JPH0725542U - 3又は4方向スイッチ - Google Patents

3又は4方向スイッチ

Info

Publication number
JPH0725542U
JPH0725542U JP5454093U JP5454093U JPH0725542U JP H0725542 U JPH0725542 U JP H0725542U JP 5454093 U JP5454093 U JP 5454093U JP 5454093 U JP5454093 U JP 5454093U JP H0725542 U JPH0725542 U JP H0725542U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
contact
base end
end portion
operation lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5454093U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2604695Y2 (ja
Inventor
聡樹 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP1993054540U priority Critical patent/JP2604695Y2/ja
Publication of JPH0725542U publication Critical patent/JPH0725542U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2604695Y2 publication Critical patent/JP2604695Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を低減し得て製造性を向上すると共
に、製造コストを安くし、また、耐塵性を高くする。 【構成】 本考案の3方向スイッチは、操作レバー11
を3方向に回動操作可能に設け、この操作レバー11の
基端部12に対向するように固定基板15を設け、この
固定基板15の対向側面における3辺部に固定接点16
を設け、これら固定接点16と接離する可動接点20b
を有する3個の弾性変形部20が3辺部に一体に形成さ
れた可動接点部材11を固定基板15に固定した。そし
て、操作レバー11の基端部12が一つの方向へ回動操
作されると、基端部12により弾性変形部20のうちの
一つが押されて弾性変形し、その弾性変形部20の可動
接点20bが、対応する固定接点16に摺動接触する構
成としたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等のレバーコンビネーションスイッチに好適するものであっ て、3又は4方向に回動操作可能に設けられた操作レバーの回動操作に応じて動 作する3又は4方向スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の3又は4方向スイッチの一例として、実開昭60−37144号公報 に記載された4方向スイッチがある。この4方向スイッチについて、図4及び図 5を参照して説明する。上記4方向スイッチのケース内には、フレキシブルプリ ント配線基板1(図4参照)が収容されていると共に、操作レバー2(図5参照 )の基端部2aが収容されている。この場合、操作レバー2は、その基端部2a の図5中右方部位に突設された2個の軸部3及び4をそれぞれ回動支点としてそ の回りに回動可能に設けられている。これにより、操作レバー2は、4方向に回 動操作可能に構成されている。そして、上記操作レバー2の基端部2aの4つの 側面部には、それぞれ可動接点5が配設されている。
【0003】 また、フレキシブルプリント配線基板1は、図4に示すように、矩形板状の基 部1aと、この基部1aの4辺部にそれぞれ突設された4個の突片部1b〜1e とから構成されている。上記フレキシブルプリント配線基板1は、4個の突片部 1b〜1eを、その各根元部分でほぼ直角に折り曲げることにより、基部1aに 対して立設可能になっている。これら4個の突片部1b〜1eの内面には、それ ぞれ固定接点6が設けられている。各固定接点6は、対向する2個の導体パター ン6a及び6aから構成されている。そして、上記フレキシブルプリント配線基 板1及び操作レバー2がケース内に収容された状態では、フレキシブルプリント 配線基板1の4個の突片部1b〜1eが操作レバー2の基端部2aを囲む構成と なっている。
【0004】 上記構成の場合、操作レバー2の基端部2aが4方向のうちの一つの方向へ回 動操作されると、その方向に対応する基端部2aの側面の可動接点5が、上記方 向に対応するフレキシブルプリント配線基板1の固定接点6に接触するようにな り、その固定接点6の一対の導体パターン6a及び6aが可動接点5により導通 される。また、操作レバー2の基端部2aを残りの3方向へ回動操作した場合も 、同様にして、その方向に対応する可動接点5がその方向に対応する固定接点6 に接触するようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成では、操作レバー2の基端部2aに、4個の可動 接点5を取付ける構成であるので、部品点数が多くなると共に、組立工数が多く なるという欠点があった。また、操作レバー2の基端部2aを囲むように固定接 点6を配置するために、フレキシブルプリント配線基板1を使用して、その4個 の突片部1b〜1eに固定接点6を設けると共に、4個の突片部1b〜1eを各 根元部分でほぼ直角に折り曲げる構成としている。このため、フレキシブルプリ ント配線基板1を使用する分だけ、製造コストが高くなるという不具合もあった 。更に、可動接点5と固定接点6とがいわゆる対向接点機構を構成しているので 、耐塵性に劣るという欠点もあった。
【0006】 そこで、本考案の目的は、部品点数を低減し得て製造性を向上できると共に、 製造コストを安くすることができ、また、耐塵性を高くすることができる3又は 4方向スイッチを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の3又は4方向スイッチは、3又は4方向に回動操作可能に設けられた 操作レバーを備え、この操作レバーの基端部に対向するように設けられた固定基 板を備え、この固定基板の対向側面における3又は4辺部に設けられた固定接点 を備え、前記固定基板の対向側面における中央部分に固定され、前記各固定接点 と接離する可動接点を有する3又は4個の弾性変形部が3又は4辺部に一体に形 成された可動接点部材を備え、そして、前記操作レバーの基端部が3又は4方向 のうちの一つの方向へ回動操作されたときに、前記基端部により前記3又は4個 の弾性変形部のうちの一つが押されて弾性変形することにより、その弾性変形部 の可動接点を、対応する固定接点に摺動接触させるように構成したところに特徴 を有する。
【0008】
【作用】
