JPH0572076U - 板面取付用ソケット - Google Patents

板面取付用ソケット

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JPH0572076U
JPH0572076U JP1959292U JP1959292U JPH0572076U JP H0572076 U JPH0572076 U JP H0572076U JP 1959292 U JP1959292 U JP 1959292U JP 1959292 U JP1959292 U JP 1959292U JP H0572076 U JPH0572076 U JP H0572076U
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JP
Japan
Prior art keywords
socket
plate surface
locking claw
surface mounting
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP1959292U
Other languages
English (en)
Inventor
周作 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
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Publication of JPH0572076U publication Critical patent/JPH0572076U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のこの種の板面取付用ソケットにおいて
はハウジング側に設けられた突起と該ソケットの係止爪
に設けられた溝との嵌合の寸前に回転トルクが異常に増
加し、これにより嵌合が不明確となったり作業性が阻害
されるなどの問題点を生ずるものとなっていた。 【構成】 本考案により、溝5が設けられた位置決用係
止爪3aはその他の係止爪3に比較してハウジング20
に対する挟持方向への剛性を低く設定されている板面取
付用ソケット1としたことで、前記位置決用係止爪3a
に容易に変形を生ずるようにしてパッキン30を必要以
上に圧縮することを無くし、以て、ソケット取付時にお
ける回転トルクの変動を少なくして課題を解決する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電球用ソケットに関するものであり、詳細にはバヨネット構造とされ てハウジングなどの板面に着脱自在な構成とされた電球用ソケットに係るもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のソケット90の構造の例を示すものが図2であり、前記ソケッ ト90の円筒状とした挿着部91の挿着方向先端には例えば4本の係止爪92が 設けられると共に、前記挿着部91の後端にはフランジ93が設けられる、所謂 バヨネット構造のものとされている。
【0003】 また、ハウジング20の側には板面状となる位置に前記挿着部91よりも僅か に大きい径とした取付孔21と前記係止爪92を通過させるための爪逃げ部22 とが形成され、ソケット90を取付けるときには係止爪92と爪逃げ部22とを 位置合わせした状態で挿着部91を取付孔21に貫通させ、その後にソケット9 0を旋回させることでハウジング20をフランジ93と係止爪92とで挟持して 係止するものである。
【0004】 尚、このときに前記ハウジング20とフランジ93との間には防水を目的とし てゴムなど弾性部材で形成されたパッキン30が挟持されるものとなり、更に、 前記ハウジング20とソケット90との係止位置を作業者に明確に示すために取 付孔21の周縁の適宜位置には突起23が設けられ、一部の係止爪92aには溝 94が設けられて位置決め機構とされ、前記した旋回を行うときには前記突起2 3と溝94とが嵌合してクリック感を生じさせるものとしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の構成のソケット90においては、前記溝94が 設けられた係止爪92aも他の係止爪92と同様にほぼ剛体として設計されてい るので前記突起23と溝94とが嵌合する以前の旋回中の状態に、前記パッキン 30を突起23の高さ分だけ余計に圧縮する場所を生じ、この部分において非常 に大きな回転トルクが要求され突起23と溝94とが嵌合したときのクリック感 が明確に認知できないものとなったり、或いはソケット90の取付の際の作業性 を阻害するなどの問題点を生じ、これらの点の解決が課題とされるものとなって いた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記した従来の課題を解決するための具体的手段として、複数の係 止爪によるバヨネット構造により板面を挟持して係止すると共に一部の前記係止 爪には前記板面とで位置決め機構が設けられて成る板面取付用ソケットにおいて 、前記位置決め機構が設けられた係止爪はその他の係止爪に比較して挟持方向へ の剛性を低く設定されていることを特徴とする板面取付用ソケットを提供するこ とで課題を解決するものである。
