JPS6312541Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6312541Y2 JPS6312541Y2 JP6703181U JP6703181U JPS6312541Y2 JP S6312541 Y2 JPS6312541 Y2 JP S6312541Y2 JP 6703181 U JP6703181 U JP 6703181U JP 6703181 U JP6703181 U JP 6703181U JP S6312541 Y2 JPS6312541 Y2 JP S6312541Y2
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- Japan
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- locking
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- shaped
- plate
- wire
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- Expired
Links
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 7
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000001684 chronic effect Effects 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は機器内に配線する組電線の製造を容易
にし、機器への取着を的確かつ簡便にする組電線
用板端子に関するものである。
にし、機器への取着を的確かつ簡便にする組電線
用板端子に関するものである。
従来、第5図に基本形を例示する公知の組電線
は自動車アース配線等に多用され、第1図示の板
端子を複数個積重して車体要部に配設される。即
ち電線3端末を板端子の接続部2にかしめ接続
し、他端の板状の取着部1を複数個積重して取着
孔4を同心状に組合せ、ボルトによつて車体要部
に固着する。しかし、電線3を巻着する接続部2
は厚肉の立体形状となるので前記の取着作業のと
き、接続部2は相互干渉して板状の取着部1の正
確な組合せが極めて困難となり、円滑な作業を阻
害する。例えば第2図のように板端子の軸心を一
致させて積重し図示A方向にボルト締めすると
き、当該板端子を組合せ、位置決めし、手で保持
し、締め付けする、一連の作業は極めて困難であ
り、また取着部の基部1Aは当然に変形して腰折
れ現象を聖ずると共に、充分なトルクで緊締して
も取着部板間に間隙5を残存し、円満な電線端子
機能を阻害する。一方、前記の難作業を緩和する
ため接続部2およびその近傍をテープ巻きして組
合せ固定する方法が採用されるが、テープ巻きの
とき取着孔芯の一致が困難である。以上から、そ
の改良されたものとして第3,4図に示すよう
に、単一の取着部1に複数の接続部2を連設した
複式板端子が公用されるが、量産システムにおけ
る生産性上の難点は解消し得ない。即ち、第5図
示A,B,Cの手順に従つて2個の組電線要素
6,7に分岐線6A,7Aを付設し、共通回路と
なる幹線最終端に複式板端子8を接続して組電線
を生産し配設するとき、所要の組電線要素を組合
せて接続部圧着機によるかしめ加工を不可欠とす
るため、多数の分岐線を連結する長尺多数の組電
線要素を所定位置へ運般し、加工し、整理する等
の煩雑作業を伴う。従つて、コンベアーラインで
前記かしめ加工が施され直ちに配設作業が要求さ
れる近代量産システムにおいて非能率不合理な工
程が介在し、当該組電線の生産性を著しく阻害す
る慢性的欠陥がある。
は自動車アース配線等に多用され、第1図示の板
端子を複数個積重して車体要部に配設される。即
ち電線3端末を板端子の接続部2にかしめ接続
し、他端の板状の取着部1を複数個積重して取着
孔4を同心状に組合せ、ボルトによつて車体要部
に固着する。しかし、電線3を巻着する接続部2
は厚肉の立体形状となるので前記の取着作業のと
き、接続部2は相互干渉して板状の取着部1の正
確な組合せが極めて困難となり、円滑な作業を阻
害する。例えば第2図のように板端子の軸心を一
致させて積重し図示A方向にボルト締めすると
き、当該板端子を組合せ、位置決めし、手で保持
し、締め付けする、一連の作業は極めて困難であ
り、また取着部の基部1Aは当然に変形して腰折
れ現象を聖ずると共に、充分なトルクで緊締して
も取着部板間に間隙5を残存し、円満な電線端子
機能を阻害する。一方、前記の難作業を緩和する
ため接続部2およびその近傍をテープ巻きして組
合せ固定する方法が採用されるが、テープ巻きの
とき取着孔芯の一致が困難である。以上から、そ
の改良されたものとして第3,4図に示すよう
に、単一の取着部1に複数の接続部2を連設した
複式板端子が公用されるが、量産システムにおけ
る生産性上の難点は解消し得ない。即ち、第5図
示A,B,Cの手順に従つて2個の組電線要素
6,7に分岐線6A,7Aを付設し、共通回路と
なる幹線最終端に複式板端子8を接続して組電線
を生産し配設するとき、所要の組電線要素を組合
