重量は、工具板２の重量と、他の構
成要素、特に工具板２を懸架する役割を果たす昇降ロッ
ド３の重量とにほぼ対応するようになっている。
（カウンタウェイト）１６が固定される。これらの釣合
い錘１６は質量を補償するように寸法が定められてい
て、釣合い錘１６の重量は、工具板２の重量と、他の構
成要素、特に工具板２を懸架する役割を果たす昇降ロッ
ド３の重量とにほぼ対応するようになっている。
【００１２】二重偏心機構１５が駆動装置によって図１
に示される矢印の方向に連続的に回転されたとき、図１
に示す中間位置から始まって、両側の滑り継手６は互い
に対称的に離れるように移動される。その結果、図１に
おいて左側では、アングルレバー４が反時計回りに旋回
されると共にアングルレバー５が時計回りに旋回され、
一方図１において右側では、反対向きに、即ちアングル
レバー４が時計回りに旋回されると共にアングルレバー
５が反時計回りに旋回される。これらの旋回の結果、工
具板２がその上方位置に持ち上げられ、同時に釣合い錘
１６が下降される。この第１の端位置が図２に示されて
いる。
に示される矢印の方向に連続的に回転されたとき、図１
に示す中間位置から始まって、両側の滑り継手６は互い
に対称的に離れるように移動される。その結果、図１に
おいて左側では、アングルレバー４が反時計回りに旋回
されると共にアングルレバー５が時計回りに旋回され、
一方図１において右側では、反対向きに、即ちアングル
レバー４が時計回りに旋回されると共にアングルレバー
５が反時計回りに旋回される。これらの旋回の結果、工
具板２がその上方位置に持ち上げられ、同時に釣合い錘
１６が下降される。この第１の端位置が図２に示されて
いる。
【００１３】二重偏心機構１５の次の半回転の間に、す
べてのアングルレバー４，５は夫々反対向きに旋回され
る。これにより、工具板２が切断板１上に支持されるよ
うになるまで工具板２が下降され、ピン２ａ群が穴１ａ
群内に係合し、同時に釣合い錘１６は上昇される。パン
チングユニットのこの他方の端位置が図３に示されてい
る。
べてのアングルレバー４，５は夫々反対向きに旋回され
る。これにより、工具板２が切断板１上に支持されるよ
うになるまで工具板２が下降され、ピン２ａ群が穴１ａ
群内に係合し、同時に釣合い錘１６は上昇される。パン
チングユニットのこの他方の端位置が図３に示されてい
る。
【００１４】斯くして、被動二重偏心機構１５と二つの
レバー装置とによって、工具板２は調和のとれた昇降運
動（ｈａｒｍｏｎｉｃ ｌｉｆｔｉｎｇ ｍｏｔｉｏ
ｎ）をせしめられる。すべての部品の配置とそれらの対
向する運動との結果として、加速中に発生する質量に関
係した力（ｍａｓｓ ｆｏｒｃｅ）は水平方向および垂
直方向の双方において補償される。一方では、二つのリ
ンク１２および１２′と、アングルレバー４，５のレバ
ーアーム４ａおよび５ａとは両側において水平方向に対
向した運動を行う。他方では、昇降ロッド３およびレバ
ーアーム４ｂと共に工具板２は常に、釣合い錘１６およ
びレバーアーム５ｂと垂直方向の反対向きに移動され
る。
レバー装置とによって、工具板２は調和のとれた昇降運
動（ｈａｒｍｏｎｉｃ ｌｉｆｔｉｎｇ ｍｏｔｉｏ
ｎ）をせしめられる。すべての部品の配置とそれらの対
向する運動との結果として、加速中に発生する質量に関
係した力（ｍａｓｓ ｆｏｒｃｅ）は水平方向および垂
直方向の双方において補償される。一方では、二つのリ
ンク１２および１２′と、アングルレバー４，５のレバ
ーアーム４ａおよび５ａとは両側において水平方向に対
向した運動を行う。他方では、昇降ロッド３およびレバ
ーアーム４ｂと共に工具板２は常に、釣合い錘１６およ
びレバーアーム５ｂと垂直方向の反対向きに移動され
る。
