JPH0725317U - クリップ - Google Patents

クリップ

Info

Publication number
JPH0725317U
JPH0725317U JP5540093U JP5540093U JPH0725317U JP H0725317 U JPH0725317 U JP H0725317U JP 5540093 U JP5540093 U JP 5540093U JP 5540093 U JP5540093 U JP 5540093U JP H0725317 U JPH0725317 U JP H0725317U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
stud bolt
fitted
elastic claw
rib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5540093U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2607106Y2 (ja
Inventor
一臣 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP1993055400U priority Critical patent/JP2607106Y2/ja
Publication of JPH0725317U publication Critical patent/JPH0725317U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2607106Y2 publication Critical patent/JP2607106Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Dowels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタッドボルトへ正確に取付けることができ
るクリップを得る。 【構成】 クリップ10をスタッドボルト20へ嵌め込
むと、リブ30あるいは内壁がスタッドボルト20に当
接し、スタッドボルト20の軸心とクリップ10の軸心
が一致する。さらに、クリップ10を押し込んでいく
と、弾性爪34は押し拡げられ、最終的にスタッドボル
ト20の雄ねじ部へ食い込み、クリップ10がスタッド
ボルト20に取付けられる。このように、クリップ10
が傾いた状態でスタッドボルト20へ嵌め込まれても、
リブ30あるいは内壁がクリップ10の姿勢を正すの
で、弾性爪34がスタッドボルト20へ確実に係止さ
れ、クリップ10の抜去抵抗が大きくなり、また、弾性
爪34が大きく撓んで根元から折れることもない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パネルから立設したスタッドボルトに嵌め込まれキャップとの間に シート材を挟持するクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両には、防音、防振、遮熱等を目的としてボデーパネルにインシュレータが 取付けられる。図5及び図6に示すように、インシュレータ48には、取付孔5 0が穿設されており、この取付孔50がスタッドボルト20へ嵌め込まれたクリ ップ60へ挿通される。次に、このクリップ60にキャップ38を嵌め込んで、 インシュレータ48を上面から押さえ、ボデーパネル12との間にインシュレー タ48を挟持するようになっている。
【0003】 ところで、従来型のクリップ60は、スタッドボルト20が挿通される筒体6 2を備えており、この筒体62の内部には、スタッドボルト20の挿入方向へ延 出する弾性爪64が設けられている。これによって、スタッドボルト20へクリ ップ60の筒体62が挿入されると、弾性爪64が撓み、弾性爪64の自由端に 突設された爪部66がスタッドボルト20の雄ねじの凹部に食い込んでクリップ 60がスタッドボルト20に保持されるようになっている。
【0004】 しかし、このクリップ60は弾性爪64のみでスタッドボルト20に係止され 、スタッドボルト20に対してクリップ60の姿勢を正す機構を備えていないの で、図6に示すように、クリップ60が傾いてスタッドボルト20へ装着された 場合、クリップ60が抜け易くなるばかりか、弾性爪64が大きく変形して根元 から折れる恐れがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事実を考慮し、スタッドボルトへ正確に取付けることができるク リップを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るクリップは、筒体をスタッドボルトへ嵌め込むと前記筒体の内部 に配設された弾性爪がスタッドボルトに係止され、スタッドボルトへ固定される クリップにおいて、前記筒体の内部に前記スタッドボルトと当接し筒体の軸心と スタッドボルトの軸心を一致させる規制部材が配設されたことを特徴としている 。
【0007】
【作用】
本考案に係るクリップでは、筒体をスタッドボルトへ嵌め込むと、規制部材が スタッドボルトに当接し、スタッドボルトの軸心と筒体の軸心が一致する。さら に、筒体を押し込んでいくと、弾性爪は押し拡げられながら、最終的にスタッド ボルトの雄ねじへ食い込んで、クリップがスタッドボルトに取付けられる。この ように、クリップが傾いた状態でスタッドボルトへ嵌め込まれても、規制部材が クリップの姿勢を正すので、弾性爪がスタッドボルトへ確実に係止され、クリッ プの抜去抵抗が大きくなり、また、弾性爪が大きく撓んで根元から折れることも ない。
【0008】
【実施例】
図1に示すように、本実施例に係るクリップ10は、ボデーパネル12と面接 する円形のフランジ14を備えている。このフランジ14の中央部は、円状に開 口され、その周縁から外筒16が立設されている。この外筒16の内側には、対 面する内壁18がフランジ14から立設されており、外筒16の筒部内を長円形 に仕切っている。