せて接続部圧着機によるかしめ加工を不可欠とす
るため、多数の分岐線を連結する長尺多数の組電
線要素を所定位置へ運般し、加工し、整理する等
の煩雑作業を伴う。従つて、コンベアーラインで
前記かしめ加工が施され直ちに配設作業が要求さ
れる近代量産システムにおいて非能率不合理な工
程が介在し、当該組電線の生産性を著しく阻害す
る慢性的欠陥がある。
本考案は前記の諸欠陥解消を目的とするもの
で、取着面外周に係止面ならびに係止片を具備す
る新規構造の板端子を提供する。
で、取着面外周に係止面ならびに係止片を具備す
る新規構造の板端子を提供する。
以下実施例図面の第6〜9図を参照して本考案
を説明する。本考案に係る板端子9は、中心に取
着孔4を穿設する板状の取着部1に、取着孔4の
中心線1Aと距離L1を介して平行する軸心2C
を有するU字溝形状の接続部2を連設する形状か
らなり(取着部1と接続部2底面は同一平面)、
接続部2は第8図示矢印方向に塑性加工されて電
線の被覆外周を巻着する接続片2Aと、裸電線外
周を巻着する接続片2Bを有し、第1図示と同様
に電線を接続する。一方取着部1の外周の180゜相
対位置に、取着面1平面と間隙12を介して平行
する舌状の係止面10と、取着面1と同一板状で
同一平面をなす突状の係止片11を一体に具備す
る。係止面10は中心線1Aと平行する所要の幅
を有し、基部10Aを取着面1に連設して接続部
2方向に舌状に若干伸長する形状からなり、間隙
12は係止片11の相当板材を緩かに嵌入する間
隙量を有し、その終端は中心線1Aと直交する取
着孔中心線1B上の係止面基部10Aとなる。ま
た第9図を参照して係止面10の概ね中央位置に
間隙12に隆起するロツク爪13を有し、ロツク
爪13は係止面10の局所を方形にプレス加工
し、その3辺を切抜いて間隙12方向へ折曲げ加
工し、基部10A方向に漸隆する片持梁状の弾性
爪に形成される。また係止片11は係止面10と
対称位置に同形同大寸法に形成され、かつロツク
爪13と対称位置にロツク爪13を嵌着する嵌着
孔14を穿設している。従つてロツク爪13と嵌
着孔14は中心線1Aと等距離L2かつ対称に配
列され、係止片端縁11Aは中心線1Bと重合
し、その幅は係止面10の幅と等しくなる。
を説明する。本考案に係る板端子9は、中心に取
着孔4を穿設する板状の取着部1に、取着孔4の
中心線1Aと距離L1を介して平行する軸心2C
を有するU字溝形状の接続部2を連設する形状か
らなり(取着部1と接続部2底面は同一平面)、
接続部2は第8図示矢印方向に塑性加工されて電
線の被覆外周を巻着する接続片2Aと、裸電線外
周を巻着する接続片2Bを有し、第1図示と同様
に電線を接続する。一方取着部1の外周の180゜相
対位置に、取着面1平面と間隙12を介して平行
する舌状の係止面10と、取着面1と同一板状で
同一平面をなす突状の係止片11を一体に具備す
る。係止面10は中心線1Aと平行する所要の幅
を有し、基部10Aを取着面1に連設して接続部
2方向に舌状に若干伸長する形状からなり、間隙
12は係止片11の相当板材を緩かに嵌入する間
隙量を有し、その終端は中心線1Aと直交する取
着孔中心線1B上の係止面基部10Aとなる。ま
た第9図を参照して係止面10の概ね中央位置に
間隙12に隆起するロツク爪13を有し、ロツク
爪13は係止面10の局所を方形にプレス加工
し、その3辺を切抜いて間隙12方向へ折曲げ加
工し、基部10A方向に漸隆する片持梁状の弾性
爪に形成される。また係止片11は係止面10と
対称位置に同形同大寸法に形成され、かつロツク
爪13と対称位置にロツク爪13を嵌着する嵌着
孔14を穿設している。従つてロツク爪13と嵌
着孔14は中心線1Aと等距離L2かつ対称に配
列され、係止片端縁11Aは中心線1Bと重合
し、その幅は係止面10の幅と等しくなる。
以上の新規構成による同形同大2個の板端子9
A,9Bは、第10図のように取着面1を相反方
向に当接して取着孔心を重合させて組合せ、付示
点線位置から矢印方向に回転すると、接続部が2
L1の距離を介して平行し相互の係止面10と係
止片11は第12図のように嵌合し自動的にロツ
クされ、実質的に単一板端子として結合される。
即ち、前記の回転によつて一方の係止片11は他
の係止面10の間隙12に挿入され、ロツク爪1
3と係止面10の弾性撓みによつて嵌合し、端縁
11Aと基部10Aが当接した最終位置において
ロツク爪13が嵌着孔14に嵌着する。そして第
11図のように2個の接続部は背合状態において
両者のU字溝底面を取着面と平行する同一平面上
に配列し、接続された電線は平行に維持される特
徴がある。なお係止片11の先端は前記の挿入を
容易にするためテーパー面15が形成されてい
る。
A,9Bは、第10図のように取着面1を相反方
向に当接して取着孔心を重合させて組合せ、付示
点線位置から矢印方向に回転すると、接続部が2
L1の距離を介して平行し相互の係止面10と係
止片11は第12図のように嵌合し自動的にロツ
クされ、実質的に単一板端子として結合される。
即ち、前記の回転によつて一方の係止片11は他
の係止面10の間隙12に挿入され、ロツク爪1
3と係止面10の弾性撓みによつて嵌合し、端縁
11Aと基部10Aが当接した最終位置において
ロツク爪13が嵌着孔14に嵌着する。そして第
11図のように2個の接続部は背合状態において