【００１５】図４，図５および図６は、滑り継手６の実
際的な構造と、リンク１２への滑り継手６の連結部の実
際的な構造との一例を示す。明瞭化のために図５では、
そこに現われるレバーアーム５ｂと、レバーアーム５ｂ
の端部に固定された釣合い錘１６とが、９０°だけ上向
きに偏倚された状態で示されている。図１および図４に
示される軸８はアングルレバーシャフト１８の軸線であ
り、このアングルレバーシャフト１８の両端部は機械ス
タンド２０の軸受２２内に取り付けられる。レバーアー
ム４ａおよび４ｂを有する二つのアングルレバー４がこ
のアングルレバーシャフト１８に剛固に固定され（図５
および図６参照）、かつ、これらのアングルレバー４の
横方向の隣にかつレバーアーム４ａに平行をなして更な
る垂直レバーアーム４ａ′がアングルレバーシャフト１
８に剛固に固定される。図４および図５に示されるよう
に、昇降ロッド３を担持するアングルレバー４ｂは、レ
バーアーム４ａに対して外側に偏倚された状態で軸８に
固定される。
際的な構造と、リンク１２への滑り継手６の連結部の実
際的な構造との一例を示す。明瞭化のために図５では、
そこに現われるレバーアーム５ｂと、レバーアーム５ｂ
の端部に固定された釣合い錘１６とが、９０°だけ上向
きに偏倚された状態で示されている。図１および図４に
示される軸８はアングルレバーシャフト１８の軸線であ
り、このアングルレバーシャフト１８の両端部は機械ス
タンド２０の軸受２２内に取り付けられる。レバーアー
ム４ａおよび４ｂを有する二つのアングルレバー４がこ
のアングルレバーシャフト１８に剛固に固定され（図５
および図６参照）、かつ、これらのアングルレバー４の
横方向の隣にかつレバーアーム４ａに平行をなして更な
る垂直レバーアーム４ａ′がアングルレバーシャフト１
８に剛固に固定される。図４および図５に示されるよう
に、昇降ロッド３を担持するアングルレバー４ｂは、レ
バーアーム４ａに対して外側に偏倚された状態で軸８に
固定される。
【００１６】各レバーアーム４ａの端部はシャフト１７
を受容するための軸受２４を担持し、このシャフト１７
の軸線７は滑り継手６の移動可能な自由軸である。この
滑り継手６は摺動部分６ａを有し、この摺動部分６ａは
シャフト１７上に取り付けられ、かつこの摺動部分６ａ
は、図５において双方向矢印で示される方向に縦方向に
移動可能であるようにアングルレバー５のレバーアーム
５ａ上に取り付けられる。図５において９０°だけ偏倚
された状態で示されており且つ釣合い錘１６を担持する
レバーアーム５ｂと、レバーアーム５ａと共にアングル
レバー５はシャフト２１に剛固に固定される。このシャ
フト２１は軸線１１を有し、かつこのシャフト２１はス
タンド２０の軸受２３内に取り付けられる。
を受容するための軸受２４を担持し、このシャフト１７
の軸線７は滑り継手６の移動可能な自由軸である。この
滑り継手６は摺動部分６ａを有し、この摺動部分６ａは
シャフト１７上に取り付けられ、かつこの摺動部分６ａ
は、図５において双方向矢印で示される方向に縦方向に
移動可能であるようにアングルレバー５のレバーアーム
５ａ上に取り付けられる。図５において９０°だけ偏倚
された状態で示されており且つ釣合い錘１６を担持する
レバーアーム５ｂと、レバーアーム５ａと共にアングル
レバー５はシャフト２１に剛固に固定される。このシャ
フト２１は軸線１１を有し、かつこのシャフト２１はス
タンド２０の軸受２３内に取り付けられる。
【００１７】レバーアーム４ａ′はリンク１２を関節接
合状に固定する役割を果たし、リンク１２はこのレバー
アーム４ａ′の端部において軸７′回りに回転可能とな
っている。この軸７′は軸７の延長線上にあり、従って
この軸７′は滑り継手６の自由軸に属する。他方のリン
ク１２′は同様にして他側上に取り付けられる。