上記手段によれば、一つの可動接点部材に、可動接点を有する3又は4個の弾 性変形部を一体に形成する構成としたので、部品点数が少なくなると共に、製造 性も向上する。また、固定接点を配設する固定基板としては、普通の平板状のプ リント配線基板を用いることが可能であるから、製造コストが安くなる。そして 、操作レバーの基端部が回動操作されたときに、弾性変形部が弾性変形して、可 動接点が対応する固定接点に摺動接触する構成であるので、いわゆる摺動接点機 構となり、対向接点機構に比べて、耐塵性が高くなる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を3方向スイッチに適用した一実施例につき図1ないし図3を参 照しながら説明する。まず、図1において、3方向スイッチの図示しないケース 内には、操作レバー11の基端部12が収容されている。この場合、操作レバー 11は、基端部12の側面部の図1中上方部位に突設された2個の軸部13及び 14をそれぞれ回動支点としてその回りに回動可能に設けられている。これによ り、操作レバー11は、3方向(具体的には、基端部12が矢印A方向、矢印B 方向及び紙面に対して奥方向)に回動操作可能に構成されている。そして、上記 操作レバー11の基端部12における上記3方向に対応する3つの側面部の下端 には、それぞれ押圧部12aが突設されている。
【0010】 また、3方向スイッチのケース内には、固定基板15が操作レバー11の基端 部12に対向するように設けられている。この固定基板15は、例えば矩形平板 状のプリント配線基板から構成されており、その対向側面である上面部における 3辺部(上記3方向に対応する辺部)には固定接点16が配設されている。各固 定接点16は、図2にも示すように、対向する2個の導体パターン16a及び1 6aから構成されている。
【0011】 ここで、固定基板16の中央部分には、ばね性を有する導体板製の可動接点部 材17がリベット18により取付け固定されている。この可動接点部材17は、 図3にも示すように、リベット18の挿通孔19aを有する取付板部19と、こ の取付板部19の3辺部(前記3方向に対応する辺部)に一体に延設された3個 の弾性変形部20とから構成されている。これら3個の弾性変形部20は、山折 り状に折曲げられた板状部から構成されており、先端部が二つに分かれていると 共に、これら分岐先端部20a及び20aの先端には可動接点20b及び20b が設けられている。そして、図1に示すように、操作レバー11の基端部12は 、その3個の押圧部12aが上記3個の弾性変形部20の内側斜面部に接触する ように配置されている。
【0012】 しかして、上記構成の場合、操作レバー11の基端部12が3方向のうちの一 つの方向へ回動操作されると、その方向に対応する基端部12の押圧部12aが 、上記方向に対応する弾性変形部20を押してその方向へ弾性変形させる。この 弾性変形部20の変形により、分岐先端部20a及び20aの可動接点20b及 び20bが、固定基板15の対応する固定接点16に摺動接触するようになる。 これにより、該固定接点16の1対の導体パターン16a、16aが可動接点2 0b、20bにより導通される。そして、操作レバー11の基端部12が元の位 置(中立位置)へ戻ると、上記弾性変形部20も自身の復元力により変形前の状 態に戻り、可動接点20bが固定接点16から離間する。
【0013】 尚、操作レバー11の基端部12を残りの2方向へ回動操作した場合も、同様 にして、その方向に対応する可動接点20bがその方向に対応する固定接点16 に接触するように構成されている。
【0014】 このような構成の本実施例によれば、一つの可動接点部材17に、可動接点2 0bを有する3個の弾性変形部20を一体に形成する構成としたので、従来構成 (図4及び図5参照)に比べて、部品点数が少なくなると共に製造工数が少なく なって、製造性が大幅に向上する。また、固定接点16を配設する固定基板15 としては、普通の平板状のプリント配線基板を用いることが可能であるから、フ レキシブルプリント配線基板を用いる従来構成に比べて、製造コストを安くする ことができる。そして、操作レバー11の基端部12が回動操作されたときに、 弾性変形部20が弾性変形して、可動接点20bが、対応する固定接点16に摺 動接触する構成としたので、いわゆる摺動接点機構となり、対向接点機構を用い る従来構成に比べて、耐塵性を高くすることができる。
【0015】 また、上記実施例では、操作レバー11の基端部12の押圧部12aと、弾性 変形部20の内側斜面部との接触点、即ち、作用点の位置を適宜調節することに より、操作レバー11の回動操作角度を変更することなく、可動接点20bの移 動(摺動)距離を長短調節することが可能であり、設計の自由度を高くすること ができる。
【0016】 尚、上記実施例では、3方向スイッチに適用したが、これに代えて、4方向ス イッチに適用しても良い。この構成の場合には、固定基板の4辺部に固定接点を 設けると共に、可動接点部材の取付板部の4辺部に4個の弾性変形部を一体に形 成する構成とすれば良い。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上の説明から明らかなように、操作レバーの基端部に対向するよう に設けられた固定基板の3又は4辺部に固定接点を設け、これら各固定接点と接 離する可動接点を有する3又は4個の弾性変形部が3又は4辺部に一体に形成さ れた可動接点部材を固定基板の対向側面における中央部分に固定し、操作レバー の基端部が3又は4方向のうちの一つの方向へ回動操作されたときに、弾性変形 部のうちの一つが弾性変形して、その弾性変形部の可動接点を、対応する固定接 点に摺動接触させる構成としたので、部品点数を低減し得て製造性を向上できる と共に、製造コストを安くすることができ、また、耐塵性を高くすることができ るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断側面図
【図2】固定基板の部分上面図
【図3】可動接点部材の斜視図
【図4】従来構成を示すフレキシブルプリント配線基板
の斜視図
【図5】操作レバーの基端部の斜視図
【符号の説明】
11は操作レバー、12は基端部、12aは押圧部、1
5は固定基板、16は固定接点、16aは導体パター
ン、17は可動接点部材、19は取付板部、20は弾性
変形部、20aは分岐先端部、20bは可動接点を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3又は4方向に回動操作可能に設けられ
    た操作レバーと、 この操作レバーの基端部に対向するように設けられた固
    定基板と、 この固定基板の対向側面における3又は4辺部に設けら
    れた固定接点と、 前記固定基板の対向側面における中央部分に固定され、
    前記各固定接点と接離する可動接点を有する3又は4個
    の弾性変形部が3又は4辺部に一体に形成された可動接
    点部材とを備え、 前記操作レバーの基端部が3又は4方向のうちの一つの
    方向へ回動操作されたときに、前記基端部により前記3
    又は4個の弾性変形部のうちの一つが押されて弾性変形
    して、その弾性変形部の可動接点を、対応する固定接点
    に摺動接触させるように構成したことを特徴とする3又
    は4方向スイッチ。
JP1993054540U 1993-10-07 1993-10-07 3又は4方向スイッチ Expired - Fee Related JP2604695Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993054540U JP2604695Y2 (ja) 1993-10-07 1993-10-07 3又は4方向スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993054540U JP2604695Y2 (ja) 1993-10-07 1993-10-07 3又は4方向スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0725542U true JPH0725542U (ja) 1995-05-12
JP2604695Y2 JP2604695Y2 (ja) 2000-05-22

