JPH07252956A - 立体駐車場の運転方法 - Google Patents

立体駐車場の運転方法

Info

Publication number
JPH07252956A
JPH07252956A JP26485094A JP26485094A JPH07252956A JP H07252956 A JPH07252956 A JP H07252956A JP 26485094 A JP26485094 A JP 26485094A JP 26485094 A JP26485094 A JP 26485094A JP H07252956 A JPH07252956 A JP H07252956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
vehicle
conveyor
pallet
shelf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26485094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2647024B2 (ja
Inventor
Ryoichi Ishige
良一 石毛
Yoichi Fukuda
陽一 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP26485094A priority Critical patent/JP2647024B2/ja
Publication of JPH07252956A publication Critical patent/JPH07252956A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2647024B2 publication Critical patent/JP2647024B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】格納領域の垂直方向に入庫と出庫とを兼用する
入出庫口を2つ設け、入出庫口と棚群内とをリフタで接
続し、スタッカクレーンに2つのフォークを設けて、入
出庫時間の短縮を図る。 【構成】車両は入出庫口、リフタ13A,13B、そし
てコンベヤ10A,10Bからコンベヤ11A,11B
に搬送される。この状態において、2台の車両を載せた
スタッカクレーン1は、一方のフォーク2Aをリフタの
コンベヤ10A側に突出させ、他方のフォーク2Bをリ
フタのコンベヤ10Bに突出させ、車両をリフタに出庫
させる。次に、スタッカクレーン1はその場において、
フォーク2Aをコンベヤ11Bに突出させ、フォーク2
Bをコンベヤ11Aに突出させ、それぞれ車両を取り込
む。次に、スタッカクレーン1は格納棚に向けて走行す
る。リフタに出庫された車両は入出庫口に向けて搬送さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタッカクレーンのよ
うな搬送装置と車両を格納する棚とからなる立体駐車場
の運転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スタッカクレーン式の立体駐車場は、特
開昭51−141178号公報に示す如く、スタッカク
レーンと、多数の格納棚をスタッカクレーンの走行路の
両脇に設けた棚群とからなり、棚群(スタッカクレーン
の走行路)の一端に入庫口、他端に出庫口を設けてい
る。スタッカクレーンは、走行体と、走行体を昇降する
昇降体と、昇降体から格納棚側に対して進退するフォー
クとからなる。フォークは1組であり、入庫や出庫は車
両1台単位で行なわれる。
【0003】また、車両はパレットに載せて格納するよ
うになっている。このため、入庫口の近傍にはデパレタ
イザを設け、段積みしてあるパレットを分割して1枚づ
つ入庫口に供給している。また出庫口の近傍にはパレタ
イザを設け、車両の出庫によって不要となったパレット
を回収し段積みしている。
【0004】なお、一般の立体倉庫において、2組のフ
ォークをスタッカクレーンに設け、2台単位で入出庫を
行ない、荷役を早くすることが知られている。例えば、
特開昭57−107303号公報がある。
【0005】また、実開昭56−154903号公報に
示すものは倉庫であり、建屋の2階以上に棚群とスタッ
カクレーンを設置し、棚の最下部に荷のさばき場を設
け、この荷さばき場と1階とを荷昇降搬送手段で接続し
ている。荷昇降搬送手段は棚の下方にある。1階が入出
庫口になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】立体駐車場では、入庫
を希望してから実際に入庫できるまでの時間、及び、出
庫を希望してから実際に出庫できるまでの時間はできる
だけ短いことが望ましい。
【0007】入庫や出庫のパターンには色々ある。しか
し、店舗等一般用途用の立体駐車場では、大きく分ける
と次の三つのパターンになる。
【0008】(1)開店時の如く、入庫が連続するパタ
ーン (2)閉店時の如く、出庫が連続するパターン (3)中間の時間帯の如く、入庫と出庫が混在するパタ
ーン パターン(1)や(2)のためには入庫口、出庫口を多
数設けることが必要であるが、高価になる。
【0009】また、パターン(3)の場合の入庫や出庫
のやり方としては種々考えられるが、出庫をしたならば
次には入庫を行ない、次には出庫を行なうという交互の
繰返し方式が基本になる。
【0010】ところで、従来のスタッカクレーン式立体
駐車場では、スタッカクレーンの走行路の一端に入庫口
を設け、他端に出庫口を設けている。
【0011】このため、前記パターン(3)の場合、出
庫を行なって次の出庫を行なうには、スタッカクレーン
1は走行路を必ず一往復することが必要になる。
【0012】このため、パターン(3)では入出庫に多
大な時間を必要とすることになる。駐車数が大きくなっ
て走行路の長さが長くなる程、この傾向は大きくなる。
また、従来の立体駐車場では、入庫口と出庫口がそれぞ
れあるので、高価になっている。
【0013】本発明の目的は、安価な構成で、入出庫を
短時間に行えるようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、二組の授受装
置を有する搬送装置と、該搬送装置の走行路の両側に沿
って複数の格納棚を有する二つの棚群と、前記二つの棚
群にそれぞれ二つづつ水平方向に隣接して設けられ、前
記授受装置との間で車両を授受する口であり、前記搬送
装置の走行方向に対して直角方向の水平方向から見たと
き、一方の前記棚群の前記の二つの口と他方の前記棚群
の二つの口とは重なった位置に設けた授受口と、該二つ
の棚群、前記搬送装置、該搬送装置の走行路とからなる
第2の階の垂直方向に設置した第2の階と、前記それぞ
れの棚群の二つの授受口と前記第1の階とを接続するも
のであって、前記搬送装置の走行方向にパレットを搬送
する第1のコンベヤを有する二つのリフタと、乗降する
ためのものであって、前記二つのリフタにそれぞれ接続
しており、前記第2の階に設けた二つの入出庫口と、前
記授受口が前記リフタが昇降する口でない場合に前記授
受口に設けられ、前記第1のコンベヤとの間で車両を授
受する第2のコンベヤと、からなり、前記授受装置の一
方が前記一方の棚群の授受口の一方へ移載するすると共
に、他方の授受装置が前記他方の棚群の授受口の一方へ
移載し、次に、前記一方の授受装置によって前記他方の
棚群の他方の授受口からパレットを受け取ると共に、前
記他方の授受装置によって前記一方の棚群の他方の授受
口からパレットを受け取ること、を特徴とする。
【0015】
【作用】前記のように運転すれば、搬送装置は2台同時
に出庫し、2台同時に入庫させることができる。このた
め、搬送装置の走行を少なくでき、入出庫時間を短縮で
きるものである。
【0016】また、2台の車両はそれぞれの棚群に位置
する昇降手段を介してそれぞれの入出庫口に搬送され
る。また、入庫はそれぞれの入出庫口から棚群に入る。
このため、入出庫口における乗員の降車や乗車の時間を
短縮できるものである。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4により
説明する。本実施例は、車両をパレットに載せて格納す
る方式である。図1において、1は公知の搬送装置とし
てのスタッカクレーンであり、走行体と、走行体を昇降
する昇降体と、昇降体に設けた2組のフォーク2A、2
Bとからなる。フォーク2A,2Bは、それぞれ両側に
突出可能である。
【0018】スタッカクレーン1の走行路3の両脇に
は、多数の格納棚からなる棚群4,5,4A,5Aを設
けている。ここではスタッカクレーン1,その両脇の棚
群4,5または棚群4A,5Aを一組として、2組を並
設している。
【0019】各棚群4,5,4A,5Aの格納棚の数
は、スタッカクレーン1の走行方向にそって8箇ある。
棚の段数は4段である。
【0020】図2、図3において、9はスタッカクレー
ン1の走行路3や棚群4,5,4A,5Aを支持する床
であり、駐車するための車両34の進入路35,退出路
36,図4の乗員のための退場用の通路37,同じく入
場用の通路38の面G,Lよりも上方に設置している。
スタッカクレーン1は床9の上面を走行する。床9は、
車両34の走行の邪魔にならない位置に設置した柱(図
示せず)で支持されている。
【0021】即ち、1階部分が入出庫のための領域とな
り、2階以上の部分が車両の格納領域となっている。1
階の入出庫口13A,13Bに車両を乗入れ、乗員が下
車すると、リフタ12A,12Bで2階部分に上昇さ
せ、格納する。また、車両を出庫する場合には、2階部
分からリフタ12A,12Bで入出庫口13A,13B
に出庫する。
【0022】リフタ12A,12Bの上面には、それぞ
れコンベヤ10A,10Bを設けている。該リフタ12
A,12Bはコンベヤ10A,10Bを第1段目の棚ま
で上昇させる。
【0023】リフタ12Aは棚群4の第4行目に、リフ
タ12Bは棚群5の第5行目に設けている。棚群4の第
5行目、棚群5の第4行目の第1段目の棚の底部には、
入庫用のコンベヤ11A,11Bを設けている。
【0024】前記コンベヤ10A,10B,11A,1
1Bはスタッカクレーン1のフォークが入ることができ
るように設けてある。コンベヤ11A,11Bがある棚
(空間)はスタッカクレーン1との授受口であり、入庫
用の授受口11E,11Fである。コンベヤ10A,1
0Bが上昇した位置の棚(空間)はスタッカクレーン1
との授受口であり、出庫用の授受口10E,10Fであ
る。
【0025】21はパレタイザの機能およびデパレタイ
ザの機能を有するパレットマガジンであり、棚群4の第
3行目および棚群5の第6行目の、第1段目の棚にそれ
ぞれ設置している。パレットマガジン21は周知の如
く、段積みパレットの収納部22,段積みパレットを支
持する支持装置23,コンベヤ24を昇降させるリフタ
25とからなる。
【0026】パレットマガジン21の動作の要点を、棚
群4側のパレットマガジン21について簡単に説明す
る。
【0027】空のパレット39を段積みするパレタイザ
として用いる場合について説明する。入出庫口13Aか
ら車両が出庫すると、リフタ12Aを上昇させ、その上
面のパレットをコンベヤ10Aを用いてパレットマガジ
ン21のコンベヤ24に供給する。次にリフタ25を上
昇させて支持装置23上のパレットを押上げ、次に支持
装置23を後退させ、次にさらにリフタ25を上昇さ
せ、次に支持装置23を突出させ、次にリフタ25を下
降させるものである。以上の動作によって、パレット3
9を下方から段積みできる。
【0028】空のパレット39を1枚づつ出庫するデパ
レタイザとして用いる場合について説明する。リフタ2
5を上昇させて段積みパレットを持上げ、次に支持装置
23を後退させ、次にリフタ25を下降させ、次に支持
装置23を突出させて2段目のパレットを支持可能と
し、次にリフタ25を下降すれば1枚のパレットを取出
すことができる。このパレットは、上昇したリフタ12
Aのコンベヤ10Aに供給する。
【0029】図4において、30は駐車場への車両の入
口、31は出口である。32は乗員の出口、33は入口
である。
【0030】入出庫口13A,13Bはリフタ12A,
12Bの周囲を安全のため棚または壁44,45で囲っ
ている。車両の走行方向におけるリフタの右側と、右側
の壁44との間には、乗員の乗降用のプラットフォーム
43がある。40は入庫する車両の入口ドアであり、降
車した乗員の出口ともなる。41は出庫する車両の出口
ドアであり、乗車する乗員の入口ともなる。
【0031】プラットフォーム43が右側にあるのは、
車両の運転席が右側にあるためである。左側に運転席を
有する車両が主体の場合は、出口31側を入口とし、入
口30側を出口とする。
【0032】入出庫口13A,13Bの壁44に乗員の
出入口を設けてもよい。入出庫口13Aのプラットフォ
ーム43は、走行路3の下方にある。入出庫口13Bの
プラットフォーム43は、並設されている棚群4Aの下
方に位置している。
【0033】図1において、並設されている棚群4A,
5Aのパレットマガジン21,入出庫口13A,13
B,コンベヤ10A,10B,リフタ12A,12Bお
よびコンベヤ11A,11Bは、棚群4,5の各位置に
対してそれぞれ1行ほど若い行に位置している。即ち、
棚群4Aの入出庫口13Aは隣接する棚群5の入出庫口
13Bよりも入口側に少くとも1行の空間を置いた位置
に設置している。
【0034】かかる構成において、入庫運転を棚群4,
5について説明する。入口30から入った車両は、進入
路35を通って入出庫口13A,13Bの前方で一旦停
止し、同乗者を降車させる。
【0035】パレットマガジン21から供給された空パ
レット39を載せたリフタ12A,12Bが下降する
と、入口ドア40が開くので、車両を入出庫口13A,
13Bに進入させる。運転者は降車後入口ドア40を通
って入出庫口13A,13Bの外に出たのち、端末器を
操作して入庫運転を指令する。また駐車カードを受領す
る。運転者および同乗者は、通路37を通って出口32
に至る。
【0036】入庫運転が指令されると、入口ドア40が
閉じ、リフタ12A,12Bが上昇する。リフタ12
A,12Bの車載パレット39は、それぞれコンベヤ1
0A,10Bによりコンベヤ11A,11Bに供給され
る。
【0037】リフタ12A,12Bは、パレットマガジ
ン21から空パレットを受取った後、下降する。
【0038】コンベヤ11A,11Bにそれぞれ車載パ
レットが載っている場合は、スタッカクレーン1はフォ
ーク2Aが棚群4,5の第4行目に位置するように停止
する。そしてフォーク2Aをコンベヤ11Bへ,フォー
ク2Bをコンベヤ11Aへ同時に突出させ、車載パレッ
トをスタッカクレーン1側に同時に取込む。次に、スタ
ッカクレーン1は空棚に車載パレットを格納する。
【0039】このように、スタッカクレーン1が2台の
車載パレットを同時に搬送するのは、入庫が連続してい
る場合であり、その他の場合は一台毎に搬送する。
【0040】また、入庫が連続しているとき、すなわ
ち、入庫運転の次の運転が入庫の場合は、コンベヤ10
A,10Bからコンベヤ11A,11Bに車載パレット
を搬送している時、パレットマガジン21のコンベヤ2
4からコンベヤ10A,10Bに空パレットを搬送す
る。これによって、この時のパレットの搬送時間を短縮
でき、入庫時間を短縮できるものである。
【0041】次に、出庫運転を棚群4,5について説明
する。出庫を要求する運転者は、入口33に設置した端
末器に駐車カードを挿入し、出庫を指令する。端末器か
らは車両が出庫される入出庫口の位置(番号)が指示さ
れるので、その指示に従って通路38を通って所定の入
出庫口に行く。各入出庫口の表示器には、駐車カードの
番号が出庫順序で表示されている。
【0042】スタッカクレーン1は、出庫指令の出され
た2箇の棚から車載パレットを取出し、フォーク2Aが
棚群4,5の第4行目に位置するように停止する。そし
てフォーク2Aをコンベヤ10Aへ、フォーク2Bをコ
ンベヤ10Bへ同時に突出させ、上昇して待機している
リフタ12A,12Bの上面のコンベヤ10A,10B
に、2台の車載パレットを同時に載せる。
【0043】次に、リフタ12A,12Bが下降する
と、出口ドア41が開き、運転者が乗車して出庫させ
る。そして一旦停止し、通路38を通ってきた同乗者を
乗車させ、通路36を通って出口31に至る。
【0044】車両が出庫すると出口ドア41が閉じ、リ
フタ12A,12Bが上昇し、空パレット39をパレッ
トマガジン21に段積する。
【0045】このように、スタッカクレーン1が2台の
車載パレットを同時に搬送するのは、出庫が連続してい
る場合であり、その他の場合は1台毎に搬送する。
【0046】次に、出庫運転と入庫運転を、交互に繰返
し行なう場合を棚群4,5について説明する。
【0047】一般の駐車場においては、入出庫口の手前
で入庫待ちの車両が待機しており、駐車中の車両が出庫
して空棚が出れば、直ちに入庫するケースが大半を占め
る。即ち、入出庫口13A,13Bの手前に入庫待ち車
両がある場合は、出口ドア41が開いて車両が出庫した
のち、出口ドア41を閉じると同時に入口ドア40を開
く。リフタ12A,12Bの上面には空パレット39が
載ったままになっており、入庫待ちの車両を入出庫口1
3A,13Bに進入させる。運転者が降車したのち、入
庫指令により入口ドア40を閉じ、リフタ12A,12
Bが上昇して、車載パレット39はコンベヤ11A,1
1Bに供給される。リフタ12A,12Bは上昇した状
態で待機する。
【0048】上記入庫作業を行っている間に、スタッカ
クレーン1は、出庫指令の出された2箇の車載パレット
を取出し、フォーク2Aが棚群4,5の第4行目に位置
するように停止する。そして、入庫すべき車載パレット
がコンベヤ11A,11Bに移されていれば、フォーク
2Aをコンベヤ10Aへ、フォーク2Bをコンベヤ10
Bへ同時に突出させ、該車載パレットをコンベヤ10
A,10Bに同時に載せる。
【0049】次に、スタッカクレーン1は、フォーク2
A,2Bをコンベヤ10A,10Bから同時に引込め、
途中で止めることなく、さらにコンベヤ11B,11A
へ同時に突出させ、そして同時に2箇の車載パレットを
取込む。次に、スタッカクレーン1は空棚に車載パレッ
トを格納する。
【0050】一方、スタッカクレーン1から出庫すべき
車載パレットをコンベヤ10A,10Bが受取ると、リ
フタ12A,12Bは下降し、出口ドア41が開き、運
転者が乗車して出庫する。
【0051】以後、これを繰返す。このように、スタッ
カクレーン1が2台の車載パレットを同時に搬送するの
は、出庫および入庫が連続している場合である。
【0052】出庫または入庫のいずれかが1台の場合に
ついて説明する。出庫が1台、入庫が2台の場合を、棚
群4,5について説明する。入庫する車両2台は、先に
説明の手順により同時にコンベヤ11A,11Bに供給
される。出庫指令によりスタッカクレーン1は、車載パ
レットをフォーク2Aにより棚から取出し、フォーク2
Aが棚群4,5の第4行目に位置するように停止する。
次にフォーク2Aにより該車載パレットをコンベヤ10
Aに載せ、フォーク2Aを引込め、続いてフォーク2A
をコンベヤ11Bに突出させる。この時フォーク2Aと
同調して、フォーク2Bをコンベヤ11Aに突出させ、
同時に2箇の車載パレットを取込む。そのあと、スタッ
カクレーン1は、空棚に2箇の車載パレットを格納す
る。
【0053】一方、コンベヤ10Aがスタッカクレーン
1から車載パレットを受取ると、リフタ12Aは下降
し、出口ドア41が開き、運転者が乗車して出庫する。
また、コンベヤ10Bには、パレットマガジン21から
空パレットを供給し、リフタ12Bを下降させる。
【0054】出庫指令された棚が棚群4,5の第5行目
〜第8行目にある時は、スタッカクレーン1は車載パレ
ットをフォーク2Bにより棚から取出し、フォーク2B
が棚群4,5の第5行目に位置するように停止する。こ
の場合、該車載パレットはフォーク2Bでコンベヤ10
Bに載せ、出庫する。またコンベヤ10Aには、パレッ
トマガジン21から空パレットを供給する。
【0055】次に、出庫が2台、入庫が1台の場合を、
棚群4,5について説明する。例えば、出庫指令は2台
であるが、入庫待ち車は入出庫口13Bには無く、入出
庫口13Aの前方にのみあるときについて説明する。
【0056】入庫する車両は、先の説明の手順に従って
入出庫口13Aに入り、リフタ12Aが上昇し、車載パ
レットをコンベヤ11Aに供給する。これと同時に、リ
フタ12Bは空パレットを載せたままで上昇し、該空パ
レットをコンベヤ10Bにより、パレットマガジン21
に段積みする。スタッカクレーン1は、2台の車載パレ
ットを棚から受取り、フォーク2A,2Bでそれぞれコ
ンベヤ10A,10Bに該車載パレットを載せる。次に
フォーク2Bをコンベヤ10Bから引込め、さらに引続
いてコンベヤ11Aに突出させて、車載パレットを受取
る。この時フォーク2Aは、フォーク2Bに同調してコ
ンベヤ10Aから引込めるが、コンベヤ11Bに突出し
ない。スタッカクレーンは、1台の車載パレットを空調
に格納する。
【0057】以上の運行はコンピュータで行なわれる。
コンピュータは、出庫要求の状況、入出庫口13A,1
3B及び各授受口におけるパレットの有無、入庫待ちの
車両の数等を検出して、運行手順を定める。
【0058】なお、入庫や出庫の方法として他にもあ
る。例えば、入庫において、一方の入出庫口13A側に
複数の車両が入庫しようとし、他方の入出庫口13B側
に車両が居ない場合は、スタッカクレーン1はコンベヤ
11A,10Aの2つの車載パレットを同時に搬送する
ことになる。
【0059】また、入出庫口13Aを入庫用、入出庫口
13Bを出庫専用とすることができる。この場合、2つ
の車載パレットをコンベヤ10B,11Bに同時に出庫
し、コンベヤ10A,11Aから2つの車載パレットを
同時にスタッカクレーン1に取込むことができる。車両
の走行方向において上流側に位置する入出庫口13Aを
入庫用とし、下流側の入出庫口13Bを出庫用としてい
るので、車両の運転を容易にできるものである。
【0060】以上の如く、入出庫口13A,13Bは棚
群の長さ方向の中央部に設けているので、少なくとも第
1行目から第2行目の下方は入庫車両の待機場所とな
り、また少なくとも第6行目から第8行目は出庫車両の
待機場所となり、敷地の長さを極めて短くできるもので
ある。
【0061】以上の如く、棚群4,5にそれぞれ入出庫
口13A,13Bを設け、一方のフォーク2Aを一方の
棚群の授受口へ、他方のフォーク2Bを他方の棚群の授
受口へ突出させているので、一台当りの入出庫に要する
時間を短縮できるものである。例えば、2台のみの出庫
又は2台のみの入庫を考えるとこの効果を容易に理解で
きよう。
【0062】また、各棚群4,5に授受口10E,11
E,10F,11Fを2つづつ設け、この授受口の位置
(高さ、間隔)はスタッカクレーン1のフォーク2A,
2Bの位置(高さ、間隔)に合せて設けている。即ち、
一方の棚群の授受口10E,11Eと他方の授受口11
F,10Fとはフォーク2A,2Bをはさんで対向して
いる。また、出庫用の授受口10E,10Fと入庫用の
授受口11E,11Fとは対向している。このため、ス
タッカクレーンは停止したままで、2台の車載パレット
を同時に出庫用の授受口10E,10Fに渡し、さらに
同じ停止位置で、反対側の入庫用の授受口11F,11
Eから2台の車載パレットを同時に受取ることができ、
入庫および出庫を極めて短時間に行なうことができるも
のである。
【0063】さらに、パレットマガジン21を入出庫口
13A,13Bをはさんで入庫用授受口11E,11F
の反対側に設けたことにより、空パレットの搬送距離を
極力少なくすることができる。特に入庫と出庫を交互に
繰返す場合は、空パレットの搬送は全く必要なく、更に
効率よく短時間で入庫および出庫ができるものである。
また以上の配置により、空パレット専用の搬送路を棚の
下部に設ける必要がなく、棚の高さを低くすることがで
きるものである。このことは、例えば、棚群4のパレッ
トマガジン21を第6行目に設置した場合を想定すれ
ば、理解できよう。
【0064】また、スタッカクレーンとの授受口10
E,10F,11E,11Fを棚群の長さ方向のほぼ中
央に設けているので、スタッカクレーンの走行距離を最
少限にすることができ、さらに、駐車場の出入口から入
出庫口までの距離を十分にとることができるもので、入
出庫口への車両の進入、退出が容易にできるものであ
る。
【0065】以上により、一箇の棚群に対して一組の入
出庫口、リフタ、パレットマガジン、コンベヤを設ける
ことにより、行数の少い棚、多い棚のいずれにおいて
も、極めて効率的に入庫、駐車、出庫ができるものであ
る。
【0066】さらに、棚群を並設する場合は、入出庫
口、リフタ等を少なくとも1行ずらして設置しているの
で、乗員の乗車、降車用のプラットフォームのスペース
を、他の棚の下方に位置することができ、相対する棚群
間に特別のスペースを必要としない効果がある。
【0067】図5に示す実施例は、棚群4,5におい
て、入庫用授受口と出庫用授受口をそれぞれ入れ替えた
ものである。スタッカクレーン1は、出庫する車載パレ
ットをフォーク2A,2Bでそれぞれコンベヤ11B,
11Aに載せ、入庫する車載パレットを、コンベヤ10
A,10Bから受取る。
【0068】この実施例によれば、上面にコンベヤ10
A,10Bを載せているリフタ12A,12Bが上昇し
ていなくても、出庫する車載パレットを授受口に渡すこ
とができ、さらにリフタ12A,12Bが上昇すれば、
直ちに入庫する車載パレットを受取ることができるの
で、スタッカクレーン1の待ち時間を短くできるもので
ある。
【0069】また、出庫運転の次の運転が出庫の場合
は、コンベヤ10A,10Bからパレットマガジン21
のコンベヤ24に空パレットを搬送している時に、コン
ベヤ11A,11Bからコンベヤ10A,10Bに車載
パレットを搬送する。これによって、この時のパレット
の搬送時間を短縮でき、出庫時間を短縮できるものであ
る。
【0070】図6に示す実施例を説明する。棚群4にお
いて、パレタイザ41A、入庫用のコンベヤ11A,コ
ンベヤ10A,出庫用コンベヤ43A,デパレタイザ4
2Aを直列に設けている。棚群5において、パレタイザ
41B,入庫用のコンベヤ11B,コンベヤ10B,出
庫用コンベヤ43B,デパレタイザ42Bを直列に設け
ている。棚群5の上記各機器は棚群4の上記各機器に対
し左側へ1行ずれて設置している。
【0071】かかる構成において、入庫と出庫を交互に
行なう場合は、スタッカクレーン1はコンベヤ43A,
43Bに同時に出庫し、次に、スタッカクレーン1は2
行分走行してコンベヤ11A,11Bから同時に車載パ
レットを受取る。コンベヤ43A,43Bの車載パレッ
トを入出庫口13A,13Bから出庫すると、入庫を可
能とする。
【0072】また、出庫を連続して行なう場合は、コン
ベヤ10Aに残った空パレットはコンベヤ11Aを介し
てパレタイザ41Aに回収する。このコンベヤ10Aか
らコンベヤ11Aを介してパレタイザ41Aに空パレッ
トを搬送する時、コンベヤ43Aからコンベヤ10Aに
車載パレットを搬送する。入庫を連続して行なう場合
は、デパレタイザ42Aから出庫用コンベヤ43Aを介
してコンベヤ10Aに空パレットを供給する。このデパ
レタイザ42Aからコンベヤ43Aを介してコンベヤ1
0Aに空パレットを搬送する時、コンベヤ10Aからコ
ンベヤ11Aに車載パレットを搬送する。これらは棚群
5においても同様である。
【0073】この実施例によれば、例えば棚群4につい
て説明すると、コンベヤ10Aにある入庫用の車載パレ
ットは、スタッカクレーン1が定位置に来ていなくて
も、スタッカクレーン1の授受口であるコンベヤ11A
に該車載パレットを供給すれば、直ちにスタッカクレー
ン1の授受口である出庫コンベヤ43Aにある出庫用の
車載パレットをコンベヤ10Aに搬送して出庫すること
ができる。また、コンベヤ10Aが上昇していなくて
も、スタッカクレーン1は出庫コンベヤ43Aに出庫用
車載パレットを渡すことができ、スタッカクレーン1お
よびリフタ12Aの待ち時間を、極めて短くすることが
できるものである。つまり、入出庫口13Aで乗員での
乗降のための時間が長くても、コンベヤ11A,43A
に一時保管できるので、全体としての時間を小さくでき
るものである。
【0074】尚、41A,41Bはパレタイザであり、
42A,42Bはデパレタイザとなっているが、一つの
棚群において一方が故障をした場合を考えると、いずれ
もパレタイザ機能及びデパレタイザ機能を有するパレッ
トマガジンとしておくことが得策である。パレタイザも
デパレタイザも構成は同一にでき、運転によって使い分
けできるものである。
【0075】図7に示す実施例について説明する。棚群
4において、パレットマガジン21,入出庫口13Aの
コンベヤ10A,コンベヤ45A,46Aを直列に設け
ている。棚群5において、パレットマガジン21,入出
庫口13Bのコンベヤ10B,コンベヤ45B,46B
を直列に設けている。これらの各機器は棚群4と棚群5
において同一行に設置している。
【0076】入庫と出庫を交互に行う場合は、スタッカ
クレーン1はコンベヤ45A,46Bに同時に出庫し、
次に同一位置においてコンベヤ46A,45Bから同時
に車載パレットを受取る。
【0077】また、コンベヤ10A,45Bに同時に出
庫し、次に、1行分走行した後、コンベヤ45A,46
Bから同時に車載パレットを受取るようにすることもで
きる。
【0078】逆に、コンベヤ45A,46Bに同時に出
庫し、次に、1行分走行した後、コンベヤ10A,45
Bから同時に車載パレットを受取ることができる。
【0079】また、コンベヤ45A,46A(45B,
46B)、又はコンベヤ10A,45A(10B,45
B)を一組として授受することができる。コンベヤ46
A,46Bはバッファとなっている。
【0080】状況に応じてこれらを適宜切換えて用いれ
ば、効率を向上できる。この図7の系統の実施例では、
入出庫口13Aと入出庫口13Bを同一行に設置できる
ので、例えば、入出庫口の手前の進入口35の直線部を
長くでき、入出庫口への進入を容易にできる。尚、2つ
の棚群からなる組を複数組並設する場合は、隣接する各
組の間、即ち、棚群5と棚群4Aとの間にプラットフォ
ーム43用の隙間Sを設けるとよい。これによれば、各
組の入出庫口を同一行に設けることができる。
【0081】上記図1〜図7の各実施例は、立体駐車場
の用途や入出庫のパターン等、特性に応じて選択して採
用する。
【0082】図8以降の実施例は、スタッカクレーン1
のフォーク2が1つの場合である。これは駐車数が少な
く、又は入出庫のひん度が小さいものに適している。
【0083】図8において、棚群4の入出庫口13Aと
棚群5の入出庫口13Bは同一行にある。棚群4では、
パレタイザ41A,入庫用のコンベヤ11A,入出庫口
13Aのコンベヤ10A,出庫用のコンベヤ43A,デ
パレタイザ42Aを直列に設けている。棚群5では、デ
パレタイザ42B,出庫用のコンベヤ43B,入出庫用
の13Bのコンベヤ10B,入庫用のコンベヤ11B,
パレタイザ41Bを直列に設けている。
【0084】かかる構成の運転について説明する。入庫
待ちの車両が各入出庫口13A、13Bの手前に連続し
て待機している場合について説明する。入出庫口13A
から入庫した車両は、コンベヤ10Aからコンベヤ11
Aに搬送される。一方、入出庫口13Bの車載パレット
はコンベヤ10Bからコンベヤ11Bに搬送される。ス
タッカクレーン1は例えばコンベヤ11Aの車載パレッ
トを空棚に格納し、次に、コンベヤ11Bの車載パレッ
トを格納する。コンベヤ10A,10Bがコンベヤ11
A,11Bに車載パレットを搬送する時、デパレタイザ
42A,42Bからコンベヤ43A,43Bを介してコ
ンベヤ10A,10Bに空パレットを供給する。
【0085】出庫を連続して行なう場合について説明す
る。スタッカクレーン1は、例えばコンベヤ43Aに出
庫し、次にコンベヤ43Bに出庫する。コンベヤ43
A,43Bの車載パレットはコンベヤ10A,10Bに
搬送される。コンベヤ10A,10Bに残った空パレッ
トはコンベヤ11A,11Bを介してパレタイザ41
A,41Bに回収する。
【0086】次に、出庫運転と入庫運転を交互に繰返し
て行なう場合について説明する。スタッカクレーン1は
車載パレットをコンベヤ43Bに出庫し、次に該位置で
コンベヤ11Aの入庫すべき車載パレットを受取る。次
に、スタッカクレーン1は空棚に車載パレットを格納
し、次に出庫すべき車載パレットを取出す。スタッカク
レーン1はこの車載パレット1をコンベヤ43Aに出庫
し、該位置にてコンベヤ11Bの車載パレットを受取
る。以後これを繰返す。
【0087】出庫と入庫を交互に行なっている状態で、
出庫指令が無かった場合について説明する。スタッカク
レーン1がコンベヤ11Aの位置に停止すると、直ちに
コンベヤ11Aの車載パレットを受取り、格納作業に入
る。一方、空パレットをデパレタイザ42Bからコンベ
ヤ43Bを介してコンベヤ10Bに供給する。
【0088】出庫と入庫を交互に行なっている状態で、
入庫が無かった場合について説明する。この場合、コン
ベヤ10Aはパレットに車両を載せないままで上昇し、
コンベヤ11Aを介して空パレットをパレタイザ41A
に供給する。
【0089】本実施例によれば、図1実施例で説明した
如く、スタッカクレーンは同一停止位置で出庫と入庫の
車載パレットを授受でき、出庫、入庫を短時間で行なう
ことができるものである。
【0090】また、出庫と入庫を交互に繰返す場合は空
パレットの搬送を不要にできるものである。
【0091】また、入出庫と棚群の中央部に設けること
ができるものである。また、一組の棚群の中に、2組の
入庫用搬送系と2組の出庫用搬送系があるので、入出庫
を早く行なうことができるものである。また一方の搬送
系が故障又は保守の時でも、入出庫ができるものであ
る。但し、この場合は、パレタイザ41A,41B、デ
パレタイザ42A,42Bはパレットマガジンとすべき
である。
【0092】図9に示す実施例は図8の実施例におい
て、デパレタイザ42A,42Bを除き、パレタイザ4
1A,42Bをパレットマガジン21としたものであ
る。
【0093】かかる構成では、デパレタイザ42A,4
2Bを有さないので、図8に比べ、特定の条件下では入
出庫に時間を要する。
【0094】しかし、劇場、駅送迎用駐車場の如く、入
庫車は比較的に、時間的に平準化して来場するが、一方
出庫要求は一度に殺到するような駐車場においては、極
めて有効なものである。
【0095】また、図8の実施例において、パレタイザ
41A,41Bを設けず、デパレタイザ42A,42B
をパレットマガジンとする構成がある。この場合は、病
院などで、駐車場を開場する前に入庫車連続待機してお
り、一方出庫要求は、時間的に比較的に平準化している
ような駐車場において極めて有効なものである。
【0096】また、例えば、図8の実施例において、パ
レタイザ41A、デパレタイザ42Bを除き、42A,
41Bをパレットマガジン21とする構成がある。この
場合は、前記および前々記の実施例の両方の特徴を有
し、デパートなどの、入庫車と出庫車が、ともにおおむ
ね時間的に平準化している駐車場において、有効なもの
である。
【0097】図10の実施例は、入出庫口13A,13
Bのコンベヤ10A,10Bの一端側にコンベヤ11
A,11B、他端側にパレットマガジン21を設けたも
のである。
【0098】以上の図1以降の実施例は対象とする立体
駐車場の特性に合せて選択されるものである。
【0099】上記各実施例では棚の格納領域を入出庫の
領域の上方に設けているが、逆に下方に設けることもで
きるものである。図11にその一例を示す。リフタ12
A等は棚群4に支持されている。49は進入路35等の
ための床である。
【0100】上記各実施例では入庫口と出庫口を使用し
た場合であったが、入庫口と出庫口をそれぞれ設置した
場合にも同様に利用できるものである。そして入庫口
(又は出庫口)を中心として棚群内の一端側にコンベ
ヤ、他棚側にデパレタイザ(又はパレタイザ)を設け
る。この場合、デパレタイザ及びパレタイザはその入庫
口、出庫口よりも棚群の端部側設け、コンベヤはその入
庫口、出庫口よりも棚群の中央側に設け、入出庫のため
のスタッカクレーンの走行時間を短くする。
【0101】
【発明の効果】本発明によれば、搬送装置によって2台
の車両の出庫したならば2台の車両を入庫できるので、
入出庫時間を短縮できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の立体駐車場の棚の第1段目
の水平断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図2のC−C断面図である。
【図5】本発明の他の実施例の立体駐車場の要部の棚の
第1段目の水平断面図である。
【図6】本発明の他の実施例の立体駐車場の要部の棚の
第1段目の水平断面図である。
【図7】本発明の他の実施例の立体駐車場の要部の棚の
第1段目の水平断面図である。
【図8】本発明の他の実施例の立体駐車場の要部の棚の
第1段目の水平断面図である。
【図9】本発明の他の実施例の立体駐車場の要部の棚の
第1段目の水平断面図である。
【図10】本発明の他の実施例の立体駐車場の要部の棚
の第1段目の水平断面図である。
【図11】本発明の他の実施例の要部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1…スタッカクレーン、2,2A,2B…フォーク、3
…走行路、4,4A,5,5A…棚群、9…床、10
A,10B,11A,11B…コンベヤ、10E,10
F,11E,11F…授受口、12A,12B…リフ
タ、13A,13B…入出庫口、21…パレットマガジ
ン、35…進入路、38…退出路、37,38…通路、
43A,43B,45A,45B,46A,46B…コ
ンベヤ、41A,41B…パレタイザ、42A,42B
…デパレタイザ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二組の授受装置を有する搬送装置と、 該搬送装置の走行路の両側に沿って複数の格納棚を有す
    る二つの棚群と、 前記二つの棚群にそれぞれ二つづつ水平方向に隣接して
    設けられ、前記授受装置との間で車両を授受する口であ
    り、前記搬送装置の走行方向に対して直角方向の水平方
    向から見たとき、一方の前記棚群の前記の二つの口と他
    方の前記棚群の二つの口とは重なった位置に設けた授受
    口と、 該二つの棚群、前記搬送装置、該搬送装置の走行路とか
    らなる第1の階の垂直方向に設置した第2の階と、 前記それぞれの棚群の二つの授受口と前記第2の階とを
    接続するものであって、前記搬送装置の走行方向にパレ
    ットを搬送する第1のコンベヤを有する二つのリフタ
    と、 乗降するためのものであって、前記二つのリフタにそれ
    ぞれ接続しており、前記第2の階に設けた二つの入出庫
    口と、 前記授受口が前記リフタが昇降する口でない場合に前記
    授受口に設けられ、前記第1のコンベヤとの間で車両を
    授受する第2のコンベヤと、からなり、 前記授受装置の一方が前記一方の棚群の授受口の一方へ
    移載するすると共に、他方の授受装置が前記他方の棚群
    の授受口の一方へ移載し、 次に、前記一方の授受装置によって前記他方の棚群の他
    方の授受口からパレットを受け取ると共に、前記他方の
    授受装置によって前記一方の棚群の他方の授受口からパ
    レットを受け取ること、 を特徴とする立体駐車場の運転方法。
  2. 【請求項2】請求項1の立体駐車場の運転方法におい
    て、前記2つの授受装置から前記授受口へパレットを移
    載した後、前記搬送装置はその場において、前記授受口
    から前記2つの授受装置へのパレットの受け取りを行な
    うこと、を特徴とする立体駐車場の運転方法。
JP26485094A 1994-10-28 1994-10-28 立体駐車場の運転方法 Expired - Fee Related JP2647024B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26485094A JP2647024B2 (ja) 1994-10-28 1994-10-28 立体駐車場の運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26485094A JP2647024B2 (ja) 1994-10-28 1994-10-28 立体駐車場の運転方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61015691A Division JPH0733727B2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29 立体駐車場の運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07252956A true JPH07252956A (ja) 1995-10-03
JP2647024B2 JP2647024B2 (ja) 1997-08-27

Family

ID=17409090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26485094A Expired - Fee Related JP2647024B2 (ja) 1994-10-28 1994-10-28 立体駐車場の運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2647024B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109667457A (zh) * 2017-10-31 2019-04-23 广东中流智能物流设备有限公司 一种托盘式立体车库
JP2020117859A (ja) * 2019-01-18 2020-08-06 三菱重工機械システム株式会社 機械式駐車装置の退避運転制御システム、及びその制御方法並びにプログラム、機械式駐車装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109667457A (zh) * 2017-10-31 2019-04-23 广东中流智能物流设备有限公司 一种托盘式立体车库
JP2020117859A (ja) * 2019-01-18 2020-08-06 三菱重工機械システム株式会社 機械式駐車装置の退避運転制御システム、及びその制御方法並びにプログラム、機械式駐車装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2647024B2 (ja) 1997-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0733727B2 (ja) 立体駐車場の運転方法
JP2647024B2 (ja) 立体駐車場の運転方法
JPH0617637B2 (ja) 立体駐車場
JP2643863B2 (ja) 立体駐車場
JP2643864B2 (ja) 立体駐車場
JP3503668B2 (ja) 機械式駐車装置
JP2647025B2 (ja) 立体駐車場
JP2643862B2 (ja) 立体駐車場
JPH0796861B2 (ja) 機械式駐車場の運転方法および機械式駐車場
JPH06221019A (ja) 立体駐車場の運転方法
JP2606604B2 (ja) 立体駐車場
JPH06221016A (ja) 立体駐車場
JPH0617639B2 (ja) 立体駐車場
JPH0733729B2 (ja) 立体駐車場
JPH0733728B2 (ja) 立体駐車場
JPH06221018A (ja) 立体駐車場
JPH06221017A (ja) 立体駐車場
JPH074103A (ja) 立体駐車場
JPH066840B2 (ja) 立体駐車場
JPS61270472A (ja) 立体倉庫
JPH0617638B2 (ja) 機械式駐車場
JPH066841B2 (ja) 立体駐車場
JPH066842B2 (ja) 立体駐車場
JPS6278370A (ja) スタツカクレ−ン式立体駐車場
JPH0733730B2 (ja) 立体駐車場

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees