JPH07256489A - サブマージアーク溶接用ボンドフラックス - Google Patents

サブマージアーク溶接用ボンドフラックス

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JPH07256489A
JPH07256489A JP7538894A JP7538894A JPH07256489A JP H07256489 A JPH07256489 A JP H07256489A JP 7538894 A JP7538894 A JP 7538894A JP 7538894 A JP7538894 A JP 7538894A JP H07256489 A JPH07256489 A JP H07256489A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より高靭性な溶接金属と良好な溶接作業性、
特に開先面でのビードのなじみの向上、その結果による
疲れ強さの向上を与え得る、低温用鋼に適したサブマー
ジアーク溶接ボンドフラックスを提供する。 【構成】 MgO:20〜45%、Al23:10〜30
%、CaF2:5〜15%、SiO2:5〜20%、金属炭
酸塩(CO2換算):2〜10%、CaO及びBaOの1種
又は2種の合計:2〜20%を含有すると共に、金属S
i、金属Al及び金属Tiの1種又は2種以上の合計:0.
5〜5%、金属Ti及びTi酸化物(Ti換算)の合計(tota
lTi):1〜7%、金属B及びB酸化物(B換算)の1種
又は2種の合計:0.1〜0.5%、S:0.005〜0.
15%を含有していることを特徴とするサブマージアー
ク溶接用ボンドフラックスである。特に溶接部に高い靭
性と疲れ強さが要求され、主に海洋構造物やLPGタン
ク等に用いられる低温用鋼用に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサブマージアーク溶接用
ボンドフラックスに関し、特に溶接部に高い靭性と疲れ
強さが要求され、主に海洋構造物やLPGタンク等に用
いられる低温用鋼用に適したサブマージアーク溶接用ボ
ンドフラックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年に
おけるエネルギー産業の発展に伴い低温用鋼は広く用い
られており、寒冷地でのラインパイプ、海洋での石油掘
削基地等の海洋構造物、LPGタンク等が挙げられる。
それらの構造物では、当然ながら安全性及び耐久性の確
保のため、更なる品質向上が求められており、その中で
も溶接部へのより厳しい性能要求は避け難いことであ
る。
【0003】そのため、弾塑性破壊力学の観点から溶接
部(溶接材料)への高い破壊靭性性能が要求されており、
その靭性の評価基準としては、シャルピー衝撃試験での
破面遷移温度(vTrs)、設計温度での破壊靭性値(CTO
D)等が代表的なものである。また、高靭性と共に、溶
接継手部の疲れ強さ(疲労強度)も新たな課題として取り
挙げられつつある。疲労強度は、止端部(母材の面と溶
接ビードが交わる部分)の形状に大きく依存することが
知られているので、溶接材料は溶接作業性として開先面
でのなじみ性が重要となる。
【0004】従来、これらの低温用鋼を使用した重構造
物の溶接では、被覆アーク溶接棒を用いた手溶接、TI
G溶接等が多用されているが、止端形状を改善するため
のグラインダー処理を要する等、溶接施工上の問題や、
高入熱溶接による高能率化の観点から、高品質なサブマ
ージアーク溶接材料の開発の要望が高まっている。
【0005】サブマージアーク溶接用フラックスは、ボ
ンドフラックスと溶融型フラックスに大別されるが、前
者のボンドフラックスの製法は、脱酸剤、スラグ形成剤
等のフラックス原料に水ガラスを添加し適当な大きさに
造粒した後、500℃前後の温度で乾燥する方法であ
る。
【0006】このボンドフラックスは、金属炭酸塩の分
解で発生するCO2ガスによりアーク雰囲気中の水蒸気
分圧を下げ、溶接金属中の拡散性水素量を抑制する特徴
と耐吸湿性に優れた性能を有し、また、フラックス塩基
度を高くすることにより溶接金属中の酸素量を低減させ
靭性向上を達成し得るといった、耐割れ性と靭性性能に
優れた溶接金属を得ることができる。そのため、低温用
鋼の溶接材料としてボンドフラックスは適しており、溶
接施工条件、溶接環境等に拘らず良好な溶接金属性能が
得られるようにすることが重要である。
【0007】このようなボンドフラックスとして、本出
願人は、先に特公昭59−137195号を提案した。
