JPS6011564Y2 - 端子金具 - Google Patents
端子金具Info
- Publication number
- JPS6011564Y2 JPS6011564Y2 JP14174480U JP14174480U JPS6011564Y2 JP S6011564 Y2 JPS6011564 Y2 JP S6011564Y2 JP 14174480 U JP14174480 U JP 14174480U JP 14174480 U JP14174480 U JP 14174480U JP S6011564 Y2 JPS6011564 Y2 JP S6011564Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal fitting
- terminal
- terminal fittings
- locking protrusion
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一方側に電線圧着結合部を形成した端子金具に
関するものである。
関するものである。
従来のこの種端子金具は第1図に示すように、一方側に
電線を挿入して圧着するようにした電線圧着結合部1を
有し、他方にねじ取付孔3を中心に有する円板状ねじ取
付部2を有するものであった。
電線を挿入して圧着するようにした電線圧着結合部1を
有し、他方にねじ取付孔3を中心に有する円板状ねじ取
付部2を有するものであった。
このような端子金具を自動車のアース端子金具として使
用する場合アース端子金具は自動車の何処にでもねじ止
めにより取りつけることはできなく、アースをするのに
適した場所に取りつけるようにしなければならず、その
上、同一個所へねじで端子金具を同時に2個より多く取
りつけることは作業上能率を低下することになる。
用する場合アース端子金具は自動車の何処にでもねじ止
めにより取りつけることはできなく、アースをするのに
適した場所に取りつけるようにしなければならず、その
上、同一個所へねじで端子金具を同時に2個より多く取
りつけることは作業上能率を低下することになる。
そのため従来は第2図に示すように多数の電装品aのア
ース端子4相互をアース線5で順次接続し、かつその一
端の電装品aからアース線5の先端に第1図に示すよう
な端子金具を取りつけておき、これを自動車の車体にね
じ止めにより取りつけるようにしていた。
ース端子4相互をアース線5で順次接続し、かつその一
端の電装品aからアース線5の先端に第1図に示すよう
な端子金具を取りつけておき、これを自動車の車体にね
じ止めにより取りつけるようにしていた。
また第3図に示すように各電装品aの端子4相互を複数
の分岐線を中間接続して構成したアース線5で連結して
いた。
の分岐線を中間接続して構成したアース線5で連結して
いた。
しかしながら前者にあっては一端部の電装品を除く他の
電装品のアース端子4へ取りつけるためのアース線5の
端子金具には、2本の電線を一緒に圧着した端子を使用
しなければならずその製造が面倒であり、また後者にあ
ってはアース線が樹枝状に枝分かれする事になるのでワ
イヤハーネス製造時に取扱いにくい上中間ジヨイントが
面倒である。
電装品のアース端子4へ取りつけるためのアース線5の
端子金具には、2本の電線を一緒に圧着した端子を使用
しなければならずその製造が面倒であり、また後者にあ
ってはアース線が樹枝状に枝分かれする事になるのでワ
イヤハーネス製造時に取扱いにくい上中間ジヨイントが
面倒である。
そもそも自動車組立の際には、配線や端子接続を簡単に
して能率化するため、端子金具をそれぞれ取りつけた各
必要な長さの電線を集めて結束したもの令予め製造して
おき、これを組立てのときに用いて配線している。
して能率化するため、端子金具をそれぞれ取りつけた各
必要な長さの電線を集めて結束したもの令予め製造して
おき、これを組立てのときに用いて配線している。
このような電線ハーネスの製造段階においてもできるだ
け自動化することが望ましい。
け自動化することが望ましい。
ところが上記のように、電装品aのアース端子へ取りつ
ける端子金具の電線圧着結合部に2本の電線を挿入圧着
するのは、現在の製造方法では自動化が困難であり、ま
た中間ジヨイントを自動的に行なうことも自動化が非常
に困難であるという問題があった。
ける端子金具の電線圧着結合部に2本の電線を挿入圧着
するのは、現在の製造方法では自動化が困難であり、ま
た中間ジヨイントを自動的に行なうことも自動化が非常
に困難であるという問題があった。
さらに第2図および第3図のような接続配線であると、
アース線の一個所が切断または焼損した場合、複数ある
いは全電装品のアース回路が断たれる恐れがあった。
アース線の一個所が切断または焼損した場合、複数ある
いは全電装品のアース回路が断たれる恐れがあった。
これを防止するためには各電装品のアース端子から車体
のアース地点までそれぞれ別のアース線で接続した方が
よい。
のアース地点までそれぞれ別のアース線で接続した方が
よい。
しかし前述のように、車の組立工程において多数個のば
らばらに分散されているアース用端子金具を1個所にま
とめそれを一つの取り付けねじで車体のアース用ねじ孔
に取りつけることは組立て能率上好ましくない。
らばらに分散されているアース用端子金具を1個所にま
とめそれを一つの取り付けねじで車体のアース用ねじ孔
に取りつけることは組立て能率上好ましくない。
本考案は上記の点にかんがみ、各電装品からそれぞれ別
のアース線をとったとき、それら各アース線の先端に着
けた各端子金具同志を電線ノ1−ネスの製造段階におい
て互いに結合でき、自動車の組立て工程においてはその
互いに結合されたもの1つをねじにより車体のアース用
ねじ孔に取りつけられればよいようにした端子金具を提
供するものであって、以下図面について詳細に説明する
。
のアース線をとったとき、それら各アース線の先端に着
けた各端子金具同志を電線ノ1−ネスの製造段階におい
て互いに結合でき、自動車の組立て工程においてはその
互いに結合されたもの1つをねじにより車体のアース用
ねじ孔に取りつけられればよいようにした端子金具を提
供するものであって、以下図面について詳細に説明する
。
第4図は本考案の一実施例を示し、11は電線圧着結合
部、12は円板状ねじ取付部、13はねじ取付孔、14
は円板状ねじ取付部12の外周に設けた切込溝、15は
ねじ取付部12の外周から僅か切り込まれて上方へ折り
曲げ突設され、さらに上端部を中心方向へ向って折り曲
げられた係止用突起であり、この係止用突起15はねじ
取付部12の中心の両側に対向して設けられている。
部、12は円板状ねじ取付部、13はねじ取付孔、14
は円板状ねじ取付部12の外周に設けた切込溝、15は
ねじ取付部12の外周から僅か切り込まれて上方へ折り
曲げ突設され、さらに上端部を中心方向へ向って折り曲
げられた係止用突起であり、この係止用突起15はねじ
取付部12の中心の両側に対向して設けられている。
これら切込溝14と係止用突起15とはねじ取付部12
の円周を偶数に等分割した点に設けられている。
の円周を偶数に等分割した点に設けられている。
図示例では6等分割した点に切込溝14と係止用突起1
5が設けられた場合を示す。
5が設けられた場合を示す。
第5図は第4図に示した端子金具を2個重ねて結合した
場合の状態を示す。
場合の状態を示す。
下部にある端子金具の係止突起15は、上部の端子金具
の切込溝14中に嵌められ、更に折り曲げられてその先
端は上部の端子金具の切込溝14より奥で押さえ、上下
部の端子金具は結合される。
の切込溝14中に嵌められ、更に折り曲げられてその先
端は上部の端子金具の切込溝14より奥で押さえ、上下
部の端子金具は結合される。
これらの上に更に端子金具を結合するときは下から2番
目の係止突起15により固定すればよい。
目の係止突起15により固定すればよい。
このようにして順次上部へ別の端子金具を重ねて結合し
てゆくことができる。
てゆくことができる。
ただその場合電線圧縮結合部11の上下方向の厚みがあ
るので、無限に積み重ねて結合することはできない。
るので、無限に積み重ねて結合することはできない。
係止突起15の取付部12の上面からの突出高さは積み
重ねてゆくときの支障にならぬようにすればよい。
重ねてゆくときの支障にならぬようにすればよい。
上記例では円板状ねじ取付部12の円周を6等分割した
点に切込溝14と係止用突起15とを設けたが、これら
を8等分割以上に分割した点に設けてもよい。
点に切込溝14と係止用突起15とを設けたが、これら
を8等分割以上に分割した点に設けてもよい。
しかしこれらの数を多くすることは、係止突起15の幅
を小さくすることになって強度上から制限され、また電
線圧着結合部11の重なりを生ずることになるのでこの
点でも制限される。
を小さくすることになって強度上から制限され、また電
線圧着結合部11の重なりを生ずることになるのでこの
点でも制限される。
以上のように本考案によれば、下部の端子金具の係止用
突起をその直上に重ねた端子金具の切込溝に嵌合すれば
、該係止用突起は円板部の外周より中心側へ切り込まれ
た位置から突設されているので、互いに回動しないよう
に係止され、順次上に重合し係止用突起を押圧してゆく