【0007】
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。 尚、理解を容易とするために従来例と同じ部分には同じ符号を付して説明し、 重複する部分については一部その説明を省略する。
【0008】 図1に符号1で示すものは本考案に係る板面取付用ソケット(以下にソケット 1と略称する)であり、このソケット1の挿着部2の先端側には例えば4個所に 係止爪3が設けられると共に、後端にはフランジ4が設けられ、ハウジング20 の取付孔21に係止爪3と爪逃げ部22とを位置合わせした状態で挿入され、そ の後にストッパ24に係止爪3が当接するまで旋回することで、一部の係止爪 3に設けられた溝5と突起23とを嵌合させて取付が行われるものであり、この 取付に際してパッキン30が使用されている点も従来例のものと同様である。
【0009】 しかしながら、本考案により前記ソケット1の一部の係止爪3である溝5が形 成される位置決用係止爪3aは、前記ハウジング20に対する挟持方向への剛性 を低く形成されるものとされ、この実施例においては前記挿着部2の位置決用係 止爪3aに対応する位置の幅Wを狭めることで前記位置決用係止爪3aの実質的 な長さを延長することで行われている。
【0010】 ここで、仮に前記ソケット1がウエッジベース電球に対応するものであるとす れば、前記ソケット1の形状としては電球を挿入する方向に直交する断面が矩形 のものとなるので、前記位置決用係止爪3aは前記した矩形状の短径方向に位置 するように設けることが好ましいものとなる。
【0011】 また、前記ソケット1がエジソンベース或いはスワンベースなど円形の断面を 有するものであり、前記ソケット1の挿着部2の上記と同様な断面形状として円 形が必要とされ、上記したように挿着部2の位置決用係止爪3aに対応する位置 の幅Wを狭めることが不可能である場合には、前記位置決用係止爪3aの肉厚を 減ずることで剛性を低下させても良いものである。
【0012】 次いで、上記の構成とした本考案のソケット1の作用、効果について説明を行 えば、このソケット1をハウジング20に設けられた取付孔21に挿入し係止の ための旋回を行うときの前記位置決用係止爪3aが突起23に乗り上げる状態、 即ち、突起23と溝5とが嵌合する寸前の状態においては剛性が低下されたこと で前記位置決用係止爪3aが前記パッキン30の剛性に負けて変形するものとな り、従来例のもののようにパッキン30を突起23の高さだけ余分に圧縮するこ とのないものとなる。
【0013】 このことは即ち、前記溝5と突起23とが嵌合する寸前の状態で異常に回転ト ルクが増加することを防止できるものとなり、このときに、前記位置決用係止爪 3a以外の係止爪3は従来のものと同様に略剛体として形成されているので、前 記パッキン30に加えられている圧縮力に変化を生ずることはなく、よって、前 記位置決用係止爪3aに生ずる変形が防水効果など他の性能を低下させることは ない。
【0014】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、位置決め機構が設けられた係止爪はその 他の係止爪に比較して挟持方向への剛性を低く設定されている板面取付用ソケッ トとしたことで、パッキンに必要以上の圧縮力が加わるのを防止して、取付時の ソケットを旋回させる作業時における回転トルクに極端な変動を生じないものと して、クリック感を明確に告知して作業の確実性を向上させると共に作業性も向 上させ、以て、品質向上と生産性の向上とに優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る板面取付用ソケットの一実施例
を示す斜視図である。
【図2】 従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】 1……板面取付用ソケット 2……挿着部 3……係止爪 3a……位置決用係止爪 4……フランジ 5……溝 20……ハウジング 21……取付孔 22……爪逃げ部 23……突起 30……パッキン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の係止爪によるバヨネット構造によ
    り板面を挟持して係止すると共に一部の前記係止爪には
    前記板面とで位置決め機構が設けられて成る板面取付用
    ソケットにおいて、前記位置決め機構が設けられた係止
    爪はその他の係止爪に比較して挟持方向への剛性を低く
    設定されていることを特徴とする板面取付用ソケット。
JP1959292U 1992-03-03 1992-03-03 板面取付用ソケット Pending JPH0572076U (ja)

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JP1959292U JPH0572076U (ja) 1992-03-03 1992-03-03 板面取付用ソケット

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