両者のU字溝底面を取着面と平行する同一平面上
に配列し、接続された電線は平行に維持される特
徴がある。なお係止片11の先端は前記の挿入を
容易にするためテーパー面15が形成されてい
る。
以上から本考案に係る板端子は組電線における
従来欠陥を明らかに解消する。即ち前記の結合に
よつて取着面が完全密着するので板端子機能を円
満に奏して電線端子の信頼性を向上し、さらに組
電線生産工程において、組電線要素のそれぞれに
板端子9を事前に接続し、コンベアーラインにお
ける組電線配設時に前記のワンタツチ嵌着によつ
て組電線を完成できるので、組電線の生産配設工
程における従来の煩雑工程は完全に解消し、生産
性を著しく改良する効果がある。また同形同大の
板端子による相互嵌着の特徴から単一型による量
産を可能にし、安価に提供できる利点がある。
従来欠陥を明らかに解消する。即ち前記の結合に
よつて取着面が完全密着するので板端子機能を円
満に奏して電線端子の信頼性を向上し、さらに組
電線生産工程において、組電線要素のそれぞれに
板端子9を事前に接続し、コンベアーラインにお
ける組電線配設時に前記のワンタツチ嵌着によつ
て組電線を完成できるので、組電線の生産配設工
程における従来の煩雑工程は完全に解消し、生産
性を著しく改良する効果がある。また同形同大の
板端子による相互嵌着の特徴から単一型による量
産を可能にし、安価に提供できる利点がある。
第1,3,4図:板端子の従来構造を示す平面
図、第2図:第1図板端子の使用状態説明図、第
5図:組電線の基本形と加工手順の説明図、第6
図:本考案一実施例を示す平面図、第7図:第6
図実施例の正面図、第8図:第6図実施例の左側
面図、第9図:第6図のA,A断面拡大図、第1
0図:第6図実施例の使用状態説明図、第11
図:第10図B,B断面図、第12図:第10図
の嵌着状態を示す要部断面図。 主な符号、1:取着部、2:接続部、3:電
線、4:取着孔、6,7:組電線要素、8:従来
構造の板端子、9:本考案に係る板端子、10:
係止面、11:係止片、12:間隙、13:ロツ
ク爪、14:嵌着孔。
図、第2図:第1図板端子の使用状態説明図、第
5図:組電線の基本形と加工手順の説明図、第6
図:本考案一実施例を示す平面図、第7図:第6
図実施例の正面図、第8図:第6図実施例の左側
面図、第9図:第6図のA,A断面拡大図、第1
0図:第6図実施例の使用状態説明図、第11
図:第10図B,B断面図、第12図:第10図
の嵌着状態を示す要部断面図。 主な符号、1:取着部、2:接続部、3:電
線、4:取着孔、6,7:組電線要素、8:従来
構造の板端子、9:本考案に係る板端子、10:
係止面、11:係止片、12:間隙、13:ロツ
ク爪、14:嵌着孔。
Claims (1)
- 中心に取着孔を穿設する板状の取着部と、前記
取着孔の中心線と平行軸心を有するU字溝形状の
電線接続部を連設し、さらに前記取着部外周に前
記取着部平面と間隔を介して平行する舌状の係止
面と、板状の係止片をそれぞれ形成すると共に、
前記係止面に隆状のロツク爪、前記係止片に嵌着
孔を付与した係止機構を有し、前記取着面を同心
背合状態に積重し、前記係止面と前記係止片が相
互嵌合すると共に、前記ロツク爪と前記嵌着孔が
嵌着ロツクする構造を特徴とする組電線用板端
子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6703181U JPS6312541Y2 (ja) | 1981-05-08 | 1981-05-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6703181U JPS6312541Y2 (ja) | 1981-05-08 | 1981-05-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57179273U JPS57179273U (ja) | 1982-11-13 |
JPS6312541Y2 true JPS6312541Y2 (ja) | 1988-04-11 |
Family
ID=29863049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6703181U Expired JPS6312541Y2 (ja) | 1981-05-08 | 1981-05-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6312541Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7125295B2 (en) * | 2004-10-07 | 2006-10-24 | Alcon Fujikura Limited | Interlocking ring terminals |
-
1981
- 1981-05-08 JP JP6703181U patent/JPS6312541Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57179273U (ja) | 1982-11-13 |
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