このボンドフラックスは、金属酸化物、金属炭酸塩、金
属弗化物等の種類や含有量を規制し、溶接金属中の酸素
量及び窒素量を抑制することにより、高靭性化を図った
ものであり、ボンドフラックスとして優れたものであ
る。
【0008】本発明は、上記提案のボンドフラックスに
更なる検討を加えて、より高靭性な溶接金属と良好な溶
接作業性、特に開先面でのビードのなじみの向上、その
結果による疲れ強さの向上を与え得る、低温用鋼に適し
たサブマージアーク溶接ボンドフラックスを提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、MgO:20〜45%、Al2
3:10〜30%、CaF2:5〜15%、SiO2:5
〜20%、金属炭酸塩(CO2換算):2〜10%、CaO
及びBaOの1種又は2種の合計:2〜20%、を含有
すると共に、金属Si、金属Al及び金属Tiの1種又は
2種以上の合計:0.5〜5%、金属Ti及びTi酸化物
(Ti換算)の合計(totalTi):1〜7%、金属B及びB
酸化物(B換算)の1種又は2種の合計:0.1〜0.5
%、S:0.005〜0.15%、を含有していることを
特徴とするサブマージアーク溶接用ボンドフラックスを
要旨としている。
【0010】
【作用】以下に本発明を更に詳述する。
【0011】本発明者等は、前記のような解決すべき課
題の下で、靭性に優れた溶接金属を与え、且つ溶接作業
性に優れた溶接金属を与えるサブマージアーク溶接用ボ
ンドフラックスを開発すべくフラックス成分について検
討を加えた。その結果、高靭性の溶接金属性能を得るた
めには、溶接後の冷却過程においてオーステナイト粒界
に析出する初析フェライトを抑制しつつ、溶接金属中の
酸素量を抑えることによりフェライト粒を微細化する必
要があり、溶接金属において、以下のことが確認され
た。
【0012】(1)酸素量が300ppm(0.03%)以下
であること(図1、図2参照)。 (2)溶接金属中のSi量を0.3%以下、Al量を0.0
15%以下、Ti量を0.03%以下に抑えること。 (3)溶接金属中のB量を0.002〜0.005%の範
囲に規制すること。
【0013】以上の知見と共に、本発明者等は更なる知
見を見い出した。すなわち、このような溶接金属中の酸
素量を低減させ、靭性を向上させることは塩基度を規制
することで或る程度は達成できるが、溶接作業性、特に
開先面でのビードのなじみ性(母材への融合性)の低下が
避けられなかった。そこで、なじみ性を向上させて、ビ
ード止端形状を改良し、疲れ強さを改善するために、フ
ラックスにSを添加することを見い出した。溶接金属中
のSは、一般的に不純物として扱われており、靭性の低
下や高温割れ感受性を助長することが知られているが、
下記の値までは影響がないことがわかった。すなわち、 (4) 溶接金属中のS量を0.015%以下に規制するこ
と。
【0014】そして、上記(1)〜(4)の条件を確保する
ために必要なボンドフラックスの成分範囲は、下記〜
が有効であることを確認した。
【0015】溶接金属中の酸素量を300ppm以下に
抑えるには、ボンドフラックス中のMgOを20%以
上、Al23を30%以下、CaF2を5%以上、SiO2
を20%以下、CaO及びBaOの1種又は2種の合計を
2%以上、金属Si、金属Al及び金属Tiの1種又は2
種又は3種の合計を0.5%以上の範囲にすること。
【0016】溶接金属中のSi量を0.3%以下、Al
量を0.015%以下、Ti量を0.03%以下に抑える
には、ボンドフラックス中の金属Si、金属Al及び金属
Tiの1種又は2種以上の合計を5%以下(図3参照)、
また金属Ti、Ti酸化物(Ti換算)のtotalTiを7%以
下にすること。
【0017】溶接金属中のB量を0.002〜0.00
5%の範囲に規制するには、ボンドフラックス中の金属
B及びB酸化物をB換算で0.1〜0.5%にすること
(図4参照)。
【0018】溶接金属中のS量を0.015%以下に
抑えるには、ボンドフラックス中のSを0.15%以下
にすること(図5、図6参照)。
【0019】なお、上記要件を満たすボンドフラックス
を使用し、組み合わせるワイヤとしては、Si:0.10
%以下、Al:0.02%以下、Ti:0.005%以下、
B:0.0005%以下、S:0.01%以下を含有する
ワイヤを使用することによって、靭性の優れた溶接金属
が得らるので好ましい。
【0020】本発明は、上記知見に基づいて更に詳細に
実験を重ねた結果、完成したものであり、以下に本発明
のボンドフラックスの成分限定理由について更に詳述す
る。
