JPH07253806A - スケジューラ定義作成装置 - Google Patents
スケジューラ定義作成装置Info
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- JPH07253806A JPH07253806A JP4430894A JP4430894A JPH07253806A JP H07253806 A JPH07253806 A JP H07253806A JP 4430894 A JP4430894 A JP 4430894A JP 4430894 A JP4430894 A JP 4430894A JP H07253806 A JPH07253806 A JP H07253806A
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- definition
- scheduler
- scheduler definition
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スケジューラ定義作成時の設定処理を簡略化
し処理時間を短縮すると共に設定ミスを軽減する。 【構成】 スケジューラ定義作成時にモジュール定義番
号MNの周期及び位相の設定情報が入力されない場合に
はモジュール定義番号(MN−1)の周期及び位相の設
定情報と同一であるものとしてスケジューラ定義テーブ
ルSTのモジュール定義番号(MN−1)の設定情報を
参照し、これをモジュール定義番号(MN−1)の設定
情報としてスケジューラ定義テーブルSTに登録し、ま
た、連続するモジュール番号MNの周期及び位相が同一
であるとき、同一動作ブロックであるものと判定し、モ
ジュール定義番号(MN−1)のブロック番号と同一番
号をモジュール定義番号MNのブロック番号として、ス
ケジューラ定義テーブルSTに登録し、モジュールのブ
ロック分けを行う。
し処理時間を短縮すると共に設定ミスを軽減する。 【構成】 スケジューラ定義作成時にモジュール定義番
号MNの周期及び位相の設定情報が入力されない場合に
はモジュール定義番号(MN−1)の周期及び位相の設
定情報と同一であるものとしてスケジューラ定義テーブ
ルSTのモジュール定義番号(MN−1)の設定情報を
参照し、これをモジュール定義番号(MN−1)の設定
情報としてスケジューラ定義テーブルSTに登録し、ま
た、連続するモジュール番号MNの周期及び位相が同一
であるとき、同一動作ブロックであるものと判定し、モ
ジュール定義番号(MN−1)のブロック番号と同一番
号をモジュール定義番号MNのブロック番号として、ス
ケジューラ定義テーブルSTに登録し、モジュールのブ
ロック分けを行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラマブルコント
ローラに、その動作環境等の登録を行うスケジューラ定
義作成装置に関し、特にオペレータの作業量の軽減を図
ることのできるスケジューラ定義作成装置に関する。
ローラに、その動作環境等の登録を行うスケジューラ定
義作成装置に関し、特にオペレータの作業量の軽減を図
ることのできるスケジューラ定義作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラを任意のオ
ペレータが動作させる場合には、プロマブルコントロー
ラで実行させるモジュールの種類、或いは、その使用方
法、起動条件等を自由に組み合わせ、これをテーブル
化、すなわち、フリータイプスケジューラ定義を作成
し、プログラマブルコントローラに登録する必要があ
る。
ペレータが動作させる場合には、プロマブルコントロー
ラで実行させるモジュールの種類、或いは、その使用方
法、起動条件等を自由に組み合わせ、これをテーブル
化、すなわち、フリータイプスケジューラ定義を作成
し、プログラマブルコントローラに登録する必要があ
る。
【0003】このフリータイプスケジューラ定義として
登録する情報としては、モジュール定義とブロックプロ
グラム定義とがあり、モジュール定義は、例えば、図5
に示すように、基本スケジューラプログラムに対するブ
ロックプログラム周期及び位相と、内部計器、入力処
理、シーケンス、共通機器、アプリケーションFM等、
呼び出すモジュールの種別と、モジュール種類毎の呼び
出したい定義番号と、1モジュールの起動をモジュール
個々に制御するための起動条件等から形成され、ブロッ
クプログラム定義は、例えば、図6に示すように、周期
及び位相が同一のモジュールを1つのブロックとして定
義するようになされている。
登録する情報としては、モジュール定義とブロックプロ
グラム定義とがあり、モジュール定義は、例えば、図5
に示すように、基本スケジューラプログラムに対するブ
ロックプログラム周期及び位相と、内部計器、入力処
理、シーケンス、共通機器、アプリケーションFM等、
呼び出すモジュールの種別と、モジュール種類毎の呼び
出したい定義番号と、1モジュールの起動をモジュール
個々に制御するための起動条件等から形成され、ブロッ
クプログラム定義は、例えば、図6に示すように、周期
及び位相が同一のモジュールを1つのブロックとして定
義するようになされている。
【0004】一般に、このフリータイプスケジューラ定
義を利用して、プログラマブルコントローラを動作させ
る場合には、これらの情報は、予めドキュメント化され
ており、オペレータは、呼び出したいモジュールの種
類、また周期及び位相等のデータをドキュメントを参照
して1つ1つキー入力する必要があり、通常、このフリ
ータイプスケジューラ定義は500〜1000個の定義
情報で形成されており、特に複雑な制御を行う場合等に
は、1500個に達する場合もある。
義を利用して、プログラマブルコントローラを動作させ
る場合には、これらの情報は、予めドキュメント化され
ており、オペレータは、呼び出したいモジュールの種
類、また周期及び位相等のデータをドキュメントを参照
して1つ1つキー入力する必要があり、通常、このフリ
ータイプスケジューラ定義は500〜1000個の定義
情報で形成されており、特に複雑な制御を行う場合等に
は、1500個に達する場合もある。
【0005】このフリータイプスケジューラ定義の作成
及び登録は、一般にプログラムローダによって行われ、
