JP2959564B1 - 表示灯用ランプソケット - Google Patents
表示灯用ランプソケットInfo
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- JP2959564B1 JP2959564B1 JP23045398A JP23045398A JP2959564B1 JP 2959564 B1 JP2959564 B1 JP 2959564B1 JP 23045398 A JP23045398 A JP 23045398A JP 23045398 A JP23045398 A JP 23045398A JP 2959564 B1 JP2959564 B1 JP 2959564B1
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Abstract
【要約】
【課題】 プリント基板に対する装着,確認を容易とす
る表示灯用ランプソケットを提供するものである。 【解決手段】 上部をランプ嵌合筒部3とした基板受用
鍔部2付きのソケット本体1の下部に設ける一定幅の撮
み脚部5を、プリント基板側取付孔に挿入し所定角度を
回したときプリント基板のランプ配列長手方向に平行す
る横方向に予め一定角度を振った傾斜突設とし、本体下
部の軸状脚部4端に、マイナスドライバー挿入用広幅割
り溝8と線導出孔10が臨むリード線案内割り溝9をX
状交叉の段違い配設とし、前記鍔部縁に達したリード線
案内割端に引出し凹部11と、一定間隔を隔てた鍔部縁
に巻返し凹部12を切り欠きし、巻返し凹部12端に巻
止め溝13を設け、ランプリード線を巻止め溝13内で
止める。
る表示灯用ランプソケットを提供するものである。 【解決手段】 上部をランプ嵌合筒部3とした基板受用
鍔部2付きのソケット本体1の下部に設ける一定幅の撮
み脚部5を、プリント基板側取付孔に挿入し所定角度を
回したときプリント基板のランプ配列長手方向に平行す
る横方向に予め一定角度を振った傾斜突設とし、本体下
部の軸状脚部4端に、マイナスドライバー挿入用広幅割
り溝8と線導出孔10が臨むリード線案内割り溝9をX
状交叉の段違い配設とし、前記鍔部縁に達したリード線
案内割端に引出し凹部11と、一定間隔を隔てた鍔部縁
に巻返し凹部12を切り欠きし、巻返し凹部12端に巻
止め溝13を設け、ランプリード線を巻止め溝13内で
止める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数個の超小型
表示灯をプリント基板に対し密に配列するために適する
表示灯用ランプソケットに関するものである。
表示灯をプリント基板に対し密に配列するために適する
表示灯用ランプソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車,航空機等の計器盤やコ
ンピュータ機器及びその他各種表示盤などに用いる表示
灯(超小型タングステン電球)の装着は、主としてプリ
ント基板に対してランプ配設の特殊ソケットを一定角度
を捩じって締付ける所謂直接取付け方式を採っている。
従来知られているプリント基板に穿った取付孔に対する
表示灯の係止手段としては、所定の極小ランプを組み付
ける筒状ランプソケットに形成したフランジ(鍔部)
と、このソケット胴部の側壁に設けた一対の係止突起部
との対向間隙にプリント基板を挾持させる構造であり、
そのプリント基板に有するプリント配線面に、前記ラン
プ本体より導出のフランジ面で折返したリード線の露出
部分を接触させるものである(例えば、実開昭54−1
10181号公報参照)。
ンピュータ機器及びその他各種表示盤などに用いる表示
灯(超小型タングステン電球)の装着は、主としてプリ
ント基板に対してランプ配設の特殊ソケットを一定角度
を捩じって締付ける所謂直接取付け方式を採っている。
従来知られているプリント基板に穿った取付孔に対する
表示灯の係止手段としては、所定の極小ランプを組み付
ける筒状ランプソケットに形成したフランジ(鍔部)
と、このソケット胴部の側壁に設けた一対の係止突起部
との対向間隙にプリント基板を挾持させる構造であり、
そのプリント基板に有するプリント配線面に、前記ラン
プ本体より導出のフランジ面で折返したリード線の露出
部分を接触させるものである(例えば、実開昭54−1
10181号公報参照)。
【0003】この場合、プリント基板に対する表示灯取
付工程としては、ランプ付きのソケットのフランジ部を
指先で摘んでプリント基板の取付孔部分に臨ませ、該取
付孔の周縁に切り欠いた嵌合溝部とソケット胴部の係止
突起部の位置合わせ(図示せず)をして嵌め込む所謂手
作業の扱いとなっている。この様に、指先でソケットを
摘む態様では、例えば自動車のダッシュボードに組み込
む小さなプリント基板に対し多数個のランプソケットを
密に配列する場合、ランプソケットの撮み部又は鍔部同
士が近接し過ぎ、重なる状態となるため極めて面倒な作
業となる。
付工程としては、ランプ付きのソケットのフランジ部を
指先で摘んでプリント基板の取付孔部分に臨ませ、該取
付孔の周縁に切り欠いた嵌合溝部とソケット胴部の係止
突起部の位置合わせ(図示せず)をして嵌め込む所謂手
作業の扱いとなっている。この様に、指先でソケットを
摘む態様では、例えば自動車のダッシュボードに組み込
む小さなプリント基板に対し多数個のランプソケットを
密に配列する場合、ランプソケットの撮み部又は鍔部同
士が近接し過ぎ、重なる状態となるため極めて面倒な作
業となる。
【0004】また、狭い基板空域での取扱いを容易とす
るためのランプソケットとしては、例えば先に本件出願
が提示した特願平9−82685号の如くドライバー工
具を用いる表示灯用ランプソケットもある(図11参
照)。この態様はプラスドライバーを使用するものであ
り、ソケット本体の下端面に設けた十字状ドライバー受
溝にプラスドライバーの刃部を差し込み、該ドライバー
を強く押し付けてソケットを先端に一体状とし、ここで
ドライバー端のソケットをプリント基板の取付孔に臨ま
せる遠隔的な作業を行い、細かな基板空域でも指先を直
接挿入しないで済むようにしたものである。
るためのランプソケットとしては、例えば先に本件出願
が提示した特願平9−82685号の如くドライバー工
具を用いる表示灯用ランプソケットもある(図11参
照)。この態様はプラスドライバーを使用するものであ
り、ソケット本体の下端面に設けた十字状ドライバー受
溝にプラスドライバーの刃部を差し込み、該ドライバー
を強く押し付けてソケットを先端に一体状とし、ここで
ドライバー端のソケットをプリント基板の取付孔に臨ま
せる遠隔的な作業を行い、細かな基板空域でも指先を直
接挿入しないで済むようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いずれにして
もプリント基板に対するランプソケットの取付作業は、
例えば図11、図12に示す如くプリント基板aの取付
孔bに対するランプソケットcの挿入を、ソケット本体
胴部の側壁に突設の鉤折れ状係止突起部dと取付孔bの
口縁に付けた位置決め用切欠溝部eを合致させる案内を
し、この状態でランプソケットcをドライバーなどと伴
に適宜角度回動(捩じる)させ、胴部の係止突起部dの
鉤部d′とフランジ部f間にプリント基板aをきつく挾
持させ、フランジ部f面に臨むリード線gとプリント配
線面a′を接触させる。
もプリント基板に対するランプソケットの取付作業は、
例えば図11、図12に示す如くプリント基板aの取付
孔bに対するランプソケットcの挿入を、ソケット本体
胴部の側壁に突設の鉤折れ状係止突起部dと取付孔bの
口縁に付けた位置決め用切欠溝部eを合致させる案内を
し、この状態でランプソケットcをドライバーなどと伴
に適宜角度回動(捩じる)させ、胴部の係止突起部dの
鉤部d′とフランジ部f間にプリント基板aをきつく挾
持させ、フランジ部f面に臨むリード線gとプリント配
線面a′を接触させる。
【0006】だが、この取付状態としては、単にランプ
ソケットを捩じった時の接衝手応えだけをもってセット
完了を得るだけであり、多数個のランプソケットの捩り
位置が画一された方向に揃うものでもない。現在用いら
れているランプソケットcに対するソケット本体下部と
なる脚部hのセット位置は、普通捩じる関係上、プリン
ト基板aの長手方向に対し斜め方向m(図12の一点鎖
線参照)に向いた状態が主である。この様に、複数個の
ランプソケットcの脚部hがプリント基板aの長手方向
に対して傾斜方向に揃ったとしても、各個の傾斜状態
(傾斜角度)を視覚を通じて同一方向に揃っているかど
うかを一瞥で対比する判断は難しい。即ち、各ランプソ
ケットcが確実に固定された確認はできない(ランプソ
ケットの締付け作業には、個人差が生じ角度がばらばら
になることが多い)。勿論、狭い基板空域では、締付ト
ルクを計る計測器等を用いることも不可能である。
ソケットを捩じった時の接衝手応えだけをもってセット
完了を得るだけであり、多数個のランプソケットの捩り
位置が画一された方向に揃うものでもない。現在用いら
れているランプソケットcに対するソケット本体下部と
なる脚部hのセット位置は、普通捩じる関係上、プリン
ト基板aの長手方向に対し斜め方向m(図12の一点鎖
線参照)に向いた状態が主である。この様に、複数個の
ランプソケットcの脚部hがプリント基板aの長手方向
に対して傾斜方向に揃ったとしても、各個の傾斜状態
(傾斜角度)を視覚を通じて同一方向に揃っているかど
うかを一瞥で対比する判断は難しい。即ち、各ランプソ
ケットcが確実に固定された確認はできない(ランプソ
ケットの締付け作業には、個人差が生じ角度がばらばら
になることが多い)。勿論、狭い基板空域では、締付ト
ルクを計る計測器等を用いることも不可能である。
【0007】即ち、従来のランプソケットとしては、ソ
ケット本体形状と締付用捩じり状態(締付角度)の関係
を関連付けた構成のものはなく、且つフランジ部f,撮
み脚部h自体に特段の意味をもたせた構造でもない。こ
のため、ワンタッチ操作でプリント基板aに複数個の極
小ランプが並んだ場合、目視を通じて確実な固定が成さ
れているかどうかを簡単に見分け得る製品の開発が待た
れている。
ケット本体形状と締付用捩じり状態(締付角度)の関係
を関連付けた構成のものはなく、且つフランジ部f,撮
み脚部h自体に特段の意味をもたせた構造でもない。こ
のため、ワンタッチ操作でプリント基板aに複数個の極
小ランプが並んだ場合、目視を通じて確実な固定が成さ
れているかどうかを簡単に見分け得る製品の開発が待た
れている。
【0008】また、図12に示す如きドライバーを本体
下端面に差し込むランプソケットcでは、ソケット本体
下端部に一旦導出のリード線を本体側部に導く案内溝j
とドライバー挿入溝kが同一面に位置する構造のため、
ドライバーLを深く差し込む場合、往々にして溝奥に導
いたリード線と接触し傷を付ける虞れもあった。
下端面に差し込むランプソケットcでは、ソケット本体
下端部に一旦導出のリード線を本体側部に導く案内溝j
とドライバー挿入溝kが同一面に位置する構造のため、
ドライバーLを深く差し込む場合、往々にして溝奥に導
いたリード線と接触し傷を付ける虞れもあった。
【0009】特に、最近では各種機器のコンパクト化に
伴い表示灯スペースも益々狭隘となり、顧客の要望もあ
って、従来タイプの背の高い表示灯では対処できず、ラ
ンプソケット自体の薄型化製品が望まれるようになって
来ている(当然、薄型化のソケット本体ではリード線の
巻き方も考慮せねばならない)。また、極小ランプとソ
ケット本体の組み付け作業の省力化も叫ばれ、自動機に
対処し得るリード線の巻き方も考慮する必要にも迫られ
ている。
伴い表示灯スペースも益々狭隘となり、顧客の要望もあ
って、従来タイプの背の高い表示灯では対処できず、ラ
ンプソケット自体の薄型化製品が望まれるようになって
来ている(当然、薄型化のソケット本体ではリード線の
巻き方も考慮せねばならない)。また、極小ランプとソ
ケット本体の組み付け作業の省力化も叫ばれ、自動機に
対処し得るリード線の巻き方も考慮する必要にも迫られ
ている。
【0010】本発明は上記実情に鑑み、ランプソケット
を薄型化し、且つ下部に形成の撮み脚部の突出形状を、
プリント基板に対し捩じる締付角度を予め見込んだ角度
に設定することで、複数個のランプがプリント基板に密
に配列したとき撮み脚部位置が基板の長手方向(横方
向)又は垂直方向(縦方向)に統一されると共に、縦,
横方向の方向性を視覚を通じて一瞥するだけで確実な取
付けを確認し得、またランプソケット下部のドライバー
溝とリード線溝を段違いとすることで、上記課題を解決
する表示灯用ランプソケットを提供することを目的とし
たものである。
を薄型化し、且つ下部に形成の撮み脚部の突出形状を、
プリント基板に対し捩じる締付角度を予め見込んだ角度
に設定することで、複数個のランプがプリント基板に密
に配列したとき撮み脚部位置が基板の長手方向(横方
向)又は垂直方向(縦方向)に統一されると共に、縦,
横方向の方向性を視覚を通じて一瞥するだけで確実な取
付けを確認し得、またランプソケット下部のドライバー
溝とリード線溝を段違いとすることで、上記課題を解決
する表示灯用ランプソケットを提供することを目的とし
たものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、プリント基板
に直接セットする極小ランプ仕様の表示灯用ランプソケ
ットにおいて、中間に基板受用鍔部を形成するソケット
本体の上部をランプ嵌合筒部とし、ソケット本体下部の
軸状脚部に設ける両側が鍔部縁に達する一定幅の撮み脚
部を、プリント基板側取付孔に前記ランプ嵌合筒部を挿
入し所定角度を回した固定位置がプリント基板にあって
ランプ配列長手方向に平行する横方向となるよう予め一
定角度を振った傾斜突設とすると共に、撮み脚部中央の
前記軸状脚部端に、鍔部位置近傍まで切込むマイナスド
ライバー挿入用広幅割り溝と、該広幅割り溝より深く鍔
部位置まで切込む前記ランプ嵌合筒部底の線導出孔が臨
むリード線案内割り溝とを、撮み脚部の長手方向に対し
X状交叉の段違いとし、且つ前記リード線案内割り溝の
鍔部縁に達した両端に鍔表面に向う引出し凹部を切り欠
きし、該引出し凹部より鍔周方向に一定間隔を隔てた鍔
部縁に鍔裏面に向う巻返し凹部を切り欠きし、該巻返し
凹部端に前記リード線案内割り溝中途に向かう巻止め溝
を設け、また、前記ランプ嵌合筒部の外壁の対称位置に
プリント基板を挾持する鉤折り状位置決め兼係止突部を
設けてなるものである。
に直接セットする極小ランプ仕様の表示灯用ランプソケ
ットにおいて、中間に基板受用鍔部を形成するソケット
本体の上部をランプ嵌合筒部とし、ソケット本体下部の
軸状脚部に設ける両側が鍔部縁に達する一定幅の撮み脚
部を、プリント基板側取付孔に前記ランプ嵌合筒部を挿
入し所定角度を回した固定位置がプリント基板にあって
ランプ配列長手方向に平行する横方向となるよう予め一
定角度を振った傾斜突設とすると共に、撮み脚部中央の
前記軸状脚部端に、鍔部位置近傍まで切込むマイナスド
ライバー挿入用広幅割り溝と、該広幅割り溝より深く鍔
部位置まで切込む前記ランプ嵌合筒部底の線導出孔が臨
むリード線案内割り溝とを、撮み脚部の長手方向に対し
X状交叉の段違いとし、且つ前記リード線案内割り溝の
鍔部縁に達した両端に鍔表面に向う引出し凹部を切り欠
きし、該引出し凹部より鍔周方向に一定間隔を隔てた鍔
部縁に鍔裏面に向う巻返し凹部を切り欠きし、該巻返し
凹部端に前記リード線案内割り溝中途に向かう巻止め溝
を設け、また、前記ランプ嵌合筒部の外壁の対称位置に
プリント基板を挾持する鉤折り状位置決め兼係止突部を
設けてなるものである。
【0012】また、プリント基板に直接セットする極小
ランプ仕様の表示灯用ランプソケットにおいて、中間に
基板受用鍔部を形成するソケット本体の上部をランプ嵌
合筒部とし、ソケット本体下部の軸状脚部に設ける両側
が鍔部縁に達する一定幅の撮み脚部を、プリント基板側
取付孔に前記ランプ嵌合筒部を挿入し所定角度を回した
固定位置がプリント基板にあってランプ配列長手方向に
直交する縦方向となるよう予め一定角度を振った傾斜突
設とすると共に、撮み脚部中央の前記軸状脚部端に、鍔
部位置近傍まで切込むマイナスドライバー挿入用広幅割
り溝と、該広幅割り溝より深く鍔部位置まで切込む前記
ランプ嵌合筒部底の線導出孔が臨むリード線案内割り溝
とを、撮み脚部の長手方向に対しX状交叉の段違いと
し、且つ前記リード線案内割り溝の鍔部縁に達した両端
に鍔表面に向う引出し凹部を切り欠きし、該引出し凹部
より鍔周方向に一定間隔を隔てた鍔部縁に鍔裏面に向う
巻返し凹部を切り欠きし、該巻返し凹部端に前記リード
線案内割り溝中途に向かう巻止め溝を設け、また、前記
ランプ嵌合筒部の外壁の対称位置にプリント基板を挾持
する鉤折り状位置決め兼係止突部を設けてなるものであ
る。
ランプ仕様の表示灯用ランプソケットにおいて、中間に
基板受用鍔部を形成するソケット本体の上部をランプ嵌
合筒部とし、ソケット本体下部の軸状脚部に設ける両側
が鍔部縁に達する一定幅の撮み脚部を、プリント基板側
取付孔に前記ランプ嵌合筒部を挿入し所定角度を回した
固定位置がプリント基板にあってランプ配列長手方向に
直交する縦方向となるよう予め一定角度を振った傾斜突
設とすると共に、撮み脚部中央の前記軸状脚部端に、鍔
部位置近傍まで切込むマイナスドライバー挿入用広幅割
り溝と、該広幅割り溝より深く鍔部位置まで切込む前記
ランプ嵌合筒部底の線導出孔が臨むリード線案内割り溝
とを、撮み脚部の長手方向に対しX状交叉の段違いと
し、且つ前記リード線案内割り溝の鍔部縁に達した両端
に鍔表面に向う引出し凹部を切り欠きし、該引出し凹部
より鍔周方向に一定間隔を隔てた鍔部縁に鍔裏面に向う
巻返し凹部を切り欠きし、該巻返し凹部端に前記リード
線案内割り溝中途に向かう巻止め溝を設け、また、前記
ランプ嵌合筒部の外壁の対称位置にプリント基板を挾持
する鉤折り状位置決め兼係止突部を設けてなるものであ
る。
【0013】この場合、巻止め溝が、中間に線係止用絞
り段部を設けたものである。
り段部を設けたものである。
【0014】この様に、ランプソケットに形成する鍔部
後部の撮み脚部の突出方向を、プリント基板側取付孔に
挿入し所定角度を回し固定(締付け)する角度分を予め
傾けた(振った)傾斜突設としたため、ランプソケット
をプリント基板の取付孔にセットしたとき、プリント基
板にあって一列配置される複数個のランプソケット群の
撮み脚部が、該プリント基板の長手方向に対し一直線上
に揃う横向きとなり、この横方向に揃った状態が固定位
置である。即ち、複数個のランプソケットの各撮み脚部
が横一線上になれば、各ランプソケットはプリント基板
に対し確実に挾接された固定状態であることが、視覚を
通じて一瞥し得るので、取付作業が容易となる。
後部の撮み脚部の突出方向を、プリント基板側取付孔に
挿入し所定角度を回し固定(締付け)する角度分を予め
傾けた(振った)傾斜突設としたため、ランプソケット
をプリント基板の取付孔にセットしたとき、プリント基
板にあって一列配置される複数個のランプソケット群の
撮み脚部が、該プリント基板の長手方向に対し一直線上
に揃う横向きとなり、この横方向に揃った状態が固定位
置である。即ち、複数個のランプソケットの各撮み脚部
が横一線上になれば、各ランプソケットはプリント基板
に対し確実に挾接された固定状態であることが、視覚を
通じて一瞥し得るので、取付作業が容易となる。
【0015】この場合、ランプソケットの撮み脚部の突
設位置を、セット時にプリント基板の長手方向(ランプ
配列方向)に対し直交方向(縦方向)となるよう予め傾
斜突設としても同様であり、この縦方向でも視覚を通じ
て固定状態が分かる。
設位置を、セット時にプリント基板の長手方向(ランプ
配列方向)に対し直交方向(縦方向)となるよう予め傾
斜突設としても同様であり、この縦方向でも視覚を通じ
て固定状態が分かる。
【0016】また、撮み脚部を含む本体下部に設けたリ
ード線案内割り溝とマイナスドライバー挿入用広幅割り
溝中、広幅割り溝側を浅くしリード線のみを導く細幅の
リード線案内割り溝側を一段深い位置にした段違い構成
のため、広幅割り溝にマイナスドライバーを深く挿入し
ても、ドライバー先端がリード線が位置するリード線案
内割り溝に達せず、ドライバー先端でリード線を傷める
こともない。
ード線案内割り溝とマイナスドライバー挿入用広幅割り
溝中、広幅割り溝側を浅くしリード線のみを導く細幅の
リード線案内割り溝側を一段深い位置にした段違い構成
のため、広幅割り溝にマイナスドライバーを深く挿入し
ても、ドライバー先端がリード線が位置するリード線案
内割り溝に達せず、ドライバー先端でリード線を傷める
こともない。
【0017】しかも、作業用となる広幅割り溝にマイナ
スドライバー先端を差し込みソケット本体を一体的な支
持とするため、プリント基板に対しランプ装着位置が密
集していても該プリント基板の取付孔部分にソケット本
体を簡単に挿入でき、且つドライバーの強い締付回転力
が広幅割り溝に掛かっても、この割り溝片側部分(撮み
脚部側溝面でない部分)は、軸状本体下部を4等分して
形成した比較的大きな面積の受駒部を呈するため(広幅
割り溝とリード線案内割り溝のX状交叉で分割された中
間部分の駒部)、該受駒部に部材欠損を招かず、強い締
めに耐える。
スドライバー先端を差し込みソケット本体を一体的な支
持とするため、プリント基板に対しランプ装着位置が密
集していても該プリント基板の取付孔部分にソケット本
体を簡単に挿入でき、且つドライバーの強い締付回転力
が広幅割り溝に掛かっても、この割り溝片側部分(撮み
脚部側溝面でない部分)は、軸状本体下部を4等分して
形成した比較的大きな面積の受駒部を呈するため(広幅
割り溝とリード線案内割り溝のX状交叉で分割された中
間部分の駒部)、該受駒部に部材欠損を招かず、強い締
めに耐える。
【0018】また、リード線の先端部分は、鍔部裏面の
案内割り溝から引出し凹部を経て鍔部表面に導き、鍔表
面を添わせ再度巻返し凹部を経て同裏面の巻止め溝に更
に折り曲げ末端を切断するため、鍔表面にあってセット
時にリード線に多少のずれ作用が働いても緩まない。こ
の場合、巻止め溝の中間に突出の絞り段部を設ければ、
リード線末端が更にきつく圧着される。即ち、プリント
基板に対するランプソケット本体のセット作業の回動で
リード線に巻き戻りなどがあっても、末端は巻止め溝に
再度巻き返す固定のために浮き上がらず、外れる虞れも
ない。
案内割り溝から引出し凹部を経て鍔部表面に導き、鍔表
面を添わせ再度巻返し凹部を経て同裏面の巻止め溝に更
に折り曲げ末端を切断するため、鍔表面にあってセット
時にリード線に多少のずれ作用が働いても緩まない。こ
の場合、巻止め溝の中間に突出の絞り段部を設ければ、
リード線末端が更にきつく圧着される。即ち、プリント
基板に対するランプソケット本体のセット作業の回動で
リード線に巻き戻りなどがあっても、末端は巻止め溝に
再度巻き返す固定のために浮き上がらず、外れる虞れも
ない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の表示灯用ランプソ
ケットを実施例の図に基づいて説明すれば、次の通りで
ある。
ケットを実施例の図に基づいて説明すれば、次の通りで
ある。
【0020】図1乃至図7はソケット本体下部の両側に
配す撮み脚部を、プリント基板に対する固定状態が基板
長手方向に平行となる横向きに形成する実施例を示す。
1は例えば66ナイロン等の合成樹脂部材をもって成形
するランプソケット本体で、該ソケット本体1はその軸
方向中間に所定幅(厚さ)の基板受用鍔部(フランジ)
2を形成し、上部をランプ嵌合筒部3とし下部を軸状脚
部4とした構成であり、全体として従来のランプソケッ
トに比べて2/3程度の薄型構造を取り、且つ前記ソケ
ット本体下部である脚部4の両側に鍔部縁まで達する一
定幅の撮み脚部5を、プリント基板6の取付孔7に前記
ランプ嵌合筒部3を挿入し所定角度を回す固定位置がプ
リント基板6のランプ配列長手方向に対し平行となるよ
う横方向に予め一定角度を振った傾斜突設とする。この
撮み脚部5の中央部分となる前記軸状脚部端面には、前
記鍔部位置の近傍まで切込むマイナスドライバー挿入用
広幅割り溝8と、該広幅割り溝8より一段深く鍔部位置
の一部まで切込むリード線案内割り溝9とを、両撮み脚
部5の長手方向に対しX状交叉の配設とした段違い構成
としている。また、リード線案内割り溝9の中央部分に
は前記ランプ嵌合筒部3の底部3aに穿った一対の線導
出孔10が臨んでなる。
配す撮み脚部を、プリント基板に対する固定状態が基板
長手方向に平行となる横向きに形成する実施例を示す。
1は例えば66ナイロン等の合成樹脂部材をもって成形
するランプソケット本体で、該ソケット本体1はその軸
方向中間に所定幅(厚さ)の基板受用鍔部(フランジ)
2を形成し、上部をランプ嵌合筒部3とし下部を軸状脚
部4とした構成であり、全体として従来のランプソケッ
トに比べて2/3程度の薄型構造を取り、且つ前記ソケ
ット本体下部である脚部4の両側に鍔部縁まで達する一
定幅の撮み脚部5を、プリント基板6の取付孔7に前記
ランプ嵌合筒部3を挿入し所定角度を回す固定位置がプ
リント基板6のランプ配列長手方向に対し平行となるよ
う横方向に予め一定角度を振った傾斜突設とする。この
撮み脚部5の中央部分となる前記軸状脚部端面には、前
記鍔部位置の近傍まで切込むマイナスドライバー挿入用
広幅割り溝8と、該広幅割り溝8より一段深く鍔部位置
の一部まで切込むリード線案内割り溝9とを、両撮み脚
部5の長手方向に対しX状交叉の配設とした段違い構成
としている。また、リード線案内割り溝9の中央部分に
は前記ランプ嵌合筒部3の底部3aに穿った一対の線導
出孔10が臨んでなる。
【0021】しかも、前記リード線案内割り溝9の両端
部分となる鍔部縁には、鍔部2の表面に向う引出し凹部
11を切り欠きすると共に、該引出し凹部11より鍔周
方向の所定間隔を隔てた位置に鍔裏面に向う巻返し凹部
12を切り欠きし、且つ該巻返し凹部12端から鍔部裏
面にあって前記リード線案内割り溝9の中途位置に対し
直角状に向う巻止め溝13を刻設する。この巻止め溝1
3には中間の両溝壁に線係止用絞り段部14を設けリー
ド線先端部をきつく把持する構造を取る。また、ランプ
嵌合筒部3の外壁3bの対称位置には鍔部側より立ち上
がったプリント基板6を挾持するための鉤折り状の位置
決め兼係止突部15を設けてなり、これら前記全体の構
成で表示灯用ランプソケット16となる。図中、17は
鍔部2に設けた軽量化用抜き孔である。
部分となる鍔部縁には、鍔部2の表面に向う引出し凹部
11を切り欠きすると共に、該引出し凹部11より鍔周
方向の所定間隔を隔てた位置に鍔裏面に向う巻返し凹部
12を切り欠きし、且つ該巻返し凹部12端から鍔部裏
面にあって前記リード線案内割り溝9の中途位置に対し
直角状に向う巻止め溝13を刻設する。この巻止め溝1
3には中間の両溝壁に線係止用絞り段部14を設けリー
ド線先端部をきつく把持する構造を取る。また、ランプ
嵌合筒部3の外壁3bの対称位置には鍔部側より立ち上
がったプリント基板6を挾持するための鉤折り状の位置
決め兼係止突部15を設けてなり、これら前記全体の構
成で表示灯用ランプソケット16となる。図中、17は
鍔部2に設けた軽量化用抜き孔である。
【0022】いまこの作用を説明すると、先ず極小ラン
プ仕様となる表示灯の組立てとしては、表示灯用ランプ
ソケット16のランプ嵌合筒部3にビードシール型極小
ランプ18を、そのリード線19側より挿通の嵌合とす
る(図6の矢印参照)。
プ仕様となる表示灯の組立てとしては、表示灯用ランプ
ソケット16のランプ嵌合筒部3にビードシール型極小
ランプ18を、そのリード線19側より挿通の嵌合とす
る(図6の矢印参照)。
【0023】ここで、極小ランプ18の下端に突出した
一対のリード線19を並行としてソケット本体1のラン
プ嵌合筒部3の底部3aに穿った一対の線導出孔10に
挿通する。この場合、線導出孔10は下に向け小径なテ
ーパー孔10aを呈す構造のため、上方より挿入するリ
ード線19は円滑に線導出孔10に導かれ貫通する。線
導出孔10を出たリード線19は鍔部裏面のリード線案
内割り溝9に沿って左右に折り曲げ案内する。
一対のリード線19を並行としてソケット本体1のラン
プ嵌合筒部3の底部3aに穿った一対の線導出孔10に
挿通する。この場合、線導出孔10は下に向け小径なテ
ーパー孔10aを呈す構造のため、上方より挿入するリ
ード線19は円滑に線導出孔10に導かれ貫通する。線
導出孔10を出たリード線19は鍔部裏面のリード線案
内割り溝9に沿って左右に折り曲げ案内する。
【0024】この後、リード線案内割り溝9の各端部に
達したリード線19を鍔部縁の引出し凹部11に直角折
りして鍔部2の表面に導き、更にリード線19を鍔部2
の表面にあって周方向に沿うよう横曲げし、所定間隔を
隔てた巻返し凹部12で鍔部裏面に折り返せば線巻き付
けとなる。この鍔部表面2aを沿うリード線露出部分が
接触子20となる。
達したリード線19を鍔部縁の引出し凹部11に直角折
りして鍔部2の表面に導き、更にリード線19を鍔部2
の表面にあって周方向に沿うよう横曲げし、所定間隔を
隔てた巻返し凹部12で鍔部裏面に折り返せば線巻き付
けとなる。この鍔部表面2aを沿うリード線露出部分が
接触子20となる。
【0025】次に、前記巻返し凹部12を経て鍔部裏面
に折返されたリード線19の先端部19aは、更に鍔部
裏面に刻設の巻止め溝13に折曲げて案内すれば線端は
止まる。この実施例では、巻止め溝13の中間両側に線
係止用絞り段部14があり、該絞り段14間にリード線
19を、ドライバー等の適宜工具21をもって適宜押し
込み(図7の矢印参照)、リード線19を絞り段部14
間に圧着して止める構成である。この絞り段部14自体
は合成樹脂部材製で、この材質に起因する弾性のために
リード線19が絞り段部14間を押し広げ没入するので
きつく把持され外れない(線末端部が浮き出ることがな
い)。
に折返されたリード線19の先端部19aは、更に鍔部
裏面に刻設の巻止め溝13に折曲げて案内すれば線端は
止まる。この実施例では、巻止め溝13の中間両側に線
係止用絞り段部14があり、該絞り段14間にリード線
19を、ドライバー等の適宜工具21をもって適宜押し
込み(図7の矢印参照)、リード線19を絞り段部14
間に圧着して止める構成である。この絞り段部14自体
は合成樹脂部材製で、この材質に起因する弾性のために
リード線19が絞り段部14間を押し広げ没入するので
きつく把持され外れない(線末端部が浮き出ることがな
い)。
【0026】また、巻止め溝13の終端はリード線案内
割り溝9の中途位置に臨む構造であり、該巻止め溝13
の末端位置で導かれたリード線19を切断するため、リ
ード線19の末端は従来の如く本体下部の鍔部縁まで露
出することもない。しかも、特にリード線の末端部を絞
り段部14で圧着する態様では、プリント基板6に対す
るランプソケットのセット作業で反復(ランプの点灯試
験などで)しても、末端が確実に止まっているため鍔部
表面に臨むリード線19の接触子(接触面)20に浮き
を招かない。
割り溝9の中途位置に臨む構造であり、該巻止め溝13
の末端位置で導かれたリード線19を切断するため、リ
ード線19の末端は従来の如く本体下部の鍔部縁まで露
出することもない。しかも、特にリード線の末端部を絞
り段部14で圧着する態様では、プリント基板6に対す
るランプソケットのセット作業で反復(ランプの点灯試
験などで)しても、末端が確実に止まっているため鍔部