【0009】 内壁18の中央部には、スタッドボルト20の挿入孔22の一部を形成する湾 状部18Aが長さ方向へ延設されている。この湾状部18Aと対応して、外筒1 6と内壁18との間には、円弧状の中空部24が形成されている。この中空部2 4を構成する外筒16の部位は、上端部に板状の爪26を切り残して矩形状に切 り取られている。爪26はフランジ14に向かうに従って肉厚とされ、その外面 にテーパー面26Aが形成されている。また、爪26の先端には、係止段部28 が形成されている。
【0010】 一方、外筒16の筒部内の上部には、内壁18と平行にリブ30が突設されて いる。このリブ30の突面30Aは、内壁18の湾状部18Aと伴に挿入孔22 の一部を形成している。すなわち、スタッドボルト20へクリップ10の挿入孔 22が嵌め込まれると、リブ30あるいは内壁18がスタッドボルト20と当接 し、スタッドボルト20の軸心とクリップ10の軸心が一致するように、クリッ プ10の姿勢を正すようになっている。
【0011】 また、外筒16には、リブ30の下端からフランジ14にかけて矩形状の開口 32が形成されている。この開口32には、図3に示すように、フランジ14か ら挿入孔22の中へ迫り出しリブ30に向かって上方へ延設する弾性爪34が配 設されている。弾性爪34の自由端部には、図4に示すように、平面視したとき スタッドボルト20の雄ねじの凹部と嵌合するように円弧状にカットされた爪部 36が形成されている。この爪部36は、図2に示すように、側面視したとき、 スタッドボルト20の雄ねじの螺旋形に対応して傾斜している。
【0012】 一方、クリップ10の外筒16には、図1に示すように、キャップ38が嵌め 込まれるようになっている。キャップ38は、中央部に円孔40を有する円形の 押え板42と、円孔40の周縁部から立設する筒体44とで構成されている。こ の筒体44の先端内周には、環状に突起46が形成されている。これによって、 キャップ38をクリップ10に嵌め込むと、キャップ38の突起46がテーパー 面26Aと摺動しながら爪26を中空部24側へ撓ませ、突起46がテーパー面 26Aを通過した後、爪26が復元して、係止段部28が突起46を係止するよ うになっている。
【0013】 次に、本実施例に係るクリップ10の作用を説明する。 図1に示すように、クリップ10のフランジ14を下にして、挿入孔22をボ デーパネル12から立設したスタッドボルト20へ嵌め込む。ここで、もしクリ ップ10が傾いた状態でスタッドボルト20へ嵌め込まれても、リブ30あるい は内壁18がスタッドボルト20の先端部に当たって、スタッドボルト20の軸 心と挿入孔22の軸心が一致するように、クリップ10の姿勢が正される。この 状態から、さらにクリップ10を押し込んでいくと、スタッドボルト20の雄ね じの凸部で弾性爪34が開口32側へ押し拡げられ、最終的にスタッドボルト2 0の雄ねじの凹部へ爪部36が食い込んで、クリップ10がスタッドボルト20 に取付けられる。このように、クリップ10が傾いた状態でスタッドボルト20 へ嵌め込まれても、クリップ10の姿勢が正されるので、弾性爪34がスタッド ボルト20に確実に係止され、クリップ10の抜去抵抗が大きくなる。また、弾 性爪34は大きく撓むことないので、根元から折れることもない。
【0014】 次に、インシュレータ48の取付孔50が、クリップ10の外筒16へ挿通さ れ、取付孔50から飛び出した外筒16へキャップ38が嵌め込まれる。これに より、環状の突起46の何れかの部位が、爪26の係止段部28に係止され、ク リップ10のフランジ14とキャップ38の押え板42でインシュレータ48を 挟持する。
【0015】 なお、本実施例では、クリップ10の姿勢を正す規制部材として、リブと内壁 を配設したが、両方ともリブあるいは内壁とすることも可能である。
【0016】
【考案の効果】
本考案は上記構成としたので、クリップをスタッドボルトへ正確に取付けるこ とが可能となり、クリップの抜去抵抗が大きくでき、また、弾性爪が大きく撓ん で根元から折れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るクリップでインシュレータを取
付けるための各部材を示した斜視図である。
【図2】本実施例に係るクリップの斜視図である。
【図3】本実施例に係るクリップがスタッドボルトに嵌
め込まれた状態を示す断面図である。
【図4】本実施例に係るクリップの底面図である。
【図5】従来のクリップでインシュレータを取付けるた
めの各部材を示した斜視図である。
【図6】従来のクリップがスタッドボルトに嵌め込まれ
た状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 クリップ 18 内壁(規制部材) 30 リブ(規制部材) 34 弾性爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体をスタッドボルトへ嵌め込むと前記
    筒体の内部に配設された弾性爪がスタッドボルトに係止
    され、スタッドボルトへ固定されるクリップにおいて、 前記筒体の内部に前記スタッドボルトと当接し筒体の軸
    心とスタッドボルトの軸心を一致させる規制部材が配設
    されたことを特徴とするクリップ。
JP1993055400U 1993-10-13 1993-10-13 クリップ Expired - Lifetime JP2607106Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993055400U JP2607106Y2 (ja) 1993-10-13 1993-10-13 クリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993055400U JP2607106Y2 (ja) 1993-10-13 1993-10-13 クリップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0725317U true JPH0725317U (ja) 1995-05-12
JP2607106Y2 JP2607106Y2 (ja) 2001-04-16