合状に固定する役割を果たし、リンク１２はこのレバー
アーム４ａ′の端部において軸７′回りに回転可能とな
っている。この軸７′は軸７の延長線上にあり、従って
この軸７′は滑り継手６の自由軸に属する。他方のリン
ク１２′は同様にして他側上に取り付けられる。
【００１８】リンク１２又は１２′を関節接合状に固定
するためにレバーアーム４ａとは別個に取り付けられた
レバーアーム４ａ′は、構造上の観点から好都合であ
る。しかしながら、滑り継手６に、または実際上同一物
である垂直レバーアーム４ａ又は５ａの一つに、リンク
１２又は１２′を別の方法で関節接合状に連結すること
もできる。例えば、リンク１２，１２′をシャフト１７
上に直接的に関節接合させることができ、或いはリンク
１２，１２′をレバーアーム４ａ又は５ａの一つに直接
的に関節接合させることができる。
するためにレバーアーム４ａとは別個に取り付けられた
レバーアーム４ａ′は、構造上の観点から好都合であ
る。しかしながら、滑り継手６に、または実際上同一物
である垂直レバーアーム４ａ又は５ａの一つに、リンク
１２又は１２′を別の方法で関節接合状に連結すること
もできる。例えば、リンク１２，１２′をシャフト１７
上に直接的に関節接合させることができ、或いはリンク
１２，１２′をレバーアーム４ａ又は５ａの一つに直接
的に関節接合させることができる。
【００１９】変形実施例において、もし二つのリンクが
各偏心ピン１４および１４′に取り付けられ、パンチン
グユニットの各側においてこれら二つのリンクの内の一
方のリンクがレバーアーム５ａ上に関節接合されると共
に他方のリンクがレバーアーム４ａの一つ上に又はレバ
ーアーム４ａ′と同様の特別のレバーアーム上に関節接
合され、二つのアングルレバー４と、もし存在するなら
ば上述の特別のレバーアームとが、例えばシャフト１８
と同様のアングルレバーシャフトによって互いに剛固に
連結されるならば、滑り継手６は省略されることができ
る。この実施例では、各レバー装置において、上方のア
ングルレバー５及び下方のアングルレバー４への二つの
リンクの関節接合状の連結部が、少くともほぼ共通の垂
直平面内に存在することが好ましい。
各偏心ピン１４および１４′に取り付けられ、パンチン
グユニットの各側においてこれら二つのリンクの内の一
方のリンクがレバーアーム５ａ上に関節接合されると共
に他方のリンクがレバーアーム４ａの一つ上に又はレバ
ーアーム４ａ′と同様の特別のレバーアーム上に関節接
合され、二つのアングルレバー４と、もし存在するなら
ば上述の特別のレバーアームとが、例えばシャフト１８
と同様のアングルレバーシャフトによって互いに剛固に
連結されるならば、滑り継手６は省略されることができ
る。この実施例では、各レバー装置において、上方のア
ングルレバー５及び下方のアングルレバー４への二つの
リンクの関節接合状の連結部が、少くともほぼ共通の垂
直平面内に存在することが好ましい。
【００２０】本発明は上述の例示的な実施例に限定され
るわけではなく、すべての部品の構造、およびパンチン
グユニットの各側上におけるアングルレバー及び昇降ロ
ッドの個数に関して多くの変形がなされ得る。従って、
原理的には各レバー装置は唯一の下方アングルレバーを
有し、この下方アングルレバーの水平レバーアームは、
例えば横部材（クロスメンバ）を担持し、この横部材上
にポールロッド（ｐｏｌｅ ｒｏｄｓ）が懸架されるこ
とが必要である。また、三つ以上の下方アングルレバー
が設けられることができ、また、もし適切であれば複数
の上方アングルレバーが設けられることができる。
るわけではなく、すべての部品の構造、およびパンチン
グユニットの各側上におけるアングルレバー及び昇降ロ
ッドの個数に関して多くの変形がなされ得る。従って、
