JPH0725485A - 原稿画像読取装置 - Google Patents

原稿画像読取装置

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JPH0725485A
JPH0725485A JP5171288A JP17128893A JPH0725485A JP H0725485 A JPH0725485 A JP H0725485A JP 5171288 A JP5171288 A JP 5171288A JP 17128893 A JP17128893 A JP 17128893A JP H0725485 A JPH0725485 A JP H0725485A
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JP5171288A
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Inventor
Takashi Taruki
隆志 樽木
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、自動原稿給紙装置の給紙方向側の
中央に原稿分離手段を配設することにより中央基準によ
る給紙及びデジタル方式の読み取りを実現して安価で読
み取り精度の優れた原稿画像読取装置を提供することを
目的とする。 【構成】 原稿セット基準面Dに固定された固定部21及
び基準面Dから基準面Eに移動可能な可動部22からなり
原稿束P’の側面の一方を規制する基準ガイド23、及び
その側面の他方に当接するよう移動される可動ガイド24
を有する原稿テーブル13と、原稿束P’を分離する給紙
方向側中央に配設された分離手段36と、原稿Pを複写機
本体11のコンタクトガラス12上に給紙する給紙部14及び
搬送部15と、を有する自動原稿給紙装置10、および、自
動原稿給紙装置10を搭載され給紙された大サイズ原稿P
1及び小サイズ原稿P2の画像をデジタル方式により読み
取るため各々に対応する基準を設けた複写機本体11を備
えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動原稿給紙装置を搭
載された原稿画像読取装置に関し、詳しくは自動原稿給
紙装置の原稿給紙方向下流側の中央付近に原稿の分離・
給送手段を配設した原稿画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿テーブルと、原稿テーブル上
の原稿束から1枚づつ原稿を分離する分離手段と、分離
された原稿を装置本体の原稿載置台上に給紙する給紙手
段と、を備えた自動原稿給紙装置を搭載した原稿画像読
取装置が知られている。この種の原稿画像読取装置とし
ては、例えばコンタクトガラス(原稿載置台)を備えた
複写機がある。この複写機に搭載された自動原稿給紙装
置は、コンタクトガラス上の所定位置に原稿を給紙する
ため原稿束の給紙方向に対する両側面を規制するガイド
が原稿テーブルに設けられており、このガイドにはコン
タクトガラスの一隅に給紙原稿の角を合わせてその互い
の一辺を一致させるため原稿束の一方の端面(原稿の給
送方向に対する一方の側面)を基準に原稿テーブル上に
セットするよう規制する端面基準ガイドと、コンタクト
ガラスおよび給紙原稿の給送方向上流側の中央を合わせ
てその互いの一辺を一致させるため原稿束の両端面を規
制する中央基準ガイドと、の2種類がある。
【0003】このような自動原稿給紙装置を搭載された
複写機は、転写画像の品質を向上させるため、近年、デ
ジタル方式が採用されている。デジタル方式によりコン
タクトガラス上の所定位置に給紙された原稿の画像を読
み取る複写機は、コンタクトガラス上に給紙された原稿
の画像をコンタクトガラスの一隅を基準として座標毎に
読み取って処理するため異種サイズの原稿画像を処理す
るために端面基準ガイドを採用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の原稿画像読取装置にあっては、デジタル複写
機に搭載するため自動原稿給紙装置に端面基準ガイドを
採用していたが、例えばA5タテおよびB6タテ等の小
さなサイズの原稿やA4ヨコおよびA3等の大きなサイ
ズの原稿を給紙する場合、小サイズまたは大サイズ原稿
の一方の給送方向上流側の中央となるよう前記分離手段
を1箇所に配設しても他方に対してはその中央から分離
手段がずれてしまう。この分離手段が中央からずれる
と、原稿の重心から分離手段がずれてしまい回転モーメ
ントにより原稿が給送方向に対して傾斜して給紙され、
所謂スキューが発生して給紙不良が発生してしまう。
【0005】この不具合を解消するため、分離手段を中
央および端面側の2箇所以上に配設することによりスキ
ューの発生を防止するようにしているが、分離手段を中
央の1箇所に配設することにより小サイズおよび大サイ
ズ原稿の何れでも分離手段を中央とすることができ、ス
キューを発生させることなく原稿を分離・給紙可能な中
央基準ガイドを採用した場合よりもコスト高になってし
まうという問題があった。
【0006】この問題は、原稿束から原稿を分離した
後、給紙するときにも同様に発生してコロ等を複数組み
配設しなければならず、さらにコスト高になってしまう
という問題があった。そこで、本発明は、1箇所の分離
手段の配設およびデジタル方式による原稿画像の読み取
りの組み合せを実現することにより、搭載する自動原稿
給紙装置を低コストにして、安価で読み取り精度の優れ
た原稿画像読取装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明は、原稿束をセット可能な原稿テーブルと、該原稿
テーブル上にセットされた原稿束から1枚づつ原稿を分
離する分離手段と、該分離手段により分離された原稿を
装置本体の原稿載置台上の所定位置に給紙する給紙手段
と、を有する自動原稿給紙装置、および、該自動原稿給
紙装置を前記原稿載置台上に搭載されその所定位置に自
動給紙された原稿の画像をデジタル方式により読み取る
装置本体を備えた原稿画像読取装置において、前記自動
原稿給紙装置に、原稿載置台上の所定位置に原稿を給紙
するよう原稿テーブル上の原稿束の給紙方向に対する側
面の一方を規制する基準ガイドと、該基準ガイドに規制
された原稿束の側面の他方に当接するよう移動される可
動ガイドと、を設け、基準ガイドに、大きなサイズの原
稿束のセット位置を規制する原稿テーブル上の第1規制
位置に固定された固定部と、第1規制位置から小さなサ
イズの原稿束のセット位置を規制する原稿テーブル上の
第2規制位置に移動される可動部と、を設けるとともに
分離手段を原稿テーブルの原稿給紙方向下流側の中央付
近に配設し、前記装置本体に、原稿載置台上に給紙され
た大サイズ原稿および小サイズ原稿の画像をデジタル方
式により読み取るため各々に対応する基準を設けたこと
を特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明では、原稿束の側面の一方を規制する基
準ガイドと、原稿束の側面の他方に当接される可動ガイ
ドと、が自動原稿給紙装置に設けられ、その基準ガイド
に、第1規制位置に固定された固定部と、第1規制位置
から第2規制位置に移動される可動部と、が設けらると
ともに分離手段が原稿テーブルの原稿給紙方向下流側の
中央付近に配設される。また、原稿載置台上の大サイズ
原稿および小サイズ原稿の各々に対応するデジタル方式
の基準が装置本体に設けられる。したがって、大きなサ
イズの原稿束を原稿テーブル上にセットするとき、原稿
束の一方の側面が基準ガイドの固定部および可動部によ
り第1基準位置に規制され、また可動ガイドが移動され
てその他方の側面に当接され規制される。また、小さな
サイズの原稿束を原稿テーブル上にセットするとき、基
準ガイドの可動部が第2規制位置に移動され原稿束の一
方の側面がその可動部により第2基準位置に規制され、
また可動ガイドが移動されてその他方の側面に当接され
規制される。そのため、原稿束は給紙方向下流側の中央
にセットされ分離手段がその中央となる。そして、その
原稿束が分離手段により1枚ずつ分離され、給紙手段に
より原稿載置台上の所定位置に給紙されて大サイズ原稿
および小サイズ原稿に応じた基準に基づいてデジタル方
式により原稿画像が読み取られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図4は本発明に係る原稿画像読取装置の一実施例を
示す図である。図1および図2において、10は自動原稿
給紙装置であり、自動原稿給紙装置10は複写機本体(装
置本体)11のコンタクトガラス(原稿載置台)12上に固
定あるいは接離自在に搭載されており、コンタクトガラ
ス12上の所定位置に原稿を給紙するようになっている。
この自動原稿給紙装置10は、所定サイズの原稿束をセッ