【0021】MgO:20〜45% MgOは塩基度を高めると共に、脱酸剤として溶接金属
中の酸素を抑える働きをするため、酸素低減に効果があ
るが、20%未満では、この作用が発揮されない。ま
た、45%を超えるとスラグの剥離、ビード外観が悪化
する。
【0022】Al23:10〜30% Al23はスラグ形成剤としての作用を持ち、またアー
クの集中性及び安定性を高める働きをする。しかし、1
0%未満ではアークが不安定で溶接困難になり、また3
0%を超えると溶接金属中の酸素を増加させて靭性を劣
化させる。
【0023】CaF2:5〜15% CaF2は一般的に知られている生成スラグの融点を調整
するという作用と共に、溶接金属中の酸素を低減させる
効果を持っている。しかし、5%未満ではこの効果が発
揮されず、また15%を超えるとアークが不安定にな
り、ビード形状が劣化し、またビード上にポットマーク
が発生することがある。
【0024】SiO2:5〜20% SiO2はスラグ形成剤としてビード外観及びビード形状
を整える作用があるが、5%未満ではこの効果が発揮さ
れず、また20%を超えると溶接金属中の酸素を増加さ
せ靭性を劣化させる。
【0025】金属炭酸塩(CO2換算):2〜10% 金属炭酸塩は溶接熱によりガス化して、アーク雰囲気中
の水蒸気分圧を下げて溶接金属中の拡散性水素量を下げ
るといったアークのシールド効果を持つが、2%未満で
はこの効果が発揮されない。また、10%を超えるとス
ラグの剥離性が悪化し、時にはビード上にポックマーク
が発生し作業性が不良になる。一般的に金属炭酸塩とし
て、CaCO3、BaCO3等が挙げられる。
【0026】CaO及びBaOの1種又は2種の合計:2
〜20% CaO及びBaOは、MgOと共に、塩基度を高め、溶接
金属中の酸素低減に効果があるが、これらの1種又は2
種の合計で2%未満ではこの効果は発揮されず、また2
0%を超えるとアーク安定性とビード外観が劣化する。
【0027】金属Si、金属Al及び金属Tiの1種又は
2種以上の合計:0.5〜5% 金属Si、金属Al、金属Tiとも溶接金属中の酸素量を
抑える脱酸効果を持つが、1種又は2種以上の合計が
0.5%未満ではこの効果が発揮されない。また、5%
を超えると脱酸効果が向上せず、溶接金属の靭性が劣化
すると共に強度が上がりすぎてしまう。なお、金属Si
はSi単体の他、Fe−Si、(ReM)−Ca−Si等で、金
属AlはAl単体の他、Fe−Al、Al−Mg等で、金属T
iはTi単体の他、Fe−Ti等で添加することができる。
【0028】金属Ti及びTi酸化物(Ti換算)の合計(to
talTi):1〜7% 金属Tiは上述の効果を有し、Ti酸化物はスラグ形成剤
として粘性、流動性を調整する効果を持っている。これ
らの合計(totalTi)が1%未満ではこの効果が発揮され
ず、7%を超えるとビード表面に焼き付きを起こし、ス
ラグ剥離が劣化する。上記目的で金属Tiを選択添加し
た場合も、totalTiとして規制する。
【0029】金属B及びB酸化物(B換算)の1種又は2
種の合計:0.1〜0.5% 金属B、B酸化物は溶接金属中で、冷却時にオーステナ
イト粒界に生成する初析フェライトを抑制する焼入性を
高めて溶接金属の靭性を高める効果を持っている。しか
し、これらの1種又は2種の合計が0.1%未満ではこ
の効果が発揮されず、また0.5%を超えると靭性が劣
化する。なお、金属BはFe−B、Fe−Si−Bで、ま
たB酸化物で添加することができる。
【0030】S:0.005〜0.15% Sは溶融プールの表面エネルギーを下げることにより溶
接作業性、詳しくは開先面でのなじみを良好にして、ビ
ード外観と止端形状を整える効果を持っている。しか
し、0.005%未満ではこの効果が発揮されず疲れ強
さが低下し、また0.15%を超えると延性、靭性が劣
化する。なお、Sは硫化鉄鉱等で添加することができ
る。
【0031】本発明におけるボンドフラックスを構成す
る成分は以上のとおりであるが、更に良好な耐割れ性を
保つために、凝固偏析を生じ易いNi、Cr、Mo、Mn
等、上記に規制した以外の金属或いは合金を実質的に含
有しないことが望ましい。
【0032】次に本発明の実施例を示す。
【0033】
【実施例】表1に示すワイヤと、表2に示す化学成分を
有する試作フラックスを用いてサブマージアーク溶接を
行い、溶接試験を実施した。
【0034】溶接試験では、板厚50mmの鋼板(低温用
アルミキルド鋼)をX開先に加工し(図7参照)、溶接条
件は500〜600A−28〜32V−30〜40cpm
(ワイヤ径:4.0mmφ、予熱・パス間温度:100℃)