原理的には各レバー装置は唯一の下方アングルレバーを
有し、この下方アングルレバーの水平レバーアームは、
例えば横部材（クロスメンバ）を担持し、この横部材上
にポールロッド（ｐｏｌｅ ｒｏｄｓ）が懸架されるこ
とが必要である。また、三つ以上の下方アングルレバー
が設けられることができ、また、もし適切であれば複数
の上方アングルレバーが設けられることができる。
【図１】中間位置にある本発明のパンチングユニットの
概略側面図である。
概略側面図である。
【図２】パンチングユニットの工具板がその上方位置に
ある状態を示す、図１のパンチングユニットの概略側面
図である。
ある状態を示す、図１のパンチングユニットの概略側面
図である。
【図３】工具板がその下方位置にある状態を示す、図１
のパンチングユニットの概略側面図である。
のパンチングユニットの概略側面図である。
【図４】図１の矢印ＩＶに沿ってみた概略図である。
【図５】滑り継手と、釣合い錘と、９０°だけ上向きに
旋回された状態で示されたこの釣合い錘を担持するレバ
ーアームとを具備するパンチングユニットの一部を示す
拡大図である。
旋回された状態で示されたこの釣合い錘を担持するレバ
ーアームとを具備するパンチングユニットの一部を示す
拡大図である。
【図６】図５の矢印ＶＩに沿ってみた部分図である。
１…切断板 １ａ…穴 ２…工具板 ２ａ…穿孔ピン ３…昇降ロッド ４…下方アングルレバー ４ａ…垂直レバーアーム ４ａ′…更なるレバーアーム ４ｂ…水平レバーアーム ５…上方アングルレバー ５ａ…垂直レバーアーム ５ｂ…水平レバーアーム ６…滑り継手 １２，１２′…リンク １４，１４′…偏心ピン １５…二重偏心機構 １６…釣合い錘（カウンタウェイト） ２０…機械スタンド
Claims (8)
- 【請求項１】 シート状物品、特に郵便切手シートの穿
孔用パンチングユニットであって、水平な切断板（１）
と、該切断板に平行をなす垂直方向に移動可能な工具板
（２）とを有し、更に、それによって工具板（２）が上
下に揺動的に移動できるようにする駆動機構を有し、工
具板（２）は相互に反対側の各側においてレバー装置か
ら関節接合された昇降ロッド（３）によって懸架され、
該レバー装置は、少くとも一つの下方アングルレバー
（４）と、該下方アングルレバーの上方に配置された少
くとも一つの上方アングルレバー（５）とを有し、該下
方アングルレバーは、固定水平軸（８）回りに回転でき
るように下方アングルレバーの角部領域内で取り付けら
れ、該上方アングルレバーは、固定水平軸（１１）回り
に回転できるように上方アングルレバーの角部領域内で
取り付けられ、各アングルレバーは、本質的に垂直方向
に向けられたレバーアーム（４ａ，５ａ）と、本質的に
水平方向に向けられたレバーアーム（４ｂ，５ｂ）とを
有し、下方アングルレバー（４）の垂直レバーアーム
（４ａ）が上方を指向すると共に上方アングルレバー
（５）の垂直レバーアーム（５ａ）が下方を指向し、昇
降ロッド（３）が下方アングルレバー（４）の水平レバ
ーアーム（４ｂ）上に関節接合され、各レバー装置の上
方アングルレバー（５）の水平レバーアーム（５ｂ）が
釣合い錘（１６）を担持し、すべてのアングルレバー
（４，５）を同時に前後に旋回させるために駆動装置
（１５）が設けられ、該駆動装置は、夫々上下に配置さ
れたアングルレバーを互いに反対の回転方向に移動させ
ると共に夫々一側上に配置されたアングルレバーを他側
上に配置された対応するアングルレバーと反対方向に移
動させるようになっていて、釣合い錘（１６）が工具板
（２）の垂直方向移動と反対方向に駆動されることがで
きるようにした、シート状物品の穿孔用パンチングユニ
ット。 - 【請求項２】 上記駆動装置は、二つのレバー装置間に