ト可能な原稿テーブル13と、原稿テーブル13上にセット
された原稿束を分離して1枚づつする給紙部14と、その
給紙された原稿をコンタクトガラス12上のサイズに応じ
た所定位置に搬送して停止し、その所定位置から搬出す
る搬送部15と、その搬出された原稿を反転または排紙す
る反転排紙部16と、前記各部14〜16を制御する図示して
いない制御部と、から構成されている。
【0010】複写機本体11は、コンタクトガラス12上の
所定位置に給紙された大きなサイズの原稿(例えば、A
4ヨコおよびA3)P1 あるいは小さなサイズの原稿
(例えば、A5タテ)P2 を公知の露光手段によって露
光して原稿画像を読み取り転写紙に転写する。この複写
機本体11は原稿給紙方向A側の原稿の一辺の中央とコン
タクトガラス12の一辺とを一致させるように搬送された
大サイズ原稿P1 あるいは小サイズ原稿P2 をデジタル
方式によって処理するようになっており、大サイズ原稿
1 あるいは小サイズ原稿P2 のそれぞれの角の位置を
基準として各々の座標毎に原稿画像を読み取り処理する
ようになっている。
【0011】原稿テーブル13は、図2に示すように、原
稿テーブル13の給紙方向Aに対する左側端側(図中、下
側)には固定部21aよび可動部22からなる基準ガイド23
が設けられており、固定部21はその左側端側に固定さ
れ、可動部22は中央方向B(図中、上方)に移動可能に
設けられている。また、その右側端側(図中、上側)に
は中央方向C(図中、下方)に移動可能に設けられた可
動ガイド24が設けられている。
【0012】固定部21には、可動部22が前記左側端側に
移動されセットされたとき、固定部21および可動部22の
内側面21a、22bが同一平面となるように可動部22の形
状に対応する切欠21bが形成されている。可動部22は、
図3および図4に示すように、原稿テーブル13の上面か
ら下面に貫通し所定長さに形成された案内溝13aに遊挿
されたピン25によってその案内溝13aの範囲内で移動可
能となっており、この可動部22は一対のピン25を介して
固定板26にネジ27より固定され、給紙方向Aに対して内
側面22aが平行に原稿テーブル13上を摺動するようにな
っている。なお、可動部22を中央方向Bに容易に移動さ
せることができるように固定部21の可動部22側に指先を
挿入可能な隙間を画成する切欠21cを設けている。
【0013】また、可動ガイド24も可動部22と略同一に
構成されており、原稿テーブル13に形成された案内溝13
bにピン25が遊挿されてその案内溝13bの範囲内で移動
可能となっており、この可動ガイド24は給紙方向Aに対
して内側面24aが平行に原稿テーブル13上を摺動するよ
うになっている。この原稿テーブル13は、大サイズ原稿
束P1'をセットするときには、図3に示すように、可動
ガイド24を前記右側端側に移動するとともに可動部22を
前記左側端側に移動して固定部21に当接させ固定部21お
よび可動部22の内側面21a、22bを同一平面とした後、
可動ガイド24を中央方向Cに移動して内側面24aを原稿
束P1'の右側面に当接させる。そして、固定部21および
可動部22の内側面21a、22bが原稿束P1'の左側面を規
制するとともに可動ガイド24の内側面24aが原稿束P1'
の右側面を規制することによって大サイズ原稿P1 の原
稿画像をデジタル方式の原稿P1 の基準に原稿P1 の角
を一致させるようになっている。このとき、原稿P1
給送方向Aの中央側に後述する分離手段36が位置するよ
うになっており、また固定部21および可動部22の内側面
21a、22bが同一平面となる位置に可動部22がセットさ
れたときその可動部22を位置センサ28が検出しその検出
情報を前記制御部が取り込むようになっている。すなわ
ち、基準ガイド23の固定部21は、固定部21および可動部
22の内側面21a、22bが大サイズ原稿束P1 の左側面を
規制する原稿セット基準面Dを形成するよう第1基準位
置に固定されている。
【0014】一方、小さなサイズの原稿束P2'をセット
するときには、図4に示すように、可動ガイド24を前記
右側端側に逃した状態で可動部22を中央方向Bに移動し
てピン25を案内溝13aの内方端13cに当接させた後、大
サイズ原稿束P1'のセットと同様に、可動ガイド24を中
央方向Cに移動して内側面24aを原稿束P2'の右側面に
当接させ、可動部22の内側面22bが原稿束P2'の左側面
を、可動ガイド24の内側面24aが原稿束P2'の右側面を
規制することによって小サイズ原稿P2 の原稿画像をデ
ジタル方式の原稿P2 の基準に原稿P2 の角を一致させ
るようになっている。このとき、原稿P2 の給送方向A
の中央側に分離手段36が位置し、またピン25を案内溝13
aの内方端13cに当接する位置に可動部22がセットされ
たときその可動部22を位置センサ29が検出しその検出情
報を前記制御部が取り込むようになっている。すなわ
ち、基準ガイド23の可動部22は、前記第1基準位置から
ピン25を案内溝13aの内方端13cに当接する位置に移動
され内側面22bにより小サイズ原稿束P2 の左側面を規
制する原稿セット基準面Eを形成することからピン25が
案内溝13aの内方端13cに当接する位置が可動部22の第
2基準位置となる。
【0015】なお、図2中、l1 は小サイズ原稿の給紙
方向Aの長さ、l2 は大サイズ原稿の給紙方向Aの長さ
を示している。給紙部14は、原稿テーブル13上にセット
された大サイズ原稿束P1 あるいは小サイズ原稿束P2
(以下、単に原稿束Pともいう)を給送方向Aに送る呼
出コロ31と、その原稿束Pの先端に当接する分離ベルト
32と、分離ベルト32に先端が当接した原稿束Pの最下の
原稿P’から1枚ずつ引き出して分離する分離コロ33
と、分離コロ33の給紙方向A側の両側方に設けられ従動
回転するプルアウトローラ34と、分離コロ33の両側方の
同軸に設けられ分離された原稿Pをプルアウトローラ34
との間で挟持して搬送部15へ給紙するよう回転するプル
アウトローラ35と、から構成されている。
【0016】この給紙部14は、分離ベルト32、分離コロ
33、およびプルアウトローラ34、35が給紙方向A側の中
央に位置するよう原稿束P’は原稿テーブル13上にセッ
トされ、その原稿Pの給紙方向A側の中央に分離ベルト
32が当接して分離コロ33が回転して1枚ずつ分離すると
ともにプルアウトローラ34、35もその中央を挟持して搬
送部15に給紙するよう構成することによって原稿Pをス
キューを発生させることなく搬送部15に給紙するように
なっている。すなわち、分離ベルト32および分離コロ33
は分離手段36を構成している。
【0017】なお、37は原稿幅センサであり、原稿幅セ
ンサ37は原稿Pの幅を検出する。また、38は原稿長さセ
ンサであり、原稿長さセンサ38は原稿Pの先後端を検出
して原稿長さを検出する。原稿幅センサ37および原稿長
さセンサ38の検出情報は前記制御部が取り込むようにな
っている。搬送部15は、一対の駆動ローラ41a、41bに
巻き掛けられた搬送ベルト42と、搬送ベルト42をコンタ
クトガラス12に押し付ける複数の加圧コロ43と、により
構成されており、この搬送部15は給紙部14により原稿束
P’から分離され給紙された原稿Pを搬送ベルト42がコ
ンタクトガラス12上に押し付けながらその原稿Pの角が
コンタクトガラス12上の前記基準に一致するまで搬送し
停止させ、装置本体の所定の処理が終了した後、反転排
紙部16に搬出するようになっている。すなわち、給紙部
14および搬送部15は給紙手段を構成している。
【0018】反転排紙部16は、原稿Pを反転させる反転
コロ44と、反転コロ44により送られてきた原稿Pを排紙
トレイ45に排紙する排紙コロ46と、搬送部15から搬出さ
れた原稿Pの裏面側の未処理側画像を処理するためその
原稿Pを反転し搬送部15に再給紙する反転切替爪47と、
から構成されている。前記制御部は、CPU、メモリ及
びI/O回路等からなり、その内部メモリに予め格納し
た制御プログラムに従い、複写機本体11からの指令信号
と位置センサ28、29、原稿幅センサ37、および原稿長さ
センサ38等のセンサ群の検出情報に基づいて自動原稿給
紙装置10および複写機本体11自身の各部を制御するよう
になっている。
【0019】本実施例では、基準ガイド23の固定部21お
よび可動部22を原稿テーブル13の左側端側にセットして
大サイズ原稿束P1'の左側面を規制するとともに可動ガ
イド24によりその右側面を規制することにより大サイズ
原稿束P1'の給紙方向A中央に分離手段36が位置され、
また基準ガイド23の可動部22を中央方向Bに移動してピ
ン25を案内溝13aの内方端13cに当接させて小サイズ原
稿束P2'の左側面を規制するとともに可動ガイド24によ
りその右側面を規制することにより小サイズ原稿束P2'
の給紙方向A中央に分離手段36が位置される。したがっ