で溶接を行った。溶接金属から引張試験片(JIS Z3
111 A1号)、シャルピー衝撃試験片(JIS Z31
11 4号)、BS5762に従ってCTOD試験片を採
取し、各種試験を実施した。同時に、溶接作業性、溶接
金属の酸素量も調査し、溶接作業性の劣るフラックスは
機械試験を中止した。
【0035】また、ビードのなじみ性の良好なフラック
スは疲労試験を実施した。母材には低温用490N/mm
2級高張力鋼(板厚20mm、σ0.2=380N/mm2、σв
=530N/mm2)を用い、上記の溶接条件で溶接を行っ
た。試験は、応力比(σmin/σmax)=0の完全片振り引
張試験とし、破断寿命が2×106回となる破断強度(疲
れ強さ)を測定した。
【0036】溶接試験結果を表3に示す。同表におい
て、本発明例(No.1〜No.6)は、いずれも溶接作業性
が良好で、また強度、延性、靭性、及び疲れ強さが共に
良好な値を示した。
【0037】一方、比較例(No.7〜No.26)は、溶接
作業性、靭性、或いは疲れ強さが満足し得ない。
【0038】すなわち、No.7はMgOが18%と少な
いために溶接金属中の酸素量が増加し低靭性を示し、N
o.8は47%と多いために作業性が劣化した。No.9は
Al23が8%と少ないために作業性が劣化し、No.1
0は33%と多いために溶接金属中の酸素量が増加し低
靭性を示した。
【0039】No.11はCaF2が3%と少ないために低
靭性を示し、No.12は17%と多いために作業性が悪
く機械試験を中止した。No.13はSiO2が3%と少な
いために溶接作業性が劣化し、No.14は22%と多す
ぎるために低靭性を示した。No.15はCO2が1%と
少なすぎるため窒素量が増加し低靭性を示し、No.16
は12%と多すぎるために溶接作業性が劣化した。No.
17はCaOとBaOの合計が1.5%と少ないために低
靭性を示し、No.18は23%と多すぎるために溶接作
業性が劣化した。No.19は脱酸効果を持つ金属Si、
金属Al、金属Tiの合計が0.3%と少ないために低靭
性を示し、No.20は5.3%と多すぎるために強度が
上昇し低靭性を示した。
【0040】No.21はTotalTiが0.8%と少ないた
めに低靭性と溶接作業性の低下を示し、No.22は7.
4%と多いために溶接作業性が劣化した。No.23はT
otalBが0.05%と少なすぎるために、No.24は0.
58%と多すぎるために低靭性を示した。No.25はS
が0.003%と少ないために溶接作業性と疲れ強さが
低下し、No.26は0.19%と多すぎるためには低延
性、低靭性を示した。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
サブマージアーク溶接用フラックスにおいてフラックス
組成を規制したことにより、低温用鋼等の高靭性溶接金
属を対象として優れた靭性、溶接作業性、及び継手部で
の良好な疲れ強さが得られる。したがって、低温用鋼を
使用した鋼構造物の安全性と耐久性の確保及び溶接の高
能率化に寄与する効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶接金属中の酸素量とvTrsの関係を示す図で
ある。
【図2】溶接金属中の酸素量と破壊靭性値(CTOD:
δc)の関係を示す図である。
【図3】フラックス中の金属Si、金属Al及び金属Ti
の1種又は2種以上の合計とvTrsの関係を示す図であ
る。
【図4】フラックス中のB量とvTrsの関係を示す図で
ある。
【図5】フラックス中のS量と溶接金属中のS量の関係
を示す図である。
【図6】フラックス中のS量とvTrsの関係を示す図で
ある。
【図7】試験板の開先形状を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で(以下同じ)、 MgO:20〜45%、 Al23:10〜30%、 CaF2:5〜15%、 SiO2:5〜20%、 金属炭酸塩(CO2換算):2〜10%、 CaO及びBaOの1種又は2種の合計:2〜20%、 を含有すると共に、 金属Si、金属Al及び金属Tiの1種又は2種以上の合
    計:0.5〜5%、 金属Ti及びTi酸化物(Ti換算)の合計(totalTi):1
    〜7%、 金属B及びB酸化物(B換算)の1種又は2種の合計:
    0.1〜0.5%、 S:0.005〜0.15%、 を含有していることを特徴とするサブマージアーク溶接
    用ボンドフラックス。
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