設置された二重偏心機構（１５）を有し、該二重偏心機
構は、固定軸（１３）回りに回転されることができ且つ
直径方向の反対側に偏心ピン（１４，１４′）を有し、
一方の偏心ピン（１４）または他方の偏心ピン（１
４′）は、一方のレバー装置または他方のレバー装置に
属しかつ上下に配置されたアングルレバーの垂直レバー
アーム（４ａ，５ａ）にリンクによって連結される、請
求項１に記載のシート状物品の穿孔用パンチングユニッ
ト。 - 【請求項３】 上下に配置されたアングルレバーの垂直
レバーアーム（４ａ，５ａ）の端部が滑り継手（６）に
よって回転可能に互いに連結され、偏心ピン（１４，１
４′）と対応するレバー装置との間の連結部は、滑り継
手（６）に関節接合状に連結されたリンク（１２，１
２′）からなり、二重偏心機構（１５）の回転の間に二
つのレバー装置の滑り継手（６）が少くともほぼ水平方
向において前後に反対方向に移動されるようにした、請
求項２に記載のシート状物品の穿孔用パンチングユニッ
ト。 - 【請求項４】 各レバー装置が複数の下方アングルレバ
ー（４）と少くとも一つの上方アングルレバー（５）と
を有し、下方アングルレバー（４）が互いに距離を隔て
て、固定的に取り付けられたアングルレバーシャフト
（１８）に剛固に固定される、請求項１から３までのい
ずれか一項に記載のシート状物品の穿孔用パンチングユ
ニット。 - 【請求項５】 各レバー装置が二つの下方アングルレバ
ー（４）と一つの上方アングルレバー（５）とを有す
る、請求項４に記載のシート状物品の穿孔用パンチング
ユニット。 - 【請求項６】 滑り継手（６）のシャフトを形成するシ
ャフト（１７）が、各下方アングルレバー（４）の垂直
レバーアーム（４ａ）の端部間に回転可能に取り付けら
れ、上方アングルレバー（５）の垂直レバーアーム（５
ａ）が、該シャフト（１７）に関節接合状に連結され且
つ該滑り継手内で移動可能となっている、請求項３およ
び５に記載のシート状物品の穿孔用パンチングユニッ
ト。 - 【請求項７】 更なるレバーアーム（４ａ′）が、アン
グルレバー（４）の垂直レバーアーム（４ａ）に平行を
なして上記アングルレバーシャフト（１８）に剛固に固
定され、該更なるレバーアーム（４ａ′）はその端部に
おいてリンク（１２，１２′）上に関節接合される、請
求項４から６までのいずれか一項に記載のシート状物品
の穿孔用パンチングユニット。 - 【請求項８】 各偏心ピンは二つのリンクによって、一
方では下方アングルレバーの垂直レバーアームに連結さ
れると共に他方では上方アングルレバーの垂直レバーア
ームに連結される、請求項２に記載のシート状物品の穿
孔用パンチングユニット。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH03861/92-0 | 1992-12-17 | ||
| CH386192 | 1992-12-17 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP3400048B2 JP3400048B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=4265052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| CN106113572B (zh) * | 2016-08-27 | 2018-08-17 | 湖北福祥包装材料股份有限公司 | 一种纸箱裁剪精确打孔装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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