ことで、溝数を多くすれば多数の端子金具を他の部品を
用いることなく端子金具同志だけで一体的に結合できる
ので、自動車の多数の電装品からのそれぞれ別のアース
線におのおのとりつけた端子金具を予め結合でき、配線
する電線ハーネスの製造工程においても、自動車組立工
程においても能率を向上することができる。
突起をその直上に重ねた端子金具の切込溝に嵌合すれば
、該係止用突起は円板部の外周より中心側へ切り込まれ
た位置から突設されているので、互いに回動しないよう
に係止され、順次上に重合し係止用突起を押圧してゆく
ことで、溝数を多くすれば多数の端子金具を他の部品を
用いることなく端子金具同志だけで一体的に結合できる
ので、自動車の多数の電装品からのそれぞれ別のアース
線におのおのとりつけた端子金具を予め結合でき、配線
する電線ハーネスの製造工程においても、自動車組立工
程においても能率を向上することができる。
また多数個の各電装品からそれぞれ別のアース線をとる
ことができることになるので、−個の電装品からのアー
ス線が切断あるいは焼損しても他の電装品のアース回路
に影響を及ぼすことがない。
ことができることになるので、−個の電装品からのアー
ス線が切断あるいは焼損しても他の電装品のアース回路
に影響を及ぼすことがない。
なお本考案に係る端子金具は自動車のアース端子金具以
外に使用できることは勿論である。
外に使用できることは勿論である。
第1図は従来の端子金具の使用状態を示す斜視図、第2
図および第3図は従来の自動車電装品のアース回路の説
明図、第4図は本考案の一実施例の斜視図、第5図は第
4図の端子金具の結合状態を示す斜視図である。 11・・・・・・電線圧着結合部、12・・・・・・円
板状ねじ取付部、13・・・・・・ねじ取付孔、14・
・・・・・切込溝、15・・・・・・係止用突起。
図および第3図は従来の自動車電装品のアース回路の説
明図、第4図は本考案の一実施例の斜視図、第5図は第
4図の端子金具の結合状態を示す斜視図である。 11・・・・・・電線圧着結合部、12・・・・・・円
板状ねじ取付部、13・・・・・・ねじ取付孔、14・
・・・・・切込溝、15・・・・・・係止用突起。
Claims (1)
- 電線圧着結合部が一方側に形成され、ねじ取付孔が中心
に設けられた円板状のねじ取付部が他方側に形成された
端子金具において、円板状ねじ取付部外周の偶数等分割
点に切込溝と該取付部の中心の両側に対向して上記円板
状ねじ取付部外周より中心側へ切込んだ位置から折曲突
出せしめた係止用突起とを設けたことを特徴とする端子
金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14174480U JPS6011564Y2 (ja) | 1980-10-04 | 1980-10-04 | 端子金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14174480U JPS6011564Y2 (ja) | 1980-10-04 | 1980-10-04 | 端子金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5764076U JPS5764076U (ja) | 1982-04-16 |
JPS6011564Y2 true JPS6011564Y2 (ja) | 1985-04-17 |
Family
ID=29501573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14174480U Expired JPS6011564Y2 (ja) | 1980-10-04 | 1980-10-04 | 端子金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6011564Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH048618Y2 (ja) * | 1987-02-17 | 1992-03-04 | ||
JP6715719B2 (ja) * | 2016-07-22 | 2020-07-01 | 矢崎総業株式会社 | 端子金具の接続構造 |
-
1980
- 1980-10-04 JP JP14174480U patent/JPS6011564Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5764076U (ja) | 1982-04-16 |
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