Family

ID=12973512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993054540U Expired - Fee Related JP2604695Y2 (ja) 1993-10-07 1993-10-07 3又は4方向スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2604695Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2604695Y2 (ja) 2000-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2976327B2 (ja) コネクタ
US6248966B1 (en) Lever switch and method of operating the same
US6506984B2 (en) Rotary switch having click mechanism
JP4026211B2 (ja) プッシュオンスイッチ
JPH0725542U (ja) 3又は4方向スイッチ
JP4405795B2 (ja) 電子装置用の多数の軸位置を有する制御デバイス
JP2501221Y2 (ja) シ―ソ操作型電気部品
JPH0637554Y2 (ja) スイツチ装置
JP3566483B2 (ja) 端子取付け構造
JPH0239310Y2 (ja)
JPH049709Y2 (ja)
JPS6334181Y2 (ja)
JPH0587777U (ja) 2段アクション・シーソースイッチ
JPS6341705Y2 (ja)
JPH051869Y2 (ja)
JPH0527788Y2 (ja)
JP2591290Y2 (ja) スイッチ装置
JPH046105Y2 (ja)
JPH0511617Y2 (ja)
JPH0527930U (ja) 電気機器のスイツチ機構
JPH0217380Y2 (ja)
JPH0336016Y2 (ja)
JP3430216B2 (ja) スライド式スイッチ
JPH0635334Y2 (ja) レバースイッチ
JPS59119534U (ja) マイクロスイツチ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees