JPH0725261B2 - 車両用自動折り畳み傘 - Google Patents

車両用自動折り畳み傘

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JPH0725261B2
JPH0725261B2 JP63227608A JP22760888A JPH0725261B2 JP H0725261 B2 JPH0725261 B2 JP H0725261B2 JP 63227608 A JP63227608 A JP 63227608A JP 22760888 A JP22760888 A JP 22760888A JP H0725261 B2 JPH0725261 B2 JP H0725261B2
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正志 吉岡
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正志 吉岡
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、自動車等の車両の昇降口などに取り付けて、
例えばそのドアーの開閉と連動させて自動的に展開・収
納する車両用自動折り畳み傘に関する。
【従来の技術】
従来、この種の自動折り畳み傘として例えば実開昭55−
104513号公報に開示されているように、舵腹状の防水シ
ートをモータの駆動によって真っ直ぐ伸長させて開くも
のが提案されている。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このものでは防水シートをワイヤーによって前
後に真っ直ぐ伸縮させるため、防水シートの開閉をスム
ーズに行うことができず、また伸長展開した防水シート
をワイヤで支持するため、その支持が十分でなく、防水
シートが垂れ下がって自動車への昇降の邪魔になる等の
問題がある。 本発明は、このような問題がなく、防水シートをスムー
ズに開閉できるとともに、防水シート及びこれを支持す
る骨杆を展開状態で強固に保持でき、かつ車両の乗降口
の上部に取り付けた場合、乗降の邪魔にならないように
防水シースを展開させることができる、車両用自動折り
畳み傘を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明による車両用自動折り畳み傘では、自動車等の車
両に取り付けられる横長の収納ケーシング1に、その長
手方向に沿って出入口1aを設け、この収納ケーシング1
内の枢支部に複数本の骨杆2を、出入口1aから出入でき
るように回動自在にかつ放射状に枢着し、これら骨杆2
上に防水シート3を張設する。また、収納ケーシング1
内のモータ4により回転されるネジ軸10に、雌ネジを有
するスライダ13を螺合させてネジ軸10の回転によりスラ
イダ13を前進・後退可能とし、このスライダ13に、収納
ケーシング1に設けられた案内部19に沿って摺動可能な
板状の開閉体16をリンク15を介して連結し、この開閉体
16に、複数の骨杆挿通孔17を山形の湾曲線に沿って間隔
をおいて穿設し、これら骨杆挿通孔17に複数本の骨杆2
の補強リブ2aを1本ずつ摺動自在に挿通させる。そし
て、スライダ13により開閉体16を前記枢支部に向かって
前進させることにより、骨杆2をこの枢支部から上向き
に傾斜した状態で出入口1aの外方へと展開回動させて防
水シート3を山形に湾曲した状態で展張させるようにし
たものである。
【作用】
従って、収納ケーシング1内において、モータ4により
ネジ軸10を回転させてスライダ13を骨杆2の枢支側へ向
かって前進させると、開閉体16が収納ケーシング1に設
けられた案内部19に沿って摺動して骨杆2の枢支部に対
して接近する。この接近摺動に伴い、複数本の骨杆2
が、その枢支部から上向きに傾斜しつつ、かつ開閉体16
の骨杆挿通孔17により全体として山形に湾曲しつつ出入
口1aの外方へと展開回動し、放水シート3が収納ケーシ
ング1の外側で自動的に展張される。この場合、複数本
の骨杆2は、1本1本が上向きに傾斜しかつ全体として
山形に湾曲した状態で防水シート3を支持する。 また、モータ4によってネジ軸10を反対方向に回転させ
てスライダ13を後退させると、開閉体16が案内部19に沿
って摺動して骨杆2の枢支部から離れるので、骨杆2が
収納ケーシング1内へ収納回動されるので、防水シート
3は折り畳まれて収納ケーシング1内に収納される。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。 第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示す。第5図
はこの傘を開いた状態の全体の平面図で、この傘は、そ
の横長円筒状の収納ケーシング1に内蔵された後述する
自動開閉機構によって、複数本の骨杆2を放射状に開い
てそれに張設された防水シート3を展張し、また閉じて
これらを収納ケース1内に折り畳み収納する構造になっ