表面に臨むリード線19の接触子(接触面)20に浮き
を招かない。
【0027】ここにおいて、ランプソケット16に極小
ランプ18を組付けた表示灯22をプリント基板6の所
望の取付孔7に取付ける場合、先ずこのランプソケット
16の本体下部の脚部4に設けた撮み脚部5の撮み方向
を基準とし斜めとなる広幅割り溝8にマイナスドライバ
ー23の先端刃部を差し込めば、広幅割り溝内にマイナ
スドライバー23がきつく嵌まりランプソケット16が
一体的に支持される(勿論、広幅割り溝8に見合う大き
さのマイナスドライバー23を用いる)。このとき、マ
イナスドライバー23を溝深く差し込んでも広幅割り溝
8の深さは、交叉するリード線案内割り溝9の深さより
浅く一定の段差sをもつ段違い構成のため(図4参
照)、深い位置のリード線案内割り溝9に導かれたリー
ド線19にドライバー先端が直接触れない。即ち、リー
ド線19を傷めることはない。
ランプ18を組付けた表示灯22をプリント基板6の所
望の取付孔7に取付ける場合、先ずこのランプソケット
16の本体下部の脚部4に設けた撮み脚部5の撮み方向
を基準とし斜めとなる広幅割り溝8にマイナスドライバ
ー23の先端刃部を差し込めば、広幅割り溝内にマイナ
スドライバー23がきつく嵌まりランプソケット16が
一体的に支持される(勿論、広幅割り溝8に見合う大き
さのマイナスドライバー23を用いる)。このとき、マ
イナスドライバー23を溝深く差し込んでも広幅割り溝
8の深さは、交叉するリード線案内割り溝9の深さより
浅く一定の段差sをもつ段違い構成のため(図4参
照)、深い位置のリード線案内割り溝9に導かれたリー
ド線19にドライバー先端が直接触れない。即ち、リー
ド線19を傷めることはない。
【0028】この状態で、マイナスドライバー23を持
ち上げてランプソケット16を、先端の極小ランプ18
側からプリント基板6の取付孔7に挿入する。このと
き、ランプ嵌合筒部3の両側壁に突設の鉤折り状位置決
め兼係止突部15の鉤折り部15aと、取付孔7の対称
口縁に切り欠いた位置決め段溝7aと位置合わせをして
案内する。次いで、ランプソケット16をマイナスドラ
イバー23と一緒に捩じり所定角度を回動すれば、前記
位置決め兼係止突部15の鉤折り部15aが取付孔7の
位置決め段溝7aより位置ずれし、この鉤折り部15a
と基板受用鍔部2間にプリント基板6を挾持するように
なる。
ち上げてランプソケット16を、先端の極小ランプ18
側からプリント基板6の取付孔7に挿入する。このと
き、ランプ嵌合筒部3の両側壁に突設の鉤折り状位置決
め兼係止突部15の鉤折り部15aと、取付孔7の対称
口縁に切り欠いた位置決め段溝7aと位置合わせをして
案内する。次いで、ランプソケット16をマイナスドラ
イバー23と一緒に捩じり所定角度を回動すれば、前記
位置決め兼係止突部15の鉤折り部15aが取付孔7の
位置決め段溝7aより位置ずれし、この鉤折り部15a
と基板受用鍔部2間にプリント基板6を挾持するように
なる。
【0029】このとき、ランプソケット16の本体下部
の両側に突出した撮み脚部5の突出方向が、前記固定位
置が複数個のランプ配列をするプリント基板6の長手方
向に対し平行するよう予め一定角度に振ってなるため、
プリント基板6に取付いたランプソケット16は、撮み
脚部5がプリント基板6の長手方向に対し横方向nの一
線上に揃うようになる。
の両側に突出した撮み脚部5の突出方向が、前記固定位
置が複数個のランプ配列をするプリント基板6の長手方
向に対し平行するよう予め一定角度に振ってなるため、
プリント基板6に取付いたランプソケット16は、撮み
脚部5がプリント基板6の長手方向に対し横方向nの一
線上に揃うようになる。
【0030】即ち、プリント基板6に複数個の表示灯2
2を装着する場合、プリント基板6の裏面位置にあって
ランプソケット16の本体下部の撮み脚部5が長手方向
に対し横一線上(横方向n)に揃えば確実な取付きとな
る(図9参照)。このプリント基板6に対し複数個のラ
ンプソケット16が取付いた状態にあって、各撮み脚部
5が横方向nに揃えば、各ランプソケット16がプリン
ト基板6の取付孔7に確実に固定されたことになり、こ
の状態は視覚を通じて一瞥し得る。このため、各ランプ
ソケット16の撮み脚部5が横方向nに向くことを単に
チェックするだけでよく、セット作業を容易にする。
2を装着する場合、プリント基板6の裏面位置にあって
ランプソケット16の本体下部の撮み脚部5が長手方向
に対し横一線上(横方向n)に揃えば確実な取付きとな
る(図9参照)。このプリント基板6に対し複数個のラ
ンプソケット16が取付いた状態にあって、各撮み脚部
5が横方向nに揃えば、各ランプソケット16がプリン
ト基板6の取付孔7に確実に固定されたことになり、こ
の状態は視覚を通じて一瞥し得る。このため、各ランプ
ソケット16の撮み脚部5が横方向nに向くことを単に
チェックするだけでよく、セット作業を容易にする。
【0031】また、プリント基板6に対する表示灯22
の固定位置では、取付孔7の周縁に形成してなるプリン
ト配線面6′とランプソケット16の鍔部表面に臨む一
部露出のリード線19の接触子20が接触し確実な導通
を得る。
の固定位置では、取付孔7の周縁に形成してなるプリン
ト配線面6′とランプソケット16の鍔部表面に臨む一
部露出のリード線19の接触子20が接触し確実な導通
を得る。
【0032】また、マイナスドライバーの回転時に掛か
る回転圧を受ける広幅割り溝8の片側壁面部分は、軸状
脚部4にあって広幅割り溝8とリード線案内割り溝9が
X状交叉をもった4等分構成による比較的大きめな受駒
部4aとなるため、ドライバーの強い回転圧を受けても
十分耐え得る。
る回転圧を受ける広幅割り溝8の片側壁面部分は、軸状
脚部4にあって広幅割り溝8とリード線案内割り溝9が
X状交叉をもった4等分構成による比較的大きめな受駒
部4aとなるため、ドライバーの強い回転圧を受けても
十分耐え得る。
【0033】図10はプリント基板6にセットされた各
ランプソケット16の撮み脚部5の位置が縦方向に揃う
ようにした他の実施例を示す。この場合、プリント基板
6に設けられた取付孔7の周縁のプリント配線面6′
が、前記実施例の取付孔7のプリント配線面6′の配設
位置が90°ずれた箇所に設定したものである。
ランプソケット16の撮み脚部5の位置が縦方向に揃う