プログラムローダでは、図7に示すように、まず、ステ
ップS31において、予め形成して格納しているスケジ
ューラ定義作成情報を読み出し、図5に示すようなモジ
ュール定義作成画面を表示装置に表示し、次いで、ステ
ップS32で、オペレータがドキュメントにしたがって
キーボード等から設定入力した設定情報を読み込む。こ
の場合、周期、位相、種別、定義番号、起動条件の5項
目の設定情報を読み込む。
及び登録は、一般にプログラムローダによって行われ、
プログラムローダでは、図7に示すように、まず、ステ
ップS31において、予め形成して格納しているスケジ
ューラ定義作成情報を読み出し、図5に示すようなモジ
ュール定義作成画面を表示装置に表示し、次いで、ステ
ップS32で、オペレータがドキュメントにしたがって
キーボード等から設定入力した設定情報を読み込む。こ
の場合、周期、位相、種別、定義番号、起動条件の5項
目の設定情報を読み込む。
【0006】そして、ステップS33で、入力した設定
情報をもとにモジュール定義テーブルを作成し、ステッ
プS34で、図6に示すブロックプログラム定義作成画
面にしたがってオペレータがドキュメントをもとにキー
ボードから設定入力したブロックプログラムの設定情報
を読み込む。ステップS35に移行して、入力した設定
情報をもとにブロックテーブルを作成し、ステップS3
6に移行する。
情報をもとにモジュール定義テーブルを作成し、ステッ
プS34で、図6に示すブロックプログラム定義作成画
面にしたがってオペレータがドキュメントをもとにキー
ボードから設定入力したブロックプログラムの設定情報
を読み込む。ステップS35に移行して、入力した設定
情報をもとにブロックテーブルを作成し、ステップS3
6に移行する。
【0007】そして、ステップS36で、作成したモジ
ュール定義テーブルとブロックテーブルとをフリータイ
プスケジューラ定義情報としてプログラマブルコントロ
ーラに書き込む。そして、ステップS37で、プログラ
マブルコントローラでのフリータイプスケジューラ定義
情報に対する自己診断等の結果、プログラマブルコント
ローラから異常情報を入力したか否かを判定し、プログ
ラマブルコントローラから異常情報を入力しない場合に
は、フリータイプスケジューラ定義の登録処理を終了
し、プログラマブルコントローラから異常情報を入力し
た場合には、ステップS32に戻る。
ュール定義テーブルとブロックテーブルとをフリータイ
プスケジューラ定義情報としてプログラマブルコントロ
ーラに書き込む。そして、ステップS37で、プログラ
マブルコントローラでのフリータイプスケジューラ定義
情報に対する自己診断等の結果、プログラマブルコント
ローラから異常情報を入力したか否かを判定し、プログ
ラマブルコントローラから異常情報を入力しない場合に
は、フリータイプスケジューラ定義の登録処理を終了
し、プログラマブルコントローラから異常情報を入力し
た場合には、ステップS32に戻る。
【0008】したがって、モジュール定義及びブロック
プログラムの定義とを行った後、プログラマブルコント
ローラにこれらを登録し、プログラマブルコントローラ
の自己診断が正常となるまで、この操作を繰り返し行っ
ている。
プログラムの定義とを行った後、プログラマブルコント
ローラにこれらを登録し、プログラマブルコントローラ
の自己診断が正常となるまで、この操作を繰り返し行っ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスケジューラ定義作成装置においては、オペレータ
がドキュメントを参照しながら、必要とするモジュール
毎に各定義情報の設定を行っているので、プログラマブ
ルコントローラで制御するシステムが大規模になるにし
たがって、或いは、プログラマブルコントローラが高度
化するにしたがって、オペレータが入力しなければなら
ない設定情報が複雑、煩雑化し、また、設定入力に要す
る設定時間が長くなることになり、特に、このフリータ
イプスケジューラ定義情報はモジュール定義として各5
項目の設定と、ブロックプログラムの設定とを行わなけ
ればならないため、膨大な設定時間を要し、また、設定
量が膨大であるため入力ミスを招きやすいという未解決
の課題がある。
来のスケジューラ定義作成装置においては、オペレータ
がドキュメントを参照しながら、必要とするモジュール
毎に各定義情報の設定を行っているので、プログラマブ
ルコントローラで制御するシステムが大規模になるにし
たがって、或いは、プログラマブルコントローラが高度
化するにしたがって、オペレータが入力しなければなら
ない設定情報が複雑、煩雑化し、また、設定入力に要す
る設定時間が長くなることになり、特に、このフリータ
イプスケジューラ定義情報はモジュール定義として各5
項目の設定と、ブロックプログラムの設定とを行わなけ
ればならないため、膨大な設定時間を要し、また、設定
量が膨大であるため入力ミスを招きやすいという未解決
の課題がある。
【0010】また、ブロックテーブルを作成する場合
に、図5のモジュール定義では、モジュール定義番号1
と2及び3と4の、周期及び位相が同一であるので、こ
れらをそれぞれ同一ブロックプログラムとして登録しな
ければならないのに対し、図6に示すように、オペレー
タの設定ミスによって、モジュール定義番号1〜3をブ
ロックプログラム1とし、モジュール定義番号4〜7を
ブロックプログラム2として設定した場合、スケジュー
ラ定義作成装置では、定義情報が間違っているにも係わ
らず、ブロックテーブルとして登録してしまうので、実
際にフリータイプスケジューラ定義情報をプログラマブ
ルコントローラに登録した時点で、スケジューラ定義作
成装置では設定異常を認識することになり、再度始めか
ら設定を行わなければならず、作業効率が非常に悪いと
いう未解決の課題もある。
に、図5のモジュール定義では、モジュール定義番号1
と2及び3と4の、周期及び位相が同一であるので、こ
れらをそれぞれ同一ブロックプログラムとして登録しな
ければならないのに対し、図6に示すように、オペレー
タの設定ミスによって、モジュール定義番号1〜3をブ
ロックプログラム1とし、モジュール定義番号4〜7を
ブロックプログラム2として設定した場合、スケジュー
ラ定義作成装置では、定義情報が間違っているにも係わ