ており、収納ケーシング1を例えば自動車(図示せず)
のボディーの乗降口の上部に取り付けて使用される。 第1図において、収納ケーシング1には、そのほぼ全長
にわたる長い出入口1aが形成され、またその底部の適宜
の箇所に排水孔1bが穿設されている。この収納ケーシン
グ1の内部の一端(基端)にモータ4が配置されてい
る。このモータ4は、収納ケース1の一端のキャップ5
より引き出されているコード6にスイッチボックス7を
介して接続され、自動車に搭載されているバッテリを電
源とし駆動し、またスイッチボックス7内のスイッチ又
は自動制御(例えば自動車のドアーの開閉に連動)によ
ってオン・オフ及び正転・逆転を制御される。収納ケー
シング1内に第2図の如く固定された基板8上には、軸
受9によってネジ軸10が収納ケーシング1の軸線と平行
に回転自在に軸受けされている。このネジ軸10の一端に
固着されたギア11はモータ4の軸に固着されたギア12と
噛合され、モータ4の回転はネジ軸40に伝達される。 ネジ軸10には、円筒形で内面に雌ネジを刻設したスライ
ダ13が螺合されている。このスライダ13は、その凸部13
aを収納ケーシング1の内面に設けられたレール14の溝
に嵌合させており、ネジ軸10の正転又は逆転に伴い、レ
ール14によって回転を規制されつつこれに沿って右方又
は左方に摺動する。スライダ13には、それに枢着された
リンク15を介して板状の開閉体16が連結されている。 開閉体16は、第2図に示すように側面より見て山形をな
して上辺縁が湾曲し、その湾曲した上辺縁に沿って、つ
まり山形の湾曲線に沿って複数の骨杆挿通孔17を所定の
間隔で配列して穿設している。そして、この骨杆挿通孔
17に、第3図に示すように上記骨杆2の下側にそれぞれ
固着された補強リブ2aが1本ずつ摺動自在に挿通されて
いる。各骨杆挿通孔17は、第4図に示すようにその配列
方向に傾斜するとともに、厚さ方向に円弧状に窪んだ傾
斜凹面17aを両側に延長形成している。 骨杆2は、その鉤状に折曲した基端部2bを第1図及び第
3図に示すように基板8上の枢支板18の孔に掛け止めす
ることによって、これを支点に回動自在に枢支されてい
る。上記リンク15の下面には、第2図に示すように基板
8に設けられた案内部である案内溝19に沿って転動する
ローラ20が軸支されている。第1図に示すように、この
案内溝19の基端部19aは、基板8上に固着されたストッ
パ21の角部へと緩やかに湾曲している。このストッパ21
の一側面21aは、恰も案内溝19の基端部19aに対して屈曲
して延長するように傾斜している。開閉体16はスライダ
13に基端を固着された板バネ22によって同図時計方向
(後方)に付勢されている。 このような構成において、スライダ13は通常は、開閉体
16がストッパ21から遠く離れる第1図及び第3図鎖線で
示す中間位置まで右方へ前進されている。そして、スト
ッパ21から離れた開閉体16は、板バネ22により後方に倒
されて全骨杆2を互いに接近させ、すなわち骨杆挿通孔
17に対し第4図2点鎖線で示すような状態で挿通させて
これらを閉じ、収納ケーシング1内に収納する。 かかる状態よりモータ4が正転すると、ネジ軸10が正転
することによりスライダ13が左方に推進(後退)され、
これと一体に開閉体16が移動する。リンク15のローラ20
が案内溝19の湾曲した基端部19aにさしかかると、リン
ク15がスライダ13に対して徐々に起き上がる状態になる
ため、開閉体16も徐々に起き上がりつつストッパ21の傾
斜した一側面21aに摺接し、その後このストッパ21によ
って一気に起こされる。スライダ13が図示しないリミッ
トスイッチを作動させてモータ4の正転が停止すると、
開閉体16は、第1図実線で示す状態になって全骨杆2を
互いに離し、すなわち骨杆挿通孔17に対し第4図1点鎖
線で示すような状態で挿通させてこれらを開くととも
に、先端に向かって上向きに傾斜させ、防水シート3を
第5図に示すように収納ケーシング1の外方で展張す
る。 このような状態からモータ4が逆転すると、ネジ軸10が
逆転することによりスライダ13が右方に推進(前進)さ
れ、これに伴い開閉体16が徐々に伏倒されながらストッ
パ21から離れ、全骨杆2を下方へ引き下げながら収納ケ
ース1内へと折り畳む。スライダ13が別のリミットスイ
ッチを作動させると、モータ4の逆転が停止して第1図
鎖線でスライダ13は停止する。 なお、第5図において収納ケーシング1の先端のキャッ
プ23は、透明又は半透明にして内部に電球等を配置すれ
ば、自動車からの昇降の際の照明灯又は安全灯として使
用できる。 第6図及び第7図に示す例は、上述したような構成にお
いて骨杆2の長さを実質的に伸縮できるように、その先
端部に形成された中空部に延長骨杆24を摺動自在に嵌装
し、またネジ軸10に伸縮用スライダ25を螺合させてい
る。各延長骨杆24にはフレキシブルワイヤ26の先端が接
続されている。フレキシブルワイヤ26は、案内パイプ27
及び収納ケーシング1に固定された案内板28に摺動自在
に挿通されて基端を伸縮用スライダ25に突設された移動
