JP2604695Y2 - 3又は4方向スイッチ - Google Patents

3又は4方向スイッチ

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JP2604695Y2
JP2604695Y2 JP1993054540U JP5454093U JP2604695Y2 JP 2604695 Y2 JP2604695 Y2 JP 2604695Y2 JP 1993054540 U JP1993054540 U JP 1993054540U JP 5454093 U JP5454093 U JP 5454093U JP 2604695 Y2 JP2604695 Y2 JP 2604695Y2
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movable contact
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聡樹 竹内
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車等のレバーコン
ビネーションスイッチに好適するものであって、3又は
4方向に回動操作可能に設けられた操作レバーの回動操
作に応じて動作する3又は4方向スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の3又は4方向スイッチの一例と
して、実開昭60−37144号公報に記載された4方
向スイッチがある。この4方向スイッチについて、図4
及び図5を参照して説明する。上記4方向スイッチのケ
ース内には、フレキシブルプリント配線基板1(図4参
照)が収容されていると共に、操作レバー2(図5参
照)の基端部2aが収容されている。この場合、操作レ
バー2は、その基端部2aの図5中右方部位に突設され
た2個の軸部3及び4をそれぞれ回動支点としてその回
りに回動可能に設けられている。これにより、操作レバ
ー2は、4方向に回動操作可能に構成されている。そし
て、上記操作レバー2の基端部2aの4つの側面部に
は、それぞれ可動接点5が配設されている。
【0003】また、フレキシブルプリント配線基板1
は、図4に示すように、矩形板状の基部1aと、この基
部1aの4辺部にそれぞれ突設された4個の突片部1b
〜1eとから構成されている。上記フレキシブルプリン
ト配線基板1は、4個の突片部1b〜1eを、その各根
元部分でほぼ直角に折り曲げることにより、基部1aに
対して立設可能になっている。これら4個の突片部1b
〜1eの内面には、それぞれ固定接点6が設けられてい
る。各固定接点6は、対向する2個の導体パターン6a
及び6aから構成されている。そして、上記フレキシブ
ルプリント配線基板1及び操作レバー2がケース内に収
容された状態では、フレキシブルプリント配線基板1の
4個の突片部1b〜1eが操作レバー2の基端部2aを
囲む構成となっている。
【0004】上記構成の場合、操作レバー2の基端部2
aが4方向のうちの一つの方向へ回動操作されると、そ
の方向に対応する基端部2aの側面の可動接点5が、上
記方向に対応するフレキシブルプリント配線基板1の固
定接点6に接触するようになり、その固定接点6の一対
の導体パターン6a及び6aが可動接点5により導通さ
れる。また、操作レバー2の基端部2aを残りの3方向
へ回動操作した場合も、同様にして、その方向に対応す
る可動接点5がその方向に対応する固定接点6に接触す
るようになっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の3又は4方向ス
イッチは、3又は4方向に回動操作可能に設けられた操
作レバーを備え、この操作レバーの基端部に対向するよ
うに設けられた固定基板を備え、この固定基板の対向側
面における3又は4辺部に設けられた固定接点を備え、
前記固定基板の対向側面における中央部分に固定され、
各先端部に前記各固定接点と接離する可動接点を有し且
つ山折り状に折り曲げられた3又は4個の弾性変形部が
3又は4辺部に一体に形成された可動接点部材を備え、
そして、前記操作レバーの基端部が3又は4方向のうち
の一つの方向へ回動操作されたときに、前記基端部が前
記3又は4個の弾性変形部のうちの一つの弾性変形部の
内側斜面部を押してその弾性変形部を弾性変形させるこ