らず、ブロックテーブルとして登録してしまうので、実
際にフリータイプスケジューラ定義情報をプログラマブ
ルコントローラに登録した時点で、スケジューラ定義作
成装置では設定異常を認識することになり、再度始めか
ら設定を行わなければならず、作業効率が非常に悪いと
いう未解決の課題もある。
【0011】そこで、この発明は、上記従来の未解決の
課題に着目してなされたものであり、フリータイプスケ
ジューラ定義の設定を容易にし、設定入力に要する時間
の短縮及びオペレータによる入力ミスの軽減を図ること
の可能なスケジューラ定義作成装置を提供することを目
的としている。
課題に着目してなされたものであり、フリータイプスケ
ジューラ定義の設定を容易にし、設定入力に要する時間
の短縮及びオペレータによる入力ミスの軽減を図ること
の可能なスケジューラ定義作成装置を提供することを目
的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係わるスケジューラ定義作成装置は、プ
ログラマブルコントローラで実行する複数のモジュール
の動作環境等のスケジューラ定義情報を作成しプログラ
マブルコントローラに登録するスケジューラ定義作成装
置において、該スケジューラ定義作成装置は、入力部か
らの設定情報をもとに前記各モジュールと該モジュール
の動作条件等のモジュール定義との対応を表すスケジュ
ーラ定義テーブルを作成するスケジューラ定義作成手段
と、該スケジューラ定義作成手段で形成したスケジュー
ラ定義テーブルの第1のモジュールと前記第1のモジュ
ールに連続する第2のモジュールのモジュール定義が同
一であるとき、前記第1のモジュールと第2のモジュー
ルとを同一の動作ブロックとして登録する動作ブロック
設定手段とを備えることを特徴としている。
に、請求項1に係わるスケジューラ定義作成装置は、プ
ログラマブルコントローラで実行する複数のモジュール
の動作環境等のスケジューラ定義情報を作成しプログラ
マブルコントローラに登録するスケジューラ定義作成装
置において、該スケジューラ定義作成装置は、入力部か
らの設定情報をもとに前記各モジュールと該モジュール
の動作条件等のモジュール定義との対応を表すスケジュ
ーラ定義テーブルを作成するスケジューラ定義作成手段
と、該スケジューラ定義作成手段で形成したスケジュー
ラ定義テーブルの第1のモジュールと前記第1のモジュ
ールに連続する第2のモジュールのモジュール定義が同
一であるとき、前記第1のモジュールと第2のモジュー
ルとを同一の動作ブロックとして登録する動作ブロック
設定手段とを備えることを特徴としている。
【0013】また、請求項2に係わるスケジューラ定義
作成装置は、請求項1記載のスケジューラ定義作成手段
は、スケジューラ定義テーブル作成時に、あるモジュー
ルのモジュール定義に対応する設定情報が前記入力部か
ら入力されないとき、該モジュールの1つ先に設定した
モジュールのモジュール定義を当該モジュールのモジュ
ール定義として前記スケジューラ定義テーブルに登録す
ることを特徴としている。
作成装置は、請求項1記載のスケジューラ定義作成手段
は、スケジューラ定義テーブル作成時に、あるモジュー
ルのモジュール定義に対応する設定情報が前記入力部か
ら入力されないとき、該モジュールの1つ先に設定した
モジュールのモジュール定義を当該モジュールのモジュ
ール定義として前記スケジューラ定義テーブルに登録す
ることを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1に係わるスケジューラ定義作成装置
は、入力部からの設定情報をもとに、スケジューラ定義
作成手段によって、各モジュールと、該モジュールの動
作条件等のモジュール定義との対応を表すスケジューラ
定義テーブルを作成し、このスケジューラ定義テーブル
の第1のモジュールと第1のモジュールに連続する第2
にモジュールのモジュール定義が同一であるとき、動作
ブロック設定手段によって、第1のモジュールと第2の
モジュールとを同一の動作ブロックとして登録すること
によってスケジューラ定義作成時の設定処理を軽減す
る。
は、入力部からの設定情報をもとに、スケジューラ定義
作成手段によって、各モジュールと、該モジュールの動
作条件等のモジュール定義との対応を表すスケジューラ
定義テーブルを作成し、このスケジューラ定義テーブル
の第1のモジュールと第1のモジュールに連続する第2
にモジュールのモジュール定義が同一であるとき、動作
ブロック設定手段によって、第1のモジュールと第2の
モジュールとを同一の動作ブロックとして登録すること
によってスケジューラ定義作成時の設定処理を軽減す
る。
【0015】また、請求項2に係わるスケジューラ定義
作成装置は、スケジューラ定義作成手段によってスケジ
ューラ定義テーブルを作成するとき、あるモジュールの
モジュール定義に対応する設定情報が入力部から入力さ
れないとき、該モジュールの1つ先に設定したモジュー
ルのモジュール定義を、このモジュールのモジュール定
義としてスケジューラ定義テーブルに登録することによ
って、あるモジュール定義が先に設定したモジュール定
義と同一であるときモジュール定義設定情報の入力を省
くことができ、フリータイプスケジューラ定義作成時の
処理時間及び設定ミスを軽減する。
作成装置は、スケジューラ定義作成手段によってスケジ
ューラ定義テーブルを作成するとき、あるモジュールの
モジュール定義に対応する設定情報が入力部から入力さ
れないとき、該モジュールの1つ先に設定したモジュー
ルのモジュール定義を、このモジュールのモジュール定
義としてスケジューラ定義テーブルに登録することによ
って、あるモジュール定義が先に設定したモジュール定
義と同一であるときモジュール定義設定情報の入力を省
くことができ、フリータイプスケジューラ定義作成時の
処理時間及び設定ミスを軽減する。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の一実施例を示す概略構成図で
あり、スケジューラ定義作成装置としてのプログラムロ
ーダ10と、プログラマブルコントローラPLCとが接
続されており、プログラマブルコントローラPLCは、
処理部21とメモリ22とから構成され、処理部21
は、プログラムローダ10から入力されたスケジューラ