て、給紙部14および搬送部15によりコンタクトガラス12
上の大サイズ原稿P1 あるいは小サイズ原稿P2 に応じ
たデジタル方式の基準にその角が一致する所定位置にス
キューが発生することなく給紙され、その基準毎の座標
によってデジタル方式により原稿画像が読み取られる。
【0020】なお、本実施例の大サイズ原稿および小サ
イズ原稿の大きさは限定されるものではない。また、本
実施例では2種類のサイズの原稿を用いて説明したが装
置本体にそれぞれの大きさに対応した座標の基準を設け
ることにより多種サイズの原稿を給紙可能に構成するこ
とができることはいうまでもない。さらに、本実施例は
前述した端面基準により処理するデジタル式自動原稿読
取装置に適用したり、デジタル方式によらず原稿画像を
読み取る前述した中央基準により処理する自動原稿読取
装置に適用可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、大きなサイズの原稿束
を原稿テーブル上にセットするときには原稿束の一方の
側面を基準ガイドの固定部および可動部が第1基準位置
に規制し、小さなサイズの原稿束を原稿テーブル上にセ
ットするときには基準ガイドの可動部が第2規制位置に
移動されて原稿束の一方の側面を第2基準位置に規制す
る。そして、可動ガイドが移動されて原稿束の他方の側
面に当接され規制する。そのため、サイズの異なる原稿
束を給紙方向下流側の中央にセットするとともに分離手
段を中央の1箇所にしてスキューを発生させることなく
原稿載置台上の大サイズ原稿および小サイズ原稿に応じ
た基準位置に給紙することができる。
【0022】また、大サイズ原稿および小サイズ原稿に
応じた基準に基づいてデジタル方式により原稿画像を読
み取るので、原稿テーブルの給送方向側の中央にセット
した原稿画像を高精度に読み取ることができる。その結
果、自動原稿給紙装置を低コストにするとともにデジタ
ル方式による読み取りを実現することができ、安価で読
み取り精度の優れた原稿画像読取装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿画像読取装置の一実施例の全
体構成を示す正面図である。
【図2】その要部の概略構成を示す上面図である。
【図3】その要部を説明する概略側断面図である。
【図4】その要部を説明する図3と異なる概略側断面図
である。
【符号の説明】
10 自動原稿給紙装置 11 複写機本体(装置本体) 12 コンタクトガラス(原稿載置台) 13 原稿テーブル 14 給紙部(給紙手段) 15 搬送部(給紙手段) 21 固定部 22 可動部 23 基準ガイド 24 可動ガイド 36 分離手段 A 給紙方向 D、E 原稿セット基準面(第1、2規制位置) P1 大サイズ原稿 P2 小サイズ原稿

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿束をセット可能な原稿テーブルと、該
    原稿テーブル上にセットされた原稿束から1枚づつ原稿
    を分離する分離手段と、該分離手段により分離された原
    稿を装置本体の原稿載置台上の所定位置に給紙する給紙
    手段と、を有する自動原稿給紙装置、および、該自動原
    稿給紙装置を前記原稿載置台上に搭載されその所定位置
    に自動給紙された原稿の画像をデジタル方式により読み
    取る装置本体を備えた原稿画像読取装置において、 前記自動原稿給紙装置に、 原稿載置台上の所定位置に原稿を給紙するよう原稿テー
    ブル上の原稿束の給紙方向に対する側面の一方を規制す
    る基準ガイドと、該基準ガイドに規制された原稿束の側
    面の他方に当接するよう移動される可動ガイドと、を設
    け、 基準ガイドに、大きなサイズの原稿束のセット位置を規
    制する原稿テーブル上の第1規制位置に固定された固定
    部と、第1規制位置から小さなサイズの原稿束のセット
    位置を規制する原稿テーブル上の第2規制位置に移動さ
    れる可動部と、を設けるとともに分離手段を原稿テーブ
    ルの原稿給紙方向下流側の中央付近に配設し、 前記装置本体に、 原稿載置台上に給紙された大サイズ原稿および小サイズ
    原稿の画像をデジタル方式により読み取るため各々に対
    応する基準を設けたことを特徴とする原稿画像読取装
    置。
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