板29に固定してある。 従って、ネジ軸10が正転又は逆転すると伸縮用スライダ
25が上記スライダ13と同時に摺動するもので、この伸縮
用スライダ25が左方へ後退するとその移動板29によって
フレキシブルワイヤ26が押されて延長骨杆24を骨杆2か
ら押し出し、逆に伸縮用スライダ25が右方へ前進すると
移動板29によってフレキシブルワイヤ26が引かれて延長
骨杆24を骨杆2内に引き込める。
【発明の効果】
本発明によれば次のような効果がある。 収納ケーシング内において、モータによりネジ軸を
回転させてスライダを骨杆の枢支側へ向かって前進させ
ると、複数本の骨杆が開閉体によって枢支部から上向き
に傾斜しつつ、かつ開閉体の骨杆挿通孔により全体とし
て山形に湾曲しつつ出入口の外方へと展開回動され、放
水シートが収納ケーシングの外側で自動的に展張され
る。この場合、複数本の骨杆は、1本1本が上向きに傾
斜しかつ全体として山形に湾曲した状態で防水シートを
支持するので、防水シート及び骨杆を展開状態で強固に
保持でき、かつ車両の乗降口の上部に装着した場合、乗
降の邪魔にならないように防水シースを展開させること
ができる。 ネジ軸を回転させてスライダを推進するとともに、
このスライダより開閉体を収納ケーシングの案内部に沿
って移動させることにより、複数本の骨杆を枢支部から
上向きに傾斜させつつ展開回動し、また逆に開閉体の逆
方向の移動により収納ケーシング内に収納回動させるの
で、スムーズに開閉させることができる。 骨杆とこれを展開回動させる開閉体とは、骨杆の補
強リブを開閉体の骨杆挿通孔に摺動自在に挿通させて連
結されているため、骨杆上に防水シートが張設されてい
ても、骨杆の展開回動を支障なくスムーズに行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部の水平断面図、第2図
は同垂直断面図、第3図は一部切欠正面図、第4図は開
閉体の一部の拡大断面図、第5図は開いた状態の全体の
平面図である。第6図及び第7図は骨杆を伸縮できる機
構を備えた本発明の他の例の要部の水平断面図及び開い
た状態の全体の平面図である。 1……収納ケーシング、1a……出入口、2……骨杆、2a
……補強リブ、3……防水シート、4……モータ、10…
…ネジ軸、13……スライダ、15……リンク、16……開閉
体、17……骨杆挿通孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車等の車両に取り付けられる横長の収
    納ケーシング1に、その長手方向に沿って出入口1aを設
    け、この収納ケーシング1内の枢支部に複数本の骨杆2
    を、前記出入口1aから出入できるように回動自在にかつ
    放射状に枢着し、これら骨杆2上に防水シート3を張設
    し、また前記収納ケーシング1内のモータ4により回転
    されるネジ軸10に、雌ネジを有するスライダ13を螺合さ
    せてネジ軸10の回転によりスライダ13を前進・後退可能
    とし、このスライダ13に、前記収納ケーシング1に設け
    られた案内部19に沿って摺動可能な板状の開閉体16をリ
    ンク15を介して連結し、この開閉体16に、複数の骨杆挿
    通孔17を山形の湾曲線に沿って間隔をおいて穿設し、こ
    れら骨杆挿通孔17に前記複数本の骨杆2の補強リブ2aを
    1本ずつ摺動自在に挿通させ、前記スライダ13により開
    閉体16を前記枢支部に向かって前進させることにより、
    骨杆2をこの枢支部から上向きに傾斜した状態で前記出
    入口1aの外方へと展開回動させて前記防水シート3を山
    形に湾曲した状態で展張させるができるようにしたこと
    を特徴とする車両用自動折り畳み傘。
JP63227608A 1988-09-13 1988-09-13 車両用自動折り畳み傘 Expired - Lifetime JPH0725261B2 (ja)

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JPH0277321A JPH0277321A (ja) 1990-03-16
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Families Citing this family (1)

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JPS53142725A (en) * 1977-05-16 1978-12-12 Taizou Kamoshita Preventing rain apparatus for automobile
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JPS6168924U (ja) * 1984-10-11 1986-05-12

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