とにより、その弾性変形部の可動接点を、対応する固定
接点に摺動接触させるように構成したところに特徴を有
する。
【0006】そこで、本考案の目的は、部品点数を低減
し得て製造性を向上できると共に、製造コストを安くす
ることができ、また、耐塵性を高くすることができる3
又は4方向スイッチを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の3又は4方向ス
イッチは、3又は4方向に回動操作可能に設けられた操
作レバーを備え、この操作レバーの基端部に対向するよ
うに設けられた固定基板を備え、この固定基板の対向側
面における3又は4辺部に設けられた固定接点を備え、
前記固定基板の対向側面における中央部分に固定され、
前記各固定接点と接離する可動接点を有する3又は4個
の弾性変形部が3又は4辺部に一体に形成された可動接
点部材を備え、そして、前記操作レバーの基端部が3又
は4方向のうちの一つの方向へ回動操作されたときに、
前記基端部により前記3又は4個の弾性変形部のうちの
一つが押されて弾性変形することにより、その弾性変形
部の可動接点を、対応する固定接点に摺動接触させるよ
うに構成したところに特徴を有する。
【0008】
【作用】上記手段によれば、一つの可動接点部材に、可
動接点を有する3又は4個の弾性変形部を一体に形成す
る構成としたので、部品点数が少なくなると共に、製造
性も向上する。また、固定接点を配設する固定基板とし
ては、普通の平板状のプリント配線基板を用いることが
可能であるから、製造コストが安くなる。そして、操作
レバーの基端部が回動操作されたときに、弾性変形部が
弾性変形して、可動接点が対応する固定接点に摺動接触
する構成であるので、いわゆる摺動接点機構となり、対
向接点機構に比べて、耐塵性が高くなる。
【0009】
【実施例】以下、本考案を3方向スイッチに適用した一
実施例につき図1ないし図3を参照しながら説明する。
まず、図1において、3方向スイッチの図示しないケー
ス内には、操作レバー11の基端部12が収容されてい
る。この場合、操作レバー11は、基端部12の側面部
の図1中上方部位に突設された2個の軸部13及び14
をそれぞれ回動支点としてその回りに回動可能に設けら
れている。これにより、操作レバー11は、3方向(具
体的には、基端部12が矢印A方向、矢印B方向及び紙
面に対して奥方向)に回動操作可能に構成されている。
そして、上記操作レバー11の基端部12における上記
3方向に対応する3つの側面部の下端には、それぞれ押
圧部12aが突設されている。
【0010】また、3方向スイッチのケース内には、固
定基板15が操作レバー11の基端部12に対向するよ
うに設けられている。この固定基板15は、例えば矩形
平板状のプリント配線基板から構成されており、その対
向側面である上面部における3辺部(上記3方向に対応
する辺部)には固定接点16が配設されている。各固定
接点16は、図2にも示すように、対向する2個の導体
パターン16a及び16aから構成されている。
【0011】ここで、固定基板16の中央部分には、ば
ね性を有する導体板製の可動接点部材17がリベット1
8により取付け固定されている。この可動接点部材17
は、図3にも示すように、リベット18の挿通孔19a
を有する取付板部19と、この取付板部19の3辺部
(前記3方向に対応する辺部)に一体に延設された3個
の弾性変形部20とから構成されている。これら3個の
弾性変形部20は、山折り状に折曲げられた板状部から
構成されており、先端部が二つに分かれていると共に、
これら分岐先端部20a及び20aの先端には可動接点
20b及び20bが設けられている。そして、図1に示
すように、操作レバー11の基端部12は、その3個の
押圧部12aが上記3個の弾性変形部20の内側斜面部
に接触するように配置されている。
【0012】しかして、上記構成の場合、操作レバー1
1の基端部12が3方向のうちの一つの方向へ回動操作
されると、その方向に対応する基端部12の押圧部12
aが、上記方向に対応する弾性変形部20を押してその
方向へ弾性変形させる。この弾性変形部20の変形によ
り、分岐先端部20a及び20aの可動接点20b及び
20bが、固定基板15の対応する固定接点16に摺動
接触するようになる。これにより、該固定接点16の1
対の導体パターン16a、16aが可動接点20b、2
0bにより導通される。そして、操作レバー11の基端
部12が元の位置(中立位置)へ戻ると、上記弾性変形
部20も自身の復元力により変形前の状態に戻り、可動
接点20bが固定接点16から離間する。
【0013】尚、操作レバー11の基端部12を残りの
2方向へ回動操作した場合も、同様にして、その方向に
対応する可動接点20bがその方向に対応する固定接点
16に接触するように構成されている。
【0014】このような構成の本実施例によれば、一つ
の可動接点部材17に、可動接点20bを有する3個の
弾性変形部20を一体に形成する構成としたので、従来
構成(図4及び図5参照)に比べて、部品点数が少なく
なると共に製造工数が少なくなって、製造性が大幅に向
上する。また、固定接点16を配設する固定基板15と
しては、普通の平板状のプリント配線基板を用いること
が可能であるから、フレキシブルプリント配線基板を用
いる従来構成に比べて、製造コストを安くすることがで
きる。そして、操作レバー11の基端部12が回動操作
されたときに、弾性変形部20が弾性変形して、可動接
点20bが、対応する固定接点16に摺動接触する構成
としたので、いわゆる摺動接点機構となり、対向接点機
構を用いる従来構成に比べて、耐塵性を高くすることが
できる。
【0015】また、上記実施例では、操作レバー11の
基端部12の押圧部12aと、弾性変形部20の内側斜
面部との接触点、即ち、作用点の位置を適宜調節するこ
とにより、操作レバー11の回動操作角度を変更するこ
となく、可動接点20bの移動(摺動)距離を長短調節
することが可能であり、設計の自由度を高くすることが
できる。
【0016】尚、上記実施例では、3方向スイッチに適
用したが、これに代えて、4方向スイッチに適用しても
良い。この構成の場合には、固定基板の4辺部に固定接
点を設けると共に、可動接点部材の取付板部の4辺部に
4個の弾性変形部を一体に形成する構成とすれば良い。
【0017】
【考案の効果】本考案は以上の説明から明らかなよう
に、操作レバーの基端部に対向するように設けられた固
定基板の3又は4辺部に固定接点を設け、これら各固定
接点と接離する可動接点を有する3又は4個の弾性変形
部が3又は4辺部に一体に形成された可動接点部材を固
定基板の対向側面における中央部分に固定し、操作レバ
ーの基端部が3又は4方向のうちの一つの方向へ回動操
作されたときに、弾性変形部のうちの一つが弾性変形し
て、その弾性変形部の可動接点を、対応する固定接点に
摺動接触させる構成としたので、部品点数を低減し得て
製造性を向上できると共に、製造コストを安くすること
ができ、また、耐塵性を高くすることができるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断側面図
【図2】固定基板の部分上面図
【図3】可動接点部材の斜視図
【図4】従来構成を示すフレキシブルプリント配線基板
の斜視図
【図5】操作レバーの基端部の斜視図
【符号の説明】
11は操作レバー、12は基端部、12aは押圧部、1
5は固定基板、16は固定接点、16aは導体パター
ン、17は可動接点部材、19は取付板部、20は弾性
変形部、20aは分岐先端部、20bは可動接点を示
す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3又は4方向に回動操作可能に設けられ
    た操作レバーと、 この操作レバーの基端部に対向するように設けられた固
    定基板と、 この固定基板の対向側面における3又は4辺部に設けら
    れた固定接点と、 前記固定基板の対向側面における中央部分に固定され、
    各先端部に前記各固定接点と接離する可動接点を有し且
    つ山折り状に折り曲げられた3又は4個の弾性変形部が
    3又は4辺部に一体に形成された可動接点部材とを備
    え、 前記操作レバーの基端部が3又は4方向のうちの一つの
    方向へ回動操作されたときに、前記基端部が前記3又は
    4個の弾性変形部のうちの一つの弾性変形部の内側斜面
    部を押してその弾性変形部を弾性変形させることによ
    り、その弾性変形部の可動接点を、対応する固定接点に
    摺動接触させるように構成したことを特徴とする3又は
    4方向スイッチ。
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