ようにした他の実施例を示す。この場合、プリント基板
6に設けられた取付孔7の周縁のプリント配線面6′
が、前記実施例の取付孔7のプリント配線面6′の配設
位置が90°ずれた箇所に設定したものである。
【0034】このときも基本的には前記実施例と同様
で、ランプソケット16の広幅割り溝8にマイナスドラ
イバー23を差し込み一体的に支持したものを、プリン
ト基板6の取付孔7に、その位置決め段溝7aとランプ
嵌合筒部3の鉤折り係止突部15の位置合わせをもって
挿入し、所定角度を回せば鉤折り係止突部15と鍔部2
間にプリント基板6が挾持される。この実施例では、取
付孔7の口縁に設けた位置決め段溝7aが前記実施例に
比して90°ずれた箇所となっているため、ランプソケ
ット16を一定角度に回して得る撮み脚部5がプリント
基板6の長手方向に対し直交する縦方向n′に向くもの
となる。即ち、プリント基板6の長手方向に一列配置す
る複数個の表示灯22にあって、各ランプソケット16
の撮み脚部5のセット位置が縦方向nに並列に揃へば確
実な固定である。プリント基板6の長手方向に対するラ
ンプソケット16の縦方向の揃い状態は、視覚を通じて
確認し易いものである。
で、ランプソケット16の広幅割り溝8にマイナスドラ
イバー23を差し込み一体的に支持したものを、プリン
ト基板6の取付孔7に、その位置決め段溝7aとランプ
嵌合筒部3の鉤折り係止突部15の位置合わせをもって
挿入し、所定角度を回せば鉤折り係止突部15と鍔部2
間にプリント基板6が挾持される。この実施例では、取
付孔7の口縁に設けた位置決め段溝7aが前記実施例に
比して90°ずれた箇所となっているため、ランプソケ
ット16を一定角度に回して得る撮み脚部5がプリント
基板6の長手方向に対し直交する縦方向n′に向くもの
となる。即ち、プリント基板6の長手方向に一列配置す
る複数個の表示灯22にあって、各ランプソケット16
の撮み脚部5のセット位置が縦方向nに並列に揃へば確
実な固定である。プリント基板6の長手方向に対するラ
ンプソケット16の縦方向の揃い状態は、視覚を通じて
確認し易いものである。
【0035】
【発明の効果】上述の様に、本発明の表示灯用ランプソ
ケットはソケット本体の鍔部下部に設ける撮み脚部の突
設方向を、プリント基板側取付孔への回動締付けの固定
位置分(一定角度)を予め振った傾斜突設としたため、
ランプソケットのプリント基板に対する取付いた位置
が、複数個を密なるランプ配列下にあって撮み脚部がプ
リント基板長手方向に平行となる横方向となる。この撮
み脚部の横一列配置状態は視覚を通じ一番確認し易い形
状であり、各ランプソケットの固定確認が簡単となる。
また、必要にあっては、撮み脚部の取付固定位置を、視
覚を通じて分かり易い縦方向に揃う傾斜突設としてもよ
い。即ち、ソケット本体の撮み脚部の取付位置が、プリ
ント基板の長手方向に対し一瞥して確認し易い横向き又
は縦向きの配置に設定すればよい。
ケットはソケット本体の鍔部下部に設ける撮み脚部の突
設方向を、プリント基板側取付孔への回動締付けの固定
位置分(一定角度)を予め振った傾斜突設としたため、
ランプソケットのプリント基板に対する取付いた位置
が、複数個を密なるランプ配列下にあって撮み脚部がプ
リント基板長手方向に平行となる横方向となる。この撮
み脚部の横一列配置状態は視覚を通じ一番確認し易い形
状であり、各ランプソケットの固定確認が簡単となる。
また、必要にあっては、撮み脚部の取付固定位置を、視
覚を通じて分かり易い縦方向に揃う傾斜突設としてもよ
い。即ち、ソケット本体の撮み脚部の取付位置が、プリ
ント基板の長手方向に対し一瞥して確認し易い横向き又
は縦向きの配置に設定すればよい。
【0036】また、ソケット本体下部の軸状脚部に配す
マイナスドライバー挿入用広幅割り溝とこれと直角交叉
のリード線案内割り溝中、広幅割り溝を浅くリード線案
内割り溝を一段深い段違いとすることで、広幅割り溝に
マイナスドライバーを深く差し込んでもリード線案内割
り溝まで達せず、その内部のリード線を傷めることはな
い。
マイナスドライバー挿入用広幅割り溝とこれと直角交叉
のリード線案内割り溝中、広幅割り溝を浅くリード線案
内割り溝を一段深い段違いとすることで、広幅割り溝に
マイナスドライバーを深く差し込んでもリード線案内割
り溝まで達せず、その内部のリード線を傷めることはな
い。
【0037】特に、ソケット本体の取扱は、軸状脚部の
広幅割り溝に普通工具となるマイナスドライバーを単に
差し込み一体状とするため、プリント基板に対し多数個
のソケット本体を密に配列するときでも、ソケット本体
を指先で直接摘み取付孔に案内することがない一種の遠
隔作業となるため、ソケット本体同志が順次重なり合う
ような小さなプリント基板に対するセット作業でも容易
である。
広幅割り溝に普通工具となるマイナスドライバーを単に
差し込み一体状とするため、プリント基板に対し多数個
のソケット本体を密に配列するときでも、ソケット本体
を指先で直接摘み取付孔に案内することがない一種の遠
隔作業となるため、ソケット本体同志が順次重なり合う
ような小さなプリント基板に対するセット作業でも容易
である。
【0038】更に、リード線の先端部(切断末端)を、
ソケット本体の鍔部の裏面の巻止め溝に末端を押し込む
簡単係止のため(リード線の巻締めを鍔部に対し一回り
半の少ない巻付け工程でよいため)、自動機に適するリ
ード線の係止となり、鍔ぶ表面に臨む接触子に対しても
浮きを招かない。
ソケット本体の鍔部の裏面の巻止め溝に末端を押し込む
簡単係止のため(リード線の巻締めを鍔部に対し一回り
半の少ない巻付け工程でよいため)、自動機に適するリ
ード線の係止となり、鍔ぶ表面に臨む接触子に対しても
浮きを招かない。
【0039】また、リード線の先端部を止める巻止め溝
に線係止用絞り段部を設ければ、リード線端は更にきつ
く圧着され得る等の効果を奏する。
に線係止用絞り段部を設ければ、リード線端は更にきつ
く圧着され得る等の効果を奏する。
【図1】本発明の表示灯用ランプソケットの一実施例を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同底面図である。
【図4】同一部切り欠き側面図である。
【図5】表示灯用ランプソケットの底面側よりみた斜視
図である。
図である。
【図6】ランプソケットと極小ランプの関係を示す説明
図である。
図である。
【図7】ソケット本体の下面の線係止用絞り段部付きの
巻止め溝にリード線を押し込む説明図である。
巻止め溝にリード線を押し込む説明図である。
【図8】プリント基板の説明図である。
【図9】プリント基板の取付孔に複数個のランプソケッ
トを挿入し撮み脚部が固定位置で横一線上に揃う説明図
である。
トを挿入し撮み脚部が固定位置で横一線上に揃う説明図
である。
【図10】プリント基板の取付孔に複数個のランプソケ
ットを挿入し撮み脚部が固定位置で縦方向に揃う他の実
施例の説明図である。
ットを挿入し撮み脚部が固定位置で縦方向に揃う他の実
施例の説明図である。
【図11】従来のプリント基板の取付孔に複数個の従来
型ランプソケットを挿入し撮み脚部が視覚を通じ分かり
にくい斜め方向に揃った説明図である。
型ランプソケットを挿入し撮み脚部が視覚を通じ分かり
にくい斜め方向に揃った説明図である。
【図12】従来品の表示灯用ランプソケットの底面側よ
りみた斜視図である。
りみた斜視図である。
1 ランプソケット本体 2 基板受用鍔部 3 ランプ嵌合筒部 4 軸状脚部 5 撮み脚部 8 マイナスドライバー挿入用広幅割り溝 9 リード線案内割り溝 10 線導出孔 11 引出し凹部 12 巻返し凹部 13 巻止め溝 14 線係止用絞り段部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21V 19/00 310 H01K 1/46 H01K 3/16 H01K 7/04 H01R 9/09 H01R 33/05 H01R 33/09 H01R 33/18 H05K 1/46
Claims (3)
- 【請求項1】 プリント基板に直接セットする極小ラン
プ仕様の表示灯用ランプソケットにおいて、中間に基板
受用鍔部を形成するソケット本体の上部をランプ嵌合筒
部とし、ソケット本体下部の軸状脚部に設ける両側が鍔
部縁に達する一定幅の撮み脚部を、プリント基板側取付
孔に前記ランプ嵌合筒部を挿入し所定角度を回した固定
位置がプリント基板にあってランプ配列長手方向に平行
する横方向となるよう予め一定角度を振った傾斜突設と
すると共に、撮み脚部中央の前記軸状脚部端に、鍔部位
置近傍まで切込むマイナスドライバー挿入用広幅割り溝
と、該広幅割り溝より深く鍔部位置まで切込むランプ嵌
合筒部底の線導出孔が臨むリード線案内割り溝とを、撮
み脚部の長手方向に対しX状交叉の段違いとし、且つ前
記リード線案内割り溝の鍔部縁に達した両端に鍔表面に
向う引出し凹部を切り欠きし、該引出し凹部より鍔周方
向に一定間隔を隔てた鍔部縁に鍔裏面に向う巻返し凹部
を切り欠きし、該巻返し凹部端に前記リード線案内割り
溝中途に向う巻止め溝を設け、また、前記ランプ嵌合筒
部の外壁の対称位置にプリント基板を挾持する鉤折り状
位置決め兼係止突部を設けてなることを特徴とする表示
灯用ランプソケット。 - 【請求項2】 プリント基板に直接セットする極小ラン
プ仕様の表示灯用ランプソケットにおいて、中間に基板
受用鍔部を形成するソケット本体の上部をランプ嵌合筒
部とし、ソケット本体下部の軸状脚部に設ける両側が鍔
部縁に達する一定幅の撮み脚部を、プリント基板側取付
孔に前記ランプ嵌合筒部を挿入し所定角度を回した固定
位置がプリント基板にあってランプ配列長手方向に直交
する縦方向となるよう予め一定角度を振った傾斜突設と
すると共に、撮み脚部中央の前記軸状脚部端に、鍔部位
置近傍まで切込むマイナスドライバー挿入用広幅割り溝
と、該広幅割り溝より深く鍔部位置まで切込む前記ラン
プ嵌合筒部底の線導出孔が臨むリード線案内割り溝と
を、撮み脚部の長手方向に対しX状交叉の段違いとし、
且つ前記リード線案内割り溝の鍔部縁に達した両端に鍔
表面に向う引出し凹部を切り欠きし、該引出し凹部より
鍔周方向に一定間隔を隔てた鍔部縁に鍔裏面に向う巻返
し凹部を切り欠きし、該巻返し凹部端に前記リード線案
内割り溝中途に向う巻止め溝を設け、また、前記ランプ
嵌合筒部の外壁の対称位置にプリント基板を挾持する鉤
折り状位置決め兼係止突部を設けてなることを特徴とす
る表示灯用ランプソケット。 - 【請求項3】 前記巻止め溝は、中間に線係止用絞り段
部が設けられていることを特徴とする請求項1または2
に記載の表示灯用ランプソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23045398A JP2959564B1 (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | 表示灯用ランプソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23045398A JP2959564B1 (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | 表示灯用ランプソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2959564B1 true JP2959564B1 (ja) | 1999-10-06 |
JP2000068016A JP2000068016A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=16908119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23045398A Expired - Lifetime JP2959564B1 (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | 表示灯用ランプソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2959564B1 (ja) |
-
1998
- 1998-08-17 JP JP23045398A patent/JP2959564B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000068016A (ja) | 2000-03-03 |
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