Family

ID=12997493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993055400U Expired - Lifetime JP2607106Y2 (ja) 1993-10-13 1993-10-13 クリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2607106Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3376590A4 (en) * 2015-11-13 2019-07-10 Nokia Shanghai Bell Co., Ltd. INSTALLATION PART, BRACKET, INSTALLATION ARRANGEMENT AND INSTALLATION PROCEDURE FOR AN ANTENNA

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101011494B1 (ko) * 2008-09-11 2011-01-31 엔브이에이치코리아(주) 차량용 대쉬패드 마운팅 클립

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3376590A4 (en) * 2015-11-13 2019-07-10 Nokia Shanghai Bell Co., Ltd. INSTALLATION PART, BRACKET, INSTALLATION ARRANGEMENT AND INSTALLATION PROCEDURE FOR AN ANTENNA
US10777874B2 (en) 2015-11-13 2020-09-15 Nokia Shanghai Bell Co., Ltd. Installing unit, bracket, installing assembly of an antenna, and an installing method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2607106Y2 (ja) 2001-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4215496B2 (ja) シート状部材の保持具
JPH0650713Y2 (ja) ホースクランプ
JP2003074530A (ja) ダッシュサイレンサー取付用スペーサ
JPH0725317U (ja) クリップ
JP3325113B2 (ja) クリップ
JPH0828529A (ja) クリップ
JPH0942247A (ja) クリップ
KR950000605Y1 (ko) 잠금쇠
JP2001355621A (ja) クリップ
JP3941037B2 (ja) アンカー装置
JPH0810699Y2 (ja) クリップ
JP2000323870A (ja) プリント基板用スペーサー
JPS5916674Y2 (ja) 自動車用シガレツトライタ−の取付構造
JPH0516474Y2 (ja)
JPH0435656Y2 (ja)
JPH066264Y2 (ja)
JPH1162921A (ja) 壁穴用スクリューグロメット
JPH0430411Y2 (ja)
JPS6387Y2 (ja)
JPH09257019A (ja) シート部材の取付具
JPS6128089Y2 (ja)
JPH0617321U (ja) 電気配線用ボックスの補助支持具
JPS6042455Y2 (ja) 電池収納部における端子取付装置
JPH09280228A (ja) 連結具及びスタッドクリップ
JPH0651518U (ja) 雌 具

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250