定義に基づいて、メモリ22に格納されたモジュールを
読みだしてこれを実行する。
明する。図1は、本発明の一実施例を示す概略構成図で
あり、スケジューラ定義作成装置としてのプログラムロ
ーダ10と、プログラマブルコントローラPLCとが接
続されており、プログラマブルコントローラPLCは、
処理部21とメモリ22とから構成され、処理部21
は、プログラムローダ10から入力されたスケジューラ
定義に基づいて、メモリ22に格納されたモジュールを
読みだしてこれを実行する。
【0017】一方、プログラムローダ10は、設定情報
を入力するキーボード等の入力部11と、入力部11か
らの設定情報をもとにフリータイプスケジューラ定義情
報を格納するスケジューラ定義テーブルSTを作成し、
これをプログラマブルコントローラPLCに登録するス
ケジューラ定義作成処理部12と、スケジューラ定義作
成のための処理プログラム等を格納するメモリ13と、
CRTディスプレイ等の表示部14とから形成されてい
る。そして、スケジューラ定義作成時には、スケジュー
ラ定義作成処理部12は、メモリ13に格納された処理
プログラムに基づき処理を行い、メモリ13に格納され
たスケジューラ定義画面情報を読み出してこれを表示部
14に表示し、入力部11からの設定情報をもとにスケ
ジューラ定義テーブルSTを作成し、これをプログラマ
ブルコントローラPLCに登録する。
を入力するキーボード等の入力部11と、入力部11か
らの設定情報をもとにフリータイプスケジューラ定義情
報を格納するスケジューラ定義テーブルSTを作成し、
これをプログラマブルコントローラPLCに登録するス
ケジューラ定義作成処理部12と、スケジューラ定義作
成のための処理プログラム等を格納するメモリ13と、
CRTディスプレイ等の表示部14とから形成されてい
る。そして、スケジューラ定義作成時には、スケジュー
ラ定義作成処理部12は、メモリ13に格納された処理
プログラムに基づき処理を行い、メモリ13に格納され
たスケジューラ定義画面情報を読み出してこれを表示部
14に表示し、入力部11からの設定情報をもとにスケ
ジューラ定義テーブルSTを作成し、これをプログラマ
ブルコントローラPLCに登録する。
【0018】次に、上記実施例の動作を、スケジューラ
定義作成処理部11の処理手順を示す、図2のフローチ
ャートに基づいて説明する。なお、フリータイプスケジ
ューラ定義として、内部計器、入力処理、シーケンス、
共通機器、アプリケーションFM等、呼び出すモジュー
ルの種別Mと、モジュール種類毎の呼び出したい定義番
号Nと、1モジュールの起動をモジュール個々に制御す
るための起動条件Kと、基本スケジューラプログラムに
対するブロックプログラム周期T及び位相Aと、ブロッ
クプログラムのブロック番号Bとの6項目を、登録する
ものとする。
定義作成処理部11の処理手順を示す、図2のフローチ
ャートに基づいて説明する。なお、フリータイプスケジ
ューラ定義として、内部計器、入力処理、シーケンス、
共通機器、アプリケーションFM等、呼び出すモジュー
ルの種別Mと、モジュール種類毎の呼び出したい定義番
号Nと、1モジュールの起動をモジュール個々に制御す
るための起動条件Kと、基本スケジューラプログラムに
対するブロックプログラム周期T及び位相Aと、ブロッ
クプログラムのブロック番号Bとの6項目を、登録する
ものとする。
【0019】スケジューラ定義作成処理部12では、ま
ず、ステップS1において、メモリ13に格納した、ス
ケジューラ定義画面情報を読み出してこれを表示部14
に出力する。これによって、表示部14には、図3に示
すように、モジュール定義番号MNに対応する登録項目
として、モジュール定義番号MN、ブロック番号B、周
期T、位相A、種別M、定義番号N及び起動条件Kが表
示される。
ず、ステップS1において、メモリ13に格納した、ス
ケジューラ定義画面情報を読み出してこれを表示部14
に出力する。これによって、表示部14には、図3に示
すように、モジュール定義番号MNに対応する登録項目
として、モジュール定義番号MN、ブロック番号B、周
期T、位相A、種別M、定義番号N及び起動条件Kが表
示される。
【0020】次いで、ステップS2に移行し、モジュー
ル定義番号MNをMN=1とし、ブロック番号BNをB
N=1とした後、ステップS3に移行する。ステップS
3では、モジュール定義番号MNとして登録するモジュ
ールの各設定情報を入力部11から入力してこれを表示
部14に表示し、次いで、ステップS4で、周期T及び
位相Aの設定情報を入力したか否かを判定し、周期T及
び位相Aの設定情報を入力した場合には、ステップS5
に移行する。そして、ステップS5では、入力した設定
情報をもとに、モジュール定義番号MNに対応するモジ
ュール定義として、周期、位相、種別、定義番号、起動
条件を、図4に示すスケジューラ定義テーブルSTの所
定の位置に格納する。
ル定義番号MNをMN=1とし、ブロック番号BNをB
N=1とした後、ステップS3に移行する。ステップS
3では、モジュール定義番号MNとして登録するモジュ
ールの各設定情報を入力部11から入力してこれを表示
部14に表示し、次いで、ステップS4で、周期T及び
位相Aの設定情報を入力したか否かを判定し、周期T及
び位相Aの設定情報を入力した場合には、ステップS5
に移行する。そして、ステップS5では、入力した設定
情報をもとに、モジュール定義番号MNに対応するモジ
ュール定義として、周期、位相、種別、定義番号、起動
条件を、図4に示すスケジューラ定義テーブルSTの所
定の位置に格納する。
【0021】次いで、ステップS6に移行し、MN=1
であるか否かを判定し、MN=1である場合には、ステ
ップS7に移行し、ブロック番号BNをスケジューラ定
義テーブルSTのモジュール定義番号MNに対応するブ
ロック番号として登録し、次いで、ステップS8に移行
してフリータイプスケジューラ定義の作成処理を終了す
るか否かを判定し、作成処理を終了しない場合には、ス
テップS9に移行して、モジュール定義番号MNをMN
=MN+1とした後、ステップS3に戻る。
であるか否かを判定し、MN=1である場合には、ステ
ップS7に移行し、ブロック番号BNをスケジューラ定
義テーブルSTのモジュール定義番号MNに対応するブ
ロック番号として登録し、次いで、ステップS8に移行
してフリータイプスケジューラ定義の作成処理を終了す
るか否かを判定し、作成処理を終了しない場合には、ス
テップS9に移行して、モジュール定義番号MNをMN
=MN+1とした後、ステップS3に戻る。
【0022】一方、ステップS6で、モジュール定義番
号MNがMN=1でない場合には、ステップS10に移
行し、スケジューラ定義テーブルSTを参照し、モジュ
ール定義番号MNとモジュール定義番号(MN−1)の
周期T及び位相Aがそれぞれ同一であるか否かを判定
し、これらが同一である場合にはステップS7に移行
し、これらが同一でない場合には、ステップS11に移
行して、ブロック番号BNをBN=BN+1とした後、
ステップS7に移行する。
号MNがMN=1でない場合には、ステップS10に移
行し、スケジューラ定義テーブルSTを参照し、モジュ
ール定義番号MNとモジュール定義番号(MN−1)の
周期T及び位相Aがそれぞれ同一であるか否かを判定
し、これらが同一である場合にはステップS7に移行
し、これらが同一でない場合には、ステップS11に移
行して、ブロック番号BNをBN=BN+1とした後、
ステップS7に移行する。
【0023】また、ステップS4で、周期及び位相の設
定情報を入力しない場合には、ステップS12に移行
し、モジュール定義番号MNがMN=1であるか否かを
判定し、MN=1である場合には、ステップS3に戻
り、MN=1でない場合にはステップS13に移行し
て、スケジューラ定義テーブルSTのモジュール定義番
号(MN−1)の周期T及び位相Aを読み出し、入力し
た設定情報と、読みだした周期T及び位相Aとをモジュ
ール定義番号MNのスケジューラ定義テーブルSTのモ
ジュール定義番号MNのモジュール定義として登録した
後、ステップS7に移行する。
定情報を入力しない場合には、ステップS12に移行
し、モジュール定義番号MNがMN=1であるか否かを
判定し、MN=1である場合には、ステップS3に戻
り、MN=1でない場合にはステップS13に移行し
て、スケジューラ定義テーブルSTのモジュール定義番
号(MN−1)の周期T及び位相Aを読み出し、入力し
た設定情報と、読みだした周期T及び位相Aとをモジュ
ール定義番号MNのスケジューラ定義テーブルSTのモ
ジュール定義番号MNのモジュール定義として登録した
後、ステップS7に移行する。
【0024】そして、ステップS8でフリータイプスケ
ジューラ定義の作成処理を終了する場合には、ステップ
S15に移行し、作成したスケジューラ定義テーブルS
Tの登録情報をフリータイプスケジューラ定義情報とし
てプログラマブルコントローラPLCに書き込み、次い
で、ステップS16で、プログラマブルコントローラP
LCがスケジューラ定義テーブルSTをもとに自己診断
等を行った結果が正常であるか否かを判定し、正常であ
る場合には、処理を終了し、正常でない場合には、ステ
ップS17に移行し、例えば、スケジューラ定義テーブ
ルSTの登録情報をもとにスケジューラ定義画面を表示
部14に表示し、オペレータがスケジューラ定義画面を
参照して設定値を更新する等によって更新処理を行い、
ステップS15に移行する。
ジューラ定義の作成処理を終了する場合には、ステップ
S15に移行し、作成したスケジューラ定義テーブルS
Tの登録情報をフリータイプスケジューラ定義情報とし
てプログラマブルコントローラPLCに書き込み、次い
で、ステップS16で、プログラマブルコントローラP
LCがスケジューラ定義テーブルSTをもとに自己診断
等を行った結果が正常であるか否かを判定し、正常であ
る場合には、処理を終了し、正常でない場合には、ステ
ップS17に移行し、例えば、スケジューラ定義テーブ
ルSTの登録情報をもとにスケジューラ定義画面を表示
部14に表示し、オペレータがスケジューラ定義画面を
参照して設定値を更新する等によって更新処理を行い、
ステップS15に移行する。
【0025】ここで、ステップS5及びS13がモジュ
ール定義作成手段に対応し、ステップS10及びS11
が動作ブロック設定手段に対応している。したがって、
例えば、今、図3に示すようなフリータイプスケジュー
ラ定義をプログラマブルコントローラPLCに登録する
ものとする。オペレータは、プログラムローダ10を起
動し、これによって、スケジューラ定義画面が表示部1
4に表示される。
ール定義作成手段に対応し、ステップS10及びS11
が動作ブロック設定手段に対応している。したがって、
例えば、今、図3に示すようなフリータイプスケジュー
ラ定義をプログラマブルコントローラPLCに登録する
ものとする。オペレータは、プログラムローダ10を起
動し、これによって、スケジューラ定義画面が表示部1
4に表示される。
【0026】そして、まず、モジュール定義番号MN=
1について設定を行い、例えば、カーソルの位置で指定
される設定項目についてカーソルの移動に伴って周期
T、位相A、種別M、定義番号N、起動条件Kの順に設
定を行い、例えば、周期T=100、位相A=200、
種別M=内部計器、定義番号N=200、起動条件K=
1000として、入力部11から入力を行う。
1について設定を行い、例えば、カーソルの位置で指定
される設定項目についてカーソルの移動に伴って周期
T、位相A、種別M、定義番号N、起動条件Kの順に設
定を行い、例えば、周期T=100、位相A=200、
種別M=内部計器、定義番号N=200、起動条件K=
1000として、入力部11から入力を行う。
【0027】これによって、スケジューラ定義作成処理
部12では、入力したこれら設定情報を表示部14に表
示すると共に、スケジューラ定義テーブルSTのモジュ
ール定義番号MN=1に対応する所定の位置に、それぞ
れ格納する(ステップS5)。そして、ブロック番号B
N=1をモジュール定義番号MN=1のブロック番号と
してスケジューラ定義テーブルSTに格納する。
部12では、入力したこれら設定情報を表示部14に表
示すると共に、スケジューラ定義テーブルSTのモジュ
ール定義番号MN=1に対応する所定の位置に、それぞ
れ格納する(ステップS5)。そして、ブロック番号B
N=1をモジュール定義番号MN=1のブロック番号と
してスケジューラ定義テーブルSTに格納する。
【0028】オペレータは次に、モジュール定義番号M
N=2について設定を行い、このとき、モジュール定義
番号MN=2の周期及び位相が、モジュール定義番号M
N=1の周期及び位相と同一であるとき、すなわち、周
期T=100、位相A=200である場合には、オペレ
ータは、周期T及び位相Aの設定は行わず、例えば、リ
ターンキー等によって次の設定項目に移動し、種別M=
シーケンス、定義番号N=1、起動条件K=100のみ
を入力部11から入力する。
N=2について設定を行い、このとき、モジュール定義
番号MN=2の周期及び位相が、モジュール定義番号M
N=1の周期及び位相と同一であるとき、すなわち、周
期T=100、位相A=200である場合には、オペレ
ータは、周期T及び位相Aの設定は行わず、例えば、リ
ターンキー等によって次の設定項目に移動し、種別M=
シーケンス、定義番号N=1、起動条件K=100のみ
を入力部11から入力する。
【0029】これによって、モジュール定義作成処理部
12では、入力部11から入力した設定情報に、周期及
び位相の設定情報がなく、モジュール定義番号MN=2
であるので、ステップS4からステップS12、次い
で、ステップS13に移行し、スケジューラ定義テーブ
ルSTのモジュール定義番号MN=1の周期T=10
0、位相A=200を読み出し、読みだした周期T、位
相Aと設定情報として入力した種別M、定義番号N、起
動条件Kとをモジュール定義番号MN=2のモジュール
定義としてスケジューラ定義テーブルSTに格納する。
12では、入力部11から入力した設定情報に、周期及
び位相の設定情報がなく、モジュール定義番号MN=2
であるので、ステップS4からステップS12、次い
で、ステップS13に移行し、スケジューラ定義テーブ
ルSTのモジュール定義番号MN=1の周期T=10
0、位相A=200を読み出し、読みだした周期T、位
相Aと設定情報として入力した種別M、定義番号N、起
動条件Kとをモジュール定義番号MN=2のモジュール
定義としてスケジューラ定義テーブルSTに格納する。
【0030】そして、ステップS7でモジュール定義番
号MN=2のブロック番号としてBN=1をスケジュー
ラ定義テーブルSTに格納する。次に、オペレータは同
様にして、モジュール定義番号MN=3についても設定
を行い、この場合、周期T=10、位相A=30で、モ
ジュール定義番号MN=2の周期及び位相とは異なるの
で、スケジューラ定義作成処理部12では、ステップS
10からステップS11に移行し、ブロック番号BN=
2としてスケジューラ定義テーブルSTに登録する。
号MN=2のブロック番号としてBN=1をスケジュー
ラ定義テーブルSTに格納する。次に、オペレータは同
様にして、モジュール定義番号MN=3についても設定
を行い、この場合、周期T=10、位相A=30で、モ
ジュール定義番号MN=2の周期及び位相とは異なるの
で、スケジューラ定義作成処理部12では、ステップS
10からステップS11に移行し、ブロック番号BN=
2としてスケジューラ定義テーブルSTに登録する。
【0031】そして、モジュール定義番号MN=4につ
いても同様に設定を行い、この場合、周期及び位相はモ
ジュール定義番号MN=3と同一であるので、オペレー
タは、周期及び位相の設定入力は行わなくてよく、スケ
ジューラ定義作成処理部12では、モジュール定義番号
MN=4の周期及び位相はモジュール定義番号MN=3
の周期及び位相と同一であるものと判断し、同一情報を
スケジューラ定義テーブルSTに格納し、ブロック番号
BN=2として登録する。
いても同様に設定を行い、この場合、周期及び位相はモ
ジュール定義番号MN=3と同一であるので、オペレー
タは、周期及び位相の設定入力は行わなくてよく、スケ
ジューラ定義作成処理部12では、モジュール定義番号
MN=4の周期及び位相はモジュール定義番号MN=3
の周期及び位相と同一であるものと判断し、同一情報を
スケジューラ定義テーブルSTに格納し、ブロック番号
BN=2として登録する。
【0032】以降、上記と同様に、所定のモジュールに
ついてオペレータは各設定情報の登録を行い、スケジュ
ーラ定義作成処理部12では同様にしてスケジューラ定
義テーブルを作成し、図3に示すように、モジュール定
義番号MN=1500まで登録を行った場合には、登録
処理を終了する。これによって、スケジューラ定義作成
処理部12では、フリータイプスケジューラ定義の作成
を終了し、ステップS15で、作成した図4に示すスケ
ジューラ定義テーブルSTの登録情報をフリータイプス
ケジューラ設定情報としてプログラマブルコントローラ
PLCへ書き込む。
ついてオペレータは各設定情報の登録を行い、スケジュ
ーラ定義作成処理部12では同様にしてスケジューラ定
義テーブルを作成し、図3に示すように、モジュール定
義番号MN=1500まで登録を行った場合には、登録
処理を終了する。これによって、スケジューラ定義作成
処理部12では、フリータイプスケジューラ定義の作成
を終了し、ステップS15で、作成した図4に示すスケ
ジューラ定義テーブルSTの登録情報をフリータイプス
ケジューラ設定情報としてプログラマブルコントローラ
PLCへ書き込む。
【0033】これによって、プログラマブルコントロー
ラPLCでは、スケジューラ定義テーブルSTをもと
に、予め設定されている所定の自己診断処理等を実行
し、フリータイプスケジューラ定義情報が正常であれば
正常通知を、異常である場合には、異常通知をスケジュ
ーラ定義作成処理部12に通知する。このとき、異常通
知をプログラマブルコントローラPLCから入力した場
合には、スケジューラ定義作成処理部12では、ステッ
プS17で、例えば、作成したスケジューラ定義テーブ
ルSTの登録情報をもとにスケジューラ定義設定画面を
表示部14に表示し、オペレータは、登録されたフリー
タイプスケジューラ定義情報をもとに新たに設定入力を
行うこと等によって更新処理を行い、更新終了後、スケ
ジューラ定義テーブルSTを再度プログラマブルコント
ローラPLCに書き込み、プログラマブルコントローラ
PLCからの自己診断結果が正常となるまで、更新処理
を行う。
ラPLCでは、スケジューラ定義テーブルSTをもと
に、予め設定されている所定の自己診断処理等を実行
し、フリータイプスケジューラ定義情報が正常であれば
正常通知を、異常である場合には、異常通知をスケジュ
ーラ定義作成処理部12に通知する。このとき、異常通
知をプログラマブルコントローラPLCから入力した場
合には、スケジューラ定義作成処理部12では、ステッ
プS17で、例えば、作成したスケジューラ定義テーブ
ルSTの登録情報をもとにスケジューラ定義設定画面を
表示部14に表示し、オペレータは、登録されたフリー
タイプスケジューラ定義情報をもとに新たに設定入力を
行うこと等によって更新処理を行い、更新終了後、スケ
ジューラ定義テーブルSTを再度プログラマブルコント
ローラPLCに書き込み、プログラマブルコントローラ
PLCからの自己診断結果が正常となるまで、更新処理
を行う。
【0034】したがって、上記実施例によれば、モジュ
ール定義番号MN=2及びMN=4の場合等のように、
周期及び位相がモジュール定義番号MNの1つ前の番号
(例えば、モジュール定義番号MN=2のときはMN=
1、MN=4のときはMN=3)の周期及び位相と同一
である場合には、オペレータは周期及び位相の設定入力
を行わなくてもよいので、その分だけ入力の手間を省く
ことができ、スケジューラ定義作成処理に要する処理時
間を削減することができる。
ール定義番号MN=2及びMN=4の場合等のように、
周期及び位相がモジュール定義番号MNの1つ前の番号
(例えば、モジュール定義番号MN=2のときはMN=
1、MN=4のときはMN=3)の周期及び位相と同一
である場合には、オペレータは周期及び位相の設定入力
を行わなくてもよいので、その分だけ入力の手間を省く
ことができ、スケジューラ定義作成処理に要する処理時
間を削減することができる。
【0035】また、連続するモジュール定義番号MNの
周期及び位相が同一である場合には、スケジューラ定義
作成処理部12において、これらモジュール定義番号M
Nのブロック番号BNとして同一の番号を付与し、ブロ
ックプログラムの設定を行うので、オペレータはブロッ
クプログラムの設定を行う必要はなく、よって、作業時
間を短縮することができ、また、オペレータによるブロ
ック番号登録時の登録ミスをなくすことができる。
周期及び位相が同一である場合には、スケジューラ定義
作成処理部12において、これらモジュール定義番号M
Nのブロック番号BNとして同一の番号を付与し、ブロ
ックプログラムの設定を行うので、オペレータはブロッ
クプログラムの設定を行う必要はなく、よって、作業時
間を短縮することができ、また、オペレータによるブロ
ック番号登録時の登録ミスをなくすことができる。
【0036】また、オペレータがブロックプログラムの
設定を行う必要がないので、1画面でスケジューラ定義
の登録を行うことができ、作業効率を向上させることが
できる。また、連続するモジュール定義番号MNの、ブ
ロック番号BN、周期T及び位相Aが同一である場合に
は、表示部14には、ブロックプログラム単位の先頭モ
ジュールにのみ、これらブロック番号BN、周期T、位
相Aを表示し、その他のものには、表示しないようにな
されているので、オペレータは表示部14のスケジュー
ラ定義画面において、一見してブロックプログラム単位
を認識することができる。
設定を行う必要がないので、1画面でスケジューラ定義
の登録を行うことができ、作業効率を向上させることが
できる。また、連続するモジュール定義番号MNの、ブ
ロック番号BN、周期T及び位相Aが同一である場合に
は、表示部14には、ブロックプログラム単位の先頭モ
ジュールにのみ、これらブロック番号BN、周期T、位
相Aを表示し、その他のものには、表示しないようにな
されているので、オペレータは表示部14のスケジュー
ラ定義画面において、一見してブロックプログラム単位
を認識することができる。
【0037】なお、上記実施例においては、周期及び位
相が同一であるときのみ、設定入力を行わなくてもよい
ようになされているが、定義番号、起動条件等その他の
項目についても、連続するモジュール定義番号で同一で
ある場合には、設定入力を行わなくてもよいようにする
ことも可能である。また、スケジューラ定義情報として
5項目を設定する場合について説明したが、任意数の項
目について設定することも可能である。
相が同一であるときのみ、設定入力を行わなくてもよい
ようになされているが、定義番号、起動条件等その他の
項目についても、連続するモジュール定義番号で同一で
ある場合には、設定入力を行わなくてもよいようにする
ことも可能である。また、スケジューラ定義情報として
5項目を設定する場合について説明したが、任意数の項
目について設定することも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係わる
スケジューラ定義作成装置においては、入力部からの設
定情報をもとに、スケジューラ定義作成手段によって、
各モジュールと、該モジュールの動作条件等のモジュー
ル定義との対応を表すスケジューラ定義テーブルを作成
し、このスケジューラ定義テーブルの第1のモジュール
と第1のモジュールに連続する第2にモジュールのモジ
ュール定義が同一であるとき、動作ブロック設定手段に
よって、第1のモジュールと第2のモジュールとを同一
の動作ブロック登録することによってスケジューラ定義
作成時の設定時間を短縮することができ、作業効率を向
上させることができると共に設定ミスを軽減することが
できる。
スケジューラ定義作成装置においては、入力部からの設
定情報をもとに、スケジューラ定義作成手段によって、
各モジュールと、該モジュールの動作条件等のモジュー
ル定義との対応を表すスケジューラ定義テーブルを作成
し、このスケジューラ定義テーブルの第1のモジュール
と第1のモジュールに連続する第2にモジュールのモジ
ュール定義が同一であるとき、動作ブロック設定手段に
よって、第1のモジュールと第2のモジュールとを同一
の動作ブロック登録することによってスケジューラ定義
作成時の設定時間を短縮することができ、作業効率を向
上させることができると共に設定ミスを軽減することが
できる。
【0039】また、請求項2に係わるスケジューラ定義
作成装置は、スケジューラ定義作成手段によってスケジ
ューラ定義テーブルを作成するとき、あるモジュールの
モジュール定義に対応する設定情報が入力部から入力さ
れないとき、該モジュールの1つ先に設定したモジュー
ルのモジュール定義を、このモジュールのモジュール定
義としてスケジューラ定義テーブルに登録することによ
って、連続するモジュール定義の設定情報が同一である
場合には、後番のモジュール定義の設定情報の入力を省
くことができ、スケジューラ定義作成時の処理時間及び
設定ミスを軽減することができる。
作成装置は、スケジューラ定義作成手段によってスケジ
ューラ定義テーブルを作成するとき、あるモジュールの
モジュール定義に対応する設定情報が入力部から入力さ
れないとき、該モジュールの1つ先に設定したモジュー
ルのモジュール定義を、このモジュールのモジュール定
義としてスケジューラ定義テーブルに登録することによ
って、連続するモジュール定義の設定情報が同一である
場合には、後番のモジュール定義の設定情報の入力を省
くことができ、スケジューラ定義作成時の処理時間及び
設定ミスを軽減することができる。
【図1】本発明によるスケジューラ定義作成装置の一実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【図2】スケジューラ定義作成処理部の処理手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】スケジューラ定義画面の一例である。
【図4】スケジューラ定義テーブルSTの一例である。
【図5】従来のスケジューラ定義作成装置のモジュール
定義画面の一例である。
定義画面の一例である。
【図6】従来のスケジューラ定義作成装置のブロックプ
ログラム定義画面の一例である。
ログラム定義画面の一例である。
【図7】従来のスケジューラ定義作成装置の処理手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
10 プログラムローダ 11 入力部 12 スケジューラ定義作成処理部 13 メモリ 14 表示部 21 処理部 22 メモリ PLC プログラマブルコントローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 プログラマブルコントローラで実行する
複数のモジュールの動作環境等のスケジューラ定義情報
を作成しプログラマブルコントローラに登録するスケジ
ューラ定義作成装置において、該スケジューラ定義作成
装置は、入力部からの設定情報をもとに前記各モジュー
ルと該モジュールの動作条件等のモジュール定義との対
応を表すスケジューラ定義テーブルを作成するスケジュ
ーラ定義作成手段と、該スケジューラ定義作成手段で形
成したスケジューラ定義テーブルの第1のモジュールと
前記第1のモジュールに連続する第2のモジュールのモ
ジュール定義が同一であるとき、前記第1のモジュール
と第2のモジュールとを同一の動作ブロックとして登録
する動作ブロック設定手段とを備えることを特徴とする
スケジューラ定義作成装置。 - 【請求項2】 前記スケジューラ定義作成手段は、スケ
ジューラ定義テーブル作成時に、あるモジュールのモジ
ュール定義に対応する設定情報が前記入力部から入力さ
れないとき、該モジュールの1つ先に設定したモジュー
ルのモジュール定義を当該モジュールのモジュール定義
として前記スケジューラ定義テーブルに登録することを
特徴とする請求項1記載のスケジューラ定義作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4430894A JPH07253806A (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | スケジューラ定義作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4430894A JPH07253806A (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | スケジューラ定義作成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07253806A true JPH07253806A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12687870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4430894A Pending JPH07253806A (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | スケジューラ定義作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07253806A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008186206A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Yokogawa Electric Corp | プログラマブルロジックコントローラ支援装置 |
JP2014206830A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 富士電機株式会社 | プログラマブルコントローラの支援装置、そのプログラム、プログラマブルコントローラシステム |
-
1994
- 1994-03-15 JP JP4430894A patent/JPH07253806A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008186206A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Yokogawa Electric Corp | プログラマブルロジックコントローラ支援装置 |
JP2014206830A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 富士電機株式会社 | プログラマブルコントローラの支援装置、そのプログラム、プログラマブルコントローラシステム |
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